JP2000296945A - シート材搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置

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JP2000296945A
JP2000296945A JP11103189A JP10318999A JP2000296945A JP 2000296945 A JP2000296945 A JP 2000296945A JP 11103189 A JP11103189 A JP 11103189A JP 10318999 A JP10318999 A JP 10318999A JP 2000296945 A JP2000296945 A JP 2000296945A
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sheet
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材の厚み検知と共に搬送路の開閉状態
検知を共通の検知手段で行い、部品点数を減少させてコ
ストダウンを図り、さらに検知精度を向上する高性能な
シート材搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 原稿Fの厚みで変位量検知レバー60が
持ち上げられ、固定された軸を支点に回転運動し、変位
量検知レバー60の一端に用意された遮光板部分を動作
させ、フォトインタラプタの光の伝達効率を変化させて
原稿Fの厚み及び搬送路の開閉状態を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送するシート材
の厚みを検知してシート材が重送しているか判別するシ
ート材搬送装置に関し、シート材の画像を読取る画像読
取装置に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート材搬送装置が適用
された画像読取装置としては、たとえば、図13に示す
ものがある。図13を用いて画像読取装置としての画像
入力装置の構成を示す。
【0003】1は原稿台、2は原稿台1を駆動する駆動
モータ、3は駆動モータ2によって駆動されて上昇する
原稿台1に搭載されたシート材としての原稿Fが所定位
置まで上昇したことを検知する原稿検知センサである。
4は原稿Fを分離給紙位置まで移動する給紙ローラであ
る。5は給紙モータであり、給紙ローラ4を駆動する。
【0004】6は送りローラである。また7は分離ロー
ラであり、原稿Fの送り方向と逆方向に回転する。8は
送りモータであり、送りローラ6を駆動する。送りロー
ラ6や分離ローラ7は、ローラ軸の軸心方向を原稿搬送
方向に対して垂直方向(原稿幅方向)にとり、ローラ部
が原稿幅方向に複数並び、交互にローラ部が存在する櫛
歯状の形状である。送りローラ6、分離ローラ7などに
よって分離搬送部を構成している。
【0005】10は搬送モータであり、分離給紙された
原稿Fを読取り位置から排紙トレイ43まで搬送する原
稿搬送ローラ17,18,20,21,22,23,2
4,25,26,27を駆動すると同時に、分離ローラ
7を逆転駆動する。11は紙厚調整モータであり、送り
ローラ6を上下させて、分離搬送部の間隔を変更する。
【0006】13は給紙センサであり、原稿Fが分離搬
送されたことを検知する。
【0007】14,15は画像読取手段としての読取セ
ンサで、搬送される原稿Fの画像情報を読取る。16は
排紙センサであり、原稿Fが装置内の搬送路を通過し、
排出されたことを検知する。
【0008】17,18,20,21,22,23,2
4,25,26,27は原稿搬送ローラで原稿Fを搬送
して行く。
【0009】40は上ガイド板、41は下ガイド板であ
り、上ガイド板40と下ガイド板41とで搬送路を構成
しており、原稿Fはこの一対のガイド板40,41の間
を搬送されて行く。43は積載排出手段としての排紙ト
レイであり、読取り済みの原稿Fを排紙積載する。
【0010】図14(a)は、図13の主要なシート材
搬送装置としての重送検知部を拡大して示す斜視図であ
る。17,18は前述の原稿搬送ローラであり、17は
原稿Fの厚みに応じて上下に若干移動できる様に構成さ
れている。
【0011】51,52は、原稿搬送ローラ17を原稿
搬送ローラ18に押し付けて、原稿Fを挟持するための
保持力を作ると共に、原稿搬送ローラ17,18のロー
ラ部が密着回転させるためのばねである。
【0012】53は原稿搬送ローラ17に押し付けた変
位量検知ローラであり、54は変位量検知ローラ53の
動作を、てこの原理を用い、増幅して変位量検出部55
へ送るアームである。
【0013】ここで、原稿Fが搬送される搬送路を挟ん
で上方は、上部ユニットであり、装置本体に対して着脱
自在に設けられている。上部ユニットが装着されたと
き、搬送路は閉状態となり、一対のガイド板40,41
の間を原稿Fが搬送される。
【0014】上部ユニットが離脱したとき、搬送路は開
状態となり、上ガイド板40は上部ユニットと共に離脱
して、搬送路は内部を開放されており、ジャムした原稿
Fなどを容易に取り除くことができる。
【0015】56は、上部ユニットの装着を検知するセ
ンサで、上部ユニットが基準位置に納まった装着時に、
装着信号を図示しない制御回路に伝達する。
【0016】以上の構成の画像入力装置は以下の様に動
作する。
【0017】原稿台1に複数の原稿Fが搭載され、図示
しない入力手段により読取開始信号が出力されると、駆
動モータ2が回転駆動して原稿台1を上昇させる。
【0018】原稿台1上の原稿Fは徐々に上昇し、原稿
Fが原稿検知センサ3に検知されるまで駆動モータ2を
駆動していき、原稿検知センサ3に原稿Fが検知された
時点で駆動モータ2は停止する。
【0019】次に搬送モータ10が、回転駆動を開始
し、各部の原稿搬送ローラ17,18,20,21,2
2,23,24,25,26,27が原稿搬送方向へ、
分離ローラ7が原稿搬送方向とは逆方向に回転駆動を始
める。
【0020】給紙モータ5が給紙ローラ4を回転駆動さ
せ、原稿Fを搬送分離部まで搬送する。送りローラ6
は、分離搬送部に原稿Fが到達した後、駆動を開始す
る。原稿Fは、分離搬送部で以下の動作にて分離され
る。
【0021】給紙ローラ4によって、分離搬送部まで搬
送されてきた原稿Fは、送りモータ8が駆動を開始する
と、送りローラ6で搬送方向へ駆動されると同時に、既
に回転を開始している分離ローラ7で、逆方向への力も
加えられる。
【0022】これにより、複数枚が同時に分離搬送部に
給紙されても、上方の原稿Fのみ搬送され、下の原稿F
は分離ローラ7によって、逆方向に戻される形となり、
原稿Fの重送を防いでいる。
【0023】二つのローラ6,7の位置調整は、紙厚調
整ノブ30を用いて行う。
【0024】分離搬送部を通過した原稿Fは、給紙セン
サ13にて検知され、この信号により給紙モータ5及び
送りモータ8への通電をOFFし、2枚目以降の原稿F
が連続給紙されない様に給紙ローラ4、送りローラ6の
駆動を一旦停止する。
【0025】分離搬送部から、搬送された原稿Fは、重
送検知部30に導かれる。
【0026】図14(a)を用いて、重送検知部30の
構成と動作を説明する。原稿Fが搬送ローラ17,18
の間を通過する時、原稿Fの厚みに応じて搬送ローラ1
7が上下する。この上下の変位量は、変位量検知ローラ
53を動作させ、アーム54にて増幅されたのち、変位
量検出部55に伝えられる。
【0027】この変位量検出部55からの信号は、図1
4(b)に示す様に出力される。搬送ローラ17,18
の歪みを極力押さえても、回転に応じて出力偏差ΔVr
を発生する。
【0028】しかし、厚みが薄い原稿Fは、厚さ0.0
5mmと非常に薄いため、原稿Fの厚みによる変位量の
出力は、ΔVdefの様になり、ローラ軸の歪みによる
出力偏差ΔVrに比較して小さな値となる。
【0029】これに対するため、従来では搬送ローラ1
7,18の回転による出力偏差ΔVrの値をあらかじめ
サンプリングして、各回転位相の位置での出力値を記憶
し、記憶した値から原稿Fが通過した時の変位量の差分
を求めることで原稿Fの厚みを検知している。
【0030】この様にして求めたΔVdefの変位量を
用いて、原稿Fの重送を判別している。
【0031】この分離搬送、重送検知の過程を経て、原
稿Fが読取センサ14,15を通過し読取られた画像が
図示しない画像処理部へ順次送られる。
【0032】読取センサ14,15を通過して後、原稿
は搬送ローラ22,23,24,25により搬送され、
排紙センサ16を通過した後、搬送ローラ26,27に
て排紙トレイ43上に積載される。
【0033】複数枚の原稿を続けて処理する場合には、
給紙センサ13が原稿Fを検知しなくなった時点で、再
び給紙モータ5、送りモータ8を順次駆動し、給紙ロー
ラ4、送りローラ6を駆動し、次の原稿Fを分離搬送し
始める。
【0034】そして、原稿台1が最上部まで上昇して
も、原稿検知センサ3が原稿Fを検知しなくなった時点
で、原稿台1から全ての原稿Fを読取り搬送し終わった
と判断する。さらに排紙センサ16が最後の原稿Fの排
紙を検知した時点で、搬送モータ10を停止してから原
稿台モータ2を逆転させ、原稿台1を最下部まで移動し
た後、全ての動作を終了する。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、0.05mm程度の非常に
薄い原稿の重送を検知しようとした場合、ローラ軸の歪
みにより発生する軸ブレの変位量が、原稿の通過による
変位量に対して無視できない程大きくなり、重送状態の
検知が難しくなる。
【0036】このため、二つのローラ軸の相対位置を固
定し、ローラ軸の変位量をあらかじめサンプリング記憶
してローラ軸の各回転角度における変位量を記憶したデ
ータと現行のデータとの差分を求め、これを用いて原稿
の変位量として求める構成で、重送検知を行っている。
【0037】二つのローラ軸の相対位置関係が変更され
ると、各ローラの軸の歪みが各々あり、変位量検出部分
での測定値は、二つのSIN波形の合成波形になり、補
正を行うことが非常に困難になり、その変更の度にロー
ラ軸の歪みによる変位量を再サンプリングする手間が必
要となり、操作性を低下させる。
【0038】このため、上記の再サンプリングを行わな
い様にするため、一般には、上部ユニットが着脱されて
も、補正データのずれがない様に、二つのローラ軸は固
定されている。
【0039】したがって、上部ユニットの着脱による搬
送路の開閉状態検知に重送検知部を用いることはでき
ず、検知を行うためには別の検知手段を用意する必要が
ある。同時に、ローラ軸が固定されいるため、ジャム処
理が行い難くなる。
【0040】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、シー
ト材の厚み検知と共に搬送路の開閉状態検知を共通の検
知手段で行い、部品点数を減少させてコストダウンを図
り、さらに検知精度を向上する高性能なシート材搬送装
置及び画像読取装置及び画像形成装置を提供することに
ある。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のシート材搬送装置にあっては、搬送路内への
シート材の通過によって変位動作するレバーと、該レバ
ーの動作に応じた変位量を検出する変位量検出部と、を
有し、前記変位量検出部から出力された変位量によっ
て、シート材の厚み検知を行う検知手段を備えたシート
材搬送装置において、搬送路は、内部を開放する開状態
とシート材を搬送する閉状態とを備え、前記検知手段
は、搬送路の開閉状態によっても前記レバーを変位動作
させて、前記変位量検出部から出力された変位量によっ
て、搬送路の開閉状態検知も行うことを特徴とする。
【0042】前記レバーの動作に応じて検出される変位
量の範囲は、前記シート材の厚みを検出する変位量の範
囲よりも十分広く設けられ、前記検知手段は、前記レバ
ーの変位量が一定時間微小な範囲に収束したときに、搬
送路の閉状態を検知することが好ましい。
【0043】前記検知手段は、搬送路が閉状態のときの
変位量を基準として所定量よりも前記レバーの動作に応
じて出力された変位量が大きくなったときに、搬送路の
開状態を検知することが好ましい。
【0044】前記検知手段は、シート材の通過による前
記レバーの動作に応じて出力された変位量から搬送路が
閉状態のときの変位量を基準として差し引いた差分を、
シート材の厚みとして検知することが好ましい。
【0045】少なくとも一方が開閉可能に設けられた一
対のガイド板で搬送路を構成し、前記レバーは、搬送路
を挟んで対向側のガイド板を押圧し、通過するシート材
に直接接触して変位動作することが好ましい。
【0046】搬送路に、シート材を搬送する一対の搬送
ローラを備え、前記ガイド板が前記一対の搬送ローラに
設けられた2つの軸中心を結んだ線と交わる交点近傍の
シート材搬送方向位置に前記レバーを押圧することが好
ましい。
【0047】前記搬送ローラは、シート材幅方向を軸心
方向とするローラ軸と、該ローラ軸に複数並んでシート
材に当接するローラ部と、を備え、前記ローラ部間の前
記ローラ部近傍のシート材幅方向位置に前記レバーを押
圧することが好ましい。
【0048】前記ガイド板は、前記レバーが押圧する部
分を前記ガイド板側の前記搬送ローラの前記ローラ部外
周を超えない範囲で搬送路の対向側へ盛り上げたことが
好ましい。
【0049】前記変位量検出手段は、発光素子と受光素
子とから構成され、前記レバーの動作によって前記発光
素子から前記受光素子へ向かう光路の遮光率が変化し
て、変位量を検出することが好ましい。
【0050】前記発光素子の発光量及び前記受光素子の
増幅率を変更可能に設け、搬送路が開状態のときは、前
記光路を遮光しない位置に前記レバーを退避させ、前記
発光素子から前記受光素子への単位面積当たりの伝達効
率を一定に調整することが好ましい。
【0051】搬送路上方に、搬送路内を通過したシート
材を積載排出する積載排出手段を備え、前記検知手段
は、前記レバーを前記積載排出手段の積載枚数によって
も変位動作させて、前記変位量検出部から出力された変
位量によって、前記積載排出手段の積載枚数検知も行う
ことが好ましい。
【0052】所定枚数よりも多い前記積載排出手段の積
載枚数を検知した場合には、搬送路へのシート材の供給
を中止することが好ましい。
【0053】本発明の画像読取装置にあっては、上記の
シート材搬送装置と、該シート材搬送装置によって搬送
されたシート材の画像を読取る画像読取手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0054】前記シート材搬送装置で規定よりも厚いシ
ート材を検知した場合には、シート材の搬送を停止さ
せ、前記画像読取手段にシート材を進入させないことが
好ましい。
【0055】本発明の画像形成装置にあっては、上記の
シート材搬送装置と、該シート材搬送装置によって搬送
されたシート材に画像を形成する画像形成手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0056】前記シート材搬送装置で規定よりも厚いシ
ート材を検知した場合には、シート材の搬送を停止さ
せ、前記画像形成手段にシート材を進入させないことが
好ましい。
【0057】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0058】図1は、本発明の実施の形態に係る画像読
取装置としての画像入力装置の概略構成を示す。
【0059】図1において、画像入力装置の構成は概
略、従来と同じ構成である。シート材搬送装置としての
重送検知部に設けられる搬送ローラ17,18が分離可
能であり、また専用の搬送路開閉状態検知センサを必要
としていない。
【0060】ここでは、画像入力装置については従来技
術で説明したので説明を省略し、従来技術と構成の異な
る重送検知部について詳しく説明する。図2は重送検知
部の斜視図、図3は正面図、図4は横からの見た図であ
る。
【0061】上搬送ローラ17は、上部ユニットから弾
性部材70,71等を用いて下搬送ローラ18側に当接
する様に押圧されており、上部ユニットに対して相対的
に移動することが可能である。
【0062】下搬送ローラ18は、従来と同様の櫛歯形
状で、タイミングベルト及びギアなどで搬送モータ10
からの駆動を伝えて回転する。
【0063】上ガイド板40は、上部ユニットの構成要
素として固定されている。また下ガイド板41は、装置
本体に固定されており、前述の下搬送ローラ18との相
対位置が変化しない様に構成されている。
【0064】60は、搬送路を通過するシート材として
の原稿Fの厚さにおうじて変位移動する変位量検知レバ
ーであり、搬送ローラ17,18のローラ部間で、搬送
ローラ17,18の2つの軸を結んだ線と下ガイド板4
1との交点近傍の原稿搬送方向位置、かつローラ部間
で、ローラ部付近の原稿幅方向位置にて下ガイド板41
と当接するように設けられ、動作の支点は上部ユニット
に対して固定されている。
【0065】61は、変位量検知レバー60の検知部を
下ガイド板41に当接させるばねであり、当接させる力
は、変位量検知レバー60が下ガイド板41に当接して
部分を原稿Fが通過する際に、負荷となって原稿Fの搬
送を妨げない程度の力である。
【0066】62は、発光素子と受光素子からなるフォ
トインタラプタを備える変位量検出部であり、上部ユニ
ットに対して固定されており、変位量検知センサ60の
支点部分とも相対的に固定した関係にある。
【0067】同時に変位量検知レバー60の移動量で、
発光素子から受光素子への光路の光量出力が変化し、検
出した変位量を出力電圧値として図示しない制御部に送
る。
【0068】以上の変位量検知レバー60と、ばね61
と、変位量検出部62と、によって検知手段が構成され
ている。
【0069】次に本実施の形態における画像入力装置の
動作を説明する。
【0070】従来技術で説明したように、原稿台1に搭
載された複数の原稿Fが、給紙ローラ4、分離搬送部の
送りローラ6及び分離ローラ7によって分離搬送され、
原稿Fは重送検知部に到達する。
【0071】下搬送ローラ18は、タイミングベルト及
びギアなどで搬送モータ10からの駆動が伝えられて回
転しており、下搬送ローラ18に当接して従動回転して
いる上搬送ローラ17とのローラ軸間に原稿Fが搬送さ
れてくる。
【0072】ここで、搬送ローラ17,18のローラ軸
間に原稿Fが到達すると、原稿Fの厚みで変位量検知レ
バー60が持ち上げられ、支点を軸に回転運動し、変位
量検知レバー60の一端に用意された遮光板部分を動作
させる。
【0073】この遮光板部分は、変位量検出部62のフ
ォトインタラプタの光路を遮るように動作するので、フ
ォトインタラプタの光の伝達効率が変化する。このた
め、この変化率を増幅することで原稿Fの厚みを検知す
ることができる。
【0074】この方法を用いることで、従来のようにロ
ーラ軸の歪みを考慮せずとも、原稿Fの厚みを検知でき
るため、複雑なローラ軸の回転角度による補正を行わな
くてもよい。また、補正誤差も存在しないので、より高
精度に薄い原稿Fまで検出できる。さらに、軸間を高精
度に調整する必要も舞いので、装置の組み立て、調整の
時間も短縮できる。
【0075】変位量検知レバー60は、たとえば、図5
(a)の搬送ローラ17,18の手前の原稿搬送方向位
置で原稿Fを検知する様に、搬送ローラ17,18がな
い部分に変位量検知レバー60が当接して原稿Fの重送
を検知した場合には、原稿Fが上下にカールした状態で
あると、変位量検知レバー60が原稿Fの厚み以上に変
位してしまい、正確な厚さが検知できない。
【0076】しかし、図4に示す様に、櫛歯の搬送ロー
ラ17,18のローラ部間で、搬送ローラ17,18の
2つの軸を結んだ線と下ガイド板41との交点近傍の原
稿搬送方向位置に変位量検知レバー60が当接して重送
検知を行うと、搬送ローラ17,18により原稿が押さ
えられ、正確に厚みの検知ができる。
【0077】同時に、図5(b)の様にカールした原稿
Fでは、ローラ部間の中央で原稿Fが浮き上がるため、
ローラ部間中央の原稿幅方向に変位量検知レバー60が
当接すると正確な厚み検知ができない。
【0078】そこで、図3に示す様に、ローラ部間で、
ローラ部付近の原稿幅方向位置に変位量検知レバー60
が当接すると、カール原稿Fでも正常に検知できる。こ
れにより、原稿Fのカールに関係なく、正確な原稿Fの
厚み検知が行える。
【0079】さらに、重送検知部で、変位量検知レバー
60と当接する下ガイド板41の部分は、図6(b)の
様に、下ガイド板41が配置された場所に比較して上ガ
イド板40の方向に、下搬送ローラ18のローラ部外周
を越えない範囲で盛り上げている。
【0080】これは、図6(a)の様に、下搬送ローラ
18のローラ部外周と、下ガイド板41の変位量検知レ
バー60が当接して重送を検知する部分と、に高低差が
あると、硬い原稿Fでは、原稿Fと下ガイド板41との
間に隙間ができてしまい、本来の原稿Fの厚みより厚く
検知されてしまう。
【0081】このため、図6(b)の様に、変位量検知
レバー60が当接する部分だけ、下ガイド板41を下搬
送ローラ18のローラ部外周まで、又はそれ以下まで、
隆起させており、原稿Fの硬さによらずに原稿Fの厚み
を正確に検知できる。
【0082】また、下ガイド板41を一律に上昇させて
搬送路を狭めて原稿Fの搬送抵抗が増加したり、下搬送
ローラ18の原稿への接触量が減少によって搬送力が不
足してジャムを起こすことがない。
【0083】さらに、変位量検知レバー60の押圧力を
強めて、原稿Fを下ガイド板41に無理に押し付けなく
てもよいので、変位量検知レバー60の摩耗も少なくて
済む。
【0084】次に重送検知部を用いて、上部ユニットの
着脱、即ち搬送路の開閉状態の検知を行う方法について
説明する。
【0085】まず、図7(a)に示す様に、上部ユニッ
トが装着されて搬送路が閉状態となるとき、変位量検知
部62から出力される信号は図7(b)に示す様にな
る。
【0086】図7(b)では、時間t0までは上部ユニ
ットが離脱されている状態であり、変位量検出部62か
らの出力はVopenとなる。ここから上部ユニットが
装着され始めると、フォトインタラプタに変位量検知レ
バー60の遮光部分が進入してくることで、出力が低下
する。 その後、多少のオーバーシュートをした後、上
部ユニットが安定することで出力値はVref1を中心
にΔV−closeの範囲内に収束する。このΔV−c
loseの範囲内にt1〜t2の規定時間(Δt:clo
se)の間収まったときに、上部ユニットが完全に装着
されて搬送路が閉状態になったと判断する。
【0087】一方、図8(a)に示す様に、変位量検知
レバー60にユーザが触れた場合には、変位量検出部6
2からの波形は図8(b)に示す様になる。
【0088】図8(b)では、出力値はΔV−clos
eの範囲内に収まらない。これは、原稿Fの厚み0.0
5mmの重送を検知する場合には、変位量検出部62は
高度な検出精度が要求されており、ΔV−closeの
変動による変位量はわずかなものである。
【0089】このため、ユーザが指などで変位検出レバ
ー60を触れても、変動幅をΔV−closeの範囲内
に収め、規定時間維持することはできない。したがっ
て、誤動作してユーザが不利益を被ることはない。
【0090】図9(a)は、まだ新しい変位量検知レバ
ー601(点線)と、使用耐久が進み削れた変位量検知
レバー602(実線)と、を示している。これらの変位
量検知レバー601,602で、上部ユニットを装着し
たときの変位量検出部62からの出力は図9(b)に示
す様になる。
【0091】図9(b)では、変位量検知レバー601
(点線)の場合には、W1の波形の様に、Vref1を
中心に安定する。変位量検知レバー602(実線)の場
合には、W2の波形の様に、Vref2を中心に安定す
る。
【0092】このように使用耐久が進んで削れた変位量
検知レバー60を用いて、原稿Fの厚みを検知するとき
は、上部ユニット装着時に求められたVrefからの差
分を原稿Fの厚みとして算出する。
【0093】たとえば、図10(a)に示す様に原稿F
が2枚重送されたときは、図10(b)に示す様に正常
に原稿Fが搬送された出力Vp1からVrefを差し引
いたΔVp1に対して、重送時出力Vp2からVref
を差し引いたΔVp2はほぼ2倍の値となる。この値
は、上部ユニット装着時のVrefが変動した場合で
も、変位量検出部62が変量検知レバー60の遮光量に
対してリニアな関係にあるので安定している。
【0094】一般に、フォトインタラプタを用いる場合
には、発光素子と受光素子間のスリットを調整すること
で、前述の性能を確保できる。これにより、図9に示す
様に、変位量検知レバー60が摩耗して削れた場合で
も、正常に重送を検知することが可能となる。
【0095】次に、上部ユニットが離脱されて搬送路が
開状態となり、内部が開放される時の動作を説明する。
図11(a)に示す様に、上部ユニットが離脱された場
合には、変位量検出部62からの出力は図11(b)の
様になる。
【0096】まず、上部ユニットが装着されて安定して
いる状態では、出力値はVrefの周辺で安定してい
る。ここで、上部ユニットを離脱すると、出力値は比較
的短いt3〜t4のΔt34間に、Vref1からVop
enより大きな値となる。ここで、Vref1を基準と
して、ΔVopen以上に出力が上がったときに上部ユ
ニットが離脱されたと判別する。
【0097】このような判別では、上部ユニットがわず
かに離脱した時点で、上部ユニットの離脱を検知できる
ため、即時に原稿Fの搬送を停止することができ、不安
定な状態で原稿Fを搬送することが防げ、斜行の発生
や、原稿の破損などが発生しない。
【0098】そして、上部ユニットが離脱して搬送路が
十分に開放されると、変位量検知レバー60は、変位量
検出部62から完全に抜けだし、フォトインタラプタの
光路を遮光しない様に構成する。
【0099】ここで、変位量検出部62からの出力値が
Voffsetの値を越えた時点で、変位量検出部62
の発光素子の発光量、又は受光素子の増幅率を調整し、
Voffsetの値になる様に調整する。
【0100】これにより、フォトインタラプタの単位面
積あたりの伝達効率が一定に調整され、次に上部ユニッ
トを装着する場合には、変位量検知レバー60の動きに
対して安定した出力をもたらす。この調整されたときの
発光量及び増幅率のデータは、図示しない制御部に送ら
れ、次回、上部ユニットを装着した状態で装置に電源を
投入した場合には、電源を入れる前のデータを用いる。
【0101】次に、図12(a)の様に、排紙トレイ4
3に原稿Fが積載されたときの動作について説明する。
前述した重送検知部は、変位量検知レバー60、変位量
検出部62が、排紙トレイ43に対して相対的に固定さ
れている。これに対して、上搬送ローラ17は、弾性部
材70を介して相対的に移動できる。
【0102】排紙トレイ43に多数の原稿Fが積載され
ると、上部ユニットの重量が増加し、弾性部材70が収
縮して、変位量検知レバー60や変位量検出部62が、
実線の位置まで下がってきて、変位量検知レバー60の
変位量検出部62への進入量が増加し、変位量検出部6
2からの出力信号は、図12(b)の様に、初期のVr
ef1から徐々に低下し、Vref4のレベルとなる。
【0103】また、この差分ΔV4は、図12(c)の
様に、排紙トレイ43に積載された原稿Fの積載枚数に
比例し、搬送した原稿FのサイズとΔV4の値により、
排紙トレイ43上の原稿Fの積載枚数を求めることがで
きる。
【0104】そして、ΔV4がΔVmaxよりも大きく
なる、即ち、求めた積載枚数が排紙トレイ43の積載許
容範囲(Pmax)よりも多くなるときには、原稿Fの
供給を中止する。
【0105】これにより、排紙トレイ43上に積載され
た原稿Fがユーザの取り忘れなどで過剰積載状態とな
り、排紙口でジャムしたり、排紙トレイ43からこぼれ
落ちることを防ぐ。
【0106】以上説明した動作を行う重送検知部では、
搬送される原稿Fの厚みや、上部ユニット変形により搬
送路が狭くなった状態などの検知も行え、このような場
合にも重送ではないが原稿Fの搬送を即時に停止する。
【0107】これにより、狭くなった搬送路や、原稿F
のばたつきを防ぐと共に解像度を上げるため比較的狭く
設定された読取センサ14,15へ、厚い原稿Fが進入
することを防ぐので、原稿Fの汚損、読取センサ14,
15の破損などを効果的に防ぐことができる。
【0108】なお、本実施の形態は読取センサ14,1
5を備えた画像入力装置について説明したがこれに限ら
れず、重送検知部を備えるシート材搬送装置を備えてい
れば良く、たとえば、画像形成手段として、インクジェ
ット記録方式の記録ヘッドや電子写真方式の画像形成手
段を備える画像形成装置に適用することもできる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シート
材の厚さ検知と搬送路の開閉状態検知とが共通の検知手
段で行え、部品点数を減少させてコストダウンを図るこ
とができる。
【0110】また、シート材に接触するレバーが通過す
るシート材の厚さに応じて正確に変位移動するので、検
知精度を向上し、簡単で動作の安定した重送検知が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る画像入力装置の概略構成を示
す図である。
【図2】実施の形態に係る重送検知部を拡大した斜視図
である。
【図3】実施の形態に係る重送検知部の拡大した正面図
である。
【図4】実施の形態に係る重送検知部の拡大した側面図
である。
【図5】重送誤検知を説明する図である。
【図6】図6(a)は、硬い原稿による重送誤検知を説
明する図であり、図6(b)は、下ガイド板を変形させ
て硬い原稿に対応した構成を示す図である。
【図7】図7(a)は、搬送路の閉状態検知の動作を説
明する図であり、図7(b)は、その時の変位量出力を
表す図である。
【図8】図8(a)は、開状態の搬送路における誤検知
防止動作を説明する図であり、図8(b)は、その時の
変位量出力を表す図である。
【図9】図9(a)は、レバー摩耗時の動作を説明する
図であり、図9(b)は、その時の変位量出力を表す図
である。
【図10】図10(a)は、重送検知時の動作を説明す
る図であり、図10(b)は、その時の変位量出力を表
す図である。
【図11】図11(a)は、搬送路の開状態検知の動作
を説明する図であり、図11(b)は、その時の変位量
出力を表す図である。
【図12】図12(a)は、排紙トレイ上の積載枚数検
知の動作を説明する図であり、図12(b)は、その時
の変位量出力を表す図であり、図12(c)は、積載枚
数と変位量出力の相関を表す図である。
【図13】従来技術の画像入力装置の概略構成を示す図
である。
【図14】図14(a)は、従来技術の重送検知部を拡
大した斜視図であり、図14(b)は、重送検知時の変
位量出力を表す図である。
【符号の説明】
1 原稿台 2 駆動モータ 3 原稿検知センサ 4 給紙ローラ 5 給紙モータ 6 送りローラ 7 分離ローラ 8 送りモータ 10 搬送モータ 11 紙厚調整モータ 14,15 読取センサ 17 上搬送ローラ 18 下搬送ローラ 40 上ガイド板 41 下ガイド板 60 変位量検知レバー 62 変位量検出部
フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA01 AA08 AB02 BA11 BA13 BA20 BB02 BB05 BB10 CA02 CA05 CB05 DA03 DC05 DC10 DC12 EA01 3F049 AA02 DA12 EA27 LA01 LA11 LB02 5C062 AA05 AB32 AC58 AC65 BA01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路内へのシート材の通過によって変位
    動作するレバーと、 該レバーの動作に応じた変位量を検出する変位量検出部
    と、を有し、 前記変位量検出部から出力された変位量によって、シー
    ト材の厚み検知を行う検知手段を備えたシート材搬送装
    置において、 搬送路は、内部を開放する開状態とシート材を搬送する
    閉状態とを備え、 前記検知手段は、搬送路の開閉状態によっても前記レバ
    ーを変位動作させて、前記変位量検出部から出力された
    変位量によって、搬送路の開閉状態検知も行うことを特
    徴とするシート材搬送装置。
  2. 【請求項2】前記レバーの動作に応じて検出される変位
    量の範囲は、前記シート材の厚みを検出する変位量の範
    囲よりも十分広く設けられ、 前記検知手段は、前記レバーの変位量が一定時間微小な
    範囲に収束したときに、搬送路の閉状態を検知すること
    を特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。
  3. 【請求項3】前記検知手段は、搬送路が閉状態のときの
    変位量を基準として所定量よりも前記レバーの動作に応
    じて出力された変位量が大きくなったときに、搬送路の
    開状態を検知することを特徴とする請求項2に記載のシ
    ート材搬送装置。
  4. 【請求項4】前記検知手段は、シート材の通過による前
    記レバーの動作に応じて出力された変位量から搬送路が
    閉状態のときの変位量を基準として差し引いた差分を、
    シート材の厚みとして検知することを特徴とする請求項
    2又は3に記載のシート材搬送装置。
  5. 【請求項5】少なくとも一方が開閉可能に設けられた一
    対のガイド板で搬送路を構成し、 前記レバーは、搬送路を挟んで対向側のガイド板を押圧
    し、通過するシート材に直接接触して変位動作すること
    を特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載のシート
    材搬送装置。
  6. 【請求項6】搬送路に、シート材を搬送する一対の搬送
    ローラを備え、 前記ガイド板が前記一対の搬送ローラに設けられた2つ
    の軸中心を結んだ線と交わる交点近傍のシート材搬送方
    向位置に前記レバーを押圧することを特徴とする請求項
    5に記載のシート材搬送装置。
  7. 【請求項7】前記搬送ローラは、シート材幅方向を軸心
    方向とするローラ軸と、該ローラ軸に複数並んでシート
    材に当接するローラ部と、を備え、 前記ローラ部間の前記ローラ部近傍のシート材幅方向位
    置に前記レバーを押圧することを特徴とする請求項6に
    記載のシート材搬送装置。
  8. 【請求項8】前記ガイド板は、前記レバーが押圧する部
    分を前記ガイド板側の前記搬送ローラの前記ローラ部外
    周を超えない範囲で搬送路の対向側へ盛り上げたことを
    特徴とする請求項5、6、又は7に記載のシート材搬送
    装置。
  9. 【請求項9】前記変位量検出手段は、発光素子と受光素
    子とから構成され、前記レバーの動作によって前記発光
    素子から前記受光素子へ向かう光路の遮光率が変化し
    て、変位量を検出することを特徴とする請求項1乃至8
    のいずれか一つに記載のシート材搬送装置。
  10. 【請求項10】前記発光素子の発光量及び前記受光素子
    の増幅率を変更可能に設け、 搬送路が開状態のときは、前記光路を遮光しない位置に
    前記レバーを退避させ、前記発光素子から前記受光素子
    への単位面積当たりの伝達効率を一定に調整することを
    特徴とする請求項9に記載のシート材搬送装置。
  11. 【請求項11】搬送路上方に、搬送路内を通過したシー
    ト材を積載排出する積載排出手段を備え、 前記検知手段は、前記レバーを前記積載排出手段の積載
    枚数によっても変位動作させて、前記変位量検出部から
    出力された変位量によって、前記積載排出手段の積載枚
    数検知も行うことを特徴とする請求項1乃至10のいず
    れか一つに記載のシート材搬送装置。
  12. 【請求項12】所定枚数よりも多い前記積載排出手段の
    積載枚数を検知した場合には、搬送路へのシート材の供
    給を中止することを特徴とする請求項11に記載のシー
    ト材搬送装置。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12のいずれか一つに記載
    のシート材搬送装置と、 該シート材搬送装置によって搬送されたシート材の画像
    を読取る画像読取手段と、を備えたことを特徴とする画
    像読取装置。
  14. 【請求項14】前記シート材搬送装置で規定よりも厚い
    シート材を検知した場合には、シート材の搬送を停止さ
    せ、前記画像読取手段にシート材を進入させないことを
    特徴とする請求項13に記載の画像読取装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至12のいずれか一つに記載
    のシート材搬送装置と、 該シート材搬送装置によって搬送されたシート材に画像
    を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  16. 【請求項16】前記シート材搬送装置で規定よりも厚い
    シート材を検知した場合には、シート材の搬送を停止さ
    せ、前記画像形成手段にシート材を進入させないことを
    特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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