JP2000190552A - 粉体現像剤噴射式画像形成装置 - Google Patents
粉体現像剤噴射式画像形成装置Info
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- JP2000190552A JP2000190552A JP37063698A JP37063698A JP2000190552A JP 2000190552 A JP2000190552 A JP 2000190552A JP 37063698 A JP37063698 A JP 37063698A JP 37063698 A JP37063698 A JP 37063698A JP 2000190552 A JP2000190552 A JP 2000190552A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各貫通孔に対して記録媒体上に複数のドット
を形成し、さらに、1ドット形成する時間の短い高速度
の場合でも各ドットが乱れることなく所望の画質が得ら
れる粉末現像剤噴射式画像形成装置を提供する。 【解決手段】 コントローラ48から個別電極36に対
して、現像剤担持体12に保持されている現像剤18を
背面電極20に向けて付勢する電圧を印加し、上記現像
剤18を孔34を介して飛翔させ、隔壁26と背面電極
20との間にある記録媒体28に付着させるとともに、
偏向電極40に対して、現像剤18の飛翔方向を変更す
る電圧を印加し、記録媒体上の現像剤18の付着位置を
変える画像形成装置において、一端側の画素501から
他端側の画素503まで順に現像剤を付着させ、次に、
他端側の別の画素504から、一端側の別の画素506
まで順に現像剤18を付着させる動作を繰り返す。
を形成し、さらに、1ドット形成する時間の短い高速度
の場合でも各ドットが乱れることなく所望の画質が得ら
れる粉末現像剤噴射式画像形成装置を提供する。 【解決手段】 コントローラ48から個別電極36に対
して、現像剤担持体12に保持されている現像剤18を
背面電極20に向けて付勢する電圧を印加し、上記現像
剤18を孔34を介して飛翔させ、隔壁26と背面電極
20との間にある記録媒体28に付着させるとともに、
偏向電極40に対して、現像剤18の飛翔方向を変更す
る電圧を印加し、記録媒体上の現像剤18の付着位置を
変える画像形成装置において、一端側の画素501から
他端側の画素503まで順に現像剤を付着させ、次に、
他端側の別の画素504から、一端側の別の画素506
まで順に現像剤18を付着させる動作を繰り返す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤担持体に担
持されている粉体現像剤を電気的な力により飛翔させて
記録媒体に付着させる、粉体現像剤噴射式画像形成装置
に関する。
持されている粉体現像剤を電気的な力により飛翔させて
記録媒体に付着させる、粉体現像剤噴射式画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記画像形成装置の一態様として、米国
特許第5、477、250号公報に開示されているもの
がある。この画像形成装置は、荷電性の粉末現像剤を担
持する現像剤担持ローラと、現像剤担持ローラに所定の
間隔を置いて対向する背面電極と、現像剤担持ローラ上
の現像剤を背面電極に向けて付勢する電界を形成するた
めの電源を有する。現像剤担持ローラと背面電極との間
には隔壁が配置され、この隔壁と背面電極との間に記録
媒体の通過できる空間が形成されている。隔壁は、現像
剤担持ローラと背面電極との対向する領域に位置する部
分に、記録媒体搬送方向に垂直な方向に沿うように複数
の貫通孔が形成されている。また、隔壁は、各貫通孔の
周囲に個別電極を有し、各個別電極が駆動電源に接続さ
れている。
特許第5、477、250号公報に開示されているもの
がある。この画像形成装置は、荷電性の粉末現像剤を担
持する現像剤担持ローラと、現像剤担持ローラに所定の
間隔を置いて対向する背面電極と、現像剤担持ローラ上
の現像剤を背面電極に向けて付勢する電界を形成するた
めの電源を有する。現像剤担持ローラと背面電極との間
には隔壁が配置され、この隔壁と背面電極との間に記録
媒体の通過できる空間が形成されている。隔壁は、現像
剤担持ローラと背面電極との対向する領域に位置する部
分に、記録媒体搬送方向に垂直な方向に沿うように複数
の貫通孔が形成されている。また、隔壁は、各貫通孔の
周囲に個別電極を有し、各個別電極が駆動電源に接続さ
れている。
【0003】この画像形成装置によれば、作成すべき画
像に基づく画像信号に対応した電圧が駆動電源から個別
電極に印加される。このとき、印加電圧は、現像剤担持
ローラに保持されている現像剤を背面電極に向けて電気
的に付勢する極性を有する。したがって、この印加電圧
により生じる電界の付勢力と、現像剤担持ローラと背面
電極との間に形成されている電界の付勢力との協力によ
り、印加された個別電極に対向する位置にある一群の現
像剤が現像剤担持ローラから分離し、対応する貫通孔を
介して、隔壁と背面電極との間にある記録媒体に到達
し、この記録媒体上に現像剤のドットが形成される。そ
して、ドットの集合により記録媒体上に目的の画像が形
成される。
像に基づく画像信号に対応した電圧が駆動電源から個別
電極に印加される。このとき、印加電圧は、現像剤担持
ローラに保持されている現像剤を背面電極に向けて電気
的に付勢する極性を有する。したがって、この印加電圧
により生じる電界の付勢力と、現像剤担持ローラと背面
電極との間に形成されている電界の付勢力との協力によ
り、印加された個別電極に対向する位置にある一群の現
像剤が現像剤担持ローラから分離し、対応する貫通孔を
介して、隔壁と背面電極との間にある記録媒体に到達
し、この記録媒体上に現像剤のドットが形成される。そ
して、ドットの集合により記録媒体上に目的の画像が形
成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに各貫通孔に対応して記録媒体上に1つのドットしか
形成しない形態の画像形成装置では、記録媒体搬送方向
に垂直な方向の所望の画素数に等しい数の貫通孔を設け
る必要がある。一方で、高解像度を得るためには、貫通
孔の大きさを小さくするか、あるいは貫通孔同士の間隔
を短くする必要がある。しかしながら、貫通孔を小さく
すると貫通孔の内面に現像剤が付着することにより貫通
孔が目詰まりし易くなるし、また、貫通孔同士の間隔を
短くすると個別電極の配置が難しくなる。
うに各貫通孔に対応して記録媒体上に1つのドットしか
形成しない形態の画像形成装置では、記録媒体搬送方向
に垂直な方向の所望の画素数に等しい数の貫通孔を設け
る必要がある。一方で、高解像度を得るためには、貫通
孔の大きさを小さくするか、あるいは貫通孔同士の間隔
を短くする必要がある。しかしながら、貫通孔を小さく
すると貫通孔の内面に現像剤が付着することにより貫通
孔が目詰まりし易くなるし、また、貫通孔同士の間隔を
短くすると個別電極の配置が難しくなる。
【0005】そこで、本発明は、貫通孔を通過する現像
剤の飛翔方向を変えることにより各貫通孔に対して記録
媒体上に複数のドットを形成し、さらに、短時間で多く
のドットを形成する高速度の場合でも各ドットが乱れる
ことなく所望の画質を得ることができる粉末現像剤噴射
式画像形成装置を提供することを目的とする。
剤の飛翔方向を変えることにより各貫通孔に対して記録
媒体上に複数のドットを形成し、さらに、短時間で多く
のドットを形成する高速度の場合でも各ドットが乱れる
ことなく所望の画質を得ることができる粉末現像剤噴射
式画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に係る粉末現像剤噴射式画像形成装
置は、(a) 荷電性の粉体現像剤を担持し、この現像
剤を所定の方向に搬送する現像剤担持体と、(b) 非
導電性材料からなり、現像剤担持体と所定の間隔を置い
て対向し、現像剤担持体に近接する領域に複数の貫通孔
を有する隔壁と、(c) 貫通孔の近傍に配置された第
1の電極及び第2の電極と、(d) 画像信号に基づい
て第1の電極に電圧を印加し、現像剤担持体から貫通孔
を介して隔壁を通過する第1の方向に現像剤を付勢する
電界の強度を変えることにより、貫通孔に対向した現像
剤担持部分に保持されている現像剤を貫通孔を介して飛
翔させ、隔壁を挟んで現像剤担持体の反対側にある記録
媒体に付着させるとともに、画像信号に基づいて第2の
電極に電圧を印加し、前記第1の方向と略直交し且つ記
録媒体の搬送方向に垂直な第2の方向に現像剤を付勢す
る第2の電界を形成することによって、現像剤の飛翔方
向を変更し、記録媒体上の現像剤の付着位置を変える出
力部とを有し、各貫通孔は、記録媒体上の前記第2の方
向に沿って位置された複数の画素が対応しており、前記
出力部は、第2の方向に関して一端側の画素から他端側
の画素まで順に現像剤を付着させ、次に、前記他端側の
画素と記録媒体搬送方向に関して隣り合う他端側の別の
画素から、前記一端側の画素と記録媒体搬送方向に関し
て隣り合う一端側の別の画素まで順に現像剤を付着させ
る動作を繰り返すことを特徴とするものである。
るために、請求項1に係る粉末現像剤噴射式画像形成装
置は、(a) 荷電性の粉体現像剤を担持し、この現像
剤を所定の方向に搬送する現像剤担持体と、(b) 非
導電性材料からなり、現像剤担持体と所定の間隔を置い
て対向し、現像剤担持体に近接する領域に複数の貫通孔
を有する隔壁と、(c) 貫通孔の近傍に配置された第
1の電極及び第2の電極と、(d) 画像信号に基づい
て第1の電極に電圧を印加し、現像剤担持体から貫通孔
を介して隔壁を通過する第1の方向に現像剤を付勢する
電界の強度を変えることにより、貫通孔に対向した現像
剤担持部分に保持されている現像剤を貫通孔を介して飛
翔させ、隔壁を挟んで現像剤担持体の反対側にある記録
媒体に付着させるとともに、画像信号に基づいて第2の
電極に電圧を印加し、前記第1の方向と略直交し且つ記
録媒体の搬送方向に垂直な第2の方向に現像剤を付勢す
る第2の電界を形成することによって、現像剤の飛翔方
向を変更し、記録媒体上の現像剤の付着位置を変える出
力部とを有し、各貫通孔は、記録媒体上の前記第2の方
向に沿って位置された複数の画素が対応しており、前記
出力部は、第2の方向に関して一端側の画素から他端側
の画素まで順に現像剤を付着させ、次に、前記他端側の
画素と記録媒体搬送方向に関して隣り合う他端側の別の
画素から、前記一端側の画素と記録媒体搬送方向に関し
て隣り合う一端側の別の画素まで順に現像剤を付着させ
る動作を繰り返すことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
粉体現像剤噴射式画像形成装置における画像作成部10
の概略構成を示す。画像作成部10は、導電性の材料か
らなる現像剤担持ローラ(現像剤担持体)12を有す
る。現像剤担持ローラ12は矢印14で示す方向に回転
自在に支持されている。また、現像剤担持ローラ12
は、第1のバイアス電源16に接続され、所定の電圧
(本実施形態では負極性のバイアス電圧VB1)が印加で
きるようにしてある。現像剤担持ローラ12の外周には
粉体の現像剤18が担持されており、この現像剤18は
所定の極性(本実施形態では負極性)に帯電されてい
る。
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
粉体現像剤噴射式画像形成装置における画像作成部10
の概略構成を示す。画像作成部10は、導電性の材料か
らなる現像剤担持ローラ(現像剤担持体)12を有す
る。現像剤担持ローラ12は矢印14で示す方向に回転
自在に支持されている。また、現像剤担持ローラ12
は、第1のバイアス電源16に接続され、所定の電圧
(本実施形態では負極性のバイアス電圧VB1)が印加で
きるようにしてある。現像剤担持ローラ12の外周には
粉体の現像剤18が担持されており、この現像剤18は
所定の極性(本実施形態では負極性)に帯電されてい
る。
【0008】現像剤担持ローラ12の下方には、この現
像剤担持ローラ12と所定の間隔をあけて背面電極ロー
ラ(背面電極)20が、現像剤担持ローラ12と平行に
設けてある。背面電極ローラ20は矢印22で示す方向
に回転自在に支持されている。また、背面電極ローラ2
0は第2のバイアス電源24に接続され、所定の電圧
(本実施形態では正極性のバイアス電圧VB2)が印加で
きるようにしてある。バイアス電圧VB1、VB2の値は、
現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ20との電位差
によってそれらの間に形成される鉛直方向の電界によ
り、現像剤担持ローラ12に担持されている負極帯電現
像剤18が背面電極ローラ20に向けて吸引されるが、
その吸引力だけでは現像剤18が現像剤担持ローラ12
から分離しないように調節されている。
像剤担持ローラ12と所定の間隔をあけて背面電極ロー
ラ(背面電極)20が、現像剤担持ローラ12と平行に
設けてある。背面電極ローラ20は矢印22で示す方向
に回転自在に支持されている。また、背面電極ローラ2
0は第2のバイアス電源24に接続され、所定の電圧
(本実施形態では正極性のバイアス電圧VB2)が印加で
きるようにしてある。バイアス電圧VB1、VB2の値は、
現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ20との電位差
によってそれらの間に形成される鉛直方向の電界によ
り、現像剤担持ローラ12に担持されている負極帯電現
像剤18が背面電極ローラ20に向けて吸引されるが、
その吸引力だけでは現像剤18が現像剤担持ローラ12
から分離しないように調節されている。
【0009】現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ2
0との間には隔壁26が配置されている。現像剤担持ロ
ーラ12と隔壁26の間隔L1は、現像剤担持ローラ1
2に保持されている現像剤18が隔壁26との接触によ
り掻き取られないように、両者の間に僅かの隙間を設け
るか、または両者の接触圧を最小限に抑えるように設定
する。他方、背面電極ローラ20と隔壁26の間隔L2
は、これらの間を記録媒体28(例えば、紙、樹脂フィ
ルム)が通過できるとともに、後に説明するように、こ
の記録媒体28に付着した現像剤18が隔壁26と接触
しない程度の空間30が形成されるように設定する。
0との間には隔壁26が配置されている。現像剤担持ロ
ーラ12と隔壁26の間隔L1は、現像剤担持ローラ1
2に保持されている現像剤18が隔壁26との接触によ
り掻き取られないように、両者の間に僅かの隙間を設け
るか、または両者の接触圧を最小限に抑えるように設定
する。他方、背面電極ローラ20と隔壁26の間隔L2
は、これらの間を記録媒体28(例えば、紙、樹脂フィ
ルム)が通過できるとともに、後に説明するように、こ
の記録媒体28に付着した現像剤18が隔壁26と接触
しない程度の空間30が形成されるように設定する。
【0010】隔壁26は非導電性材料からなる薄い板で
形成されている。図1〜図4に示すように、隔壁26の
一部、すなわち現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ
20とが対向する領域(印刷領域32)に含まれる部分
には、この隔壁26を貫通する複数の孔34が、現像剤
担持ローラ12の中心軸と平行な線上に、所定の間隔を
あけて形成されている。隔壁26の内部または表面に
は、各孔34を囲むように、リング状の個別電極36が
設けてある。個別電極36は、図2に示すように第3の
バイアス電源38に接続され、バイアス電圧VB3が印加
できるようにしてある。
形成されている。図1〜図4に示すように、隔壁26の
一部、すなわち現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ
20とが対向する領域(印刷領域32)に含まれる部分
には、この隔壁26を貫通する複数の孔34が、現像剤
担持ローラ12の中心軸と平行な線上に、所定の間隔を
あけて形成されている。隔壁26の内部または表面に
は、各孔34を囲むように、リング状の個別電極36が
設けてある。個別電極36は、図2に示すように第3の
バイアス電源38に接続され、バイアス電圧VB3が印加
できるようにしてある。
【0011】図4に最もよく示されているように、各孔
34の近傍で且つ背面電極ローラ20側には、個別電極
36に対向して一対の偏向電極40L、40Rが設けて
ある。これらの偏向電極40L、40Rは、略同一の弓
型形状であり、孔34の中心軸42及び記録媒体28の
搬送方向に平行な線43に関して互いに略対称に配置さ
れている(ただし、理解しやすいように図では偏向電極
40を個別電極36の外側に描いてある。)。また、図
2に示すように、偏向電極40Lは第4のバイアス電源
44に接続され、バイアス電圧VB4が印加できるように
なっており、偏向電極40Rは第5のバイアス電源46
に接続され、バイアス電圧VB5が印加できるようにして
ある。後で詳しく述べるように、これらの偏向電極40
に印加する電圧を調整することによって孔34内に生じ
る電界の方向を変え、各孔34に対し複数のドットを形
成することができる。本実施形態では、各孔34を通過
する現像剤18によって、記録媒体搬送方向に垂直な線
上に位置する記録媒体28上の3つの点(例えば、図4
の501、502、503及び504、505、50
6)を中心とするような3つのドットが形成される。
34の近傍で且つ背面電極ローラ20側には、個別電極
36に対向して一対の偏向電極40L、40Rが設けて
ある。これらの偏向電極40L、40Rは、略同一の弓
型形状であり、孔34の中心軸42及び記録媒体28の
搬送方向に平行な線43に関して互いに略対称に配置さ
れている(ただし、理解しやすいように図では偏向電極
40を個別電極36の外側に描いてある。)。また、図
2に示すように、偏向電極40Lは第4のバイアス電源
44に接続され、バイアス電圧VB4が印加できるように
なっており、偏向電極40Rは第5のバイアス電源46
に接続され、バイアス電圧VB5が印加できるようにして
ある。後で詳しく述べるように、これらの偏向電極40
に印加する電圧を調整することによって孔34内に生じ
る電界の方向を変え、各孔34に対し複数のドットを形
成することができる。本実施形態では、各孔34を通過
する現像剤18によって、記録媒体搬送方向に垂直な線
上に位置する記録媒体28上の3つの点(例えば、図4
の501、502、503及び504、505、50
6)を中心とするような3つのドットが形成される。
【0012】図2に示すように、バイアス電源38、4
4、46はコントローラ(CPU)48に接続されてお
り、コントローラ48から出力される信号に応じて、以
下に詳細に説明するように、それぞれの出力(バイアス
電圧VB3、VB4、VB5)を調整するように構成されてい
る。
4、46はコントローラ(CPU)48に接続されてお
り、コントローラ48から出力される信号に応じて、以
下に詳細に説明するように、それぞれの出力(バイアス
電圧VB3、VB4、VB5)を調整するように構成されてい
る。
【0013】このように構成された画像作成部10の画
像作成動作について説明する。現像剤担持ローラ12、
背面電極ローラ20は、それぞれ矢印14、矢印22方
向に一定の速度で回転する。画像信号が未入力状態で、
コントローラ40はバイアス電源38、44、46にそ
れぞれ所定の信号を出力する。この信号に対応して、バ
イアス電源38、44、46は、個別電極36、偏向電
極40L、40Rに印加するバイアス電圧を0Vに設定
する(図5参照)。
像作成動作について説明する。現像剤担持ローラ12、
背面電極ローラ20は、それぞれ矢印14、矢印22方
向に一定の速度で回転する。画像信号が未入力状態で、
コントローラ40はバイアス電源38、44、46にそ
れぞれ所定の信号を出力する。この信号に対応して、バ
イアス電源38、44、46は、個別電極36、偏向電
極40L、40Rに印加するバイアス電圧を0Vに設定
する(図5参照)。
【0014】記録媒体28が印刷領域32に運ばれ、さ
らに、画像信号が入力されると(図5の時刻t0)、コ
ントローラ40はバイアス電源VB3、VB4、VB5に所定
の信号を出力する。この信号を受信すると、バイアス電
源VB3、VB4、VB5は、偏向電極40Rに印加するバイ
アス電圧VB5を0Vのままで、個別電極36に印加する
バイアス電圧VB3の値を0からV3に上げ、偏向電極4
0Lに印加するバイアス電圧VB4の値を0から正極性の
2V0に上げる。これにより、すでに第1と第2のバイ
アス電源16、24により現像剤担持ローラ12と背面
電極ローラ20との間に形成されている電界よりも大き
く、さらに偏向電極40L側に現像剤18を付勢する電
界E1が形成される[図6(a)参照]。その結果、対応
する貫通孔34に対向する現像剤担持ローラ部分に保持
されている現像剤18は、現像剤担持ローラ12から分
離して孔34内に入り、偏向電極40Lにより水平方向
左側に偏向して飛翔し、図4の点501を中心とするド
ットを形成する。
らに、画像信号が入力されると(図5の時刻t0)、コ
ントローラ40はバイアス電源VB3、VB4、VB5に所定
の信号を出力する。この信号を受信すると、バイアス電
源VB3、VB4、VB5は、偏向電極40Rに印加するバイ
アス電圧VB5を0Vのままで、個別電極36に印加する
バイアス電圧VB3の値を0からV3に上げ、偏向電極4
0Lに印加するバイアス電圧VB4の値を0から正極性の
2V0に上げる。これにより、すでに第1と第2のバイ
アス電源16、24により現像剤担持ローラ12と背面
電極ローラ20との間に形成されている電界よりも大き
く、さらに偏向電極40L側に現像剤18を付勢する電
界E1が形成される[図6(a)参照]。その結果、対応
する貫通孔34に対向する現像剤担持ローラ部分に保持
されている現像剤18は、現像剤担持ローラ12から分
離して孔34内に入り、偏向電極40Lにより水平方向
左側に偏向して飛翔し、図4の点501を中心とするド
ットを形成する。
【0015】この大きな電界E1の形成される時間は、
図5における時刻t0から時刻t1までである。時刻t1
になると、第3のバイアス電源38から個別電極36に
印加される電圧VB3の値が、V3から0に低下する。一
方、第4のバイアス電源44から偏向電極40Lに印加
するバイアス電圧VB4は現状(2V0)を維持する。こ
れは、時刻t1の直前に現像剤担持ローラ12から分離
した現像剤18も偏向電極40Lによって水平方向左側
に偏向できるようにするためである。時刻t2になる
と、偏向電極40Lに印加する電圧VB4の値は、2V0
から0に戻る。
図5における時刻t0から時刻t1までである。時刻t1
になると、第3のバイアス電源38から個別電極36に
印加される電圧VB3の値が、V3から0に低下する。一
方、第4のバイアス電源44から偏向電極40Lに印加
するバイアス電圧VB4は現状(2V0)を維持する。こ
れは、時刻t1の直前に現像剤担持ローラ12から分離
した現像剤18も偏向電極40Lによって水平方向左側
に偏向できるようにするためである。時刻t2になる
と、偏向電極40Lに印加する電圧VB4の値は、2V0
から0に戻る。
【0016】1ドットの形成に要する時間Tが経過し
て、時刻t0+Tになると、バイアス電源VB3、VB4、
VB5は、個別電極36に印加するバイアス電圧VB3の値
を0からV3に上げ、偏向電極40L、40Rに印加す
るバイアス電圧VB4、VB5の値をともに0からV0に上
げる。これにより、すでに第1と第2のバイアス電源1
6、24により現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ
20との間に形成されている電界よりも大きな鉛直方向
の電界E2が形成されるが、偏向電極40L、40Rに
印加された電圧はV0で等しいので水平方向には電界が
生じない[図6(b)参照]。その結果、対応する貫通孔
34に対向する現像剤担持ローラ部分に保持されている
現像剤18は、現像剤担持ローラ12から分離して孔3
4内を鉛直方向に通過し、図4の点502を中心にドッ
トを形成する。この状態は時刻t0+Tから所定時間後
の時刻t1+Tまで維持される。
て、時刻t0+Tになると、バイアス電源VB3、VB4、
VB5は、個別電極36に印加するバイアス電圧VB3の値
を0からV3に上げ、偏向電極40L、40Rに印加す
るバイアス電圧VB4、VB5の値をともに0からV0に上
げる。これにより、すでに第1と第2のバイアス電源1
6、24により現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ
20との間に形成されている電界よりも大きな鉛直方向
の電界E2が形成されるが、偏向電極40L、40Rに
印加された電圧はV0で等しいので水平方向には電界が
生じない[図6(b)参照]。その結果、対応する貫通孔
34に対向する現像剤担持ローラ部分に保持されている
現像剤18は、現像剤担持ローラ12から分離して孔3
4内を鉛直方向に通過し、図4の点502を中心にドッ
トを形成する。この状態は時刻t0+Tから所定時間後
の時刻t1+Tまで維持される。
【0017】時刻t1+Tになると、第3のバイアス電
源38から個別電極36に印加される電圧VB3の値が、
V3から0に低下する。一方、バイアス電源44、46
から偏向電極40L、40Rに印加するバイアス電圧V
B4、VB5は時刻t2+Tまで現状(V0)を維持する。な
お、偏向電極40L、40Rに印加する電圧の和を水平
方向左側の場合(及び後で示すように水平方向右側の場
合)に印加した電圧2V0と等しく設定し、また、時刻
t1+T後も偏向電極40L、40Rに電圧を印加した
のは、偏向しない場合と偏向する場合の条件をなるべく
等しくするようにした一つの実施形態にすぎず、これら
の設定に限るわけではない。
源38から個別電極36に印加される電圧VB3の値が、
V3から0に低下する。一方、バイアス電源44、46
から偏向電極40L、40Rに印加するバイアス電圧V
B4、VB5は時刻t2+Tまで現状(V0)を維持する。な
お、偏向電極40L、40Rに印加する電圧の和を水平
方向左側の場合(及び後で示すように水平方向右側の場
合)に印加した電圧2V0と等しく設定し、また、時刻
t1+T後も偏向電極40L、40Rに電圧を印加した
のは、偏向しない場合と偏向する場合の条件をなるべく
等しくするようにした一つの実施形態にすぎず、これら
の設定に限るわけではない。
【0018】時刻t0+2Tになると、バイアス電源V
B3、VB4、VB5は、偏向電極40Lに印加するバイアス
電圧VB4を0Vのままで、個別電極36に印加するバイ
アス電圧VB3の値をを0からV3、偏向電極40Rに印
加するバイアス電圧VB5の値を0から2V0に上げる。
これにより、すでに第1と第2のバイアス電源16、2
4により現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ20と
の間に形成されている電界よりも大きく、さらに偏向電
極40R側に現像剤18を付勢する電界E3が形成され
る[図6(c)参照]。その結果、対応する貫通孔34に
対向する現像剤担持ローラ部分に保持されている現像剤
18は、現像剤担持ローラ12から分離して孔34内に
入り、偏向電極40Rにより水平方向右側に偏向して飛
翔し、図4の点503を中心とするドットを形成する。
B3、VB4、VB5は、偏向電極40Lに印加するバイアス
電圧VB4を0Vのままで、個別電極36に印加するバイ
アス電圧VB3の値をを0からV3、偏向電極40Rに印
加するバイアス電圧VB5の値を0から2V0に上げる。
これにより、すでに第1と第2のバイアス電源16、2
4により現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ20と
の間に形成されている電界よりも大きく、さらに偏向電
極40R側に現像剤18を付勢する電界E3が形成され
る[図6(c)参照]。その結果、対応する貫通孔34に
対向する現像剤担持ローラ部分に保持されている現像剤
18は、現像剤担持ローラ12から分離して孔34内に
入り、偏向電極40Rにより水平方向右側に偏向して飛
翔し、図4の点503を中心とするドットを形成する。
【0019】この大きな電界E3の形成される時間は、
図5における時刻t0+2Tから時刻t1+2Tまでであ
る。時刻t1+2Tになると、第3のバイアス電源38
から個別電極36に印加される電圧VB3の値が、V3か
ら0に低下する。一方、第5のバイアス電源46から偏
向電極40Rに印加するバイアス電圧VB5は現状(2V
0)を維持する。これにより、時刻t1+2Tの直前に現
像剤担持ローラ12から分離した現像剤18も偏向電極
40Rによって水平方向右側に偏向できるようになって
いる。時刻t2+2Tになると、偏向電極40Rに印加
する電圧VB5の値は、2V0から0に戻る。
図5における時刻t0+2Tから時刻t1+2Tまでであ
る。時刻t1+2Tになると、第3のバイアス電源38
から個別電極36に印加される電圧VB3の値が、V3か
ら0に低下する。一方、第5のバイアス電源46から偏
向電極40Rに印加するバイアス電圧VB5は現状(2V
0)を維持する。これにより、時刻t1+2Tの直前に現
像剤担持ローラ12から分離した現像剤18も偏向電極
40Rによって水平方向右側に偏向できるようになって
いる。時刻t2+2Tになると、偏向電極40Rに印加
する電圧VB5の値は、2V0から0に戻る。
【0020】上記のように図4の左側から右側に順番に
ドットを形成したのに続いて、孔34の下方に点505
がくると、今度は、右側から左側の順に、すなわち、ま
ず右側の点504を中心としたドット、続いて真ん中の
点505を中心としたドット、最後に左側の点506を
中心としたドットを形成するように、個別電極36、偏
向電極40L、40Rに印加される電圧が調整される。
その後は、左側から右側、さらに右側から左側という順
を繰り返して記録媒体28上にドットを形成する。
ドットを形成したのに続いて、孔34の下方に点505
がくると、今度は、右側から左側の順に、すなわち、ま
ず右側の点504を中心としたドット、続いて真ん中の
点505を中心としたドット、最後に左側の点506を
中心としたドットを形成するように、個別電極36、偏
向電極40L、40Rに印加される電圧が調整される。
その後は、左側から右側、さらに右側から左側という順
を繰り返して記録媒体28上にドットを形成する。
【0021】ここで、記録媒体搬送方向に垂直な方向に
関して一端側から他端側に向かって順に現像剤18を付
着させ、これを周期的に繰り返す場合、例えば、図4に
おいて501、502、503の順にドットを形成した
後、506、505、504の順にドットを形成する場
合を考える。このとき、点504にドットを形成するた
めに現像剤担持ローラ12から分離した現像剤18のう
ち、点506にドットを形成するために偏向電極40L
に電圧を印加する際に記録媒体28に到達していない現
像剤18が、偏向電極40Lによって形成された電界の
影響を受けて、506の方に向かいながら記録媒体28
に着弾してしまい画像が乱れる恐れがある。これは、1
ドットを形成する時間Tが短い高速度の画像形成装置に
おいて特に顕著に現われる。これに対し、本発明では、
記録媒体搬送方向に垂直な方向に関して一端側から他端
側に向かって順に現像剤18を付着させ、次に他端側か
ら一端側に向かって順に現像剤18を付着させるのでT
を短くしても、例えば点504に対する偏向電極40R
の印加によって点503に形成するドットが乱れること
がなく、所望の画質を得ることができる。
関して一端側から他端側に向かって順に現像剤18を付
着させ、これを周期的に繰り返す場合、例えば、図4に
おいて501、502、503の順にドットを形成した
後、506、505、504の順にドットを形成する場
合を考える。このとき、点504にドットを形成するた
めに現像剤担持ローラ12から分離した現像剤18のう
ち、点506にドットを形成するために偏向電極40L
に電圧を印加する際に記録媒体28に到達していない現
像剤18が、偏向電極40Lによって形成された電界の
影響を受けて、506の方に向かいながら記録媒体28
に着弾してしまい画像が乱れる恐れがある。これは、1
ドットを形成する時間Tが短い高速度の画像形成装置に
おいて特に顕著に現われる。これに対し、本発明では、
記録媒体搬送方向に垂直な方向に関して一端側から他端
側に向かって順に現像剤18を付着させ、次に他端側か
ら一端側に向かって順に現像剤18を付着させるのでT
を短くしても、例えば点504に対する偏向電極40R
の印加によって点503に形成するドットが乱れること
がなく、所望の画質を得ることができる。
【0022】このようにして、記録媒体部分に形成され
た多数のドットの集合により目的の画像が作成される。
なお、記録媒体28に付着した現像剤は記録媒体28と
共に図示しない定着工程に運ばれ、そこで加熱溶融され
て記録媒体28に固定される。
た多数のドットの集合により目的の画像が作成される。
なお、記録媒体28に付着した現像剤は記録媒体28と
共に図示しない定着工程に運ばれ、そこで加熱溶融され
て記録媒体28に固定される。
【0023】以上の説明は本発明の一実施形態に関する
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
所望の画像濃度を得るために個別電極36、偏向電極4
0L、40Rに印加するバイアス電圧VB3、VB4、VB5
の値は変更可能であり、また、画素を更に増やすため
に、図5に示したパルス以外にさらに別のパルス電圧を
印加してもよい。例えば、個別電極36に印加するパル
スのピーク電圧をV3のままで、偏向電極40Lに印加
するパルスのピーク電圧を1.5V0、偏向電極40R
に印加するパルスのピーク電圧を0.5V0にするよう
な時間を、上記実施形態における左側に偏向させる時間
と偏向させずに鉛直方向に飛翔させる時間との間に設け
た場合は、図6(a)と図6(b)の中間のようにやや
左側に向いて形成された電界によって、記録媒体28に
形成されるドットは、図4の点501と502の間にな
る。このように、各孔34によって形成されるドットの
数は、2つ以上の任意の数が可能である。
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
所望の画像濃度を得るために個別電極36、偏向電極4
0L、40Rに印加するバイアス電圧VB3、VB4、VB5
の値は変更可能であり、また、画素を更に増やすため
に、図5に示したパルス以外にさらに別のパルス電圧を
印加してもよい。例えば、個別電極36に印加するパル
スのピーク電圧をV3のままで、偏向電極40Lに印加
するパルスのピーク電圧を1.5V0、偏向電極40R
に印加するパルスのピーク電圧を0.5V0にするよう
な時間を、上記実施形態における左側に偏向させる時間
と偏向させずに鉛直方向に飛翔させる時間との間に設け
た場合は、図6(a)と図6(b)の中間のようにやや
左側に向いて形成された電界によって、記録媒体28に
形成されるドットは、図4の点501と502の間にな
る。このように、各孔34によって形成されるドットの
数は、2つ以上の任意の数が可能である。
【0024】また、現像剤担持ローラ12と背面電極ロ
ーラ20に印加するバイアス電圧VB1、VB2の極性及び
大きさ、現像剤の極性は、以上に説明した現像剤の飛翔
に悪影響を与えない範囲で変更できる。
ーラ20に印加するバイアス電圧VB1、VB2の極性及び
大きさ、現像剤の極性は、以上に説明した現像剤の飛翔
に悪影響を与えない範囲で変更できる。
【0025】さらに、現像剤担持体、背面電極はローラ
に限るものでなく、ベルト、剛性の板であってもよい。
要するに、現像剤担持体は現像剤を担持できる部材であ
ればよく、背面電極は、現像剤担持体と協働して、現像
剤担持体に保持されている現像剤を背面電極に向けて吸
引できることができるものであればよい。
に限るものでなく、ベルト、剛性の板であってもよい。
要するに、現像剤担持体は現像剤を担持できる部材であ
ればよく、背面電極は、現像剤担持体と協働して、現像
剤担持体に保持されている現像剤を背面電極に向けて吸
引できることができるものであればよい。
【0026】さらにまた、隔壁26に形成する孔は複数
列設けてもよいし、その配置形態は千鳥状態であっても
よい。
列設けてもよいし、その配置形態は千鳥状態であっても
よい。
【0027】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、記録媒
体搬送方向に垂直な方向に関して一端側から他端側に向
かって順に現像剤18を付着させ、次に他端側から一端
側に向かって順に現像剤18を付着させるので、あるド
ットを形成するために偏向電極40に印加しても隣のド
ットの形成に対する影響が小さく、1ドットを形成する
ための時間を短くしても所望の画質を得ることができ
る。
体搬送方向に垂直な方向に関して一端側から他端側に向
かって順に現像剤18を付着させ、次に他端側から一端
側に向かって順に現像剤18を付着させるので、あるド
ットを形成するために偏向電極40に印加しても隣のド
ットの形成に対する影響が小さく、1ドットを形成する
ための時間を短くしても所望の画質を得ることができ
る。
【図1】 本発明に係る画像形成装置の画像作成部を模
式的に表した断面図。
式的に表した断面図。
【図2】 本発明に係る画像作成部の孔周辺を模式的に
表した断面図。
表した断面図。
【図3】 隔壁に形成した孔、個別電極、偏向電極の平
面図。
面図。
【図4】 隔壁に形成した孔と記録媒体上に形成するド
ットの中心点との位置関係を示す斜視図。
ットの中心点との位置関係を示す斜視図。
【図5】 個別電極、2つの偏向電極に印加するバイア
ス電圧の波形図。
ス電圧の波形図。
【図6】 現像剤担持ローラと背面電極ローラの間に形
成される電界の様子を示す図。
成される電界の様子を示す図。
10:画像作成部、12:現像剤担持ローラ(現像剤担
持体)、16:第1のバイアス電源、18:現像剤、2
0:背面電極ローラ(背面電極)、24:第2のバイア
ス電源、26:隔壁、28:記録媒体、34:孔、3
6:個別電極、38:第3のバイアス電源、40:偏向
電極、44:第4のバイアス電源、46:第5のバイア
ス電源、48:コントローラ。
持体)、16:第1のバイアス電源、18:現像剤、2
0:背面電極ローラ(背面電極)、24:第2のバイア
ス電源、26:隔壁、28:記録媒体、34:孔、3
6:個別電極、38:第3のバイアス電源、40:偏向
電極、44:第4のバイアス電源、46:第5のバイア
ス電源、48:コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 AE02 AE25 AE31 AE47 AE74 AE84 AF06 AF07 AF13 AF19 AF70 AH03 AH14 AH20 CA02 CA12 CA24 2H029 AA01 AB01 AB07 AB16 AC02
Claims (1)
- 【請求項1】 (a) 荷電性の粉体現像剤を担持し、
この現像剤を所定の方向に搬送する現像剤担持体と、
(b) 非導電性材料からなり、現像剤担持体と所定の
間隔を置いて対向し、現像剤担持体に近接する領域に複
数の貫通孔を有する隔壁と、(c) 貫通孔の近傍に配
置された第1の電極及び第2の電極と、(d) 画像信
号に基づいて第1の電極に電圧を印加し、現像剤担持体
から貫通孔を介して隔壁を通過する第1の方向に現像剤
を付勢する電界の強度を変えることにより、貫通孔に対
向した現像剤担持部分に保持されている現像剤を貫通孔
を介して飛翔させ、隔壁を挟んで現像剤担持体の反対側
にある記録媒体に付着させるとともに、 画像信号に基づいて第2の電極に電圧を印加し、前記第
1の方向と略直交し且つ記録媒体の搬送方向に垂直な第
2の方向に現像剤を付勢する第2の電界を形成すること
によって、現像剤の飛翔方向を変更し、記録媒体上の現
像剤の付着位置を変える出力部とを有し、 各貫通孔は、記録媒体上の前記第2の方向に沿って位置
された複数の画素が対応しており、 前記出力部は、第2の方向に関して一端側の画素から他
端側の画素まで順に現像剤を付着させ、次に、前記他端
側の画素と記録媒体搬送方向に関して隣り合う他端側の
別の画素から、前記一端側の画素と記録媒体搬送方向に
関して隣り合う一端側の別の画素まで順に現像剤を付着
させる動作を繰り返すことを特徴とする粉体現像剤噴射
式画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37063698A JP2000190552A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 粉体現像剤噴射式画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37063698A JP2000190552A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 粉体現像剤噴射式画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000190552A true JP2000190552A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18497354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37063698A Pending JP2000190552A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 粉体現像剤噴射式画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000190552A (ja) |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP37063698A patent/JP2000190552A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20050614 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |