JP2000300857A - 家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型システム - Google Patents

家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型システム

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JP2000300857A JP11114091A JP11409199A JP2000300857A JP 2000300857 A JP2000300857 A JP 2000300857A JP 11114091 A JP11114091 A JP 11114091A JP 11409199 A JP11409199 A JP 11409199A JP 2000300857 A JP2000300857 A JP 2000300857A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用ゲーム機にコントローラおよび制御ユ
ニットを接続し、制御ユニットに模型線路を接続するこ
とにより、家庭用ゲーム機により実現することができ、
かつ、実際の鉄道車両と同じ力行,惰行,制動ができリ
アルな走行ができる家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型シ
ステムを提供する。 【解決手段】 家庭用ゲーム機1にコントローラ2およ
び制御ユニット3が接続され、さらに模型線路5が接続
されている。ソフト1bに格納されている鉄道模型シス
テムのプログラムを読み込むことにより模型車両6を走
行させることができる。マスコン2aおよび制動レバー
2bによる操作により家庭用ゲーム機で現在の車両速
度,重量と操作信号に基づき制御電圧が演算出力され、
模型車両6は力行,惰行および制動特性のリアル走行が
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用ゲーム機を
用い、コントローラにより模型車両の走行を運転操作す
ることができる鉄道模型システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ミニチュアの模型線路に模型車両を走ら
せるシステムが従来より存在する。このシステムは、プ
レーヤがコントローラを操作して車両を走行させるもの
である。模型車両に模型線路を介して制御電圧を送り、
模型車両の速度制御は制御電圧の値を変えることにより
行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際の鉄道
車両は、列車本来の運動特性である力行,惰行,制動の
特性により運行されるものである。ここで、力行とは、
車両に駆動力を与えて加速走行するものであり、惰行と
は慣性走行のことで、車両慣性重量が大きく、走行抵抗
も小さいことから列車加速後はこの惰行走行となる。従
来のミニチュアの鉄道模型システムでは、コントローラ
のダイヤル操作と模型車両の走行速度が1:1に連動し
ており、ダイヤル操作で指示される電圧値が車両を駆動
するモータの入力電圧となり、実際の車両のように惰行
走行などのリアルな走行を再現することはできない。
【0004】また、上記ミニチュアの鉄道模型システム
は、家庭で楽しむ場合、専用のセットになっているシス
テムを入手する必要があり、鉄道模型システム以外には
その装置の一部を他に利用することもできず、コストパ
フォーマンスが良くないという欠点があった。そこで、
本件発明者は、CD−ROMやカセットなどの各ゲーム
のソフトを変えれば、種々のゲームを楽しむことができ
る家庭用ゲーム機を利用して鉄道模型システムを構築す
ることを検討し本発明に至った。
【0005】本発明は上記背景に基づくもので、その目
的は、家庭用ゲーム機にコントローラおよび制御ユニッ
トを接続し、制御ユニットに模型線路を接続することに
より、家庭用ゲーム機により実現することができ、か
つ、実際の鉄道車両と同じ力行,惰行,制動ができリア
ルな走行ができる家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型シス
テムを提供することにある。本発明の他の目的は、リア
ル走行ができるとともに模型車両の運転席から前方の風
景を見ながら操作することができ、さらには模型車両の
位置検出手段を搭載することによりダイヤなどの高度な
車両運行管理を可能とする家庭用ゲーム機を用いた鉄道
模型システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型システ
ムは、模型線路上の模型車両に駆動手段を搭載し、前記
駆動手段に所定の電圧を供給することにより模型車両を
走行制御できる鉄道模型部と、前記模型車両を操作する
ための操作部を有するコントローラと、鉄道模型制御プ
ログラムに基づき走行操作制御を可能とし、前記コント
ローラからの操作信号を受け、該操作信号,現在の車両
速度および車両重量などの車両情報に基づき力行,惰
行,制動特性に則った走行を可能にするディジタル車両
制御信号を演算出力する演算処理手段を有するゲーム機
と、前記演算処理手段より出力されるディジタル車両制
御信号に対応したアナログ制御電圧に変換し、該アナロ
グ制御電圧を前記駆動手段に加える制御ユニット手段と
を備えている。また、本発明は、前記目的を達成するた
めに上記構成に加えてモニタ手段を有し、運転状況の情
報や運転演出音声を出力するように構成されている。さ
らに、本発明は、前記他の目的を達成するために上記構
成に加えてモニタ手段と、前記模型車両に搭載され、模
型車両の前方を撮像するカメラ手段と、前記カメラ手段
から取り入れた映像を送信する映像送信手段と、前記映
像送信手段からの映像信号を受信し、該映像信号に前記
ゲーム機からの運転状況を示す表示用データを挿入し、
合成画像を作る合成画像形成手段とを有し、前記合成画
像を前記モニタ手段に出力するように構成されている。
さらには本発明は、前記他の目的を達成するために上記
構成に加えて前記模型車両に、車両の位置を検出し位置
検出信号を出力する位置検出手段を搭載し、前記映像送
信手段は、前記位置検出信号を前記カメラ手段からの映
像信号とともに送信し、前記ゲーム機は受信した位置検
出信号により模型車両の位置を判定し、ダイヤ,信号シ
ステムに情報として加えるように構成されている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、鉄道模型システムを家庭用
ゲーム機により実現でき、実際の鉄道車両と同じような
リアル走行ができる。また、運転席から前方を見ている
状態と同じ状態でコントロール操作ができ、車両の位置
を検出する手段を設けることによりこの情報をダイヤあ
るいは信号システムに良好に取り入れることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態をさらに詳しく説明する。図1は本発明による
家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型システムの外観図であ
る。家庭用ゲーム機1の前面のコネクタ1aには、コン
トローラ2と制御ユニット3が接続される。また、背面
の図示しないコネクタにはモニタ手段であるテレビが接
続される。家庭用ゲーム機1に鉄道模型制御プログラム
が格納されているCD−ROM1bを装着し電源をオン
すると、該プログラムが立ち上がる。コントローラ2の
発進加速を行うマスコン2a,制動を行う制動レバー2
bを操作することにより、コントローラ2から操作信号
が家庭用ゲーム機1に送られ、該ゲーム機1で内部演算
処理が行われてディジタル車両制御信号が出力される。
制御ユニット3はディジタル車両制御信号をDC電圧に
変換し、DC電圧は線路5に入力される。模型車両6は
走行用モータを搭載しており、走行モータに線路5を介
してDC電圧が供給される。
【0009】家庭用ゲーム機1はCD−ROM装着タイ
プではなく、他の記憶媒体を装着するタイプのものでも
良く、コネクタ1aに通常のパッドなどを接続すること
により、他のアプリケーションソフトのゲームを行うこ
とができる。
【0010】図2(a)は、本発明によるシステムの第
1の実施の形態を示す回路ブロック図で、家庭用ゲーム
機の回路例を示したものである。図2(b)はメイン演
算部の演算処理手段の詳細機能を示す図である。図2
(a)において、点線で囲んだ部分が家庭用ゲーム機内
の回路部であり、ROMメモリ7は、CD−ROM,R
OMカセット,メモリカードなどであり、装脱着可能で
ある。電源部13より電源DC電圧が供給される。鉄道
模型制御プログラムおよびデータ情報が格納されたRO
Mメモリ7が装着され、図示しない電源スイッチオンに
より、鉄道模型制御プログラムおよびデータ情報がRA
Mメモリ9に読み込まれる。メイン演算部10は、RA
Mメモリ9からの情報に基づきオープニング画面および
サウンドを画像出力部14およびサウンド出力部15に
送出する。
【0011】コントローラ2のマスコンレバー2aから
の発進・加速・減速信号を示すステップ値または制動レ
バー2bからの制動信号を示すステップ値は、I/O制
御部11を介してメイン演算部10に送られる。メイン
演算部10は、送られてきた加速などを示すステップ値
および現在の模型車両6の速度などに基づき演算を行
い、制御ユニット3に送出すべきディジタル車両制御信
号を算出する。
【0012】図3Aは、ゲーム機が加速処理を行うとき
の流れを説明するためのフローチャートである。コント
ローラ2のマスコン2aが操作されて加速信号が送られ
る(ステップ(以下「S」という)301A)と、メイ
ン演算部10の発進・加速演算部10bは加速信号,現
在の走行速度および車両重量データから加速率を算出す
る(S302A)。そして、加速率算出結果をもとに所
定の傾きの電圧上昇命令であるディジタル車両制御信号
を出力する(S303A)。制御ユニット3は、このデ
ィジタル車両制御信号を受けて線路電圧を上昇させる
(S304A)。模型線路5のDC電圧はメイン演算部
10で算出された加速率に対応した傾きで上昇する(S
305A)。
【0013】図3Bは、ゲーム機が惰性走行処理を行う
ときの流れを説明するためのフローチャートである。コ
ントローラ2のマスコン2aが操作されて惰行信号が送
られる(S301B)と、メイン演算部10の惰性走行
演算部10cは惰行信号,現在の走行速度および車両重
量データから惰性走行減速率を算出する(S302
B)。そして、減速率算出結果をもとに所定の傾きの電
圧降下命令であるディジタル車両制御信号を出力する
(S303B)。制御ユニット3は、このディジタル車
両制御信号を受けて線路電圧を降下させる(S304
B)。模型線路5のDC電圧はメイン演算部10で算出
された減速率に対応した傾きで降下する(S305
B)。
【0014】図3Cは、ゲーム機が減速処理を行うとき
の流れを説明するためのフローチャートである。コント
ローラ2の制動レバー2bが操作されて減速信号が送ら
れる(S301C)と、メイン演算部10の減速演算部
10cは減速信号,現在の走行速度および車両重量デー
タから減速率を算出する(S302C)。そして、減速
率算出結果をもとに所定の傾きの電圧降下命令であるデ
ィジタル車両制御信号を出力する(S303C)。制御
ユニット3は、このディジタル車両制御信号を受けて線
路電圧を降下させる(S304C)。模型線路5のDC
電圧はメイン演算部10で算出された減速率に対応した
傾きで降下する(S304C)。
【0015】図4は、コントローラ操作とディジタル車
両制御信号,線路電圧の関係の一例を示す図で、発進・
加速処理を行う力行,惰性減速する惰行および減速を行
う制動の具体例である。マスコンレバーは5段階の位置
に操作することができ、ステップ位置が大きくなれば、
線路に加えられる供給電圧はそれに比例して大きくな
り、列車はその供給電圧に比例する速度となる。また、
制動レバーも5段階の制動位置を持ち、ステップ位置が
大きいほど、制動の効き具合は大きくなる。マスコンレ
バー,制動レバーの操作位置を示す操作信号,車両速度
および車両重量により演算して発生するディジタル車両
制御信号(供給電圧)は、図4に示すような特性とな
り、列車は力行,惰行,制動特性に則った走行駆動が行
われる。
【0016】図4において、時刻t1 で発進操作が行わ
れマスコンレバーが時刻t2 までに4ステップ分加速調
整され、そのときの演算された電圧の傾きはm1 で上昇
する。マスコンレバーがステップ4の位置になって(時
刻t2 )、この位置がしばらく保持されているが、時刻
3 までの間、上記傾きm1 で電圧上昇を続けた後、時
刻t3 で所定電圧値(ステップ4対応の電圧)になって
保持され、時刻t4 まで所定の等速度走行となる。さら
に時刻t4 で1ステップ分上昇させステップ5の位置に
すると、時刻t5 まで傾きm2 で電圧上昇する。その後
は時刻t6 まで最大電圧である12Vが維持され列車は
所定の最高速度に維持される。
【0017】この状態において、時刻t6 でマスコンレ
バーのステップ位置を0にすると、惰行走行に移行す
る。すなわち、そのときの車両速度,重量および操作位
置信号により演算されたディジタル車両制御信号の特性
は、慣性重量に応じた傾斜m3 で下がり、列車は惰行走
行によって徐々に速度が小さくなる。時刻t7 で制動レ
バーのステップ位置を5にすると、傾斜はm4 と大きく
なり、その傾斜に沿って電圧は少しずつ低下し、列車の
速度の降下が続く。時刻t8 で制動レバーのステップ位
置を4にし,ある時間間隔でステップ位置を小さくして
いき時刻t9 でステップ位置0にすると、そのときの時
間間隔で小さくなる操作信号,車両速度,重量により算
出された傾きm5 で電圧値が降下をつづける。時刻t9
を過ぎた後も降下を続け、遂に電圧値は0Vとなって列
車は停止する。
【0018】図5は、本発明によるシステムの第2の実
施の形態を示す概略図である。この実施の形態は、列車
にカメラを搭載し、カメラで撮影した運転席からの前方
の景色を家庭用TVに映し出すとともにそのときの家庭
用ゲーム機からのデータ情報を同じ画面に合成表示する
ようにした例である。先頭車両23にはカメラ23a,
送信部23bおよび送信アンテナ22が搭載されてい
る。中間車両24にはカメラ用バッテリー24aが搭載
され、カメラ用バッテリー24aの出力はカメラ23a
および送信部23bに供給される。最後部車両25には
走行モータ25aが搭載され、走行モータ25aは線路
26を通して供給されるDC電圧によって駆動させられ
る。
【0019】コントローラ19のマスコンレバーおよび
制動レバーの操作による操作信号は、家庭用ゲーム機1
6に入力し、図4に示すような特性に基づき所要のディ
ジタル車両制御信号が制御ユニット18に送られる。制
御ユニット18はディジタル車両制御信号を受信し対応
のアナログDC電圧を出力し線路26に供給する。家庭
用ゲーム機16は同時に運行状況などの情報を表示する
ための映像信号をチューナ17に出力する。一方、カメ
ラ23aで電車前方を撮像した映像信号は送信部23b
に送られる。送信部23bは、所定のチャネルに対応す
る搬送波を映像信号で変調し、変調した搬送波をアンテ
ナ22より発射する。
【0020】図6は、図5のチューナ部の詳細を示す回
路ブロック図である。チューナ17は、搬送波をアンテ
ナ21を介して受信する。検波回路30で所定のチャネ
ルに対応する搬送波を混合して上記カメラからの映像情
報を抽出する。映像情報の一部は同期信号分離処理回路
34に導かれ、水平および垂直同期信号が分離処理され
る。また、コンポジット映像信号は、コンポジット処理
回路31でR,G,B復調される。また、家庭用ゲーム
機16から送られてくる運行状況などの表示データのコ
ンポジット映像信号は、コンポジット処理回路35で同
様にR,G,B復調される。R,G,Bインタフェース
部32では、水平および垂直同期信号に基づき模型車両
からの映像のR,G,B信号と家庭用ゲーム機16から
の表示データのR,G,B信号が入力されて合成処理さ
れる。映像合成信号は、コンポジット変換処理回路33
でコンポジット信号に戻され、家庭用TV20に出力さ
れる。
【0021】図7は、家庭用テレビに映し出された鉄道
模型システムの画像の一例を示す図である。画像の上部
には家庭用ゲーム機からの現在時刻,到着時刻および次
の駅名の表示データが、下部には模型車両で撮影した前
方の風景が表示される。
【0022】図8は、本発明によるシステムの第3の実
施の形態を示す概略図である。この実施の形態は、第2
の実施の形態にさらに位置検出車両36を設けたもので
ある。車両位置検出車両36には位置検出部36aが搭
載されている。 位置検出部36aは、線路
に向かって赤外線を投光する発光器と、線路からの反射
波を受信する受光器とからなる光検出器を列車に搭載
し、線路には一定間隔で、その位置を示すバーコードラ
ベルを貼り付けたものである。発光器から線路に向けて
発光しバーコードラベルからの反射光を受光器で読み取
ることにより、位置信号を得ることができる。
【0023】位置検出部36aで検出した位置信号は、
送信部23bにおいてカメラ23aからの映像信号に重
畳される。送信部23bは所定のチャネルに対応する搬
送波を重畳信号で変調し、変調した搬送波をアンテナ2
2より発射する。チューナ17は、搬送波をアンテナ2
1を介して受信し、所定のチャネルに対応する搬送波を
混合して重畳信号を抽出し、さらに映像情報と位置信号
を分離する。カメラ23aからの表示データの映像信号
は、家庭用ゲーム機16からの映像信号と合成(スーパ
ーインポーズ)され、家庭用TV20に出力される。
【0024】この実施の形態では、位置検出部として赤
外線発光受信器を用いた例を示してたが、他の構成の位
置検出器も同様に適用できる。例えば、列車側にコイル
を搭載しておき、線路側に所定間隔でマグネットを配置
し、コイルに流れる電流を検出することにより列車の位
置信号を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、模型線
路上の模型車両に駆動手段を搭載し、駆動手段にに所定
の電圧を供給することにより模型車両を走行制御できる
鉄道模型部と、模型車両を操作するための操作部を有す
るコントローラと、列車制御プログラムに基づき走行操
作制御を可能とし、コントローラからの操作信号を受
け、該操作信号,現在の車両速度および車両重量などの
車両情報に基づき力行,惰行,制動特性に則った走行を
可能にするディジタル車両制御信号を演算出力する演算
処理手段を有するゲーム機と、演算処理手段より出力さ
れるディジタル車両制御信号に対応したアナログ制御電
圧に変換し、該アナログ制御電圧を前記駆動手段に加え
る制御ユニット手段とを備えたものである。したがっ
て、家庭用ゲーム機により鉄道模型システムを実現する
ことができる。また、鉄道模型システムにおいて車両走
行音や戸締め音,駅アナウンスのサウンドを再現するこ
とができる。さらに、車載カメラシステムを付加するこ
とによって、より臨場感のある模型列車運転が楽しめ
る。さらには車両位置検出を併用することにより高度な
車両運行管理が可能となり、ダイヤや信号システム等を
取り入れた列車運転ゲームの要素を盛り込むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型
システムの外観図である。
【図2】本発明による鉄道模型システムの第1の実施の
形態を示す回路ブロック図である。
【図3A】ゲーム機が加速処理を行うときの流れを説明
するためのフローチャートである。
【図3B】ゲーム機が惰性走行処理を行うときの流れを
説明するためのフローチャートである。
【図3C】ゲーム機が減速処理を行うときの流れを説明
するためのフローチャートである。
【図4】コントローラ操作とディジタル車両制御信号,
線路電圧の関係の一例を示す図である。
【図5】本発明による鉄道模型システムの第2の実施の
形態を示す概略図である。
【図6】図5のチューナ部の詳細を示す回路ブロック図
である。
【図7】家庭用テレビに映し出された鉄道模型システム
の画像の一例を示す図である。
【図8】本発明による鉄道模型システムの第3の実施の
形態を示す概略図である。
【符号の説明】
1,16…家庭用ゲーム機 2,19…コントローラ 3,18…制御ユニット 4,20…家庭用テレビ 5…線路 6…模型車両(列車) 7…ROMメモリ 8…ROMメモリ読み出し部 9…RAMメモリ 10…メイン演算部(CPU) 10a…演算処理手段 10b…発進・加速演算部 10c…惰性走行演算部 10d…減速演算部 11…I/O制御部 13…電源部 14…画像出力部 15…サウンド出力部 17…チューナ 21,22…アンテナ 23…カメラ・送信部搭載車両(先頭車両) 24…カメラバッテリー搭載車両(中間車両) 25…走行用モータ車両(最後部車両) 30…検波回路 31,35…コンポジット処理回路 32…RGBインタフェース部 33…コンポジット変換処理回路 34…同期信号分離処理回路 36…車両位置検出部搭載車両

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 模型線路上の模型車両に駆動手段を搭載
    し、前記駆動手段にに所定の電圧を供給することにより
    模型車両を走行制御できる鉄道模型部と、前記模型車両
    を操作するための操作部を有するコントローラと、鉄道
    模型制御プログラムに基づき走行操作制御を可能とし、
    前記コントローラからの操作信号を受け、該操作信号,
    現在の車両速度および車両重量などの車両情報に基づき
    力行,惰行,制動特性に則った走行を可能にするディジ
    タル車両制御信号を演算出力する演算処理手段を有する
    ゲーム機と、前記演算処理手段より出力されるディジタ
    ル車両制御信号に対応したアナログ制御電圧に変換し、
    該アナログ制御電圧を前記駆動手段に加える制御ユニッ
    ト手段と、を備えたことを特徴とする家庭用ゲーム機を
    用いた鉄道模型システム。
  2. 【請求項2】 モニタ手段を有し、運転状況の情報や運
    転演出音声を出力することを特徴とする請求項1記載の
    家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型システム。
  3. 【請求項3】 モニタ手段と、前記模型車両に搭載さ
    れ、模型車両の前方を撮像するカメラ手段と、前記カメ
    ラ手段から取り入れた映像を送信する映像送信手段と、
    前記映像送信手段からの映像信号を受信し、該映像信号
    に前記ゲーム機からの運転状況を示す表示用データを挿
    入し、合成画像を作る合成画像形成手段とを有し、前記
    合成画像を前記モニタ手段に出力することを特徴とする
    請求項2記載の家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記模型車両に、車両の位置を検出し位
    置検出信号を出力する位置検出手段を搭載し、前記映像
    送信手段は、前記位置検出信号を前記カメラ手段からの
    映像信号とともに送信し、前記ゲーム機は受信した位置
    検出信号により模型車両の位置を判定し、ダイヤ,信号
    システムに情報として加えることを特徴とする請求項3
    記載の家庭用ゲーム機を用いた鉄道模型システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102013100530A1 (de) 2013-01-18 2014-07-24 Gebr. Märklin & Cie. GmbH Spielsystem
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