JPH11146159A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11146159A
JPH11146159A JP32387697A JP32387697A JPH11146159A JP H11146159 A JPH11146159 A JP H11146159A JP 32387697 A JP32387697 A JP 32387697A JP 32387697 A JP32387697 A JP 32387697A JP H11146159 A JPH11146159 A JP H11146159A
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JP32387697A
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Tomonori Tanaka
智憲 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストのメモリを使用して電子ソート等
を実行可能な画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 図1に示すデジタル複写機は、画像メモ
リ(半導体メモリ)44としては、所定の画像サイズの
画像データの画像回転に必要な分のメモリ量しかもた
ず、それ以上の画像サイズの画像を処理する場合には、
HD(2次記憶装置)45を用いて、画像メモリ44を
随時バッファメモリ的に使用して画像データの転送を可
能としてメモリを低コストにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳細には、ファクシミリやデジタル複写機等に使用
される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機のデジタル化が進むと共
に、画像メモリを応用した加工、編集が行われるように
なってきている。これらの中で、原稿複数枚分の画像デ
ータをメモリに記憶することで、指定部数まとめてコピ
ー出力して仕分けの作業をなくすという電子ソートとい
う機能がある。かかる機能においては、複数枚の画像デ
ータを保持する必要があるため、半導体メモリのみで実
現するにはメモリコストが膨大になるという理由から、
半導体メモリ+蓄積用メモリの構成とし、蓄積メモリと
しては、半導体メモリより安価なハードディスク等の2
次記憶装置の使用が一般的である。前述の半導体メモリ
の必要性としては、2次記憶装置の転送速度と入出力画
像転送速度との速度差吸収用バッファメモリ、メモリの
読み出し時のアドレス操作による画像回転機能実現が理
由として挙げられる。画像回転が必要のないシステムで
は、2次記憶装置の転送速度が、入出力画像転送速度と
比べて十分速い場合は、入出力画像を直接、2次記憶装
置に記憶すれば良く、半導体メモリは必要ない。他方、
2次記憶装置ではシーケンシャルに記憶したデータを同
一並びのシーケンシャルなデータとして読み出すのに対
し、回転した並びとなるように、ランダムに読み出した
場合はには、極端にアクセス速度が低下し、デジタル複
写機が要求する画像出力の速度を満たすことができな
い。以上の理由により、電子ソートを実現するデジタル
複写機においては、半導体メモリ+2次記憶装置の構成
が多く用いられている。半導体メモリの容量としては、
出力可能な最大転写紙サイズ分のメモリ量をもっていて
も、出力可能な最大転写紙サイズでの画像回転を行うケ
ースは少なく、また、2次記憶装置のアクセス速度が複
写機のコピー速度に対応した画像転送速度に限りなく近
い場合は、それ以下のメモリ量で速度差吸収の機能も果
たしてしまい、余分な半導体メモリとも言える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、請求項1に係る発明は、半導体メ
モリとしては、画像回転に必要な分のメモリ量しかもた
ず、それ以上の複写サイズでは、2次記憶装置を使用
し、半導体メモリを随時バッファメモリ的に使用して画
像データを転送可能として、低コストのメモリを使用し
て電子ソート等を実行可能な画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。また、請求項2に係る発明は、外部へ
画像データを出力する場合に、予め2時記憶装置からの
画像データを、半導体メモリに書き込む動作を開始し、
転送アドレスが所定アドレスとなった時点で画像出力を
開始するようにしたことにより、2次記憶装置からの画
像データを2分割して記憶しておく必要がなく、データ
管理を効率化して、高パフォーマンスな画像形成装置を
提供することを目的とする。また、請求項3に係る発明
は、2次記憶装置に圧縮した状態にて画像データを記憶
することにことにより、2次記憶装置とやり取りするデ
ータ量を低減し、2次記憶装置への記憶処理時間の低
減、及び蓄積可能な原稿の枚数を増加させ、高速で生産
性の高い画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る画像形成装置は、原稿を読み取って
得られる画像データをラスタ形式でライン毎に順次出力
する読取部と、前記読取部からの画像データを記憶し、
また記憶した画像データを所定角度回転して読み出して
順次出力可能な記憶部と、前記読取部又は前記記憶部か
らの画像データにより可視像を形成する像形成部と、を
備えた画像形成装置において、前記記憶部は、前記像形
成部において、画像データを所定角度回転して出力可能
な画像サイズの少なくとも1枚分のメモリ容量を備えた
半導体メモリと、前記像形成部が出力可能な最大サイズ
の1枚分以上のメモリ容量を備えた2次記憶装置と、外
部より入出力される画像データの前記半導体メモリへの
書き込み又は読み出しと、前記2次記憶装置へ転送する
ための前記半導体メモリからの読み出し又は前記2次記
憶装置から転送されてきた画像データの半導体メモリへ
の書き込みの2つの動作を時分割で並行して実行制御可
能なメモリ制御部と、を備え、前記メモリ制御部は、外
部と画像データを入出力するためのに随時発生するメモ
リアクセスの書き込みまたは読み出しの仮想アドレスを
発生する入出力画像アドレス発生手段と、前記2次記憶
装置と画像データを送受信するためのメモリアクセスの
書き込みまたは読み出しの仮想アドレスを発生する転送
アドレス発生手段と、前記入出力アドレス発生手段と前
記転送アドレス発生手段から出力される仮想アドレスを
前記半導体メモリのメモリ量に従い、実メモリの最大ア
ドレスまでアクセスすると0アドレスに戻るように前記
半導体メモリに出力する物理アドレスに対し、前記転送
画像アドレス発生手段による仮想アドレスまたは物理ア
ドレスが追い越さないように前記2次記憶装置へ転送の
ためのアクセスをウエイト制御するメモリアクセス制御
手段と、を備えたことものである。また、請求項2に係
る画像形成装置は、請求項1に係る画像形成装置におい
て、前記メモリ制御部は、外部へ画像データ出力する場
合に、予め前記2次記憶装置からの画像データを前記半
導体メモリに書き込む動作を開始し、前記転送アドレス
が所定アドレスとなった時点で画像出力を開始するよう
にしたものである。また、請求項3に係る画像形成装置
は、請求項1に係る画像形成装置において、前記メモリ
制御部は、更に、画像データを圧縮するための画像デー
タ圧縮手段を備え、前記画像データ圧縮手段は、前記2
次記憶装置に画像データを圧縮した状態にて記憶するも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る画像形成装置を適用したデジタル複写機の好適
な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態
に係るデジタル複写機の概略構成を示す図である。図1
に示すデジタル複写機は、原稿を読み取って得られる画
像データをラスタ形式でライン毎に順次出力する読取部
1と、デジタル複写機全体の動作を制御するシステム制
御部2と、FAX部3と、前記読取部からの画像データ
を記憶し、また記憶した画像データを所定角度回転して
読み出して順次出力可能な記憶部4と、操作部5と、セ
レクタ部6と、前記読取部又は前記記憶部からの画像デ
ータにより可視像を形成する像形成部7と、からなる。
先ず、上記読取部1の読取プロセスについて説明する。
原稿を原稿台に沿って移動可能な露光ランプによってス
キャン露光を行い、その反射光をCCD(イメージセン
サー)によって光電変換を行い、光の強弱に応じた電気
信号とする。IPU(イメージプロセッシングユニッ
ト)により、その電気信号をシェーディング補正等の処
理を行い、A/D変換し、8ビットのデジタル信号と
し、さらに、変倍処理、ディザ処理等の画像処理を行
い、画像同期信号と共に、画像信号を像形成部に送る。
図2は、原稿台を上方から見た図である。スキャナー制
御部は以上のプロセスを実行するために、各種センサー
の検知、駆動モータ等の制御を行い、また、IPUに各
種パラメータの設定を行う。以上が読取プロセスであ
る。
【0006】次に、読取部1のIPUにより出力される
画像同期信号を図3を参照して説明する。フレームゲー
ト信号(/FGATE)は副走査方向の画像エリアに対
しての画像有効範囲を表す信号でこの信号がローレベル
(ローアクティブ)の間の画像データが有効とされる。
また、フレームゲート信号(/FGATE)はライン同
期信号(/LSYNC)の立ち下がりエッジでアサー
ト、或いは、ネゲートされる。ライン同期信号(/LS
YNC)は、画素同期信号(PCLK)の立ち上がりエ
ッジで所定クロック数だけアサートされ、この信号の立
ち上がり後、所定クロック後に主走査方向の画像データ
が有効とされる。送られてくる画像データは、画素同期
信号(PCLK)の1周期に対して1つであり、図2の
矢印部より400DPI相当に分割されたものである。
画像データは矢印部分を先頭に、ラスタ形式のデータと
して送出される。また、画像データの副走査有効範囲
は、通常、転写紙サイズによって決まる。つづいて、像
形成部7の像形成プロセスについて説明する。像形成部
7では、帯電チャージャによって一様に帯電された感光
体を、書込部からの画像データによって変調されたレー
ザー光によって露光する。感光体には、静電潜像がで
き、それを現像装置によりトナーで現像することにより
顕像化したトナー像となる。予め給紙コロによって給紙
トレイより給紙搬送されレジストローラで待機していた
転写紙を、感光体とタイミングを図って搬送し、転写チ
ャージャによって感光体上のトナーを転写紙に静電転写
し、分離チャージャによって転写紙を感光体より分離す
る。その後、転写紙上のトナー像を定着装置により加熱
定着し、排紙ローラにより排紙トレイに排紙する。一
方、静電転写後の感光体に残留したトナー像は、クリー
ニング装置が感光体に圧接して、除去される。また、感
光体は、除電チャージャにより除電される。プロッタ制
御部は、以上のプロセスを実行するために、各種センサ
の検知、駆動モータ等の制御を行う。以上が、像形成プ
ロセスである。
【0007】上記システム制御部2は、オペレータによ
る操作部5への入力状態を検知し、読取部1、記憶部
4、像形成部7、FAX部3への各種パラメータの設
定、プロセス実行指示等を通信にて行う。また、システ
ム全体の状態を操作部5てに表示する。システム制御部
2への指示はオペレータの操作部5へのキー入力にてな
される。上記FAX部3は、システム制御部2からの指
示により、送られてきた画像データをG3、G4FAX
のデータ規定に基づき、2値圧縮を行い、電話回線へ送
出する。また、電話回線よりFAX部3に転送されてき
たデータは復元されて2値の画像データとされ、像形成
部7の書込部へ送られ顕像化される。上記セレクタ部6
は、システム制御部2からの指示により、セレクタ状態
を変化させ、像形成を行う画像データのソースを読取部
1、記憶部4、FAX部3のいずれかから選択する。次
に、本発明の特徴部分である記憶部4について説明す
る。記憶部4は、通常は、IPUから入力される原稿の
画像データを記憶することで、リピートコピー、回転コ
ピー等の複写アプリケーションに使用される。また、F
AX部3からの2値画像データを一時記憶させるバッフ
ァメモリとしても使用する。これらデータ記憶の指示は
システム制御部2によってなされる。
【0008】図4は、記憶部4の詳細な構成を示すブロ
ック図である。記憶部4は、図4に示す如く、外部より
入出力される画像データの画像メモリ44への書き込み
又は読み出しと、HD45へ転送するための画像メモリ
44からの読み出し又はHD45から転送されてきた画
像データの画像メモリ44への書き込みの2つの動作を
時分割で並行して実行制御するメモリ制御部41と、画
像入力部42と、圧縮伸長部43と、半導体メモリから
なり、像形成部7において、画像データを所定角度(例
えば、90°又は270°)回転して出力可能な画像サ
イズの少なくとも1枚分のメモリ容量を備えた画像メモ
リ44と、像形成部7が出力可能な最大サイズの1枚分
以上のメモリ容量を備えた2次記憶装置であるHD45
と、からなる。画像入力部42は、CPU及びロジック
で構成され、メモリ制御部41と通信を行ってコマンド
を受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、ま
た、画像入出力部42の状態を知らせるためステータス
情報として送信する。また、画像入力部42は、画像入
力のコマンドを受けた場合、入力画像データを入力画像
同期信号に従って、8画素単位のメモリデータとしてメ
モリ制御部41にメモリアクセス信号と共に、随時出力
する一方、画像出力のコマンドを受けた場合には、メモ
リ制御部41からの画像データを出力画像同期信号に同
期させて出力する。
【0009】圧縮伸長部43は、CPU及びロジックで
構成され、メモリ制御部41と通信を行ってコマンドを
受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、
圧縮伸長処理の状態を知らせるためステータス情報とし
て送信する。また、圧縮伸長部43は、圧縮のコマンド
を受けた場合、メモリ制御部41にメモリアクセス要求
信号を出力し、メモリアクセス許可信号がアクティブの
場合に画像データを受け取って圧縮処理を行い、圧縮デ
ータとしてHD45に記憶する。そして、圧縮伸長部4
3は、伸長のコマンドを受けた場合、HD45に記憶さ
れた圧縮データを読み出して伸長処理を行い、圧縮時と
同様なアクセス方法でメモリ制御部41に出力する。画
像メモリ44は、例えば、DRAM等の半導体メモリで
構成され、画像データを記憶する。メモリ量の合計は、
400DPI、2値画像データのA4サイズ分の2Mバ
イトとしている。メモリ制御部41により読み出し、書
き込みの制御をされる。HD45は、ハードディスクで
あり、2次記憶装置である。メモリ制御部41は、CP
U及びロジックで構成され、システム制御部2と通信を
行ってコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設
定を行い、また、記憶部4の状態を知らせるためステー
タス情報として送信する。システム制御部2からの動作
コマンドには、画像入力、画像出力、画像圧縮、画像伸
長等があり、画像入力、画像出力のコマンドは画像入力
部42に、画像圧縮、画像伸長のコマンドは圧縮伸長部
43に送信する。
【0010】図5は、メモリ制御部41の詳細な構成を
示すブロック図であり、メモリ制御部41は、図5に示
す如く、入出力画像アドレスカウンタ411と、転送ア
ドレスカウンタ412と、アドレス比較器413と、ア
ドレスセレクタ414と、物理アドレス変換部415
と、アービタ416と、アクセス制御回路417と、を
備えている。上記入出力画像アドレスカウンタ411
は、入出力メモリアクセス信号部に応じてカウントアッ
プするアドレスカウンタで、入力画像データが格納され
る格納場所を示す22ビットの仮想メモリアドレスを出
力する。上記転送画像アドレスカウンタ412は、メモ
リアクセス要求信号に応じて、カウントアップアドレス
カウンタで、転送画像データが格納されている格納場所
を示す22ビットの仮想メモリアドレスを出力する。上
記アドレス比較器413は、外部からの画像入力時は、
入出力画像アドレスカウンタ411と転送画像アドレス
カウンタ412が出力する仮想アドレスを、画像出力時
は同様に、それぞれが出力する物理アドレスを大小比較
し、転送アドレスが小ならばアービタ416に出力する
比較結果のアドレス信号をアクティブとする。また、ア
ドレス比較器413は、入出力画像が動作中でない状態
では、アクティブを出力する。画像出力時には、転送画
像アドレスカウンタの出力する仮想アドレスが所定(本
実施例では、2Mアドレス)の値となると、画像入出力
部42のトリガとなる画像出力開始信号を出力する。
【0011】上記アドレスセレクタ414は、アービタ
416により選択されるセレクタで、入出力画像又は転
送画像のアドレスのどちらかが選択される。上記物理ア
ドレス変換部は、入力される仮想アドレスを実メモリに
対応する物理アドレスに変換する。入力される仮想アド
レスは4Mアドレス空間の22ビットであり、最上位ビ
ットを削除することにより21ビットの2Mアドレス空
間として出力する。上記アービタ416は、圧縮伸長部
43のアクセスのためのメモリアクセス許可信号を出力
する。アドレス比較信号が、アクティブで入出力メモリ
アクセス信号が非アクティブの条件でメモリアクセス許
可信号を出力する。アクセス制御回路417は、入力さ
れる物理アドレスを画像メモリ44であるDRAMに対
応してロウアドレス、カラムアドレスに分割し、11ビ
ットのアドレスバスに出力する。また、アービタからの
アクセス開始信号に従い、DRAM制御信号(RAS、
CAS、WE)を出力する。
【0012】次に、記憶部4の全体動作を説明する。先
ず、システム制御部2からの指示により、入力された画
像データを画像メモリ44に記憶し、その記憶動作中に
既に入力された画像データを、蓄積メモリであるHD4
5に圧縮データに変換して記憶する。図6は、画像入力
中の途中の様子をしめしており、特に、画像メモリ44
に入力画像データとして書き込まれる際のアクセスする
仮想アドレスと物理アドレス、読み出して転送画像デー
タとして出力される際のアクセスする仮想アドレスと物
理アドレスの関係を示している。メモリ制御部41は、
図6に示すように、2つの仮想アドレスを比較してアド
レスの追い越しがないようにメモリアクセス許可信号を
制御しているため、画像データが正しく転送される。ま
た、図7は、画像出力中の様子を示しており、特に、画
像メモリに転送画像データとして書き込まれる際のアク
セスする仮想アドレスと物理アドレス、読み出して出力
画像データとして出力される際のアクセスする仮想アド
レスと物理アドレスのそれぞれの関係を示している。メ
モリ制御部41は、図7に示すように、外部への画像デ
ータ出力次は予めHD45からの画像データを画像メモ
リ44に書き込む動作を開始し、転送アドレスが所定ア
ドレスとなった時点で、画像出力を開始するようにし、
また、2つの物理アドレスを比較してアドレスの追い越
しがないように、メモリアクセス制御信号を制御してい
るため、画像データが正しく転送される。
【0013】上述のように、仮想アドレスに対し、画像
メモリ44に出力する物理アドレスは重複していること
と、アドレスの追い越しが管理されていることで、画像
メモリ44は、画像回転に必要な分のメモリ容量です
み、低コストで信頼性の高いデジタル複写機を提供する
ことが可能となる。また、図4に示したように、HD4
5と画像メモリ45との間に、圧縮伸長部43を設けた
ことで、データ量を低減し、HD45の負荷を軽減する
ことができる。尚、本実施の形態においては、本発明を
デジタル複写機に適用する場合を例示して説明したが本
発明は、これに限られるものではなく、例えば、ファク
シミリ等にも適用可能であることはいうまでもない。
【0014】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置は、原稿を
読み取って得られる画像データをラスタ形式でライン毎
に順次出力する読取部と、読取部からの画像データを記
憶し、また記憶した画像データを所定角度回転して読み
出して順次出力可能な記憶部と、読取部又は記憶部から
の画像データにより可視像を形成する像形成部と、を備
えた画像形成装置において、記憶部は、像形成部におい
て、画像データを所定角度回転して出力可能な画像サイ
ズの少なくとも1枚分のメモリ容量を備えた半導体メモ
リと、像形成部が出力可能な最大サイズの1枚分以上の
メモリ容量を備えた2次記憶装置と、外部より入出力さ
れる画像データの前記半導体メモリへの書き込み又は読
み出しと、2次記憶装置へ転送するための前記半導体メ
モリからの読み出し又は2次記憶装置から転送されてき
た画像データの半導体メモリへの書き込みの2つの動作
を時分割で並行して実行制御可能なメモリ制御部と、を
備え、メモリ制御部は、外部と画像データを入出力する
ためのに随時発生するメモリアクセスの書き込みまたは
読み出しの仮想アドレスを発生する入出力画像アドレス
発生手段と、2次記憶装置と画像データを送受信するた
めのメモリアクセスの書き込みまたは読み出しの仮想ア
ドレスを発生する転送アドレス発生手段と、前記入出力
アドレス発生手段と転送アドレス発生手段から出力され
る仮想アドレスを半導体メモリのメモリ量に従い、実メ
モリの最大アドレスまでアクセスすると0アドレスに戻
るように半導体メモリに出力する物理アドレスに対し、
転送画像アドレス発生手段による仮想アドレスまたは物
理アドレスが追い越さないように2次記憶装置へ転送の
ためのアクセスをウエイト制御するメモリアクセス制御
手段と、を備えたこととしたので、半導体メモリとして
は、画像回転に必要な分のメモリ量しかもたず、それ以
上の複写サイズでは、2次記憶装置を使用し、半導体メ
モリを随時バッファメモリ的に使用して画像データを転
送することができ、低コストのメモリを使用して電子ソ
ート等を実行可能な画像形成装置を提供することが可能
となる。
【0015】また、請求項2に係る画像形成装置は、請
求項1に係る画像形成装置において、メモリ制御部は、
外部へ画像データ出力する場合に、予め前記2次記憶装
置からの画像データを半導体メモリに書き込む動作を開
始し、転送アドレスが所定アドレスとなった時点で画像
出力を開始することとしたので、2次記憶装置からの画
像データを2分割して記憶しておく必要がなく、データ
管理を効率化して、高パフォーマンスな画像形成装置を
提供することが可能となる。また、請求項3に係る画像
形成装置は、請求項1に係る画像形成装置において、メ
モリ制御部は、更に、画像データを圧縮するための画像
データ圧縮手段を備え、画像データ圧縮手段は、2次記
憶装置に画像データを圧縮した状態にて記憶することと
したので、2次記憶装置とやり取りするデータ量を低減
し、2次記憶装置への記憶処理時間の低減、及び蓄積可
能な原稿の枚数を増加でき、高速で生産性の高い画像形
成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタル複写機の概略構成
を示す図である。
【図2】図1の原稿台を上方から見た図である。
【図3】図1の読取部のIPUにより出力される画像同
期信号を説明するための図である。
【図4】図1の記憶部の詳細な構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図4のメモリ制御部の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】図4の記憶部の動作を説明するための図であ
る。
【図7】図4の記憶部の動作を説明するための図であ
る。
【符号の簡単な説明】
1 読取部、2 システム制御部、3 F
AX部、4 記憶部、5 操作部、6 セ
レクタ部、7 像形成部、41 メモリ制御部、
42 画像入力部、43 圧縮伸長部、44 画
像メモリ、45HD、411 入出力画像アドレスカウ
ンタ、412 転送アドレスカウンタ、413 アドレ
ス比較器413、414 アドレスセレクタ、415
物理アドレス変換部、416 アービタ、417 アク
セス制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って得られる画像データを
    ラスタ形式でライン毎に順次出力する読取部と、前記読
    取部からの画像データを記憶し、また記憶した画像デー
    タを所定角度回転して読み出して順次出力可能な記憶部
    と、前記読取部又は前記記憶部からの画像データにより
    可視像を形成する像形成部と、を備えた画像形成装置に
    おいて、 前記記憶部は、前記像形成部において、画像データを所
    定角度回転して出力可能な画像サイズの少なくとも1枚
    分のメモリ容量を備えた半導体メモリと、前記像形成部
    が出力可能な最大サイズの1枚分以上のメモリ容量を備
    えた2次記憶装置と、外部より入出力される画像データ
    の前記半導体メモリへの書き込み又は読み出しと、前記
    2次記憶装置へ転送するための前記半導体メモリからの
    読み出し又は前記2次記憶装置から転送されてきた画像
    データの半導体メモリへの書き込みの2つの動作を時分
    割で並行して実行制御可能なメモリ制御部と、を備え、 前記メモリ制御部は、外部と画像データを入出力するた
    めのに随時発生するメモリアクセスの書き込みまたは読
    み出しの仮想アドレスを発生する入出力画像アドレス発
    生手段と、前記2次記憶装置と画像データを送受信する
    ためのメモリアクセスの書き込みまたは読み出しの仮想
    アドレスを発生する転送アドレス発生手段と、前記入出
    力アドレス発生手段と前記転送アドレス発生手段から出
    力される仮想アドレスを前記半導体メモリのメモリ量に
    従い、実メモリの最大アドレスまでアクセスすると0ア
    ドレスに戻るように前記半導体メモリに出力する物理ア
    ドレスに対し、前記転送画像アドレス発生手段による仮
    想アドレスまたは物理アドレスが追い越さないように前
    記2次記憶装置へ転送のためのアクセスをウエイト制御
    するメモリアクセス制御手段と、を備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ制御部は、外部へ画像データ
    出力する場合に、予め前記2次記憶装置からの画像デー
    タを前記半導体メモリに書き込む動作を開始し、前記転
    送アドレスが所定アドレスとなった時点で画像出力を開
    始するようにすることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ制御部は、更に、画像データ
    を圧縮するための画像データ圧縮手段を備え、前記画像
    データ圧縮手段は、前記2次記憶装置に画像データを圧
    縮した状態にて記憶することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
JP32387697A 1997-11-10 1997-11-10 画像形成装置 Pending JPH11146159A (ja)

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