JP2004040489A - 画像形成装置 - Google Patents

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Takao Okamura
岡村 隆生
Yuriko Obata
小幡 百合子
Michio Doke
道家 教夫
Seiki Mogi
茂木 清貴
Yasuhiro Hattori
服部 康広
Yasumitsu Shimizu
清水 泰光
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Abstract

【課題】本発明は、ユーザが時間指定して或る画像処理を行う時、指定された時間内に処理が終了するか否かを事前に知ることができるようにする。
【解決手段】画像信号の入力又は出力処理を要求した時に、その画像信号の処理時間を指定する手段と、上記画像信号の入力又は出力処理に要する時間を入力又は出力処理に先立って計算する手段と設け、上記指定手段によって指定された時間と上記計算の結果に基づき上記指定された時間内に画像信号の入力又は出力処理が可能か否かを判定する手段によって判定するものである。処理ができる判定された場合はその処理を実行し、あるいは処理できないと判定された場合はアラート表示をしてユーザに知らせる。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
画像読取手段又はデジタル画像入力手段と、該読取手段が読み取った画像信号をディジタル信号に変換した画像データ又は該デジタル画像入力手段から入力された画像データを記憶する半導体メモリとハードディスクドライブ等の大容量の記憶装置とから構成される装置におけるデータ転送開始タイミングと、半導体メモリ、大容量記憶装置のリソース占有のタイミングの管理・制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機のデジタル化が進むと共に画像メモリを応用した加工、編集が盛んとなってきている。その中で、原稿複数枚分の画像データをメモリに記憶して、指定部数まとめてコピー出力し、仕分けの作業を削減する電子ソートという機能がある。 複数枚の画像データを保持するため、そのまま画像データを半導体メモリに蓄積するには蓄積枚数分のデータ量に相当するメモリが必要になりメモリコストが膨大になるという理由から、下記の方法が一般的に用いられる。
1. 半導体メモリ+蓄積用メモリの構成とし、蓄積メモリとして半導体メモリより安価なハードディスク等の2次記憶装置を使用する。
2. 蓄積メモリとして半導体メモリを使用し、圧縮処理を用いて画像データを圧縮し、1枚あたりのデータ量を減らすことでトータルのメモリ量を減らす。
3. 複数の画像入出力手段(イメージスキャナ、プリンタコントローラ、ファイルサーバー、FAXコントローラ等)が同一の画像メモリを共有する。
【0003】
画像メモリに対し、画像データの入出力を実行するためにDMA(Direct Memory Access)データ転送方式を用いたメモリ制御コントローラ(以下DMAコントローラ)が使用されることが多い。DMAコントローラはディスクリプタと呼ばれるメモリ領域管理情報を基に画像メモリの特定の領域にデータの転送を行う。1画像が格納されるメモリ領域を複数のディスクリプタ毎に分割してデータ転送を行う。DMAコントローラを用いたメモリ制御では、各ディスクリプタで指定されたデータ転送の進行状況(開始、終了)を通知することやデータ転送の実行タイミング制御(画像メモリ領域の途中でデータ転送を中断したり、再開するまたは各ディスクリプタの終了割込み通知を行う等)も可能であるため、DMAコントローラに接続された半導体メモリや、大容量の2次記憶装置のデータ転送のタイミング制御がしやすく、DMA技術は広い分野で応用できる(特開2000ー58724号公報、特開平6−103225号公報、)。
【0004】
画像処理技術で処理の高速化、効率化のためには、2次記憶装置への転送に要する時間を短縮化することが重要であるから、画像データを圧縮し、データ転送量を小さくしたり、データ転送速度の速い2次記憶装置を搭載する等の構成を採られてきた。また従来は、画像入出力手段を用いた画像データ入出力処理と略同期して2次記憶装置のリソースとして占有してデータ転送を行う手段が用いられていた。
従来用いられていた2次記憶装置では、画像入出力手段と半導体メモリへの画像データ転送速度に比較して、半導体メモリの画像データを2次記憶装置へ転送する速度が遅く、画像データの圧縮を行って2次記憶装置のデータ処理容量を小さくしても、画像入出力手段−半導体メモリ間のデータ処理速度との差がなかったために、半導体メモリと、2次記憶装置のデータ転送処理(データ圧縮等のデータ変換処理も含む)の転送タイミングの制御を独立にかつ最適に制御しても画像形成装置の生産性は向上しなかった。このように、画像形成装置の生産性を向上を図る様々な工夫が試みられてきたが、効果ある技術はなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年の高速機では原稿の表裏同時読取が可能になり画像入出力手段の処理能力も向上し、かつ効率性を更に向上させるためには画像入力装置の原稿搬送処理をノンストップで処理させる必要のある機種も登場してきており、画像処理に長時間要する処理が増大している。このため、入出力手段から処理要求がある時、一定時間内にその処理が終了するか否かの事前予測を行い、その予測結果によって、その処理を実行するか否かをユーザが選択できるような機能が要望されている。
また、画像形成装置に接続する画像入出力手段も種々多様になっており、多数の種類の異なる処理要求が同時に発生するケースが生じており、こうしたケースにも対応できるシステムが求められている。たとえば、A画像について読取り処理を行っている過程でB画像の書き込み処理要求が発生するような場合、B画像処理がオペレータの望む時間内に処理が可能か否かの事前予測を行い、可能であれば、書き込み処理への切り替え処理を行う等の処理が要望されている。その他、これに関連して入出力装置の切換えの効率化、誤処理の防止等の技術も望まれている。
このように、本発明は記憶装置の処理能力に応じてデータ処理の効率を最大にするため、リソースの管理とデータ転送処理の処理を最適に制御することを目的とする。特に画像形成装置に接続された画像入出力手段により決定される画像入出力手段−記憶装置間のデータ転送速度と入出力装置からの次の画像情報の処理要求時間とに基づいて、ユーザーが望む処理が所望の時間内に終了できるか否かを判定し、装置の効率的な利用、装置の誤処理の防止を、装置の構成を変更することなく実現することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、画像信号の入力又は出力処理の要求時に該画像信号の処理時間を指定する手段と、上記指定された時間内に画像信号の入力又は出力処理が可能か否かを判定する手段とを有し、判定の結果を表示しまたは通報する手段を設けることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、1の画像信号の入力又は出力処理を実行している間に、他の画像信号の入力又は出力処理の要求があった時、該他の画像信号の入力又は出力処理の要求時に、該他の画像信号の処理時間を指定する手段、該他の画像信号の処理に要する時間を処理に先立って計算する手段、上記指定手段によって指定された時間と上記計算の結果とに基づき、上記指定された時間内に該他の画像信号の処理が可能か否かを判定する手段によって、上記指定された時間内に該他の画像信号の処理が可能であると判定された場合に、上記実行中の画像信号の処理と該他の画像信号処理の順序を制御する手段と、上記実行中の画像信号入力又は出力処理の中断が可能か否かを判定する手段と、前記中断についての判定の結果に基づき、上記実行中の処理の中断、または上記実行中の処理の継続を行うことを特徴とする画像形成装置である。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2記載の画像形成装置において、画像信号の入力又は出力処理の要求時に、該画像信号の処理に要する時間時間を指定する手段によって指定された時間内に、該画像信号の処理が可能か否かの判定を行う判定機能を選択するか否かの選択手段を設けたことを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明するに先立って、本発明を適用する画像形成装置の一実施形態であるデジタル複写機の概略を図1を用いて説明する。
図1はデジタル複写機の概略を表わすブロック図である。デジタル複写機は、大きく読取部1と像形成部2とから構成されている。図1に基づき、読取部1の読み取りプロセス、像形成部2の像形成プロセスを簡単に説明する。
原稿11を原稿台12に沿って可動な露光ランプ13によってスキャン露光を行い、その反射光をCCD(イメージセンサー)14によって光電変換を行い、光の強弱に応じた電気信号とする。IPU(イメージプロセッシングユニット)15により、その電気信号をシェーディング補正等の処理を行いA/D変換し、8ビットのデジタル信号とし、さらに変倍処理、ディザ処理等の画像処理を行い、画像同期信号と共に画像信号を像形成部2に送る。
第2図は原稿台を上方から見た図である。
スキャナー制御部16は以上のプロセスを実行するために、各種センサーの検知、駆動モータ等の制御を行い、また、IPU15に各種パラメータの設定を行う。以上が読み取りプロセスである。
【0008】
像形成部2では、帯電チャージャ21によって一様に帯電された一定回転する感光体22を、書込部23からの画像データによって変調されたレーザー光により露光する。感光体22には静電潜像ができ、それを現像装置24によりトナーで現像することにより顕像化したトナー像となる。あらかじめ給紙コロ25によって給紙トレイ26より給紙搬送されレジストローラ27で待機していた転写紙を、感光体22とタイミングを図って搬送し、転写チャージャ28によって感光体22上のトナーを転写紙に静電転写し、分離チャージャー29によって転写紙を感光体22より分離する。その後、転写紙上のトナー像を定着装置30により加熱定着し、排紙ローラ31により排紙トレイ32に排紙する。一方、静電転写後の感光体22に残留したトナー像は、クリーニング装置33が感光体22に圧接、除去し、感光体は除電チャージャ34により除電される。プロッタ制御部35は以上のプロセスを実行するために、各種センサーの検知、駆動モータ等の制御を行う。以上が像形成プロセスである。
【0009】
ここで、読取部1のIPU15より出力される画像同期信号の様子を第3図に示し説明する。フレームゲート信号(/FGATE)は副走査方向の画像エリアに対しての画像有効範囲を表す信号でこの信号がローレベル(ローアクティブ)の間の画像データが有効とされる。また、この/FGATEはライン同期信号(/LSYNC)の立ち下がりエッジでアサート、あるいはネゲートされる。/LSYNCは画素同期信号(PCLK)の立ち上がりエッジで所定クロック数だけアサートされ、この信号の立ち上がり後、所定クロック後に主走査方向の画像データが有効とされる。送られてくる画像データは、PCLKの1周期に対して1つであり、第2図の矢印部分より400DPI相当に分割されたものである。画像データは矢印部分を先頭にラスタ形式のデータとして送出される。また、画像データの副走査有効範囲は、通常、転写紙サイズによって決まる。
【0010】
システム制御部3は、オペレータによる操作部7への入力状態を検知し、読取部1、記憶部4、像形成部2、FAX部5への各種パラメータの設定、プロセス実行指示等を通信にて行う。また、システム全体の状態を操作部7にて表示する。システム制御部3への指示はオペレータの操作部7へのキー入力にてなされる。
FAX部5は、制御部3からの指示により、送られてきた画像データをG3、G4FAXのデータ転送規定に基づき2値圧縮を行い、電話回線へ転送する。また、電話回線よりFAX部に転送されたデータは復元されて2値の画像データとされ、像形成部2の書込部23へ送られ顕像化される。
セレクタ部6は、システム制御部3からの指示により、セレクタの状態を変化させ、読取部1、記憶部4、FAX部5のいずれかから画像データを取り入れる。
記憶部4は、通常はIPU15から入力される原稿の画像データを記憶することで、リピートコピー、回転コピー等の複写アプリケーションに使用される。また、FAX部5からの2値画像データを一時記憶させるバッファメモリとしても使用する。これらデータ記憶の指示はシステム制御部3がメモリ制御部43を介して行われる。
【0011】
次に 記憶部4について概略を説明した上で、構成要素毎に機能の説明を行う。
記憶部4の処理概略は、下記の通りである。
画像入力、及びデータ蓄積に際してはシステム制御部3からの指示により、画像データを画像メモリ42の所定の画像領域に画像転送DMACにより書込み、または、読出しを行う。このとき画像転送DMACでは画像ライン数をカウントしながら、転送制御を行う。
第4図は記憶部の構成図である。以下、各ブロック毎に機能説明を行う。
4−1 画像入出力DMACの説明
画像入出力DMAC41はCPU及びロジックLSIから構成されている。メモリ制御部43と通信を行い、メモリ制御部43からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた処理を設定すると共に、メモリ制御部43に対して画像入出力DMACの状態を知らせるためステータス情報を送信する。メモリ制御部43から画像入力のコマンドを受けると、入力画像同期信号に従って入力画像データを8画素単位のメモリデータとしてパッキングして、メモリ制御部43にメモリアクセス信号と共に出力する。またメモリ制御部43から画像出力のコマンドを受けた場合、メモリ制御部43からの画像データを出力画像同期信号に同期させて出力する。
【0012】
4−2 画像メモリ42の説明
画像メモリ42はDRAM等の半導体記憶素子で構成され、画像データを記憶する。メモリ容量は、A3サイズ分(400DPIで2値画像データとして)の4Mバイト及び電子ソート蓄積用のメモリ4Mバイトの合計8MBである。メモリ制御部43から読み出し制御、書き込み制御される。
【0013】
4−3 メモリ制御部43の説明
メモリ制御部43はCPU及びロジックLSIで構成され、システム制御部2と通信を行う。メモリ制御部43はシステム制御部2からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた処理設定を行い、また、記憶部4の状態を知らせるためステータス情報として送信し、各記憶部への転送速度能力(圧縮/伸長速度も含む)、入出力速度能力をシステム制御部2へ速度能力として送信する。
システム制御部2からの処理コマンドには、画像入力、画像出力、圧縮、伸長等があり、画像入力、画像出力のコマンドは画像入出力DMAC41に、圧縮関連のコマンドは画像転送DMAC44、符号転送DMAC45、圧縮伸長器46に送信される。
また、システム制御部2より画像転送の中断/再開コマンドを受信し、実行中のデータを中断してシステム制御部2から別の処理コマンドを受け入れることができる。
【0014】
続けてメモリ制御部43の構成と処理を詳細に説明する。
第5図はメモリ制御部43のアドレス発生部及び比較部の構成である。各ブロック毎に機能の説明を行う。
5−1 入出力画像アドレスカウンタ431の説明
入出力画像アドレスカウンタ431は、入出力メモリアクセス要求信号aに応じてカウントアップするアドレスカウンタで、画像メモリ42における入出力画像データの格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。メモリアクセス開始時にアドレスはいったん初期化される。
5−2転送画像アドレスカウンタ432について
転送メモリアクセス許可信号bに応じてカウントアップするアドレスカウンタで、画像メモリ42における転送画像データの格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。メモリアクセス開始時にいったんアドレスは初期化される。
【0015】
5−3 差分算出部434について
画像入力時には、圧縮伸長部46が出力する転送処理ライン数から画像入出力部が出力する入出力処理ライン数を減算し、結果を差分比較部440に出力する。
5−4 ライン設定部433について
差分比較部440で差分算出部434から出力された入力処理ラインのライン数と転送処理ラインのライン数の差分と比較する値をシステム制御部2から通知されて設定する。任意の値を設定することが可能である。
5−5 差分比較部について
画像入力時には、差分算出部434が出力する差分ライン数と、ライン設定部433が出力する設定値とを大小比較し、差分ライン数=設定値の時エラー信号を出力し、また差分ライン数が0となった時転送要求マスク信号をアクティブとする。それ以外、または入出力画像が処理中でない状態では、アクティブを出力しない。
5−6 アドレスセレクタ439について
アービタ437からの信号により入力画像または転送画像のアドレスのどちらが選択される。
【0016】
5−7 アービタ437について
アービタ437は圧縮伸張器46に対してメモリアクセス許可信号bを出力する。アドレス比較信号cがアクティブで入出力メモリアクセス要求信号aが非アクティブの条件でメモリアクセス許可信号を出力する。
5−8 要求マスク438について
差分比較部440からの比較結果にて圧縮伸張器46のアクセスのための転送メモリアクセス要求信号をマスク(ディスイネーブル状態とすること)し、転送処理を停止させる。
5−9 アクセス制御回路441について
入力される物理アドレスをアクセス制御回路441からの信号により半導体メモリ(DRAM)に対応したローアドレス、カラムアドレスに分割し11ビットのアドレスバスに出力する。また、アービタからのアクセス開始信号に従い、DRAM制御信号(RAS、CAS、WE)を出力する。
メモリ制御部43は以上の要素から構成される。
【0017】
次にメモリ制御部43の機能処理を説明する。
システム制御部2からの画像入力指示によりメモリ制御部43は初期化され、画像データの待ち状態となる。図示しないスキャナが処理することにより記憶部4に画像データが入力される。入力された画像データはいったん半導体メモリ42に書き込まれる。また、書き込まれた画像データの処理ライン数は画像入出力DMAC41で計数され、メモリ制御部43に入力される。圧縮伸長器46は画像転送のコマンドを受けて転送メモリアクセス要求信号を出力しているが、1ラインが入力されている間は、要求マスク438はマスク信号を出力し、転送メモリアクセス要求信号はマスクされ、実際のメモリアクセスは行われない。画像入出力部DMAC41からの入力データが1ライン文入力され終わると、転送メモリアクセス要求信号のマスクが解除され、半導体メモリ42の読み出しが行われ画像データの圧縮伸長部46への転送処理が開始される。また、処理中も差分算出部434で2つの処理ライン数の差を算出し、0となればアドレスの追い越しがない様に転送メモリアクセス要求信号にマスクをかける。
【0018】
図4に戻って、残りの構成部分について説明を続ける。
4−4画像転送DMAC44について
画像転送DMAC44はCPU及びロジックLSIで構成され、非圧縮の情報を圧縮するとき用いられるDMACで、メモリ制御部43と通信を行う。メモリ制御部43からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた処理設定を行い、また、メモリ制御部43に対し画像転送DMAC44の状態であるステータス情報を送信する。システム制御部3からメモリ制御部43を介して圧縮のコマンドを受けると、メモリ制御部43にメモリアクセス要求信号を出力し、メモリアクセス許可信号がアクティブの場合にメモリ制御部43から画像データを受け取って圧縮伸長器46に転送する。また、メモリアクセス要求信号に応じてカウントアップするアドレスカウンタを内蔵しており、画像データが格納される画像メモリ42の格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。
【0019】
4−5 符号転送DMAC45について
符号転送DMAC45はCPU及びロジックLSIで構成されており、圧縮された情報を伸張するとき用いられるDMACである。メモリ制御部43と通信を行い、メモリ制御部43からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた処理設定を行うと共に、符号転送DMAC45の状態を表わすステータス情報を送信する。システム制御部からメモリ制御部を介して伸長のコマンドを受けた場合、メモリ制御部43にメモリアクセス要求信号を出力し、メモリアクセス許可信号がアクティブの場合に画像データを受け取って圧縮伸長器46に転送する。また、メモリアクセス要求信号に応じてカウントアップするアドレスカウンタを内蔵し、画像データが格納される画像メモリの格納場所を示す22ビットのメモリアドレスをメモリ制御部43に出力する。
4−6 圧縮伸長器46について
圧縮伸長器46はCPU及びロジックLSIで構成され、メモリ制御部43と通信を行う。メモリ制御部43を介してシステム制御部3からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた処理設定を行う。また、圧縮伸長器46の状態を表わすステータス情報をメモリ制御部43に送信する。圧縮伸長器46において2値の画像データをMH符号化方法にて圧縮伸張処理する。
4−7 HDCコントローラ47について
HDCコントローラ47はCPU及びロジックLSIで構成され、メモリ制御部43と通信を行い、ハードディスク48の制御を行う。メモリ制御部43からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた処理設定を行い、また、HDCコントローラ47は状態を表わすステータス情報を送信する。HD48のステータスのリード、データ転送を行なう。
4−8 HD48について
2次記憶装置でハードディスクで構成されている。
以上が記憶部4の構成である。
【0020】
次に一般的なビデオ入力DMACについて説明する。
第6図はビデオ入力DMAC6のディスクリプタアクセス処理、及びデータ転送処理を説明するためのものである。図中の画像データは4つのバンドに分割されており、各バンドで設定されているライン数の画像データを転送する。
以下1画像中の総転送ライン数を加算する手順を説明する。
まず、ビデオ入力DMAC6が転送コマンドを受けるとDMAが起動し、あらかじめ内部のディスクリプタ格納レジスタ61にCPUによって設定されたチェーン先アドレス(a)にディスクリプタ1をリードアクセスし、メモリ中のディスクリプタ1の内容をディスクリプタ格納レジスタ61にロードする。そのロードされた内容は、4ワードで構成されている。
(1)次のディスクリプタの格納アドレスを示すチェーン先アドレス611、
(2)転送するデータの先頭アドレスを示すデータ転送先アドレス612、
(3)転送するデータのデータ量をライン数で示すデータ転送ライン数613、 (4)設定されたライン数転送が終了した場合、CPU割り込みを発生するか否かのフォーマット情報614
フォーマット情報614の最下位ビットには、設定されたライン数転送終了の場合にCPU割り込みを発生させるか否かを表わすビットが配置されている。最下位ビットが0でCPU割り込みを発生、1でCPU割り込みをマスクする。
【0021】
第6図の例では、画像を4つのバンドに分割し、各ディスクリプタのフォーマット情報の最下位1ビットには1から4まで順に、0、0、0、0であると仮定する。各バンドの画像データ転送が終了するとCPU割り込みが発生し、その割り込みを発生し、各ディスクリプタに設定されているライン数をそれまでのライン数に加算することにより現在処理を行っているライン位置を検出しながら転送処理を行う。
同様にして画像メモリから、圧縮伸長器を通してHDにデータを転送(1次記憶装置→2次記憶装置)する場合、画像転送DMACは1バンド毎に転送するが、1バンド毎にディスクリプタを設定する為に、ディスクリプタのライン数として1バンドの画像ライン数を設定する。そのときに符号転送DMACの転送先をHDDコントローラに設定する。
HDDコントローラには格納アドレスを設定し、画像メモリ→画像転送DMAC→圧縮伸長器→符号転送DMAC→HDDコントローラ→HDというパスを通して画像データの転送を行うことが可能となる。データ転送終了後に、HDDコントローラよりHDへ蓄積した際の使用データ量(実際にHDに蓄積されたメモリ容量)が通知され、このHDへ格納したアドレスと使用データ量を1次記憶装置に確保しているHDD管理領域に記憶しておく。また、メモリ制御部は画像メモリから2次記憶部へのデータ転送が画像入力装置から画像メモリへのデータ転送を追い越さないように制御している
【0022】
逆にHDから圧縮伸長器を通して画像メモリにデータを転送(2次記憶装置→1次記憶装置)する場合、1次記憶装置に確保しているHDD管理領域に記憶しているHDへ蓄積した際の格納アドレスと使用データ量を取得し、HDDコントローラに格納アドレスを設定し、符号転送DMACには使用データ量を、画像転送DMACには伸長後のライン数を設定して、HD→HDDコントローラ→符号転送DMAC→圧縮伸長器→画像転送DMAC→画像メモリというパスを通して画像データの転送を行うことができる。
【0023】
第1の実施の形態
第1の実施の形態を説明するに先立って、理解のために画像出力を例にとってその処理を説明する。
例えば、100枚の画像が格納されている画像形成装置があるとし、オペレータは100枚の画像の出力を要求し、この処理が20秒以内に終了するように指定する。画像形成装置は出力処理に要する時間をメモリと書き込み部との間の転送速度、画像データの転送量から計算し、処理が20秒以内に終了するか否かを処理に先立って判定する。20秒以内に終わると判定された時は処理を行い、20秒以内に終わらないと判定された場合はアラートが表示される。
このようにオペレータは画像出力が指定時間以内に終了するか否かを処理に先立って知ることができる。事前に知ることにより、オペレータは画像出力の枚数を半分の50枚にし、処理時間を20秒と指定する等の変更を行うことができる。また、同一画像が格納されている同一の画像形成装置が存在する場合は、2台目の画像形成装置を用いて半分の50枚を処理することもできる。
次に、以上の処理を可能にするための構成について説明する。
図7は本発明の入出力装置と記憶装置の間の画像信号の流れのタイミング管理・制御を説明するためのブロック図であり。
図7において、オペレータは操作部6を用いて画像信号Aの制御内容と処理時間を指定する(▲1▼)。このオペレータの入力を受けてシステム制御部3は、要求された処理が上記指定された時間内に終了できるかを判定する(▲2▼)。この判定の結果に基づいてシステム制御部は実行要求を出す。
実行要求に従って、画像信号が、スキャナー、FAX、複写装置等の入力機器1から取りこまれる(▲4▼)、メモリ制御部43の制御を受けながら(▲3▼)第一次記憶部42に蓄積される(▲5▼)、メモリ制御部43の制御(▲6▼)の下に第1次記憶部42から圧縮を受け第2次記憶部48に蓄積される(▲7▼)、第2次記憶部48に記憶された画像信号Aが、伸張されて第一次記憶部42に送られ(▲8▼)、さらに書き込み部等の出力機器2に出力される(▲9▼)等の処理が行われる。
【0024】
第8図は、第7図における画像信号Aを入出力する際のシステム制御部3の処理フローである。
初めに、オペレータまたはシステム制御部3は転送速度sを設定し、入出力要求が出るまで待機する[S81]。
次にオペレータの操作により画像信号Aの出力要求が発生すると、例えば、読取り処理の場合、水平画素値、垂直画素値、アドレス、画像サイズ等の入出力に必要なパラメーターを設定する[S82]。
オペレータ又はシステム制御部3が、出力処理に要する処理時間Tを指定する[S83]。
上記設定された転送速度sと転送量d等から出力処理に要する時間を計算し、要求された出力処理が指定時間T内に終了できるかシステム制御部3が判定する[S84]。
判定した結果、指定時間に終了する場合は、システム制御部3は転送処理を行うコマンドを発行する[S85]。指定時間T内に終了しない場合は、終了できないことをアラート表示し、オペレーターに通知する[S86]。
これによってオペレータは指定時間T内に終了するか否かの判定結果を事前に知ることが出来る。以上出力処理を例に取り説明したが、入力処理についても同様である。
【0025】
なお、上記S84で要求された処理が指定された時間内Tに終了できるかの判定は、例えば画像読取部1から画像メモリ42へ画像信号を送る場合、以下の通り行うことが出来る
画像読取部1から画像メモリ42への転送速度sは、オペレータまたはシステム制御部3が設定する。システム制御部3は読取部1から画像信号転送速度sと画像信号転送量dを取得し、画像信号転送処理にかかる時間tを下記の式により算出する。
d ÷ s = t
例えば画像信号転送速度を10MB/秒とし、転送される画像信号データ量を5MBとした場合、画像信号を転送するのに要する時間は、 5MB ÷ 10MB/秒 = 0.5秒 となる。この画像信号転送時間tが要求された入出力処理に要する時間である。
この数値tと上記▲1▼で指定された時間Tとを比較し、tがTより小さければ上記▲2▼で要求された制御が指定された時間内に終了できると判定される。
【0026】
第2の実施形態
図9は本発明の入出力装置と記憶装置の間の画像信号の流れのタイミング管理・制御を説明するためのブロック図であり、図7と対比すると、図8では信号Aの入出力処理中に、画像信号Bの制御要求がある点で異なっている。
図9において、オペレータは画像信号Aの制御及び処理時間の指定を操作部6を用いて入力する。このオペレータの入力を受けてシステム制御部3は要求された制御が上記指定された時間内に終了できるか判定して実行要求を出す。
一方画像信号の流れとしては、画像信号Aがスキャナー、FAX、複写装置等の入力機器1から取りこまれると、メモリ制御部43の制御を受けながら第一次記憶部42に蓄積される。次に画像信号Aは、メモリ制御部43の制御の下に第1次記憶部42から圧縮を受け第2次記憶部46に蓄積される。ここまでは図7と同様であるが、図9はこの間に画像信号Bが、スキャナー、FAX、複写装置等の入力機器1から取りこまれる点が異なっている。
【0027】
画像信号Aを入出力処理中に画像信号Bの入出力処理の要求が発生した時の処理について、以下説明する。
図10、図11、図12、図13、図14は画像信号Aの入出力を実行中に画像信号Bの入出力処理要求を受けたときに画像信号Aを中断可能か判断して中断可能の時画像信号Bの入出力を行い、その後画像信号Aの処理を再開する際のフローである。
画像信号Aの入出力処理を実行中に、画像信号Bの入出力要求が発生した時、画像信号Bの入出力要求のパラメーターを設定し、オペレータは終了時間を指定する。[S108]
画像信号Aが実行中の状態で、画像信号Bも指定時間内に終了できるか判定を行う[S109]。
画像信号Bは指定時間内に終了できないのであれば、終了できないことをアラート表示しオペレータに通知し[S110]、画像信号Aのまま入出力処理を続行する[S105]。画像信号Bも指定時間内に終了可能であれば[YES]、画像信号Aの中断の判定を行う。
中断の判定については、▲1▼画像信号が入力され画像メモリへ転送中の中断か、▲2▼画像メモリから2次記憶装置へ転送中の中断か、▲3▼2次記憶装置から画像メモリへ転送中の中断か、▲4▼画像メモリから出力装置へ出力中の中断かの判定を行い、各処理プロセスの段階での中断処理のフローにしたがって処理される。
【0028】
入力機器において画像信号Aが入力中であれば、画像信号Aの入力処理の中断可能判定を行う。
上記▲1▼の場合
図11において、画像信号Aが入力が終了していれば[S111]、画像信号Aの処理と画像信号Bの処理の順序を変更し[S113]、画像信号Bの入力要求を発行する[S118]。
画像信号Aが入力中ならば、画像信号Aの入力処理が、中断可能か判定を行う[S112]。画像信号Aの入力処理が、中断可能であれば、画像信号Aの入力処理の中断要求を発行し[114]、画像信号Bの入力要求を発行する[115]。画像信号Bの入力処理が終了したら[116]、画像信号Aの入力処理の再開要求を発行する[117]。画像信号Aの入力処理が、中断不可能であれば(S112でNO)、画像信号Bの入力処理は待機する[111]。
【0029】
上記▲2▼の場合
図12において、
1次記憶部42から2次記憶部48への転送に画像信号Aが転送中でなければ[121]、制御の順序を入れ替えて[123]、画像信号Bの転送要求を発行する[128]。
画像信号Aが転送中ならば、画像信号Aの転送処理が中断可能か判定を行う[122]。画像信号Aの転送処理が、中断可能であって、中断の要求があるときには画像信号Aの転送処理の中断要求を発行し[124]、画像信号Bの転送要求を発行する[125]。画像信号Bの転送処理が終了したら、画像信号Aの転送処理の再開要求を発行する[127]。画像信号Aの転送処理が、中断不可能であれば、画像信号Bの転送処理は待機する[121]。
上記▲3▼の場合
図13において、2次記憶部48から1次記憶部42への転送に画像信号Aが転送中でなければ[131]、制御の順序を入れ替えて[133]、画像信号Bの転送要求を発行する[138]。
画像信号Aが転送中ならば、画像信号Aの転送処理が中断可能か判定を行う[132]。画像信号Aの転送処理が、中断可能であれば、画像信号Aの転送処理の中断要求を発行し[134]、画像信号Bの転送要求を発行する[135]。画像信号Bの転送処理が終了したら、画像信号Aの転送処理の再開要求を発行する[137]。画像信号Aの転送処理が、中断不可能であれば、画像信号Bの転送処理は待機する[131]。
【0030】
上記▲4▼の場合
図14において、画像信号Aが出力中でなければ[141]、制御の順序を入れ替えて[143]、画像信号Bの出力要求を発行する[148]。画像信号Aが出力中ならば、画像信号Aの出力処理が、中断可能か判定を行う[142]。画像信号Aの出力処理が、中断可能であれば、画像信号Aの出力処理の中断要求を発行し[144]、画像信号Bの出力要求を発行する[145]。画像信号Bの出力処理が終了したら、画像信号Aの出力処理の再開要求を発行する[147]。画像信号Aの出力処理が、中断不可能であれば、画像信号Bの出力処理は待機する[141]。
これによって、画像信号Aの入出力実行中でも、別の複数の画像信号の入出力を処理順序の入れ替えと、実行中断を行うことにより実行することが可能である。
【0031】
第3の実施形態を説明する。
図15は、上記第一の実施形態のおいて、指定時間内の実行判定を行うか行わないかの判定を加えた処理フローを示す。
図15において、指定時間内の実行判定を行うか行わないかの設定を行い[151]、行う場合は、前記第一の実施形態と同じ処理、即ち
画像転送を行う転送速度能力を、オペレーターあるいはメモリ制御部が設定する。初めに、各制御部は設定された転送速度能力を取得し、入出力要求が出るまで待機する[152]。オペレータの操作により画像信号Aの入出力要求が発生すると、発生画像信号Aの入出力要求のパラメーターの制御内容を設定する[153]。オペレータ又は制御部が設定されたパラメーターが終了する時間を指定すると[154]、次に指定時間内チェックを設定しているかを見て[S155]、取得した転送速度能力と入出力のパラメーターから指定時間内に終了できるかシステム制御部3が判定する[156]。判定の結果に基づいて、システム制御部3は、実施するか否かの判断をする(157)。指定時間内に終了するのであれば処理を行うコマンドを発行する[158]。指定時間内に終了しないのであれば、終了できないことをオペレーターに通知する[159]。
【0032】
指定時間内の実行判定を行わない場合は、指定時間内の実行判定と関係なく[155]処理を行う[1510]。また、上記第2の実施の形態においても、途中での画像信号の入出力要求が発生し、その入出力要求が指定時間内に終了するかの判定を行う設定をしないことにより、画像信号Aと画像信号Bの優先度によって、中断処理を行うかどうかの判定をする。これによって指定時間に縛られることなく入出力を実施するかしないかの選択が可能である。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、記憶装置、および画像入出力手段の構成に応じて画像形成装置の生産性に関わる処理時間の指定と、要求された処理時間内の処理実行が可能かを判定することが可能となるため、画像形成装置を構成する記憶装置、画像出力手段の構成、性能に応じて最適かつ詳細な生産性の実現と管理を行うための手段を提供することが可能になる。
また、請求項2の発明によれば、画像形成装置に複数の画像入出力手段(例えば、スキャナ、プリンタ、データ配信(入出力)可能なコンピュータを接続可能なインターフェース等)が接続され、同時に複数の画像信号の入出力が可能な構成を有する場合、要求された画像入出力処理に対し、要求時点の記憶装置の処理状態と、要求された処理時間の指定の指定内容に応じて画像入出力処理の順序制御(処理単位の順序入れ替え、もしくは記憶装置内部の処理(1次記憶部−2次記憶部間のデータ転送処理等)の順序入れ替え)が可能な手段を設けることで、処理の要求通りに実行することが可能になる。
さらに実行中の画像信号入出力処理の中断が可能か否かを判定し、必要に応じて中断処理を実行することで、要求された処理時間の指定が短い(高速な処理を必要とするもの)処理を即時に実行することができる。
以上の構成により、複数の画像信号入出力操作の実行を要求通りに効率良く制御する手段を提供することが可能となる。
さらに、請求項3の発明によれば、画像形成装置に接続される記憶装置の構成、画像入出力手段の特性上、処理時間指定の処理要求が不要(接続される各構成要素の処理性能が向上し、処理時間の判定の必要がない場合や、処理時間の判断ができない場合など)な場合に、処理時間の判定や、実行中の処理状態の管理などの制御を選択的に実行するか否かを指定する手段を設けることにより、画像形成装置の構成に応じて冗長な制御に関わる処理を行う必要がなくなる。よって、画像形成装置の構成に応じて最適な制御が可能でかつ汎用的な制御手段を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル複写機の概略を示す図である。
【図2】原稿台を上から見た図である。
【図3】読取部のIPUから出力される画像同期信号を示す図である。
【図4】記憶部の構成を示す図である。
【図5】メモリ制御部のブロック図を示す。
【図6】ビデオDMACのディスクリプタアクセス処理、データ転送処理を説明する図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の概略図を示す。
【図8】本発明の第1の実施の形態のフローを示す。
【図9】本発明の第2の実施の形態の概略図を示す。
【図10】本発明の第2の実施の形態のフローを示す。
【図11】入力中断判定のフローを示す。
【図12】1次記憶部から2次記憶部への転送中断のフローを示す
【図13】2次記憶部から1次記憶部への転送中断のフローを示す
【図14】出力中断の判定を示す。
【図15】本発明の第3の実施の形態のフローを示す。
【符号の説明】
1・・・デジタル複写機の読取部、2・・・デジタル複写機の像形成部、3・・・システム制御部、4・・・記憶部、41・・・画像入出力DMAC、42・・・画像メモリ、43・・・メモリ制御部、48・・・HDD

Claims (3)

  1. 画像信号の入力又は出力処理の要求時に該画像信号の処理時間を指定する手段と、上記指定された時間内に画像信号の入力又は出力処理が可能か否かを判定する手段とを有し、判定の結果を表示しまたは通報する手段を設けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 1の画像信号の入力又は出力処理を実行している間に、他の画像信号の入力又は出力処理の要求があった時、該他の画像信号の入力又は出力処理の要求時に、該他の画像信号の処理時間を指定する手段、該他の画像信号の処理に要する時間を処理に先立って計算する手段、上記指定手段によって指定された時間と上記計算の結果とに基づき、上記指定された時間内に該他の画像信号の処理が可能か否かを判定する手段によって、上記指定された時間内に該他の画像信号の処理が可能であると判定された場合に、上記実行中の画像信号の処理と該他の画像信号処理の順序を制御する手段と、上記実行中の画像信号入力又は出力処理の中断が可能か否かを判定する手段と、前記中断についての判定の結果に基づき、上記実行中の処理の中断、または上記実行中の処理の継続を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の画像形成装置において、画像信号の入力又は出力処理の要求時に、該画像信号の処理に要する時間時間を指定する手段によって指定された時間内に、該画像信号の処理が可能か否かの判定を行う判定機能を選択するか否かの選択手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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