JP5864789B1 - 鉄道模型観賞用装置、方法、プログラム、専用表示モニタ、合成用情景画像データ - Google Patents
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Abstract
【課題】車両模型が走行移動できる鉄道模型において、鉄道模型を設置した空間からディスプレイに表示した映像空間に、車両模型が恰も連続的に走行移動するかのようにユーザーが視認することができる鉄道模型観賞用装置を提供する。【解決手段】鉄道模型を観賞するための装置であって、カメラ、ディスプレイ、装置位置等検出手段、模型検出手段、情景画像表示手段、車両模型抽出手段、情景画像に車両模型領域を合成する画像合成手段と、を備え、ユーザーが視認した車両模型が、前記線路模型上から前記情景画像中の実在する線路上に、連続的に走行して見えるようにしたことを特徴とする鉄道模型観賞用装置、方法、プログラム、専用表示モニタ、合成用情景画像データ。【選択図】図3
Description
本発明は、車両模型が走行移動できる鉄道模型において、鉄道模型を設置した空間からディスプレイに表示した映像空間に、車両模型が恰も連続的に走行移動するかのようにユーザーが視認することができる鉄道模型観賞用装置に関する。
鉄道模型は、実際の鉄道を小型・モデル化したものであって、ユーザーは、模型の一部又は全体を、自由な距離や角度から観賞することができる。これこそが鉄道模型の醍醐味の一つといえる。
一方、鉄道模型では、車両模型だけでなく、線路や周囲の情景を含むレイアウト(他に、シーナリーセクションやジオラマと呼ぶこともある)のリアリティが追求されている。リアリティの究極のかたちとしては、レイアウトを実際の情景映像に置き換えて、車両模型の画像をこれに合成することが考えられる。しかし、単純に画像を合成するだけでは、ユーザーは、鉄道模型から独立した画面を見るだけとなり、上記の醍醐味に鑑みれば、それは最早鉄道模型とはいえなくなってしまう。
そこで、本発明では、ユーザーが自由に移動しながら、自由な距離や角度から鉄道模型を観賞できるとともに、任意のポイントにおいて、屋外で実際に撮影した情景画像に車両模型を画像合成することによって、リアリティを追求することができるようにした。この際、ユーザーが直に眺めている車両模型と、実際の情景画像に合成される車両模型とを、ユーザーが連続的に視認できるように、同一の車両模型が模型の世界から実写の世界に恰も進入して行くように表示することを可能にした。
従来の画像合成技術は、ユーザーがディスプレイの内を観賞することに主眼を置いていたのに対して、本発明では、ユーザーがディスプレイの内と外の連続性をも観賞することに主眼を置いている点が大きな特徴の一つである。線路の上を走行する車両模型とレイアウトとを同時に観賞しようとする本発明のような場合を除けば、ディスプレイの内と外の連続性を観賞できるようにする動機が乏しかったといえる。例えば、特許文献1には、サイズの異なる二つの入力画像を複数の合成モードに基づいて合成して所定サイズの出力画像とする画像合成装置が記載されている。
又、近年ではコンピューターの処理能力向上に伴い、自由視点画像生成に関する研究が盛んに行われている。例えば、特許文献2には、2次元映像と、該2次元画像の背景領域を抽出する背景マスクを用いて、任意の視点から見た映像を生成する自由視点映像生成システムが記載されている。又、特許文献3には、イメージ・ベースド・レンダリングを用いることによって、被写体が実空間中の広範囲に分布していて奥行きの違いによる視差が大きい場合であっても、光線情報の補間処理が容易になり、現実に近い実空間上の任意の視点の画像が生成できる自由視点画像の生成方法が記載されている。更に、非特許文献1には、タブレットPCにおいて自由視点動画を閲覧する方法が記載されている。
しかしながら、従来技術には、以下のような問題点がある。
従来の画像合成技術は、ディスプレイに画像の合成結果を表示することを主たる目的としていたため、例えば、ユーザーがディスプレイの外に視認していた物体が、携帯端末やヘッドマウントディスプレイ等のディスプレイに表示した情景画像に恰も進入して行くように表示するという動機に乏しかった。又、このときに、ディスプレイの外に存在する物体とディスプレイの内に表示する物体の連続性を表現するという動機に乏しかった。このため、従来の画像合成技術には、ユーザーがディスプレイ上に視認するシーンと、ディスプレイを介さずにユーザーが視認する周辺シーンとの連続性を重視したものは存在しなかった。例えば、引用文献1に記載された画像合成装置も、サイズの異なる二つの入力画像を合成するものではあったが、ディスプレイの外との連続性を考慮したものではなかった。
一方、鉄道模型を楽しむ際には、車両模型のリアリティだけでなく、情景模型であるレイアウトのリアリティが、重要とされる場合が多い。ミニチュア模型で構成するレイアウトの世界において、ユーザーは自由に視点を変えながら車両模型が疾走する様子を眺めることができる。しかし、レイアウトを作るのには、時間と費用を要し、又、一度構成したものを分解して再度構成することは困難であり、軽易に楽しめるものではなかった。
そこで、本発明は、従来の画像合成技術及び鉄道模型の問題点を解決して、実際に撮影した情景画像(静止画像又は動画像)を用いることによって、レイアウトと同様又はそれ以上の視覚効果を容易に得ることができるとともに、移動する車両模型が、模型で構成されたレイアウトの世界から実際に撮影された情景画像の世界に進入して行く様子を視認することができる、鉄道模型観賞用装置、方法、プログラム、専用表示モニタ、合成用情景画像データを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1記載の鉄道模型観賞用装置は、車両模型が走行する鉄道模型を観賞するための装置であって、カメラと、ディスプレイと、車両模型又は線路模型を検出する模型検出手段と、前記装置の位置又は姿勢又は方位を検出する装置位置等検出手段と、予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、前記ディスプレイに表示する情景画像表示手段と、前記カメラで前記鉄道模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出する車両模型抽出手段と、前記情景画像に前記車両模型領域を画像合成する画像合成手段と、を備え、ユーザーが視認した前記車両模型が、前記線路模型上から前記実在する線路上に、連続的に走行して見えるようにしたことを特徴とする。
次に、請求項2記載の鉄道模型観賞用装置は、請求項1記載の鉄道模型観賞用装置において、前記情景画像表示手段が、前記ユーザーが視認する前記車両模型又は前記線路模型の大きさに基づき、前記情景画像をズームして表示できるようにしたことを特徴とする。
次に、請求項3記載の鉄道模型観賞用装置は、請求項1記載の鉄道模型観賞用装置において、前記車両模型又は前記線路模型と前記ユーザーの視点との模型空間における位置関係を特定する視点位置関係特定手段と、前記実在する線路を含む情景を撮影した画像データから自由視点画像を生成する自由視点画像生成手段と、を備え、前記視点位置関係特定手段が特定した位置関係において前記実在する線路を見たときの情景画像を、前記自由視点画像生成手段が自動的に生成し、前記情景画像表示手段が前記ディスプレイに表示できるようにしたことを特徴とする。
次に、請求項4記載の鉄道模型観賞用装置は、請求項1記載の鉄道模型観賞用装置において、前記情景画像表示手段が、前記カメラで前記鉄道模型を撮影した画像、又は、ユーザーの表情若しくは生体情報に基づき、予め撮影された実在する線路を含む複数の情景画像の中から、最適な情景画像を自動的に選択して表示するようにしたことを特徴とする。
次に、請求項5記載の鉄道模型観賞方法は、カメラとディスプレイを用いて車両模型が走行する鉄道模型を観賞する鉄道模型観賞方法において、車両模型又は線路模型を検出する模型検出ステップと、前記装置の位置又は姿勢又は方位を検出する装置位置等検出ステップと、予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、前記ディスプレイに表示する情景画像表示ステップと、前記カメラで前記車両模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出する車両模型抽出ステップと、前記情景画像に前記車両模型領域を画像合成する画像合成ステップと、を実行し、ユーザーが視認した前記車両模型が、前記線路模型上から前記実在する線路上に、連続的に走行して見えるようにしたことを特徴とする。
次に、請求項6記載の鉄道模型観賞用プログラムは、カメラ及びディスプレイを備える車両模型が走行する鉄道模型を観賞するための装置に、ユーザーが視認した前記車両模型が、前記線路模型上から前記実在する線路上に、連続的に走行して見えるように、画像合成処理を実行させるためのプログラムであって、車両模型又は線路模型を検出する模型検出手段、前記装置の位置又は姿勢又は方位を検出する装置位置等検出手段、予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、前記ディスプレイに表示する情景画像表示手段と、前記カメラで前記車両模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出する車両模型抽出手段、前記情景画像に前記車両模型領域を画像合成する画像合成手段、として前記鉄道模型観賞用装置を機能させるためのプログラムである。
尚、表示は、請求項1記載の鉄道模型観賞用装置に用いるディスプレイを備えた専用表示モニタを用いるようにしてもよい。
次に、請求項8記載の合成用情景画像データは、請求項1記載の鉄道模型観賞用装置に用いる前記実在する線路を含む情景を撮影した合成用情景画像データである。
レイアウトを模型ではなく実在する情景画像に置き換えることによって鉄道模型のリアリティが増し、例えば、実在する線路の上で車両模型を走らせているような感覚を楽しめるようになる。又、模型で構成された世界から実在する情景世界に車両模型が進入して行く様子を観賞することができ、模型の楽しさと情景の美しさを同時に満喫することができる。更に、走行する車両模型が蒸気機関車であるときには、拡張現実技術を用いることによって、例えば、情景画像中の線路の上を走る蒸気機関車模型が煙や蒸気を出している様子を観賞して楽しめるようになる。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係る鉄道模型観賞用装置の実施例について図面を参照しながら説明する。尚、可能な限り、同一部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。又、課題を解決するための手段における記載と重複する内容はできるだけ省略する。
図1は、鉄道模型観賞用装置の最も基本的なハードウェア構成の一例を模式的に示すブロック図である。
CPU6は、RAM(Random-Access Memory)4をワーク領域として、ROM(Read-Only Memory)3に記憶した制御プログラムをロードして実行する。
ユーザーインターフェース(User Interface)1は、タッチパネル等から構成され、アプリケーションの初期設定や起動・終了等に用いる。
カメラ(Camera)2はデジタル方式であり、カメラ(Camera)2で鉄道模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出し、抽出した車両模型領域と情景画像を合成した画像を、ディスプレイ(Display)5に表示する。又、模型検出手段は、カメラ(Camera)2で鉄道模型を撮影した画像から、車両模型又は線路模型を画像認識することによって検出するようにしても良いし、車両模型又は線路模型にマーカーを備え、マーカーを認識することによって検出するようにしても良い。
このためには、装置位置等検出手段が、鉄道模型観賞用装置の位置・姿勢・方位を検出する必要がある。そこで、加速度センサー(Accelerometer)8及びジャイロセンサー(Gyro Sensor)9で姿勢を検出し、地磁気センサー(Magnetic field sensor)10で方位を検出する。位置については、車両模型又は線路模型とユーザーの視点との模型空間における位置関係が重要であるため、車両模型又は線路模型が見える大きさや角度から推定する。
データ記憶装置(Data storage)7には、合成用情景画像データ、車両模型又は線路模型の検出に用いる標準パターンに関するデータを記憶しておく。
CPU6は、RAM(Random-Access Memory)4をワーク領域として、ROM(Read-Only Memory)3に記憶した制御プログラムをロードして実行する。
ユーザーインターフェース(User Interface)1は、タッチパネル等から構成され、アプリケーションの初期設定や起動・終了等に用いる。
カメラ(Camera)2はデジタル方式であり、カメラ(Camera)2で鉄道模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出し、抽出した車両模型領域と情景画像を合成した画像を、ディスプレイ(Display)5に表示する。又、模型検出手段は、カメラ(Camera)2で鉄道模型を撮影した画像から、車両模型又は線路模型を画像認識することによって検出するようにしても良いし、車両模型又は線路模型にマーカーを備え、マーカーを認識することによって検出するようにしても良い。
このためには、装置位置等検出手段が、鉄道模型観賞用装置の位置・姿勢・方位を検出する必要がある。そこで、加速度センサー(Accelerometer)8及びジャイロセンサー(Gyro Sensor)9で姿勢を検出し、地磁気センサー(Magnetic field sensor)10で方位を検出する。位置については、車両模型又は線路模型とユーザーの視点との模型空間における位置関係が重要であるため、車両模型又は線路模型が見える大きさや角度から推定する。
データ記憶装置(Data storage)7には、合成用情景画像データ、車両模型又は線路模型の検出に用いる標準パターンに関するデータを記憶しておく。
図2は、車両模型11(蒸気機関車)が、線路模型12の上を走行している状況を示す説明図である。レイアウトとしては、単純な樹木模型13が並べられている。
情景画像表示手段が、車両模型が進入して行くように見える情景画像をディスプレイに表示する方法としては、大きく三つが考えられる。
第一の方法は、鉄道模型の線路に備えるマーカーを検出して、実在する線路を含む情景画像を表示する方法である。これは、マーカー方式の拡張現実技術で用いられる方法と同様の方法である。
第二の方法は、鉄道模型の線路の大きさ又は位置又は傾き等を検出して、実在する線路を含む情景画像を表示する方法である。
第三の方法は、鉄道模型によって構成される空間において、線路に対するユーザーの視点の位置を検出し、仮に、現実の線路を同じ位置関係から見た場合の、実在する線路を含む情景画像を表示する方法である。
まず、ユーザーの視点から見える鉄道模型の線路の位置又は大きさ又は傾きから鉄道模型によって構成される空間における、線路に対するユーザーの視点の位置を検出する。次に、検出したユーザーの視点の位置から実在する線路を見たときの情景画像をディスプレイに表示する。このための最も簡単な方法としては、複数の視点から実在する線路を見た情景画像を撮影しておき、鉄道模型を見るユーザーの視点の位置に最も近い視点から見た場合の情景画像を使用する方法である。又、自由視点画像生成手段によって、より精度の高い視点合わせが可能になる。この際、情景画像中の線路が鉄道模型の線路と連続的に視認できるように表示するために、合成用情景画像データに線路の位置、方向、曲率等に関する情報を記録しておくことが望ましい。
第一の方法は、鉄道模型の線路に備えるマーカーを検出して、実在する線路を含む情景画像を表示する方法である。これは、マーカー方式の拡張現実技術で用いられる方法と同様の方法である。
第二の方法は、鉄道模型の線路の大きさ又は位置又は傾き等を検出して、実在する線路を含む情景画像を表示する方法である。
第三の方法は、鉄道模型によって構成される空間において、線路に対するユーザーの視点の位置を検出し、仮に、現実の線路を同じ位置関係から見た場合の、実在する線路を含む情景画像を表示する方法である。
まず、ユーザーの視点から見える鉄道模型の線路の位置又は大きさ又は傾きから鉄道模型によって構成される空間における、線路に対するユーザーの視点の位置を検出する。次に、検出したユーザーの視点の位置から実在する線路を見たときの情景画像をディスプレイに表示する。このための最も簡単な方法としては、複数の視点から実在する線路を見た情景画像を撮影しておき、鉄道模型を見るユーザーの視点の位置に最も近い視点から見た場合の情景画像を使用する方法である。又、自由視点画像生成手段によって、より精度の高い視点合わせが可能になる。この際、情景画像中の線路が鉄道模型の線路と連続的に視認できるように表示するために、合成用情景画像データに線路の位置、方向、曲率等に関する情報を記録しておくことが望ましい。
情景画像表示手段が、カメラで鉄道模型を撮影した画像、又は、ユーザーの表情若しくは生体情報に基づき、予め撮影された実在する線路を含む複数の情景画像の中から、最適な情景画像を自動的に選択して表示する方法について記載する。
まず、鉄道模型を撮影した画像に基づく方法としては、線路模型にマーカーを設置して、線路上のポイントに応じた最適な情景画像を表示する方法が簡単である。又、マーカーが目立つことを避けたいときには、象徴的なレイアウト模型を設置して、画像認識を行うようにしても良い。これによって、例えば、単純な樹木模型を1個置いておくだけで、森林の情景を表示することができる。
次に、ユーザーの表情若しくは生体情報に基づく方法としては、その時々のユーザーの表情や生体情報に応じた最適な情景画像を表示する。例えば、画像認識によってユーザーの表情を読み取り、笑顔等の明るい表情をしているときには明るい情景を表示し、哀しげな表情をしているときには郷愁にかられるような情景を表示し、心拍数や血圧が高いときには落ち着いた田園風景を、BGMを流しながら表示しても良い。
鉄道模型やジオラマ等を設置したバー、レストラン、博物館等は、鉄道愛好家に限らず一般の人々の間でも未だ根強い人気がある。そこで、それぞれのTPO(時(time)・所(place)・場合(occasion))に応じて、情景画像データを選択することもできる。例えば、バーやレストランでは、店の雰囲気に応じて、情景画像データ集を選択するようにしても良い。
まず、鉄道模型を撮影した画像に基づく方法としては、線路模型にマーカーを設置して、線路上のポイントに応じた最適な情景画像を表示する方法が簡単である。又、マーカーが目立つことを避けたいときには、象徴的なレイアウト模型を設置して、画像認識を行うようにしても良い。これによって、例えば、単純な樹木模型を1個置いておくだけで、森林の情景を表示することができる。
次に、ユーザーの表情若しくは生体情報に基づく方法としては、その時々のユーザーの表情や生体情報に応じた最適な情景画像を表示する。例えば、画像認識によってユーザーの表情を読み取り、笑顔等の明るい表情をしているときには明るい情景を表示し、哀しげな表情をしているときには郷愁にかられるような情景を表示し、心拍数や血圧が高いときには落ち着いた田園風景を、BGMを流しながら表示しても良い。
鉄道模型やジオラマ等を設置したバー、レストラン、博物館等は、鉄道愛好家に限らず一般の人々の間でも未だ根強い人気がある。そこで、それぞれのTPO(時(time)・所(place)・場合(occasion))に応じて、情景画像データを選択することもできる。例えば、バーやレストランでは、店の雰囲気に応じて、情景画像データ集を選択するようにしても良い。
次に、表示した情景画像に車両模型が進入して行くように車両模型領域を合成する方法について記載する。まず、車両模型抽出手段が、ユーザーが見ている鉄道模型によって構成される空間をユーザーの視点からカメラで撮影し、撮影した画像中から移動する車両模型領域を抽出する。画像中の移動物体抽出手法としては、本発明の本質的部分ではない上に公知であるし、特定の手法に限定する必要もないので詳述は避けるが、背景差分法、フレーム間差分法、オプティカルフローを用いる方法、特徴点抽出を用いる方法等、様々な方法を用いることができる。車両模型領域以外の移動物体が存在する場合、それを誤って抽出する場合が生じ得る。この問題は、テンプレートマッチングやしきい値処理等によって解消する方法が公知であるが、本発明では、車両模型と線路模型との位置関係から車両模型が走行する範囲を限定することによって解消することもできる。最後に、画像合成手段が、抽出した車両模型領域を情景画像に合成する。
図3は、スマートフォン又はタブレット型端末を用いた本発明鉄道模型観賞用装置の一例を示す説明図である。スマートフォン又はタブレット型端末14のディスプレイ15に、実在する陸橋線路を含む情景画像が表示され、情景画像に車両模型11の領域が画像合成されて表示される。車両模型11の大きさに基づき情景画像をズームして表示するとともに、予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、前記ディスプレイ15に表示する。又、拡張現実技術を用いることによって、車両模型11の煙突から出る煙5を表示する。
図4は、ヘッドマウントディスプレイを用いた本発明鉄道模型観賞用装置の一例を示す説明図である。ヘッドマウントディスプレイ17に、実在する陸橋線路を含む情景画像が表示され、情景画像に車両模型の領域が画像合成されて表示される。この際、拡張現実技術を用いることによって、車両模型の煙突から出る煙を表示している。尚、ヘッドマウントディスプレイの映像投影方式としては、液晶ディスプレイを用いるもの、プロジェクターを用いるもの、プリズムを用いるもの、コンタクトレンズを用いるもの等、様々な方式・形態が考えられるし、本発明の本質的部分ではないので、表示イメージのみを示している。
図5は、車両模型11を斜め前方上方から見たときの、スマートフォン又はタブレット型端末を用いた本発明鉄道模型観賞用装置の一例を示す説明図である。
本発明では、ユーザーが自由に移動しながら、自由な距離や角度から鉄道模型を観賞できるとともに、リアリティを追求することができる。この際、ユーザーが直に眺めている車両模型と、実際の情景画像に合成される車両模型とを、ユーザーが連続的に視認できるように、同一の車両模型が模型の世界から実写の世界に恰も進入して行くように表示することを可能となる。図5では、上記視点から実在する線路を見たときの情景画像を、自由視点画像生成手段が自動的に生成するとともに、車両模型11の大きさや線路模型12の幅に基づき情景画像をズームして表示することによって、ディスプレイの内と外との連続性がよく保たれることが分かる。
本発明では、ユーザーが自由に移動しながら、自由な距離や角度から鉄道模型を観賞できるとともに、リアリティを追求することができる。この際、ユーザーが直に眺めている車両模型と、実際の情景画像に合成される車両模型とを、ユーザーが連続的に視認できるように、同一の車両模型が模型の世界から実写の世界に恰も進入して行くように表示することを可能となる。図5では、上記視点から実在する線路を見たときの情景画像を、自由視点画像生成手段が自動的に生成するとともに、車両模型11の大きさや線路模型12の幅に基づき情景画像をズームして表示することによって、ディスプレイの内と外との連続性がよく保たれることが分かる。
図6は、模型空間と情景空間の関係を示す説明図である。
視点位置関係特定手段が、車両模型又は線路模型とユーザーの視点18との模型空間における位置関係を特定する。例えば、図6の上段に示す模型空間において、車両模型11がユーザーの視点18からベクトル(Δx,Δy,Δz)の位置に見えるときには、下段に示す情景空間において、車両模型11が同じユーザーの視点18からD÷d×(Δx,Δy,Δz)の位置に見えるようにする。
尚、スマートフォン、タブレット型端末、ヘッドマウントディスプレイ等の機種によって、カメラで撮影した画像をディスプレイに表示する際のサイズに違いがある場合には、表示サイズを修正する必要がある。又、ユーザーの視点とディスプレイとの間の距離は、できるだけ一定に保たれるようにする必要がある。
専用表示モニタを用いる場合には、モニタの前に立ったり座ったりしているユーザーまでの距離を指定したり、ユーザーの位置を自動的に検出したりすることによって、表示サイズを変更できるようにする。
視点位置関係特定手段が、車両模型又は線路模型とユーザーの視点18との模型空間における位置関係を特定する。例えば、図6の上段に示す模型空間において、車両模型11がユーザーの視点18からベクトル(Δx,Δy,Δz)の位置に見えるときには、下段に示す情景空間において、車両模型11が同じユーザーの視点18からD÷d×(Δx,Δy,Δz)の位置に見えるようにする。
尚、スマートフォン、タブレット型端末、ヘッドマウントディスプレイ等の機種によって、カメラで撮影した画像をディスプレイに表示する際のサイズに違いがある場合には、表示サイズを修正する必要がある。又、ユーザーの視点とディスプレイとの間の距離は、できるだけ一定に保たれるようにする必要がある。
専用表示モニタを用いる場合には、モニタの前に立ったり座ったりしているユーザーまでの距離を指定したり、ユーザーの位置を自動的に検出したりすることによって、表示サイズを変更できるようにする。
図7は、鉄道模型観賞用装置を機能させるためのプログラムの基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、模型検出手段が、車両模型又は線路模型を検出する(S1)。次に、装置位置等検出手段が、鉄道模型観賞用装置の位置又は姿勢又は方位を検出する(S2)。次に、情景画像表示手段が、予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、ディスプレイに表示する(S3)。次に、車両模型抽出手段が、カメラで前記車両模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出する(S4)。次に、画像合成手段が、前記情景画像に前記車両模型領域を画像合成する(S5)。最後に、終了判定を行い(S6)、判定結果がNOならばS2から繰り返し処理を実行し、YESならば処理を終了する。
まず、模型検出手段が、車両模型又は線路模型を検出する(S1)。次に、装置位置等検出手段が、鉄道模型観賞用装置の位置又は姿勢又は方位を検出する(S2)。次に、情景画像表示手段が、予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、ディスプレイに表示する(S3)。次に、車両模型抽出手段が、カメラで前記車両模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出する(S4)。次に、画像合成手段が、前記情景画像に前記車両模型領域を画像合成する(S5)。最後に、終了判定を行い(S6)、判定結果がNOならばS2から繰り返し処理を実行し、YESならば処理を終了する。
鉄道模型やジオラマ等を設置したバー、レストラン、博物館等は、鉄道愛好家に限らず一般の人々の間でも未だ根強い人気があるところ、本発明鉄道模型観賞用装置の専用表示モニタを設置したり、鉄道模型にスマートフォンやタブレット型端末をかざしたりすることによって、よりリアリティのあるレイアウトとしての情景を楽しむことができるようになり、更なる集客につながる。又、例えば、本発明鉄道模型観賞用装置を機能させるためのアプリケーションソフトを無償でダウンロードできるようにすることによって、上記集客だけでなく、鉄道模型そのものの販売促進にもつながる。
1 ユーザーインターフェース(User Interface)
2 カメラ(Camera)
3 ROM(Read-Only Memory)
4 RAM(Random-Access Memory)
5 ディスプレイ(Display)
6 CPU
7 データ記憶装置(Data storage)
8 加速度センサー(Accelerometer)
9 ジャイロセンサー(Gyro Sensor)
10 地磁気センサー(Magnetic field sensor)
11 車両模型
12 線路模型
13 樹木模型
14 スマートフォン又はタブレット型端末
15 ディスプレイ
16 煙
17 ヘッドマウントディスプレイ
18 ユーザーの視点
2 カメラ(Camera)
3 ROM(Read-Only Memory)
4 RAM(Random-Access Memory)
5 ディスプレイ(Display)
6 CPU
7 データ記憶装置(Data storage)
8 加速度センサー(Accelerometer)
9 ジャイロセンサー(Gyro Sensor)
10 地磁気センサー(Magnetic field sensor)
11 車両模型
12 線路模型
13 樹木模型
14 スマートフォン又はタブレット型端末
15 ディスプレイ
16 煙
17 ヘッドマウントディスプレイ
18 ユーザーの視点
Claims (7)
- 車両模型が走行する鉄道模型を観賞するための装置であって、
カメラと、
ディスプレイと、
車両模型又は線路模型を検出する模型検出手段と、
前記装置の位置又は姿勢又は方位を検出する装置位置等検出手段と、
予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、前記ディスプレイに表示する情景画像表示手段と、
前記カメラで前記鉄道模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出する車両模型抽出手段と、
前記情景画像に前記車両模型領域を画像合成する画像合成手段と、
を備え、
ユーザーが視認した前記車両模型が、前記線路模型上から前記実在する線路上に、連続的に走行して見えるようにしたことを特徴とする鉄道模型観賞用装置。 - 前記情景画像表示手段が、前記ユーザーが視認する前記車両模型又は前記線路模型の大きさに基づき、前記情景画像をズームして表示できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の鉄道模型観賞用装置。
- 前記車両模型又は前記線路模型と前記ユーザーの視点との模型空間における位置関係を特定する視点位置関係特定手段と、
前記実在する線路を含む情景を撮影した画像データから自由視点画像を生成する自由視点画像生成手段と、
を備え、
前記視点位置関係特定手段が特定した位置関係において前記実在する線路を見たときの情景画像を、前記自由視点画像生成手段が自動的に生成し、前記情景画像表示手段が前記ディスプレイに表示できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の鉄道模型観賞用装置。 - 前記情景画像表示手段が、前記カメラで前記鉄道模型を撮影した画像、又は、ユーザーの表情若しくは生体情報に基づき、予め撮影された実在する線路を含む複数の情景画像の中から、最適な情景画像を自動的に選択して表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載の鉄道模型観賞用装置。
- カメラとディスプレイを備えた装置を用いて車両模型が走行する鉄道模型を観賞する鉄道模型観賞方法において、
車両模型又は線路模型を検出する模型検出ステップと、
前記装置の位置又は姿勢又は方位を検出する装置位置等検出手段と、
予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、前記ディスプレイに表示する情景画像表示ステップと、
前記カメラで前記車両模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出する車両模型抽出ステップと、
前記情景画像に前記車両模型領域を画像合成する画像合成ステップと、
を実行し、
ユーザーが視認した前記車両模型が、前記線路模型上から前記実在する線路上に、連続的に走行して見えるようにしたことを特徴とする鉄道模型観賞方法。 - カメラ及びディスプレイを備える、車両模型が走行する鉄道模型を観賞するための装置に、
ユーザーが視認した前記車両模型が、線路模型上から予め撮影された実在する線路上に、連続的に走行して見えるように、画像合成処理を実行させるためのプログラムであって、
車両模型又は線路模型を検出する模型検出手段、
前記装置の位置又は姿勢又は方位を検出する装置位置等検出手段と、
予め撮影された実在する線路を含む情景画像を、前記実在する線路と前記線路模型とが連続して見えるように位置合わせをして、前記ディスプレイに表示する情景画像表示手段と、
前記カメラで前記車両模型を撮影した画像から車両模型領域を抽出する車両模型抽出手段、
前記情景画像に前記車両模型領域を画像合成する画像合成手段、
として前記鉄道模型を鑑賞するための装置を機能させるためのプログラム。 - 請求項1記載の鉄道模型観賞用装置に用いられる前記実在する線路を含む情景を撮影した合成用情景画像データであって、情景画像中の線路が鉄道模型の線路と連続的に視認できるように位置合わせをして表示するための線路の位置に関する情報を含む合成用情景画像データ。
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