JP2000301531A - コンクリート製品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
高い圧縮強度を発現させる製造方法の提供 【解決手段】コンクリート製品の製造において、早強ポ
ルトランドセメントを用い、無機硬化促進材の配合下
で、コンクリートの水セメント比を30〜45重量%と
し、型枠打設から脱型までの蒸気養生を70℃以下およ
び積算温度(マチュリティ)210〜290℃・hrの範囲
で行うことを特徴とするコンクリート製品の製造方法。
Description
の製造において、特定条件下で蒸気養生を行うことによ
って所定強度を備えたコンクリート製品の早期脱型を可
能とし、型枠の使用回数を高めて生産性を向上したコン
クリート製品の製造方法に関する。本発明の製造方法は
特に大型コンクリート製品の製造に関する。
における蒸気養生が多く採用されている。この蒸気養生
は、型枠に打設したコンクリートを養生室内に存置し、
ここにボイラーを用いて発生させた水蒸気を導入して型
枠内のコンクリートを加湿条件下で昇温させ、セメント
の水和反応を促進して強度発現を早める方法である。そ
の標準的なパターンは次の通りである。すなわち、コン
クリートを型枠に打設し締め固めた後、前養生として常
温で2〜4時間程度放置する。引き続き、蒸気の通気を
開始し、15〜20℃/時間の速度で昇温する。通常は
50〜80℃程度の養生温度に達した後に、その温度を
2〜4時間維持して等温養生を行った後、蒸気の通気を
止め、自然放冷による徐冷期間を経て養生が終了する。
従って、蒸気養生期間は18〜20時間程度必要となる
ため、1日に1つの型枠で、製品を1体しか製造できな
い。
養生を施して硬化体の強度発現を促進し、脱型を早める
方法もあるが、このような蒸気養生では脱型後の強度増
進はあまり見込めないため製品強度が不足し、また、目
的の強度を発現させるために富配合になり易く、コスト
アップを招く。さらに高温による過酷な蒸気養生ではコ
ンクリート表面にフケやひび割れが発生し、耐久性の低
下や美観低下の問題を生じる。
ト製品の製造における従来の上記問題を解決したもので
あり、コンクリートの種類および蒸気養生条件を特定す
ることにより、強度不足や耐久性低下、あるいは美観低
下等の問題を生じることがなく、良好なコンクリート製
品を短時間に脱型して製造することができるコンクリー
ト製品の製造方法を提供するものである。本発明の製造
方法においては、4時間程度の養生時間で脱型すること
ができるので、大型のコンクリート製品についても、型
枠を1日の作業時間内で複数回繰り返し使用することが
できる。
(1)コンクリート製品の製造において、早強ポルトラ
ンドセメントを用い、無機硬化促進材の配合下で、コン
クリートの水セメント比を30〜45重量%とし、型枠
打設から脱型までの蒸気養生を70℃以下およびマチュ
リティ210〜290℃・hrの範囲で行うことを特徴と
するコンクリート製品の製造方法に関する。
以下の構成からなるものを含む。 (2)上記(1)の製造方法において、コンクリートの水
セメント比30〜42重量%のときはマチュリティを2
10〜290℃・hrとし、水セメント比42〜45重量
%のときはマチュリティMを、M=10×W/C−21
0以上かつ290℃・hr以下として蒸気養生を行うこと
により、4時間以内の蒸気養生期間において、蒸気養生
直後の圧縮強度15N/mm2以上、材齢14日の圧縮強度
40N/mm2以上を発現させるコンクリート製品の製造方
法。 (3)上記(1)または(2)の製造方法において、無機硬化
促進材として、仮焼明ばん、水硬性石膏、石灰、アルミ
ン酸塩化合物の少なくとも1種を、セメント重量に対し
て2〜10重量%用いるコンクリート製品の製造方法。
詳細に説明する。本発明の製造方法は、コンクリート製
品に用いるセメントの種類として早強ポルトランドセメ
ントを用い、かつ無機硬化促進材を配合したものを用い
る。製品の原料として早強ポルトランドセメントを用
い、これに硬化促進材を配合することにより、硬化体の
凝結を促進して強度を高め、脱型時間を短縮することが
できる。硬化促進材としては無機系のものが適当であ
り、具体的には、例えば、仮焼明ばん、水硬性石膏、石
灰、アルミン酸塩化合物の1種または2種以上を、セメ
ント重量に対して2〜10重量%用いると良い。
ト製品について、セメントの種類および硬化促進材の添
加量と圧縮強度の関係を図1に示す。同図は、養生温度
65℃を3時間一定に保持して蒸気養生を行ったときの
脱型時の圧縮強度と材齢14日圧縮強度を、普通ポルト
ランドセメントと早強ポルトランドセメントとについて
硬化促進材の添加量に応じて示したグラフである。な
お、一般に、大型コンクリート製品の脱型の際には15
N/mm2以上の圧縮強度が求められる。また、コンクリー
ト製品の設計強度は一般に材齢14日で管理されてお
り、通常、大型製品の材齢14日強度として40N/mm2
以上の製品強度が求められることが多い。同図中、破線
は圧縮強度15N/mm2、40N/mm2のラインをおのおの示
す。同図に示すように、普通ポルトランドセメントを使
用したコンクリートは脱型強度が不足し、硬化促進材を
添加しても脱型時に必要な強度を発現できず、材齢14
日強度も十分ではない。また、早強ポルトランドセメン
トを用いたものは、硬化促進材をセメント重量に対して
2重量%以上添加することにより、脱型時および材齢1
4日において必要な強度を発現できる。なお、硬化促進
材は10重量%以上添加しても大幅な相違はないので、
その添加量はセメント重量の2〜10重量%が適当であ
る。
し、蒸気養生を50℃一定で4時間保持して製造したコ
ンクリート製品について、水セメント比と圧縮強度の関
係を硬化促進材の添加量に応じて示したグラフである。
同図に示すように、水セメント比が高くなると圧縮強度
が低下する傾向があり、脱型時および材齢14日におい
て上記強度を発現させるには、水セメント比を45重量
%以下に制限するのが好ましい。なお、一般にコンクリ
ートの水セメント比が30重量%未満になるとワーカビ
リティが悪化する。従って、本発明の製造方法におい
て、水セメント比は30〜45重量%の範囲が適当であ
る。
型までの蒸気養生をマチュリティ210〜290℃・hr
の範囲で行う。このマチュリティは円柱テストピース
(直径10cm×高さ20cm)の中心部に熱電対を取り付け、こ
の実測温度に基づき、次式(I)に従って求めることがで
きる(−10℃を基準とした値)。
ュリティと圧縮強度の関係を図3および図4に示す。図
3は、早強ポルトランドセメントを使用し、水セメント
比42重量%とし、硬化促進材を早強ポルトランドセメ
ント重量に対して2重量%添加したコンクリートについ
て4時間蒸気養生を行い、円柱テストピース(直径10cm
×高さ20cm)の中心部で測定した蒸気養生中の実測マチ
ュリティと脱型時および材齢14日の圧縮強度の関係を
示したグラフである。
測マチュリティMに比例して増大する。一方、材齢14
日の圧縮強度σは実測マチュリティMの増加に伴って低
下することが分かる。このグラフから、脱型時の圧縮強
度σは以下の近似式(II)によって示すことができ、材齢
14日の圧縮強度は以下の近似式(III)によって示すこ
とができる。同図に示すように、蒸気養生のマチュリテ
ィが約210℃・hr以上の範囲で脱型時に15N/mm2以上
の圧縮強度が得られる。また、蒸気養生のマチュリティ
が約290℃・hr以下の範囲で40N/mm2以上の材齢14
日の圧縮強度が得られる。 σ(脱型時) =0.098M−6.188・・・・・・(II) σ(14日材齢)=−0.173M+90.25・・・・(III)
以外は図3の場合と同様にして製造したコンクリート製
品について、その実測マチュリティと脱型時および材齢
14日の圧縮強度の関係を示すグラフである。この場合
も図3の場合と同様に、脱型時の圧縮強度σは実測マチ
ュリティMに比例して増大する。また、材齢14日の圧
縮強度σは実測マチュリティMの増加に伴って低下す
る。このグラフから、脱型時の圧縮強度σは以下の近似
式(IV)によって示すことができ、材齢14日の圧縮強度
は以下の近似式(V)によって示すことができる。この結
果によれば、蒸気養生のマチュリティを約240℃・hr
以上の範囲で脱型時に15N/mm2以上の圧縮強度が発現
する。また、蒸気養生のマチュリティを約300℃・hr
以下の範囲で40N/mm2以上の材齢14日圧縮強度が発
現する。 σ(脱型時) =0.110M−12.12・・・・・・(IV) σ(14日材齢)=−0.067M+59.06・・・・(V)
トを使用し、硬化促進材を早強ポルトランドセメント重
量に対し2重量%添加したコンクリート製品において、
4時間の蒸気養生で、蒸気養生直後(脱型時)15N/mm2
以上および材齢14日40N/mm2以上の圧縮強度を発現
させるには、水セメント比と蒸気養生のマチュリティを
制御し、水セメント比42重量%のときはマチュリティ
を210〜290℃・hrとして蒸気養生を行い、水セメ
ント比45重量%のときはマチュリティを240〜29
0℃・hrとして蒸気養生を行えば良いことが分かる。
養生を行ったコンクリート製品について、一定範囲の水
セメント比および養生積算温度について圧縮強度を測定
し、脱型時圧縮強度15N/mm2以上、材齢14日圧縮強
度40N/mm2以上を発現させる水セメント比と実測マチ
ュリティの範囲を図5に示した。同図に示すように、コ
ンクリート製品について上記圧縮強度を発現させるに
は、水セメント比30〜42重量%のときはマチュリテ
ィを210〜290℃・hrとして蒸気養生を行い、水セ
メント比42〜45重量%のときはマチュリティMを、
M=10×W/C−210以上かつ290℃・hr以下と
して蒸気養生を行えば良いことが分かる。
温養生や、養生初期に急激な温度上昇を行うと、コンク
リートにフケやひび割れを生じるので避ける必要があ
る。具体的には、例えば、養生期間中、70℃以上の高
温を一定に保持するような蒸気養生や養生開始30分程
度の間に70℃付近まで温度を急激に上昇させるような
蒸気養生は好ましくない。
リート製品について、型枠からの早期脱型を可能とする
製造方法であり、特に大型コンクリート製品について、
その利点が大きい。ここで大型コンクリート製品とは、
製品重量が5t以上(普通コンクリート容積で約2.1m3以
上)であるものを云う。本発明の製造方法は、上記原料
配合および積算温度条件下で蒸気養生を行うことによ
り、4時間以内の蒸気養生で、養生直後の脱型強度15
N/mm2以上、材齢14日強度40N/mm2以上の圧縮強度を
発現させることができる。また、本発明はコンクリート
の成型法を問わず幅広く利用することができる。
コンクリート製品の2回転製造が可能である。ここで、
2回転製造法とは、通常の作業工程の中で、同一の型枠
を用いて2サイクルの製造(2体の製造)を行うことを云
う。一般に大型コンクリート製品の製造作業は、現状で
は、作業開始から1〜2時間までに前日分の脱型を行
い、引き続き1サイクル目の準備とコンクリートの打設
を行う。次に、1サイクル目のコンクリートの蒸気養生
を行う。通常、この蒸気養生は先に述べたように18〜
20時間程度行われるので、脱型は翌日になる。一方、
本発明の製造方法では、4時間程度の蒸気養生で脱型で
きるので、1日の作業時間内で1サイクル目の製造後、
2サイクル目の打設準備を行うことができる。因みに、
2サイクル目の養生が1日の作業時間を越える場合に
は、通常の蒸気養生を行い、翌日の作業開始時に2サイ
クル目の脱型を行うことができる。これらの作業時間は
概ね7〜8時間程度であり、従来の製造方法より作業時
間が大幅に短縮されるので、2サイクルの製造が可能で
ある。
す。実施例で用いた材料、配合および製造方法は以下の
とおりである。 (イ)使用材料:早強ポルトランドセメント、無機硬化促
進材(仮焼明ばん,水硬性石膏)、膨張材、陸砂(表乾比重
2.60,粗粒率2.87)、硬質砂岩砕石(表乾比重2.63,粗粒率
6.97)、ポリカルボン酸系高性能減水剤。 (ロ)配合:表1に示す配合比に従ってコンクリートを調
製した。なお、高性能減水剤は所定のスランプが得られ
る量を添加した。 (ハ)蒸気養生パターン:図6に示すパターンに従って蒸
気養生を行った。 (ニ)実験方法:表1に示す配合比のコンクリート材料を
コンクリートミキサに入れて十分に練り混ぜた後、円柱
テストピース(直径10cm×高さ20cm)に打設して所定の蒸
気養生を施した。なお、テストピースは円柱側面から流
し込む形状であり、両端面は平滑に仕上がるため、脱型
後は直ちに圧縮強度試験に供することが出来る。圧縮強
度試験は規格(JIS A 1108)に準じて行った。
コンクリートについて、温度を65℃一定とし3時間保
持して蒸気養生を行った。また、普通ポルトランドセメ
ントを用いたコンクリートについても同様に蒸気養生を
行った。この結果を図1に示した。同図に示すように、
普通ポルトランドセメントを用いたものは十分な脱型強
度および材齢14日強度が得られない。一方、早強ポル
トランドセメントを用い、これに硬化促進材をセメント
重量の2重量%以上添加したものは目標強度(脱型時1
5N/mm2,材齢14日40N/mm2)を発現している。
コンクリートについて、温度を50℃一定とし4時間保
持して蒸気養生を行った。この結果を図2に示した。同
図に示すように、水セメント比を45重量%以下の範囲
に制御することにより、目標強度(脱型時15N/mm2,材
齢14日40N/mm2)を発現することができる。
2重量%添加し、水セメント比をおのおの42重量%,
45重量%としたコンクリートについて、図6に示すパ
ターン等に従って蒸気養生を行い、蒸気養生直後の脱型
時強度と材齢14日強度を測定し、圧縮強度と蒸気養生
の実測マチュリティとの関係を求めた。この結果を図3
および図4に示した。コンクリートの温度は円柱テスト
ピース(直径10cm×高さ20cm)中心部に埋め込んだ熱電対
によって測定した。各図に示すように、水セメント比4
2重量%のときはマチュリティを210〜290℃・hr
として蒸気養生を行い、水セメント比45重量%のとき
はマチュリティを240〜290℃・hrとして蒸気養生
を行うことにより、目標強度(脱型時15N/mm2,材齢1
4日40N/mm2)を発現できることがわかる。
%添加したコンクリートについて、表3に示す条件下で
蒸気養生を行い、蒸気養生パターンによる影響を調べ
た。この結果を表3に示した。同表に示すように、過度
に高い養生温度を一定時間保持するもの(図6No.5:75
℃一定)や、養生の極く初期に高温の蒸気温度が設定さ
れたもの(図6No.4:養生開始30分以内に70℃まで昇温)
は、コンクリート製品にフケやひび割れ等を生じ、耐久
性が低下すると共に美観の低下を招き、また材齢14日
強度が不足することが確認された。また、フケやひび割
れが生じないものでも、マチュリティが高い場合(図6
No.3:マチュリティ315℃・hr)は、材齢14日強度
不足が見られた。従って、蒸気養生の設定マチュリティ
や最高温度は、必要な強度が得られる範囲で低くする方
が良い。この最高温度は70℃以下が好ましく、かつ養
生開始30分以内に70℃以上に昇温することは好まし
くない。養生温度を50℃に保持するもの(No.1)、養生
開始30分以内の温度上昇が65℃までのもの(No.2)は
何れもフケやひび割れの問題を生じない。また、本発明
の養生条件下の圧縮強度(No.1,No.2)は通常の蒸気養生
を行ったものとほぼ同等であり、しかも養生時間は通常
の場合よりも大幅に短く4時間以内である。
の脱型強度(15N/mm2)および材齢14日強度(40N/mm
2)を満たす養生条件は、水セメント比と養生マチュリテ
ィについて図5に示す範囲が妥当である。また、表2に
示すように、蒸気養生の極初期に、蒸気養生パターンが
高温に設定されたコンクリートは、フケやひび割れ等の
耐久性や美観の低下を招く。また、過度に蒸気養生のマ
チュリティを上げた場合、それと同配合で通常の蒸気養
生を行ったコンクリートより材齢14日圧縮強度が大き
く低下するので好ましくない。
ト製品の蒸気養生時間を大幅に短縮することができ、早
期脱型により生産性を大幅に向上することができる。具
体的には、例えば、大型コンクリート製品について2回
転製造を行うことができる。
フ。
フ。
フ。
フ。
蒸気養生における積算温度の妥当な範囲を示すグラフ。
ラフ。
冷したパターン No.3:20℃から70℃まで1時間で昇温し、その後3
時間保持したパターン No.4:20℃から70℃まで30分で昇温し、その後3
0分保持した後、3時間で放冷したパターン No.5:75℃一定で3時間保持したパターン
Claims (3)
- 【請求項1】 コンクリート製品の製造において、早強
ポルトランドセメントを用い、無機硬化促進材の配合下
で、コンクリートの水セメント比を30〜45重量%と
し、型枠打設から脱型までの蒸気養生を70℃以下およ
びマチュリティ210〜290℃・hrの範囲で行うこと
を特徴とするコンクリート製品の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1の製造方法において、コンクリ
ートの水セメント比30〜42重量%のときはマチュリ
ティを210〜290℃・hrとし、水セメント比42〜
45重量%のときはマチュリティMを、M=10×W/
C−210以上かつ290℃・hr以下として蒸気養生を
行うことにより、4時間以内の蒸気養生期間において、
蒸気養生直後の圧縮強度15N/mm2以上、材齢14日の
圧縮強度40N/mm2以上を発現させるコンクリート製品
の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2の製造方法において、
無機硬化促進材として、仮焼明ばん、水硬性石膏、石
灰、アルミン酸塩化合物の少なくとも1種を、セメント
重量に対して2〜10重量%用いるコンクリート製品の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11654799A JP2000301531A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | コンクリート製品の製造方法 |
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