JP2000301756A - 粉体現像剤噴射式画像形成装置に用いられるクリーニング装置 - Google Patents

粉体現像剤噴射式画像形成装置に用いられるクリーニング装置

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JP2000301756A
JP2000301756A JP11113574A JP11357499A JP2000301756A JP 2000301756 A JP2000301756 A JP 2000301756A JP 11113574 A JP11113574 A JP 11113574A JP 11357499 A JP11357499 A JP 11357499A JP 2000301756 A JP2000301756 A JP 2000301756A
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JP
Japan
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developer
substrate
image forming
forming apparatus
hole
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JP11113574A
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English (en)
Inventor
Akihito Ikegawa
彰仁 池側
Yoshinori Tanaka
美則 田中
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通孔の周辺及び内面に付着した現像剤を効
果的に除去するクリーニング装置を備えた粉体現像剤噴
射式画像形成装置を提供する。 【解決手段】 個別電極40に電圧を印加して、現像剤
担持体12に保持されている現像剤16を基板32の貫
通孔38を介して飛翔させ、基板32を挟んで現像剤担
持体12の反対側にある記録媒体34に付着させる粉体
現像剤噴射式画像形成装置において、貫通孔38の周辺
及び内面に付着した現像剤16を取り除くために、上記
基板32は圧電材料からなり、さらに基板32の表面に
配置された一対の櫛型電極48と、該一対の櫛型電極4
8に電圧を印加し、これにより基板表面に表面弾性波を
発生させる出力部とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に形成された
複数の貫通孔を介して粉体現像剤を噴射し、これにより
記録媒体上に画像を形成する粉体現像剤噴射式画像形成
装置において、上記複数の貫通孔及びその近傍に付着し
ている現像剤を除去するクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体現像剤噴射式画像形成装置として、
米国特許第5,477,250号に開示されているもの
がある。この画像形成装置は、荷電性の粉体現像剤を担
持する現像剤担持体と、現像剤担持体に所定の間隔を置
いて対向する背面電極と、現像剤担持体上の現像剤を背
面電極に向けて付勢する電界を形成するための電源を有
する。現像剤担持体と背面電極との間には基板が配置さ
れ、この基板と背面電極との間に記録媒体の通過できる
空間が形成されている。基板には、現像剤担持体と背面
電極との対向する領域に位置する部分に、複数の貫通孔
が形成されている。また、基板は、各貫通孔の周囲に個
別電極を有し、各個別電極が駆動電源に接続されてい
る。
【0003】この画像形成装置によれば、作成すべき画
像に対応した画像信号電圧が駆動電源から個別電極に印
加される。このとき、印加電圧は、現像剤担持体に保持
されている現像剤を背面電極に向けて電気的に付勢する
極性を有する。従って、印加電圧により生じる付勢力
と、現像剤担持体と背面電極との間に形成されている電
界の付勢力との協力により、印加された個別電極に対向
する位置にある一群の現像剤が現像剤担持体から分離
し、対応する貫通孔を介して、基板と背面電極との間に
ある記録媒体に到達し、この記録媒体上に現像剤のドッ
トが形成される。そして、ドットの集合により記録媒体
上に目的の画像が作成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに粉体の現像剤を貫通孔を介して飛翔させる形態の画
像形成装置では、貫通孔の周辺及び内面に現像剤が付着
し、印字を継続することでその量が次第に多くなって記
録媒体上に形成されるドットの径が小さくなるという本
質的問題がある。また、最悪の場合、貫通孔が現像剤で
塞がれ、対応する部分のドットが作成されない事態が生
じる。
【0005】そこで、本発明は、基板表面を振動させる
ことにより、貫通孔の周辺及び内面に付着した現像剤を
効果的に除去するクリーニング装置を備えた粉体現像剤
噴射式画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係るクリーニング装置は、複数の貫通孔
を有する基板を有し、上記複数の貫通孔を介して粉体現
像剤を飛翔させて画像を作成する粉体現像剤噴射式画像
形成装置に用いるクリーニング装置であって、上記基板
は圧電材料からなり、さらに、基板表面に配置された一
対の櫛型電極と、上記一対の櫛型電極に電圧を印加し、
これにより基板表面に表面弾性波を発生させる出力部と
を有することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
粉体現像剤噴射式画像形成装置における画像作成部10
の概略構成を示す。画像形成部10は、紙面表裏方向に
伸びた、アルミニウムなどの導電性の材料からなる薄膜
状のスリーブ(現像剤担持体)12とスリーブ12に近
接した現像剤供給ローラ14とを有し、現像剤供給ロー
ラ14からスリーブ12に粉末の現像剤16が供給され
るようになっている。スリーブ12は矢印18で示す方
向に回転自在に支持されている。また、スリーブ12
は、第1のバイアス電源20に接続され、所定の電圧
(本実施形態では負極性のバイアス電圧VB1)が印加で
きるようにしてある。
【0008】さらに、スリーブ12の図面上側部分に対
向して、ステンレスなどの導電性材料からなるブレード
22が取り付けられている。このブレード22は、上記
スリーブ部分と所定の圧力で接触するようになってお
り、スリーブ12の回転に伴ってブレード先端部を通過
する現像剤16は、スリーブ12外周に均一な薄膜を形
成するとともに所定の極性(本実施形態では負極性)に
摩擦帯電する。さらに、ブレード22は所定のバイアス
電圧が印加されており、このバイアス電圧とスリーブ1
2のバイアス電圧VB1との電位差により現像剤16の帯
電量を変えることができる。
【0009】スリーブ12の図面左側には、このスリー
ブ12と所定の間隔をあけて背面電極ローラ(背面電
極)26が、スリーブ12と平行に設けてある。背面電
極ローラ26は矢印28で示す方向に回転自在に支持さ
れている。また、背面電極ローラ26は第2のバイアス
電源30に接続され、所定の電圧(本実施形態では正極
性のバイアス電圧VB2)が印加できるようにしてある。
バイアス電圧VB1、VB2の値は、スリーブ12と背面電
極ローラ26との電位差によってそれらの間に形成され
る電界により、スリーブ12に担持されている負極帯電
現像剤16が背面電極ローラ26に向けて吸引される
が、その吸引力だけでは現像剤16がスリーブ12から
分離しないように調節されている。
【0010】スリーブ12と背面電極ローラ26との間
には、PZTやLiNbO3などの圧電材料(その機能
は後述)からなる基板32が配置されており、固定部材
33a、33bによってその両端部が固定されている。
スリーブ12と基板32の間隔は、現像剤担持ローラ1
2に保持されている現像剤16が基板32との接触によ
り掻き取られない程度に、両者の間に僅かの隙間を設け
るか、または両者の接触圧を最小限に抑えるように設定
する。他方、背面電極ローラ26と基板32の間隔は、
これらの間を記録媒体34(例えば、紙、樹脂フィル
ム)が通過できるとともに、後に説明するように、この
記録媒体34に付着した現像剤16が基板32と接触し
ない程度の空間が形成されるように設定する。
【0011】図1、2に示すように、基板32の一部、
すなわちスリーブ12と背面電極ローラ26とが対向す
る領域(印刷領域36)に含まれる部分には、この基板
32を貫通する複数の孔38が、スリーブ12の中心軸
と平行な線上に、所定の間隔をあけて形成されている。
基板32はまた、その表面又は内部に各貫通孔38につ
いてこれを囲むリング状の個別電極40を備えている。
個別電極40は第1の電源回路42を介してコントロー
ラ44に接続されている。このコントローラ44は、画
像形成装置で作成する画像に対応した信号を受け、電源
回路42に信号を送り、この信号に基づいて第1の電源
回路42が各個別電極40にパルス電圧46を印加する
ようにしてある。
【0012】また、図2(a)に最もよく示されるよう
に、基板32の表面には、スリーブ12の回転方向18
に関して孔38の上流側の部分に、貫通孔列38と所定
の間隔を置いて一対の櫛型電極48a、48bが形成さ
れている。具体的には、櫛型電極48a、48bはそれ
ぞれ、貫通孔列38と略垂直に伸びるとともに貫通孔列
38の長さ程度の間隔をあけて対向して配置された端子
50a、50bを有する。また、等間隔に配置された複
数の電極部52が、各端子50から貫通孔列38と略平
行に別の端子50近傍まで伸びている。櫛型電極48
a、48bの電極部52a、52bは、互いに交互に配
置されている。櫛型電極48a、48bの端子50a、
50bはさらに、第2の電源回路54を介してコントロ
ーラ44に接続されており、例えば5MHz程度で電圧
の最大値と最小値の差が例えば100Vの高周波電圧が
印加できるようになっている。なお、基板32の圧電素
子の配置は、櫛型電極48に高周波電圧を印加すること
によって基板32の表面付近の各点に楕円運動を生じさ
せ、これにより、基板32の櫛型電極48側から反対側
に向かって基板表面を進行する弾性表面波が発生するよ
うに設定されている。
【0013】次に、図1を参照して、上記のように構成
された画像作成部10の画像作成動作を説明する。画像
作成時、記録媒体34が印刷領域36に運ばれると、こ
の記録媒体34と同期を取ったコントローラ44からの
信号を受けて、第1の電源回路42が個別電極40にパ
ルス46(ここでは正極性)を印加する。
【0014】その結果、個別電極40とこれに対向する
スリーブ部分との間には、このスリーブ部分に保持され
ている負極性現像剤16を背面電極ローラ26に向けて
付勢する新たな電界が形成される。この新たに形成され
た電界は、すでに第1と第2のバイアス電源20、30
によりスリーブ12と背面電極ローラ26との間に形成
されている電界と相俟って、スリーブ部分に担持されて
いる一群の現像剤16をスリーブ12から飛翔させる。
【0015】飛翔した現像剤は、対応する孔38を通
り、この孔38に対向する記録媒体部分に付着してドッ
トを形成する。そして、このようにして形成された多数
のドットの集合により目的の画像が作成される。なお、
記録媒体34に付着した現像剤は記録媒体34と共に図
外の定着ローラに運ばれ、そこで加熱溶融されて記録媒
体34に固定される。
【0016】続いて、貫通孔38の周辺及び内面に付着
した現像剤16の移動除去方法を説明する。非印字時
に、櫛型電極48に高周波電圧を印加すると、基板32
の櫛型電極48側から反対側に向かって基板表面に弾性
表面波が進行し、これが孔38周辺に伝わる。他方、基
板32の表面付近の各点に生じる楕円運動の回転は、基
板表面で櫛型電極48に向かう向きである。その結果、
孔38の周辺に付着していた現像剤16は櫛型電極48
側に移動する。その後、孔38の周辺から移動させた現
像剤16を適当な手段を用いて除去する。なお、弾性表
面波は孔38の内壁まで伝わるので、これによりこの内
壁に付着した現像剤16を移動することも可能である。
【0017】以上の説明は本発明の一実施形態に関する
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
上記実施形態では、櫛型電極48を、スリーブ12の回
転方向18に関して孔38の上流側の基板表面部分に配
置したが、孔38の下流側に設けてもよい。また、背面
電極側の基板表面に櫛型電極48を設けることで、基板
32の背面電極側に付着した現像剤16を移動させるこ
ともできる。
【0018】また、上記実施形態では、孔38近傍の現
像剤16の除去を非印字時に行っていたが、本発明に係
るクリーニング装置は、基板32の表面のみを振動させ
る構成であるので、印字時と同時にクリーニングを行っ
ても印字動作に影響を与えることがない。
【0019】加えて、スリーブ12と背面電極ローラ2
6に印加するバイアス電圧VB1、V B2の極性及び大き
さ、現像剤16の極性は、以上に説明した現像剤の飛翔
に悪影響を与えない範囲で変更できる。
【0020】さらに、現像剤担持体、背面電極はスリー
ブやローラに限るものでなく、ベルト、剛性の板であっ
てもよい。要するに、現像剤担持体は現像剤16を担持
できる部材であればよく、背面電極は、現像剤担持体と
協働して、現像剤担持体に保持されている現像剤16を
背面電極に向けて吸引できることができるものであれば
よい。
【0021】さらにまた、基板32に形成する孔38は
複数列設けてもよいし、その配置形態は千鳥状態であっ
てもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置では、弾性表
面波を用いて孔38周辺及び内面に付着した現像剤16
を移動除去し、これにより安定した画像を長期間にわた
って形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の画像作成部を模
式的に表した断面図。
【図2】 (a)基板をクリーニングするための装置の
平面図。(b)基板に形成した孔の配置を示す拡大平面
図。
【符号の説明】
10:画像作成部、12:スリーブ(現像剤担持体)、
14:供給ローラ、16:現像剤、20:第1のバイア
ス電源、22:ブレード、26:背面電極ローラ(背面
電極)、30:第2のバイアス電源、32:基板、3
3:固定部材、34:記録媒体、38:孔、40:個別
電極、46:パルス、48:一対の櫛型電極、50:端
子、52電極部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ03 CM05 2C162 AE94 AH23 AJ05 AJ07 CA24 2H034 AA00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔を有する基板を有し、上記
    複数の貫通孔を介して粉体現像剤を飛翔させて画像を作
    成する粉体現像剤噴射式画像形成装置に用いるクリーニ
    ング装置であって、 上記基板は圧電材料からなり、さらに、 基板表面に配置された一対の櫛型電極と、 上記一対の櫛型電極に電圧を印加し、これにより基板表
    面に表面弾性波を発生させる出力部とを有することを特
    徴とするクリーニング装置。
JP11113574A 1999-04-21 1999-04-21 粉体現像剤噴射式画像形成装置に用いられるクリーニング装置 Pending JP2000301756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218957A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Canon Inc 光学フィルタ及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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