JP2000338861A - 車両運転訓練装置 - Google Patents

車両運転訓練装置

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JP2000338861A
JP2000338861A JP11148333A JP14833399A JP2000338861A JP 2000338861 A JP2000338861 A JP 2000338861A JP 11148333 A JP11148333 A JP 11148333A JP 14833399 A JP14833399 A JP 14833399A JP 2000338861 A JP2000338861 A JP 2000338861A
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JP
Japan
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driving
instructor
trainee
training
vehicle
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JP11148333A
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English (en)
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Yoshitaka Hisama
好高 久間
Yuji Herai
裕次 戸来
Hiroyuki Kurihara
裕之 栗原
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指導員や教官の負担軽減ししかも走行速度パ
ターンに沿って時刻通りにしかも消費電力を節約するよ
うに運転する訓練を行うことができる車両運転訓練装置
を提供することである。 【解決手段】 擬運転席前方のスクリーンに車両の運転
に伴い変化する路線映像を表示して運転操作装置を模擬
操作して運転訓練を行うものであって、指導員または教
官の運転操作結果と訓練者の運転操作結果をそれぞれ記
憶する手段(運転情報メモリ35)を設け、該手段に記
憶されたデータから指導員または教官および訓練者各々
のランカーブまたは走行時間、電力曲線または消費電力
を表示する手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訓練者がスクリー
ンに表示された路線映像を見ながら模擬運転席で模擬の
運転操作を行い車両の運転を訓練する車両運転訓練装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両運転訓練装置としては、特開
平4−204583号公報に示されているように、実車
両の運転においては殆ど体験することのない踏切事故や
車両故障さらにはホームからの乗降客の転落などの事故
を模擬運転席前方のスクーンに表示された路線映像で発
生させ、運転士や車掌が事故直後の処置を如何に適切か
つ速やかに行うかを演習するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の訓練装置は
事故後の運転士や車掌の処置を訓練するものであり、走
行速度パターンに沿って時刻通りにしかも消費電力を節
約してさらには乗り心地よく運転することの運転操作の
訓練については、特に配慮されていなかった。そして、
指導員や教官の負担軽減についても配慮されていなかっ
た。
【0004】それゆえ本発明の目的は、指導員や教官の
負担軽減し、しかも走行速度パターンに沿って時刻通り
にしかも消費電力を節約するように運転する訓練を行う
ことができる車両運転訓練装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、擬運転席前方
のスクリーンに車両の運転に伴い変化する路線映像を表
示して運転操作装置を模擬操作して運転訓練を行うもの
において、指導員または教官の運転操作結果と訓練者の
運転操作結果をそれぞれ記憶する手段を設け、該手段に
記憶されたデータから指導員または教官および訓練者各
々の走行速度パターンまたは走行時間、電力曲線または
消費電力を表示する手段を設けることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、指導員または教官の運転
操作結果と訓練者の運転操作結果をそれぞれ表示し、訓
練者は模範操作と対比しながら訓練できる。さらに、指
導員または教官の運転操作と訓練者の運転操作の比較評
価を行う、例えば訓練者の運転は指導員のものとの差が
小さいのて良い運転をしたと評価することができる。
【0007】これにより、指導員や教官の負担を軽減
し、しかも走行速度パターンに沿って時刻通りにしかも
消費電力を節約するように運転するように訓練を行うこ
とができる車両運転訓練装置を提供できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に示す一実施形態に基づ
いて本発明を説明する。図1は、本発明の一実施形態に
なる電車の運転訓練装置のシステム構成を示しており、
10は模擬運転席11と模擬運転台12から構成される
運転操作装置、20は入出力部、30は運転制御装置、
35、36は運転情報メモリおよび運転結果表示装置、
40は映像制御装置である。51、52は映像再生装置
であり、それぞれ1秒間に60画像(コマ)の静止画像
として予め撮影された路線映像のデータを格納した光デ
イスクを回転させて路線映像を再生せる。60は両映像
再生装置51、52での映像再生を同期させる同期信号
発生装置、70は両映像再生装置51、52での映像再
生を切り替える映像切換装置、80は映像を投影して表
示する映像表示装置、90は電車の走行音、ブレーキ音
などの音声信号を格納した音源装置、100は音声増幅
器、110はスピーカである。
【0009】運転制御装置30は、運転操作装置10か
ら指導員や訓練者の模擬運転の操作に基づいた力行また
はブレーキのノッチ信号を入出力部20を介して受け取
ると、それぞれのノッチ信号に対応した電車の走行を公
知の技術でシミュレーションをする、即ち、ノッチ信号
に対応したモータ特性やブレーキ力特性から電車に対す
るトルクを求め、このトルクを用いて電車の運動方程式
を計算することで、電車の速度、加減速度、モータ電流
さらには消費電力、回生制動で得られる電力(回生電力
と略記)や路線上での位置、即ち、始発駅からの走行距
離などの運転情報データを求め、シミュレーションを実
行しつつその時刻とともに運転情報データを運転情報メ
モリ35に格納していく。
【0010】図2は、運転情報メモリ35の内部構成の
一例である。運転情報メモリ35は、指導員が運転した
結果を格納する領域(エリア)と訓練者が運転した結果
を格納する領域(エリア)に分かれている。どの領域に
データを格納させるかは前もって運転操作者の別を運転
操作台12から入力することで運転制御装置30により
自動的に処理される。
【0011】映像制御装置40は、運転制御装置30か
ら送られてくる電車の速度および路線上での位置のデー
タに基づいて両映像再生装置51、52での映像の再生
を制御する。映像再生装置51は電車が走行する全路線
について路線上を30km/hの定速度で連続して走行
した状況で1秒間に60画像の静止画像として撮影した
運転席前方の景色の変化を路線映像データとして各画像
毎に番号を付けて格納しており、映像制御装置40から
画像番号を指定されるとその画像番号の路線映像データ
を再生する。
【0012】また、映像再生装置52は、映像再生装置
51に格納した映像を撮影した時よりも低速、例えば1
0km/hの定速度で駅ならびにその前後の範囲を走行
した状況で1秒間に60画像の静止画像として撮影した
運転席前方の景色の変化を路線映像データとして各画像
毎に番号を付けて格納しており、映像制御装置40から
画像番号を指定されるとその画像番号の路線映像データ
を再生する。
【0013】両映像再生装置51、52の画像番号は電
車の全行程について連続したものとし、両映像再生装置
51、52における同じ静止画像には同じ画像番号をつ
けている。
【0014】音源装置90は、電車が全路線を走行する
際に発生させる音声データをその発生地点に対応させて
格納しており、運転制御装置30からの位置データに基
づいてどの音声を再生するか判断してスピーカ110か
ら効果音として再生する。
【0015】図1の運転操作席11に訓練者が着席し運
転操作台12のノッチを操作すると、運転制御装置3は
そのノッチ信号を受けて映像制御装置40に映像再生を
行わせ路線映像が映像表示装置80に映し出される。す
ると映像の推移に伴って景色とともに各種の標識が表示
され訓練者はさらにノッチを操作する。それで運転制御
装置30は、前述したようにシミュレーションを実行し
つつその時刻とともに運転情報データを図2に示す運転
情報メモリ35の訓練者用運転情報格納エリアに格納し
ていく。
【0016】始発駅から終着駅までの一連の運転操作が
終了すると、運転制御装置30は運転情報メモリ35に
格納した運転情報データを読み出して運転結果表示装置
36に表示を行う。
【0017】図3では、隣接した駅A、B間での運転状
況を取り出して走行速度パターンなどとして運転結果表
示装置36に表示させた例を示している。
【0018】図3(a)において、正の符号を持たせて
示した加速度とノッチ操作信号は力行ノッチを操作した
時のものであり、負のものはブレーキノッチを操作した
時のものである。また消費電力については正符号負のも
のは加速時の消費電力であり負符号のものは回生制動を
したときの回生電力を示している。
【0019】前もって指導員の模範運転操作の運転情報
データも格納しておくことによって、訓練者の運転結果
を表示する際に指導員の模範運転結果も色を替えて表示
すると、比較ができて訓練の効率を上げることができ
る。
【0020】図3(b)に表形式で示す運転結果は、指
導員の結果と訓練者の結果を数値化して累積を示したも
のである。本発明によれば、指導員または教官の運転操
作結果と訓練者の運転操作結果をそれぞれ表示し、訓練
者の運転操作の評価を行うことができる。
【0021】例えば、訓練者の運転は指導員のものとの
差が小さいので良い運転をしたと評価する。すなわち、
運転時間は、指導員と訓練者の運転時間の偏差が小さい
ほど良しとする。
【0022】また、消費電力としては加速時の消費電力
と回生電力の差で数値化するが、運転時間と同様指導員
のものとの差が小さいほど良い運転をしたと評価する。
【0023】乗り心地は、加速度や減速度が前もって設
定したしきい値を超えた回数の多少で評価するが、しき
い値は段階をつけて急な加減速を行った場合に荒っぽい
運転操作であり気をつけるよう指摘できるようにしても
よい。
【0024】このように、指導員が不在でも、訓練者は
模擬運転席11に着席しノッチ操作をして運転結果を確
認することができ指導員の模範操作と対比できるので、
走行速度パターンに沿って時刻通りにしかも消費電力を
節約し、乗り心地もよくした運転技術の習得ができる。
【0025】他の実施形態としては、1台の映像表示装
置に対し複数の運転操作装置を設け、1個の運転操作装
置は運転制御装置に接続し、残りは運転制御装置に接続
しないで、運転制御装置に接続されていないそれらの運
転操作装置における訓練者はノッチ操作を運転制御装置
に接続された運転操作装置におけるノッチ操作による映
像に合わせて空で練習できるようなものとしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、指
導員や教官の負担を軽減し、しかも走行速度パターンに
沿って時刻通りにしかも消費電力を節約するように運転
する訓練を行うことができる車両運転訓練装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になる電車の運転訓練装置
のシステム構成を示す図である。
【図2】図1に示す電車の運転訓練装置における運転情
報メモリのメモリ構成を示す図である。
【図3】図1に示す電車の運転訓練装置における運転結
果表示装置で表示される運転結果の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…運転操作装置 11…模擬運転席 12…模擬運転台 20…入出力部 30…運転制御装置 35…運転情報メモリ 36…運転結果表示装置 40…映像制御装置 51、52…映像再生装置 60…同期信号発生装置 70…映像切換装置 80…映像表示装置 90…音源装置 100…音声増幅器 110…スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 裕之 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立テクノエンジニアリング株式会社水戸事 業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】模擬運転席前方のスクリーンに車両の運転
    に伴い変化する路線映像を表示して運転操作装置を模擬
    操作して運転訓練を行うものにおいて、 指導員または教官の運転操作結果と訓練者の運転操作結
    果をそれぞれ記憶する手段を設け、該手段に記憶された
    データから指導員または教官および訓練者各々の走行速
    度パターンまたは走行時間、電力曲線または消費電力を
    表示する手段を設けたことを特徴とする車両運転訓練装
    置。
  2. 【請求項2】前記指導員または教官の運転操作結果と前
    記訓練者の運転操作結果をそれぞれ表示する手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の車両運転訓練装置。
JP11148333A 1999-05-27 1999-05-27 車両運転訓練装置 Pending JP2000338861A (ja)

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