JP2000229437A - 粉体現像剤噴射式画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents
粉体現像剤噴射式画像形成装置のクリーニング装置Info
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- JP2000229437A JP2000229437A JP3385099A JP3385099A JP2000229437A JP 2000229437 A JP2000229437 A JP 2000229437A JP 3385099 A JP3385099 A JP 3385099A JP 3385099 A JP3385099 A JP 3385099A JP 2000229437 A JP2000229437 A JP 2000229437A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 隔壁に形成された複数の貫通孔を介して粉体
現像剤を噴射して、中間転写体に一旦現像剤を付着さ
せ、その後中間転写体上の現像剤を記録媒体に転写する
ことにより記録媒体上に画像を形成する粉体現像剤噴射
式画像形成装置において、上記複数の貫通孔及びその近
傍、特に隔壁の中間転写側に付着している現像剤を除去
するクリーニング装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係るクリーニング装置は、中間
転写体13において、荷電性現像剤20を付着させる表
面側の一部に設けられた電極部16と、中間転写体13
の移動とともに上記電極部16が貫通孔54の近傍に移
動した際に、上記電極部16に電圧を印加する手段1
8、19とを有する。
現像剤を噴射して、中間転写体に一旦現像剤を付着さ
せ、その後中間転写体上の現像剤を記録媒体に転写する
ことにより記録媒体上に画像を形成する粉体現像剤噴射
式画像形成装置において、上記複数の貫通孔及びその近
傍、特に隔壁の中間転写側に付着している現像剤を除去
するクリーニング装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係るクリーニング装置は、中間
転写体13において、荷電性現像剤20を付着させる表
面側の一部に設けられた電極部16と、中間転写体13
の移動とともに上記電極部16が貫通孔54の近傍に移
動した際に、上記電極部16に電圧を印加する手段1
8、19とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隔壁に形成された
複数の貫通孔を介して粉体現像剤を噴射して、中間転写
体に一旦現像剤を付着させ、その後中間転写体上の現像
剤を記録媒体に転写することにより記録媒体上に画像を
形成する粉体現像剤噴射式画像形成装置において、上記
複数の貫通孔及びその近傍、特に隔壁の中間転写側に付
着している現像剤を除去するクリーニング装置に関す
る。
複数の貫通孔を介して粉体現像剤を噴射して、中間転写
体に一旦現像剤を付着させ、その後中間転写体上の現像
剤を記録媒体に転写することにより記録媒体上に画像を
形成する粉体現像剤噴射式画像形成装置において、上記
複数の貫通孔及びその近傍、特に隔壁の中間転写側に付
着している現像剤を除去するクリーニング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】粉体現像剤噴射式画像形成装置の一態様
として、米国特許第5、477、250号公報に開示さ
れているものがある。この画像形成装置は、荷電性の粉
体現像剤を担持する現像剤担持ローラと、現像剤担持ロ
ーラに所定の間隔を置いて対向する背面電極と、現像剤
担持ローラ上の現像剤を背面電極に向けて付勢する電界
を形成するための電源を有する。現像剤担持ローラと背
面電極との間には隔壁が配置され、この隔壁と背面電極
との間に記録媒体の通過できる空間が形成されている。
隔壁は、現像剤担持ローラと背面電極との対向する領域
に位置する部分に、複数の貫通孔が形成されている。ま
た、隔壁は、各貫通孔の周囲に個別電極を有し、各個別
電極が駆動電源に接続されている。
として、米国特許第5、477、250号公報に開示さ
れているものがある。この画像形成装置は、荷電性の粉
体現像剤を担持する現像剤担持ローラと、現像剤担持ロ
ーラに所定の間隔を置いて対向する背面電極と、現像剤
担持ローラ上の現像剤を背面電極に向けて付勢する電界
を形成するための電源を有する。現像剤担持ローラと背
面電極との間には隔壁が配置され、この隔壁と背面電極
との間に記録媒体の通過できる空間が形成されている。
隔壁は、現像剤担持ローラと背面電極との対向する領域
に位置する部分に、複数の貫通孔が形成されている。ま
た、隔壁は、各貫通孔の周囲に個別電極を有し、各個別
電極が駆動電源に接続されている。
【0003】この画像形成装置によれば、作成すべき画
像に基づく画像信号に対応した電圧が駆動電源から個別
電極に印加される。このとき、印加電圧は、現像剤担持
ローラに保持されている現像剤を背面電極に向けて電気
的に付勢する極性を有する。したがって、この印加電圧
により生じる電界の付勢力と、現像剤担持ローラと背面
電極との間に形成されている電界の付勢力との協力によ
り、印加された個別電極に対向する位置にある一群の現
像剤が現像剤担持ローラから分離し、対応する貫通孔を
介して、隔壁と背面電極との間にある記録媒体に到達
し、この記録媒体上に現像剤のドットが形成される。そ
して、ドットの集合により記録媒体上に目的の画像が形
成される。
像に基づく画像信号に対応した電圧が駆動電源から個別
電極に印加される。このとき、印加電圧は、現像剤担持
ローラに保持されている現像剤を背面電極に向けて電気
的に付勢する極性を有する。したがって、この印加電圧
により生じる電界の付勢力と、現像剤担持ローラと背面
電極との間に形成されている電界の付勢力との協力によ
り、印加された個別電極に対向する位置にある一群の現
像剤が現像剤担持ローラから分離し、対応する貫通孔を
介して、隔壁と背面電極との間にある記録媒体に到達
し、この記録媒体上に現像剤のドットが形成される。そ
して、ドットの集合により記録媒体上に目的の画像が形
成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに粉体の現像剤を貫通孔を介して飛翔させる形態の画
像形成装置では、貫通孔の周辺及び内面に現像剤が付着
し、印字を継続することでその量が次第に多くなって記
録媒体上に形成されるドットの径が小さくなるという本
質的問題がある。最悪の場合、貫通孔が現像剤で塞が
れ、対応する部分のドットが作成されない事態が生じ
る。
うに粉体の現像剤を貫通孔を介して飛翔させる形態の画
像形成装置では、貫通孔の周辺及び内面に現像剤が付着
し、印字を継続することでその量が次第に多くなって記
録媒体上に形成されるドットの径が小さくなるという本
質的問題がある。最悪の場合、貫通孔が現像剤で塞が
れ、対応する部分のドットが作成されない事態が生じ
る。
【0005】そこで、本発明は、貫通孔の周辺及び内面
に付着した現像剤に対し、付着した現像剤の極性と逆極
性の電気力を作用させることにより、それらの現像剤を
除去するクリーニング装置を備えた粉体現像剤噴射式画
像形成装置を提供することを目的とする。
に付着した現像剤に対し、付着した現像剤の極性と逆極
性の電気力を作用させることにより、それらの現像剤を
除去するクリーニング装置を備えた粉体現像剤噴射式画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に係るクリーニング装置は、荷電性
の粉体現像剤を担持し、この現像剤を所定の方向に搬送
する現像剤担持体と、非導電性材料からなり、現像剤担
持体と所定の間隔を置いて対向し、現像剤担持体に近接
する領域に複数の貫通孔を有する隔壁と、貫通孔の近傍
に配置された個別電極と、所定の方向に移動し、隔壁を
挟んで現像剤担持体の反対側に配置された中間転写体
と、画像信号に基づいて個別電極に電圧を印加し、現像
剤担持体から貫通孔を介して隔壁を通過する方向に現像
剤を付勢する電界の強度を変えることにより、貫通孔に
対向した現像剤担持部分に保持されている現像剤を貫通
孔を介して飛翔させ、隔壁を挟んで現像剤担持体の反対
側にある中間転写体表面に付着させる出力部とを有し、
中間転写体上の現像剤を記録媒体に転写することにより
記録媒体上に画像を形成する粉体現像剤噴射式画像形成
装置に用いられるクリーニング装置であって、中間転写
体において、現像剤を付着させる表面側の一部に設けら
れた電極部と、中間転写体の移動とともに上記電極部が
貫通孔の近傍に移動した際に、上記電極部に電圧を印加
する手段と、を備えたことを特徴とするものである。
るために、請求項1に係るクリーニング装置は、荷電性
の粉体現像剤を担持し、この現像剤を所定の方向に搬送
する現像剤担持体と、非導電性材料からなり、現像剤担
持体と所定の間隔を置いて対向し、現像剤担持体に近接
する領域に複数の貫通孔を有する隔壁と、貫通孔の近傍
に配置された個別電極と、所定の方向に移動し、隔壁を
挟んで現像剤担持体の反対側に配置された中間転写体
と、画像信号に基づいて個別電極に電圧を印加し、現像
剤担持体から貫通孔を介して隔壁を通過する方向に現像
剤を付勢する電界の強度を変えることにより、貫通孔に
対向した現像剤担持部分に保持されている現像剤を貫通
孔を介して飛翔させ、隔壁を挟んで現像剤担持体の反対
側にある中間転写体表面に付着させる出力部とを有し、
中間転写体上の現像剤を記録媒体に転写することにより
記録媒体上に画像を形成する粉体現像剤噴射式画像形成
装置に用いられるクリーニング装置であって、中間転写
体において、現像剤を付着させる表面側の一部に設けら
れた電極部と、中間転写体の移動とともに上記電極部が
貫通孔の近傍に移動した際に、上記電極部に電圧を印加
する手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
カラー画像形成装置1の概略構成を示す。画像形成装置
1は、記録媒体2(例えば、紙、樹脂フィルム)を収容
する収容部3を有する。収容部3に積層された記録媒体
の最上シート2は、収容部3の上方に配置された供給ロ
ーラ4に接触しており、供給ローラ4の回転によって収
容部3から送り出されるようになっている。また、記録
媒体送り出し方向に関して供給ローラ4の下流側に配置
した一対の搬送ローラ5(本実施形態では2組)が、図
示の方向に回転しながら記録媒体2を図の点線に沿って
転写ローラ6まで搬送するようになっている。
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
カラー画像形成装置1の概略構成を示す。画像形成装置
1は、記録媒体2(例えば、紙、樹脂フィルム)を収容
する収容部3を有する。収容部3に積層された記録媒体
の最上シート2は、収容部3の上方に配置された供給ロ
ーラ4に接触しており、供給ローラ4の回転によって収
容部3から送り出されるようになっている。また、記録
媒体送り出し方向に関して供給ローラ4の下流側に配置
した一対の搬送ローラ5(本実施形態では2組)が、図
示の方向に回転しながら記録媒体2を図の点線に沿って
転写ローラ6まで搬送するようになっている。
【0008】転写ローラ6の近傍には一対のタイミング
ローラ7が設けてあり、画像信号を受けて図示の方向に
回転し、記録媒体2を転写ローラ6に送り出すようにな
っている。
ローラ7が設けてあり、画像信号を受けて図示の方向に
回転し、記録媒体2を転写ローラ6に送り出すようにな
っている。
【0009】また、記録媒体の搬送経路を挟んで転写ロ
ーラ6の反対側には画像作成部8が設けてあり、後で述
べるように画像作成部の中間転写体(後述)に付着した
現像剤を記録媒体2に転写できるようになっている。
ーラ6の反対側には画像作成部8が設けてあり、後で述
べるように画像作成部の中間転写体(後述)に付着した
現像剤を記録媒体2に転写できるようになっている。
【0010】記録媒体搬送方向に関して転写ローラ6の
下流側には一対の定着ローラ9及び記録媒体排出部10
が順次設けてあり、転写ローラ6を通過した記録媒体2
が定着ローラ9まで運ばれ、そこで、記録媒体2に付着
した現像剤は加熱溶融されて記録媒体2に固定され、続
いて、記録媒体2は定着ローラ9の回転により記録媒体
排出部10に送り出されるようになっている。
下流側には一対の定着ローラ9及び記録媒体排出部10
が順次設けてあり、転写ローラ6を通過した記録媒体2
が定着ローラ9まで運ばれ、そこで、記録媒体2に付着
した現像剤は加熱溶融されて記録媒体2に固定され、続
いて、記録媒体2は定着ローラ9の回転により記録媒体
排出部10に送り出されるようになっている。
【0011】画像作成部8は、各色(イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック)用の4つの印刷部12(12
Y、12M、12C、12B)と、半導電性又は誘電性
の樹脂からなる無端ベルト状の中間転写体13とを有す
る。中間転写体13は、駆動ローラ14a、14bによ
って懸架されるとともに、駆動ローラ14a、14bの
回転により矢印の方向に移動するようになっている。駆
動ローラ14a、14bのうちローラ14aは、中間転
写体13を介して転写ローラ6に軽く接触するように配
置されている。印刷部12は、中間転写体13の移動方
向に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順
に配置されており、後で説明するように中間転写体13
上に各色の現像剤を付着するようになっている。さら
に、後述するように転写ローラ6において記録媒体2に
現像剤を転写した後に、中間転写体13に残った現像剤
を除去するために、中間転写体13の移動方向に関して
転写ローラ6の下流側に現像剤クリーナ15が設けてあ
る。
タ、シアン、ブラック)用の4つの印刷部12(12
Y、12M、12C、12B)と、半導電性又は誘電性
の樹脂からなる無端ベルト状の中間転写体13とを有す
る。中間転写体13は、駆動ローラ14a、14bによ
って懸架されるとともに、駆動ローラ14a、14bの
回転により矢印の方向に移動するようになっている。駆
動ローラ14a、14bのうちローラ14aは、中間転
写体13を介して転写ローラ6に軽く接触するように配
置されている。印刷部12は、中間転写体13の移動方
向に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順
に配置されており、後で説明するように中間転写体13
上に各色の現像剤を付着するようになっている。さら
に、後述するように転写ローラ6において記録媒体2に
現像剤を転写した後に、中間転写体13に残った現像剤
を除去するために、中間転写体13の移動方向に関して
転写ローラ6の下流側に現像剤クリーナ15が設けてあ
る。
【0012】また、図2に示されるように、中間転写体
13の外側表面(駆動ローラ14と接触する面の反対
側)の一部には、図面表裏方向に所定の幅を有する、導
電性材料からなる薄層電極16(厚さ1〜50μm程
度)が形成されている。また、薄層電極16には第1の
電源回路18を介してコントローラ(CPU)19が接
続されており、コントローラ19からの出力信号を受け
て薄層電極16に所定の電圧が印加できるようになって
いる。
13の外側表面(駆動ローラ14と接触する面の反対
側)の一部には、図面表裏方向に所定の幅を有する、導
電性材料からなる薄層電極16(厚さ1〜50μm程
度)が形成されている。また、薄層電極16には第1の
電源回路18を介してコントローラ(CPU)19が接
続されており、コントローラ19からの出力信号を受け
て薄層電極16に所定の電圧が印加できるようになって
いる。
【0013】図3は、図1における各印刷部12の概略
構成を示す。各印刷部12は、粉体のカラー現像剤20
を収容する容器22を有しており、この容器22には中
間転写体13に対向する部分に開口部24が設けてあ
る。また、開口部24の近傍には、現像ローラ26が配
置されており、その一部が容器22内に収納されてい
る。容器22にはさらにアジテータ28が回転可能に設
けてあり、アジテータ28の回転により、容器22に収
容されている現像剤20を攪拌するとともに現像ローラ
26側に移動させるようになっている。現像ローラ26
は、導電性の材料からなり、図示しないモータにより矢
印30方向に回転駆動可能としてある。また、現像ロー
ラ26は、第1のバイアス電源32に接続され、所定の
電圧(本実施形態では負極性のバイアス電圧VB1)が印
加できるようにしてある。現像ローラ26にはスリーブ
34が外装されており、後に説明するブレードにより所
定の極性(本実施形態では負極性)に帯電させた現像剤
20が、スリーブ34の外周面に担持されている。
構成を示す。各印刷部12は、粉体のカラー現像剤20
を収容する容器22を有しており、この容器22には中
間転写体13に対向する部分に開口部24が設けてあ
る。また、開口部24の近傍には、現像ローラ26が配
置されており、その一部が容器22内に収納されてい
る。容器22にはさらにアジテータ28が回転可能に設
けてあり、アジテータ28の回転により、容器22に収
容されている現像剤20を攪拌するとともに現像ローラ
26側に移動させるようになっている。現像ローラ26
は、導電性の材料からなり、図示しないモータにより矢
印30方向に回転駆動可能としてある。また、現像ロー
ラ26は、第1のバイアス電源32に接続され、所定の
電圧(本実施形態では負極性のバイアス電圧VB1)が印
加できるようにしてある。現像ローラ26にはスリーブ
34が外装されており、後に説明するブレードにより所
定の極性(本実施形態では負極性)に帯電させた現像剤
20が、スリーブ34の外周面に担持されている。
【0014】スリーブ34は、ニッケル、アルミニウ
ム、ステンレスなどの導電性材料からなる薄膜で形成さ
れており、その内径は現像ローラ26の外径より僅かに
大きく作られている。スリーブ34はまた、その両端部
において、図面上右側の部分が図示しない押圧部材によ
り現像ローラ26に押圧されており、図面上左側の部分
(自由部29)を現像ローラ26と非接触に保ちなが
ら、現像ローラ26の回転にしたがって矢印30方向に
回転するようにしてある。
ム、ステンレスなどの導電性材料からなる薄膜で形成さ
れており、その内径は現像ローラ26の外径より僅かに
大きく作られている。スリーブ34はまた、その両端部
において、図面上右側の部分が図示しない押圧部材によ
り現像ローラ26に押圧されており、図面上左側の部分
(自由部29)を現像ローラ26と非接触に保ちなが
ら、現像ローラ26の回転にしたがって矢印30方向に
回転するようにしてある。
【0015】また、容器22には、容器22内の現像ロ
ーラ上側部分に対向して、ステンレスなどの導電性材料
からなるブレード36が取り付けられている。また、こ
のブレード36は、上記現像ローラ上側部分に対向する
スリーブ部分と、所定の圧力で接触するようになってお
り、スリーブ34の回転に伴ってブレード先端部を通過
する現像剤20は、スリーブ34外面に均一な薄膜を形
成するとともに摩擦帯電する。さらに、ブレード36は
所定のバイアス電圧が印加されており、このバイアス電
圧と現像ローラ26のバイアス電圧VB1との電位差によ
り現像剤20の帯電量を変えることができる。
ーラ上側部分に対向して、ステンレスなどの導電性材料
からなるブレード36が取り付けられている。また、こ
のブレード36は、上記現像ローラ上側部分に対向する
スリーブ部分と、所定の圧力で接触するようになってお
り、スリーブ34の回転に伴ってブレード先端部を通過
する現像剤20は、スリーブ34外面に均一な薄膜を形
成するとともに摩擦帯電する。さらに、ブレード36は
所定のバイアス電圧が印加されており、このバイアス電
圧と現像ローラ26のバイアス電圧VB1との電位差によ
り現像剤20の帯電量を変えることができる。
【0016】さらに、容器22には、容器22内の現像
ローラ下側部分に対向して、例えば発泡ウレタンからな
る弾性層の表面にシリコンゴムシートを設けたシール部
材37が取り付けられており、このシール部材37は、
上記現像ローラ下側部分に対向するスリーブ部分と接触
している。また、シール部材37は所定のバイアス電圧
が印加されており、スリーブ34に担持された現像剤2
0のうち、中間転写体13に対向する領域を通過し且つ
後述の画像作成時に使用されなかった現像剤20を容器
22内に収容する際に、それらの現像剤20の除電を行
うようになっている。
ローラ下側部分に対向して、例えば発泡ウレタンからな
る弾性層の表面にシリコンゴムシートを設けたシール部
材37が取り付けられており、このシール部材37は、
上記現像ローラ下側部分に対向するスリーブ部分と接触
している。また、シール部材37は所定のバイアス電圧
が印加されており、スリーブ34に担持された現像剤2
0のうち、中間転写体13に対向する領域を通過し且つ
後述の画像作成時に使用されなかった現像剤20を容器
22内に収容する際に、それらの現像剤20の除電を行
うようになっている。
【0017】現像ローラ26と中間転写体13の間に
は、スリーブ34の自由部29に対向して中間ローラ3
8が現像ローラ26(及びスリーブ34)と平行に設け
てある。中間ローラ38は、導電性の材料からなり、図
示しないモータにより矢印39方向に回転駆動可能とし
てある。中間ローラ38は、スリーブ34と最小限の圧
力で接触しており、これにより、スリーブ34外面の現
像剤20が中間ローラ38に移動して中間ローラ38に
均一な現像剤薄膜を形成するようになっている。その
上、中間ローラ38の周速とスリーブ34の周速との間
に速度差を持たせたり、中間ローラ38の回転方向とス
リーブ34の回転方向との関係を変えることにより、中
間ローラ38に形成される現像剤薄膜の層の厚さや層の
状態を変化させることができる。なお、本実施形態では
中間ローラ38は接地されているが、他の条件に応じて
バイアス電圧が印加されていてもよい。
は、スリーブ34の自由部29に対向して中間ローラ3
8が現像ローラ26(及びスリーブ34)と平行に設け
てある。中間ローラ38は、導電性の材料からなり、図
示しないモータにより矢印39方向に回転駆動可能とし
てある。中間ローラ38は、スリーブ34と最小限の圧
力で接触しており、これにより、スリーブ34外面の現
像剤20が中間ローラ38に移動して中間ローラ38に
均一な現像剤薄膜を形成するようになっている。その
上、中間ローラ38の周速とスリーブ34の周速との間
に速度差を持たせたり、中間ローラ38の回転方向とス
リーブ34の回転方向との関係を変えることにより、中
間ローラ38に形成される現像剤薄膜の層の厚さや層の
状態を変化させることができる。なお、本実施形態では
中間ローラ38は接地されているが、他の条件に応じて
バイアス電圧が印加されていてもよい。
【0018】中間転写体13を挟んで中間ローラ38の
反対側には、中間ローラ38に対向して背面電極ローラ
(背面電極)40が、中間ローラ38と平行に設けてあ
る。背面電極ローラ40は矢印42で示す方向に回転自
在に支持されている。また、背面電極ローラ40は第2
のバイアス電源44に接続され、所定の電圧(本実施形
態では正極性のバイアス電圧VB2)が印加できるように
してある。バイアス電圧VB2の値は、中間ローラ38と
背面電極ローラ40との電位差によってそれらの間に形
成される電界により、中間ローラ38に担持されている
負極帯電現像剤20が背面電極ローラ40に向けて吸引
されるが、その吸引力だけでは現像剤20が中間ローラ
38から分離しないように調節されている。
反対側には、中間ローラ38に対向して背面電極ローラ
(背面電極)40が、中間ローラ38と平行に設けてあ
る。背面電極ローラ40は矢印42で示す方向に回転自
在に支持されている。また、背面電極ローラ40は第2
のバイアス電源44に接続され、所定の電圧(本実施形
態では正極性のバイアス電圧VB2)が印加できるように
してある。バイアス電圧VB2の値は、中間ローラ38と
背面電極ローラ40との電位差によってそれらの間に形
成される電界により、中間ローラ38に担持されている
負極帯電現像剤20が背面電極ローラ40に向けて吸引
されるが、その吸引力だけでは現像剤20が中間ローラ
38から分離しないように調節されている。
【0019】中間ローラ38と背面電極ローラ40との
間には隔壁46が配置されている。中間ローラ38と隔
壁46の間隔は、中間ローラ38に保持されている現像
剤20が隔壁46との接触により掻き取られないよう
に、両者の間に僅かの隙間を設けるか、または両者の接
触圧を最小限に抑えるように設定する。他方、背面電極
ローラ40と隔壁46の間隔は、これらの間を中間転写
体13が通過できるとともに、後に説明するように、こ
の中間転写体13に付着した現像剤20が隔壁46と接
触しない程度の空間50が形成されるように設定する。
間には隔壁46が配置されている。中間ローラ38と隔
壁46の間隔は、中間ローラ38に保持されている現像
剤20が隔壁46との接触により掻き取られないよう
に、両者の間に僅かの隙間を設けるか、または両者の接
触圧を最小限に抑えるように設定する。他方、背面電極
ローラ40と隔壁46の間隔は、これらの間を中間転写
体13が通過できるとともに、後に説明するように、こ
の中間転写体13に付着した現像剤20が隔壁46と接
触しない程度の空間50が形成されるように設定する。
【0020】隔壁46は非導電性材料からなる薄い板で
形成されている。図4に示すように、隔壁46の一部、
すなわち中間ローラ38と背面電極ローラ40とが対向
する領域52に含まれる部分には、この隔壁46を貫通
する複数の孔54が、中間ローラ38の中心軸と平行な
線上に、所定の間隔をあけて形成されている。隔壁46
の内部又は表面には、各孔54を囲むように、リング状
の個別電極56が設けてある。個別電極56は、図3に
示すように第2の電源回路57を介してコントローラ1
9に接続され、コントローラ19からの出力信号に応じ
てパルス電圧59が印加できるようにしてある。
形成されている。図4に示すように、隔壁46の一部、
すなわち中間ローラ38と背面電極ローラ40とが対向
する領域52に含まれる部分には、この隔壁46を貫通
する複数の孔54が、中間ローラ38の中心軸と平行な
線上に、所定の間隔をあけて形成されている。隔壁46
の内部又は表面には、各孔54を囲むように、リング状
の個別電極56が設けてある。個別電極56は、図3に
示すように第2の電源回路57を介してコントローラ1
9に接続され、コントローラ19からの出力信号に応じ
てパルス電圧59が印加できるようにしてある。
【0021】次に、このように構成された画像形成装置
による画像作成動作を説明する。まず、コントローラ1
9は、画像信号を受けて第2の電源回路57に信号を出
力し、個別電極56に正極性のパルス電圧59が印加さ
れる。
による画像作成動作を説明する。まず、コントローラ1
9は、画像信号を受けて第2の電源回路57に信号を出
力し、個別電極56に正極性のパルス電圧59が印加さ
れる。
【0022】その結果、個別電極36とこれに対向する
中間ローラ部分との間には、この中間ローラ部分に保持
されている負極性現像剤20を背面電極ローラ40に向
けて付勢する新たな電界が形成される。この新たに形成
された電界は、すでに第2のバイアス電源44により中
間ローラ38と背面電極ローラ40との間に形成されて
いる電界と相俟って、中間ローラ部分に担持されている
一群の現像剤20を中間ローラ38から分離し、飛翔さ
せる。
中間ローラ部分との間には、この中間ローラ部分に保持
されている負極性現像剤20を背面電極ローラ40に向
けて付勢する新たな電界が形成される。この新たに形成
された電界は、すでに第2のバイアス電源44により中
間ローラ38と背面電極ローラ40との間に形成されて
いる電界と相俟って、中間ローラ部分に担持されている
一群の現像剤20を中間ローラ38から分離し、飛翔さ
せる。
【0023】飛翔した現像剤20の集団は対応する孔5
4を通り、この孔54に対向する中間転写体13に付着
してドットを形成する。そして、このようにしてイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの順番で中間転写体1
3上にカラー現像剤20のドットを重ねて付着させる。
その後、現像剤20の付着した中間転写体部分は転写ロ
ーラ6まで搬送され、画像信号に同期して転写ローラ6
に搬送された記録媒体2に、現像剤20が転写される。
4を通り、この孔54に対向する中間転写体13に付着
してドットを形成する。そして、このようにしてイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの順番で中間転写体1
3上にカラー現像剤20のドットを重ねて付着させる。
その後、現像剤20の付着した中間転写体部分は転写ロ
ーラ6まで搬送され、画像信号に同期して転写ローラ6
に搬送された記録媒体2に、現像剤20が転写される。
【0024】続いて、隔壁46の貫通孔54の内面及び
周辺、特に中間転写体13に対向する側(領域52側)
に付着した現像剤20’の除去方法を図2を用いて説明
する。非印字時、中間転写体13の移動により、薄層電
極16が形成されている中間転写体部分が孔54に対向
する位置にきたときに同期して、コントローラ19によ
り第1の電源回路18を介して薄層電極16に電圧を印
加させる。
周辺、特に中間転写体13に対向する側(領域52側)
に付着した現像剤20’の除去方法を図2を用いて説明
する。非印字時、中間転写体13の移動により、薄層電
極16が形成されている中間転写体部分が孔54に対向
する位置にきたときに同期して、コントローラ19によ
り第1の電源回路18を介して薄層電極16に電圧を印
加させる。
【0025】ところで、付着現像剤20’には、本来の
極性(本実施形態では負極性)と逆極性に帯電した逆荷
電現像剤が含まれることがわかっている。したがって、
本実施形態では、付着現像剤20’をその極性に関わり
なく孔54近傍から除去するために、正負両極の電圧を
交互に薄層電極16に印加することにより、付着現像剤
20’を孔54近傍から薄層電極16上に移動させる。
薄層電極16上に堆積した現像剤20’は、中間転写体
13の移動に伴って現像剤クリーナ15まで搬送され、
そこで回収される。
極性(本実施形態では負極性)と逆極性に帯電した逆荷
電現像剤が含まれることがわかっている。したがって、
本実施形態では、付着現像剤20’をその極性に関わり
なく孔54近傍から除去するために、正負両極の電圧を
交互に薄層電極16に印加することにより、付着現像剤
20’を孔54近傍から薄層電極16上に移動させる。
薄層電極16上に堆積した現像剤20’は、中間転写体
13の移動に伴って現像剤クリーナ15まで搬送され、
そこで回収される。
【0026】以上の説明は本発明の一実施形態に関する
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
上記実施形態では、コントローラ19からの出力信号に
応じて第1の電源回路18から薄層電極16に電圧が印
加されていたが、別の適当な構成を用いて薄層電極16
に電圧を印加してもよい。例えば、図5に示すように、
銅などの導電性金属板からなる第1の電気接点60を薄
層電極16に取り付けるとともに、中間転写体13の通
路近傍で且つ孔54に対向する領域52(図2)付近
に、電源回路62に接続された第2の電気接点64を設
ける構成も可能である。これにより、中間転写体13の
移動によって第1の電気接点60が第2の電気接点64
に接触すると、薄層電極16に電源回路62から電圧が
印加されるようになっている。
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
上記実施形態では、コントローラ19からの出力信号に
応じて第1の電源回路18から薄層電極16に電圧が印
加されていたが、別の適当な構成を用いて薄層電極16
に電圧を印加してもよい。例えば、図5に示すように、
銅などの導電性金属板からなる第1の電気接点60を薄
層電極16に取り付けるとともに、中間転写体13の通
路近傍で且つ孔54に対向する領域52(図2)付近
に、電源回路62に接続された第2の電気接点64を設
ける構成も可能である。これにより、中間転写体13の
移動によって第1の電気接点60が第2の電気接点64
に接触すると、薄層電極16に電源回路62から電圧が
印加されるようになっている。
【0027】また、中間転写体13の表面に薄層電極1
6を形成する代わりに、図6(a)のように導電性部材
16を中間転写体13の一部として構成してもよい。
6を形成する代わりに、図6(a)のように導電性部材
16を中間転写体13の一部として構成してもよい。
【0028】さらに、上記実施形態では中間転写体13
として無端ベルト状のものを用いたが、ローラ状にした
り、あるいは図6(b)のようにクリーニングに使用す
る導電性部材16を有端ベルトの止め金として機能させ
ることも可能である。
として無端ベルト状のものを用いたが、ローラ状にした
り、あるいは図6(b)のようにクリーニングに使用す
る導電性部材16を有端ベルトの止め金として機能させ
ることも可能である。
【0029】加えて、現像ローラ26と背面電極ローラ
40に印加するバイアス電圧VB1、VB2の極性及び大き
さ、現像剤の極性は、以上に説明した現像剤の飛翔に悪
影響を与えない範囲で変更できる。
40に印加するバイアス電圧VB1、VB2の極性及び大き
さ、現像剤の極性は、以上に説明した現像剤の飛翔に悪
影響を与えない範囲で変更できる。
【0030】その上、図7のように、中間ローラ38を
設けずに、スリーブ34に担持されている現像剤20を
直接中間転写体13に向けて飛翔させてもよい。
設けずに、スリーブ34に担持されている現像剤20を
直接中間転写体13に向けて飛翔させてもよい。
【0031】また、現像ローラ26及びスリーブ34の
代わりに1つの現像剤担持体を用いてもよい。このとき
の現像剤担持体及び背面電極20はローラに限るもので
なく、ベルト、剛性の板であってもよい。要するに、現
像剤担持体は現像剤を担持できる部材であればよく、背
面電極は、現像剤担持体と協働して、現像剤担持体に保
持されている現像剤を背面電極に向けて吸引できること
ができるものであればよい。
代わりに1つの現像剤担持体を用いてもよい。このとき
の現像剤担持体及び背面電極20はローラに限るもので
なく、ベルト、剛性の板であってもよい。要するに、現
像剤担持体は現像剤を担持できる部材であればよく、背
面電極は、現像剤担持体と協働して、現像剤担持体に保
持されている現像剤を背面電極に向けて吸引できること
ができるものであればよい。
【0032】さらにまた、隔壁46に形成する孔54は
複数列設けてもよいし、その配置形態は千鳥状態であっ
てもよい。
複数列設けてもよいし、その配置形態は千鳥状態であっ
てもよい。
【0033】
【発明の効果】中間転写体13を備えた粉体現像剤噴射
式画像形成装置に用いられる本発明のクリーニング装置
によれば、中間転写体13に導電性部材16を設け、導
電性部材16に電圧を印加することにより、孔54近傍
に付着した現像剤20’を吸引し除去することができ
る。
式画像形成装置に用いられる本発明のクリーニング装置
によれば、中間転写体13に導電性部材16を設け、導
電性部材16に電圧を印加することにより、孔54近傍
に付着した現像剤20’を吸引し除去することができ
る。
【図1】 本発明に係る画像形成装置を模式的に表した
断面図。
断面図。
【図2】 本発明に係るクリーニング装置を模式的に示
した断面図。
した断面図。
【図3】 本発明に係る画像形成装置の各印刷部を模式
的に表した断面図。
的に表した断面図。
【図4】 隔壁に形成した孔及び個別電極の平面図。
【図5】 本発明に係るクリーニング装置に電圧を印加
する実施形態の一つを示す斜視図。
する実施形態の一つを示す斜視図。
【図6】 本発明に係るクリーニング装置の他の実施形
態を示す概略断面図。
態を示す概略断面図。
【図7】 印刷部の他の実施形態を示す概略断面図。
1:画像形成装置、2:記録媒体、3:収容部、4:供
給ローラ、5:搬送ローラ、6:転写ローラ、7:タイ
ミングローラ、8:画像作成部、9:定着ローラ、1
0:記録媒体排出部、12:印刷部、13:中間転写
体、14:駆動ローラ、15:現像剤クリーナ、16:
導電性部材(薄層電極)、20:現像剤、22:容器、
24:開口部、26:現像ローラ、28:アジテータ、
32:第1のバイアス電源、34:スリーブ、36:ブ
レード、37:シール部材、38:中間ローラ、40:
背面電極ローラ(背面電極)、44:第2のバイアス電
源、46:隔壁、54:孔、56:個別電極、59:パ
ルス電圧、60:第1の電気接点、64:第2の電気接
点。
給ローラ、5:搬送ローラ、6:転写ローラ、7:タイ
ミングローラ、8:画像作成部、9:定着ローラ、1
0:記録媒体排出部、12:印刷部、13:中間転写
体、14:駆動ローラ、15:現像剤クリーナ、16:
導電性部材(薄層電極)、20:現像剤、22:容器、
24:開口部、26:現像ローラ、28:アジテータ、
32:第1のバイアス電源、34:スリーブ、36:ブ
レード、37:シール部材、38:中間ローラ、40:
背面電極ローラ(背面電極)、44:第2のバイアス電
源、46:隔壁、54:孔、56:個別電極、59:パ
ルス電圧、60:第1の電気接点、64:第2の電気接
点。
Claims (1)
- 【請求項1】 荷電性の粉体現像剤を担持し、この現像
剤を所定の方向に搬送する現像剤担持体と、 非導電性材料からなり、現像剤担持体と所定の間隔を置
いて対向し、現像剤担持体に近接する領域に複数の貫通
孔を有する隔壁と、 貫通孔の近傍に配置された個別電極と、 所定の方向に移動し、隔壁を挟んで現像剤担持体の反対
側に配置された中間転写体と、 画像信号に基づいて個別電極に電圧を印加し、現像剤担
持体から貫通孔を介して隔壁を通過する方向に現像剤を
付勢する電界の強度を変えることにより、貫通孔に対向
した現像剤担持部分に保持されている現像剤を貫通孔を
介して飛翔させ、隔壁を挟んで現像剤担持体の反対側に
ある中間転写体表面に付着させる出力部とを有し、 中間転写体上の現像剤を記録媒体に転写することにより
記録媒体上に画像を形成する粉体現像剤噴射式画像形成
装置に用いられるクリーニング装置であって、 中間転写体において、現像剤を付着させる表面側の一部
に設けられた電極部と、 中間転写体の移動とともに上記電極部が貫通孔の近傍に
移動した際に、上記電極部に電圧を印加する手段と、を
備えたことを特徴とするクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3385099A JP2000229437A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 粉体現像剤噴射式画像形成装置のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3385099A JP2000229437A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 粉体現像剤噴射式画像形成装置のクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000229437A true JP2000229437A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12397991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3385099A Pending JP2000229437A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 粉体現像剤噴射式画像形成装置のクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000229437A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9365051B2 (en) | 2012-11-30 | 2016-06-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Applying electric fields to erase regions of a print medium |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP3385099A patent/JP2000229437A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9365051B2 (en) | 2012-11-30 | 2016-06-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Applying electric fields to erase regions of a print medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050614 |