JP2000296215A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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Abstract
を引き付けることができる第二種弾球遊技機を提供す
る。 【構成】 始動遊技期間中に始動入賞口への始動口入賞
1,2があったとS1,S4で判別された場合には、無
効とされることなく1始動カウンタC1及び2始動カウ
ンタC2に記憶され、その記憶に基づく可変入賞球装置
の開閉動作への移行は、始動遊技期間経過後に行われる
ため、始動入賞を無駄とすることは無く、遊技の興趣を
引き付けることができる。
Description
れた始動入賞領域への始動入賞に基づいて遊技者にとっ
て不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一の状
態に移行する可変入賞球装置を備え、前記始動入賞領域
への始動入賞に基づく第一の状態中に前記可変入賞球装
置の入賞空間に玉が入賞したことを条件として特定遊技
状態となって前記可変入賞球装置を遊技者にとって有利
な特定態様で駆動制御する弾球遊技機(第二種弾球遊技
機といわれている)に関するものである。
動入賞口への始動入賞に伴って可変入賞球装置(大入賞
口ともいわれる)を1回又は2回開閉し、大入賞口の内
部に形成される特定領域への入賞(これをV入賞ともい
う)により特定遊技状態として大入賞口を連続開閉する
開閉サイクルに移行し、その開閉サイクルをV入賞を条
件として所定回数繰り返すようになっていた。このよう
な弾球遊技機においては、始動入賞に伴う1回又は2回
の開閉動作が完全に終了し、その後所定時間(例えば、
2秒)が経過するまでの間、始動入賞口への始動入賞が
無効となる始動無効期間が設定されていた。
間中に打玉が始動入賞口に入賞しても、それによって大
入賞口が開閉動作されないので、特定遊技状態となる期
待感も盛り上がらず、遊技の興趣を引き付けることがで
きないという欠点があった。本発明は、上記した事情に
鑑みなされたもので、その目的とするところは、始動入
賞の無駄を極力抑制して、遊技の興趣を引き付けること
ができる第二種弾球遊技機を提供することにある。
に、請求項1の発明においては、遊技領域に設けられた
始動入賞領域への始動入賞に基づいて遊技者にとって不
利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一の状態に
移行する可変入賞球装置を備え、前記始動入賞領域への
始動入賞に基づく第一の状態中に前記可変入賞球装置の
入賞空間に玉が入賞したことを条件として特定遊技状態
となって前記可変入賞球装置を遊技者にとって有利な特
定態様で駆動制御する弾球遊技機において、該弾球遊技
機は、さらに前記始動入賞があった後所定期間が経過す
るまでの始動遊技期間中に前記始動入賞領域への始動入
賞がある場合に、その始動入賞を記憶する始動入賞記憶
手段と、前記始動遊技期間中に前記始動入賞記憶手段に
記憶があっても該記憶に基づき前記可変入賞球装置を第
一の状態にしないように制御し、前記始動遊技期間経過
後に記憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態に駆
動制御する始動入賞制御手段と、を備えたことを特徴と
するものである。このように構成することにより、始動
遊技期間中に始動入賞領域への始動入賞があった場合に
は、無効とされることなく記憶手段に記憶され、その記
憶に基づく可変入賞球装置の第一の状態への移行は、始
動遊技期間経過後に行われるため、始動入賞を無駄とす
ることは無く、遊技の興趣を引き付けることができる。
動遊技期間は、始動入賞があった後所定の時間が経過す
るまでの期間とすることにより、所定の時間毎に始動入
賞記憶手段に記憶された始動入賞に基づく第一の状態を
発生させることができる。
動遊技期間は、始動入賞があった後前記可変入賞球装置
に入賞した玉を前記入賞空間内で検出する入賞玉検出手
段の検出がなく所定時間が経過するまでの期間、又は前
記所定時間内に前記入賞玉検出手段の検出があった場合
に前記可変入賞球装置から排出された玉を検出する排出
玉検出手段の検出数が前記入賞玉検出手段の検出数と一
致するまでの期間とすることにより、始動入賞に基づく
可変入賞球装置への入賞があった場合に、その入賞した
打玉が可変入賞球装置内で完全に処理されてから始動入
賞記憶手段に記憶された始動入賞に基づく第一の状態を
発生させることができ、遊技が分かりやすいという利点
があると共に、打玉が可変入賞球装置内で処理されたに
も拘わらず、所定の時間が経過するまで次ぎの始動入賞
による動作が行われない場合に比べて、記憶された始動
入賞をスムーズに処理することができる。つまり、可変
入賞球装置内に入賞した打玉が入賞玉検出手段によって
検出されるのに十分な時間を待ったにも拘わらず打玉が
入賞玉検出手段によって検出されなければ即座に始動遊
技期間を終了し、一方、打玉が入賞玉検出手段によって
検出された場合でも、その入賞した打玉が排出されたこ
とが確認されれば即座に始動遊技期間が終了するので、
無駄な待ち時間を極力少なくすることができる。
動入賞記憶手段の記憶数が予め定めた所定数となった後
の始動入賞を無効として処理することにより、始動遊技
期間中の始動入賞のすべてを記憶する場合と比較して、
遊技場側が極端に不利益となる状況を防止することがで
きる。
動入賞記憶手段は、前記特定遊技状態の発生から終了ま
での期間中に前記始動入賞領域への始動入賞がある場合
に、その始動入賞を記憶し、前記特定遊技状態の発生か
ら終了までの期間中に前記始動入賞記憶手段に記憶があ
っても該記憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態
にしないように制御し、前記特定遊技状態の終了後に記
憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態に駆動制御
することにより、特定遊技状態が終了しても記憶に基づ
く可変入賞球装置の第一の状態が直ちに再開されるの
で、再度特定遊技状態の発生が期待でき、遊技者の興趣
を引き付けることができる。
動入賞記憶手段は、前記特定遊技状態の発生から終了ま
での期間中に前記始動入賞領域への始動入賞がある場合
に、その始動入賞を無効として処理することにより、特
定遊技状態の期間中に多量に発生する始動入賞によって
特定遊技状態の終了後にもたらされる遊技者への過剰な
利益を抑制し、もって遊技場側の不利益を抑制すること
ができる。
定遊技状態の発生以前の前記始動入賞記憶手段の記憶
を、前記特定遊技状態終了後に該始動入賞記憶手段の記
憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態にしないよ
うに消去することにより、さらに特定遊技状態以前に発
生した始動入賞による特定遊技状態の終了後にもたらさ
れる遊技者への過剰な利益を抑制し、もって遊技場側の
不利益も抑制することができる。
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。
された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状に
植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領域
3を形成している。遊技領域3のほぼ中央には、本実施
形態の要部を構成する可変入賞球装置20が配置されて
いる。可変入賞球装置20の下方には、それぞれ始動玉
検出器5a〜5cを内蔵した左・中・右の始動入賞口4
a〜4cが配置されている。始動入賞口4a〜4cに打
玉が入賞すると、これを始動玉検出器5a〜5cが検出
することで、可変入賞球装置20を所定期間開放するよ
うになっている。具体的には、始動入賞口4a〜4cの
うち左右の始動入賞口4a・4cは、所謂チャッカー形
式の入賞口として形成されると共に、その左右の始動入
賞口4a・4cに打玉が入賞した場合は、可変入賞球装
置20を1回開放する。
賞口4bは、ソレノイド12で開閉される所謂電動チュ
ーリップ形式の入賞口として形成されると共に、その中
央の始動入賞口4bに打玉が入賞した場合は、可変入賞
球装置20を2回開放するようになっている。また、中
央の始動入賞口4bは、開放していない状態でも打玉が
入賞可能であるが、可変入賞球装置20の左斜め下方に
配置される通過チャッカー13に内蔵される通過玉検出
器13aがONすると所定時間(例えば、0.5秒)開
放してより打玉が入賞しやすくなっている。なお、電動
チューリップ形式の始動入賞口4bの開放は、通過チャ
ッカー13に打玉が通過したときだけではなく、例え
ば、通過チャッカー13に打玉が通過したときに表示結
果を導出する可変表示手段(例えば、1つの7セグメン
トLED)の表示結果が予め定めた当り結果となったと
きに所定時間開放するようにしてもよい。この場合の開
放時間は、当該弾球遊技機が確率変動タイプのものであ
れば、低確率時に短く(たとえば、1秒以下)とし、高
確率時に長く(例えば、2秒以上)となるようにしても
よい。また、このように始動玉検出器5a〜5cの入賞
検出に伴って可変入賞球装置20が開放動作を行う状態
を始動遊技状態という。
にも、風車ランプ7a・7bを内蔵した風車6a・6
b、風車8a・8b、サイドランプ10a・10bを内
蔵したサイドランプ飾り9a・9b、アウト口11、通
常入賞口14等が設けられている。
賞球装置20について、図2乃至図4を参照して説明す
る。図2は、可変入賞球装置20の正面図であり、図3
は、可変入賞球装置20の内部構造を示す斜視図であ
り、図4は、可変入賞球装置20内での玉の流れを示す
斜視図である。
に、当該可変入賞球装置20を遊技盤1の表面に取り付
けるための取付基板21を有し、該取付基板21には、
上部入賞空間22と下部入賞空間30が形成されてい
る。上部入賞空間22には、左右一対の開閉片23a・
23bが回動可能に設けられている。開閉片23a・2
3bには、それぞれ周知のリンク機構を介してソレノイ
ド24a・24bが連結され、そのソレノイド24a・
24bがONしたときに、上部入賞空間22を開放する
方向に回動する一方、ソレノイド24a・24bがOF
Fしたときに、上部入賞空間22を閉鎖する方向に回動
するようになっている。上部入賞空間22の底壁部分に
は、上部入賞空間22に入賞した打玉を検出する左右一
対の入賞玉検出器25a・25bが設けられている。こ
の入賞玉検出器25a・25bで検出された入賞玉は、
入賞玉検出器25a・25bを通過した後、取付基板2
1の左右両側に形成された玉通路26a・26bを通っ
て玉排出口27a・27bから下部入賞空間30に送り
込まれるようになっている。また、上部入賞空間22内
の後面壁には、後で詳述する特定遊技状態での開閉片2
3a・23bの残り開放回数を表示する残り回数表示器
28と、可変入賞球装置20への入賞個数を表示する入
賞個数表示器29と、が設けられている。更に、上部入
賞空間22と下部入賞空間30とを区画する底壁の前面
に固着される装飾板には、始動遊技期間中又は特定遊技
状態中に前記始動入賞口4a〜4cに入賞した始動入賞
を記憶した旨を表示する始動入賞記憶表示ランプ50が
設けられている。
7a・27bから送り込まれた入賞玉を後方に向かって
転動させる下部転動板31と、該下部転動板31の下流
端に形成された開口32と、該開口32を落下した玉を
検出する左右一対の残留玉検出器33a・33bと、開
口32を開閉する開閉板34と、該開閉板34の上方位
置で回転する回転ドラム36と、該回転ドラム36の上
端部後方に配された上部転動板40と、が設けられてい
る。開閉板34には、ソレノイド35が連結され、その
ソレノイド35がONしたときに、開口32を閉鎖する
方向に進出移動する一方、ソレノイド35がOFFした
ときに、開口32を開放する方向に退行移動するように
なっている。回転ドラム36は、各連結ギヤ37a〜3
7cを介してモータ38が連結され、該モータ38の駆
動に伴って常時一定速度で一方向(図4に示す矢印方
向)に回転するようになっている。また、回転ドラム3
6の周面には、左・中・右の横一列3箇所に永久磁石3
9a〜39cが埋設されている。これにより、回転ドラ
ム36は、開閉板34による開口32の閉鎖状態で、開
閉板34上に停留される玉を永久磁石39a〜39cの
磁力によって吸引し、これを回転動作に伴って上部転動
板40に送り込むようになっている。
して左右方向に下り傾斜する各傾斜部40a・40bが
形成されており、該傾斜部40a・40bの下流側(左
右両側)には、傾斜部40a・40bを転動した玉を再
度下部転動板31上に送り込む玉通路41a・41bが
形成されている。なお、傾斜部40a・40bは、後方
側へも若干下り傾斜している。また、上部転動板40の
後方中央には、特定受入口42が設けられ、該特定受入
口42の前方には、左右一対の可動部材43a・43b
が設けられている。可動部材43a・43bには、それ
ぞれ回転軸44a・44bが一体的に取り付けられ、該
回転軸44a・44bの後端には、ソレノイド45を連
結した連結部材46の各連動部46a・46bが一体的
に取り付けられている。なお、連結部材46は、ソレノ
イド45を構成するプランジャ45aの進退動作を回転
軸44a・44b(可動部材43a・43b)の回転動
作に変換するものである。これにより、可動部材43a
・43bは、ソレノイド45がONしたときに、特定受
入口42の前方を遮断する方向(図2に示す矢印方向)
に回転する一方、ソレノイド45がOFFしたときに、
特定受入口42前方の遮断を解除する方向に回転するよ
うになっている。また、特定受入口42の外周には、装
飾用のLED表示器47が複数設けられる一方、特定受
入口42の内部には、特定受入口42に入った玉を検出
する特定玉検出器48が設けられている。特定玉検出器
48の下流側には、検出した玉を開閉板34の下方位置
を通して残留玉検出器33aに送り込む玉通路49が形
成されている。
含む遊技装置は、図5に示すように、CPU61、RO
M62、及びRAM63を備えた遊技制御回路基板60
によってその作動が制御されるようになっている。具体
的に、遊技制御回路基板60は、特定玉検出器48、通
過玉検出器13a、始動玉検出器5a〜5c、残留玉検
出器33a・33b、及び入賞玉検出器25a・25b
から個々の検出信号を入力する。そして、これら検出信
号の入力に基づいて、遊技制御回路基板60は、サイド
ランプ10a・10b、風車ランプ7a・7b、各ソレ
ノイド12・24a・24b・35・45、モータ3
8、残り回数表示器28、LED表示器47、入賞個数
表示器29、及び始動入賞記憶表示ランプ50に制御信
号を出力して所定態様で制御する。
る可変入賞球装置20の作動制御について説明する。先
ず、前記始動遊技状態が発生すると、これに伴ってソレ
ノイド24a・24bが所定時間ONされて開閉片23
a・23bが開放する。その開放動作中に打玉が上部入
賞空間22内に入賞すると、その入賞玉は入賞玉検出器
25a・25bを通って下部入賞空間30に送り込まれ
る。また、開閉板34は、遊技制御回路基板60による
ソレノイド35のON制御により、入賞玉検出器25a
・25bが入賞玉を検出してから所定時間が経過するま
で開口32を閉鎖する方向に移動する。そして、下部入
賞空間30に送り込まれた玉は、開口32の閉鎖時間内
で回転ドラム36のいずれかの永久磁石39a〜39c
に吸引されると、回転ドラム36の回転に伴って上部転
動板40に送り込まれる。このとき、開閉板34上に停
留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39cに吸引
された場合、その入賞玉は、100%の確率で玉通路4
1a・41bに送られる。なお、この時点で、開閉板3
4は、遊技制御回路基板50によるソレノイド35のO
FF制御により、開口32を開放する方向に移動してい
る。そして、玉通路41a・41bに送られた玉は、下
部転動板31を通って開口32を落下し、残留玉検出器
33a・33bに送り込まれる。
中央の永久磁石39bに吸引された場合、その入賞玉
は、かなり高い確率(100%ではない)で特定受入口
42に送られる。そして、特定受入口42に送られた玉
(V入賞した玉)は、特定玉検出器48を通過した後に
玉通路49を通って残留玉検出器33aに送り込まれ
る。また、このとき、特定玉検出器48での玉の通過
(特定玉検出器48による玉の検出)によって特定遊技
状態(大当り遊技状態とも言う)が発生する(実際は、
特定遊技状態を発生させる権利が得られるだけで、入賞
玉数と排出玉数とが一致した時点で初めて特定遊技状態
が発生する)。なお、残留玉検出器33a・33bを通
過した玉は、図示しない玉通路を通って遊技盤1の裏面
に固着される入賞玉集合カバー体(図示しない)に集め
られる。また、残留玉検出器等は、入賞玉集合カバー体
などに設けられるものでもよい。
御回路基板60によりソレノイド35がON/OFF制
御されることで、開閉片23a・23bが所定時間の開
放動作を18回繰り返す(18回の開閉サイクル)。な
お、開閉サイクルが18回終了する以前に、10個の入
賞玉が検出された場合には、その時点で開閉片23a・
23bの開放動作を終了する。また、開閉片23a・2
3bの開閉サイクル中は、各ソレノイド35・45が常
時ONされることで、開閉板34は常に開口32を閉鎖
し、可動部材43a・43bは常に特定受入口42の前
方を遮断する。これにより、開閉サイクル中に可変入賞
球装置20に入賞した玉は、開閉サイクルの終了時点ま
では開口32を落下することがない。従って、開閉板3
4上に停留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39
cに吸引された場合、その入賞玉は、玉通路41a・4
1bを通って下部転動板31に送り込まれ、再度開閉板
34上に停留される。
中央の永久磁石39bに吸引された場合、その入賞玉
は、特定受入口42前方の可動部材43a・43bに受
け止められる。その後、開閉サイクルの終了と同時に、
各ソレノイド35・45がOFFされることで、開閉板
34は開口32を開放し、可動部材43a・43bは特
定受入口42前方の遮断を解除する。これにより、可動
部材43a・43bに受け止められた入賞玉は、上部転
動板40を真直ぐ後方に転動して特定受入口42に入
る。そして、特定受入口42に入った玉(V入賞した
玉)は、特定玉検出器48を通過することで、以上のよ
うな18回の開閉サイクルの継続権を成立させ、所定の
インターバル時間の経過後に再度開閉片23a・23b
を開放する。なお、開閉サイクルの許容継続回数は、最
高16回(16ラウンド)まで許容されるようになって
いる。
残り回数表示器28は、開閉片23a・23bの残り開
放回数(残りのラウンド回数)を表示し、入賞個数表示
器29は、1ラウンド毎に入賞個数を表示するようにな
っている。また、開閉サイクル及びラウンド回数は、特
に18回、及び16回に限定せず、1回でも複数回でも
よく、さらには特定遊技状態発生時のV入賞時に表示結
果を導出する可変表示器の表示結果に応じてラウンド回
数を決定するようなものでもよい。
動入賞記憶制御について図6を参照して説明する。図6
のフローチャートにおいて、先ず、S1で左右の始動入
賞口4a・4cへの入賞があるか否か、言い換えれば始
動玉検出器5a・5cがONしたか否かを判別する。S
1で始動入賞口4a・4cへの入賞があると判別した場
合、S2で1始動カウンタC1と2始動カウンタC2の
合計が4より大きいか否かが判別される。4以下の場合
には、S3で1始動カウンタC1の値に1を加算し、4
より大きい場合には、S3の処理を行うことなくS4に
進む。S4では、中央の始動入賞口4bへの入賞がある
か否か、言い換えれば始動玉検出器5bがONしたか否
かを判別する。S4で始動入賞口4bへの入賞があると
判別した場合、S5で1始動カウンタC1と2始動カウ
ンタC2の合計が4より大きいか否かが判別される。4
以下の場合には、S6で2始動カウンタC2の値に1を
加算し、4より大きい場合には、S6の処理を行うこと
なく割り込み処理を終了する。
号が導出される毎に繰り返し行われる処理であり、常に
始動入賞の有無を監視しているものである。なお、上記
の説明では、S2及びS5で1始動カウンタC1と2始
動カウンタC2の合計が4より小さいか否か、即ち、始
動記憶が最高4個までとして説明したが、必ずしも上限
を決めなくてもよい。また、1始動カウンタC1と2始
動カウンタC2の記憶数をそれぞれ別々に複数個ずつ
(2以上の複数であればよい)許容できるようにしても
よい。
20の動作を示す始動入賞制御について図7を参照して
説明する。図7のフローチャートにおいて、先ず、S1
0で1始動カウンタC1と2始動カウンタC2の合計が
0より大きいか否か、即ち、始動記憶があるか否かが判
別され、始動記憶があると判別された場合には、S11
でタイマをスタートさせる。そして、タイマ値が1.5
を越えた場合、言い換えれば始動入賞口4a〜4cへの
入賞時点から1.5秒が経過すると(S12)、次に1
始動カウンタC1の値が0より大きいか否か、即ち開閉
片23a・23bを1回開放する入賞であるか否かを判
別する(S13)。S13で始動入賞口4a・4cへの
入賞でないとき、即ち始動入賞口4bへの入賞であり、
開閉片23a・23bを2回開放する入賞の場合は、2
回開放時の始動入賞制御(S14;以下に説明するS1
5〜S40に相当する処理を実行するが、1回開放時の
制御とはタイマ値が異なり、さらに1回目の開放と2回
目の開放との間のインターバル中も入賞があるか監視を
行うものである)を行ってメインフローに復帰する。
の入賞であり、開閉片23a・23bを1回開放する入
賞の場合は、開閉片23a・23b(以下、これを大入
賞口ともいう)を開放して(S15)、タイマ値が2.
0となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4c
への入賞時点から2.0秒が経過したか否かを判別する
(S16)。S16で2.0秒が経過した場合には、1
始動カウンタC1の値から1を減算する(S17)と共
に大入賞口を閉鎖し(S18)、入賞玉の有無(入賞玉
検出器25a・25bのON/OFF)を判別する(S
19)。S19で入賞玉がある場合は、S28に移行す
る一方、入賞玉がない場合は、排出玉の有無(排出玉検
出器33a・33bのON/OFF)を判別する(S2
0)。S20で排出玉がある場合は、後述するS36に
移行する一方、排出玉がない場合は、タイマ値が3.0
となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4cへ
の入賞時点から3.0秒(大入賞口が閉鎖してから1.
0秒)が経過したか否かを判別する(S21)。S21
で3.0秒が経過していない場合には、前記S19に戻
る一方、3.0秒が経過した場合には、タイマをクリア
する(S22)。この3.0秒(大入賞口が閉鎖してか
ら1.0秒)は、入賞した入賞玉が入賞玉検出器25a
・25bで検出されるのに十分な時間に設定しているの
で、この時間が経過したのにも拘わらず、入賞玉の検出
がないときは、入賞した玉がないと判断して、即座に次
の始動入賞に基づく開閉動作に移行できるようにするた
めである。その後は、カウンタをクリア(S23)し、
エラー報知2の実施中であるか否かを判別し(S2
4)、エラー報知2の実施中でないときはそのままS2
6に移行する一方、エラー報知2の実施中のときはエラ
ー解除(S25)を行ってS26に移行する。S26で
は、V入賞の有無(特定玉検出器48のONによってV
入賞フラグがセットされたか否か)を判別する。S26
でV入賞がない場合は、そのままメインフローに復帰す
る一方、V入賞がある場合は、V入賞フラグをクリアし
て後述する大当り制御(S27)を行い、その後メイン
フローに復帰する。
a・25bの検出があると判別された場合に移行するS
28では、V受付(以下、これを特定玉検出有効期間と
もいう)を有効にする。なお、ここでいうV受付の有効
とは、特定玉検出器48での通過玉の検出動作を有効に
することをいう。その後、入賞玉検出器25a・25b
で検出した入賞玉のカウント数(同図中には、入賞玉カ
ウンタと記載)が、残留玉検出器33a・33bで検出
した入賞玉のカウント数(同図中には、残留玉カウンタ
と記載)と一致するか否かを判別することで、下部入賞
空間30内に入賞玉が残留しているか否かを判別する
(S29)。S29で入賞玉カウンタが残留玉カウンタ
と一致して下部入賞空間30内に入賞玉が残留していな
いと判別した場合は、S35に移行して、V受付を終了
した後に前記S22に移行する。一方、S29で入賞玉
カウンタが残留玉カウンタと一致せずに下部入賞空間3
0内に入賞玉が残留していると判別した場合は、タイマ
値が12となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a
・4cへの入賞時点から12秒(大入賞口が閉鎖してか
ら10秒)が経過したか否かを判別する(S30)。S
30で12秒が経過していないときはそのまま後述する
S33に移行する一方、12秒が経過したときはタイマ
をクリアする(S31)。そして、エラー報知2(表示
器28・29で「E2」と表示)を実施すると共に遊技
を不能動化して(S32)、S33に移行する。つま
り、入賞玉が排出されるのに十分な時間が経過している
のにも拘わらず、玉が排出されない状態なので、玉詰ま
りしたことなどが考えられるため、遊技を中断(待機状
態)し、異常状態を報知するのである。S33では、V
入賞の有無を判別し、V入賞がない場合は、そのまま前
記S29に移行する一方、V入賞がある場合は、V受付
を終了(S34)した後に前記S29に移行する(V入
賞があったときはV入賞フラグがセットされる)。
判別された場合、即ち、入賞玉がないにも拘わらず排出
玉があったと判別された場合には、S36に移行する。
S36では、エラー報知1(表示器28・29で「E
1」と表示)を実施すると共に遊技を不能動化する。こ
れによって入賞玉検出器の移動などの不正行為が防止で
きる。その後は、タイマをクリア(S37)すると共
に、カウンタをクリア(S38)し、入賞玉の有無を判
別する(S39)。S39で入賞玉がないときは前記S
36に戻る一方、入賞玉があるときはエラー解除(S4
0)を行ってメインフローに復帰する。なお、このよう
なS40からメインフローへの流れでは、V受付(特定
玉検出)が有効になっていない(無効になっている)と
きにエラーとなっているので、そのまま始動入賞制御を
終了するが、例えば、大入賞口の開放後にV有効になる
のなら、S26に移行してV入賞をチェックするように
してもよい。
出玉の有無を判別し、排出玉がある場合にエラー報知1
を行うようにしているが、さらに通常の遊技状態(大入
賞口も開放していない、入賞玉又は排出玉の検出があり
得ない状態)で入賞玉又は排出玉の異常があれば、エラ
ーをかけるようにしてもよい。
御を図8乃至図12を参照して説明する。なお、通常の
遊技状態において、始動遊技期間は、始動玉検出器5a
〜5cがONするまで有効が継続され、特定玉有効期間
は、入賞玉検出器25a・25bがONするまで無効が
継続される。なお、図8乃至図12において、始動遊技
期間が有効とは、始動入賞口4a〜4cへの打玉の入賞
による始動入賞記憶に基づく可変入賞球装置20の開閉
動作を直ちに行う期間を意味し、始動遊技期間が無効と
は、始動入賞口4a〜4cへの打玉の入賞による始動入
賞記憶に基づく可変入賞球装置20の開閉動作を直ちに
行わず、始動入賞記憶を保持する期間を意味するもので
ある。
・23b又は大入賞口ともいう)の1回の開放動作(始
動入賞口4a・4cへの入賞に伴う開放動作)において
可変入賞球装置20に入賞がない場合は、図8に示すよ
うに、左右の始動玉検出器5a・5cがONして検出信
号P1が導出されると、その検出時点から始動遊技期間
が無効となる。また、始動玉検出器5a・5cの検出時
点から1.500秒後には、可変入賞球装置20の開閉
片23a・23b(ソレノイド24a・24b)が0.
500秒間開放(ON)する。そして、開閉片23a・
23bの開放によって可変入賞球装置20内に打玉が入
賞せず、入賞玉検出器25a・25bがONしないと、
開閉片23a・23bの閉鎖から1.000秒後に始動
遊技期間が有効に切り替わる(検出信号P2がない場
合)が、その1.000秒が経過する前に始動玉検出器
5a・5cの検出信号P2が導出された場合には、その
検出信号P2は1始動カウンタC1に記憶され、その記
憶に基づいて始動遊技期間が有効に切り替わることなく
無効とされたままである。そして、検出信号P2に基づ
く開閉片23a,23bの開閉動作が前記1.000秒
の経過から更に1.500秒経過した後に0.500秒
行われる。但し、この構成において、残留玉検出器33
a・33bだけがONした場合は、エラーとなる。一
方、特定玉有効期間は、可変入賞球装置20の開閉片2
3a・23bの閉鎖から1.000秒が経過した時点ま
でに入賞玉検出器25a・25bによる入賞玉の検出が
ないため、有効に切り替わることなく無効が継続する。
・23b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4cへ
の入賞に伴う開放動作)において入賞があり且つ入賞玉
が正常に排出された場合は、図9に示すように、左右の
始動玉検出器5a・5cがONして検出信号P1を導出
すると、その検出時点から始動遊技期間が無効となる。
また、始動玉検出器5a・5cの検出時点から1.50
0秒後には、可変入賞球装置20の開閉片23a・23
b(ソレノイド24a・24b)が0.500秒間開放
(ON)する。そして、開閉片23a・23bの開放中
に可変入賞球装置20内に打玉が入賞して、可変入賞球
装置20の開閉片23a・23bの閉鎖から1.000
秒が経過した時点までに入賞玉検出器25a・25bに
よる入賞玉の検出があると、その検出時点から特定玉有
効期間が有効となる。その後は、残留玉検出器33a・
33bがONした時点で特定玉有効期間は無効に切り替
えられ、始動遊技期間も有効に切り替えられる(検出信
号P2がない場合)が、その残留玉検出器33a・33
bがONする前に始動玉検出器5a・5cの検出信号P
2が導出された場合には、その検出信号P2は1始動カ
ウンタC1に記憶され、その記憶に基づいて始動遊技期
間が有効に切り替わることなく無効とされたままであ
る。そして、検出信号P2に基づく開閉片23a,23
bの開閉動作が前記残留玉検出器33a・33bがON
した時点から更に1.500秒経過した後に0.500
秒行われる。
施形態では、入賞玉検出器25a・25bによる入賞玉
の検出に基づいて特定玉有効期間(特定玉の検出)を有
効に切り替えるようになっている。このため、可変入賞
球装置から入賞玉検出器を取り除く不正(大当り中に入
賞玉数のカウントをなくして大量の景品玉を払出させる
等のため)を行った場合には、特定玉有効期間を有効に
することができなくなってしまうので、そのような不正
を防止することができる。
・23b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4cへ
の入賞に伴う開放動作)において入賞があり且つ入賞玉
が正常に排出されなかった場合は、図10に示すよう
に、左右の始動玉検出器5a・5cがONすると、その
検出時点から始動遊技期間が無効となる。また、始動玉
検出器5a・5cの検出時点から1.500秒後には、
可変入賞球装置20の開閉片23a・23b(ソレノイ
ド24a・24b)が0.500秒間開放(ON)す
る。そして、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞
球装置20内に打玉が入賞して、可変入賞球装置20の
開閉片23a・23bの閉鎖から1.000秒が経過し
た時点までに入賞玉検出器25a・25bによる入賞玉
の検出があると、その検出時点から特定玉有効期間が有
効となる。その後、可変入賞球装置20の開閉片23a
・23bの閉鎖から10.000秒が経過した時点まで
に残留玉検出器33a・33bがONしないと、この時
点で異常発生と判断してエラー報知(エラー報知2と共
に遊技不能動化)を行う。
・23b)の2回の開放動作(始動入賞口4bへの入賞
に伴う開放動作)において入賞がない場合は、図11に
示すように、中央の始動玉検出器5bがONすると、そ
の検出時点から始動遊技期間が無効となる。また、始動
玉検出器5bの検出時点から1.500秒後には、可変
入賞球装置20の開閉片23a・23b(ソレノイド2
4a・24b)が0.800秒間開放(ON)し、0.
900秒間のインターバル(閉鎖)を置いた後に、再度
0.800秒間開放(ON)する。そして、開閉片23
a・23bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉が入
賞せず、入賞玉検出器25a・25bがONしないと、
開閉片23a・23bの2回目の開放動作における閉鎖
から1.000秒後に始動遊技期間が有効に切り替わる
が、その1.000秒が経過する前に始動玉検出器5b
の検出信号P2が導出された場合には、その検出信号P
2は2始動カウンタC2に記憶され、その記憶に基づい
て始動遊技期間が有効に切り替わることなく無効とされ
たままである。そして、検出信号P2に基づく開閉片2
3a,23bの開閉動作が前記1.000秒の経過から
更に1.500秒経過した後に0.800秒開放(O
N)し、0.900秒間のインターバル(閉鎖)を置い
た後に、再度0.800秒間開放(ON)する。但し、
残留玉検出器33a・33bだけがONしたときには、
エラーとなる。一方、特定玉有効期間は、可変入賞球装
置20の開閉片23a・23bの2回目の開放動作にお
ける閉鎖から1.000秒が経過した時点までに入賞玉
検出器25a・25bによる入賞玉の検出がないため、
有効に切り替わることなく無効が継続する。
・23b)の2回の開放動作(始動入賞口4bへの入賞
に伴う開放動作)において入賞があり且つ入賞玉が正常
に排出された場合は、図12に示すように、中央の始動
玉検出器5bがONすると、その検出時点から始動遊技
期間が無効となる。また、始動玉検出器5bの検出時点
から1.500秒後には、可変入賞球装置20の開閉片
23a・23bが0.800秒間ON(開放)し、0.
900秒間のインターバルを置いた後に、再度0.80
0秒間ON(開放)する。そして、開閉片23a・23
bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉が入賞して、
可変入賞球装置20の開閉片23a・23bの閉鎖から
1.000秒が経過した時点までに入賞玉検出器25a
・25bによる入賞玉の検出があると、その入賞玉の検
出時点から特定玉有効期間が有効となる。なお、図12
においては、可変入賞球装置20の開閉片23a・23
bの閉鎖から1.000秒が経過するまでに、複数(2
個)の入賞玉がある場合を例示しているが、この場合に
は、1個目の入賞玉の検出時点から特定玉有効期間が有
効となる。その後は、残留玉検出器33a・33bが最
後にONした時点(残留玉検出器33a・33bが2個
目の入賞玉を検出した時点)で特定玉有効期間は無効に
切り替えられ、記憶がなければ始動遊技期間も有効に切
り替えられるが、この場合においても、残留玉検出器3
3a・33bが最後にONした時点より前に始動玉検出
器5bの検出信号P2が導出された場合には、その検出
信号P2は2始動カウンタC2に記憶され、その記憶に
基づいて始動遊技期間が有効に切り替わることなく無効
とされたままである。そして、検出信号P2に基づく開
閉片23a,23bの開閉動作が前記残留玉検出器33
a・33bが最後にONした時点から更に1.500秒
経過した後に0.800秒開放(ON)し、0.900
秒間のインターバル(閉鎖)を置いた後に、再度0.8
00秒間開放(ON)する。
入賞の検出時から開閉片23a・23bが開放するまで
インターバル時間(1.500秒)を設けたものを示し
たが、このインターバル時間を設けずに、始動入賞検出
時に直ちに開閉片23a・23bの開放を行うようにし
ても良い。このように制御すれば、始動遊技期間が経過
したときに記憶があれば、開閉片23a・23bの開放
が直ちに行われることになる。また、特定玉有効期間の
制御は、上記した構成に限定しない。例えば、始動入賞
時や大入賞口の開放時から特定玉有効期間を有効にする
ようにしてもよい。また、可変入賞球装置において、開
閉部材(開閉片)は1つでもよく、横スライド方式や前
後開放方式のものであってもよい。また、入賞玉検出器
等の玉の検出手段は、フォトスイッチやマイクロスイッ
チ等でもよく、実施形態中に記載のものに限定しない。
る大当り制御(S27)について図13を参照して説明
する。図13のフローチャートにおいて、先ず、ラウン
ド数カウンタに1を加算し(SB1)、V受付を有効
(SB2)にして、開閉片23a・23bの開閉動作を
行う(SB3)。その後、入賞玉カウンタ(入賞玉検出
器25a・25bによってカウントされた入賞玉数)が
10であるか否かを判別する(SB4)。SB4で入賞
玉カウンが10の場合は、タイマをスタートさせる(S
B5)と共に開閉片23a・23bの開閉動作を終了さ
せて(SB6)、後述するSB9へ移行する。一方、S
B4で入賞玉カウンタが10でない場合は、開閉片23
a・23bが18回開放したか否かを判別し(SB
7)、18回開放した場合は、SB5に移行する一方、
18回開放していない場合は、V入賞しているか否かを
判別する(SB8)。SB8でV入賞していない場合
は、前記SB3に移行する一方、V入賞している場合
は、前記SB5に移行する。
たか否か、言い換えれば10個の入賞玉が検出された時
点あるいは開閉片23a・23bが18回の開放を終了
した時点から10秒が経過したか否かを判別する。SB
9で10秒が経過していない場合には、入賞玉カウンタ
と残留玉カウンタとが一致するか否かを判別する(SB
10)。そして、SB10で入賞玉カウンタが残留玉カ
ウンタと一致しない場合は、V入賞しているか否かを判
別し(SB11)、V入賞していない場合は、前記SB
9に移行する一方、V入賞している場合は、後述するS
B15に移行する。また、SB10で入賞玉カウンタと
残留玉カウンタとが一致する場合は、V受付を終了(S
B12)にし、その後、タイマをクリア(SB13)す
ると共にカウンタをクリア(SB14)してメインフロ
ーに復帰する。
その後は、SB16に進んで、入賞玉カウンタと残留玉
カウンタとが一致するか否かを判別する。SB16で入
賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しない場合は、後
述するSB22に移行する一方、入賞玉カウンタが残留
玉カウンタと一致する場合は、ラウンド数カウンタが1
6であるか否か、言い換えれば大当り遊技状態が最終ラ
ウンドとなる16ラウンド中であるか否かを判別する
(SB17)。SB17で16ラウンド中の場合は、前
記SB12に移行する一方、16ラウンド以外のラウン
ド中の場合は、インターバルタイマをスタートさせる
(SB18)。そして、SB18でインターバルタイマ
のタイマ値が1.5となったか否か、言い換えればイン
ターバルタイマのスタート時点から1.5秒が経過した
か否かを判別し(SB19)、1.5秒が経過したら、
インターバルタイマをクリア(SB20)すると共にカ
ウンタをクリア(SB21)して、前記SB1に戻る。
ったか否か、言い換えれば10個の入賞玉が検出された
時点あるいは開閉片23a・23bが18回の開放を終
了した時点から10秒が経過したか否かを判別する。S
B22で10秒が経過しない場合には、前記SB15に
移行する一方、10秒が経過した場合には、エラー報知
2を実施すると共に遊技を不能動化して(SB23)、
SB24に移行する。SB24では、V入賞しているか
否かを判別し、V入賞している場合は、後述するSB2
7に移行する。一方、SB24でV入賞していない場合
は、入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一致するか否
かを判別する(SB25)。SB25で入賞玉カウンタ
と残留玉カウンタとが一致する場合は、エラー解除(S
B26)を行って前記SB12に移行する一方、入賞玉
カウンタが残留玉カウンタと一致しない場合は、前記S
B23に移行する。また、SB27では、V受付を終了
し、その後、入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一致
するか否かを判別する(SB28)。そして、SB28
で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しない場合
は、前記SB23に移行する一方、入賞玉カウンタと残
留玉カウンタとが一致する場合は、エラー解除(SB2
9)を行って前記SB17に移行する。
残り回数表示器28及び入賞個数表示器29以外の各種
ランプ・LEDを消灯して、残り回数表示器28及び入
賞個数表示器29にそれぞれの態様で表示されるもので
あるが、これに合わせて音などを発生させてエラーを報
知するようにしてもよい。また、遊技制御不能動化は、
始動入賞制御では、始動遊技期間を無効のままにするこ
とであり、大当り制御では、大当り中のプロセス処理を
進行しないようにする、具体的には前記SB23〜SB
25でループして次の処理に移行させないものである。
即ち、遊技制御不能動化とは、次の状態に移行しないよ
うにすものであればよく、これに合わせて打球発射を禁
止にしたり、賞球を停止するようにしてもよい。
を除くラウンド(1〜15ラウンド)での具体的な制御を
図14乃至図16を参照して説明する。なお、大当り遊
技状態の開始時点では、特定玉有効期間は有効となる
が、始動記憶は、始動記憶個数に余裕があれば、記憶可
能であり、余裕がなくなったときに記憶できずに無効と
して処理される。但し、大当り遊技状態が発生した時点
で記憶数に関係なく始動記憶できないようにしてもよ
い。この場合には、大当り遊技状態の終了時に、大当り
遊技状態の発生前に記憶した記憶をすべてクリアするよ
うにしてもよい。また、最終ラウンドは、特定玉検出器
48で検出があっても次のラウンドに移行しない点を除
けば、1〜15ラウンドと同様の制御を行う。但し、最
終ラウンドでは、特定玉有効期間が無効になるようにし
てもよい。
装置20の開閉片23a・23bが0.800秒間ON
(開放)し、0.800秒間のインターバルを置いた後
に、再度0.800秒間ON(開放)し、トータルとし
てこのような開放動作が18回繰り返し行われる。但
し、18回の開放が終了するまでに、10個の入賞があ
る場合には、その10個目の入賞玉の検出時点で開放動
作が終了する。先ず、1回のラウンド中に入賞玉が正常
に排出され且つラウンドが継続する場合は、図14に示
すように、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球
装置20内に打玉が入賞して、入賞玉検出器25a・2
5bが10個の入賞玉を検出し、さらにその10個の入
賞玉のうちいずれかが特定玉検出器48で検出される
と、その検出時点から特定玉有効期間が無効となる。そ
の後は、残留玉検出器33a・33bが最後にONした
時点(図14においては、残留玉検出器33a・33b
が10個目の残留玉を検出した時点)、つまり、入賞玉
数と排出玉数が一致した時点から1.500秒が経過し
た時点で、次のラウンドが開始されると共に、特定玉有
効期間が有効に切り替えられる。なお、図14中では、
特定玉有効期間を無効にするタイミングが特定玉の検出
時点としているが、入賞玉数と残留玉数がイコールにな
った(一致した)時点で特定玉有効期間を無効にしても
よい。
排出され且つラウンドが継続しない場合は、図15に示
すように、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球
装置20内に打玉が入賞して、入賞玉検出器25a・2
5bが10個の入賞玉を検出し、さらにその10個の入
賞玉のうちいずれの入賞玉も特定玉検出器48で検出さ
れないと、残留玉検出器33a・33bが最後にONし
た時点(図15においては、残留玉検出器33a・33
bが10個目の残留玉を検出した時点)で特定玉有効期
間が無効に切り替えられ、大当り遊技状態が終了する。
排出されない場合は、図16に示すように、開閉片23
a・23bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉が入
賞して、入賞玉検出器25a・25bが10個の入賞玉
を検出したにも拘わらず、その10個目の入賞玉の検出
時点から10.000秒が経過するまでに残留玉検出器
33a・33bが全ての入賞玉(図16においては、1
0個の入賞玉)を検出しないと、この時点で異常発生
(玉詰まり)と判断してエラー報知(エラー報知2と遊
技不能動化)を行う。そして、店員によって玉詰まりが
解消されると共に特定玉検出器48がONされる(特定
玉検出器48に玉が通過される)と、その時点で特定玉
有効期間が無効に切り替えられる。その後は、店員によ
って特定玉検出器48に通過された玉が残留玉検出器3
3a・33bで検出されると、その検出時点から1.5
00秒が経過した時点で、特定玉有効期間が有効に切り
替えられると共に、次のラウンドが開始される。なお、
エラー報知後の制御は、図16に示すもの以外に、例え
特定玉検出器48に入賞させても、特定遊技状態を終了
して復帰するものでもよい。また、電源を切らないとエ
ラー状態が解除できないようにして、自動復帰しないよ
うにしてもよい。また、自動復帰は、始動入賞制御時も
同様である。また、エラー報知や遊技不能動化を行わな
くても、異常信号を出力するとか、打球発射停止のみと
かでもよい。
ウンド)での具体的な制御の変形例について図17を参
照して説明する。図17に示すように、16ラウンドで
は、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装置2
0内に打玉が入賞して、入賞玉検出器25a・25bが
10個の入賞玉を検出しても、その10個の入賞玉は、
いずれも特定玉検出器48を通過することがないので、
特定玉有効期間は有効を継続する。そして、入賞玉検出
器25a・25bが10個目の入賞玉を検出した時点か
ら1.000秒が経過した時点で、特定玉有効期間が無
効に切り替えられる。
器と残留玉検出器とをそれぞれ2個設けた場合を例示し
ているが、これに限定しない。例えば、入賞玉検出器と
残留玉検出器をそれぞれ複数個設け、残留玉検出器のう
ち1つは特定玉検出器としての機能を有するようにして
もよいし、入賞玉検出器を複数個設ける一方、残留玉検
出器を1個設けてもよいし、入賞玉検出器を1個設ける
一方、残留玉検出器を複数個設けるようにしてもよい。
技領域3に設けられた始動入賞口4a〜4c(始動入賞
領域)への始動入賞に基づいて遊技者にとって不利な閉
じた状態(第二の状態)から遊技者にとって有利な1回
又は2回の開閉動作(第一の状態)に移行する可変入賞
球装置20を備え、前記始動入賞口4a〜4c(始動入
賞領域)への始動入賞に基づく開閉動作中に前記可変入
賞球装置20の入賞空間30に設けられた特定入賞口4
2(特定入賞領域)への特定入賞に基づいて特定遊技状
態となって前記可変入賞球装置20を遊技者にとって有
利な特定態様で駆動制御する弾球遊技機において、該弾
球遊技機は、さらに前記始動入賞があった後所定期間が
経過するまでの始動遊技期間中に前記始動入賞口4a〜
4c(始動入賞領域)への始動入賞がある場合に、その
始動入賞を記憶する1始動カウンタC1及び2始動カウ
ンタC2(始動入賞記憶手段)と、前記始動遊技期間中
に前記1始動カウンタC1及び2始動カウンタC2(始
動入賞記憶手段)に記憶があっても該記憶に基づき前記
可変入賞球装置20を開閉動作にしないように制御し、
前記始動遊技期間経過後に記憶に基づき前記可変入賞球
装置20を開閉動作制御する始動入賞制御手段と、を備
えていることにより、始動遊技期間中に始動入賞口4a
〜4c(始動入賞領域)への始動入賞があった場合に
は、無効とされることなく1始動カウンタC1及び2始
動カウンタC2(始動入賞記憶手段)に記憶され、その
記憶に基づく可変入賞球装置20の開閉動作への移行
は、始動遊技期間経過後に行われるため、始動入賞を無
駄とすることは無く、遊技の興趣を引き付けることがで
きる。
技期間は、始動入賞があった後前記可変入賞球装置20
に入賞した玉を前記入賞空間30内で検出する入賞玉検
出器25a,25b(入賞玉検出手段)の検出がなく所
定時間が経過するまでの期間、又は前記所定時間内に前
記入賞玉検出器25a,25b(入賞玉検出手段)の検
出があった場合に前記可変入賞球装置20から排出され
た玉を検出する残留玉検出器33a,33b(排出玉検
出手段)の検出数が前記入賞玉検出器25a,25b
(入賞玉検出手段)の検出数と一致するまでの期間とす
ることにより、始動入賞に基づく可変入賞球装置20へ
の入賞があった場合に、その入賞した打玉が可変入賞球
装置20内で完全に処理されてから1始動カウンタC1
及び2始動カウンタC2(始動入賞記憶手段)に記憶さ
れた始動入賞に基づく開閉動作(第一の状態)を発生さ
せることができ、遊技が分かりやすいという利点がある
と共に、打玉が可変入賞球装置20内で処理されたにも
拘わらず、所定の時間が経過するまで次ぎの始動入賞に
よる動作が行われない場合に比べて、記憶された始動入
賞をスムーズに処理することができる。つまり、可変入
賞球装置20内に入賞した打玉が入賞玉検出器25a,
25b(入賞玉検出手段)によって検出されるのに十分
な時間を待ったにも拘わらず打玉が入賞玉検出器25
a,25b(入賞玉検出手段)によって検出されなけれ
ば即座に始動遊技期間を終了し、一方、打玉が入賞玉検
出器25a,25b(入賞玉検出手段)によって検出さ
れた場合でも、その入賞した打玉が排出されたことが確
認されれば即座に始動遊技期間が終了するので、無駄な
待ち時間を極力少なくすることができる。
カウンタC1及び2始動カウンタC2(始動入賞記憶手
段)の記憶数が予め定めた所定数となった後の始動入賞
を無効として処理することにより、始動遊技期間中の始
動入賞のすべてを記憶する場合と比較して、遊技場側が
極端に不利益となる状況を防止することができる。
カウンタC1及び2始動カウンタC2(始動入賞記憶手
段)は、前記特定遊技状態の発生から終了までの期間中
に前記始動入賞口4a〜4c(始動入賞領域)への始動
入賞がある場合に、その始動入賞を記憶し、前記特定遊
技状態の発生から終了までの期間中に前記1始動カウン
タC1及び2始動カウンタC2(始動入賞記憶手段)に
記憶があっても該記憶に基づき前記可変入賞球装置20
を第一の状態にしないように制御し、前記特定遊技状態
の終了後に記憶に基づき前記可変入賞球装置20を第一
の状態に駆動制御することにより、特定遊技状態が終了
しても記憶に基づく可変入賞球装置20の第一の状態が
直ちに再開されるので、再度特定遊技状態の発生が期待
でき、遊技者の興趣を引き付けることができる。
カウンタC1及び2始動カウンタC2(始動入賞記憶手
段)は、前記特定遊技状態の発生から終了までの期間中
に前記始動入賞口4a〜4c(始動入賞領域)への始動
入賞がある場合に、その始動入賞を無効として処理する
ことにより、特定遊技状態の期間中に多量に発生する始
動入賞によって特定遊技状態の終了後にもたらされる遊
技者への過剰な利益を抑制し、もって遊技場側の不利益
を抑制することができる。
技状態の発生以前の前記1始動カウンタC1及び2始動
カウンタC2(始動入賞記憶手段)の記憶を、前記特定
遊技状態終了後に該1始動カウンタC1及び2始動カウ
ンタC2(始動入賞記憶手段)の記憶に基づき前記可変
入賞球装置20を第一の状態にしないように消去するこ
とにより、さらに特定遊技状態以前に発生した始動入賞
による特定遊技状態の終了後にもたらされる遊技者への
過剰な利益を抑制し、もって遊技場側の不利益も抑制す
ることができる。
は、始動入賞時の開閉動作時に可変入賞球装置20に受
け入れられた打玉が入賞玉検出器25a,25bに検出
された場合に、その打玉が残留玉検出器32a,32b
によって検出されるまで始動遊技期間としたものを示し
たが、始動遊技期間を始動入賞があった後所定の時間が
経過するまでの期間としてもよい。このような場合に
は、図18に示すように、左右の始動玉検出器5a・5
cがONして検出信号P1を導出すると、その検出時点
から始動遊技期間が無効となる。また、始動玉検出器5
a・5cの検出時点から1.500秒後には、可変入賞
球装置20の開閉片23a・23b(ソレノイド24a
・24b)が0.500秒間開放(ON)する。そし
て、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装置2
0内に打玉が入賞して、可変入賞球装置20の開閉片2
3a・23bの閉鎖から1.000秒が経過した時点ま
でに入賞玉検出器25a・25bによる入賞玉の検出が
あると、その検出時点から特定玉有効期間が有効とな
る。その後は、残留玉検出器33a・33bがONした
時点で特定玉有効期間は無効に切り替えられるが、始動
遊技期間は無効のままである。始動遊技期間が無効から
有効に切り替えられるのは、始動入賞の検出信号P1が
導出された後所定の時間(図示の場合には、5.000
秒)経過した後である。したがって、その所定の時間が
経過する前に始動玉検出器5a・5cの検出信号P2が
導出された場合には、その検出信号P2は1始動カウン
タC1に記憶され、その記憶に基づいて所定の時間が経
過しても始動遊技期間が有効に切り替わることなく無効
とされたままである。そして、検出信号P2に基づく開
閉片23a,23bの開閉動作が前記残留玉検出器33
a・33bがONした時点から更に1.500秒経過し
た後に0.500秒行われる。このように、図18に示
すように、始動遊技期間を、始動入賞があった後所定の
時間が経過するまでの期間とすることにより、所定の時
間毎に1始動カウンタC1及び2始動カウンタC2に記
憶された始動入賞に基づく開閉動作を発生させることが
できる。ただし、所定の時間の設定が短い場合には、先
の始動入賞に基いて可変入賞球装置20に入賞した打玉
が入賞空間30に存在している場合でも記憶に基づく始
動入賞の開閉動作が行われてしまうことがあり(このよ
うな遊技状態を意図的に狙うこともできる)、逆に、所
定の時間の設定が長い場合には、先の始動入賞に基いて
可変入賞球装置20に入賞した打玉が可変入賞球装置2
0から排出されているにも拘わらず、始動記憶に基づく
開閉動作が行われないということもある。したがって、
所定の時間を設定するに当っては、可変入賞球装置20
に取り込まれた打玉が排出されるまでの平均的な時間を
考慮して設定することが望ましい。
ものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能であ
る。例えば、実施形態中では、可変入賞球装置20に入
賞した打玉を検出する入賞玉検出器25a・25bを入
賞空間30の上部位置に設けたものを示したが、入賞空
間30の下方にあってもよい。但し、入賞玉検出器25
a・25bの位置は、入賞した打玉をなるべく早い段階
で検出し得る位置が望ましい。また、可変入賞球装置2
0から排出された玉を検出する排出玉検出手段を残留玉
検出器33a・33bから構成しているが、特定玉検出
器48で検出した玉を残留玉検出器33a・33bに送
り込むことなくそのまま排出する構成とした場合には、
残留玉検出器33a・33bと特定玉検出器48を本発
明の排出玉検出手段とすることができる。また、排出玉
検出手段の位置も特定入賞領域への入賞が確定した打玉
をなるべく早く検出し得る位置が望ましい。また、始動
入賞制御及び大当り制御における時間(期間)設定は、
特に実施形態中に記載のものに限定しない。また、実施
形態中に記載のV有効時間に限定するものではない。即
ち、V有効時間は、可変入賞球装置20が開閉片23a
・23bの開放動作(可変入賞球装置が第一の状態に移
行したこと)を条件として有効になり、入賞玉カウンタ
と残留玉カウンタが一致した時点で無効にするものであ
ればよい。つまり、有効となるのは始動入賞時(開放動
作開始)などでもよく、また、開放動作中でもよいし、
開放動作終了後に多少のインターバルをおいて有効とな
るものでもよい。
遊技状態を発生せしめるものとして、打玉が特定入賞領
域である特定入賞口42に入賞することとして説明した
が、特定入賞領域に打玉が入賞すること又は可変入賞球
装置20に打玉が入賞すること(所謂特定入賞領域が形
成されていない)により可変表示手段の表示結果が得ら
れ、その表示結果が予め定められた特定表示結果となっ
た場合に特定遊技状態が発生するものでもよい。この場
合には、特定表示結果に確変特定表示結果と普通特定表
示結果とを含み、確変特定表示結果で特定遊技状態とな
ったときには、当該特定遊技状態の終了後に次ぎの特定
遊技状態の発生確率を向上させるようにしてもよい。ま
た、上記した実施形態においては、可変入賞球装置20
内に特定入賞領域42と開口32(通常入賞領域と言わ
れている)とが予め所定位置に設けられているが、これ
に代えて、時間の経過により可変入賞球装置内の特定入
賞領域の位置又は機能が変化するように構成しても良
い。例えば、可変入賞球装置内の複数の入賞領域A,
B,C…を所定位置に設けて、時間が経過するに従っ
て、入賞領域A,B,C…のうちのいずれかが順次特定
入賞領域に変化するように構成する。また、時間の経過
により、入賞領域A,B,C…のうちのいずれか1つが
通常入賞領域から特定入賞領域に変化するようにして、
常に特定入賞領域が1つになるようにしても良く、ある
いは、特定入賞領域が1つになったり、複数になる場合
があるようにしてもよい。また、特定入賞領域が1つに
なったり、複数になるように変化するように構成しても
良く、また、特定入賞領域が存在しない状況も発生する
(即ち、すべての入賞領域A,B,C…が通常入賞領域
として機能する)用にしてもよい。また、時間によって
は、すべての入賞領域A,B,C…が特定入賞領域に変
化する場合があるように構成しても良い。
に、請求項1の発明においては、遊技領域に設けられた
始動入賞領域への始動入賞に基づいて遊技者にとって不
利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一の状態に
移行する可変入賞球装置を備え、前記始動入賞領域への
始動入賞に基づく第一の状態中に前記可変入賞球装置の
入賞空間に玉が入賞したことを条件として特定遊技状態
となって前記可変入賞球装置を遊技者にとって有利な特
定態様で駆動制御する弾球遊技機において、該弾球遊技
機は、さらに前記始動入賞があった後所定期間が経過す
るまでの始動遊技期間中に前記始動入賞領域への始動入
賞がある場合に、その始動入賞を記憶する始動入賞記憶
手段と、前記始動遊技期間中に前記始動入賞記憶手段に
記憶があっても該記憶に基づき前記可変入賞球装置を第
一の状態にしないように制御し、前記始動遊技期間経過
後に記憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態に駆
動制御する始動入賞制御手段と、を備えたことにより、
始動遊技期間中に始動入賞領域への始動入賞があった場
合には、無効とされることなく記憶手段に記憶され、そ
の記憶に基づく可変入賞球装置の第一の状態への移行
は、始動遊技期間経過後に行われるため、始動入賞を無
駄とすることは無く、遊技の興趣を引き付けることがで
きる。
動遊技期間は、始動入賞があった後所定の時間が経過す
るまでの期間とすることにより、所定の時間毎に始動入
賞記憶手段に記憶された始動入賞に基づく第一の状態を
発生させることができる。
動遊技期間は、始動入賞があった後前記可変入賞球装置
に入賞した玉を前記入賞空間内で検出する入賞玉検出手
段の検出がなく所定時間が経過するまでの期間、又は前
記所定時間内に前記入賞玉検出手段の検出があった場合
に前記可変入賞球装置から排出された玉を検出する排出
玉検出手段の検出数が前記入賞玉検出手段の検出数と一
致するまでの期間とすることにより、始動入賞に基づく
可変入賞球装置への入賞があった場合に、その入賞した
打玉が可変入賞球装置内で完全に処理されてから始動入
賞記憶手段に記憶された始動入賞に基づく第一の状態を
発生させることができ、遊技が分かりやすいという利点
があると共に、打玉が可変入賞球装置内で処理されたに
も拘わらず、所定の時間が経過するまで次ぎの始動入賞
による動作が行われない場合に比べて、記憶された始動
入賞をスムーズに処理することができる。つまり、可変
入賞球装置内に入賞した打玉が入賞玉検出手段によって
検出されるのに十分な時間を待ったにも拘わらず打玉が
入賞玉検出手段によって検出されなければ即座に始動遊
技期間を終了し、一方、打玉が入賞玉検出手段によって
検出された場合でも、その入賞した打玉が排出されたこ
とが確認されれば即座に始動遊技期間が終了するので、
無駄な待ち時間を極力少なくすることができる。
動入賞記憶手段の記憶数が予め定めた所定数となった後
の始動入賞を無効として処理することにより、始動遊技
期間中の始動入賞のすべてを記憶する場合と比較して、
遊技場側が極端に不利益となる状況を防止することがで
きる。
動入賞記憶手段は、前記特定遊技状態の発生から終了ま
での期間中に前記始動入賞領域への始動入賞がある場合
に、その始動入賞を記憶し、前記特定遊技状態の発生か
ら終了までの期間中に前記始動入賞記憶手段に記憶があ
っても該記憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態
にしないように制御し、前記特定遊技状態の終了後に記
憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態に駆動制御
することにより、特定遊技状態が終了しても記憶に基づ
く可変入賞球装置の第一の状態が直ちに再開されるの
で、再度特定遊技状態の発生が期待でき、遊技者の興趣
を引き付けることができる。
動入賞記憶手段は、前記特定遊技状態の発生から終了ま
での期間中に前記始動入賞領域への始動入賞がある場合
に、その始動入賞を無効として処理することにより、特
定遊技状態の期間中に多量に発生する始動入賞によって
特定遊技状態の終了後にもたらされる遊技者への過剰な
利益を抑制し、もって遊技場側の不利益を抑制すること
ができる。
定遊技状態の発生以前の前記始動入賞記憶手段の記憶
を、前記特定遊技状態終了後に該始動入賞記憶手段の記
憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態にしないよ
うに消去することにより、さらに特定遊技状態以前に発
生した始動入賞による特定遊技状態の終了後にもたらさ
れる遊技者への過剰な利益を抑制し、もって遊技場側の
不利益も抑制することができる。
図である。
ある。
ある。
すブロック図である。
ある。
る。
ったときの各種構成部材の動作を示すタイムチャートで
ある。
たとき(入賞玉が正常に排出された)の各種構成部材の
動作を示すタイムチャートである。
ったとき(入賞玉が正常に排出されなかった)の各種構
成部材の動作を示すタイムチャートである。
かったときの各種構成部材の動作を示すタイムチャート
である。
ったとき(入賞玉が正常に排出された)の各種構成部材
の動作を示すタイムチャートである。
ある。
での入賞が正常に排出され、ラウンド継続するときの各
種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
での入賞が正常に排出され、ラウンド継続しないときの
各種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
での入賞が正常に排出されないときの各種構成部材の動
作を示すタイムチャートである。
構成部材の動作の変形例を示すタイムチャートである。
チャ−トである。
制御手段)
Claims (7)
- 【請求項1】 遊技領域に設けられた始動入賞領域への
始動入賞に基づいて遊技者にとって不利な第二の状態か
ら遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞
球装置を備え、前記始動入賞領域への始動入賞に基づく
第一の状態中に前記可変入賞球装置の入賞空間に玉が入
賞したことを条件として特定遊技状態となって前記可変
入賞球装置を遊技者にとって有利な特定態様で駆動制御
する弾球遊技機において、 該弾球遊技機は、さらに前記始動入賞があった後所定期
間が経過するまでの始動遊技期間中に前記始動入賞領域
への始動入賞がある場合に、その始動入賞を記憶する始
動入賞記憶手段と、 前記始動遊技期間中に前記始動入賞記憶手段に記憶があ
っても該記憶に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態
にしないように制御し、前記始動遊技期間経過後に記憶
に基づき前記可変入賞球装置を第一の状態に駆動制御す
る始動入賞制御手段と、を備えたことを特徴とする弾球
遊技機。 - 【請求項2】 前記始動遊技期間は、始動入賞があった
後所定の時間が経過するまでの期間であることを特徴と
する請求項1記載の弾球遊技機。 - 【請求項3】 前記始動遊技期間は、始動入賞があった
後前記可変入賞球装置に入賞した玉を前記入賞空間内で
検出する入賞玉検出手段の検出がなく所定時間が経過す
るまでの期間、又は前記所定時間内に前記入賞玉検出手
段の検出があった場合に前記可変入賞球装置から排出さ
れた玉を検出する排出玉検出手段の検出数が前記入賞玉
検出手段の検出数と一致するまでの期間であることを特
徴とする請求項1記載の弾球遊技機。 - 【請求項4】 前記始動入賞記憶手段の記憶数が予め定
めた所定数となった後の始動入賞を無効として処理する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の弾球遊技機。 - 【請求項5】 前記始動入賞記憶手段は、前記特定遊技
状態の発生から終了までの期間中に前記始動入賞領域へ
の始動入賞がある場合に、その始動入賞を記憶し、前記
特定遊技状態の発生から終了までの期間中に前記始動入
賞記憶手段に記憶があっても該記憶に基づき前記可変入
賞球装置を第一の状態にしないように制御し、前記特定
遊技状態の終了後に記憶に基づき前記可変入賞球装置を
第一の状態に駆動制御することを特徴とする請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の弾球遊技機。 - 【請求項6】 前記始動入賞記憶手段は、前記特定遊技
状態の発生から終了までの期間中に前記始動入賞領域へ
の始動入賞がある場合に、その始動入賞を無効として処
理することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
かに記載の弾球遊技機。 - 【請求項7】 前記特定遊技状態の発生以前の前記始動
入賞記憶手段の記憶を、前記特定遊技状態終了後に該始
動入賞記憶手段の記憶に基づき前記可変入賞球装置を第
一の状態にしないように消去することを特徴とする請求
項6記載の弾球遊技機。
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