JP3762566B2 - シート材搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送するシート材の厚みを検知してシート材が重送しているか判別するシート材搬送装置に関し、シート材の画像を読取る画像読取装置に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のシート材搬送装置が適用された画像読取装置としては、たとえば、図13に示すものがある。図13を用いて画像読取装置としての画像入力装置の構成を示す。
【0003】
1は原稿台、2は原稿台1を駆動する駆動モータ、3は駆動モータ2によって駆動されて上昇する原稿台1に搭載されたシート材としての原稿Fが所定位置まで上昇したことを検知する原稿検知センサである。4は原稿Fを分離給紙位置まで移動する給紙ローラである。5は給紙モータであり、給紙ローラ4を駆動する。
【0004】
6は送りローラである。また7は分離ローラであり、原稿Fの送り方向と逆方向に回転する。8は送りモータであり、送りローラ6を駆動する。送りローラ6や分離ローラ7は、ローラ軸の軸心方向を原稿搬送方向に対して垂直方向(原稿幅方向)にとり、ローラ部が原稿幅方向に複数並び、交互にローラ部が存在する櫛歯状の形状である。送りローラ6、分離ローラ7などによって分離搬送部を構成している。
【0005】
10は搬送モータであり、分離給紙された原稿Fを読取り位置から排紙トレイ43まで搬送する原稿搬送ローラ17,18,20,21,22,23,24,25,26,27を駆動すると同時に、分離ローラ7を逆転駆動する。11は紙厚調整モータであり、送りローラ6を上下させて、分離搬送部の間隔を変更する。
【0006】
13は給紙センサであり、原稿Fが分離搬送されたことを検知する。
【0007】
14,15は画像読取手段としての読取センサで、搬送される原稿Fの画像情報を読取る。16は排紙センサであり、原稿Fが装置内の搬送路を通過し、排出されたことを検知する。
【0008】
17,18,20,21,22,23,24,25,26,27は原稿搬送ローラで原稿Fを搬送して行く。
【0009】
40は上ガイド板、41は下ガイド板であり、上ガイド板40と下ガイド板41とで搬送路を構成しており、原稿Fはこの一対のガイド板40,41の間を搬送されて行く。43は積載排出手段としての排紙トレイであり、読取り済みの原稿Fを排紙積載する。
【0010】
図14(a)は、図13の主要なシート材搬送装置としての重送検知部を拡大して示す斜視図である。17,18は前述の原稿搬送ローラであり、17は原稿Fの厚みに応じて上下に若干移動できる様に構成されている。
【0011】
51,52は、原稿搬送ローラ17を原稿搬送ローラ18に押し付けて、原稿Fを挟持するための保持力を作ると共に、原稿搬送ローラ17,18のローラ部が密着回転させるためのばねである。
【0012】
53は原稿搬送ローラ17に押し付けた変位量検知ローラであり、54は変位量検知ローラ53の動作を、てこの原理を用い、増幅して変位量検出部55へ送るアームである。
【0013】
ここで、原稿Fが搬送される搬送路を挟んで上方は、上部ユニットであり、装置本体に対して着脱自在に設けられている。上部ユニットが装着されたとき、搬送路は閉状態となり、一対のガイド板40,41の間を原稿Fが搬送される。
【0014】
上部ユニットが離脱したとき、搬送路は開状態となり、上ガイド板40は上部ユニットと共に離脱して、搬送路は内部を開放されており、ジャムした原稿Fなどを容易に取り除くことができる。
【0015】
56は、上部ユニットの装着を検知するセンサで、上部ユニットが基準位置に納まった装着時に、装着信号を図示しない制御回路に伝達する。
【0016】
以上の構成の画像入力装置は以下の様に動作する。
【0017】
原稿台1に複数の原稿Fが搭載され、図示しない入力手段により読取開始信号が出力されると、駆動モータ2が回転駆動して原稿台1を上昇させる。
【0018】
原稿台1上の原稿Fは徐々に上昇し、原稿Fが原稿検知センサ3に検知されるまで駆動モータ2を駆動していき、原稿検知センサ3に原稿Fが検知された時点で駆動モータ2は停止する。
【0019】
次に搬送モータ10が、回転駆動を開始し、各部の原稿搬送ローラ17,18,20,21,22,23,24,25,26,27が原稿搬送方向へ、分離ローラ7が原稿搬送方向とは逆方向に回転駆動を始める。
【0020】
給紙モータ5が給紙ローラ4を回転駆動させ、原稿Fを搬送分離部まで搬送する。送りローラ6は、分離搬送部に原稿Fが到達した後、駆動を開始する。原稿Fは、分離搬送部で以下の動作にて分離される。
【0021】
給紙ローラ4によって、分離搬送部まで搬送されてきた原稿Fは、送りモータ8が駆動を開始すると、送りローラ6で搬送方向へ駆動されると同時に、既に回転を開始している分離ローラ7で、逆方向への力も加えられる。
【0022】
これにより、複数枚が同時に分離搬送部に給紙されても、上方の原稿Fのみ搬送され、下の原稿Fは分離ローラ7によって、逆方向に戻される形となり、原稿Fの重送を防いでいる。
【0023】
二つのローラ6,7の位置調整は、紙厚調整ノブ30を用いて行う。
【0024】
分離搬送部を通過した原稿Fは、給紙センサ13にて検知され、この信号により給紙モータ5及び送りモータ8への通電をOFFし、2枚目以降の原稿Fが連続給紙されない様に給紙ローラ4、送りローラ6の駆動を一旦停止する。
【0025】
分離搬送部から、搬送された原稿Fは、重送検知部30に導かれる。
【0026】
図14(a)を用いて、重送検知部30の構成と動作を説明する。原稿Fが搬送ローラ17,18の間を通過する時、原稿Fの厚みに応じて搬送ローラ17が上下する。この上下の変位量は、変位量検知ローラ53を動作させ、アーム54にて増幅されたのち、変位量検出部55に伝えられる。
【0027】
この変位量検出部55からの信号は、図14(b)に示す様に出力される。搬送ローラ17,18の歪みを極力押さえても、回転に応じて出力偏差ΔVrを発生する。
【0028】
しかし、厚みが薄い原稿Fは、厚さ0.05mmと非常に薄いため、原稿Fの厚みによる変位量の出力は、ΔVdefの様になり、ローラ軸の歪みによる出力偏差ΔVrに比較して小さな値となる。
【0029】
これに対するため、従来では搬送ローラ17,18の回転による出力偏差ΔVrの値をあらかじめサンプリングして、各回転位相の位置での出力値を記憶し、記憶した値から原稿Fが通過した時の変位量の差分を求めることで原稿Fの厚みを検知している。
【0030】
この様にして求めたΔVdefの変位量を用いて、原稿Fの重送を判別している。
【0031】
この分離搬送、重送検知の過程を経て、原稿Fが読取センサ14,15を通過し読取られた画像が図示しない画像処理部へ順次送られる。
【0032】
読取センサ14,15を通過して後、原稿は搬送ローラ22,23,24,25により搬送され、排紙センサ16を通過した後、搬送ローラ26,27にて排紙トレイ43上に積載される。
【0033】
複数枚の原稿を続けて処理する場合には、給紙センサ13が原稿Fを検知しなくなった時点で、再び給紙モータ5、送りモータ8を順次駆動し、給紙ローラ4、送りローラ6を駆動し、次の原稿Fを分離搬送し始める。
【0034】
そして、原稿台1が最上部まで上昇しても、原稿検知センサ3が原稿Fを検知しなくなった時点で、原稿台1から全ての原稿Fを読取り搬送し終わったと判断する。さらに排紙センサ16が最後の原稿Fの排紙を検知した時点で、搬送モータ10を停止してから原稿台モータ2を逆転させ、原稿台1を最下部まで移動した後、全ての動作を終了する。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、0.05mm程度の非常に薄い原稿の重送を検知しようとした場合、ローラ軸の歪みにより発生する軸ブレの変位量が、原稿の通過による変位量に対して無視できない程大きくなり、重送状態の検知が難しくなる。
【0036】
このため、二つのローラ軸の相対位置を固定し、ローラ軸の変位量をあらかじめサンプリング記憶してローラ軸の各回転角度における変位量を記憶したデータと現行のデータとの差分を求め、これを用いて原稿の変位量として求める構成で、重送検知を行っている。
【0037】
二つのローラ軸の相対位置関係が変更されると、各ローラの軸の歪みが各々あり、変位量検出部分での測定値は、二つのSIN波形の合成波形になり、補正を行うことが非常に困難になり、その変更の度にローラ軸の歪みによる変位量を再サンプリングする手間が必要となり、操作性を低下させる。
【0038】
このため、上記の再サンプリングを行わない様にするため、一般には、上部ユニットが着脱されても、補正データのずれがない様に、二つのローラ軸は固定されている。
【0039】
したがって、上部ユニットの着脱による搬送路の開閉状態検知に重送検知部を用いることはできず、検知を行うためには別の検知手段を用意する必要がある。同時に、ローラ軸が固定されいるため、ジャム処理が行い難くなる。
【0040】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、シート材の厚み検知と共に搬送路の開閉状態検知を共通の検知手段で行い、部品点数を減少させてコストダウンを図り、さらに検知精度を向上する高性能なシート材搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0041】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のシート材搬送装置にあっては、搬送路内へのシート材の通過によって変位動作するレバーと、前記レバーの動作に応じた変位量を検出する変位量検出部と、を有し、前記変位量検出部が検出した前記変位量によって、シート材の厚み検知を行う検知手段を備えたシート材搬送装置において、前記搬送路は、内部を開放する開状態とシート材を搬送する閉状態とを備え、前記レバーは、前記搬送路の開閉状態によっても変位動作するよう構成され、前記レバーの動作に応じて検出可能な前記変位量の範囲は、前記シート材の厚みを検出する際の前記変位量の範囲よりも広く設けられ、前記検知手段は、前記変位量のゆらぎに応じて、搬送路の開閉状態を検知することを特徴とする。
【0042】
記検知手段は、前記変位量のゆらぎが一定時間微小な範囲に収束したときに、搬送路の閉状態を検知することが好ましい。
【0043】
前記検知手段は、搬送路が閉状態のときの変位量を基準として所定量よりも前記レバーの動作に応じて出力された変位量が大きくなったときに、搬送路の開状態を検知することが好ましい。
【0044】
前記検知手段は、シート材の通過による前記レバーの動作に応じて出力された変位量から搬送路が閉状態のときの変位量を基準として差し引いた差分を、シート材の厚みとして検知することが好ましい。
【0045】
少なくとも一方が開閉可能に設けられた一対のガイド板で搬送路を構成し、前記レバーは、搬送路を挟んで対向側のガイド板を押圧し、通過するシート材に直接接触して変位動作することが好ましい。
【0046】
搬送路に、シート材を搬送する一対の搬送ローラを備え、前記ガイド板と、前記一対の搬送ローラ2つの軸中心線を通る平面との交線近傍のシート材搬送方向位置に前記レバーを押圧することが好ましい。
【0047】
前記搬送ローラは、シート材幅方向を軸心方向とするローラ軸と、該ローラ軸に複数並んでシート材に当接するローラ部と、を備え、前記ローラ部間の前記ローラ部近傍のシート材幅方向位置に前記レバーを押圧することが好ましい。
【0048】
前記ガイド板は、前記レバーが押圧する部分を前記ガイド板側の前記搬送ローラの前記ローラ部外周を超えない範囲で搬送路の対向側へ盛り上げたことが好ましい。
【0049】
前記変位量検出手段は、発光素子と受光素子とから構成され、前記レバーの動作によって前記発光素子から前記受光素子へ向かう光路の遮光率が変化して、変位量を検出することが好ましい。
【0050】
前記発光素子の発光量及び前記受光素子の増幅率を変更可能に設け、搬送路が開状態のときは、前記光路を遮光しない位置に前記レバーを退避させ、前記発光素子から前記受光素子への単位面積当たりの伝達効率を一定に調整することが好ましい。
【0051】
搬送路上方に、搬送路内を通過したシート材を積載排出する積載排出手段を備え、前記検知手段は、前記レバーを前記積載排出手段の積載枚数によっても変位動作させて、前記変位量検出部から出力された変位量によって、前記積載排出手段の積載枚数検知も行うことが好ましい。
【0052】
所定枚数よりも多い前記積載排出手段の積載枚数を検知した場合には、搬送路へのシート材の供給を中止することが好ましい。
【0053】
本発明の画像読取装置にあっては、上記のシート材搬送装置と、該シート材搬送装置によって搬送されたシート材の画像を読取る画像読取手段と、を備えたことを特徴とする。
【0054】
前記シート材搬送装置で規定よりも厚いシート材を検知した場合には、シート材の搬送を停止させ、前記画像読取手段にシート材を進入させないことが好ましい。
【0055】
本発明の画像形成装置にあっては、上記のシート材搬送装置と、該シート材搬送装置によって搬送されたシート材に画像を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0056】
前記シート材搬送装置で規定よりも厚いシート材を検知した場合には、シート材の搬送を停止させ、前記画像形成手段にシート材を進入させないことが好ましい。
【0057】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0058】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置としての画像入力装置の概略構成を示す。
【0059】
図1において、画像入力装置の構成は概略、従来と同じ構成である。シート材搬送装置としての重送検知部に設けられる搬送ローラ17,18が分離可能であり、また専用の搬送路開閉状態検知センサを必要としていない。
【0060】
ここでは、画像入力装置については従来技術で説明したので説明を省略し、従来技術と構成の異なる重送検知部について詳しく説明する。図2は重送検知部の斜視図、図3は正面図、図4は横からの見た図である。
【0061】
上搬送ローラ17は、上部ユニットから弾性部材70,71等を用いて下搬送ローラ18側に当接する様に押圧されており、上部ユニットに対して相対的に移動することが可能である。
【0062】
下搬送ローラ18は、従来と同様の櫛歯形状で、タイミングベルト及びギアなどで搬送モータ10からの駆動を伝えて回転する。
【0063】
上ガイド板40は、上部ユニットの構成要素として固定されている。また下ガイド板41は、装置本体に固定されており、前述の下搬送ローラ18との相対位置が変化しない様に構成されている。
【0064】
60は、搬送路を通過するシート材としての原稿Fの厚さにおうじて変位移動する変位量検知レバーであり、搬送ローラ17,18のローラ部間で、搬送ローラ17,18の2つの軸を結んだ線と下ガイド板41との交点近傍の原稿搬送方向位置、かつローラ部間で、ローラ部付近の原稿幅方向位置にて下ガイド板41と当接するように設けられ、動作の支点は上部ユニットに対して固定されている。
【0065】
61は、変位量検知レバー60の検知部を下ガイド板41に当接させるばねであり、当接させる力は、変位量検知レバー60が下ガイド板41に当接して部分を原稿Fが通過する際に、負荷となって原稿Fの搬送を妨げない程度の力である。
【0066】
62は、発光素子と受光素子からなるフォトインタラプタを備える変位量検出部であり、上部ユニットに対して固定されており、変位量検知センサ60の支点部分とも相対的に固定した関係にある。
【0067】
同時に変位量検知レバー60の移動量で、発光素子から受光素子への光路の光量出力が変化し、検出した変位量を出力電圧値として図示しない制御部に送る。
【0068】
以上の変位量検知レバー60と、ばね61と、変位量検出部62と、によって検知手段が構成されている。
【0069】
次に本実施の形態における画像入力装置の動作を説明する。
【0070】
従来技術で説明したように、原稿台1に搭載された複数の原稿Fが、給紙ローラ4、分離搬送部の送りローラ6及び分離ローラ7によって分離搬送され、原稿Fは重送検知部に到達する。
【0071】
下搬送ローラ18は、タイミングベルト及びギアなどで搬送モータ10からの駆動が伝えられて回転しており、下搬送ローラ18に当接して従動回転している上搬送ローラ17とのローラ軸間に原稿Fが搬送されてくる。
【0072】
ここで、搬送ローラ17,18のローラ軸間に原稿Fが到達すると、原稿Fの厚みで変位量検知レバー60が持ち上げられ、支点を軸に回転運動し、変位量検知レバー60の一端に用意された遮光板部分を動作させる。
【0073】
この遮光板部分は、変位量検出部62のフォトインタラプタの光路を遮るように動作するので、フォトインタラプタの光の伝達効率が変化する。このため、この変化率を増幅することで原稿Fの厚みを検知することができる。
【0074】
この方法を用いることで、従来のようにローラ軸の歪みを考慮せずとも、原稿Fの厚みを検知できるため、複雑なローラ軸の回転角度による補正を行わなくてもよい。また、補正誤差も存在しないので、より高精度に薄い原稿Fまで検出できる。さらに、軸間を高精度に調整する必要も舞いので、装置の組み立て、調整の時間も短縮できる。
【0075】
変位量検知レバー60は、たとえば、図5(a)の搬送ローラ17,18の手前の原稿搬送方向位置で原稿Fを検知する様に、搬送ローラ17,18がない部分に変位量検知レバー60が当接して原稿Fの重送を検知した場合には、原稿Fが上下にカールした状態であると、変位量検知レバー60が原稿Fの厚み以上に変位してしまい、正確な厚さが検知できない。
【0076】
しかし、図4に示す様に、櫛歯の搬送ローラ17,18のローラ部間で、搬送ローラ17,18の2つの軸を結んだ線と下ガイド板41との交点近傍の原稿搬送方向位置に変位量検知レバー60が当接して重送検知を行うと、搬送ローラ17,18により原稿が押さえられ、正確に厚みの検知ができる。
【0077】
同時に、図5(b)の様にカールした原稿Fでは、ローラ部間の中央で原稿Fが浮き上がるため、ローラ部間中央の原稿幅方向に変位量検知レバー60が当接すると正確な厚み検知ができない。
【0078】
そこで、図3に示す様に、ローラ部間で、ローラ部付近の原稿幅方向位置に変位量検知レバー60が当接すると、カール原稿Fでも正常に検知できる。これにより、原稿Fのカールに関係なく、正確な原稿Fの厚み検知が行える。
【0079】
さらに、重送検知部で、変位量検知レバー60と当接する下ガイド板41の部分は、図6(b)の様に、下ガイド板41が配置された場所に比較して上ガイド板40の方向に、下搬送ローラ18のローラ部外周を越えない範囲で盛り上げている。
【0080】
これは、図6(a)の様に、下搬送ローラ18のローラ部外周と、下ガイド板41の変位量検知レバー60が当接して重送を検知する部分と、に高低差があると、硬い原稿Fでは、原稿Fと下ガイド板41との間に隙間ができてしまい、本来の原稿Fの厚みより厚く検知されてしまう。
【0081】
このため、図6(b)の様に、変位量検知レバー60が当接する部分だけ、下ガイド板41を下搬送ローラ18のローラ部外周まで、又はそれ以下まで、隆起させており、原稿Fの硬さによらずに原稿Fの厚みを正確に検知できる。
【0082】
また、下ガイド板41を一律に上昇させて搬送路を狭めて原稿Fの搬送抵抗が増加したり、下搬送ローラ18の原稿への接触量が減少によって搬送力が不足してジャムを起こすことがない。
【0083】
さらに、変位量検知レバー60の押圧力を強めて、原稿Fを下ガイド板41に無理に押し付けなくてもよいので、変位量検知レバー60の摩耗も少なくて済む。
【0084】
次に重送検知部を用いて、上部ユニットの着脱、即ち搬送路の開閉状態の検知を行う方法について説明する。
【0085】
まず、図7(a)に示す様に、上部ユニットが装着されて搬送路が閉状態となるとき、変位量検知部62から出力される信号は図7(b)に示す様になる。
【0086】
図7(b)では、時間t0までは上部ユニットが離脱されている状態であり、変位量検出部62からの出力はVopenとなる。ここから上部ユニットが装着され始めると、フォトインタラプタに変位量検知レバー60の遮光部分が進入してくることで、出力が低下する。 その後、多少のオーバーシュートをした後、上部ユニットが安定することで出力値はVref1を中心にΔV−closeの範囲内に収束する。このΔV−closeの範囲内にt1〜t2の規定時間(Δt:close)の間収まったときに、上部ユニットが完全に装着されて搬送路が閉状態になったと判断する。
【0087】
一方、図8(a)に示す様に、変位量検知レバー60にユーザが触れた場合には、変位量検出部62からの波形は図8(b)に示す様になる。
【0088】
図8(b)では、出力値はΔV−closeの範囲内に収まらない。これは、原稿Fの厚み0.05mmの重送を検知する場合には、変位量検出部62は高度な検出精度が要求されており、ΔV−closeの変動による変位量はわずかなものである。
【0089】
このため、ユーザが指などで変位検出レバー60を触れても、変動幅をΔV−closeの範囲内に収め、規定時間維持することはできない。したがって、誤動作してユーザが不利益を被ることはない。
【0090】
図9(a)は、まだ新しい変位量検知レバー601(点線)と、使用耐久が進み削れた変位量検知レバー602(実線)と、を示している。これらの変位量検知レバー601,602で、上部ユニットを装着したときの変位量検出部62からの出力は図9(b)に示す様になる。
【0091】
図9(b)では、変位量検知レバー601(点線)の場合には、W1の波形の様に、Vref1を中心に安定する。変位量検知レバー602(実線)の場合には、W2の波形の様に、Vref2を中心に安定する。
【0092】
このように使用耐久が進んで削れた変位量検知レバー60を用いて、原稿Fの厚みを検知するときは、上部ユニット装着時に求められたVrefからの差分を原稿Fの厚みとして算出する。
【0093】
たとえば、図10(a)に示す様に原稿Fが2枚重送されたときは、図10(b)に示す様に正常に原稿Fが搬送された出力Vp1からVrefを差し引いたΔVp1に対して、重送時出力Vp2からVrefを差し引いたΔVp2はほぼ2倍の値となる。この値は、上部ユニット装着時のVrefが変動した場合でも、変位量検出部62が変量検知レバー60の遮光量に対してリニアな関係にあるので安定している。
【0094】
一般に、フォトインタラプタを用いる場合には、発光素子と受光素子間のスリットを調整することで、前述の性能を確保できる。これにより、図9に示す様に、変位量検知レバー60が摩耗して削れた場合でも、正常に重送を検知することが可能となる。
【0095】
次に、上部ユニットが離脱されて搬送路が開状態となり、内部が開放される時の動作を説明する。図11(a)に示す様に、上部ユニットが離脱された場合には、変位量検出部62からの出力は図11(b)の様になる。
【0096】
まず、上部ユニットが装着されて安定している状態では、出力値はVrefの周辺で安定している。ここで、上部ユニットを離脱すると、出力値は比較的短いt3〜t4のΔt34間に、Vref1からVopenより大きな値となる。ここで、Vref1を基準として、ΔVopen以上に出力が上がったときに上部ユニットが離脱されたと判別する。
【0097】
このような判別では、上部ユニットがわずかに離脱した時点で、上部ユニットの離脱を検知できるため、即時に原稿Fの搬送を停止することができ、不安定な状態で原稿Fを搬送することが防げ、斜行の発生や、原稿の破損などが発生しない。
【0098】
そして、上部ユニットが離脱して搬送路が十分に開放されると、変位量検知レバー60は、変位量検出部62から完全に抜けだし、フォトインタラプタの光路を遮光しない様に構成する。
【0099】
ここで、変位量検出部62からの出力値がVoffsetの値を越えた時点で、変位量検出部62の発光素子の発光量、又は受光素子の増幅率を調整し、Voffsetの値になる様に調整する。
【0100】
これにより、フォトインタラプタの単位面積あたりの伝達効率が一定に調整され、次に上部ユニットを装着する場合には、変位量検知レバー60の動きに対して安定した出力をもたらす。この調整されたときの発光量及び増幅率のデータは、図示しない制御部に送られ、次回、上部ユニットを装着した状態で装置に電源を投入した場合には、電源を入れる前のデータを用いる。
【0101】
次に、図12(a)の様に、排紙トレイ43に原稿Fが積載されたときの動作について説明する。前述した重送検知部は、変位量検知レバー60、変位量検出部62が、排紙トレイ43に対して相対的に固定されている。これに対して、上搬送ローラ17は、弾性部材70を介して相対的に移動できる。
【0102】
排紙トレイ43に多数の原稿Fが積載されると、上部ユニットの重量が増加し、弾性部材70が収縮して、変位量検知レバー60や変位量検出部62が、実線の位置まで下がってきて、変位量検知レバー60の変位量検出部62への進入量が増加し、変位量検出部62からの出力信号は、図12(b)の様に、初期のVref1から徐々に低下し、Vref4のレベルとなる。
【0103】
また、この差分ΔV4は、図12(c)の様に、排紙トレイ43に積載された原稿Fの積載枚数に比例し、搬送した原稿FのサイズとΔV4の値により、排紙トレイ43上の原稿Fの積載枚数を求めることができる。
【0104】
そして、ΔV4がΔVmaxよりも大きくなる、即ち、求めた積載枚数が排紙トレイ43の積載許容範囲(Pmax)よりも多くなるときには、原稿Fの供給を中止する。
【0105】
これにより、排紙トレイ43上に積載された原稿Fがユーザの取り忘れなどで過剰積載状態となり、排紙口でジャムしたり、排紙トレイ43からこぼれ落ちることを防ぐ。
【0106】
以上説明した動作を行う重送検知部では、搬送される原稿Fの厚みや、上部ユニット変形により搬送路が狭くなった状態などの検知も行え、このような場合にも重送ではないが原稿Fの搬送を即時に停止する。
【0107】
これにより、狭くなった搬送路や、原稿Fのばたつきを防ぐと共に解像度を上げるため比較的狭く設定された読取センサ14,15へ、厚い原稿Fが進入することを防ぐので、原稿Fの汚損、読取センサ14,15の破損などを効果的に防ぐことができる。
【0108】
なお、本実施の形態は読取センサ14,15を備えた画像入力装置について説明したがこれに限られず、重送検知部を備えるシート材搬送装置を備えていれば良く、たとえば、画像形成手段として、インクジェット記録方式の記録ヘッドや電子写真方式の画像形成手段を備える画像形成装置に適用することもできる。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、シート材の厚さ検知と搬送路の開閉状態検知とが共通の検知手段で行え、部品点数を減少させてコストダウンを図ることができるとともに、センサ出力の経時変化に強く、外乱によって誤検出しない構成を実現することができる。
【0110】
また、シート材に接触するレバーが通過するシート材の厚さに応じて正確に変位移動するので、検知精度を向上し、簡単で動作の安定した重送検知が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る画像入力装置の概略構成を示す図である。
【図2】実施の形態に係る重送検知部を拡大した斜視図である。
【図3】実施の形態に係る重送検知部の拡大した正面図である。
【図4】実施の形態に係る重送検知部の拡大した側面図である。
【図5】重送誤検知を説明する図である。
【図6】図6(a)は、硬い原稿による重送誤検知を説明する図であり、図6(b)は、下ガイド板を変形させて硬い原稿に対応した構成を示す図である。
【図7】図7(a)は、搬送路の閉状態検知の動作を説明する図であり、図7(b)は、その時の変位量出力を表す図である。
【図8】図8(a)は、開状態の搬送路における誤検知防止動作を説明する図であり、図8(b)は、その時の変位量出力を表す図である。
【図9】図9(a)は、レバー摩耗時の動作を説明する図であり、図9(b)は、その時の変位量出力を表す図である。
【図10】図10(a)は、重送検知時の動作を説明する図であり、図10(b)は、その時の変位量出力を表す図である。
【図11】図11(a)は、搬送路の開状態検知の動作を説明する図であり、図11(b)は、その時の変位量出力を表す図である。
【図12】図12(a)は、排紙トレイ上の積載枚数検知の動作を説明する図であり、図12(b)は、その時の変位量出力を表す図であり、図12(c)は、積載枚数と変位量出力の相関を表す図である。
【図13】従来技術の画像入力装置の概略構成を示す図である。
【図14】図14(a)は、従来技術の重送検知部を拡大した斜視図であり、図14(b)は、重送検知時の変位量出力を表す図である。
【符号の説明】
1 原稿台
2 駆動モータ
3 原稿検知センサ
4 給紙ローラ
5 給紙モータ
6 送りローラ
7 分離ローラ
8 送りモータ
10 搬送モータ
11 紙厚調整モータ
14,15 読取センサ
17 上搬送ローラ
18 下搬送ローラ
40 上ガイド板
41 下ガイド板
60 変位量検知レバー
62 変位量検出部

Claims (16)

  1. 搬送路内へのシート材の通過によって変位動作するレバーと、
    前記レバーの動作に応じた変位量を検出する変位量検出部と、を有し、
    前記変位量検出部が検出した前記変位量によって、シート材の厚み検知を行う検知手段を備えたシート材搬送装置において、
    前記搬送路は、内部を開放する開状態とシート材を搬送する閉状態とを備え、
    前記レバーは、前記搬送路の開閉状態によっても変位動作するよう構成され、
    前記レバーの動作に応じて検出可能な前記変位量の範囲は、前記シート材の厚みを検出する際の前記変位量の範囲よりも広く設けられ、
    前記検知手段は、前記変位量のゆらぎに応じて、搬送路の開閉状態を検知することを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 記検知手段は、前記変位量のゆらぎが一定時間微小な範囲に収束したときに、搬送路の閉状態を検知することを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。
  3. 前記検知手段は、搬送路が閉状態のときの変位量を基準として所定量よりも前記レバーの動作に応じて出力された変位量が大きくなったときに、搬送路の開状態を検知することを特徴とする請求項2に記載のシート材搬送装置。
  4. 前記検知手段は、シート材の通過による前記レバーの動作に応じて出力された変位量から搬送路が閉状態のときの変位量を基準として差し引いた差分を、シート材の厚みとして検知することを特徴とする請求項2又は3に記載のシート材搬送装置。
  5. 少なくとも一方が開閉可能に設けられた一対のガイド板で搬送路を構成し、
    前記レバーは、搬送路を挟んで対向側のガイド板を押圧し、通過するシート材に直接接触して変位動作することを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載のシート材搬送装置。
  6. 搬送路に、シート材を搬送する一対の搬送ローラを備え、
    前記ガイド板と、前記一対の搬送ローラ2つの軸中心線を通る平面との交線近傍のシート材搬送方向位置に前記レバーを押圧することを特徴とする請求項5に記載のシート材搬送装置。
  7. 前記搬送ローラは、シート材幅方向を軸心方向とするローラ軸と、該ローラ軸に複数並んでシート材に当接するローラ部と、を備え、
    前記ローラ部間の前記ローラ部近傍のシート材幅方向位置に前記レバーを押圧することを特徴とする請求項6に記載のシート材搬送装置。
  8. 前記ガイド板は、前記レバーが押圧する部分を前記ガイド板側の前記搬送ローラの前記ローラ部外周を超えない範囲で搬送路の対向側へ盛り上げたことを特徴とする請求項5、6、又は7に記載のシート材搬送装置。
  9. 前記変位量検出手段は、発光素子と受光素子とから構成され、前記レバーの動作によって前記発光素子から前記受光素子へ向かう光路の遮光率が変化して、変位量を検出することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載のシート材搬送装置。
  10. 前記発光素子の発光量及び前記受光素子の増幅率を変更可能に設け、
    搬送路が開状態のときは、前記光路を遮光しない位置に前記レバーを退避させ、前記発光素子から前記受光素子への単位面積当たりの伝達効率を一定に調整することを特徴とする請求項9に記載のシート材搬送装置。
  11. 搬送路上方に、搬送路内を通過したシート材を積載排出する積載排出手段を備え、
    前記検知手段は、前記レバーを前記積載排出手段の積載枚数によっても変位動作させて、前記変位量検出部から出力された変位量によって、前記積載排出手段の積載枚数検知も行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一つに記載のシート材搬送装置。
  12. 所定枚数よりも多い前記積載排出手段の積載枚数を検知した場合には、搬送路へのシート材の供給を中止することを特徴とする請求項11に記載のシート材搬送装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか一つに記載のシート材搬送装置と、
    該シート材搬送装置によって搬送されたシート材の画像を読取る画像読取手段と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  14. 前記シート材搬送装置で規定よりも厚いシート材を検知した場合には、シート材の搬送を停止させ、前記画像読取手段にシート材を進入させないことを特徴とする請求項13に記載の画像読取装置。
  15. 請求項1乃至12のいずれか一つに記載のシート材搬送装置と、
    該シート材搬送装置によって搬送されたシート材に画像を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記シート材搬送装置で規定よりも厚いシート材を検知した場合には、シート材の搬送を停止させ、前記画像形成手段にシート材を進入させないことを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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