JP2000296640A - 画像データ記憶制御装置 - Google Patents

画像データ記憶制御装置

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JP2000296640A
JP2000296640A JP11109520A JP10952099A JP2000296640A JP 2000296640 A JP2000296640 A JP 2000296640A JP 11109520 A JP11109520 A JP 11109520A JP 10952099 A JP10952099 A JP 10952099A JP 2000296640 A JP2000296640 A JP 2000296640A
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JP11109520A
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Inventor
Tomonori Tanaka
智憲 田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力可能な画像の最大サイズに相当する容量
以下に半導体メモリの容量を抑え、しかも随時二次記憶
装置との処理速度の相違を吸収できる画像データ記憶制
御装置を提供する。 【解決手段】 画像データを記憶するハードディスク3
16と、半導体メモリでなる画像メモリ315とを、ハ
ードディスク316から画像データを読み出して画像メ
モリ315に展開し、ラスタ形式でライン毎に出力する
メモリ制御部314を設け、このメモリ制御部314
を、展開される画像データのライン数および出力される
画像データのライン数をそれぞれ計数し、この減算値を
所定の値と比較し、比較の結果、減算値が所定の値に達
した場合には展開を停止する一方、所定の値以下になっ
た場合には展開を再開する停止・展開処理を、時分割で
並行に行うように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ記憶制
御装置に係り、特に画像データをデジタル処理する機器
のメモリの使用効率を高める画像データ記憶制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばデジタル複写機といった画
像データをデジタル処理する機器には、複写機本体に内
蔵された記憶装置の他に二次記憶装置を備えたものがあ
る(例えば特開平6−168183号)。また、このよ
うなデジタル複写機では、記憶装置を応用して画像デー
タを加工、編集する技術も種々開発、実用化されてい
る。記憶装置で画像データを加工する技術としては、例
えば、記憶装置に記憶された画像データを回転させた状
態で出力する回転処理がある。この回転処理は、画像デ
ータを読み出す際にアドレスを操作して行われるもので
ある。また、記憶装置で画像データを編集する処理に
は、電子ソートがある。電子ソートとは、ソートされる
複数枚分の原稿の画像データを記憶装置にいったんすべ
て記憶した後、これをソートした上で指定された部数出
力する処理で、出力原稿の仕分け作業をなくすことがで
きるという利点を持つ。
【0003】デジタル複写機には、記憶装置として一般
的に半導体メモリが内蔵されている。しかし、半導体メ
モリは比較的コストの高い記憶装置である。このため、
電子ソート機能を持ったデジタル複写機にすべての原稿
をいったん記憶する容量を持つ半導体メモリを備えた場
合、コストが高まって使用し難くなる。このため、電子
ソート機能を持つデジタル複写機には、画像データの蓄
積に使用する記憶装置として、比較的コストのかからな
いハードディスクなどの二次記憶装置を備えるよう構成
されたものが多い。
【0004】ただし、このような二次記憶装置では、そ
の転送速度が画像データの入出力速度に充分近い場合に
は直接画像データを記憶できるものの、相違する場合に
はその速度差を吸収するためのバッファが必要とする。
また、シーケンシャルに記憶されているデータを回転し
た並びに読み出して画像データを回転させる場合、同一
並びのデータとして読み出す場合と比べて極端にアクセ
ス速度が低下し、デジタル複写機に要求される画像デー
タの出力速度を満たすことができくなる。
【0005】このため、二次記憶装置を備えたデジタル
複写機では、二次記憶装置との画像処理速度の違いを吸
収するバッファに使用するため、あるいは回転させる画
像を記憶するため、二次記憶装置の他に半導体メモリを
も備えるよう構成されている。そして、このような構成
では、出力可能な最大サイズの画像回転に備えるため、
画像の最大サイズに対応できる容量の半導体メモリを備
えるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べた二次記憶装置と半導体メモリとを備えたデジタル複
写機において、出力可能な画像の最大サイズで、かつ、
これを回転させて画像を形成する処理は処理全体の一部
にすぎず、また、一般的に多く行われる処理ではない。
さらに、二次記憶装置の転送速度がデジタル複写機の画
像データ入出力速度に充分近い場合には、直接画像デー
タを記憶してもデジタル複写機の画像出力速度を満たす
ことができ、半導体メモリは不要になる。
【0007】すなわち、半導体メモリは、コストの高い
機器でありながら、処理によっては不要になる場合があ
る。このため、このような半導体メモリの容量を抑えな
がら、必要に応じて随時二次記憶装置との処理速度の差
を吸収でき、かつ出力可能な画像の最大サイズ分の画像
データ量を処理できる技術が望まれている。本発明は、
上記の点に鑑みてなされたものであり、出力可能な画像
の最大サイズに相当する容量以下に半導体メモリの容量
を抑え、しかも随時二次記憶装置との処理速度の相違を
吸収できる画像データ記憶制御装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、以下の手
段によって解決できる。すなわち、請求項1記載の発明
は、画像データを記憶する第1の記憶装置と、前記第1
の記憶装置に記憶された画像データを展開する第2の記
憶装置とを有する画像データ記憶制御装置であって、前
記画像データを読み出して前記第2の記憶装置に展開す
ると共に、前記第2の記憶装置からラスタ形式でライン
毎に出力するメモリアクセス手段と、前記メモリアクセ
ス手段による展開に際し、展開される画像データのライ
ン数を計数する展開処理ライン数計数手段と、前記メモ
リアクセス手段の出力に際し、出力される画像データの
ライン数を計数する出力処理ライン数計数手段と、前記
展開処理ライン数計数手段で計数されたライン数から前
記出力処理ライン数計数手段で計数されたライン数を減
算し、この減算値を求める処理ライン数差分算出手段
と、前記処理ライン数差分算出手段によって算出された
減算値を所定の値と比較し、比較の結果、前記処理ライ
ン数差分算出手段によって求められた減算値が所定の値
に達した場合には展開を停止する一方、所定の値以下に
なった場合には展開を再開する停止・展開処理を、時分
割で並行に行うように前記メモリアクセス手段を制御す
るメモリアクセス制御手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0009】このように構成することにより、記憶され
る画像データが常に所定の量以上にならないように、第
2の記憶装置を制御することができる。このため、第2
の記憶装置の容量を、処理する画像のデータ量によら
ず、この所定の値に抑えることができる。また、第2の
記憶装置を、随時第1の記憶装置との処理速度の差を吸
収するバッファとして使用することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、前記第1の記憶装
置は二次記憶装置であり、前記第2の記憶装置は半導体
メモリであることを特徴とするものである。
【0011】このように構成することにより、処理画像
データ量以下の容量で済む第2の記憶装置として半導体
メモリを使用し、例えば、電子ソートのように処理に必
要な画像データをいったんすべて記憶する必要がある第
1の記憶装置に二次記憶装置を用いることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、前記メモリアクセ
ス制御手段が、前記処理ライン数差分算出手段によって
求められた減算値が前記所定の値に達したことによって
画像データの出力を開始することを特徴とするものであ
る。
【0013】このように構成することにより、第2の記
憶装置における画像データの蓄積状況に応じて画像デー
タ出力開始のタイミングを決定することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記メモリアクセ
ス制御手段の比較に使用される前記所定値は、必要に応
じて変更可能であることを特徴とするものである。
【0015】このように構成することにより、画像形成
装置のシステムに応じて所定値を変更することができ
る。
【0016】請求項5記載の発明は、前記メモリアクセ
ス制御手段は、前記処理ライン数差分算出手段によって
求められた減算値が0未満になった場合にエラー信号を
出力することを特徴とするものである。
【0017】このように構成することにより、例えば、
システム上で画像データを展開する処理が画像データを
出力する処理に追い越されるといった不具合が生じた場
合、これを直ちにオペレータに報告することができる。
【0018】請求項6記載の発明は、画像データを圧縮
する画像データ圧縮手段をさらに有し、前記第1の記憶
装置には圧縮された画像データを記憶することを特徴と
するものである。
【0019】このように構成することにより、第1の記
憶装置に画像データを記憶する処理に係る負荷が低減す
る上、第1の記憶装置が記憶できる画像データ量が増加
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。なお、本実施の形態は、本発明の画像デ
ータ記憶制御装置を、ファクシミリ機能を備えたデジタ
ル複写機として構成したものである。図1は、本実施の
形態のデジタル複写機の全体構成を説明するためのブロ
ック図である。図1の構成は、複写される原稿を読み取
る読取部10と、読取部10で読み取られた原稿に基づ
いて画像を形成する画像形成部20と、両者を制御する
画像データ記憶制御部30とに大別される。また、本実
施の形態デジタル複写機は、さらに読取部10で読み取
られた原稿を送信するファクシミリ部(FAX部と表
記)2、オペレータがデジタル複写機に指示を入力する
ための操作部6とを有している。なお、図1中の矢線
は、破線が画像データの流れを示し、実線が制御信号の
流れを示すものである。以下、図示した構成を、読取部
10、画像形成部20、画像データ記憶制御部30の順
に説明する。
【0021】(読取部)読取部10は、原稿Mが載置さ
れる原稿台11、原稿台11に沿って移動可能な露光ラ
ンプ14、露光の反射光をCCD(Charge Coupled Dev
ice)センサ3に導く反射ミラー15、CCD3で電気
信号となった画像情報を処理してデジタル信号とするI
PU(Image Processing Unit)12、さらに図示しな
い複数のセンサから入力する信号aに基づいてこのよう
な構成を制御するスキャナ制御部16とを備えている。
以上の構成は、以下のように動作する。
【0022】図2は、原稿Mが置かれた原稿台11を上
面から見た状態を示した図である。原稿台11は、図中
に示す縦が12インチ、横が17インチの大きさを有し
ていて、その最上端部と右端部とに原稿Mの基準部Sを
合わせてセットするようになっている。このような原稿
台11には、原稿Mの位置などを検出するセンサ(図示
せず)が設けられている。原稿ランプ14は、原稿台1
1下を移動して原稿Mをスキャン露光する。この反射光
は、反射ミラー15によってCCDセンサ3に導かれ、
ここで光電変換され、反射光の強弱に応じたアナログの
電気信号となる。
【0023】CCDセンサ3から出力した電気信号は、
次にIPU12に入力する。IPU12では、この電気
信号にシェーディング補正などの処理を施すと共にA/
D変換して例えば8ビットのデジタル信号とする。そし
て、さらにディザ処理や必要に応じて変倍処理をし、図
3に示す画像同期信号と共に画像データ記憶制御部30
を介して出力する。
【0024】ここで、IPU12から出力される画像同
期信号について説明する。図3(a)、(b)は、共に
画像同期信号を説明する図である。図3(a)は、フレ
ームゲート信号(/FGATE)、ライン同期信号(/
LSYNC)とを示していて、また、図3(b)は、図
3(a)に示したフレームゲート信号、ライン同期信号
の一部を拡大し、さらに画素同期信号(PCLK)を、
画像データと併せて示した図である。
【0025】フレームゲート信号は、画像が形成される
領域(画像エリア)のうち、副走査方向の有効範囲を示
す信号で、ローレベル(ローアクティブ)の間の画像デ
ータが有効であるとして画像形成に使用される。なお、
副走査方向の有効範囲は、通常画像が形成される用紙の
サイズによって決定する。このようなフレームゲート信
号は、ライン同期信号の立下がりエッジでアサート、あ
るいはネゲートされる。
【0026】ライン同期信号は、図3(b)に示すよう
に画素同期信号の立下がりエッジで所定のクロック数
(例えば8CLK)だけアサートされる。このライン同
期信号の立上り後、さらに所定のクロック数(例えば8
CLK)以降の画像データが有効とされる。読取部10
から画像形成部20には、画素同期信号の1周期に一つ
の画像データが出力される。この一つの画像データと
は、図2に示した基準部Sから原稿全体の画像データを
例えば400DPI相当に分割したものの一つである。
本実施の形態では、このようにして分割された画像デー
タを基準部Sの位置にある画像データを先頭にしてラス
タ形式で送出する。
【0027】(画像形成部)画像形成部20は、読取部
10から出力された画像データに基づいてレーザ光Lを
変調する書込部21、書込部21によって静電潜像が書
き込まれるドラム型の感光体22、書き込まれた静電潜
像を現像する現像装置24、現像装置24で現像された
画像が形成される用紙を給紙する給紙トレイ40、給紙
トレイ40から給紙された用紙に画像を定着する定着装
置23、定着装置23で画像が定着され、複写が完了し
た用紙が排紙される排紙トレイ44を有している。ま
た、感光体22の周辺には、帯電チャージャ41、除電
チャージャ42、クリーニング装置43、分離チャージ
ャ48、転写チャージャ49を有している。さらに、給
紙トレイ40から排紙トレイ44に向かう経路には、用
紙を搬送するための給紙コロ46、レジストローラ4
7、排紙コロ45が設けてあって、用紙を搬送する搬送
路を形成している。
【0028】また、画像形成部20は、以上述べたすべ
ての構成を制御するプロッタ制御部25を有している。
プロッタ制御部は、画像形成部20に含まれる各構成の
動作を検知する複数のセンサ(図示せず)が出力する信
号aを入力し、この信号aに基づいて上記した構成を動
作する図示しない各駆動部(給紙コロ、あるいは感光体
などを回転させるモータなど)に指示を与える駆動指示
信号bを出力するものである。以上の構成は、以下のよ
うに動作する。
【0029】先ず、帯電チャージャ41が感光体22を
一様に帯電する。続いて書込部21が、帯電されて回転
する感光体22に対し、画像データに基づいて変調され
たレーザ光Lを用いて静電潜像を形成する。形成された
静電潜像は、現像装置によって顕像化されたトナー像と
なる。このとき、給紙トレイ40からは、給紙コロ46
によって予め用紙が搬送されていて、この用紙は、レジ
ストローラ47の位置で待機している。
【0030】次に、プロッタ制御部25は、感光体22
の回転のタイミングに合わせて待機していた用紙を搬送
させる。そして、転写チャージャ49でトナーと逆の極
性のチャージを与えながら感光体22に用紙を圧接して
トナー像を用紙に静電転写すると共に、分離チャージャ
48によって感光体22から用紙を分離する。用紙に静
電転写されたトナー像は、続いて定着装置23で用紙に
加熱定着され、排紙コロ45によって排紙トレイ44に
排紙される。一方、転写終了後の感光体22は、クリー
ニング装置43が圧接することによって表面に残留した
トナー像を除去される。また、帯電チャージャ41は、
除電チャージャ42によって除電される。
【0031】(画像データ記憶制御部)以上述べた読取
部10、画像形成部20を制御する画像データ記憶制御
部30は、読取部10で読み取られた画像データをファ
クシミリ部2、あるいは画像形成部20のいずれに送る
かを選択するセレクタ部33を有している。また、画像
データ記憶制御部30には、画像形成部20に送る画像
データを記憶する記憶部31、記憶部31に記憶された
画像データを制御するシステム制御部32を有してい
る。なお、この記憶部31の構成については、後に詳述
するものとする。以上の構成は、以下のように動作す
る。
【0032】システム制御部32による画像データの制
御は、読取部10のスキャナ制御部16から送られてき
た制御信号と、操作部6から入力されたオペレータの指
示とに基づいて行われる。すなわち、システム制御部3
0は、オペレータがキー入力した内容を検知し、この内
容に基づいて読取部10、記憶部31、画像形成部2
0、ファクシミリ部2に処理に使用される各種のパラメ
ータを設定し、また、各構成と通信して画像形成に係る
プロセスを実行するように指示をする。そして、この指
示に応じて動作するデジタル複写機の状態は、操作部6
の例えばディスプレィに表示され、オペレータに認識さ
れるようになっている。
【0033】このようなシステム制御部32に対し、オ
ペレータが操作部6からファクシミリの指示を入力する
と、システム制御部32からこの指示がセレクタ部33
に入力する。この指示によりセレクタ部33が、ファク
シミリ部2を選択し、IPU12から送られてくる画像
データをファクシミリ部2に送る。また、このセレクタ
部33は、受信したファックスを出力するため、ファク
シミリ部2が受信した画像データを画像形成部20に送
るように画像データの流れを切り換えることもできる。
【0034】操作部6から入力されたファクシミリの指
示は、ファクシミリ部2にも入力する。ファクシミリの
指示がなされたファクシミリ部2は、セレクタ部33を
介して送られてきた画像データをG3FAX、G4FA
Xのデータ転送規定に基づいて2値圧縮し、図示しない
電話回線へ転送する。また、電話回線からファクシミリ
部2に転送されてきた画像データは、2値の画像データ
に復元され、画像形成部20のプロッタ制御部25に出
力される。
【0035】一方、オペレータが操作部6からコピーの
指示を入力すると、システム制御部32からこの指示が
セレクタ部33に入力する。この指示によりセレクタ部
33が記憶部31を選択し、IPU12から送られてく
る画像データを記憶部31に送る。以下、記憶部31の
構成および動作について詳細に説明する。
【0036】図4は、記憶部31の構成を説明するため
のブロック図である。本実施の形態の記憶部31は、読
取部10で読み取られた画像データを記憶する第1の記
憶装置であるハードディスク(HDと表記)316と、
ハードディスク316に記憶された画像データを展開す
る第2の記憶装置である画像メモリ315とを備えてい
る。本実施の形態では、この画像メモリ315として、
半導体素子であるDRAMを用い、このメモリ量の合計
を、400DPI、2値画像データでA4サイズ分の2
Mバイトとして構成した。
【0037】また、記憶部31は、記憶部31に画像デ
ータを入出力する画像入出力部312、画像データを圧
縮、あるいは伸張する圧縮伸張部313を有している。
この圧縮伸張部313を備えたことにより、本実施の形
態は、ハードディスク316に記憶されるデータ量を減
らし、ハードディスク316にかかるアクセスの負担を
軽減している。
【0038】さらに記憶部31は、ハードディスク31
6から画像データを読み出して画像メモリ315に展開
(以降、伸張とも言う)すると共に、画像メモリ315
からラスタ形式でライン毎に出力するように処理するメ
モリ制御部314を有している。このような本実施の形
態の記憶部31は、IPU12から入力した画像データ
を記憶することにより、リピートコピー、回転コピー、
電子ソートなどの複写アプリケーションに使用されるも
のである。また、ファクシミリ部2から送られてきた画
像データを一時記憶させるバッファメモリとしても使用
される。これらの処理を行うための制御も、メモリ制御
部314によって行われる。なお、本実施の形態では、
画像入出力部312、圧縮伸張部313、メモリ制御部
314を、いずれもCPUおよびロジック回路で構成す
るものとする。
【0039】以上述べた各構成をさらに詳述すれば、先
ず、画像入出力部312は、メモリ制御部314と通信
を行い、メモリ制御部314からの指示を示すコマンド
を受信する。また、これに応じて画像入出力部312自
身の状態をメモリ制御部314に知らせるステータス情
報を出力する。そして、このコマンドが画像データを入
力するよう指示するものであった場合には、入力のタイ
ミングを決定するための同期信号(入力フレームゲート
信号、入力ライン同期信号、入力画素同期信号)と共に
IPU12から入力した画像データをメモリ制御部31
4に入力する。このとき、本実施の形態では、入力され
る画像データを8画素単位のメモリデータとし、さらに
入出力メモリアクセス信号cを付して随時出力するもの
とした。
【0040】一方、コマンドが、画像データを出力する
よう指示するものであった場合、メモリ制御部314を
介して入力した画像データを、出力のタイミングを決定
するための同期信号(出力フレームゲート信号、出力ラ
イン同期信号、出力画素同期信号)に同期させて書込部
21に出力するように動作する。また、画像入出力部で
は、出力に際して、出力される画像データのライン数を
計数し、後述するようにメモリ制御部314に出力す
る。なお、このような画像データの出力は、ラスタ形式
でライン毎に行われるよう、メモリ制御部314によっ
て制御されている。
【0041】また、圧縮伸張部313は、メモリ制御部
314と通信を行い、メモリ制御部314からの指示を
示すコマンドを受信する。また、これに応じて圧縮伸張
部313自身の状態をメモリ制御部314に知らせるス
テータス情報を出力する。メモリ制御部314から送信
されたコマンドが圧縮を指示するものであった場合、圧
縮伸張部313は、メモリ制御部314にメモリアクセ
ス要求信号dを出力する。そして、要求に応じて出力さ
れたメモリアクセス許可信号eがアクティブであった場
合には、メモリ制御部314から画像データを受け取
り、圧縮処理してハードディスク316に記憶させる。
すなわち、このような圧縮伸張部313は、本実施の形
態の画像データ圧縮手段となっている。
【0042】一方、メモリ制御部314から送信された
コマンドが伸張を指示するものであった場合、圧縮伸張
部313は、圧縮されてハードディスク316に記憶さ
れている画像データを読み出し、これを画像メモリ31
5に伸張してメモリ制御部314に出力する。この際、
圧縮伸張部313は、伸張する画像データのライン数を
計数し、後述するようにメモリ制御部314に出力す
る。なお、以上の処理のアクセスにおいても、圧縮伸張
部313とメモリ制御部314との間でメモリアクセス
要求信号d、メモリアクセス許可信号eの交換が行われ
ている。
【0043】次に、以上の処理を制御するメモリ制御部
314について説明する。図5は、メモリ制御部314
の構成を説明するためのブロック図である。メモリ制御
部314は、画像データの伸張に際して計数されたライ
ン数から、画像データの出力に際して計数されたライン
数を減算し、この減算値を求める差分算出部327と、
差分算出部327で算出された減算値を所定の値と比較
する差分比較部319とを有し、差分比較部319の比
較の結果、減算値が所定の値に達した場合には展開を停
止する一方、所定の値以下になった場合には展開を再開
する停止・展開処理を、時分割で並行に行うように画像
入出力部312、圧縮伸張部313を制御している。な
お、減算値との比較に用いられる所定の値は、ライン設
定部318によって差分比較部319に設定される。こ
の所定の値は、必要に応じて変更可能である。
【0044】さらにメモリ制御部314は、以上述べた
メモリ制御部314の制御を実行するための要求マスク
部320、アクセスを許可するアービタ321、入出力
画像アドレスカウンタ322、転送画像アドレスカウン
タ323、入力画像、アドレスセレクタ324、アクセ
ス制御回路325を有している。
【0045】次に、以上の構成の動作について説明す
る。画像データを出力する指示がなされると、圧縮伸張
部313は、ハードディスク316に予め圧縮して記憶
されていた画像データを画像メモリ315に展開すると
共に、展開した画像データのライン数を計数する。この
計数値は、転送処理ライン数C2として差分算出部32
7に入力する。また、画像入出力部312は、この時点
で画像出力のコマンドを受けているが、メモリ制御部3
14が出力する出力動作開始信号によって画像メモリ3
15に出力する画像データが展開されるのを待って出力
動作を開始する。また、このとき、画像入出力部312
では、出力する画像データのライン数を計数し、この計
数値を入出力処理ライン計数値C1として差分算出部3
27に入力する。
【0046】差分算出部327は、入力した転送処理ラ
イン数C2から入出力処理ライン計数値C1を差し引い
た減算値を求め、この値が0以下になった場合にはアン
ダーフローであるとしてエラー信号fを出力する。この
ようにすることにより、システム上のトラブルが発生し
て展開の処理が出力の処理に追い越されたような場合、
このトラブルをオペレータが早期に認識できるようにな
る。
【0047】一方、この値が0以上である場合には、こ
の値を差分比較部319に出力する。差分比較部319
には、ライン設定部318によって画像データの所定ラ
イン数が設定されている。このライン数は、入出力処理
ライン計数値C1、入力した転送処理ライン数C2の差
分値と比較される数であって、システム制御部32から
メモリ制御部314に設定される値である。さらに、シ
ステム制御部32へのライン数の設定は、操作部6から
オペレータが任意に行うことができるため、適用される
システムに応じてこのライン数を変更し、様々なシステ
ムに柔軟に対応することができる。
【0048】差分比較部319では、差分算出部327
から入力した差分値とライン数とを比較し、差分値と設
定されたライン数とが等しくなった時点で要求マスク部
320に出力する転送要求マスク信号hをアクティブに
する。また、差分値とライン数とがこのような状態以外
のときと、画像入出力部312が動作していないときと
にはアクティブを出力しない。
【0049】差分比較部319が出力した転送要求マス
ク信号hは、要求マスク部320に入力する。要求マス
ク部320には、これと同時に圧縮伸張部313からメ
モリアクセス要求信号dが入力している。要求マスク部
320は、転送要求マスク信号hがアクティブであるか
否か判断し、アクティブである場合には、メモリアクセ
ス要求信号dをマスク(ディスイネーブル)する。この
処理によってメモリアクセス要求信号dがマスクされて
いる間は、画像メモリ315へ画像データを転送する処
理が停止する。
【0050】ここで、図6を用い、2Mバイト以上の画
像メモリでそれ以上のデータ量を持つ画像データを処理
する際の問題点と、以上述べた処理によって得られる効
果とについて説明する。図6(a)は、例えば4Mバイ
トの容量を持つメモリに記憶された画像データの入出力
を、また、(b)〜(d)は、本実施の形態の画像デー
タ転送停止処理によって得られる効果を説明する図であ
る。図6(a)〜(d)では、いずれも出力された画像
データをD1、転送されてきた画像データをD2として
示す。
【0051】本実施の形態のアドレスカウンタは、最上
位のアドレスにアクセスするとアドレス0に戻るように
構成されている。図6(a)は、4Mバイト以上の容量
を持つメモリで4Mバイトの画像データを記憶するもの
のアドレスカウンタを示していて、2Mバイトまでカウ
ントされた状態を示すものである。このメモリに2Mバ
イト以上の画像データを記憶させる場合、図6(a)の
カウンタは、図示した状態からカウントを進め、4Mバ
イトまでカウントすることができる。
【0052】しかし、2Mバイトの容量しか持たない本
実施の形態の画像メモリ315に2Mバイト以上の画像
データを記憶させようとした場合、カウンタは、図6
(b)のように最上位(2Mバイト)のアドレスにアク
セスした時点でリセットされる。そして、データD2の
うち、2Mバイトを越える量の画像データD2が再び0
からカウントされることになる。このとき、データ量D
2が、出力された画像データD1を越えると(図6
(c))、すでに画像メモリ315に転送され、かつ、
まだ出力されていない画像データの上に転送されてきた
画像データを書き込むことになってしまう。
【0053】このような不具合を回避するため、本実施
の形態では、上述したように差分算出部319で算出さ
れた転送処理ライン数C2と入出力処理ライン計数値C
1との差分値を差分比較部319で比較している。そし
て、この差分値が所定のライン数より大きくならないよ
うにメモリアクセス要求信号dをマスクし、メモリアク
セス許可信号eを制御していることになる。この結果、
画像メモリ315に記憶される画像データ量は、常に
(設定ライン数)×(1ラインのデータ量)がmaxと
なり(図6(a))、これ以上のデータ量が記憶される
ことがない。そして、このmax値をシステムや機器の
処理速度に応じて任意に設定することにより、画像メモ
リへの転送速度が画像データの出力速度より速くても、
2巡目のカウントで出力が転送に追い越されることがな
く(図6(d))、円滑に画像メモリ315を制御する
ことができる。
【0054】一方、マスクされなかったメモリアクセス
要求信号dは、アービタ321に入力する。アービタ3
21には、画像入出力部312が出力した入出力メモリ
アクセス信号cが入力されている。アービタ321は、
この入出力メモリアクセス信号cが非アクティブであ
り、かつ、転送要求マスク信号hがアクティブである場
合、メモリアクセス要求信号dに応じてメモリアクセス
許可信号eを圧縮伸張部313に出力する。
【0055】また、このときアービタ321は、入出力
画像アドレスカウンタ322を入出力メモリアクセス信
号cに応じてカウントアップする一方、画像転送アドレ
スカウンタ323を、メモリアクセス許可信号eに応じ
てカウントアップする。このカウントは、いずれもアド
レスセレクタ324に入力し、ここでアービタ321か
ら出力する信号jによって入力画像、転送画像のアドレ
スのいずれか一方が選択される。このようにすることに
より、本実施の形態では、メモリ制御部314の停止・
展開処理を、時分割で並行に行うようにすることができ
るようになる。
【0056】さらにアービタ321は、アクセス制御回
路325にアクセス開始信号kを出力する。アクセス制
御回路325では、このアクセス開始信号kにしたがっ
て画像メモリ315を構成するDRAMを制御するDR
AM制御信号(RAS、CAS、WE)を、制御信号線
を介して出力する。また、アクセス制御回路325は、
入出力側リード/ライト信号iとして入力される物理ア
ドレスを、画像メモリ315を構成するDRAMに対応
するロウアドレス、カラムアドレスに分割し、11ビッ
トのアドレスバスに出力する。
【0057】ところで、前述した差分比較部319から
出力した転送要求マスク信号hは、要求マスク部320
と共に画像入出力部312に出力動作開始信号gとして
出力される。画像入出力部312では、画像出力コマン
ドを受けた後、出力動作開始信号gがアクティブになっ
たことをトリガにして出力フレーム信号をアクティブに
して画像データの出力を開始する。このような処理によ
り、画像メモリ315に展開された画像データの量が所
定の値に達した時点で画像データの出力を開始すること
ができるようになる。このため、画像出力開始のタイミ
ングが誤って速くなることも、また、遅すぎてロスタイ
ムを生じることもなくなる。
【0058】次に、以上述べた本実施の形態の処理をフ
ローチャートにして図7に示し、以下に説明する。図7
のフローチャートでは、先ず、転送ライン計数値C2を
入力し(S1)、続いて入出力処理ライン計数値C1を
入力する(S2)。そして、転送ライン計数値C2から
入出力処理ライン計数値C1を差し引いて、この値をn
Aとおく(S3)。
【0059】次に、このnAが0未満であるか否か判断
し(S4)、0未満である場合には(S4:Yes)、
エラー信号fを出力し、システムの異常をオペレータに
報告する(S14)。また、nAが0以上の値であった
場合には(S4:No)、画像入出力部312が動作し
ているか否か判断する(S5)。そして、画像入出力部
312が動作中であった場合には(S5:Yes)、ス
テップS3で求めたn Aと、予め設定されているライン
数nBとを比較する(S6)。この結果、nAがnBより
も小さくなかった場合(S6:Yes)、メモリアクセ
ス要求信号dをアクティブにし(S7)、アクティブに
なったメモリアクセス要求信号dをマスクする(S
8)。そして、メモリアクセス要求信号dがマスクされ
ることなく入力した場合には、この信号に応じメモリア
クセス許可信号eを出力できる条件(入出力メモリアク
セス信号cが非アクティブであり、かつ、転送要求マス
ク信号アクティブ)が満たされているか否か判断する
(S9)。
【0060】この判断の結果、条件が満たされていた場
合には(S10:Yes)、メモリアクセス許可信号e
を出力する(S10)。一方、条件が満たされていない
場合には(S9:No)、処理に応じて入出力アドレス
カウンタ322、転送画像アドレスカウンタ323をカ
ウントする(S11)。そして、さらにアドレスセレク
タ324でこのいずれかを選択し(S12)、画像メモ
リ315を制御するための信号を制御線信号から出力す
る(S13)。
【0061】
【発明の効果】以上説明した本発明は、以下の効果を奏
するものである。すなわち、請求項1記載の発明は、処
理する画像のデータ量によらず、第2の記憶装置の容量
を所定の値に抑え、また、随時第1の記憶装置との処理
速度の差を吸収するバッファとして使用することができ
る。このため、第1の記憶装置として出力可能な最大の
画像サイズに見合う容量のものを設ける必要が無く、ま
た、第1の記憶装置、第2の記憶装置の処理速度が相違
することによって起こる不具合を防ぐことができる。し
たがって、請求項1記載の発明は、出力可能な画像の最
大サイズに相当する容量以下に第2の記憶装置の容量を
抑え、しかも随時第1の記憶装置との処理速度の相違を
吸収できる画像データ記憶制御装置を提供することがで
きる。
【0062】請求項2記載の発明は、出力可能な画像の
最大サイズに相当する容量以下に半導体メモリの容量を
抑え、しかも随時二次記憶装置との処理速度の相違を吸
収できる画像データ記憶制御装置を提供することができ
る。このような請求項2記載の発明は、画像形成装置の
性能を低下させることなく、より低コストの画像データ
記憶制御装置を提供することができる。
【0063】請求項3記載の発明は、第2の記憶装置に
おける画像データの蓄積状況に応じて画像データ出力開
始のタイミングを決定することができる。このため、出
力開始が速すぎるために起こる不具合や遅すぎるために
起こるロスタイムが発生することを防ぐことができる。
【0064】請求項4記載の発明は、ライン数の所定値
を変更することができ、システムに応じた最適な値を設
定することができる。したがって、様々なシステムに柔
軟に対応でき、画像データ記憶装置の使い勝手を高める
ことができる。
【0065】請求項5記載の発明は、システム上で不具
合が生じた場合、この不具合により早期に対処すること
ができ、画像データ記憶制御装置の信頼性を高めること
ができる。
【0066】請求項6記載の発明は、画像データ記憶制
御装置の処理速度および処理能力を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態の全体構成を説
明するためのブロック図である。
【図2】図1に示した原稿台に原稿が置かれた状態を上
面から見た図である。
【図3】本発明の一実施の形態で用いられる画像同期信
号を説明する図であって、(a)は、フレームゲート信
号、ライン同期信号とを示していて、また、(b)は、
(a)に示したフレームゲート信号、ライン同期信号の
一部を拡大し、さらに画素同期信号、画像データと併せ
て示した図である。
【図4】図1に示した記憶部の構成を説明するためのブ
ロック図である。
【図5】図4に示したメモリ制御部の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図6】図6(a)は、4Mバイトの容量を持つメモリ
に記憶された画像データの入出力を、また、(b)〜
(d)は、本実施の形態の画像データ転送停止処理によ
って得られる効果を説明する図である。
【図7】本発明の一実施の形態の処理を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
2 ファクシミリ部 3 CCDセンサ 6 操作部 10 読取部 11 原稿台 12 IPU 14 露光ランプ 15 反射ミラー 20 画像形成部 21 書込部 22 感光体 23 定着装置 24 現像装置 30 画像データ記憶制御部 31 記憶部 32 システム制御部 33 セレクタ部 40 給紙トレイ 41 帯電チャージャ 42 除電チャージャ 43 クリーニング装置 44 排紙トレイ 45 排紙コロ 46 給紙コロ 47 レジストローラ 312 画像入力部 313 圧縮伸張部 314 メモリ制御部 315 画像メモリ 316 ハードディスク 318 ライン設定部 319 差分比較部 320 要求マスク部 321 アービタ 322 入出力画像アドレスカウンタ 323 転送画像アドレスカウンタ 324 アドレスセレクタ 325 アクセス制御回路 327 差分算出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する第1の記憶装置
    と、前記第1の記憶装置に記憶された画像データを展開
    する第2の記憶装置とを有する画像データ記憶制御装置
    であって、 前記画像データを読み出して前記第2の記憶装置に展開
    すると共に、前記第2の記憶装置からラスタ形式でライ
    ン毎に出力するメモリアクセス手段と、 前記メモリアクセス手段による展開に際し、展開される
    画像データのライン数を計数する展開処理ライン数計数
    手段と、 前記メモリアクセス手段の出力に際し、出力される画像
    データのライン数を計数する出力処理ライン数計数手段
    と、 前記展開処理ライン数計数手段で計数されたライン数か
    ら前記出力処理ライン数計数手段で計数されたライン数
    を減算し、この減算値を求める処理ライン数差分算出手
    段と、 前記処理ライン数差分算出手段によって算出された減算
    値を所定の値と比較し、比較の結果、前記処理ライン数
    差分算出手段によって求められた減算値が所定の値に達
    した場合には展開を停止する一方、所定の値以下になっ
    た場合には展開を再開する停止・展開処理を、時分割で
    並行に行うように前記メモリアクセス手段を制御するメ
    モリアクセス制御手段とを有することを特徴とする画像
    データ記憶制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶装置は二次記憶装置であ
    り、前記第2の記憶装置は半導体メモリであることを特
    徴とする請求項1記載の画像データ記憶制御装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリアクセス制御手段は、前記処
    理ライン数差分算出手段によって求められた減算値が前
    記所定の値に達したことによって画像データの出力を開
    始することを特徴とする請求項1または2に記載の画像
    データ記憶制御装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリアクセス制御手段の比較に使
    用される前記所定値は、必要に応じて変更可能であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画
    像データ記憶制御装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリアクセス制御手段は、前記処
    理ライン数差分算出手段によって求められた減算値が0
    未満になった場合にエラー信号を出力することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像データ記
    憶制御装置。
  6. 【請求項6】 画像データを圧縮する画像データ圧縮手
    段をさらに有し、前記第1の記憶装置には圧縮された画
    像データを記憶することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか一つに記載の画像データ記憶制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040002032A (ko) * 2002-06-29 2004-01-07 주식회사 케이티 행단위 서브-샘플링을 통한 래스터 맵 데이터 액세스 속도향상 방법
JP2015094980A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 ブラザー工業株式会社 画像読取装置,画像読取方法,およびプログラム
US9667531B2 (en) 2013-07-29 2017-05-30 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus and control method
US9900465B2 (en) 2015-12-25 2018-02-20 Ricoh Company, Ltd. Adjusting image data using divided areas

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KR20040002032A (ko) * 2002-06-29 2004-01-07 주식회사 케이티 행단위 서브-샘플링을 통한 래스터 맵 데이터 액세스 속도향상 방법
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