JP2000263829A - 粉体現像剤噴射式画像形成装置 - Google Patents

粉体現像剤噴射式画像形成装置

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JP2000263829A
JP2000263829A JP6846199A JP6846199A JP2000263829A JP 2000263829 A JP2000263829 A JP 2000263829A JP 6846199 A JP6846199 A JP 6846199A JP 6846199 A JP6846199 A JP 6846199A JP 2000263829 A JP2000263829 A JP 2000263829A
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Yoshinori Tanaka
美則 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング時に現像ローラから剥離した現
像剤を回収する手段を備えた粉体現像剤噴射式画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 隔壁46の貫通孔54と現像ローラ26
との距離を一定に保つように、隔壁46の現像ローラ側
表面に現像ローラ26と接触するようなスペーサ64を
配置する形態の粉体現像剤噴射式画像形成装置におい
て、クリーニングのために隔壁46を振動させると、こ
の振動がスペーサ64を介して現像ローラ26に伝わ
り、その結果、現像ローラに担持された現像剤18の一
部が現像ローラ26から剥離する可能性がある。本発明
では、現像ローラ26の現像剤担持面の少なくとも一部
に対向して導電性部材70を配置し、非印字時に導電性
部材70から現像ローラ26に向かう方向に現像剤1
8’を付勢する電界を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隔壁に形成された
複数の貫通孔を介して粉体現像剤を噴射し、記録媒体に
現像剤を付着させることにより記録媒体上に画像を形成
する粉体現像剤噴射式画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体現像剤噴射式画像形成装置の一態様
として、米国特許第5、477、250号公報に開示さ
れているものがある。この画像形成装置は、荷電性の粉
体現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に所
定の間隔を置いて対向する背面電極と、現像剤担持体上
の現像剤を背面電極に向けて付勢する電界を形成するた
めの電源を有する。現像剤担持体と背面電極との間には
隔壁が配置され、この隔壁と背面電極との間に記録媒体
の通過できる空間が形成されている。隔壁は、現像剤担
持体と背面電極との対向する領域に位置する部分に、複
数の貫通孔が形成されている。また、隔壁は、各貫通孔
の周囲に個別電極を有し、各個別電極が駆動電源に接続
されている。
【0003】この画像形成装置によれば、作成すべき画
像に基づく画像信号に対応した電圧が駆動電源から個別
電極に印加される。このとき、印加電圧は、現像剤担持
体に保持されている現像剤を背面電極に向けて電気的に
付勢する極性を有する。したがって、この印加電圧によ
り生じる電界の付勢力と、現像剤担持体と背面電極との
間に形成されている電界の付勢力との協力により、印加
された個別電極に対向する位置にある一群の現像剤が現
像剤担持体から分離し、対応する貫通孔を介して、隔壁
と背面電極との間にある記録媒体に到達し、この記録媒
体上に現像剤のドットが形成される。そして、ドットの
集合により記録媒体上に目的の画像が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように粉体の現像
剤を貫通孔を介して飛翔させる形態の画像形成装置で
は、貫通孔の周辺及び内面に現像剤が付着し、印字を継
続することでその量が次第に多くなって記録媒体上に形
成されるドットの径が小さくなるという問題がある。こ
のため、貫通孔の周辺及び内面に付着した現像剤を除去
する必要があり、これは、まず例えば隔壁を振動させる
ことにより貫通孔の周辺及び内面に付着した現像剤を移
動させ、その後、移動させた現像剤を適当な手段によっ
て回収することにより行われる。
【0005】他方、隔壁の貫通孔と現像剤担持体との距
離を一定に保つように、隔壁の現像剤担持体側表面に現
像剤担持体と接触するようなスペーサを配置する形態の
画像形成装置が知られている。そして、こうした形態の
画像形成装置において、クリーニングのために隔壁を振
動させると、この振動がスペーサを介して現像剤担持体
に伝わり、その結果、現像剤担持体に担持された現像剤
の一部が現像剤担持体から剥離する可能性がある。
【0006】そこで、本発明は、クリーニング時に現像
剤担持体から剥離した現像剤を回収する手段を備えた粉
体現像剤噴射式画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に係る粉体現像剤噴射式画像形成装
置は、導電性材料からなり、荷電性の粉体現像剤を担持
する担持面を有し、この現像剤を所定の方向に搬送する
現像剤担持体と、非導電性材料からなり、現像剤担持体
と所定の間隔を置いて対向し、現像剤担持体に近接する
領域に複数の貫通孔を有する隔壁と、貫通孔の近傍に配
置された個別電極と、画像信号に基づいて個別電極に電
圧を印加し、現像剤担持体から貫通孔を介して隔壁を通
過する方向に現像剤を付勢する電界の強度を変えること
により、貫通孔に対向した現像剤担持部分に保持されて
いる現像剤を貫通孔を介して飛翔させ、隔壁を挟んで現
像剤担持体の反対側にあるシート上に付着させる出力部
とを有する粉体現像剤噴射式画像形成装置において、さ
らに、現像剤担持体の現像剤担持面の少なくとも一部に
対向して配置された導電性部材と、非印字時に導電性部
材から現像剤担持体に向かう方向に現像剤を付勢する電
界を発生させる電界発生手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
カラー画像形成装置1の概略構成を示す。画像形成装置
1は、記録媒体2(例えば、紙、樹脂フィルム)を収容
する収容部3を有する。収容部3に積層された記録媒体
の最上シート2は、収容部3の上方に配置された供給ロ
ーラ4に接触しており、供給ローラ4の回転によって収
容部3から図の点線に沿って転写ローラ6まで送り出さ
れるようになっている
【0009】転写ローラ6の近傍には一対のタイミング
ローラ7が設けてあり、画像信号を受けて図示の方向に
回転し、記録媒体2を転写ローラ6に送り出すようにな
っている。
【0010】また、記録媒体の搬送経路を挟んで転写ロ
ーラ6の反対側には画像作成部8が設けてあり、後で述
べるように画像作成部の中間転写体(後述)に付着した
現像剤を記録媒体2に転写できるようになっている。
【0011】記録媒体搬送方向に関して転写ローラ6の
下流側には一対の定着ローラ9を備えた定着部10及び
記録媒体排出部11が順次設けてあり、転写ローラ6を
通過した記録媒体2が定着部10まで運ばれ、そこで、
記録媒体2に付着した現像剤は加熱溶融されて記録媒体
2に固定され、続いて、記録媒体2は定着ローラ9の回
転により記録媒体排出部11に送り出されるようになっ
ている。
【0012】画像作成部8は、各色(イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック)用の4つの印刷部12(12
Y、12M、12C、12K)と、無端ベルト状の中間
転写体13とを有する。中間転写体13は、駆動ローラ
14a、14bによって懸架されるとともに、駆動ロー
ラ14a、14bの回転により矢印の方向に移動するよ
うになっている。駆動ローラ14a、14bのうちロー
ラ14aは、中間転写体13を介して転写ローラ6に軽
く接触するように配置されている。印刷部12は、中間
転写体13の移動方向に沿って例えばイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの順に配置されており、後で説明
するように中間転写体13上に各色の現像剤を付着する
ようになっている。
【0013】図2は、図1における各印刷部12の概略
構成を示す。各印刷部12は、画像形成装置1に着脱可
能に取り付けられたカセット16を有する。カセット1
6は、粉体のカラー現像剤18を収容する収容室20
と、収容室20の図面左側に配置された供給室22とを
有しており、この供給室22のさらに図面左側には、中
間転写体13に対向して開口部24が設けてある。ま
た、開口部24には、導電性材料からなる現像ローラ2
6が配置されている。収容室20にはアジテータ28が
回転可能に設けてあり、アジテータ28の回転により、
収容室20に収容されている現像剤18を攪拌するとと
もに供給室22に移動させるようになっている。供給室
22には、図示の方向に回転可能な供給ローラ29と、
現像ローラ26の近傍において、供給ローラ29の略接
線方向に且つ供給ローラ29の回転方向下流側に突き出
したフィルム状の部材30とが設けてあり、収容室20
から搬送された現像剤18が現像ローラ26に供給され
るようになっている。現像ローラ26は、図外のモータ
により矢印31方向に回転駆動可能としてある。また、
現像ローラ26は、第1のバイアス電源32に接続さ
れ、所定の電圧(本実施形態では負極性のバイアス電圧
B1)が印加できるようにしてある。
【0014】カセット16の開口部24には、現像ロー
ラ上側部分に対向して、ステンレスなどの導電性材料か
らなるブレード34が取り付けられている。また、この
ブレード34は、その基部が弾性部材36で支持されて
いるとともに、その先端部が上記現像ローラ上側部分と
所定の圧力で接触するようになっており、現像ローラ2
6の回転に伴ってブレード先端部を通過する現像剤18
は、現像ローラ26外周面に均一な薄層を形成するとと
もに所定の極性(本実施形態では負極性)に摩擦帯電す
る。さらに、ブレード34は所定のバイアス電圧が印加
されており、このバイアス電圧と現像ローラ26のバイ
アス電圧VB1との電位差により現像剤18の帯電量を変
えることができる。
【0015】カセット16の開口部24にはさらに、現
像ローラ下側部分に対向して、例えば発泡ウレタンから
なる弾性層の表面にシリコンゴムシートを設けたシール
部材38が取り付けられており、このシール部材38
は、上記現像ローラ下側部分と接触している。また、シ
ール部材38は所定のバイアス電圧が印加されており、
現像ローラ26に担持された現像剤18のうち、中間転
写体13に対向する領域を通過し且つ後述の画像作成時
に使用されなかった現像剤18をカセット16内に収容
する際に、それらの現像剤18の除電を行うようになっ
ている。
【0016】中間転写体13を挟んで現像ローラ26の
反対側には、現像ローラ26に対向して背面電極ローラ
(背面電極)40が、現像ローラ26と平行に設けてあ
る。背面電極ローラ40は矢印42で示す方向に回転自
在に支持されている。また、背面電極ローラ40は第2
のバイアス電源44に接続され、所定の電圧(本実施形
態では正極性のバイアス電圧VB2)が印加できるように
してある。バイアス電圧VB2の値は、現像ローラ26と
背面電極ローラ40との電位差によってそれらの間に形
成される電界により、現像ローラ26に担持されている
負極帯電現像剤18が背面電極ローラ40に向けて吸引
されるが、その吸引力だけでは現像剤18が現像ローラ
26から分離しないように調節されている。
【0017】現像ローラ26と背面電極ローラ40との
間には、非導電性材料からなるフレキシブルな薄膜状の
隔壁46が配置されており、フレーム48a、48bに
よってその両端部が固定されているとともに図面右側に
伸びている。背面電極ローラ40と隔壁46の間隔は、
これらの間を中間転写体13が通過できるとともに、後
に説明するように、この中間転写体13に付着した現像
剤18が隔壁46と接触しない程度の空間50が形成さ
れるように設定する。
【0018】図3、4によく示されるように、隔壁46
の一部、すなわち現像ローラ26と背面電極ローラ40
とが対向する領域52に含まれる部分には、この隔壁4
6を貫通する複数の孔54が、現像ローラ26の中心軸
と平行な線上に、所定の間隔をあけて形成されている。
隔壁46の内部には、各孔54を囲むように、リング状
の個別電極56が設けてある。図2に示されるように、
各個別電極56は、現像ローラ26の中心軸に略垂直に
並んだリード部57(図4)を介して第1の電源回路5
8に接続されている。第1の電源回路58は、コントロ
ーラ60に接続されており、このコントローラ60から
の出力信号に応じて個別電極56にパルス電圧が印加で
きるようにしてある。
【0019】図3に最もよく示されるように、現像剤の
搬送方向31に関して孔54の上流側であって且つ現像
ローラ26に対向する隔壁表面には、現像ローラ26の
中心軸に平行に伸びた、非導電性材料からなる板状のス
ペーサ64が配置されており、一端が現像ローラ26の
軸方向に関して均一に現像ローラ26上の現像剤18に
接触し、その結果、孔54周辺の隔壁部分と現像ローラ
26とのギャップが現像ローラ26の軸方向に関して略
均一になるようになっている。また、他端がフレーム4
8aに固定されている。
【0020】このように構成された画像形成装置による
画像作成動作を説明する。まず、コントローラ60は、
画像信号を受けて第1の電源回路58に信号を出力し、
個別電極56に正極性のパルス電圧が印加される。
【0021】その結果、個別電極56とこれに対向する
現像ローラ部分との間には、この現像ローラ部分に保持
されている負極性現像剤18を背面電極ローラ40に向
けて付勢する新たな電界が形成される。この新たに形成
された電界は、すでに第1及び第2のバイアス電源3
2、44により現像ローラ26と背面電極ローラ40と
の間に形成されている電界と相俟って、現像ローラ部分
に担持されている一群の現像剤18を現像ローラ26か
ら分離し、飛翔させる。
【0022】飛翔した現像剤18の集団は対応する孔5
4を通り、この孔54に対向する中間転写体部分に付着
してドットを形成する。そして、このようにしてイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの順番で中間転写体1
3上にカラー現像剤18のドットを重ねて付着させる。
その後、現像剤18の付着した中間転写体部分は転写ロ
ーラ6まで搬送され、画像信号に同期して転写ローラ6
に搬送された記録媒体2に、現像剤18が転写される。
【0023】次に、隔壁46の孔54の周辺及び内面に
付着した現像剤18を除去するための構成、及びクリー
ニング時に現像ローラ26から剥離した現像剤18を回
収するための構成を説明する。図2、3に示されるよう
に、スペーサ64を挟んで隔壁46の反対側には、圧電
素子66が、接着剤などの固定部材を用いてスペーサ6
4に連結されており、圧電素子66の振動がスペーサ6
4(及び隔壁46)に伝わるようになっている。
【0024】圧電素子66は、駆動回路68を介してコ
ントローラ60に接続されており、駆動回路68はコン
トローラ60からの信号を受けて圧電素子66に電圧を
印加し、これにより圧電素子66が振動するようになっ
ている。
【0025】現像剤18の搬送方向31に関して孔54
の下流側の現像ローラ外周部分に対向して、薄板状の導
電性部材70が、その一端を容器開口部24の図面下側
の側壁部分に固定し、他端を隔壁46の図面下側表面部
分に接触して配置されている。導電性部材70は、第2
の電源回路72を介してコントローラ60に接続されて
おり、第2の電源回路72はコントローラ60からの信
号を受けて導電性部材70に所定の電圧を印加するよう
になっている。
【0026】次に、クリーニングの動作、及びこのとき
現像ローラ26から剥離した現像剤18を回収するため
の動作を説明する。非印字時、コントローラ60からの
出力信号によって圧電素子66を振動させる。これによ
りスペーサ64も振動し、この振動が隔壁46と現像ロ
ーラ26に伝達する。隔壁46の振動により孔54の周
辺及び内面に付着した現像剤18を移動させ、その後適
当な手段を用いて除去される。他方、現像ローラ26の
振動により現像ローラ26に担持されている現像剤18
の一部が現像ローラ26から剥離することもある。
【0027】クリーニング開始と同時か、あるいは所定
時間経過した後、導電性部材70に所定の大きさ及び極
性(本実施形態では負極性で且つ絶対値が現像ローラ2
6に印加するバイアス電圧値VB1より大きい)を有する
電圧(バイアス電圧でもパルス電圧でもよい)を印加す
る。これにより現像ローラ26から剥離した現像剤1
8’(図3)は、導電性部材70から現像ローラ26に
向かう方向に付勢力を受けて現像ローラ26の外周面に
戻る。なお、これらの現像剤18’は、現像ローラ26
の回転により容器20内に回収される。
【0028】以上の説明は本発明の一実施形態に関する
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
上記実施形態では、導電性部材70に電圧を印加するこ
とにより、導電性部材70から現像ローラ26に向かう
方向に現像剤18’を付勢する構成になっていたが、非
印字時に、現像ローラ26に印字時とは異なる電圧(す
なわち、現像剤18が例えば負極性の場合、導電性部材
70より電位を高くする。)を印加することによっても
同様の効果が得られる。
【0029】また、導電性部材70として、現像ローラ
26に対向する部分にのみ導電性材料をコーティングし
たものを用いてもよい。また、その配置は上記実施形態
に限らず、導電性部材70を孔54の近傍にまで配置す
れば、クリーニング時に孔54の周辺から移動させた現
像剤18を現像ローラ26に戻す効果も期待できる。
【0030】さらに、現像剤18の搬送方向31に関し
て孔54の上流側の現像ローラ外周部分に対向する領域
にも同様に、現像ローラ26に向かう方向に現像剤18
を付勢する電界発生手段を設けてもよい。
【0031】また、隔壁46としてシリコン、セラミッ
ク、ガラスなどの薄い板を用いてもよい。
【0032】加えて、現像ローラ26と背面電極ローラ
40に印加するバイアス電圧VB1、VB2の極性及び大き
さ、現像剤18の極性は、以上に説明した現像剤18の
飛翔に悪影響を与えない範囲で変更できる。
【0033】また、現像剤担持体26及び背面電極40
はローラに限るものでなく、ベルト、剛性の板であって
もよい。要するに、現像剤担持体は現像剤を担持できる
部材であればよく、背面電極は、現像剤担持体と協働し
て、現像剤担持体に保持されている現像剤を背面電極に
向けて吸引できることができるものであればよい。
【0034】さらにまた、隔壁46に形成する孔54は
複数列設けてもよいし、その配置形態は千鳥状態であっ
てもよい。
【0035】また、上記実施形態では、中間転写体13
に現像剤18を一旦付着させた後、記録媒体2に転写す
る構成を取っているが、隔壁46の孔54を通過した現
像剤18を直接記録媒体2に付着させる構成でももちろ
んよい。
【0036】
【発明の効果】本発明の粉体現像剤噴射式画像形成装置
によれば、現像ローラ26に向かう方向に現像剤18を
付勢する電界を発生させる手段を設けることにより、隔
壁46のクリーニング時に現像ローラ26から剥離する
現像剤18’を、現像ローラ26に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置を模式的に表した
断面図。
【図2】 本発明に係る画像形成装置の各印刷部を模式
的に表した断面図。
【図3】 各印刷部の孔周辺領域の拡大断面図。
【図4】 隔壁に形成した孔及び個別電極の斜視図。
【符号の説明】
1:画像形成装置、2:記録媒体、3:記録媒体収容
部、4:供給ローラ、6:転写ローラ、7:タイミング
ローラ、8:画像作成部、9:定着ローラ、10:定着
部、11:記録媒体排出部、12:印刷部、13:中間
転写体、14:駆動ローラ、18:現像剤、20:現像
剤収容室、22:現像剤供給室、24:開口部、26:
現像ローラ、28:アジテータ、29:供給ローラ、3
0:フィルム状部材、32:第1のバイアス電源、3
4:ブレード、36:弾性部材、38:シール部材、4
0:背面電極ローラ(背面電極)、44:第2のバイア
ス電源、46:隔壁、48:フレーム、54:孔、5
6:個別電極、58:第1の電源回路、64:スペー
サ、66:圧電素子、70:導電性部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性材料からなり、荷電性の粉体現像
    剤を担持する担持面を有し、この現像剤を所定の方向に
    搬送する現像剤担持体と、 非導電性材料からなり、現像剤担持体と所定の間隔を置
    いて対向し、現像剤担持体に近接する領域に複数の貫通
    孔を有する隔壁と、 貫通孔の近傍に配置された個別電極と、 画像信号に基づいて個別電極に電圧を印加し、現像剤担
    持体から貫通孔を介して隔壁を通過する方向に現像剤を
    付勢する電界の強度を変えることにより、貫通孔に対向
    した現像剤担持部分に保持されている現像剤を貫通孔を
    介して飛翔させ、隔壁を挟んで現像剤担持体の反対側に
    あるシート上に付着させる出力部とを有する粉体現像剤
    噴射式画像形成装置において、さらに、 現像剤担持体の現像剤担持面の少なくとも一部に対向し
    て配置された導電性部材と、 非印字時に導電性部材から現像剤担持体に向かう方向に
    現像剤を付勢する電界を発生させる電界発生手段とを備
    えたことを特徴とする粉体現像剤噴射式画像形成装置。
JP6846199A 1999-03-15 1999-03-15 粉体現像剤噴射式画像形成装置 Pending JP2000263829A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001032432A1 (fr) * 1999-11-04 2001-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de formation d'image

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WO2001032432A1 (fr) * 1999-11-04 2001-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de formation d'image

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