JPH06103106A - プログラムデバッグ装置 - Google Patents

プログラムデバッグ装置

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JPH06103106A
JPH06103106A JP4254664A JP25466492A JPH06103106A JP H06103106 A JPH06103106 A JP H06103106A JP 4254664 A JP4254664 A JP 4254664A JP 25466492 A JP25466492 A JP 25466492A JP H06103106 A JPH06103106 A JP H06103106A
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JP
Japan
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address
chip
emulation
peripheral circuit
evaluation chip
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JP4254664A
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Inventor
Yuji Uchida
雄二 内田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 評価用チップを開発せずに、既存の評価用チ
ップを用い、そのチップが内蔵しない周辺回路を含むエ
ミュレーションチップを開発するだけで、エミュレーシ
ョンを可能とし、ユーザの希望する機能やI/Oアドレ
スを持つエミュレータ(プログラムデバッグ装置)を簡
単に提供できる。 【構成】 既存評価用チップ10の出力によってエミュ
レーションチップ20−1〜20−n内の周辺回路から
データをリードする場合、該既存評価用チップ10から
出力されたアドレスがアドレス変換部40で変換され、
変換アドレスバス41を介してエミュレーションチップ
20−1〜20−nへ送られる。各エミュレーションチ
ップ20−1〜20−n内では、アドレス変換部40の
出力アドレスをデコードし、内蔵する周辺回路を選択す
る。その選択された周辺回路のデータが、I/Oデータ
バス11を介して既存評価用チップ10へ送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムの中の誤り
を除去するためのプログラムデバッグ装置、例えば、既
存のマイクロコンピュータに所望の機能モジュールを組
合わせたカスタムマイクロコンピュータ等のデバッグを
行うプログラムデバッグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプログラムデバッグ装置
としては、例えば特開平3−168842号公報(文献
1)、及び特開平3−10335号公報(文献2)に記
載されるものがあった。文献1のプログラムデバッグ装
置は、カスタムマイクロコンピュータ(評価用チップ)
を用いてのエミュレータ構成であり、このカスタムマイ
クロコンピュータをアダプタボード上に実装し、該アダ
プタボードとエミュレータとのインタフェース部の接続
を標準化している。これにより、エミュレータの汎用性
を高め、構成が簡単で、安価なプログラムデバッグ装置
をユーザに提供するようにしている。また、文献2のプ
ログラムデバッグ装置では、評価用チップと、アドレス
に割付けられた複数の周辺回路を内蔵したエミュレーシ
ョンチップとを備え、それらをアドレスバス及びデータ
バスで接続している。そして、各エミュレーションチッ
プ内に設けられた周辺アドレスデコーダの出力信号の禁
止または通過を制御する制御回路を該エミュレーション
チップ内に設け、外部より前記出力信号の禁止を制御す
ることにより、プログラムのデバッグを効率良く行うよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プログラムデバッグ装置では、次のような課題があっ
た。
【0004】前記文献1のプログラムデバッグ装置で
は、評価対象となるカスタムマイクロコンピュータ(実
チップ)が製作されるまで、該カスタムマイクロコンピ
ュータに対するプログラムデバッグが行えない。さら
に、カスタムマイクロコンピュータに内蔵される周辺回
路のアドレスを自由に設定できないという問題があっ
た。また、前記文献2のプログラムデバッグ装置では、
エミュレーションチップ内に設けられるアドレスデコー
ダの出力の禁止/許可を該エミュレーションチップの外
部より行うようになっているので、該エミュレーション
チップ内には複数の禁止/許可の制御信号を設けなけれ
ばならず、回路構成が複雑になるという問題があり、未
だ技術的に十分満足のゆくプログラムデバッグ装置を提
供することが困難であった。本発明は、前記従来技術が
持っていた課題として、評価用チップが作成されるまで
プログラムデバッグが行えない、エミュレーションチッ
プに内蔵した周辺回路のアドレスを自由に設定できな
い、及びエミュレーションチップの回路構成が複雑にな
るという点について解決したプログラムデバッグ装置を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、プログラムのデバッグを行うプログ
ラムデバッグ装置において、中央処理装置(以下、CP
Uという)を内蔵しかつ外部に周辺回路を接続する機能
を有する評価用チップと、前記評価用チップに接続され
該評価用チップが内蔵しない評価用周辺回路を有するエ
ミュレーションチップと、アドレス変換用のメモリを有
し、前記評価用チップから出力される周辺回路用アドレ
スを該メモリのアドレスとして入力し、該メモリのデー
タ出力を前記エミュレーションチップへの周辺回路アド
レスとするアドレス変換部とを、備えている。第2の発
明では、CPUを内蔵した評価用チップと、前記評価用
チップ内に設けられた評価用周辺回路とを備え、前記C
PUから出力される周辺回路用アドレスを前記周辺回路
に適合するアドレスに変換するためのアドレス変換用デ
ータを格納するメモリを、前記評価用チップ内に設け、
該評価用チップに設けた外部端子より該アドレス変換用
データを書込む構成にしている。
【0006】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにプログラム
デバッグ装置を構成したので、例えば、既存の評価用チ
ップと、それに追加する周辺回路を有するエミュレーシ
ョンチップとを接続する入出力(以下、I/Oという)
アドレスバスに、該評価用チップから出力されるI/O
アドレスをアドレス入力とするメモリで構成されたアド
レス変換部が設けられ、該アドレス変換部の出力が該エ
ミュレーションチップのアドレス入力とされ、ユーザ希
望のI/Oアドレスにエミュレーションチップがマッピ
ングされる。これにより、従来のように、CPUが同一
で周辺機能が異なる複数のカスタムマイクロコンピュー
タ(評価用チップ)に対し、これに対応する評価用チッ
プを開発せず、既存の評価用チップが内蔵しない周辺回
路を含むエミュレーションチップを開発するだけで、エ
ミュレーションが可能となり、ユーザの希望する機能や
I/Oアドレス等を持つエミュレータ、即ちプログラム
デバッグ装置を簡単に提供できる。第2の発明によれ
ば、評価用チップの外部端子より該評価用チップ内に設
けられたメモリに対してアドレス変換用データを書込む
ことができ、そのアドレス変換用データに基づき、第1
の発明と同様のアドレスの変換が行える。従って、前記
課題を解決できるのである。
【0007】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示すプログラムデバッ
グ装置の概略の構成ブロック図である。図2は、図1の
プログラムデバッグ装置におけるアドレス変換部及びエ
ミュレーションチップの構成例を示すブロック図であ
る。図1のプログラムデバッグ装置では、評価対象とな
るカスタムマイクロコンピュータ専用の評価用チップを
作成せずに、CPU等を内蔵した一般的な既存評価用チ
ップ10を用い、評価のために該既存評価用チップ10
に接続される周辺回路を内蔵した複数のエミュレーショ
ンチップ20−1〜20−nを作成し、該既存評価用チ
ップ10の周辺回路接続用バスであるI/Oデータバス
11及びI/Oアドレスバス12のうち、該I/Oデー
タバス11に該エミュレーションチップ20−1〜20
−nを接続するようにしている。既存評価用チップ10
は、CPU等で構成されたマイクロコンピュータコア部
(以下、MCUコア部という)を有し、そのMCUコア
部によって各エミュレーションチップ20−1〜20−
nに対するデータの書込みや読出し等が可能な構成にな
っている。また、I/Oアドレスバス12には、アドレ
ス変換部40を介して変換アドレスバス41が接続さ
れ、その変換アドレスバス41にエミュレーションチッ
プ20−1〜20−nが接続されている。アドレス変換
部40は、リードオンリメモリまたはリード/ライト可
能なメモリで構成され、既存評価用チップ10から出力
される周辺回路用アドレスをエミュレーションチップ2
0−1〜20−nに適合するアドレスに変換する機能を
有している。
【0008】図2に示すように、アドレス変換部40は
例えばリード/ライト可能なメモリで構成され、8ビッ
トのI/Oアドレスバス12に接続されるアドレス入力
端子a0〜a7と、8ビットの変換アドレスバス41に
接続されるデータ出力端子d0〜d7とを備えている。
アドレス変換部40に変換アドレスバス41を介して接
続される複数のエミュレーションチップ20−1〜20
−nは、ほぼ同様の回路構成である。例えば、エミュレ
ーションチップ20−1は、8ビットの変換アドレスバ
ス41上のアドレスを入力して8ビットのアドレスバス
22へ出力する入力バッファ21と、8ビットのI/O
データバス11と内部に設けられた8ビットのI/Oデ
ータバス24との間でデータの入出力を行う双方向バッ
ファ23とを、備えている。8ビットのアドレスバス2
2には、2つの周辺アドレスデコーダ25,26を介し
て2つの周辺回路27,28がそれぞれ接続され、その
周辺回路27,28がI/Oデータバス24に接続され
ている。周辺アドレスデコーダ25,26は、アドレス
バス22上のアドレスをデコードして周辺回路選択用の
選択信号S25またはS26を出力する回路である。周
辺回路27,28は、既存評価用チップ10に対してユ
ーザ希望の増設用のタイマーやポート等といった評価対
象となる回路である。この周辺回路27,28の数は各
エミュレーションチップ20−1〜20−7において任
意の数であり、さらにそれを選択するための周辺アドレ
スデコーダ25,26も任意の数だけ設けられる。な
お、図2では説明を簡単にするために、周辺回路27,
28を接続するために必要な基本タイミング信号等が省
略されている。
【0009】次に、図1及び図2のプログラムデバッグ
装置の動作等を説明する。図1の各エミュレーションチ
ップ20−1〜20−n内には、1例として図2の周辺
回路27,28が各2種類内蔵されているが、それらの
各I/Oアドレスを例えば90H ,91H ,92H ,9
H とする。このようなエミュレーションチップ20−
1〜20−nを、既存評価用チップ10に接続された8
ビットのI/Oアドレスバス12に接続すると、該エミ
ュレーションチップ20−1〜20−nのI/Oアドレ
スの割付けが、90H 〜93H になる。ところが、ユー
ザ希望のI/Oアドレスと異なるか、あるいはエミュレ
ーションチップ20−1〜20−nのI/Oアドレスと
既存評価用チップ10の内蔵周辺回路のI/Oアドレス
とが重複する場合、該エミュレーションチップ20−1
〜20−nのI/Oアドレス割付けを変更する必要があ
る。そこで、本実施例ではアドレス変換部40を設け、
エミュレーションチップ20−1〜20−nのI/Oア
ドレスを例えば80H ,81H ,82H ,83H に変更
するようにしている。即ち、既存評価用チップ10のI
/Oアドレス出力をアドレス変換部40のメモリアドレ
ス入力として接続し、該アドレス変換部40のデータ出
力をエミュレーションチップ20−1〜20−nのI/
Oアドレス入力として接続する。そして、アドレス変換
部40を構成するメモリのアドレス80H 〜83H
は、それぞれ90H 〜93H をデータとして書込んでお
く。
【0010】このように接続した状態で、デバッグを行
うために既存評価用チップ10によってI/Oアドレス
80H をリード(読出し)する場合を説明する。この場
合、既存評価用チップ10からI/Oアドレスバス12
へI/Oアドレス80H が出力される。アドレス変換部
12では、I/Oアドレスバス12から入力されるアド
レス80H のデータ(90H )を読出し、そのアドレス
90H を変換アドレスバス41を介してエミュレーショ
ンチップ20−1〜20−nへ送る。エミュレーション
チップ20−1〜20−nのうち、例えばエミュレーシ
ョンチップ20−1では、変換アドレスバス41上のア
ドレス90H を入力バッファ21に取込み、アドレスバ
ス22を介して周辺アドレスデコーダ25,26へ送
る。周辺アドレスデコーダ25,26は、アドレスバス
22上のアドレス90H をデコードし、選択回路S25
またはS26のうちのいずれか一方を活性化する。これ
により、I/Oアドレス90H に対応する例えば周辺回
路27が選択され、該周辺回路27が動作してそのデー
タがI/Oデータバス24へ出力される。このI/Oデ
ータバス24上のデータは、双方向バッファ23及びI
/Oデータバス11を介して既存評価用チップ10へ送
られる。また、既存評価用チップ10が他のI/Oアド
レス81H 〜83H をリードする場合も、前記の動作と
同様に、アドレス変換部40によって変換後のアドレス
91H 〜93H が変換アドレスバス41へ出力され、エ
ミュレーションチップ20−1〜20−n内の対応する
周辺回路27または28のデータが、I/Oデータバス
24、双方向バッファ23、及びI/Oデータバス11
を介して既存評価用チップ10に読込まれる。これによ
り、周辺回路27,28に対するプログラム実行時のデ
バッグが可能となる。これに対し、デバッグのためにエ
ミュレーションチップ20−1〜20−n内の周辺回路
27または28に対するライト動作の場合、前記と同様
に、既存評価用チップ10から出力されたアドレス80
H 〜83H がアドレス変換部40でアドレス90H 〜9
H に変換され、それが変換アドレスバス41を介して
エミュレーションチップ20−1〜20−nへ送られ
る。すると、例えばエミュレーションチップ20−1内
では、変換アドレスバス41上のアドレス90H 〜93
Hが入力バッファ21から入力され、それが周辺アドレ
スデコーダ25,26でデコードされて選択信号S25
または26のいずれか一方が活性化し、アドレス90H
〜93H に対応する例えば周辺回路28が選択される。
そして、既存評価用チップ10からI/Oデータバス1
1へライト用のデータが送られ、そのデータが例えばエ
ミュレーションチップ20−1内の双方向バッファ23
及びI/Oデータバス24を介して周辺回路28へ書込
まれる。一方、アドレス変換部40を構成するメモリの
アドレス80H 〜83H 以外には、90H 〜93H 以外
で既存評価用チップ10の内蔵周辺回路で使用していな
いアドレスを該メモリに書込んでおけば、80H 〜83
H 以外のI/Oアドレス値では、エミュレーションチッ
プ20−1〜20−nが非選択となる。これにより、エ
ミュレーションチップ20−1〜20−nを非選択状態
にするための回路構成が簡単になる。
【0011】以上のように、本実施例ではアドレス変換
部40を設けたので、次のような利点が得られる。 (1) アドレス変換部40を構成するメモリの内容を
書換えるだけで、既存評価用チップ10に増設するため
の周辺回路27,28を内蔵したエミュレーションチッ
プ20−1〜20−nのI/Oアドレスを、希望するI
/Oアドレスに簡単に変更することができる。 (2) アドレス変換部40をリードライト可能なメモ
リで構成した場合、デバッグコマンドレベルでI/Oア
ドレスを変更することができる。 (3) 周辺回路27,28を内蔵するエミュレーショ
ンチップ20−1〜20−nとして、量産用のエミュレ
ーションチップと異なる特殊な回路の追加を行う必要が
ない。
【0012】第2の実施例 図3は、本発明の第2の実施例を示すプログラムデバッ
グ装置の概略の構成ブロック図であり、第1の実施例を
示す図1及び図2中の要素と共通の要素には共通の符号
が付されている。このプログラムデバッグ装置では、例
えば図1のエミュレーションチップ20−1〜20−n
内に設けられた周辺回路27,28が既存評価用チップ
10に予め設けられている場合、そのような評価用チッ
プ10Aに内蔵された周辺回路部のI/Oアドレスの再
割付けを行わせるための構成例が示されている。即ち、
評価用チップ10Aには、図1の既存評価用チップ10
に内蔵されるCPU等で構成されるMCUコア部13が
設けられると共に、図1のエミュレーションチップ20
−1〜20−n内に設けられる図2の周辺回路27,2
8と同様なタイマーやポート等で構成される周辺回路部
14が内蔵されている。このような評価用チップ10A
には、図1と同様に、I/Oアドレスバス12及び変換
アドレスバス41を介して、アドレス変換部40のアド
レス入力端子a及びデータ出力端子dが接続されてい
る。
【0013】以上の構成において、周辺回路部14のI
/Oアドレスをデータとし、希望するI/Oアドレス値
をアドレスとしてアドレス変換部40にデータを書込ん
でおけば、第1の実施例と同様に、MCUコア部13か
ら出力されたアドレスがアドレス変換部40でアドレス
変換され、その変換されたアドレスによって周辺回路部
14が選択される。そのため、CPUコア部13では、
その選択された周辺回路部14に対してデータのリード
やライトが行える。周辺回路部14を未使用としたい場
合には、第1の実施例と同様に、本来未使用のI/Oア
ドレス値をデータとしてアドレス変換部40に書込んで
おけばよい。これにより、希望するI/Oアドレスに再
割付けすることができ、第1の実施例とほぼ同様の利点
が得られる。
【0014】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 図3において、評価用チップ10A内にメモリ
が設けられている場合、アドレス変換部40を省略して
それと同様の機能を該内蔵メモリに持たせ、該評価用チ
ップ10Aに設けた外部端子より該内蔵メモリにデータ
を書込む構成にしてもよい。このような構成にすれば、
MCUコア部13による周辺回路部14に対するデータ
のリードやライト動作等を高速化でき、その上、外付け
のI/Oアドレスバス12や変換アドレスバス41が不
要になり、プログラムデバッグ装置の構成の簡単化と小
型化が可能となる。また、プログラム実行により、特殊
モードを設定し、該内蔵メモリにプログラムによりデー
タを書込む構成にしてもよい。 (b) 図1または図3のプログラムデバッグ装置にお
いて、I/OアドレスとI/Oデータが時分割で扱われ
る場合でも、上記実施例が適用できる。 (c) 図1または図3において、評価用チップ10,
10Aの代わりに、対象とするマイクロコンピュータコ
アチップを利用し、エミュレーションチップ20−1〜
20−nとして量産チップで使用できる周辺回路と同等
の機能を持つチップを複数個、アドレス変換部40を介
して該マイクロコンピュータコアチップに接続し、該ア
ドレス変換部40にデバッグコマンドにより設定データ
を書込めるようにしてもよい。このようにすれば、希望
するチップと同等の動作をするエミュレーション用のプ
ログラムデバッグ装置を実現できる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、例えば、評価用チップから出力されるI/O
アドレスを、アドレス変換部を構成するメモリのアドレ
ス入力とし、該メモリの出力を、増設する周辺回路を有
するエミュレーションチップのI/Oアドレス入力とす
るようにしたので、次のような効果が期待できる。 (1) アドレス変換部を構成するメモリの内容を書換
えるだけで、例えば、周辺回路のI/Oアドレスを簡単
に変更することができる。 (2) アドレス変換部を構成するメモリとしてリード
/ライト可能なメモリを使用することにより、例えば、
デバッグコマンドレベルでI/Oアドレスを変更するこ
とができる。 (3) 周辺回路を有するエミュレーションチップとし
て、量産されるエミュレーションチップと異なる特殊な
回路の追加を行う必要がない。第2の発明によれば、ア
ドレス変換用データを格納するメモリを評価用チップ内
に設け、その評価用チップに設けた外部端子より該メモ
リに対してデータを書込めるようにしたので、該評価用
チップに内蔵された評価用周辺回路に対するデータのリ
ードやライト動作等を高速化でき、その上、外付けのア
ドレスバスや変換アドレス等が不要になり、プログラム
デバッグ装置の構成の簡単化と小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すプログラムデバッ
グ装置の概略の構成ブロック図である。
【図2】図1のプログラムデバッグ装置に設けられるア
ドレス変換部及びエミュレーションチップの構成例を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すプログラムデバッ
グ装置の概略の構成ブロック図である。
【符号の説明】
10 既存評価用チップ 10A 評価用チップ 11,24 I/Oデータバス 12 I/Oアドレスバス 13 MCUコア部 14 周辺回路部 20−1〜20−n エミュレーションチップ 21 入力バッファ 22 アドレスバス 23 双方向バス 25,26 アドレスデコーダ 27,28 周辺回路 40 アドレス変換部 41 変換アドレスバス S25,26 選択信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置を内蔵しかつ外部に周辺回
    路を接続する機能を有する評価用チップと、 前記評価用チップに接続され該評価用チップが内蔵しな
    い評価用周辺回路を有するエミュレーションチップと、 アドレス変換用のメモリを有し、前記評価用チップから
    出力される周辺回路用アドレスを該メモリのアドレスと
    して入力し、該メモリのデータ出力を前記エミュレーシ
    ョンチップへの周辺回路アドレスとするアドレス変換部
    とを、 備えたことを特徴とするプログラムデバッグ装置。
  2. 【請求項2】 中央処理装置を内蔵した評価用チップ
    と、前記評価用チップ内に設けられた評価用周辺回路と
    を備え、 前記中央処理装置から出力される周辺回路用アドレスを
    前記周辺回路に適合するアドレスに変換するためのアド
    レス変換用データを格納するメモリを、前記評価用チッ
    プ内に設け、該評価用チップに設けた外部端子より該ア
    ドレス変換用データを書込む構成にしたことを特徴とす
    るプログラムデバッグ装置。
JP4254664A 1992-09-24 1992-09-24 プログラムデバッグ装置 Withdrawn JPH06103106A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381024B1 (ko) * 1999-06-28 2003-04-23 주식회사 하이닉스반도체 마이크로프로세서 개발 시스템의 기능을 효율적으로 지원하기위한 회로
KR100436051B1 (ko) * 2001-12-24 2004-06-12 주식회사 하이닉스반도체 입출력 포트가 간소화된 마이크로 컨트롤러 개발 시스템
JP2005284558A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fujitsu Ltd Dmaを内蔵するマイクロコンピュータ

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