JP2000298664A - シングルチップマイクロコンピュータ - Google Patents

シングルチップマイクロコンピュータ

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JP2000298664A
JP2000298664A JP11106934A JP10693499A JP2000298664A JP 2000298664 A JP2000298664 A JP 2000298664A JP 11106934 A JP11106934 A JP 11106934A JP 10693499 A JP10693499 A JP 10693499A JP 2000298664 A JP2000298664 A JP 2000298664A
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signal
special
address
write
operation control
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JP11106934A
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Inventor
Tatsuya Oki
達哉 沖
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のシングルチップマイクロコンピュータ
では、内蔵された各周辺回路のレジスタ11,14に対
して1つ1つレジスタ値を更新しなければならず、評価
やテストの際に時間がかかってしまうなどの課題があっ
た。 【解決手段】 全ての動作制御レジスタ11,14に対
して一括して書き込み許可信号を出力するビット8を設
けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は中央処理装置とは
独立して動作する周辺回路を内蔵したシングルチップマ
イクロコンピュータに係り、詳しくは、シングルチップ
マイクロコンピュータの評価やテストの効率を格段に向
上させることを可能とするための改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のシングルチップマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。図におい
て、1は中央処理装置、2は中央処理装置1が実行する
書込プログラムなどを記憶する読出専用メモリ、3はア
ドレスバス、4はデータバス、5はリード/ライト信号
用の信号線、6はデータイネーブル信号用の信号線であ
る。
【0003】また、34はアドレスバス3、リード/ラ
イト信号用の信号線5およびデータイネーブル信号用の
信号線6に接続され、特定のアドレスであるときに第一
書込み信号を出力する第一ローカルアドレスデコーダ、
35はこの第一書込み信号が入力され、その入力された
タイミングにおいてデータバス4上のデータをラッチす
る第一動作制御レジスタ、36はこの第一動作制御レジ
スタ35の値に応じてカウント動作を開始するカウンタ
ブロックである。
【0004】更に、37はアドレスバス3、リード/ラ
イト信号用の信号線5およびデータイネーブル信号用の
信号線6に接続され、特定のアドレスであるときに第二
書込み信号を出力する第二ローカルアドレスデコーダ、
38はこの第二書込み信号が入力され、その入力された
タイミングにおいてデータバス4上のデータをラッチす
る第二動作制御レジスタ、39はこの第二動作制御レジ
スタ38の値に応じてAD変換動作を開始するポート入
力切替ブロックである。
【0005】次に動作について説明する。図10は従来
のシングルチップマイクロコンピュータにおける複数の
動作制御レジスタ35,38への書込み動作を説明する
ためのタイミングチャートである。図において、CLK
は中央処理装置1などに供給されるマイクロコンピュー
タ内部のクロック信号、E−は上記データイネーブル信
号、R/W−は上記リード/ライト信号、アドレスは上
記アドレスバス3上のデータ、データは上記データバス
4上のデータである。
【0006】そして、同図に示すように、中央処理装置
1は、クロック信号CLKの1クロック目において上記
第一ローカルアドレスデコーダ34へのアドレス(アド
レス1)をアドレスバス3へ出力し、クロック信号CL
Kの2クロック目において上記第一動作制御レジスタ3
5へのデータをデータバス4に出力することで、当該第
一動作制御レジスタ35に「データ1」を書き込む(以
上、書込みサイクルD)。
【0007】また、中央処理装置1は、クロック信号C
LKの3クロック目において上記第二ローカルアドレス
デコーダ37へのアドレス(アドレス2)をアドレスバ
ス3へ出力し、クロック信号CLKの4クロック目にお
いて上記第二動作制御レジスタ38へのデータをデータ
バス4に出力することで、当該第二動作制御レジスタ3
8に「データ2」を書き込む(以上、書込みサイクル
E)。
【0008】以上のように、従来のシングルチップマイ
クロコンピュータでは、各動作制御レジスタ35,38
毎に個別にアクセスしてデータを書き込むことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のシングルチップ
マイクロコンピュータは以上のように構成されているの
で、それを評価したりテストしたりする際に複数の動作
制御レジスタ35,38にデータを書き込む場合には、
例え複数の動作制御レジスタ35,38に対して同一の
レジスタ値を書き込む場合であったとしても、当該複数
の動作制御レジスタ35,38の各々に対してアドレス
およびデータを指定してアクセスし、これにより各々の
レジスタ値を設定しなければならないなどの課題があっ
た。
【0010】そのため、多機能化やフレキシビリティを
追求した近年のシングルチップマイクロコンピュータに
おいては、実際の評価やテストを実施する前に、多数の
動作制御レジスタの各々に対して個別にデータを書き込
まなければならず、その書込み時間の増大に伴う評価期
間、テスト期間の長期化が問題となっていた。
【0011】そこで、特開昭61−62961号公報の
入出力機器や、特開昭62−214451号公報の記憶
装置などにおいて開示されているレジスタなどへの一括
書込み技術を利用して、複数の動作制御レジスタ35,
38に一括して書込みを行うことが考えられる。
【0012】しかしながら、シングルチップマイクロコ
ンピュータにおいては、その動作制御レジスタ35,3
8とともにこのレジスタ値に応じて動作する36や39
が既に組み込まれた状態となっており、例えばウォッチ
ドックタイマなどの内蔵周辺回路の動作制御レジスタに
対して一括書込みを行った場合のように、その一括書込
みの際に当該動作制御レジスタ35,38のレジスタ値
に応じて36や39が動作してしまってレジスタ値の書
換えやフリーズが生じてしまうことになる。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、複数の動作制御レジスタに対して
一括して共通なデータを書き込むことができ、しかも、
その一括書込みの際に当該動作制御レジスタのレジスタ
値に応じて内蔵周辺機器が動作することによるレジスタ
値の書換えやフリーズが生じてしまうことがなく、これ
により評価期間やテスト期間の短縮化を図ることができ
るシングルチップマイクロコンピュータを得ることを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシングル
チップマイクロコンピュータは、中央処理装置と、この
中央処理装置がアクセス先のアドレスを出力するアドレ
スバスと、この中央処理装置がアクセス先との間で交換
するデータが出力されるデータバスと、上記アドレスバ
スが接続され、特定のアドレスであるときにアクセス信
号を出力する複数のローカルアドレスデコーダと、上記
データバスが接続されるとともに上記アクセス信号が入
力され、当該アクセス信号が入力されたときのデータバ
ス上のデータをラッチする複数の動作制御レジスタと、
この動作制御レジスタの値に応じて動作する複数の内蔵
周辺回路とを備えたシングルチップマイクロコンピュー
タにおいて、動作禁止信号を出力する動作制御回路と、
この動作禁止信号および上記動作制御レジスタの値が入
力され、動作禁止信号が入力されている間は当該動作制
御レジスタの値に応じた上記内蔵周辺回路の動作を禁止
する禁止用論理回路と、一括書込み信号を出力する一括
書込み制御回路と、上記一括書込み信号および上記アク
セス信号が入力され、いずれか一方の信号が書き込み許
可である場合には動作制御レジスタへラッチ指示を出力
する書込用論理回路とを設けたものである。
【0015】この発明に係るシングルチップマイクロコ
ンピュータは、動作制御回路および一括書込み制御回路
のうちの少なくとも一方は、アドレスバスに接続され、
複数のローカルアドレスデコーダのアドレスとは異なる
特定のアドレスであるときに特殊アクセス信号を出力す
る特殊アドレスデコーダと、上記データバスが接続され
るとともに上記特殊アクセス信号が入力され、当該特殊
アクセス信号が入力されているときのデータバス上のデ
ータをラッチする特殊レジスタとを備え、上記特殊レジ
スタの値に応じて動作禁止信号あるいは一括書込み信号
を出力するものである。
【0016】この発明に係るシングルチップマイクロコ
ンピュータは、動作制御回路および一括書込み制御回路
のうちの少なくとも一方は、1乃至複数の入力端子と、
当該1乃至複数の入力端子の入力に応じて一括書込みモ
ード信号を出力するモード生成用論理回路と、上記デー
タバスが接続されるとともに上記一括書込みモード信号
が入力され、当該一括書込みモード信号が入力されてい
るときのデータバス上のデータをラッチする特殊レジス
タとを備え、上記特殊レジスタの値に応じて動作禁止信
号あるいは一括書込み信号を出力するものである。
【0017】この発明に係るシングルチップマイクロコ
ンピュータは、動作制御回路および一括書込み制御回路
のうちの少なくとも一方は、アドレスバスに接続され、
複数のローカルアドレスデコーダのアドレスとは異なる
特定のアドレスであるときに特殊アクセス信号を出力す
る特殊アドレスデコーダを備え、上記特殊アクセス信号
を動作禁止信号あるいは一括書込み信号として出力する
ものである。
【0018】この発明に係るシングルチップマイクロコ
ンピュータは、動作制御回路および一括書込み制御回路
は共通の構造に形成され、動作禁止信号および一括書込
み信号を共通に出力するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるシ
ングルチップマイクロコンピュータのアドレスデコーダ
の周辺構成を示すブロック図である。図において、1は
中央処理装置、2は中央処理装置1が実行する書込プロ
グラムなどを記憶する読出専用メモリ、3はこの中央処
理装置1がこの読み出し専用メモリ2を含む周辺回路に
アクセスする際にそのアクセス先のアドレスを出力する
アドレスバス、4はこの中央処理装置1が周辺回路にア
クセスする際にそのアクセス先との間で交換するデータ
が出力されるデータバス、5はこの中央処理装置1が周
辺回路にアクセスする際にそのアクセスが読み出しアク
セスか書込みアクセスかを指定するリード/ライト信号
用の信号線、6はこの中央処理装置1が周辺回路にアク
セスする際にデータバス4上のデータが有意なものであ
るか否かを示すデータイネーブル信号用の信号線であ
る。
【0020】また、7はアドレスバス3、リード/ライ
ト信号用の信号線5およびデータイネーブル信号用の信
号線6に接続され、特定のアドレスであるときに第一特
殊アクセス信号を出力する第一特殊アドレスデコーダ
(特殊アドレスデコーダ、一括書込み制御回路)、8は
データバス4に接続され、この第一特殊アクセス信号が
入力されたときにデータバス4上のデータをラッチし、
このラッチした値に応じて一括書込み信号を出力する第
一特殊ビット(特殊レジスタ、一括書込み制御回路)、
9はアドレスバス3、リード/ライト信号用の信号線5
およびデータイネーブル信号用の信号線6に接続され、
上記第一特殊アドレスデコーダ7とは異なる特定のアド
レスであるときに第一アクセス信号を出力する第一ロー
カルアドレスデコーダ(ローカルアドレスデコーダ)、
10は上記一括書込み信号および第一アクセス信号が入
力され、いずれか一方が入力された場合に第一書込み信
号を出力する第一書込用論理回路(書込用論理回路)、
11はこの第一書込み信号が入力され、その入力された
タイミングにおいてデータバス4上のデータをラッチす
る第一動作制御レジスタ(動作制御レジスタ)である。
【0021】更に、12はアドレスバス3、リード/ラ
イト信号用の信号線5およびデータイネーブル信号用の
信号線6に接続され、上記第一特殊アドレスデコーダ7
や第一ローカルアドレスデコーダ9とは異なる特定のア
ドレスであるときに第二アクセス信号を出力する第二ロ
ーカルアドレスデコーダ(ローカルアドレスデコー
ダ)、13は上記一括書込み信号および第二アクセス信
号が入力され、いずれか一方が入力された場合に第二書
込み信号を出力する第二書込用論理回路(書込用論理回
路)、14はこの第二書込み信号が入力され、その入力
されたタイミングにおいてデータバス4上のデータをラ
ッチする第二動作制御レジスタ(動作制御レジスタ)で
ある。
【0022】図2はこの発明の実施の形態1によるシン
グルチップマイクロコンピュータに内蔵された周辺回路
およびその周辺部の構成を示すブロック図である。図に
おいて、15はアドレスバス3、リード/ライト信号用
の信号線5およびデータイネーブル信号用の信号線6に
接続され、上記いずれのアドレスデコーダ7,9,12
とも異なる特定のアドレスであるときに第二特殊アクセ
ス信号を出力する第二特殊アドレスデコーダ(特殊アド
レスデコーダ、動作制御回路)、16はデータバス4に
接続され、この第二特殊アクセス信号が入力されたとき
にデータバス4上のデータをラッチし、このラッチした
値に応じて動作禁止信号を出力する第二特殊ビット(特
殊レジスタ、動作制御回路)、17はこの動作禁止信号
が入力される内蔵周辺回路としてのタイマ、18はこの
動作禁止信号が入力される内蔵周辺回路としてのADコ
ンバータである。
【0023】タイマ17において、19は上記いずれか
の動作制御レジスタ11,14に割り付けられ、その設
定値に応じてカウント開始信号を出力するカウント開始
フラグ、20はこのカウント開始信号および上記動作禁
止信号が入力され、動作禁止信号が入力されていない期
間において当該カウント開始信号を出力するタイマ用論
理回路(禁止用論理回路)、21はこのタイマ用論理回
路20から出力されるカウント開始信号に応じてカウン
ト動作を開始するカウンタブロックである。
【0024】ADコンバータ18において、22は上記
いずれかの動作制御レジスタ11,14に割り付けら
れ、その設定値に応じて変換開始信号を出力する変換開
始フラグ、23はこの変換開始信号および上記動作禁止
信号が入力され、動作禁止信号が入力されていない期間
において当該変換開始信号を出力するADコンバータ用
論理回路(禁止用論理回路)、24はこのADコンバー
タ用論理回路23から出力される変換開始信号に応じて
AD変換動作を開始するポート入力切替ブロックであ
る。
【0025】次に動作について説明する。電源投入など
に応じて中央処理装置1は読出専用メモリ2にアクセス
して書込プログラムを呼び出し、この書込プログラムに
基いてアドレスバス3およびデータバス4に所定の書込
みデータを出力して各種の初期設定を行う。
【0026】そして、このアドレスバス3に出力された
アドレスが上記第二特殊アドレスデコーダ15に割り付
けられたアドレスと一致した場合には、この第二特殊ア
ドレスデコーダ15はデータイネーブル信号およびリー
ド/ライト信号に同期して第二特殊アクセス信号を出力
し、第二特殊ビット16は、この時のデータバス4上の
データをラッチしてその値を保持し、これに応じて動作
禁止信号を出力する。
【0027】このように動作禁止信号が出力されると、
タイマ用論理回路20はカウント開始信号を出力しない
ので、カウント開始フラグ19がカウント開始信号を出
力したとしてもそれに応じてカウンタブロック21がカ
ウント動作を開始してしまうことはない。また、ADコ
ンバータ用論理回路23は変換開始信号を出力しないの
で、変換開始フラグ22が変換開始信号を出力したとし
てもそれに応じてポート入力切替ブロック24がAD変
換動作を開始してしまうことはない。
【0028】このように動作禁止信号が出力されてこれ
らの内蔵周辺回路の動作が禁止された状態で、上記中央
処理装置1は上記第一特殊アドレスデコーダ7に割り付
けられたアドレスをアドレスバス3に出力すると共に、
上記第一特殊ビット8に書き込むデータをデータバス4
に出力する。これに応じて、第一特殊アドレスデコーダ
7はデータイネーブル信号およびリード/ライト信号に
同期して第一特殊アクセス信号を出力し、第一特殊ビッ
ト8はこの時のデータバス4上のデータをラッチしてそ
の値を保持し、これに応じて一括書込み信号を出力す
る。
【0029】また、中央処理装置1がこの第一特殊ビッ
ト8への書き込みデータに続いて上記複数の動作制御レ
ジスタ11,14への共通書込みデータをデータバス4
に出力すると、この複数の動作制御レジスタ11,14
はそれぞれの書込用論理回路10,13から一括書込み
信号に基く書込み信号が出力されるのに合わせて、デー
タバス4上の上記共通書込みデータをラッチして記憶す
る。
【0030】なお、このように動作制御レジスタ11,
14の値が変更されたとしても、動作禁止信号により各
種の内蔵周辺回路の動作を停止しているので、例えばウ
ォッチドックタイマなどの内蔵周辺回路の動作制御レジ
スタに対して一括書込みを行った場合であっても、その
一括書込みの際に当該動作制御レジスタのレジスタ値に
応じて内蔵周辺機器が動作してしまうことはない。
【0031】図3はこの発明の実施の形態1による一括
書込み動作を示すタイミングチャートである。図におい
て、CLKは中央処理装置1などに供給されるマイクロ
コンピュータ内部のクロック信号、E−は上記データイ
ネーブル信号、R/W−は上記リード/ライト信号、ア
ドレスは上記アドレスバス3上のデータ、データは上記
データバス4上のデータである。
【0032】そして、同図に示すように、中央処理装置
1は、クロック信号CLKの1クロック目において上記
第二特殊アドレスデコーダ15へのアドレス(アドレス
1)をアドレスバス3へ出力し、クロック信号CLKの
2クロック目において上記第二特殊ビット16へのデー
タをデータバス4に出力すると共にリード/ライト信号
R/W−をローレベル(ライト指示)に切り替え、更
に、データイネーブル信号E−をローレベルに切り替え
る。これにより、当該第二特殊ビット16に「データ
1」が書き込まれ、内蔵周辺回路の動作は禁止される
(以上、書込みサイクルA)。
【0033】これに続いて、上記中央処理装置1は、ク
ロック信号CLKの3クロック目において上記第一特殊
アドレスデコーダ7へのアドレス(アドレス2)をアド
レスバス3へ出力し、クロック信号CLKの4クロック
目において上記第一特殊ビット8へのデータをデータバ
ス4に出力すると共にリード/ライト信号R/W−をロ
ーレベル(ライト指示)に切り替え、更に、データイネ
ーブル信号E−をローレベルに切り替える。これによ
り、当該第一特殊ビット8に「データ2」が書き込ま
れ、一括書込み信号が出力される(以上、書込みサイク
ルB)。
【0034】更に、上記中央処理装置1は、クロック信
号CLKの5クロック目においてなんらかのアドレスを
アドレスバス3へ出力し、クロック信号CLKの6クロ
ック目において上記複数の動作制御レジスタ11,14
へのデータをデータバス4に出力すると共にリード/ラ
イト信号R/W−をローレベル(ライト指示)に切り替
え、更に、データイネーブル信号E−をローレベルに切
り替える。これにより、当該複数の動作制御レジスタ1
1,14に「データ3」が書き込まれる(以上、書込み
サイクルC)。
【0035】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、中央処理装置1がアドレスバス3とデータバス4と
を用いてアクセスする複数の動作制御レジスタ11,1
4と、この動作制御レジスタ11,14の値に応じて動
作する複数の内蔵周辺回路とを備えたシングルチップマ
イクロコンピュータにおいて、動作禁止信号を出力する
第二特殊アドレスデコーダ15および第二特殊ビット1
6と、この動作禁止信号および上記動作制御レジスタ1
1,14の値が入力され、動作禁止信号が入力されてい
る間は当該動作制御レジスタ11,14の値に応じた上
記内蔵周辺回路の動作を禁止するタイマ用論理回路20
およびADコンバータ用論理回路23と、一括書込み信
号を出力する第一特殊アドレスデコーダ7および第一特
殊ビット8と、上記一括書込み信号および上記アクセス
信号が入力され、いずれか一方の信号が書き込み許可で
ある場合には動作制御レジスタ11,14へラッチ指示
を出力する第一書込用論理回路10および第二書込用論
理回路13とを設けたので、動作禁止信号で動作制御レ
ジスタ11,14の値に応じた内蔵周辺回路の動作を禁
止するとともに、一括書込み信号を出力することで第一
書込用論理回路10や第二書込用論理回路13から当該
動作制御レジスタ11,14へラッチ指示を出力するこ
とができ、これにより内蔵周辺回路の動作を禁止した状
態で複数の動作制御レジスタ11,14のレジスタ値を
一括して変更することができる効果がある。
【0036】従って、評価時やテスト時において多数の
動作制御レジスタ11,14に対して一括して同一デー
タを書き込むことができるので、多機能化やフレキシビ
リティを追求した結果多数の動作制御レジスタを備えた
近年のシングルチップマイクロコンピュータにおいても
評価期間やテスト期間を短縮することができ、しかも、
例えばウォッチドックタイマなどの内蔵周辺回路の動作
制御レジスタに対して一括書込みを行った場合であって
も、その一括書込みの際に当該動作制御レジスタのレジ
スタ値に応じて内蔵周辺機器が動作してしまうことはな
い効果がある。
【0037】この実施の形態1によれば、アドレスバス
3に接続され、複数のローカルアドレスデコーダ9,1
2のアドレスとは異なる特定のアドレスであるときに第
一特殊アクセス信号を出力する第一特殊アドレスデコー
ダ7と、上記データバス4が接続されるとともに上記第
一特殊アクセス信号が入力され、当該第一特殊アクセス
信号が入力されているときのデータバス4上のデータを
ラッチする第一特殊ビット8とで一括書込み信号を生成
するようにしたので、当該第一特殊ビット8に対する書
込み動作と、複数の動作制御レジスタ11,14に対す
る一回の書込み動作とを行うだけで、多数の動作制御レ
ジスタ11,14にレジスタ値を書き込むことができる
効果がある。
【0038】なお、この実施の形態1では、一括書込み
を行うレジスタとして動作制御レジスタ11,14のみ
に対する場合について具体的に説明したが、少なくもと
動作制御レジスタを含む複数のレジスタに対しても同様
に一括に書込みを行うことができる。
【0039】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるシングルチップマイクロコンピュータのアド
レスデコーダの周辺構成を示すブロック図である。図5
はこの発明の実施の形態2によるシングルチップマイク
ロコンピュータの内蔵周辺回路の周辺構成を示すブロッ
ク図である。これらの図において、25はアドレスバス
3、リード/ライト信号用の信号線5およびデータイネ
ーブル信号用の信号線6に接続され、特定のアドレスで
あるときに特殊アクセス信号を出力する特殊アドレスデ
コーダ、26はデータバス4に接続され、この特殊アク
セス信号が入力されたときにデータバス4上のデータを
ラッチし、このラッチした値に応じて共通信号を出力す
る特殊ビット(特殊レジスタ)である。これ以外の構成
は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0040】次に動作について説明する。中央処理装置
1が特殊アドレスデコーダ25に割り付けられたアドレ
スと一致するアドレスをアドレスバス3に出力するとと
もに、特殊ビット26に書き込むデータをデータバス4
に出力すると、特殊アドレスデコーダ25はデータイネ
ーブル信号およびリード/ライト信号に同期して特殊ア
クセス信号を出力し、特殊ビット26はこの時のデータ
バス4上のデータをラッチしてその値を保持し、これに
応じて共通信号を出力する。
【0041】このように共通信号が出力されると、タイ
マ用論理回路20はカウント開始信号を出力しないの
で、カウント開始フラグ19がカウント開始信号を出力
したとしてもそれに応じてカウンタブロック21がカウ
ント動作を開始してしまうことはない。また、ADコン
バータ用論理回路23は変換開始信号を出力しないの
で、変換開始フラグ22が変換開始信号を出力したとし
てもそれに応じてポート入力切替ブロック24がAD変
換動作を開始してしまうことはない。
【0042】また、中央処理装置1がこの特殊ビット2
6への書き込みデータに続いて上記複数の動作制御レジ
スタ11,14への共通書込みデータをデータバス4に
出力すると、この複数の動作制御レジスタ11,14は
それぞれの書込用論理回路10,13から共通信号に基
く書込み信号が出力されるのに合わせて、データバス4
上の上記共通書込みデータをラッチして記憶する。
【0043】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、1組の特殊アドレスデコーダ25と特殊ビット26
から動作禁止信号および一括書込み信号として用いるこ
とができる共通信号を出力するので、一連の一括書込み
に用いる回路の回路規模を削減しつつ実施の形態1と同
様の効果を得ることができる。
【0044】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるシングルチップマイクロコンピュータの一部
の構成を示すブロック図である。図において、27はチ
ップ本体、28はこのチップ本体27の周囲に配設され
た特定端子(入力端子)、29はこのチップ本体27の
周囲に配設され、リセット信号が入力されるリセット端
子(入力端子)、30はリセット信号がローレベルにア
サートされている期間において、上記特定端子28の入
力レベルがハイレベルに制御されたら、第一特殊アクセ
ス信号を出力する第一モード生成用論理回路(モード生
成用論理回路)、31はリセット信号がローレベルにア
サートされている期間において、上記特定端子28の入
力レベルがハイレベルに制御されたら、第二特殊アクセ
ス信号を出力する第二モード生成用論理回路(モード生
成用論理回路)である。これ以外の構成は実施の形態1
と同様であり説明を省略する。
【0045】次に動作について説明する。リセット信号
をアサートしている期間において特定端子28をハイレ
ベルに制御すると、第一モード生成用論理回路30から
第一特殊アクセス信号が出力され、これに応じて第一特
殊ビット8からも一括書込み信号が出力される。同様
に、第二モード生成用論理回路31から第二特殊アクセ
ス信号が出力され、これに応じて第二特殊ビット16か
ら動作禁止信号が出力される。
【0046】この後、リセット信号がハイレベルにネゲ
ートされたら、中央処理装置1は読出専用メモリ2にア
クセスして書込プログラムを呼び出し、この書込プログ
ラムに基いてデータバス4に所定の共通書込みデータを
出力し、各動作制御レジスタ11,14は、それぞれの
書込用論理回路10,13から一括書込み信号に基く書
込み信号が出力されるのに合わせて、データバス4上の
上記共通書込みデータをラッチして記憶する。
【0047】なお、このように動作制御レジスタ11,
14の値が変更されたとしても、動作禁止信号により各
種の内蔵周辺回路の動作を停止しているので、例えばウ
ォッチドックタイマなどの内蔵周辺回路の動作制御レジ
スタに対して一括書込みを行った場合であっても、その
一括書込みの際に当該動作制御レジスタのレジスタ値に
応じて内蔵周辺機器が動作してしまうことはない。
【0048】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、リセット端子29と、特定端子28と、これらの端
子27,28の入力に応じて一括書込みモード信号を出
力する第一モード生成用論理回路30と、上記データバ
ス4が接続されるとともに上記一括書込みモード信号が
入力され、当該一括書込みモード信号が入力されている
ときのデータバス4上のデータをラッチする第一特殊ビ
ット8とを備え、上記第一特殊ビット8の値に応じて一
括書込み信号を出力するので、上記2つの入力端子に所
定の入力を設定し、複数の動作制御レジスタ11,14
に対する一回の書込み動作とを行うだけで、多数の動作
制御レジスタ11,14にレジスタ値を書き込むことが
できる効果がある。
【0049】なお、この実施の形態3では実施の形態1
のように一括書込み信号を生成する回路30,8と、動
作禁止信号を生成する回路31,16とを別々の回路と
して構成したが、実施の形態2のように共通化させても
同様の効果を得ることができる。
【0050】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4によるシングルチップマイクロコンピュータのアド
レスデコーダの周辺構成を示すブロック図である。図8
はこの発明の実施の形態4によるシングルチップマイク
ロコンピュータの内蔵周辺回路の周辺構成を示すブロッ
ク図である。これらの図において、32はアドレスバス
3、リード/ライト信号用の信号線5およびデータイネ
ーブル信号用の信号線6に接続され、特定のアドレスで
あるときに一括書込み信号を出力する第一特殊アドレス
デコーダ(特殊アドレスデコーダ)、33はアドレスバ
ス3、リード/ライト信号用の信号線5およびデータイ
ネーブル信号用の信号線6に接続され、上記第一特殊ア
ドレスデコーダ32と同一のアドレスであるときに動作
禁止信号を出力する第二特殊アドレスデコーダ(特殊ア
ドレスデコーダ)である。これ以外の構成は実施の形態
1と同様であり説明を省略する。
【0051】次に動作について説明する。電源投入など
に応じて中央処理装置1は第一特殊アドレスデコーダ3
2および第二特殊アドレスデコーダ33に共通するアド
レスをアドレスバス3に出力するとともに、複数の動作
制御レジスタ11,14への共通書込みデータをデータ
バス4に出力すると、第一特殊アドレスデコーダ32か
ら一括書込み信号が出力され、各動作制御レジスタ1
1,14はそれぞれの書込用論理回路10,13から一
括書込み信号に基く書込み信号が出力されるのに合わせ
て、データバス4上の上記共通書込みデータをラッチし
て記憶する。
【0052】なお、このように動作制御レジスタ11,
14の値が変更されたとしても、第二特殊アドレスデコ
ーダ33から動作禁止信号が出力されているので、例え
ばウォッチドックタイマなどの内蔵周辺回路の動作制御
レジスタに対して一括書込みを行った場合であっても、
その一括書込みの際に当該動作制御レジスタのレジスタ
値に応じて内蔵周辺機器が動作してしまうことはない。
【0053】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、アドレスバス3に接続され、複数のローカルアドレ
スデコーダ9,12のアドレスとは異なる特定のアドレ
スであるときに一括書込み信号を出力する第一特殊アド
レスデコーダ32を備えるので、上記第一特殊アドレス
デコーダ32に対応するアドレスを指定しつつ共通の書
き込みデータを出力するだけで、多数の動作制御レジス
タ11,14にレジスタ値を書き込むことができる効果
がある。
【0054】なお、この実施の形態4では実施の形態1
のように一括書込み信号を生成する回路32と、動作禁
止信号を生成する回路33とを別々の回路として構成し
たが、実施の形態2のように共通化させても同様の効果
を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、中央
処理装置がアドレスバスとデータバスとを用いてアクセ
スする複数の動作制御レジスタと、この動作制御レジス
タの値に応じて動作する複数の内蔵周辺回路とを備えた
シングルチップマイクロコンピュータにおいて、動作禁
止信号を出力する動作制御回路と、この動作禁止信号お
よび上記動作制御レジスタの値が入力され、動作禁止信
号が入力されている間は当該動作制御レジスタの値に応
じた上記内蔵周辺回路の動作を禁止する禁止用論理回路
と、一括書込み信号を出力する一括書込み制御回路と、
上記一括書込み信号および上記アクセス信号が入力さ
れ、いずれか一方の信号が書き込み許可である場合には
動作制御レジスタへラッチ指示を出力する書込用論理回
路とを設けたので、動作制御回路の動作禁止信号で動作
制御レジスタの値に応じた内蔵周辺回路の動作を禁止す
るとともに、一括書込み制御回路から一括書込み信号を
出力することで書込用論理回路から当該動作制御レジス
タへラッチ指示を出力することができ、これにより内蔵
周辺回路の動作を禁止した状態で動作制御レジスタのレ
ジスタ値を変更することができる効果がある。
【0056】従って、評価時やテスト時において多数の
動作制御レジスタに対して一括して同一データを書き込
むことができるので、多機能化やフレキシビリティを追
求した近年のシングルチップマイクロコンピュータにお
いても評価期間やテスト期間を短縮することができ、し
かも、例えばウォッチドックタイマなどの内蔵周辺回路
の動作制御レジスタに対して一括書込みを行った場合で
あっても、その一括書込みの際に当該動作制御レジスタ
のレジスタ値に応じて内蔵周辺機器が動作してしまうこ
とはない効果がある。
【0057】この発明によれば、動作制御回路および一
括書込み制御回路のうちの少なくとも一方は、アドレス
バスに接続され、複数のローカルアドレスデコーダのア
ドレスとは異なる特定のアドレスであるときに特殊アク
セス信号を出力する特殊アドレスデコーダと、上記デー
タバスが接続されるとともに上記特殊アクセス信号が入
力され、当該特殊アクセス信号が入力されているときの
データバス上のデータをラッチする特殊レジスタとを備
え、上記特殊レジスタの値に応じて動作禁止信号あるい
は一括書込み信号を出力するので、当該特殊レジスタに
対する書込み動作と、複数の動作制御レジスタに対する
一回の書込み動作とを行うだけで、多数の動作制御レジ
スタにレジスタ値を書き込むことができる効果がある。
【0058】この発明によれば、動作制御回路および一
括書込み制御回路のうちの少なくとも一方は、1乃至複
数の入力端子と、当該1乃至複数の入力端子の入力に応
じて一括書込みモード信号を出力するモード生成用論理
回路と、上記データバスが接続されるとともに上記一括
書込みモード信号が入力され、当該一括書込みモード信
号が入力されているときのデータバス上のデータをラッ
チする特殊レジスタとを備え、上記特殊レジスタの値に
応じて動作禁止信号あるいは一括書込み信号を出力する
ので、上記1乃至複数の入力端子に所定の入力を設定し
た状態で、複数の動作制御レジスタに対する一回の書込
み動作を行うだけで、多数の動作制御レジスタにレジス
タ値を書き込むことができる効果がある。
【0059】この発明によれば、動作制御回路および一
括書込み制御回路のうちの少なくとも一方は、アドレス
バスに接続され、複数のローカルアドレスデコーダのア
ドレスとは異なる特定のアドレスであるときに特殊アク
セス信号を出力する特殊アドレスデコーダを備え、上記
特殊アクセス信号を動作禁止信号あるいは一括書込み信
号として出力するので、上記特殊アドレスデコーダに対
応するアドレスを指定しつつ書き込みデータを出力する
だけで、多数の動作制御レジスタにレジスタ値を書き込
むことができる効果がある。
【0060】この発明によれば、動作制御回路および一
括書込み制御回路は共通の構造に形成され、動作禁止信
号および一括書込み信号を共通に出力するので、この一
括書込みに用いる回路の回路規模を削減しつつ以上の効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるシングルチッ
プマイクロコンピュータのアドレスデコーダの周辺構成
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるシングルチッ
プマイクロコンピュータに内蔵された周辺回路およびそ
の周辺部の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による一括書込み動
作を示すタイミングチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2によるシングルチッ
プマイクロコンピュータのアドレスデコーダの周辺構成
を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるシングルチッ
プマイクロコンピュータの内蔵周辺回路の周辺構成を示
すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるシングルチッ
プマイクロコンピュータの一部の構成を示すブロック図
である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるシングルチッ
プマイクロコンピュータのアドレスデコーダの周辺構成
を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるシングルチッ
プマイクロコンピュータの内蔵周辺回路の周辺構成を示
すブロック図である。
【図9】 従来のシングルチップマイクロコンピュータ
の構成を示すブロック図である。
【図10】 従来のシングルチップマイクロコンピュー
タにおける複数の動作制御レジスタへの書込み動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 中央処理装置、2 読出専用メモリ、3 アドレス
バス、4 データバス、7 第一特殊アドレスデコーダ
(特殊アドレスデコーダ、一括書込み制御回路)、8
第一特殊ビット(特殊レジスタ、一括書込み制御回
路)、9 第一ローカルアドレスデコーダ(ローカルア
ドレスデコーダ)、10 第一書込用論理回路(書込用
論理回路)、11 第一動作制御レジスタ(動作制御レ
ジスタ)、12 第二ローカルアドレスデコーダ(ロー
カルアドレスデコーダ)、13 第二書込用論理回路
(書込用論理回路)、14 第二動作制御レジスタ(動
作制御レジスタ)、15 第二特殊アドレスデコーダ
(特殊アドレスデコーダ、動作制御回路)、16 第二
特殊ビット(特殊レジスタ、動作制御回路)、17 タ
イマ(内蔵周辺回路)、18 ADコンバータ(内蔵周
辺回路)、20 タイマ用論理回路(禁止用論理回
路)、23 ADコンバータ用論理回路(禁止用論理回
路)、25 特殊アドレスデコーダ、26 特殊ビット
(特殊レジスタ)、28特定端子(入力端子)、29
リセット端子(入力端子)、30 第一モード生成用論
理回路(モード生成用論理回路)、31 第二モード生
成用論理回路(モード生成用論理回路)、32 第一特
殊アドレスデコーダ(特殊アドレスデコーダ)、33
第二特殊アドレスデコーダ(特殊アドレスデコーダ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、この中央処理装置がア
    クセス先のアドレスを出力するアドレスバスと、この中
    央処理装置がアクセス先との間で交換するデータが出力
    されるデータバスと、上記アドレスバスが接続され、特
    定のアドレスであるときにアクセス信号を出力する複数
    のローカルアドレスデコーダと、上記データバスが接続
    されるとともに上記アクセス信号が入力され、当該アク
    セス信号が入力されたときのデータバス上のデータをラ
    ッチする複数の動作制御レジスタと、この動作制御レジ
    スタの値に応じて動作する複数の内蔵周辺回路とを備え
    たシングルチップマイクロコンピュータにおいて、 動作禁止信号を出力する動作制御回路と、この動作禁止
    信号および上記動作制御レジスタの値が入力され、動作
    禁止信号が入力されている間は当該動作制御レジスタの
    値に応じた上記内蔵周辺回路の動作を禁止する禁止用論
    理回路と、 一括書込み信号を出力する一括書込み制御回路と、上記
    一括書込み信号および上記アクセス信号が入力され、い
    ずれか一方の信号が書き込み許可である場合には動作制
    御レジスタへラッチ指示を出力する書込用論理回路とを
    設けたことを特徴とするシングルチップマイクロコンピ
    ュータ。
  2. 【請求項2】 動作制御回路および一括書込み制御回路
    のうちの少なくとも一方は、アドレスバスに接続され、
    複数のローカルアドレスデコーダのアドレスとは異なる
    特定のアドレスであるときに特殊アクセス信号を出力す
    る特殊アドレスデコーダと、上記データバスが接続され
    るとともに上記特殊アクセス信号が入力され、当該特殊
    アクセス信号が入力されているときのデータバス上のデ
    ータをラッチする特殊レジスタとを備え、上記特殊レジ
    スタの値に応じて動作禁止信号あるいは一括書込み信号
    を出力することを特徴とする請求項1記載のシングルチ
    ップマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 動作制御回路および一括書込み制御回路
    のうちの少なくとも一方は、1乃至複数の入力端子と、
    当該1乃至複数の入力端子の入力に応じて一括書込みモ
    ード信号を出力するモード生成用論理回路と、上記デー
    タバスが接続されるとともに上記一括書込みモード信号
    が入力され、当該一括書込みモード信号が入力されてい
    るときのデータバス上のデータをラッチする特殊レジス
    タとを備え、上記特殊レジスタの値に応じて動作禁止信
    号あるいは一括書込み信号を出力することを特徴とする
    請求項1記載のシングルチップマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 動作制御回路および一括書込み制御回路
    のうちの少なくとも一方は、アドレスバスに接続され、
    複数のローカルアドレスデコーダのアドレスとは異なる
    特定のアドレスであるときに特殊アクセス信号を出力す
    る特殊アドレスデコーダを備え、上記特殊アクセス信号
    を動作禁止信号あるいは一括書込み信号として出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のシングルチップマイク
    ロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 動作制御回路および一括書込み制御回路
    は共通の構造に形成され、動作禁止信号および一括書込
    み信号を共通に出力することを特徴とする請求項2から
    4請求項のうちのいずれか1項記載のシングルチップマ
    イクロコンピュータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100405239C (zh) * 2005-12-14 2008-07-23 苏州科技学院 便携式汽车发动机电子模拟装置
JP2008225662A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Tohoku Univ データ書込方法およびその方法を用いた書込制御装置ならびに演算装置
CN105676832A (zh) * 2014-11-17 2016-06-15 联创汽车电子有限公司 发动机控制器开发用信号发生器

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