JP2003309891A - 車載用再生装置 - Google Patents

車載用再生装置

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JP2003309891A
JP2003309891A JP2002115358A JP2002115358A JP2003309891A JP 2003309891 A JP2003309891 A JP 2003309891A JP 2002115358 A JP2002115358 A JP 2002115358A JP 2002115358 A JP2002115358 A JP 2002115358A JP 2003309891 A JP2003309891 A JP 2003309891A
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Toshiyuki Takahashi
俊行 高橋
Kenji Otsuki
健二 大槻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両、例えば自動車に装備済みのコンピュー
タ等の制御系に依存することなくエンジンの回転数を検
出してその回転数或いはアクセルの踏み込み量を、後で
装備される音響及び/又は映像再生装置による再生によ
り運転者等に認識させるようにする。 【解決手段】 オーディオ信号及び/又は映像信号を再
生する再生部7、9、10、11と、エンジン17の回
転数を検出する回転数検出回路19と、少なくとも上記
再生部7、9、10、11を制御する制御系1、2、3
を少なくとも有し、該制御系1、2、3は、再生部7、
9、10、11がオーディオ信号の処理により再生する
音響及び/又は上記映像信号の処理により再生する映像
を、上記回転数検出回路19の出力に基づいて変調する
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを有する
車両、例えば自動車等に搭載される車載用再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車を運転する場合、エンジンの回転
数やアクセルの踏み込み量の認識は自動車に標準装備さ
れているメーター類を視ることにより行う。従来におい
ては、それ以外の方法でエンジンの回転数やアクセルの
踏み込み量を認識することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動車のエン
ジンの回転数やアクセルの踏み込み量を自動車に標準装
備されているメーター類を視ることによってしか認識で
きないことは不都合な面が生じている。というのは、エ
ンジンの回転数等の認識のためにわざわざ標準装備され
ているメーター類を視ることを余儀なくされるからであ
る。もう一つの理由として、運転者は車を操作する(操
る)ことが楽しいので、その付加価値的要素(エンター
テイメント)として回転数に連動する何かによってスピ
ードをより強く感じることができるようにすれば、運転
する楽しみをより強めることができるが、その楽しみを
増す要求には従来応えることができなかったのである。
例えば、折角のドライブを楽しむべく、外の景色の変化
を感じつつ運転しているのに、エンジンの回転数等の確
認のため、自動車のメーター類を視ることを余儀なくさ
れることはドライブの楽しみを半減することになりかね
ないし、また、スピード感をたっぷり味わい、ドライブ
を満喫することが充分にはできないからである。
【0004】そこで、本願発明者は、その問題を解決す
べく模索を続けたところ、カーオーディオ装置、カーナ
ビゲーション装置が普及し、今日、自動車にこれらの装
置を装備することが普通のこととなりつつあることか
ら、このカーオーディオ装置、カーナビゲーション装置
を活用し、例えば音響、あるいは映像等によりそのエン
ジンの回転数等を、或いはその変化を表現するようにす
るという発想を得た。
【0005】そして、当初は、自動車に元々装備されて
いる車載コンピュータ、タコメータアクセル制御系と接
続して、これ等からエンジンの回転数等のデータを例え
ばカーナビゲーション等に取り込み、そのデータに基づ
いて音響を変調してエンジンの回転数等を認識させると
いうことを思いついた。
【0006】しかしながら、元来、後付けカーナビゲー
ション装置等は、完成した自動車に対して所謂後付けで
取り付けるものであり、自動車に元々装備されている車
載コンピュータ、タコメータ、アクセル制御系と接続し
て、これ等からエンジンの回転数等のデータを得るよう
にすることは非常に難しい。特に、車載コンピュータ、
タコメータアクセル制御系はメーカーによって構成、制
御方法等が異なることもそれからデータを得るようにす
ることを難しくする要因になっている。
【0007】そこで、本願発明者は、車載コンピュータ
等からデータを得ることなく、エンジンの回転数、アク
セルの踏み込み量を、自動車に後付で搭載されるカーオ
ーディオ装置或いはカーナビゲーション装置等の再生装
置により表現されるようにするべく、更なる模索を続
け、本発明を為すに至った。
【0008】即ち、本発明は、車両に装備済みのコンピ
ュータ等の制御系に依存することなくエンジンの回転数
を検出してその回転数或いはアクセルの踏み込み量を、
後で装備される音響及び/又は映像再生装置による再生
により運転者等に認識させるようにすることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の車載用再生装
置は、オーディオ信号及び/又は映像信号を再生する再
生部と、エンジンの回転数を検出する回転数検出回路
と、少なくとも上記再生部を制御する制御系を少なくと
も有し、該制御系は、上記再生部が上記オーディオ信号
の処理により再生する音響及び/又は上記映像信号の処
理により再生する映像を、上記回転数検出回路の出力に
基づいて変調するようにされてなることを特徴とする。
【0010】従って、請求項1の車載用再生装置によれ
ば、制御系が回転数検出回路の出力に基づいて再生部に
より再生される音響或いは映像を変調するので、ドライ
バ等のユーザーはその音響或いは映像の変調の度合いに
よりエンジンの回転数或いはアクセルの踏み込み量を感
じる、換言すれば認識することが可能となる。そして、
それは、エンジンとそれにより充電されるバッテリとを
結ぶ電線と、それに乗るノイズから回転数を検出する回
転数検出回路とを接続することにより為しうるものであ
り、その車両に内蔵のコンピュータやタコメータ、アク
セル制御系からエンジンの回転数に関するデータを受け
る必要はない。
【0011】請求項4の車載用再生装置は、映像信号を
少なくとも再生する再生部と、エンジンの回転数を検出
する回転数検出回路と、少なくとも上記再生部を制御す
る制御系を少なくとも有し、該制御系が、上記再生部
に、上記回転数検出回路の出力を示す表示をさせるよう
にされてなることを特徴とする。
【0012】従って、請求項4の車載用再生装置によれ
ば、制御系が、再生部に、回転数検出回路の出力を示す
映像による表示をさせるので、ドライバ等のユーザーは
その表示によりエンジンの回転数或いはアクセルの踏み
込み量を感じる、換言すれば認識することが可能とな
る。そして、それは、エンジンとそれにより充電される
バッテリとを結ぶ電線と、それに乗るノイズから回転数
を検出する回転数検出回路とを接続することにより為し
うるものであり、その車両に内蔵のコンピュータやタコ
メータ、アクセル制御系からエンジンの回転数に関する
データを受ける必要はない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、基本的には、オーディ
オ信号及び/又は映像信号を再生する再生部と、エンジ
ンの回転数を検出する回転数検出回路と、少なくとも上
記再生部を制御する制御系を少なくとも有し、該制御系
は、上記再生部が上記オーディオ信号の処理により再生
する音響及び/又は上記映像信号の処理により再生する
映像を、上記回転数検出回路の出力に基づいて変調する
ように、或いは、上記再生部に回転数検出回路の出力を
示す映像による表示をさせるようにするものであり、車
両の典型例として、自動車(乗用車、トラック等の種別
を問わず)が挙げられるが、勿論これに限定されず、本
発明は、エンジンを有する車両全部に適用できる。尚、
船舶(漁船、モーターボート)、航空機(小型飛行
機)、ヘリコプター等の種別を問わず)等の移動機器に
搭載の再生装置にも本発明を適用でき得る。
【0014】回転検出は、エンジンが回転するとき発生
し、エンジン[による回転力で発電する発電機(オルタ
ネータ)]とバッテリ(該発電機により充電されるバッ
テリ)を結ぶ電線に乗るノイズを検出することにより為
し得る。というのは、後でも説明するが、図1(B)に
示すように、エンジンの回転に伴って大きなノイズが発
生する期間と、小さいノイズが発声する期間とが交互に
生じ、その交互に発生する周期はエンジンの回転数に反
比例する。即ち、回転数が低いときは、図1(B)の
(1a)に示すように周期が長く(その周期をS1とす
る。)、回転数が高いときは、図1(B)の(1b)に
示すように周期が短く(その周期をS2とする。)な
る。
【0015】従って、図1(B)の(1b)、(2b)
に示すように、ノイズの大きいときと小さいときでレベ
ルが異なるパルスが発生するノイズ検出信号を得て、そ
の検出信号の周波数を検出する(例えば所定時間内のパ
ルス数をカウントすること)等によりエンジンの回転数
を検出することができるのである。尚、その周波数に比
例したレベルの電圧を発生する発生回路と、その発生回
路の出力電圧をディジタル信号に変換するA/Dコンバ
ータとで、エンジン回転数を検出するようにしても良
い。
【0016】また、再生部により再生する音響或いは映
像によりドライバ等のユーザーにエンジンの回転数を認
識させることは、例えば、再生部により再生されるオー
ディオ信号或いは映像信号を、回転数検出回路の出力に
より変調するようにすることにより為し得る。音響の場
合には、回転数が高くなるほど、曲のテンポが速くなる
ように、或いは、音量が高くなるように、或いは音の音
調が高くなるようにオーディオ信号を変調することがそ
の典型例である。
【0017】映像の場合には、回転数に合わせて映像に
よる表示/文字の色、表示/文字の大きさ、表示/文字の
位置を変化させるようにするのが典型例である。表示の
位置を変化させる場合には、回転数が速い程表示を動か
す速度を速くするようにすると良い。また、映像信号を
変調するのではなく、回転数を示す数値その他の表示を
映像再生部(ディスプレイ)に行わせるようにすること
もできる。更に、通常のディスプレイとは別にLED
(発光ダイオード)等の発光或いは表示手段を設け、そ
の発光或いは表示手段による発光の色、強さ(明る
さ)、表示内容等をエンジンの回転数により変化させる
ようにしても良い。このように、本発明は種々の態様で
実施することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳細に説
明する。図1(A)、(B)は本発明エンジンを有する
車両に搭載する車載用再生装置をカーナビゲーション装
置に適用した一つの実施例の概要を説明するもので、
(A)は構成の概略を示すブロック図、(B)はエンジ
ンの回転数の検出原理を説明するためのオルターノイズ
及びそれを処理して得たノイズ検出信号を示す波形図で
ある。
【0019】先ず、図1(A)を参照して車載用再生装
置の概略構成について説明する。図において、1は音
響、映像等全ての装置全体を制御するCPU(中央処理
装置)、2は該CPU1が実行するプログラム、その他
基本的時記憶事項を記憶するROM(リードオンリメモ
リ)、3はCPU1がROM2に記憶されたプログラム
を実行するため、もしくは、ユーザーに開放された音、
映像等を一時的記憶をするRAM(ランダムアクセスメ
モリ)、4はプレーヤで、地図情報、或いは映像、音楽
等のソフトやゲームソフトを再生する例えばDVD(Di
gital VersatileDisc)、MD(ミニディスク)等の記憶
媒体4aを受け入れ、その記憶媒体4aに記憶された情
報を取り込む。
【0020】5は外部メモリ読出/書込装置で、例えば
メモリスティック等の記録媒体5aが装着されるとその
記録媒体5aからデータを読み出したり、それに書き込
んだりすることができる。6は操作部で、キースイッチ
やプッシュボタン等からなる。7はオーディオ信号発生
回路で、D/Aコンバータ等を内蔵し、音響を生じるオ
ーディオ信号を発生する。8は電子ボリューム回路で、
CPU1に制御されて上記オーディオ信号の再生により
発生する音響の音量/音調/音質等を制御する。9L、9
Rはオーディオ信号発生回路7から発生し、電子ボリュ
ーム回路8によりボリューム制御されたオーディオ信号
を再生して音響を発生するスピーカである。
【0021】10は映像信号発生回路で、ディスプレイ
11に映像を表示させる映像信号を発生する映像信号発
生回路、11は該映像信号発生回路10からの映像信号
を受けてそれに応じた映像を表示するディスプレイで、
例えば液晶表示素子からなる。13はラジオ受信部、1
4はTV受信部、15はナビゲーション部である。17
は当該自動車のエンジン(により回転せしめられて発電
するオルターネータ)、18は該エンジン17により充
電されるバッテリ、19はエンジンの回転数を検出する
回転数検出回路で、ノイズ検出回路20と、その出力
(ノイズ検出信号)のパルス数を所定単位時間毎にカウ
ントして回転数を示すデータを出力する出力回路22と
からなる。
【0022】その回転数検出回路19は、エンジンが回
転したときに発電機(オルタネータ)から発生するノイ
ズが発電機とバッテリを結ぶ電線に重畳するときのノイ
ズを検出することにより回転数の検出を行う。即ち、エ
ンジンが回転するときノイズが発生するが、そのノイズ
の発生は、図1(B)に示すように、エンジンの回転に
伴って大きなノイズが発生する期間と、小さいノイズが
発声する期間とが交互に生じ、その交互に発生する周期
はエンジンの回転数に反比例するという現象がある。つ
まり、回転数が低いときは、図1(B)の(1a)に示
すように周期が長く(その周期をS1とする。)、回転
数が高いときは、図1(B)の(1b)に示すように周
期が短く(その周期をS2とする。)なる。
【0023】従って、図1(B)の(1b)、(2b)
に示すように、ノイズの大きいときと小さいときでレベ
ルが異なるパルスが発生するノイズ検出信号を得て、そ
の検出信号の周波数を検出する(例えば所定時間内のパ
ルス数をカウントすること)等によりエンジンの回転数
を検出することができるのである。そこで、ノイズ検出
回路20によりノイズ検出をし、それをアンプ21で増
幅し、ノイズ検出信号を得る。そして、出力回路22に
てそのノイズ検出信号を所定単位時間カウントし、カウ
ント値をディジタル信号の形又はアナログ信号の形で出
力することをすることを上記所定単位時間周期で繰り返
し行うようになっているのである。
【0024】本カーナビゲーション装置は、通常のカー
ナビゲーション装置とは、回転数検出回路19を有し、
該回転数検出回路19により、エンジン17の回転数
を、エンジン17とバッテリ18とを結ぶ電線に乗るノ
イズを検出することにより測定し、その測定結果に基づ
いてスピーカ9L、9Rに再生させるオーディオ信号を
変調したり、ディスプレイ11に再生させる映像信号を
変調したりすることができるようになっている点で異な
る。その変調は、本実施例においては、音響に関して
は、回転数の大きさに音量が比例するようにCPU1で
電子ボリューム回路8を制御することにより行う。従っ
て、手動により同じ音量を指定していても、エンジンの
回転数が上がると、それに比例して音量又はある周波数
の出力が増える。
【0025】また、映像に関しては、回転数が増えると
それに伴ってディスプレイ11に再生される映像の色、
或いは、色度/輝度が所定のルールに従って変化するよ
うにCPU1が映像信号発生回路10を制御し処理され
る映像信号を変調する。尚、斯かる変調に態様について
は、上記の発明の実施の形態の項で述べた種々のバリエ
ーションがあり得るが、それについては既に説明済みな
ので、説明を省略する。
【0026】図2は図1(B)に示す車載用再生装置の
エンジンの回転数により音響及び/又は映像を変調する
動作に関しての概要を示すフローチャートである。以下
に、図2を参照して車載用再生装置の動作を説明する。
尚、本例においては、エンジン連動モードと通常モード
を有し、それをドライバ等使用者が手動操作などにより
予め指定しておくことができる。エンジン連動モード
は、エンジンの回転数によって音響及び/又は映像が変
調されるモードであり、このモード下では、エンジンの
回転数を音響及び/又は映像により認識することができ
る。通常モードは、エンジンの回転数によって音響及び
/又は映像が変調されないモードであり、普通の車載用
再生装置の場合と同様の動作が行われるモードである。
【0027】(1)「電源ON?」 先ず、電源がONされた状態か否か否かを判定する。そ
の判定結果がNoの場合、このフローは終了する。 (2)「エンジン連動モード?」 ステップ(1)の判定結果がYesの場合、エンジン連
動モードか否かを判定する。エンジン連動モードのとき
は、判定結果がYesになり、通常モードのときは判定
結果がNoになる。
【0028】(3)「通常動作」 上記ステップ(2)の判定結果がNoの場合、即ち、通
常モードの場合、カーナビゲーション装置は普通のカー
ナビゲーション装置が行うと同じ通常の動作を行う。 (4)「釦等操作?」 次いで、釦等の操作があったか否かを判定し、その判定
結果がNoの場合、ステップ(3)に戻り、Yesの場
合、ステップ(1)に戻る。
【0029】(5)「回転数情報有?」 上記ステップ(2)の判定結果がYesの場合には、即
ち、エンジン連動モードである場合には、回転数情報が
あるか否かを判定する。エンジンが回転せず、或いは回
転してもまだ回転数が少なく所定の基準値に達していな
い場合は、Noという判定結果が生じる。その場合は、
上記ステップ(3)に進む。
【0030】(6)「回転数取り込み」 上記ステップ(5)の判定結果がYesの場合、即ち、
回転数情報がある場合、換言すれば、自動車が走行して
所定のスピードに達した場合、上記回転数検出回路19
からのエンジンの回転数を示す出力データを取り込む。 (7)「変調」 次いで、その取り込んだエンジンの回転数に応じて、上
述したように、音響及び/又は映像について変調処理を
行う。具体的には、音響に関しては、エンジンの回転数
に応じて電子ボリューム回路8を制御して音量を変化さ
せ、また、映像に関してはエンジンの回転数に応じて映
像信号発生回路10を制御して映像を変化させる。
【0031】(8)「t経過?」 次に、所定時間t(例えば0.1秒、或いは0.05秒
等)経過したか否かを判定する。この所定時間tの判定
は、エンジン回転数は刻々変化するので、所定時間t毎
に回転数を検出し直して新たな回転数データに応じた変
調ができるようにするために行うものである。この判定
結果がNoの場合、Yesという判定結果が得られるま
でこの判定が繰り返される。 (9)「釦等操作?」 ステップ(8)の判定結果がYesの場合、釦等の操作
があったか否かを判定し、その判定結果がNoの場合、
ステップ(2)に戻り、Yesの場合、ステップ(1)
に戻る。
【0032】このようなカーナビゲーション装置によれ
ば、通常モードにすることにより(エンジン連動モード
にしないことにより)、通常のカーナビゲーション装置
と同様にカーナビゲーション装置を使用することができ
る。また、エンジン連動モードモードにすることによ
り、エンジンの回転数により音響及び/又は映像を変調
し、その変調された音響及び/又は映像からエンジンの
回転数を認識できるようにすることができる。そして、
単に、エンジンの回転数を認識できるのみならず、例え
ば自動車のスピードによるスピード感をその変調された
音響及び/又は映像によって増幅することができ、爽快
なドライブを楽しむことも可能となる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の車載用再生装置によれば、制
御系が回転数検出回路の出力に基づいて再生部により再
生される音響或いは映像を変調するので、ドライバ等の
ユーザーはその音響或いは映像の変調の度合いによりエ
ンジンの回転数或いはアクセルの踏み込み量を感じる、
換言すれば認識することが可能となる。そして、それ
は、エンジンとそれにより充電されるバッテリとを結ぶ
電線と、それに乗るノイズから回転数を検出する回転数
検出回路とを接続することにより為しうるものであり、
その車両に内蔵のコンピュータやタコメータ、アクセル
制御系からエンジンの回転数に関するデータを受ける必
要はない。
【0034】請求項2の車載用再生装置によれば、請求
項1の車載用再生装置において、回転数検出回路の出力
に対して、例えば上記音響の音量を変調するようにされ
ているので、その音響の音量等からエンジンの回転数
を、或いはアクセルの踏み込み量を認識することができ
る。
【0035】請求項3の車載用再生装置によれば、請求
項1の車載用再生装置において、回転数検出回路の出力
に応じて映像の色或いは明るさ等が変化するので、その
変化からエンジンの回転数を、或いはアクセルの踏み込
み量を認識することができる。
【0036】請求項4の車載用再生装置によれば、制御
系が、再生部に、回転数検出回路の出力を示す映像によ
る表示をさせるので、ドライバ等のユーザーはその表示
によりエンジンの回転数或いはアクセルの踏み込み量を
感じる、換言すれば認識することが可能となる。そし
て、それは、エンジンとそれにより充電されるバッテリ
とを結ぶ電線と、それに重畳するノイズから回転数を検
出する回転数検出回路とを接続することにより為し得る
ものであり、その車両に内蔵のコンピュータやタコメー
タ、アクセル制御系からエンジンの回転数に関するデー
タを受ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明車載用再生装置の一つ
の実施例(カーナビゲーション装置)を説明するための
もので、(A)は概略構成を示す回路ブロック図、
(B)はエンジンの回転数の検出原理を説明するための
オルターノイズ及びそれを処理していたノイズ検出信号
を示す波形図である。
【図2】図1に示す実施例(カーナビゲーション装置)
のエンジンの回転数により音響及び/又は映像を変調す
る動作に関しての概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・CPU、2・・・ROM、3・・・RAM、4
・・・プレーヤ、5・・・外部メモリ読み取り/書き込
み部、6・・・操作部、7・・・オーディオ信号発生回
路、8・・・電子ボリューム回路、9L、9R・・・ス
ピーカ、10・・・映像信号発生回路、11・・・ディ
スプレイ、17・・・エンジン、18・・・バッテリ、
19・・・回転数検出回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを有する車両に搭載する車載用
    再生装置において、オーディオ信号及び/又は映像信号
    を再生する再生部と、 エンジンの回転数を検出する回転数検出回路と、 少なくとも上記再生部を制御する制御系と、 を少なくとも有し、 上記制御系は、上記再生部が上記オーディオ信号の処理
    により再生する音響及び/又は上記映像信号の処理によ
    り再生する映像を、上記回転数検出回路の出力に基づい
    て変調するようにされてなることを特徴とする車載用再
    生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御系が、上記回転数検出回路の出
    力に対応して、上記音響の音量、音調、又は音楽のテン
    ポを変調するようにされてなることを特徴とする請求項
    1記載の車載用再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御系が、上記回転数検出回路の出
    力に応じて映像/文字の色或いは明るさが変化するよ
    う、或いは表示/画面/文字の形、大きさ、位置が変化す
    るよう変調するようにされてなることを特徴とする請求
    項1記載の車載用再生装置。
  4. 【請求項4】 映像信号を少なくとも再生する再生部
    と、 エンジンの回転数を検出する回転数検出回路と、 少なくとも上記再生部を制御する制御系と、 を少なくとも有し、 上記制御系が、上記再生部に、上記回転数検出回路の出
    力を示す表示をさせるようにされてなることを特徴とす
    る車載用再生装置。
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