JPH0442329A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JPH0442329A
JPH0442329A JP2149042A JP14904290A JPH0442329A JP H0442329 A JPH0442329 A JP H0442329A JP 2149042 A JP2149042 A JP 2149042A JP 14904290 A JP14904290 A JP 14904290A JP H0442329 A JPH0442329 A JP H0442329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
signal
address
terminal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2149042A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomiki Mitsuishi
直幹 三ッ石
Kenzo Funatsu
舟津 健三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2149042A priority Critical patent/JPH0442329A/ja
Publication of JPH0442329A publication Critical patent/JPH0442329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ処理装置に係り、例えば、シングルチッ
プマイクロコンピュータに利用して有効な技術に関する
ものである。
〔従来の技術〕
汎用マルチチップマイクロプロセッサは一般にプロセッ
サ部分のみ1つの半導体基板上に集積形成されるが、シ
ングルチップマイクロコンピュータは、昭和59年11
月30日オーム社発行のrLSIハンドブックJ P5
40およびP541に記載されるように、中央処理装置
を中心にプログラム保持用のROM (リード・オンリ
・メモリ)、データ保持用のRAM (ランダム・アク
セス・メモリ)、およびデータの入出力を行うための入
出力回路などの機能ブロックが1つの半導体基板上に形
成されて成る。斯るシングルチップマイクロコンピュー
タを用いてシステム構成を行うと、汎用マルチチップマ
イクロプロセッサを用いる場合に比べて実装面積の縮小
と信頼性の向上を実現することができるが、その反面、
当該シングルチップマイクロコンピュータの各機能ブロ
ックが接続されている内部バスは、各機能ブロックが1
つの半導体基板上に形成されてシステムオンチップ化さ
れているというような性質上、各機能ブロックを外部か
ら直接アクセスするための自由な利用が制限されること
が多い。例えばシステムオンチップ化されたシングルチ
ップマイクロコンピュータは、内部バスを直接外部に開
放するための専用バスインタフェースを必ずしも持つ必
要はなく、これを持つ場合には外部端子数が増大する。
このため、内部バスを外部に開放していないようなシン
グルチップマイクロコンピュータのテスティングを行う
ときには、斯る内蔵機能ブロックを直接外部からアクセ
スしてテストすることができず、機能ブロックをテスl
−するには、シングルチップマイクロコンピュータに内
蔵されている中央処理装置の命令実行によらなければな
らない。しかし、このような手法は複雑でこテストのた
めのソフトウェアなどの設計工数も増大するとともに、
処理ステップ数が増加してテスティング効率が低下して
しまうという問題があった。
これに対して、特開昭62−249264号には、中央
処理装置によってアドレスが与えられ、かつデータの入
出力が行われるべき内部バスに、内蔵機能ブロックを外
部からリードライトするためのアドレスデータなどを外
部から供給可能とするバッファ回路を設けることにより
、かかるバッファ回路を介して当該機能ブロックに必要
なデータのリードライトを外部から直接行うことができ
るようにし、当該シングルチップマイクロコンピュータ
に内蔵される機能ブロックのテストの容易化、並びにテ
スティング効率の向上を実現する技術が開示されている
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者等は上記特開昭62−249264号記載の技
術を適用してシングルチップマイクロコンピュータのテ
スI〜することについて検討した。
これによれば、各機能ブロックを外部から直接テストす
るための上記バッファ回路のために、それら機能ブロッ
クの専用端子とは独立に、テスト対象を指定するための
アドレス入力端子、データ入出力端子、リ−1く信号入
力端子、ライト信号入力端子、クロック入力端子などを
確保しておく必要があった。そして、内蔵機能ブロック
のテスト時には、電源端子、発振子の接続若しくは外部
クロックの入力端子、リセット端子、スタンバイ端子、
モード端子並びに各機能ブロックの専用端子も当然必要
である。このため外部端子数が限られているパッケージ
ではピン数が不足し、外部端子数に相当な余裕を持った
パッケージを利用しない限り前記特開昭61−2492
64号記載の技術は半導体集積回路のテスティングに適
用し難いということが明らかにされた。
本発明の目的は、外部端子数が制限された下でも、或い
は外部端子数に相当な余裕をもったパッケージを利用し
なくても、複数の内蔵機能ブロックを直接外部から指定
してテスト可能にするデータ処理装置を提供することに
ある。
また、本発明の別の目的は、内蔵機能ブロックのテスト
設計の容易化と、テスティング効率の向上を実現するこ
とができるデータ処理装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、各機能ブロックのテストに先立って何れかの
機能ブロック、または、機能ブロックの集合、或いは機
能ブロックの何れの部分をテス1〜するかを指定するた
めの信号を保持する手段を設けるものである。
こり保持手段に保持すべき情報の取り込みには、特定の
動作モード設定によって割り当てられる外部端子を用い
ることができる。
また、保持手段としては、外部から与えられるアドレス
情報それ自体、或いはそのアドレス情報のデコード信号
を保持する手段、若しくは内部バスを介して直接外部か
ら書込み可能にされる手段などとすることができる。
〔作 用〕
上記した手段によれば、デス1〜時には、予め保持手段
にラッチさせた機能ブロックの指定情報若しくは機能ブ
ロックに対するアドレス情報に基づいて所要の機能ブロ
ック若しくはその一部を選択することができると共に、
そのアドレス情報の入力に兼用された端子に対しては本
来の端子機能が選択される。即ち、ステト対象機能ブロ
ックを指定するための信号保持手段に情報を供給するた
めの外部端子は、デス1−動作中にはテスト対象機能ブ
ロックの指定のための情報を逐次入力する必要はなく、
内蔵機能ブロックのための専用の信号入出力端子として
機能可能になる。このことは、データ処理装置の各機能
ブロックのテスト時に、何れの機能ブロックに対しリー
ト・ライトを行うかを指定するためのアドレス情報入力
用端子を専用化しなくてもテスト可能にするように働き
、パッケージなどの外部端子数が制限された下において
も、或いは外部端子数に相当な余裕を持ったパッケージ
を利用しなくても、内蔵機能ブロックに対して容易且つ
能率的にテストを実現可能とするものである。
〔実 施 例〕
第1図には本発明に係るデータ処理装置の第1一実施例
であるシングルチップマイクロコンピュータのブロック
図が示される。
同図に示されるシングルチップマイクロコンピュータM
CUは、特に制限されないが、8ビットCPU (中央
処理装置)1.16にバイトの記憶容量を持ち前記CP
UIの動作プログラムなどを保有するROM (リード
・オンリ・メモリ)2.512バイトの記憶容量を持ち
CPU1の作業領域やデータの一時記憶領域として利用
されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)3、第1
タイマ4、第2タイマ5、シリアルコミュニケーション
インタフェース(SCI)6、A/D変換器7、入出力
ポート8、及び、前記機能ブロックのテス1−に先立っ
て機能ブロック、または、機能ブロックの集合、または
機能ブロックの部分の何れをテストするかを指定するた
めの信号を保持して出力するためのラッチ回路及びマル
チプレクサ回路9などを含み、それらは内部バス10に
接続されている。前記内部バス10は、特に制限されな
いが、アドレス16本、データ8本、リード信号、ライ
ト信号、および、図示しない水晶振動子などの発振周波
数にもとづいて生成され若しくは外部から供給されるク
ロックから生成されるシステムクロツクなどの各種信号
線を含んでいる。前記ラッチ回路及びマルチプレクサ回
路9には内部バス1゜に含まれる所定の信号線が接続さ
れている。このシングルチップマイクロコンピュータM
CUは公知の半導体製造技術により1つの半導体基板上
に形成され、特に制限されないが、40ピンのパッケー
ジに納められている。例えば40ピンの外部端子として
は、電源端子2個、クロック端子2個、リセット端子1
個、スタンバイ端子1個、モード端子1個の他に、前記
第1タイマ4、第2タイマ5、並びに5CI6個々に各
々3個づつの入出力端子、そしてA/D変換器7のため
の2個の電源端子と4本の入力端子を含み、更に、残り
の18個の端子は汎用入出力端子として使用される。第
7図には、この端子構成などに応じたシングルチップマ
イクロコンピュータMCUのアドレスマツプが示されて
いる。尚、第7図においてH′は16進数を示す。
ここで、シングルチップマイクロコンピュータMCUの
内蔵機能ブロックを外部から直接アクセスしてテストす
るには、16ビツトのアドレス入力、8ビツトのデータ
入出力、リード信号並びにライト信号の入力などが必要
とされる。この信号入出力機能はシングルチップマイク
ロコンピュータMCUにテストモードが設定されること
により。
所定の外部端子に割り当てられるようになっている。
先ず、内蔵機能ブロックのテストに先立って、機能ブロ
ック、または、機能ブロックの集合、または機能ブロッ
クの部分の何れをテスト対象とするかを指定するための
情報は、アドレス情報として外部から与えられる。この
ためのテスト用アドレス入力端子は、他の端子と兼用と
され、例えば、シングルチップマイクロコンピュータM
CU内部をアクセスするための16ビツトのアドレスの
うち上位9ビット分に関しては、第1タイマ4、第2タ
イマ5、及び5CI6のための合計9個の入出力端子と
兼用にされる。これらの端子は、特に制限されないが、
モード端子をロウレベルにしてナス1〜モードを指定し
、且つリセット端子をロウレベルにして、当該シングル
チップマイクロコンピュータMCUをリセット状態にす
ることにより、アドレス情報の入力モードになり、この
とき斯る端子に外部から与えられたデータは、アドレス
データとして内部バス10を経由してラッチ回路及びマ
ルチプレクサ回路9に供給される。次いで、モード端子
をロウレベルにしたまま、リセット端子をロウレベルか
らハイレベルに反転して、リセット状態を解除すると、
それらアドレスデータがラッチ回路及びマルチプレクサ
回路9に保持され、そのラッチされたアドレスデータが
内部バス10のアドレス上位9ビット分として常に同じ
値で内部バス10に供給されると共に、アドレス情報入
力に利用された当該端子はタイマA4、タイマB5.5
CI6固有の入出力端子として利用可能にされる。
内蔵機能ブロックをテストするための下位7ビツト分の
アドレス入力、8ビツト分のデータ入出力、リード信号
とライト信号などの入出力機能は、テストモードの設定
に呼応して、前記18個の汎用入出力端子の所定のもの
に割り当てられることになる。このようにしてテストの
ために割り当てられた当該端子の機能はテストモード中
固定される。
したがって、テスト動作においては、予めラッチ回路及
びマルチプレクサ回路9にラッチさせたアドレス情報に
基づいて所要の機能ブロックを選択することができると
共に、そのアドレス情報の入力に兼用された端子に対し
ては本来の端子機能が選択され、これにより、テストモ
ードにおいて、本来ならばアドレス入力に16個の外部
端子を専用的に割当なければならないところ、テスト対
象機能ブロックを指定するための上位9ビット分のアド
レス情報入力端子として特別な専用端子を設けなくても
済むようになる。この結果、外部端子数が制約された下
においても、或いは外部端子数に相当な余裕を持ったパ
ッケージを利用しなくても、内蔵機能ブロックを直接外
部からアクセスしてテストすることができるようになる
。さらに、CPUIに内蔵機能ブロックをアクセスさせ
る命令を実行させてテストを行う必要もないから、CP
UIやソフトウェアに過大な負担をかけることなく、能
率的に内蔵機能ブロックのテストを行うことができる。
第2図には前記ラッチ回路及びマルチプレクサ回路9の
第1実施例が示される。第2図には例えばテスト用アド
レスの入力端子に兼用される第1タイマ4の1個の入出
力端子に対する構成例が代表的に示されている。尚、前
記第1図の説明に従うと、第2図の構成は第1タイマ4
.第2タイマ5.5CI6の合計9個の入出力端子に関
して夫々設けられている。
第2図においてPは第1タイマ4の1個の入出力端子で
あり、Pチャネル型MO8FETQIおよびNチャネル
型MO8FETQ2からなるCMOSインバータ回路の
出力端子に結合されている。
この外部端子Pは、インバータ回路■1の入力にも結合
されている。斯るインバータ回路■1の出力は、さらに
インバータ回路工2の入力に結合され、インバータ回路
■2の出力が第1タイマ4の入力信号とされる。インバ
ータ回路■1の出力はさらに、リセット信号RESをク
ロックとするフリップフロップ回路FF3及びこれに直
列接続されていてテスト信号φtestをクロックとす
るクロックドインバータ回路■4を介して内部バス10
に含まれる1本のアドレス信号線Aiに結合されている
。上記MO8FETQIのゲートは2人力型ナントゲー
ト回路G5の出力に結合され、また、MO8FETQ2
のゲートは2人力型ノアゲート回路G6の出力に結合さ
れている。前記ナントゲート回路G5はその一方の入力
が第1タイマ4の出力信号に結合されるとともに、他方
の入力にはインバータ回路■7を介して、テスト信号φ
testの逆相信号とリセット信号RESの逆相信号と
の論理和信号に対するタイマ出力許可信号との論理積信
号が供給される。ノアゲート回路G6はその一方の入力
が第1タイマ4の出力信号に結合されるとともに、他方
の入力にはテスト信号φtestの逆相信号とリセット
信号RESの逆相信号との論理和信号に対するタイマ出
力許可信号との論理積信号が供給される。なお、前記ア
ドレス信号線Aiを含む内部アドレスバスは、ROM2
.RAM3、第1タイマ4、第2タイマ5.5CI6、
A/D変換器7、入出カポ−1〜8などCPUI以外の
各種機能ブロックのアドレス信号入力端子に結合され、
さらに、CPUIのアドレス信号出力は、上記テスト信
号φtestの逆相信号をクロックとするクロックドイ
ンバータ回路■10を介して内部アドレスバスに含まれ
るアドレス信号線Aiに結合される。
前記モード端子をロウレベルにすると上記テスト信号φ
testがハイレベルとされ、そのハイレベルによりテ
ストモードが指示される。また、リセット端子をロウレ
ベルにすると上記リセット信号RE、Sがハイレベルに
され、そのハイレベルによってリセットが指示される。
かかるシングルチップマイクロコンピュータが所定のシ
ステムに適用されて当該システムの制御を行うとき、上
記モード端子はハイレベルに固定され、テスト信号φt
estはロウレベルとされる。テスト信号φtestが
ロウレベルとされると、上記クロックドインバータ回路
■4の出力はハイインピーダンス状態にされ、内部アド
レスバスの信号線Aiには外部端子Pを介してアドレス
信号が入力できない状態にされる。さらに、上記ナンド
ゲ−1へ回路G5及びノアゲート回路G6は、タイマ出
力許可信号及びタイマ出力信号に応じて信号を出力する
から、外部端子Pはタイマ出力端子として機能され、図
示しない外部装置に信号を供給可能にされる。尚、リセ
ット時にその他の手段でタイマ出力が禁止される場合に
は、上記ナンドグー1−回路G5およびノアゲート回路
G6の制御に対するリセット信号RESの入力を省略す
ることができる。
また、タイマ入力信号には、常に外部端子Pの状態が伝
わり、外部装置からの信号をタイマ入力信号として使用
できるようになっている。
テスト信号φtestがハイレベルにされ、且つリセッ
ト信号RESがハイレベルにされると、上記ナントゲー
ト回路G5およびノアゲート回路G6はタイマ出力許可
信号のレベルにかかわらず、MO8FETQI、Q2か
ら成る上記CMOSインバータ回路の出力はハイインピ
ーダンス状態に固定され、かつ、上記フリップフロップ
回路FF3には外部端子Pに供給される信号レベルに応
じた信号レベルが供給される。その後、テスト信号φt
estがハイレベルを維持した状態でリセット信号RE
Sがロウレベルに反転されると、前記入力信号レベルが
フリップフロップ回路FF3に保持され、その保持信号
はクロックドインバータ回路■4を介して内部アドレス
バスの信号線Aiに供給され、この供給値は、次にリセ
ット信号RESがハイレベルにされるまで維持される。
例えば、第7図に示すアドレスマツプにおいて第1タイ
マ4のテストを行う場合、テスト開始直後に、モード端
子およびリセット端子をロウレベルにすると共に、端子
Pに代表される9個の端子をハイレベルにし、次いでリ
セット端子をハイレベルに反転することによって、内部
アドレスバスのうち上位9ビツトの全てがハイレベル(
1”)にされる。その後、デス1〜モードの指定におい
て汎用入出力端子の何れかに割り当てられている7個の
下位アドレス入力端子、8個のデータ入出力端子、リー
ド信号入力端子、ライト信号入力端子を使用して第1タ
イマ4をリード・ライトすると共に、第1タイマ4の専
用入出力端子3個を用いたりして、当該第1タイマ4な
どのテスI〜を行うことができる。
ことで、テストモードの指定において汎用入出力端子の
何れかに割り当てられている7個の下位アドレス入力端
子などのための構成としては、特に制限されないが、特
開昭62−249264号に開示されているような内容
を採用することができる。即ち、第2図において、フリ
ップフロップ回路FF3を設けずに、インバータ■1の
出力を直接クロックドインパータエ4の入力に供給し、
且つ、MO8FETQI、Q2で成るCMOSインバー
タの出力やインバータ■2の出力対象がタイマに限定さ
れずに汎用的なデータ信号などとされる構成を採る。
この第1例においては、1回のテストで任意に使用でき
るテスト用アドレス入力に割り当てられた端子は7個で
あるから、同時にテストできるアドレスの範囲が128
バイトに制限されることになる。従って、ROM2、R
AM3のテストは]−28バイトずつ行い、その都度、
リセット端子をロウレベルとして上位アドレスを切り替
える必要が生じる。しかしながら、この点については、
ROM2、RAM3が、その特性上、リセット状態にな
ってもその内容、動作に影響を受けないことから、問題
にならない。
すなわち、リセット端子をロウレベルにすることによっ
て影響される機能ブロックのうち、最大のアドレスサイ
ズによってラッチできる上位アドレスのビット数を制限
すれば何等支障はない。例えば、第7図に示される機能
ブロックのうち、第1タイマ4(16バイト)、第2タ
イマ5(8バイト)、5CI6(8バイト)、A/D変
換器7(8バイト)はリセット端子をロウレベルと量る
ことによってイニシャライズされるが、ROM2、RA
MIこは変化がないものとすると、第1タイマ4のテス
ト時に下位アドレス4ビツトを使用する必要があるので
、アドレス16ビツトのうち残り12ビツトはラッチす
ることが可能であり、機能ブロックのテスト時に必要な
端子数を削減することができる。この場合第1タイマ4
と第2タイマ5のテストを同時に行うことはできないが
、これらの機能ブロック間で一方の機能ブロックの動作
が他方の動作に影響を与えることがなければ充分である
。影響を与えることがあれば、それらの機能ブロックを
あわせて1つの機能ブロックとみなして選択するように
、デスl−用アドレスをラッチさせればよい。
第3図にはラッチ回路及びマルチプレクサ回路9の第2
例が示される。第3図において外部端子Pは、インバー
タ■1を介してノアグー1〜回路G8に入力され、ノア
ゲート回路G8の出力とりセッI〜信号RESの論理和
がフリップフロップ回路FF3のクロックとされている
。ノアゲート回路G8のその他の入力端子には、各々の
ラッチ回路及びマルチプレクサ回路9の上記同様の出力
信号が入力されている。すなわち、モード端子およびリ
セット端子をロウレベルにすると共に、前記端子Pに代
表される9個の端子をハイレベルにし、次いでリセッ端
子をハイレベルに反転すれば、第]−例同様に、第1タ
イマ4、第2タイマ5、SCl2、A/D変換器7のテ
ストを行うことができる。また、モード端子およびリセ
ット端子をロウレベルとし、前記9個の端子のうち何れ
か1個以上の端子をロウレベルにすると共に、リセット
端子をハイレベルにすれば、フリップフロップ回路FF
3のクロックはハイレベルとなり、9個の外部端子Pの
信号レベルが内部アドレスバスに伝達されるようになる
。この状態では、第1タイマ4、第2タイマ5.5CI
6のための入出力端子はそれらには使用てきないが、テ
スト用アドレスを1−6ビツト全て外部から任意に決定
することができるようになり、ROM2.RAM3のテ
ス1−を容易に行うことができるようになる。
本実施例では前記9個の端子の状態によりフリップフロ
ップ回路9のクロックを制御するものとしたが、モード
端子を2個にして前記クロックを制御してもよいし、モ
ード端子と他の汎用入出力端子の入力信号レベルによっ
て制御してもよい。
クロックがロウレベルとなるようにした場合、内部アド
レスバスには外部端子Pの状態によらずハイレベル(1
”)とされるように構成してもよい。
テストに必要な論理ゲート数を少くすることができる。
第4図にはラッチ回路及びマルチプレクサ回路9の第3
例が示される。この例においては、各々の機能ブロック
には全ての内部71−レス(16ビツト)が入力される
のではなく、当該機能ブロックが選択されたことを示す
機能ブロック選択信号と、当該機能ブロック内部で何れ
のアドレスが選択されたかを示す下位アドレスが入力さ
れている。
例えば、第1タイマ4には機能ブロック選択信号BSi
と下位アドレス4ピツI〜が入力されるものである。第
4図において外部端子Pは、インバータ11とテスト信
号φtes tをクロックとするクロック1くインバー
タ回路I4を介してアドレスデコード回路ADECに入
力され、機能ブロック選択信号を生成する。アドレスデ
コード回路ADECは、本例1こ従えば、アドレスデー
タの上位12ビツトを入力し、機能ブロック選択信号6
本を出力する。機能ブロック選択信号は、テスト信号φ
testの逆相信号とリセット信号RESの論理和をク
ロックとするフリップフロップ回路F l”3を介して
当該機能ブロックに供給されている。
テスト方法については第1例と同様であるのでその説明
は省略する。この例によれば、テストすべき機能ブロッ
クの数が少なければ、即ち、第2図及び第3図で説明し
たラッチすべきアドレスビット数よりも少なければ、第
2図や第3図の例に比較して、テストに必要な論理ゲー
ト数例えばフリップフロップの数を少なくすることがで
きる。
第5図にはラッチ回路及びマルチプレクサ回路9の第4
例が示されている。この例が適用されるシングルチップ
マイクロコンピュータMCUは、CPUIのテストモー
トと機能ブロック単位のテストモードを有している。C
PUIの効率的なテストのため、CPUIのデス1〜モ
ードでは全ての内部アドレスバスが端子Pを介して外部
に出力可能とされ、全ての内部データバスが入出力可能
とされている。このため前記端子Pは、タイマの入出力
端子、CPUIのテストモード時のアドレス出力端子9
機能ブロック単位のテストモード時のアドレス入力端子
の夫々の機能が1つの端子に割り当てられている。かつ
、アドレス出力端子とアドレス入力端子は同一のアドレ
スに対応している。
これによってラッチ回路及びマルチプレクサ回路9に結
合される信号線の本数を削減することができる。
尚、第5図において、テスト信号φtest。
がCPUIのテストモードを指示し、テスト信号φしe
s tlが機能ブロック単位のテストモードを指示する
。特に制限されないが、テストモードが2種類になった
ことに対応してモート端子を2個にしてもよいし、ある
いは、モード端子と他の汎用入出力端子の入力信号レベ
ルによってテストモードを選択するようにしてもよい。
第6図にはラッチ回路及びマルチプレクサ回路9の第5
例が示されている。本例においては、10ビツトのテス
ト用レジスタが設けられ、その1ビツト分がフリップフ
ロップ回路FF4として代表的に図示されている。この
フリップフロップ回路FF4の出力がインバータ■1テ
スト信号φtestをクロックとするとクロックドイン
バータ回路■4を介して内部アドレスバスの信号線Ai
に結合され、第1タイマ4、第2タイマ5.5CI6の
入出力端子はテス1へモードにおいても常に専用端子と
されている。テストモード時の内部アドレスバスの上位
10ビツトはテスト用レジスタから、そして下位6ビツ
トは汎用入出力端子に割り当てられたアドレス入力端子
から供給される。
アドレス入力端子の残りの1本は機能ブロックを選択す
るかテスト用レジスタを選択するかに使用され、本端子
をロウレベルにすると機能ブロックが選択され、ハイレ
ベルにするとテスト用レジスタが選択され、これによっ
てリード・ライト可能になっている。テスト用レジスタ
は、特に制限されないが、リセット時に全ビットL(I
 IIにイニシャライズされる。テスト方法については
第1例と同様であるのでその説明を省略する。リセット
端子をロウレベルにする代わりに、テストレジスタのラ
イトを行えばよい。したがって、機能ブロックに対して
リセット動作の影響を与えずに、全機能ブロックをテス
トすることができる。
テストレジスタは、10ビツトの各ビットをピッI−単
位でリード・ライト可能とせず、一部または全部をII
 I IT固定またはII OTT固定にしてもよい。
テストレジスタの全部のビットを″1″″固定にすれば
、ROM2.RAM3のテストはCPU1の命令実行に
よらなければならないが、テストに必要な論理ゲートの
規模を小さくすることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能である。
例えば、内蔵される機能ブロックの数、種類、=27− 内部バスの構成、あるいは、パッケージのピン数などに
ついては何ら限定されない。また、入出力回路やラッチ
回路、マルチプレクサ回路の具体的構成は上記実施例に
限定されず、その他種々変更可能である。例えば、クロ
ックドインバータ回路110などはCPUIに含めるこ
ともできる。また、実施例を相互に組合せて構成するこ
とも可能である。
以上の説明では主として本発明者等によってなされた発
明をその背景となった利用分野であるシングルチップマ
イグロコンピュータに適用した場合について説明したが
、本発明はそれに限定されるものではなく、その他のデ
ータ処理装置にも適用可能であり、本発明は少なくとも
内部バスに中央処理装置とその他の機能ブロックが結合
された条件のものに適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、 (1)各機能ブロックのテストに先立って何れかの機能
ブロック、または、機能ブロックの集合、或いは機能ブ
ロックの何れの部分をテストするかを指定するためのア
ドレスデータ又はそのデコード情報を保持する手段を設
けることにより、テスト動作においては、予め保持手段
にラッチさせた情報に基づいて所要の機能ブロックを選
択することができると共に、その情報の入力に兼用され
た端子に対しては本来の端子機能など別の機能が選択可
能になり、これにより、テストモードにおいて、本来な
らば全てのアドレス入力のために外部端子を専用的に割
当なければならないところ、テスト対象機能ブロックを
指定するための数ビット分のアドレス入力のためには特
別な専用端子を設けなくても済むようになるという効果
を得る。
(2)この結果、外部端子数が制約された下においても
、或いは外部端子数に相当な余裕を持ったパッケージを
利用しなくても、内蔵機能ブロックを直接外部からアク
セスしてテストすることができるようになる。
(3)さらに、CPUに内蔵機能ブロックをアクセスさ
せる命令を実行させてテストを行う必要もないから、C
PUやソフトウェアに過大な負担をかけることなく、能
率的に内蔵機能ブロックのテストを行うことができると
いう効果もある。
(4)テストモードにおいてアドレス入力に割り当てら
れた端子に切り替え設定される他の用途が、内蔵機能ブ
ロックに割り当てられた専用の入力又は出力若しくは入
出力機能である場合、内蔵機能モジュールは完全に独立
して外部からアクセス可能になり、斯る内蔵機能ブロッ
クに対するテストが一層容易になる。
(5)取り込み手段を、中央処理装置が出力するアドレ
スを外部に出力可能にもしておくことにより、中央処理
装置のテストも容易になる。
(6)保持手段に情報を保持するか否かを選択的に決定
するための手段を更に含むことにより、テスト先アドレ
スを固定せずにテストすることもできるようになるとい
うテスティングの自由度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデータ処理装置の一実施例である
シングルチップマイクロコンピュータを示すブロック図
、 第2図乃至第6図は夫々ラッチ回路及びマルチプレクサ
回路の具体例を示す回路図で、第7図はシングルチップ
マイクロコンピュータのアドレスマツプである。 1・・・CPU、2・・・ROM、3・・・RAM、4
・・第1タイマ、5・・・第2タイマ、6・・・SCI
、7・・・A/D変換器、10・・・内部バス、MCU
・・・シングルチップマイクロコンピュータ、FF3.
FF4・・フリップフロップ回路、P・・外部端子、I
4..110・・・クロックドインバータ、ADEC・
アドレスデコード回路。 第 図 H’FFC3 H’FFCF H’FFDO

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中央処理装置及び上記中央処理装置に内部バスを介
    して結合された機能ブロックを持つデータ処理装置であ
    って、 外部端子を介してアドレスデータの一部または全部を取
    り込み可能にする手段と、 取り込まれたアドレスデータを保持する手段と、 保持したアドレスデータを、中央処理装置によってアド
    レスが与えられるべき内部バスに供給する手段とを、 含んで成るデータ処理装置。 2、中央処理装置及び上記中央処理装置に内部バスを介
    して結合された機能ブロックを持つデータ処理装置であ
    って、 外部端子を介してアドレスデータの一部または全部を取
    り込み可能にする手段と、 取り込まれたアドレスデータをデコードする手段と、 デコードされた信号を保持する手段と、 保持した信号を所定の内蔵機能モジュールに供給する手
    段とを、 含んで成るデータ処理装置。 3、前記取り込み手段は、保持手段による情報保持後又
    は情報保持動作に同期して、他の用途の信号入力又は信
    号出力若しくは信号入出力機能に切り替え可能な論理回
    路を含む請求項1又は2記載のデータ処理装置。 4、前記他の用途は、内蔵機能ブロックに割り当てられ
    た専用の入力又は出力若しくは入出力機能である請求項
    3記載のデータ処理装置。 5、上記取り込み手段は、中央処理装置が出力するアド
    レスを外部に出力可能にするための更に別の論理回路を
    含む請求項3又は4記載のデーヘタ処理装置。 6、前記保持手段に情報を保持するか否かを選択的に決
    定するための手段を更に含む請求項1乃至5の何れか1
    項記載のデータ処理装置。 7、中央処理装置及び上記中央処理装置に内部バスを介
    して結合された機能ブロックを持つデータ処理装置であ
    って、 前記内部バスに結合されていて外部から書込み可能にさ
    れた記憶手段と、 この記憶手段に書き込まれたドレスデータの一部または
    全部を、中央処理装置によってアドレスが与えられるべ
    き内部バスに供給する手段とを、 含んで成るデータ処理装置。
JP2149042A 1990-06-07 1990-06-07 データ処理装置 Pending JPH0442329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149042A JPH0442329A (ja) 1990-06-07 1990-06-07 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149042A JPH0442329A (ja) 1990-06-07 1990-06-07 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0442329A true JPH0442329A (ja) 1992-02-12

Family

ID=15466381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2149042A Pending JPH0442329A (ja) 1990-06-07 1990-06-07 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0442329A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0193427A (ja) * 1987-09-30 1989-04-12 Toda Kogyo Corp 板状ヘマタイト粒子粉末の製造方法
JPH0744415A (ja) * 1993-07-26 1995-02-14 Nec Corp 半導体集積回路装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0193427A (ja) * 1987-09-30 1989-04-12 Toda Kogyo Corp 板状ヘマタイト粒子粉末の製造方法
JPH0744415A (ja) * 1993-07-26 1995-02-14 Nec Corp 半導体集積回路装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4870562A (en) Microcomputer capable of accessing internal memory at a desired variable access time
WO1995006281A1 (en) System and method for producing input/output expansion for single chip microcomputers
US6327508B1 (en) Programmable state machine
US4989208A (en) Data processor
US6851014B2 (en) Memory device having automatic protocol detection
US5247521A (en) Data processor
KR101793282B1 (ko) 마이크로 컴퓨터
JP2001184226A (ja) メモリブロックを有するデジタルシステムおよびメモリのブロックのエミュレーティング方法
JPH0342732A (ja) 半導体集積回路
US5203006A (en) System for selecting next instruction address between unit incremented address and address from table specified by operating condition signals
JPH01171036A (ja) マイクロコンピュータ
JPH0442329A (ja) データ処理装置
JP5138040B2 (ja) 集積回路
US7133954B2 (en) Data bus system for micro controller
US7020813B2 (en) On chip debugging method of microcontrollers
JP2004192051A (ja) 共用端子制御装置
US10180847B2 (en) Circuitry for configuring entities
JPH09106359A (ja) 半導体集積回路
JPH06324906A (ja) シングルチップマイクロコンピュータ
JP2000181899A (ja) マイクロプロセッサ、共用端子制御方法およびリセット処理実行方法
JP3193394B2 (ja) 半導体集積回路及びそのテスト方法
JP2004185060A (ja) マイクロコンピュータ
JPH0520474A (ja) 1チツプマイクロコンピユータ
JP3074978B2 (ja) エミュレーション装置
JPH06103106A (ja) プログラムデバッグ装置