JP6410874B1 - Ar映像生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】仮想物体配置面に複雑な高低差ないし凹凸を有する背景物体に適用する場合にあっても、仮想物体に関して沿面追従性や遠近識別性が適正に担保された、見た目に自然なAR映像を生成すること。【解決手段】背景物体の三次元モデルをあらわす情報と背景物体の床面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と撮影距離や撮影角度等の撮影条件とに基づいて、背景物体の床面上の指定位置に仮想物体を配置した状態を当該撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成し、背景物体現実画像の上に中間画像を位置整合させて重畳しかつ中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を表示部に表示させる。【選択図】図11

Description

この発明は、拡張現実(以下、「AR」という)映像の生成装置に係り、特に、仮想物体配置面を提供する背景物体を任意の撮影条件で撮影して得られる現実映像の上に、所望の仮想物体に相当する仮想映像を重畳することでAR映像を生成するAR映像生成装置に関する。
仮想物体配置面(例えば、床面や壁面等々)を提供する背景物体を任意の撮影条件(例えば、姿勢や距離)で撮影して得られる現実映像の上に、所望の仮想物体(例えは、CGで製作された人形や車両等の静止又は移動物体)に相当する仮想映像を重畳(配置)することでAR映像を生成するAR映像生成装置は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このようにして生成されるAR映像中において、アニメーション技法を利用して、背景物体の例えば床面上を仮想物体が所望ルートに沿って違和感なく移動(歩行や走行)するように見せかけるためには、現実映像の元となる画像中の所望ルートに沿った背景物体床面高さと仮想映像の元となる画像中の仮想物体基準高さとが常に一定の関係を満たすように、正確な沿面移動制御が必要となる。
このような沿面移動制御の一例としては、現実映像の元となる画像に対して画像認識処理を施すことにより、所望ルートに沿った背景物体床面高さを計算し、こうして計算により求められた背景物体床面高さと仮想映像の元となる画像中の仮想物体基準高さとが常に一定の関係を満たすように、沿面移動制御を行うものが挙げられる。
特開2011−204047号公報
上述の画像認識処理を利用する沿面移動制御にあっては、仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面が比較的平坦な背景物体に適用する場合には有効であるものの、仮想物体配置面に複雑な高低差ないし凹凸を有する背景物体に適用する場合には、画像認識能力の限界に起因して、背景物体の面高さを正確に計算することが困難となり、その結果、仮想物体を構成するCG人形やCG車両が背景物体の床面を離れて宙に浮いた状態で歩行や走行を行ったり、所望ルートを外れて歩行や走行を行ったり、その一部が床面に潜って歩行や走行したりと言った不自然なAR映像が生成され、見る者に違和感を与えることがある。
また、画像認識処理を利用する沿面移動制御にあっては、画像認識能力の限界に起因して、背景物体に相当する二次元画像において、遠近感の認識がなかなか難しく、その結果、配置されるべき仮想物体が、他の物体の背後に位置していることから、本来は、その一部が隠れて見えなければならないにも拘わらず、仮想物体の方が手前に位置していると誤認されて、その全体が露出すると言った不自然なAR映像が生成され、見る者に違和感を与えるとがある。
この発明は、このような技術的背景に着目してなされたものであり、その目的とすることころは、仮想物体配置面に複雑な高低差ないし凹凸を有する背景物体に適用する場合にあっても、仮想物体に関して沿面追従性や遠近識別性が適正に担保された、見た目に自然なAR映像を生成可能とすることにある。
この発明のさらに他の目的ないし作用効果は、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上述の技術的課題は、以下の構成を有する、携帯型の情報処理端末をAR映像生成装置として機能させるためのコンピュータプログラム、こうして得られるAR映像生成装置、携帯型の情報処理端末の制御方法、及びAR映像提供用の玩具セットにより解決することができる。
すなわち、本発明のコンピュータプログラムは、
撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末を、
前記撮像部を介して取得された現実画像に含まれるマーカ情報に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や姿勢等の撮影条件を計算により取得する基礎情報取得手段と、
前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得する三次元モデル情報取得手段と、
前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得する仮想物体情報取得手段と、
前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記距離や姿勢等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成する中間画像生成手段と、
前記位置情報により特定される背景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を包含する、AR映像生成装置として機能させるためのコンピュータプログラムである。
このような構成によれば、背景物体の現実画像と仮想物体の仮想画像(例えば、CG画像)とを画像認識技術を利用して直接的に位置合わせするのではなく、先ず、背景物体の三次元モデルと仮想物体の仮想画像との間で三次元情報を用いて正確な位置合わせを行い、しかるのち、これを同じ撮影条件にて撮影して得られた中間画像(二次元画像)を背景物体の現実画像(二次元画像)の上に、中間画像の背景物体部分については、これを透明化して、重畳するものであるから、こうして得られるAR映像においては、仮想物体の映像は、背景物体の映像上の指定位置に精度良く位置決めされ、かつ周囲の物体との正しい遠近関係をもって描かれる。そのため、例えば、アニメーション技法を用いることで、床の起伏に沿って歩行すべきCG人形が宙に浮いて歩行したり、ある物体の背後を歩行すべきCG人形がその物体の手前を歩行すると言った不自然な映像がなくなり、仮想物体の挙動に違和感を与えることがない見た目に自然なAR映像を生成可能となる。すなわち、本発明によれば、仮想物体配置面に複雑な高低差ないし凹凸を有する背景物体に適用する場合にあっても、仮想物体に関して沿面追従性や遠近識別性が適正に担保された、見た目に自然なAR映像を生成することができる。
好ましい実施の態様においては、
前記仮想物体情報取得手段は、
それぞれ1又は2以上の仮想物体を含む複数の仮想物体群の中から、その1つの群を選択して取得可能とされていてもよい。
このような構成によれば、複数の仮想物体群のそれぞれとして、予め、様々な仮想物体の組み合わせ(例えば、CG人形であれば、性別、年齢、職業等々の組み合わせ、CG車両であれば、二輪車や四輪車の種別、台数、色彩等々の組み合わせ、列車であれば、新幹線、在来特急、その種別、台数、色彩等々の組み合わせ)を用意しておくことで、例えば、背景物体の内容に合わせて、その映像上に登場されるべき一群の仮想物体を一括して変更することができる。
このとき、前記仮想物体群の中からその1つの群を選択して取得する動作は、予め設定された複数の期間のうち、現時点が属する期間に応じて自動的に実行される、ものであってもよい。
このような構成によれば、現時点が属する期間として、例えば、季節(春季、夏季、秋季、冬季)、イベント期間(正月期間、クリスマス期間、ハロウィン期間、夏休み期間等々)を採用すると共に、各期間に相応しい装いのCG人形群を設定しておけば、その期間が到来すると共に、背景映像上にはその期間に相応しい服装のCG人形等を自動的に出現させることができる。
このとき、前記複数の期間には、時刻により区切られた期間が含まれていてもよい。
このような構成によれば、期間として、朝の通勤時間帯、昼の時間帯、夜の通勤時間帯などを設定しておくと共に、各期間に相応しい鉄道利用者を模したCG人形群を設定しておくことにより、例えば、背景物体として、鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具を採用することにより、時間帯毎に、よりリアルな鉄道の駅構内の風景を演出可能となる。
好ましい実施の態様においては、前記仮想物体情報取得手段は、ユーザが任意に作成した仮想物体画像を取得可能とされていてもよい。
このような構成によれば、例えば、手書きの顔をスマホカメラやタブレット型PC等で撮影して得た画像や家族の顔をスマホカメラやタブレット型PC等で撮影して得た画像を仮想物体として登録しておくことにより、背景物体の映像上に好みの顔を持ったCG人形を出現させることもできる。
好ましい実施の態様においては、
前記中間画像生成手段は、
前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記撮影条件に基づいて、当該仮想物体と前記撮影部との距離が規定値よりも短いと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化を加える、ものであってもよい。
このような構成によれば、AR映像に含まれる仮想物体(例えば、CG人形やCG車両等)に撮像部(例えば、タブレット型情報処理端末のカメラのレンズ)を近付けて、その仮想物体を表示部(例えば、タブレット型情報処理端末のディスプレイ)に大写しにすると、当該仮想物体の映像に変化が生ずることとなり、恰も、仮想物体がユーザのアクションに反応したかのような演出により、仮想物体に対して、ユーザに親しみを与えることができる。変化処理の態様としては、色彩や輝度の変化、形状の変化、動きの変化、等々、様々な変化を挙げることができる。また、これらの変化と共に、サウンド変化を与えるようにしてもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記中間画像生成手段は、
前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記表示部を構成するタッチパネルを介して、当該仮想物体が指定されたと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化を加える、ものであってもよい。
このような構成によれば、AR映像に含まれる仮想物体(例えば、CG人形やCG車両等)にタッチパネルを介してタッチすると、当該仮想物体の映像に変化が生ずることとなり、恰も、仮想物体がユーザのアクションに反応したかのような演出により、仮想物体に対して、ユーザに親しみを与えることができる。変化処理の態様としては、色彩や輝度の変化、形状の変化、動きの変化、等々、様々な変化を挙げることができる。また、これらの変化と共に、サウンド変化を与えるようにしてもよい。
このとき、前記所定の変化が、仮想物体を構成する人形の顔が前記撮影部の方を振り向くように変化させるものであってもよい。
このような構成によれば、AR映像に含まれる人形(例えば、CG人形)のそれぞれに撮像部を近付けると、それらの人形は大写しになるとともにユーザの方に振り向いてくれることから、人形のそれぞれと恰も対話可能の感を与え、ユーザは一層の親しみやすさを覚えることなる。
好ましい実施の態様においては、
前記既知の背景物体が、
その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具であつてもよい。
このような構成によれば、開放型構築物玩具を俯瞰撮影したときに得られる現実映像とその現実映像の上に配置されるべき仮想物体の仮想映像との調和を図ることにより、設計者の意図するAR映像を確実に実現することができる。このとき、開放型構築物玩具としては、サッカースタジアム、野球場、競馬場、ショッピングモール、子供部屋、等々を模して俯瞰可能な開放型に構成することで、様々な演出が可能となる。
このとき、前記開放型構築物玩具が、鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具であってもよい。
このような構成によれば、例えば、出願人がプラレール(登録商標)として販売する列車玩具に適用して、鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具とすることで、これに実際の列車玩具やミニチュアカー玩具を搭載した上で、その空きスペースに乗客や駅員を模したCG人形を仮想映像で登場させることにより、この種の列車玩具に新たな遊び方を提案することができる。
別の一面から見た本発明は、AR映像生成装置として把握することもできる。すなわち、このAR映像生成装置は、
撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末を有し、
前記情報処理端末は、
前記撮像部を介して取得された現実画像に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や姿勢等の撮影条件を計算により取得する基礎情報取得手段と、
前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得する三次元モデル情報取得手段と、
前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得する仮想物体情報取得手段と、
前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記距離や姿勢等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成する中間画像生成手段と、
記背景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を包含する。
好ましい実施の態様においては、
前記仮想物体情報取得手段は、
それぞれ1又は2以上の仮想物体を含む複数の仮想物体群の中から、その1つの群を選択して取得可能とされていてもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記中間画像生成手段は、
前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記撮影条件に基づいて、当該仮想物体と前記撮影部との距離が規定値よりも短いと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、ものであってもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記中間画像生成手段は、
前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記表示部を構成するタッチパネルを介して、当該仮想物体が指定されたと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化を加える、ものであってもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記既知の背景物体が、
その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具であってもよい。
別の一面から見た本発明は、携帯型の情報処理端末の制御方法として把握することもできる。すなわち、この方法は、
撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末の制御方法であって、
前記撮像部を介して取得された現実画像に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や角度等の撮影条件を計算により取得する第1のステップと、
前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得する第2のステップと、
前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得する第3のステップと、
前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記距離や姿勢等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成する第4のステップと、
記背景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる第5のステップとを包含する。
好ましい実施の態様においては、
前記第3のステップは、
それぞれ1又は2以上の仮想物体を含む複数の仮想物体群の中から、その1つの群を選択して取得可能とされていてもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記第4のステップは、
前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記撮影条件に基づいて、当該仮想物体と前記撮影部との距離が規定値よりも短いと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、ものであってもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記第4のステップは、
前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記表示部を構成するタッチパネルを介して、当該仮想物体が指定されたと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化を加える、ものであってもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記既知の背景物体が、
その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具であってもよい。
別の一面から見た本発明は、AR映像提供用の玩具セットとして把握することもできる。すなわち、このセットは、
その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具と、
前記玩具と一定の相対的な位置関係を持って配置されるべく提供され、かつ所定の図形的特徴を有するマーカが表示されたマーカ表示体と、
撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末を、
前記撮像部を介して取得された現実画像に含まれるマーカ情報に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や姿勢等の撮影条件を計算により取得する基礎情報取得手段と、
前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得する三次元モデル情報取得手段と、
前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得する仮想物体情報取得手段と、
前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記距離や姿勢等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成する中間画像生成手段と、
記背景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を包含する、AR映像生成装置として機能させるためのコンピュータプログラムと、を包含する。
好ましい実施の態様におては、
前記仮想物体情報取得手段は、
それぞれ1又は2以上の仮想物体を含む複数の仮想物体群の中から、その1つの群を選択して取得可能とされていてもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記中間画像生成手段は、
前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記撮影条件に基づいて、当該仮想物体と前記撮影部との距離が規定値よりも短いと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、ものであってもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記中間画像生成手段は、
前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記表示部を構成するタッチパネルを介して、当該仮想物体が指定されたと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化を加える、ものであってもよい。
好ましい実施の態様においては、
前記開放型構築物玩具が、
鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具であってもよい。
本発明によれば、背景物体の現実画像と仮想物体の仮想画像(例えば、CG画像)とを画像認識技術を利用して直接的に位置合わせするのではなく、先ず、背景物体の三次元モデルと仮想物体の仮想画像との間で三次元情報を用いて正確な位置合わせを行い、しかるのち、これを同じ撮影条件にて撮影して得られた中間画像(二次元画像)を背景物体の現実画像(二次元画像)の上に、中間画像の背景物体部分については、これを透明化して、重畳するものであるから、こうして得られるAR映像においては、仮想物体の映像は、背景物体の映像上の指定位置に精度良く位置決めされ、かつ周囲の物体との正しい遠近関係をもって描かれる。そのため、例えば、アニメーション技術を用いることで、床の起伏に沿って歩行すべきCG人形が宙に浮いて歩行したり、ある物体の背後を歩行すべきCG人形がその物体の手前を歩行すると言った不自然な映像がなくなり、仮想物体の挙動に違和感を与えることがない見た目に自然なAR映像を生成可能となる。すなわち、本発明によれば、仮想物体配置面に複雑な高低差ないし凹凸を有する背景物体に適用する場合にあっても、仮想物体に関して沿面追従性や遠近識別性が適正に担保された、見た目に自然なAR映像を生成することができる。
図1は、アプリ提供システム全体の構成を示す説明図である。 図2は、タブレット型端末の一般的なハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、アプリ提供サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、アプリダウンロード動作の説明図である。 図5は、アプリを構成する処理の全体を概略的に説明するゼネラルフローチャートである。 図6は、ARオブジェクト決定処理の詳細フローチャートである。 図7は、AR用中間画像生成処理の詳細フローチャートである。 図8は、オブジェクト配置処理の詳細フローチャートである。 図9は、開始操作の説明図である。 図10は、AR映像生成用の中間画像の説明図である。 図11は、生成されたAR映像(仮想オブジェクトがCG人形)の説明図(その1)である。 図12は、生成されたAR映像(仮想オブジェクトがCG列車)の説明図(その2)である。 図13は、生成されたAR映像(仮想オブジェクトがCG列車)の説明図(その3)である。 図14は、生成されたAR映像(仮想オブジェクトがCG列車)の説明図(その4)である。 図15は、手前に遮蔽物がある場合のAR映像の例である。 図16は、時間帯別の登場人物変更処理の説明図である。 図17は、接近に伴う仮想物体の変化態様の説明図である。
以下に、本発明の好適な実施の一形態を添付図面(図1〜図17)にしたがって詳細に説明する。なお、本発明の要旨は特許請求の範囲の記載に基づいて特定されるものであって、以下の実施形態の記述は本発明の一例を示すものに過ぎないものであることは言うまでもない。
本発明に係るコンピュータプログラム(以下、「アプリ」と称する)は、先に説明したように、撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末(例えば、スマートフォンやタブレット型PC等のタブレット型端末)を、基礎情報取得手段と、三次元モデル情報取得手段と、仮想物体情報取得手段と、中間画像生成手段と、表示制御手段と、を包含する、AR映像生成装置として機能させるものである。
ここで、基礎情報取得手段とは、 前記撮像部を介して取得された現実画像に含まれるマーカ情報に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や姿勢等の撮影条件を計算により取得するものである。
また、三次元モデル情報取得手段とは、前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得するものである。
また、仮想物体情報取得手段とは、前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得するものである。
また、中間画像生成手段とは、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記距離や姿勢等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成するものである。
さらに、表示制御手段とは、前記位置情報により特定される背景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させるものである。
<AR映像生成用アプリの提供>
上述のAR映像生成用アプリをどのような提供方法によりタブレット型端末側へとインストールするかについては、SDメモリやUSBメモリ等の可搬型記録媒体を介する提供方法、赤外線等の短距離無線通信を介して提供する提供方法等々、種々の方法が考えられるが、この実施形態においては、クライアントアンドサーバ・システムであるアプリ提供システムを構築すると共に、インターネット上のアプリ提供サーバからタブレット型端末へとダウンロードするという提供方法が採用されている。
−アプリ提供システムの構成−
アプリ提供システム全体の構成すを示す説明図が、図1に示されている。同図に示されるように、タブレット型端末6であるところの様々な機種のスマートホン1,1,1・・・や様々な機種のタブレットPC2,2,2・・・は、公知の手法により、インターネット5へと無線接続可能とされており、一方、インターネット5には、アプリ提供サーバ4が公知の手法で接続されている。
−タブレット型端末の構成−
タブレット型端末6の一般的なハードウェア構成を示すブロック図が、図2に示されている。この種のハードウェア構成については、各種の文献により公知であるから、その説明については、本発明の要部を除き、簡単に行う。
同図において、制御部(CPU)6aは端末全体を統括制御するものであり、公知のマイクロプロセッサや特定の回路機能を実現するASIC、FPGA等で構成されいるのが通例である。
マイク6b及びスピーカ6cは、例えば、音声通話等に使用される。タッチパネル制御部6d及びタッチパネル6cは、表示画面におけるタッチパネル機能を実現するためのものである。バイブレータ6fは、着信通知その他、何らかの状態をユーザに通知するためのものである。ランプ駆動部6g及びLEDランプ6hは、各種の状態表示用のLEDランプの作動用のものである。
カメラモジュール6iは、その撮影用窓が表示画面の後方へと向けられたメインカメラに関する機能モジュールであって、具体的には、撮影に必要なレンズやイメージセンサ等を含んで構成されている。このメインカメラモジュール6iで取得される画像データは、公知の画像処理エンジンを介して編集されたのち、制御部6aに内蔵されるバッファ用画像メモリに格納されたのち、必要により、表示画面に表示されたり、後述のフラッシュメモリ6oに保存される。このカメラモジュール6iが、本発明における撮影部に相当するものである。
3軸地磁気センサ6jは、当業者には、よく知られているように、磁気センサの一種であって、地磁気の向きを検知し,方位を直交3軸(X軸、Y軸、Z軸)の値で算出するセンサである。すなわち、このセンサは、前後方向と左右方向の第1、第2の磁気センサに加えて上下方向の地磁気を検出する第3の地磁気センサを持っている。
無線通信部6kは、当該タブレット型端末を、公知の手法により、無線LAN等を介してインターネットに接続する場合等に用いられる。キー入力装置6lは、電源投入ボタンや各種の押しボタン式操作キーで構成され、必要な指示を当該タブレット型端末に与えるために利用される。
画像表示部6n及び表示コントローラ6mは画像表示器(液晶式画像表示器、有機EL式画像表示器、等々)を構成するものであって、表示コントローラ6mは、表示デバイスである画像表示部6mと制御部6aに内蔵される図示しないビデオRAM(表示されるべき画像データを格納するメモリ)との間にあって、画像表示制御を司るものである。
フラッシュメモリ6oは、ダウンロードされる各種のアプリケーションプログラムの格納のほか、各種の設定データの格納に利用される。RAM6pは、各種演算処理のためのワーキング領域等として利用される。
3軸加速度センサ6qは、当業者にはよく知られているように、X軸・Y軸・Z軸の3方向の加速度を1つのデバイスで測定できるセンサであって、3次元の加速度が検出でき、重力(静的加速度)の計測にも対応できる。
3軸角速度センサ6rは、当業者には、よく知られているように、回転角速度の測定を直交3軸(X軸,Y軸,Z軸)で実現する慣性センサの一種であって、ジャイロセンサとも称される。角速度センサは加速度センサでは反応しない回転の動きを測定する。
−アプリ提供サーバの構成−
アプリ提供サーバのハードウェア構成を示すブロック図が、図3に示されている。この種のハードウェア構成については、各種の文献により公知であるから、その説明については、本発明の要部を除き、簡単に行う。
同図に示されるように、アプリ提供サーバ4は、サーバ装置の全体制御を司るCPU等からなる制御部4a、ROM、RAM、又はハードディスク等からなり、前述した各種の体感型ゲーム用アプリを含む各種のプログラムや各種のデータ等を記憶するための記憶部4b、外部機器とLAN又はインターネット等を介して通信を行うための通信部4c、表示処理を行うための表示部4d、外部機器との入出力を行うI/F部4e、入力操作を行うための入力操作部4f等から構成される。なお、記憶部4bは、ストレージ等としてサーバ装置とは別に設けられていてもよい。
−アプリダウンロード動作−
アプリダウンロード動作の説明図が、図4に示されている。ユーザは、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、街の玩具店等々の実店舗において、好みの開放型構築物玩具8(図9参照)に対応する商品を購入したのち、パンフレット、包装箱の表示等々適当な宣伝媒体を通じて取得した、あるいは、検索サイトを通じて取得したURLを頼りとして、自己のタブレット型端末6からアプリ提供サーバ4への接続を行う。
この状態において、タブレット型端末6の側において所定のユーザ操作が行われると、タブレット型端末6は、アプリ提供サーバ4へ宛ててダウンロードリクエストを送信したのち、アプリ提供サーバ4から認証コードリクエストが返送されてくるのを待機する(ステップ101)。
ダウンロードリクエストを受信したアプリ提供サーバ4の側では(ステップ111)、タブレット型端末6へ宛てて認証コードリクエストを送信したのち(ステップ112)、タブレット型端末6から認証コードが返送されてくるのを待機する。
タブレット型端末6は、認証コードリクエストが受信されるのを待って(ステップ102)、アプリ提供サーバ4へ宛てて認証コードを送信したのち(ステップ103)、アプリ提供サーバ4から認証エラーが返送されるか(ステップ104)、又は目的とするAR映像生成用アプリが返送されてくるのを待機する(ステップ105)。ここで、認証コードとしては、先に、商品パッケージ7の購入により取得されたカードに表示された商品パッケージコード等を利用することができる。
アプリ提供サーバ4は、タブレット型端末6から認証コードが返送されてくるのを待って、所定の認証処理(例えば、その認証コードとして送られてきた商品パッケージコードが販売済みのものであって、ダウンロード未完のものか、あるいは所定のダウンロード許可条件に合致するものかの判定)を実行したのち(ステップ113)、認証成功の場合には(ステップ114YES)、タブレット型端末6へと指定のAR映像生成用アプリを送信するのに対して(ステップ115)、認証失敗の場合には(ステップ114NO)、タブレット型端末6へと認証エラーコードを送信する。
タブレット型端末6の側では、アプリ提供サーバ4からAR映像生成用アプリが送られてきたときには、これを受信したのち(ステップ105)、所定の記憶領域(例えば、フラッシュメモリ6o等)に保存したのち、所定のアプリ起動操作を待って、これを実行する一方、認証エラーコードが送られてきたときには、直ちに、処理を終了する。
<既知の背景物体>
次に、仮想物体を配置するための面(例えば、床面や壁面等)を提供する既知の背景物体について、説明する。仮想物体としては、上述の「面」を有する限り、任意の構築物を採用することができるが、好ましくは、その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具であってもよい。開放型構築物玩具としては、例えば、サッカースタジアム、野球場、競馬場、ショッピングモール、子供部屋、等々を模して俯瞰可能な開放型に構成することで、様々なもの採用することができる。
このような開放型構築物玩具の一例が、図9に示されている。同図に示される開放型構築物玩具8は、鉄道駅の構内やその周辺施設を、屋根や天井を取り払うことで、俯瞰可能とした開放型構築物玩具として構成されている。この開放型構築物玩具8は、高低差ないし起伏を有する床面を有するものであって、具体的には、改札内1階床面8a、改札外1階床面8b、1階1番線のプラットホーム8c、1階2番線のプラットホーム8d、2階1番線のプラットホーム8e、1階と2階とを繋ぐ階段8f、バスやタクシー乗降用の屋上スペース8g、及び屋上スペースと地上を繋ぐスロープ8hを有している。その他、この開放型構築物玩具8は、改札ゲートブロック8i、ホームドア収納ブロック8j、ホームドア開閉用のレバー8k、及び信号機8lを備えている。
そのため、上述の床面8a〜8hのいずれかに仮想物体(例えば、アニメーションCG人形)を配置すると、配置場所と撮影方向によっては、それらの仮想物体は、改札ゲートブロック8i、ホームドア収納ブロック8j、ホームドア開閉用のレバー8k、信号機8l等の陰となり、その映像の一部が欠落せねばならない。
なお、図において、その他の物体、すなわち、1階1番線のレール9a、1階2番線のレール9b、2階1番線のレール9c、1階1番線の列車玩具10a、1階2番線の列車玩具10b、2階1番線の列車玩具10c、セダン型のミニチュアカー玩具11a、バス型のミニチュアカー玩具11b、セダン型のミニチュアカー玩具11c、及びバス型のミニチュアカー玩具11dは、開放型構築物玩具8を構成するものではなく、ユーザにより別途購入されるべきものである(図10参照)。
<AR映像生成用アプリの動作>
AR映像生成用アプリを構成する処理の全体を概略的に示すフローチャートが、図5に示されてる。
AR映像生成用アプリが組み込まれたタブレット型端末6の使用に先立ち、ユーザは、所定の開始時操作を実行する。後述するように、この開始時操作は、AR映像生成用アプリに対して、開放型構築物玩具8に関する撮影部(カメラ)の撮影姿勢や撮影距離を教示するために行われる。
開始時操作の説明図が、図9に示されている。同図に示されるように、この開始時操作では、先ず、位置決め用のマーカが表示されたマーカ表示体7を用意する。図示のマーカ表示体7は、略細長長方形状の輪郭を有する厚手の紙製シートであって、その一対の長辺の1つは非直線状に裁断されて位置決め用辺縁7aとされている。一方、開放型構築物玩具8の基台にも、対応する非直線状の位置決め用辺縁(図示せず)が設けられている。そして、それら2つの位置決め用辺縁同士を凹凸整合させることで、マーカ表示体7と開放型構築物玩具8との間に、予定された相対的位置関係を設定することができる。
また、マーカを構成する図形パターンとしては、マーカ表示体7の輪郭内周に沿って太線で輪郭線を描くと共に、輪郭線で囲まれるその内部には、比較的に大きなカタカナ文字により、「トイレール」なる文字列を描いてなるものが採用されている。なお、マーカ表示体7は、開放型構築物玩具8の梱包に同梱してもよいし、梱包に用いる紙製箱体の一部に予め印刷しておいて、これをユーザの側で切り取るようにしてもよい。
この状態において、AR映像生成用アプリが起動されると、まず、開放型構築物玩具8に対する撮影部(カメラ)の撮影姿勢や撮影距離などを「撮影条件」として取得するための一連の処理(ステップ201〜204)、及び撮影視野内における開放型構築物玩具8に対応する画像の存在位置を取得するための処理(ステップ205)が実行される。
これらの処理を概説すれば、先ず、撮影処理(ステップ201)の実行により、カメラモジュール6i(図2参照)を駆動して視野に対応する現実画像を取得すると共に、こうして取得された現実画像をRAM6p(図2参照)の所定エリアに書き込む。
続いて、公知の画像解析処理(ステップ202)により、RAM6p(図2参照)の所定エリアに書き込まれた現実画像に対して所定の画像解析処理を実行することにより、マーカ表示体7に表示されたマーカに相当する画像パターンをパターンマッチングにより探索する処理を所定の探索最大時間を条件として、継続する(ステップ203NO)。
マーカに相当する画像パターンが見つかったならば(ステップ203YES)、続いて、公知の撮影条件の計算処理(ステップ204)の実行により、開放型構築物玩具8に対する撮影部(カメラ)の撮影姿勢や撮影距離などを「撮影条件」として取得する。
この「撮影条件」を取得するための計算処理(ステップ204)は、例えば、マーカ表示体7と開放型構造物玩具8とを所定の関係に位置決めした状態において、所定の基準となる撮影条件(撮影姿勢や撮影距離等)において、マーカ表示体7上のマーカを撮影して得られたマーカ画像を基準画像パターンとして予め記憶しておくと共に、この基準画像パターンを、任意の撮影条件(撮影姿勢や撮影距離等)にてマーカ表示体7上のマーカを撮影して得られたマーカ画像と、予め決められた複数の照合項目(例えば、全体のサイズ、特定の線分の太さ、特定の一対の線分の交叉角度、特定の線分の傾斜角度、等々)のそれぞれについて照合することで、実現することができる。なお、当業者にはよく知られているように、この「撮影条件」を取得するための計算処理(ステップ204)は、マーカレス方式にて実現することもできる。
続いて、AR対象領域の計算処理(ステップ205)の実行により、任意の撮影条件(撮影姿勢や撮影距離等)にて撮影部を介して取得された現実画像中において、開放型構築物玩具8に相当する画像(AR対象画像領域)を特定する情報(例えば、位置及び姿勢)が取得される。
このAR対象領域を特定するための情報を取得するための計算処理(ステップ205)は、現実画像中にマーカ画像は含まれているものの、開放型構築物玩具8に相当する画像(AR対象画像領域)は含まれていない場合には、マーカ画像と開放型構築物玩具8に相当する画像(AR対象画像領域)との間に設定された既知の相関を利用した推定処理により、実行することができる。
また、上述のAR対象領域を特定するための情報は、一定周期(例えば、1/30秒、1/60秒)毎に新たな撮影(ステップ210)が行われるたびに所定のアルゴリズムに基づいて更新される。ひとつのアルゴリズムとしては、例えば、3軸加速度センサ6pや3軸角速度センサ6r(図2参照)の検出値変化分を用いた所謂積分式のトラッキング制御により、逐次、AR対象領域を特定するための情報を更新するものが挙げられる。他のひとつのアルゴリズムとしては、AR対象領域の図形的な特徴に着目して、パターンマッチング技法により、現実画像上のAR対象領域を追跡することにより、逐次、AR対象領域を特定するための情報を更新するものが挙げられる。
昨今、この種のAR映像生成技術の分野においては、AR映像生成アプリを手軽に開発することが可能な各種の支援ツールが市場に提供されているので、上述の画像解析処理(ステップ202)、撮影条件の計算処理(ステップ204)、及びAR対象領域の計算処理(ステップ205)については、そのような支援ツール(例えば、ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社の提供するSmartAR(登録商標))を利用することにより、必要な機能を容易に実現することができる。
次に、AR用オブジェクトの決定処理(ステップ206)を実行する。AR用オブジェクトの決定処理の詳細が、図6に示されている。同図に示されるように、このAR用オブジェクトの決定処理においては、3つの動作モードが用意されている。
同図において処理が開始されると、先ず、予め設定された「登場オブジェクト設定」を読み込んだのち(ステップ301)、デフォルト設定モードか(ステップ302)、動的設定モードか(ステップ304)、又は追加設定モードか(ステップ312)の判定を行う。
「デフォルト設定」モードと判定されると(ステップ302YES)、続いて、予め決められた一群のオブジェクトが、登場オブジェクトとして選択される(ステップ301)。ここで、「登場オブジェクト」とは、現実画像の上に配置されるべき仮想画像に相当するもので、人物、動物、移動体の実画像やCG製作画像、さらには、それらの静止画像、アニメーション画像等々を広く含むことができる。この例にあっては、一群のオブジェクトとしては、例えば、それぞれアニメーション技法により歩行する5〜10人のCG人形を挙げることができる。それらのCG人形の性別構成比、年齢構成費、社会人・学生構成比等々は、その服装と共に、目的とする背景画像を構成する開放型構築物玩具8にマッチするように設計される。
「動的設定」モードと判定されると(ステップ304YES)、現時刻を読み込んだのち(ステップ305)、現時点について、朝の時間帯に属するか(ステップ306)、昼の時間帯に属するか(ステップ308)、又は夜の時間帯に属するか(ステップ310)が判定される。ここで、朝の時間帯としては、例えば午前6時〜午前10時の時間帯を挙げることができ、昼の時間帯としては、例えば午前10時〜午後2時の時間帯を挙げることができ、夜の時間帯としては、例えば午後5時〜午後10時の時間帯を挙げることができる。それらの時間帯に属さないときは、例えば、デフォルトに戻すことで不自然な演出を回避することができる。
朝の時間帯と判定されると(ステップ306YES)、朝の時間帯用の一群のオブジェクト(例えば、学生や通勤客の服装をした男女総勢5ないし10名程度のCG人形)が登場オブジェクトとして選択される(ステップ307)。
昼の時間帯と判定されると(ステップ308YES)、昼の時間帯用の一群のオブジェクト(例えば、子供連れのお母さんやお年寄りの服装をした男女総勢5ないし10名程度のCG人形)が登場オブジェクトとして選択される(ステップ309)。
夜の時間帯と判定されると(ステップ310YES)、夜の時間帯用の一群のオブジェクト(例えば、主として通勤客の服装をした男女総勢5ないし10名程度のCG人形)が登場オブジェクトとして選択される(ステップ311)。
「追加設定」モードと判定されると(ステップ312YES)、予めユーザが手書きした顔や家族の顔をスマートフォン等で撮影した画像をCG人形と合成して得られたオブジェクトが登場オブジェクトとして追加される(ステップ313)。
次に、図5に戻って、本発明の要部であるAR用の中間画像生成処理(ステップ207)について説明する。AR用の中間画像生成処理の詳細フローチャートが、図7に示されている。
同図に示されるように、AR用の中間画像生成処理は、AR対象領域3Dモデル上へのオブジェクト配置処理(ステップ401)と中間画像変換処理(ステップ402)とから構成されている。
オブジェクト配置処理の詳細が、図8に示されている。ここで、「AR対象領域3Dモデル」とは、背景物体(例えば、鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具)の構造を三次元座標にて表現する画像データであって、AR映像生成用アプリと共にタブレット型端末6にインストールされて、所定のメモリ(例えば、フラッシュメモリ6o)に格納されたものである。また、仮想オブジェクトに対応する仮想画像(例えば、CG製作の人形、車両等の移動体)についても、好ましくは三次元情報が付与されており、予め所定のメモリ(例えば、フラッシュメモリ6o)に格納されている。
図8において、処理が開始されると、先ず、選択された一群のオブジェクトのメモリからの読み出し処理(ステップ501)及びAR対象領域に対応する3Dモデルの読み出し処理(ステップ502)を順に実行したのち、一連の処理(ステップ504〜508)をポインタPが1〜Pmaxに達するまで(ステップ503、509、510)、繰り返して実行する。
まず、ポインタPで指定のオブジェクトをメモリから読み出し(ステップ504)、次いで、当該オブジェクトを3Dモデル上の決められた歩行予定位置に配置する(ステップ505)。このとき、3Dモデルは三次元の位置情報を有するものであるから、指定の仮想オブジェクトを3Dモデル上の指定位置に正確に配置することができる。
例えば、3Dモデルが、鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具8に対応するものであれば、改札内1階床面8a、改札外1階床面8b、1階1番線のプラットホーム8c、1階2番線のプラットホーム8d、2階1番線のプラットホーム8e、1階と2階とを繋ぐ階段8f、バスやタクシー乗降用の屋上スペース8g、及び屋上スペースと地上を繋ぐスロープ8h等のオブジェクト配置面を三次元空間上で正確に認識した上で、それと一定の位置関係となるようにして、仮想オブジェクトであるCG人形やCG車両等々を配置することができる。このとき、仮想オブジェクトであるCG人形等の側にも3次元情報ないし指向情報を有するものであれば、3Dモデル上の指定位置にCG人形等を指定の向きで正確に配置することもできる。
また、沿面移動を行わせたいのであれば、3Dモデルにおける当該配置面の高さと各オブジェクトの基準位置(例えば、脚部の下端、車両の車輪下端)とをほぼ一致するようにして、仮想オブジェクトを配置すればよい。また、飛びはね移動を行わせたいのであれば、その予定飛びはね軌跡と仮想オブジェクトの基準位置とがほぼ一致するようにして、3Dオブジェクト上に仮想オブジェクトを配置すればよい。
なお、配置面は必ずしも床面に限るものではなく、その他、任意の垂直な壁面を配置面とすることもできる。その場合には、3Dモデルにおける当該壁面の高さと各オブジェクトの基準位置(例えば、脚部の下端、車両の車輪下端)とをほぼ一致するようにして、仮想オブジェクトを配置すればよい。、
次に、当該オブジェクトと撮影視点(例えば、タブレット型端末カメラのレンズ位置)との距離を計算し(ステップ506)、その距離が規定値よりも短い場合に限り(ステップ507YES)、仮想オブジェクトであるCG人形の顔部分を撮影視点にへと向けるように所定の変化処理を実行する(ステップ508)。
続いて、図6に戻って、中間画像変換処理(ステップ402)を実行する。この中間画像変換処理(ステップ402)は、上述のオブジェクト配置処理(ステップ401)にて生成された仮想物体配置済み背景物体の3次元仮想画像を、現在の撮影条件と同じ撮影条件にて、仮想カメラで撮影することにより、仮想物体配置済み背景物体の2次元仮想画像を取得し、これをAR映像生成用の中間画像として生成する。
こうして生成されたAR映像生成用の中間画像の一例が、図10に示されている。同図において、二点鎖線にて描かれている部分が背景物体の3Dモデルを仮想カメラにて実際と同じ撮影条件にて撮影して得られた二次元画像部分(符号8a〜8hで示す)であり、実線にて描かれている部分が仮想物体の仮想画像を仮想カメラにて実際と同じ撮影条件にて撮影して得られた二次元画像部分(符号12a〜12cで示す)である。
続いて、図5に戻って、表示制御処理(ステップ208)を実行する。表示制御処理(ステップ208)においては、前記位置情報により特定される背景物体現実画像(図9参照)の上に上で得られた中間画像(図9参照)を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分(二点鎖線部分)については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる(図11参照)。
<AR映像生成装置の実施形態に関する作用効果>
以上説明したように、AR映像生成用アプリ(図5〜図8)の組み込まれたタブレット型端末6によれば、所定の開始時操作(図9参照)並びに登場オブジェクト設定を行ったのち、これを背景物体である鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具8の上にかざすと、表示部である液晶スクリーン上には、背景物体を構成する鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰して得られる現実映像の上に、仮想物体(オブジェクト)である仮想映像(この例では、3体のアニメーションCG人形12a,12b,12c)が重畳されてなるAR映像が表示されることとなる(図10、11参照)。そのため、例えば、出願人がプラレール(登録商標)として販売する列車玩具に適用して、鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具とすることで、これを所定のレール軌道(9a〜9c)中に配置して、実際の列車玩具やミニチュアカー玩具(11a〜11d)を搭載した上で、その空きスペースに乗客や駅員を模したCG人形を仮想映像で登場させることにより、この種の列車玩具に新たな遊び方を提案することができる。
そして、このAR映像は、背景物体の現実画像と仮想物体の仮想画像とを画像認識技術を利用して直接的に位置合わせするのではなく、先ず、背景物体の三次元モデルと仮想物体の仮想画像との間で三次元情報を用いて正確な位置合わせを行い(図8参照)、しかるのち、これを同じ撮影条件にて撮影して得られた中間画像(図10参照)を背景物体の現実画像(図9参照)の上に、中間画像の背景物体部分については、これを透明化して、重畳することで得られたものであるから、仮想物体の映像(歩行するアニメーションCG人形12a,12b,12c)は、背景物体の映像上の指定位置に精度良く位置決めされて描かれる。そのため、仮想物体配置面に複雑な高低差ないし凹凸を有する背景物体に適用する場合にあっても、床の起伏に沿って歩行すべきCG人形が宙に浮いて歩行したりすることがなくなり、仮想物体に関して沿面追従性が適正に担保された、見た目に自然なAR映像となる。
また、同様の理由から、こうして得られる仮想物体の映像は、周囲の物体との間の遠近関係が明確化されて描かれる。そのため、図15に示されるように、仮想物体(CG人形12d,12e)の歩行中、その手前に遮蔽物(改札ゲートブロック8iやホームドア収納ブロック8j)が現れるような場合には、それらの遮蔽物にて一部が遮蔽される状態における仮想物体(CG人形12d',12e')は遮蔽物に隠されて見えなくなり、遠近識別性が適正に担保された、見た目に自然なAR映像となる。
また、登場オブジェクト設定において、「動的設定」を選択すれば、一連の時間帯別オブジェクト設定処理(図6、ステップ304〜311参照)が実行される結果、図16に示されるように、改札ゲートを通過する乗降客(アニメーションCG人形)については、朝の時間帯は主として学生(中学生や高校生)や通勤客が中心となり、昼の時間帯は主として買い物客や子連れ客が中心となり、夜の時間帯は主として通勤客が中心となり、より一層リアルな駅の風景を提供することができる。
また、オブジェクト配置処理においては、距離対応変化処理(図8、ステップ506〜508)が実行される結果、図17に示されるように、AR映像上の特定のオブジェクト(2階1番線のホーム間際で列車に向かって立っている駅員を模したCG人形12a)にタブレット型端末6の撮影部を近付けると、当該オブジェクトは大写しになると共に、ユーザの方を振り向いてくれることとなり、当該オブジェクトに関して、ユーザに親しみを感じさせることができる。
さらに、1階1番線の列車玩具10a及び1階2番線の列車玩具10b、それ自体を仮想オブジェクトとすれば、図13に示されるように、それらの線路が実際には空の状態であるにも拘わらず、それらの線路上に列車玩具10a,10bの仮想映像を出現さることができる。しかも、このようにして得られる列車の仮想映像は三次元モデルに基づくものであるから、列車のいずれの方向からの撮影にも対応するものであり、例えば、図14に示されるように、列車の前面からの撮影に対しては、列車を前面から見た仮想映像を提供することができる。

<その他>
以上の実施形態においては、タブレット型端末6の撮像部(カメラ)をAR映像上の特定の仮想物体に近づけると、当該仮想物体に変化が起こるように構成したが(図8のステップ506〜508及び図17参照)、当該仮想物体に変化が起こるためのトリガとしては、レンズを近づける動作のみならず、例えば、タブレット型端末6のタッチパネルをタッチすることで、タッチされた仮想物体に変化が起こるようにしてもよい。
また、以上の実施形態においては、複数の仮想物体群から1つの仮想物体群を選択する動作が現時刻の属する時間帯に応じて自動的に行われるようにしたが(図6のステップ304〜311)、勿論、ユーザのキー操作などを介して、上述の選択動作が手動で行われるものであってもよい。
また、複数の仮想物体群の中からその1つの群を選択して取得する動作は、予め設定された複数の期間のうち、現時点が属する期間に応じて自動的に実行される、ものであってもよい。
このような構成によれば、現時点が属する期間として、例えば、季節(春季、夏季、秋季、冬季)、イベント期間(正月期間、クリスマス期間、ハロウィン期間、夏休み期間等々)を採用すると共に、各期間に相応しい装いのCG人形群を設定しておけば、その期間が到来すると共に、背景映像上にはその期間に相応しい服装のCG人形等を自動的に出現させることができる。
さらに、以上の実施形態にあっては、既知の背景物体として、鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具8を採用したが、その他、開放型構築物玩具としては、サッカースタジアム、野球場、競馬場、ショッピングモール、子供部屋、等々を模して俯瞰可能な開放型に構成することで、様々な演出が可能となる。
本発明によれば、仮想物体配置面に複雑な高低差ないし凹凸を有する背景物体に適用する場合にあっても、仮想物体に関して沿面追従性や遠近識別性が適正に担保された、見た目に自然なAR映像を生成することができる。
1 スマートホン
2 タブレット型PC
4 アプリ提供サーバ
4a 制御部
4b 記憶部
4c 通信部
4d 表示部
5 インターネット
6 タブレット型端末
6a 制御部
6b マイク
6c スピーカ
6d タッチパネル制御部
6e タッチパネル
6f バイブレータ
6g ランプ駆動部
6h LEDランプ
6i カメラモジュール
6j 3軸地磁気センサ
6k 無線通信部
6l キー入力装置
6m 表示コントローラ
6n 画像表示部
6o フラッシュメモリ
6p RAM
6q 3軸加速度センサ
6r 3軸角速度センサ
7 マーカ表示シート
7a 位置決め用辺縁
8 開放型構築物玩具
8a 改札内1階床面
8b 改札外1階床面
8c 1階1番線のプラットホーム
8d 1階2番線のプラットホーム
8e 2階1番線のプラットホーム
8f 1階と2階とを繋ぐ階段
8g バスやタクシー乗降用の屋上スペース
8h 屋上スペースと地上とを繋ぐスロープ
8i 改札ゲートブロック
8j ホームドア収納ブロック
8k ホームドア開閉用のレバー
8l 信号機
9a 1階1番線のレール
9b 1階2番線のレール
9c 2階1番線のレール
10a 1階1番線の列車玩具
10b 1階2番線の列車玩具
10c 2階1番線の列車玩具
11a セダン型のミニチュアカー玩具
11b バス型のミニチュアカー玩具
11c セダン型のミニチュアカー玩具
11d バス型のミニチュアカー玩具
12a 改札内1階床面に配置されたCG人形
12b 2階1番線ホーム間際に配置されたCG人形
12c 屋上スペースに配置されたCG人形
12d 改札ゲート進入前のCG人形
12d' 改札ゲート通過中のCG人形
12e ホームドア進入前のCG人形
12e' ホームドア進入後のCG人形

Claims (25)

  1. 撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末を、
    前記撮像部を介して取得された現実画像に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や角度等の撮影条件を計算により取得する基礎情報取得手段と、
    前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得する三次元モデル情報取得手段と、
    前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得する仮想物体情報取得手段と、
    前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記撮影距離や撮影角度等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成する中間画像生成手段と、
    記背景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を包含する、AR映像生成装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
  2. 前記仮想物体情報取得手段は、
    それぞれ1又は2以上の仮想物体を含む複数の仮想物体群の中から、その1つの群を選択して取得可能とされている、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記仮想物体群の中からその1つの群を選択して取得する動作は、予め設定された複数の期間のうち、現時点が属する期間に応じて自動的に実行される、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記複数の期間には、時刻により区切られた期間が含まれる、請求項3に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記仮想物体情報取得手段は、ユーザが任意に作成した仮想物体画像を取得可能とされている、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記中間画像生成手段は、
    前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記撮影条件に基づいて、当該仮想物体と前記撮影部との距離が規定値よりも短いと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化を加える、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記中間画像生成手段は、
    前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記表示部を構成するタッチパネルを介して、当該仮想物体が指定されたと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化を加える、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記所定の変化が、仮想物体を構成する人形の顔が前記撮影部の方に向くように変化するものである、請求項6又は7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記既知の背景物体が、
    その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具である、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記開放型構築物玩具が、鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具である、請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  11. 撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末を有し、
    前記情報処理端末は、
    前記撮像部を介して取得された現実画像に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や角度等の撮影条件を計算により取得する基礎情報取得手段と、
    前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得する三次元モデル情報取得手段と、
    前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得する仮想物体情報取得手段と、
    前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記撮影距離や撮影角度等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成する中間画像生成手段と、
    記景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を包含する、AR映像生成装置。
  12. 前記仮想物体情報取得手段は、
    それぞれ1又は2以上の仮想物体を含む複数の仮想物体群の中から、その1つの群を選択して取得可能とされている、請求項11に記載のAR映像生成装置。
  13. 前記中間画像生成手段は、
    前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記撮影条件に基づいて、当該仮想物体と前記撮影部との距離が規定値よりも短いと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、請求項11に記載のAR映像生成装置。
  14. 前記中間画像生成手段は、
    前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記表示部を構成するタッチパネルを介して、当該仮想物体が指定されたと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、請求項11に記載のAR映像生成装置。
  15. 前記既知の背景物体が、
    その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具である、請求項11に記載のAR画像生成装置。
  16. 撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末の制御方法であって、
    前記撮像部を介して取得された現実画像に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や角度等の撮影条件を計算により取得する第1のステップと、
    前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得する第2のステップと、
    前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得する第3のステップと、
    前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記撮影距離や撮影角度等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成する第4のステップと、
    記背景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる第5のステップとを包含する、携帯型の情報処理端末の制御方法。
  17. 前記第3のステップは、
    それぞれ1又は2以上の仮想物体を含む複数の仮想物体群の中から、その1つの群を選択して取得可能とされている、請求項16に記載の携帯型の情報処理端末の制御方法。
  18. 前記第4のステップは、
    前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記撮影条件に基づいて、当該仮想物体と前記撮影部との距離が規定値よりも短いと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、請求項16に記載の携帯型の情報処理端末の制御方法。
  19. 前記中間画像生成手段は、
    前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記表示部を構成するタッチパネルを介して、当該仮想物体が指定されたと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、請求項16に記載の携帯型の情報処理端末の制御方法。
  20. 前記既知の背景物体が、
    その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具である、請求項16に記載の携帯型の情報処理端末の制御方法。
  21. その上に仮想物体が配置されるべき床面や壁面等の面を有する俯瞰可能な開放型構築物玩具と、
    前記玩具と一定の相対的な位置関係を持って配置されるべく提供され、かつ所定の図形的特徴を有するマーカが表示されたマーカ表示体と、
    撮影部と表示部と記憶部とを少なくとも備えた携帯型の情報処理端末を、
    前記撮像部を介して取得された現実画像に含まれるマーカ情報に基づいて、仮想物体を配置するための面を提供する既知の背景物体に対する撮影部の距離や角度等の撮影条件を計算により取得する基礎情報取得手段と、
    前記記憶部から、前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報を取得する三次元モデル情報取得手段と、
    前記記憶部から、前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体をあらわす情報を取得する仮想物体情報取得手段と、
    前記背景物体の三次元モデルをあらわす情報と前記背景物体の前記面上に配置されるべき仮想物体を表す情報と前記撮影距離や撮影角度等の撮影条件とに基づいて、前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態を前記撮影条件にて撮影したときに得られるであろう仮想物体配置済み背景物体の仮想画像をAR映像生成用の中間画像として生成する中間画像生成手段と、
    記背景物体現実画像の上に前記中間画像を位置整合させて重畳しかつ前記中間画像中の背景物体画像部分については透明として、その下に位置する背景物体現実画像が透視されるように処理することにより、目的とするAR映像を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を包含する、AR映像生成装置として機能させるためのコンピュータプログラムと、からなるAR映像提供用の玩具セット。
  22. 前記仮想物体情報取得手段は、
    それぞれ1又は2以上の仮想物体を含む複数の仮想物体群の中から、その1つの群を選択して取得可能とされている、請求項21に記載のAR映像提供用の玩具セット。
  23. 前記中間画像生成手段は、
    前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記撮影条件に基づいて、当該仮想物体と前記撮影部との距離が規定値よりも短いと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、請求項21に記載のAR映像提供用の玩具セット。
  24. 前記中間画像生成手段は、
    前記背景物体の前記面上の指定位置に前記仮想物体を配置した状態において、前記表示部を構成するタッチパネルを介して、当該仮想物体が指定されたと判定されるときには、当該仮想物体に対して所定の変化処理を加える、請求項21に記載のAR映像提供用の玩具セット。
  25. 前記開放型構築物玩具が、
    鉄道駅の構内やその周辺施設を俯瞰可能な開放型構築物玩具である、請求項21に記載のAR映像提供用の玩具セット。
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