JP4518874B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
図8に示すように、従来のパチンコ機に備えられた遊技盤500には、特別図柄表示装置512を備えたセンターケース501が取付けられている。センターケース501の下方には、第1種始動口502が設けられており、遊技球が第1種始動口502に入賞すると、特別図柄表示装置512が特別図柄の変動表示を開始する。第1種始動口502の下方には、特別図柄表示装置512により確定表示された特別図柄が大当り図柄である場合に羽根部材505を開放する変動入賞装置504が取付けられている。また、特別図柄が変動中に遊技球が第1種始動口502に入賞すると、その入賞数は、特別図柄表示装置32の始動可能な回数(以下、特別図柄始動記憶数と称する)として記憶され、その記憶数は、特別図柄記憶表示LED513(図9(A))の点灯数により表示される。また、特別図柄始動記憶数としては、最大4つまで記憶される。
つまり、モータ511の駆動により、振分け部材508は、後端を回動軸にして図9(A)に矢印F1に示す方向に上昇し、また、矢印F2で示す方向に下降する。そして、振分け部材508が矢印F1で示す方向に上昇している場合は、振分け部材508の上に流下した遊技球Pは、振分け部材508の上において保留され、振分け部材508が矢印F2で示す方向に下降すると、振分け部材508の上において保留されている遊技球Pは、矢印F3で示す方向に流下する。また、振分け部材508は、パチンコ機の起動と同時に動作を開始し、遊技中は、遊技状態の変化に関係なく、ずっと同じ動作を繰り返している。
このように、大入賞口503が開口してから閉口するまでを1ラウンドと云い、予め設定された最大ラウンド数を終了すると大当りによる遊技を終了する。
また、特別図柄始動記憶数が最大の4つ記憶されている場合に、さらに遊技球が第1種始動口502に入賞する場合が多々あるが、4つを超えて記憶されないため、遊技者は、遊技球の無駄な消費をなくすために発射を中断し、特別図柄始動記憶数が消化されるまで待機するという手段を採っている。
しかし、そのような手段を採る場合は、常に特別図柄記憶表示LED513の点灯数に注意を払わなければならないため、煩わしいという問題がある。
また、パチンコホール側にとっては、遊技者が遊技球の発射を中断することにより、台の稼働率が低下するという問題がある。
遊技状態が所定の遊技状態になった場合に前側のローラの回転方向を切替えることにより、遊技球の保留、または、その保留された遊技球の流下とを行うことができる。
したがって、従来のように、振分け部材が遊技中は連続して一定の動作を行っているパチンコ機のように遊技が単調化するおそれがない。
特別図柄始動記憶数が所定数である場合は、前側のローラは後方に回転するとともに後側のローラは前方に回転するため、第1種始動口に入賞する余剰な遊技球を発生し難くすることができる。また、特別図柄始動記憶数が上記所定数未満である場合は、前側のローラおよび後側のローラは共に前方に回転するため、落ち込み部分により保留されていた遊技球を流下させて第1種始動口に入賞させ、特別図柄始動記憶数を増加させることができる。
このため、遊技者は、特別図柄始動記憶数が例えば上限数になっている場合であっても遊技球を発射し、特別図柄始動記憶数を再度上限数に復帰させようとする。
したがって、従来のように、特別図柄始動記憶数が上限数になっている場合に、遊技者が遊技球の発射を中断して無駄な遊技球の消費を避けようとする事態を発生し難くすることができる。
特別図柄の停止パターンとしてリーチの停止パターンが選択された場合、つまり遊技者から見て大当り発生の確率が高い場合は、前側のローラが後方に回転し、落ち込み部分に遊技球を保留できる状態になるため、遊技者は、大当りが発生し、大入賞口が開口したときに多くの遊技球を落ち込み部分から流下させて大入賞口に入賞させるために、特別図柄が変動表示している間でも遊技球を発射する。
したがって、従来のように、特別図柄が停止するまで遊技球の発射を中断して無駄な遊技球の消費を避けようとする事態を発生し難くすることができる。
また、それまで前方に回転していた前側のローラが後方に回転方向を変えることにより、リーチの発生を予告することができる。
大当りが発生した場合に大入賞口を開口する変動入賞装置が、前側のローラの上面を通って前方へ流下する遊技球の流下方向に設けられているため、落ち込み部分から流下する遊技球が多いほど、大入賞口に入賞する遊技球を増加させることができる。
特別図柄の変動表示が停止してから所定時間経過したときに、前側のローラおよび後側のローラは共に前方に回転するため、落ち込み部分に保留されている遊技球を、大入賞口の開口に合わせて流下させて入賞させることができる。
[全体の主要構成]
まず、この実施形態のパチンコ機の主要構成について、そのパチンコ機の外観を示す図1の斜視説明図を参照して説明する。
パチンコ機1には、前枠2が開閉可能に備えられており、その前枠2には、ガラス枠4が開閉可能に取付けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠4の内部には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を遊技盤5へ発射する発射モータ(図4おいて符号15eで示す)を操作するための発射ハンドル15aが回動可能に取付けられている。
次に、遊技盤5の主要構成について図2を参照して説明する。図2は遊技盤5の全体構成を示す説明図である。
図2に示すように、遊技盤5の略中央には、センターケース30が備えられている。センターケース30には、天入賞口31と、3個のLEDからなる普通図柄表示装置34と、この普通図柄表示装置34の始動可能な回数を4個のLEDにより表示する普通図柄記憶表示LED35と、複数の図柄、たとえば「0」〜「9」の数字を示す特別図柄や背景画像などを液晶で表示する特別図柄表示装置32と、特別図柄始動記憶数を4個のLEDにより表示する特別図柄記憶表示LED36とが備えられている。
センターケース30の下方には、特別図柄表示装置32を作動させる機能を有する第1種始動口27が設けられており、この第1種始動口27の下部には普通図柄表示装置34の停止図柄が当たり図柄となった場合に両翼を開放する普通電動役物28が設けられている。両翼を開放した普通電動役物28は、第1種始動口27と同様に特別図柄表示装置32を作動開始させる機能を備えている。
また、変動入賞装置40の内部には、開閉部材43を連続して開放動作させる機能を有する特定領域と、この特定領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図4に符号42aで示す)が設けられている。
センターケース30に備えられた裏側機構95のハウジング96の両側には、矢印F4に沿って案内された遊技球が流下するための流下通路96aがそれぞれ形成されている。裏側機構95に設けられた特別図柄表示装置32の下部前方には、横長のローラ97,98が互いの周面を相対向させて前後に配置されている。ローラ97,98は、それぞれ両端部が回転可能に軸止されており、各回転軸は、図示しない伝達機構を介してモータの駆動軸に連結されている。前記伝達機構には、ローラ97の回転方向を切替える機構が備えられており、メインCPU(図4にて符号112で示す)からの指令により、回転方向を切替える。
また、ローラ97は、前記伝達機構の切替えにより、図3(B)に示すように、回転方向を逆転する。この状態では、ローラ97,98の回転方向が同じ前方になるため、各ローラ上に形成された落ち込み部分Vにて保留されていた遊技球Pは、その保留を解除され、ローラ97の上面を転がって図中F5で示す方向(前方)に流下する。
次に、パチンコ機1の電気的構成についてそれをブロックで示す図4を参照して説明する。
パチンコ機1には、主基板100が設けられており、この主基板100には、マイクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッサ110には、大当りの判定、大入賞口41への入賞数のカウント、ラウンドの制御など、遊技の主な制御を実行するメインCPU112と、このメインCPU112が各種制御を実行するための各種制御プログラムなどが記録されたROM114と、遊技球が第1種始動口27を通過したことの検出結果などの遊技中に発生する各種データ、ROM114から読出された制御プログラムなどを一時的に格納するRAM116とが搭載されている。
主基板100には、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が第1種始動口27を通過したことを検出する第1種始動口スイッチ27a、特別図柄表示装置32、LEDやランプ類を制御するランプ制御装置300、電源基板74、賞球の払出しなどを制御する払出制御基板200、遊技中の効果音などを制御する音声制御装置79、入賞や大当りなどに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中継基板53である。
また、払出制御基板200には、電源基板74、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出中継基板55が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接続されている。
盤面中継基板51には、普通電動役物28を駆動する普通電動役物ソレノイド28a、普通図柄表示装置34、普通図柄作動右ゲート25を通過した遊技球を検出する右ゲートスイッチ25a、普通図柄作動左ゲート26を通過した遊技球を検出する左ゲートスイッチ26a、大入賞口41に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ41a、右袖入賞口22に入賞した遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ22a、左袖入賞口23に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ23a、右入賞口12に入賞した遊技球を検出する右入賞口スイッチ12a、左入賞口13に入賞した遊技球を検出する左入賞口スイッチ13a、右下入賞口14に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ14a、左下入賞口44に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイッチ44a、天入賞口31に入賞した遊技球を検出する天入賞口スイッチ31aおよび大入賞口中継基板50である。
大入賞口中継基板50には、特定領域スイッチ42a、特定領域を形成する部材の姿勢を変化させる特定領域ソレノイド42b、大入賞口ソレノイド41bが電気的に接続されている。電源基板74は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基板へ必要電源を供給する。
図5は、メインCPU112が実行する第1種始動口処理の流れを示すフローチャートである。図6は、メインCPU112が実行する特別図柄表示処理の流れを示すフローチャートである。図7は、メインCPU112が実行するローラ制御の流れを示すフローチャートである。
最初に、第1種始動口処理の流れについて図5を参照して説明する。
遊技球が第1種始動口27(図2)を通過し、もしくは開放した普通電動役物28(図2)を通過し、第1種始動口スイッチ27a(図4)がONすると、メインCPU112は、第1種始動口スイッチ27aに接続されている入力ポートの電圧変化を検出することにより、第1種始動口スイッチ27aがONしたことを検出する(S10:Yes)。続いてメインCPU112は、特別図柄始動記憶数U1が「4」未満である場合は(S12:Yes)、特別図柄始動記憶数U1に「1」を加算し(S14)、大当り値をカウントする大当りカウンタのカウント値を1つ取得し(S16)、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(S18)。たとえば、大当りカウンタは、0〜255の計256の値をカウントする。
次に、特別図柄表示処理の流れについて図6を参照して説明する。
メインCPU112は、特別図柄を変動表示するための制御コマンドを特別図柄表示装置32へ出力しているか否か、つまり特別図柄が変動中であるか否かを判定し、変動中でないと判定すると(S30:No)、特別図柄始動記憶数U1が「1」以上であるか否かを判定する(S32)。続いてメインCPU112は、特別図柄始動記憶数U1が「1」以上であると判定すると(S32:Yes)、特別図柄始動記憶数U1から「1」を減算する(S34)。続いてメインCPU112は、第1種始動口処理のS18(図5)においてRAM116に一時的に格納したカウント値を読出し(S36)、その読出したカウント値が大当り値と一致するか否か、つまり大当りか否かを判定する(S38)。
またメインCPU112は、大当りではない、つまりハズレと判定した場合は(S38:No)、複数の乱数のそれぞれとハズレ図柄とを対応付けて設定したハズレ図柄テーブルから左停止図柄用のハズレ図柄として1つのハズレ図柄を無作為に選択し、同様に、中図柄用および右停止図柄用のハズレ図柄をそれぞれ無策に選択する(S42)。たとえば、ハズレ図柄テーブルが、「0」〜「9」の乱数と、ハズレ図柄「0」〜「9」とを対応付けて設定されている場合において、乱数「2」を選択した場合は、ハズレ図柄「2」を選択する。
続いてメインCPU112は、全図柄の変動表示が停止したことを示す停止フラグをセットするとともに、リーチフラグをリセットし(S58)、特別図柄表示処理の今回のルーチンを終了する。
次に、ローラ制御の流れについて図7を参照して説明する。
メインCPU112は、特別図柄始動記憶数U1が「4」であるか否かを判定し(S60)、「4」である場合は(S60:Yes)、ローラ97の回転方向を切替える機構へ指令を送り、前側に配置されたローラ97の回転方向を後方に切替える(S62)。これにより、図3(A)に示すように、ローラ97は後方へ回転し、ローラ98は前方へ回転した状態となり、流下通路96aから案内部96bに流下した遊技球Pは、ローラ97,98の上面に形成された落ち込み部分Vにて保留される。なお、落ち込み部分Vに保留されている遊技球の数が保留可能な数を超えると、その超えた分の遊技球は保留されないで流下する。
またメインCPU112は、特別図柄始動記憶数U1が「4」でないと判定した場合は(S60:No)、ローラ97の回転方向を前方に切替える(S64)。これにより、図3(B)に示すように、ローラ97,98は、共に前方に回転した状態となり、落ち込み部分Vにて保留されていた遊技球Pは、その保留を解除され、前側に配置されたローラ97の上面を転がって図中F5で示す方向(前方)に流下する。したがって、その流下した遊技球Pは、センターケース30(図2)の下方に設けられた第1種始動口27、あるいは、両翼を開放した普通電動役物28に入賞可能となる。
したがって、特別図柄始動記憶数U1が「4」になった以降に、遊技者が遊技球の発射を中断するという事態を発生し難くすることができる。
なお、大当りによる遊技を行っているときに特別図柄始動記憶数U1が「4」になった場合は、前側のローラ97が後方に回転するため、落ち込み部分Vに遊技球が保留され、その保留されている遊技球の数が保留可能な数を超えると、その超えた分の遊技球は保留されないで流下する。そして、大当りによる遊技が終了し、最初の特別図柄の変動表示が開始され、特別図柄始動記憶数U1が「3」になると、前側のローラ97が前方に回転するため、落ち込み部分Vに保留されていた遊技球が一度に流下し、その流下した遊技球が第1種始動口27に入賞して特別図柄始動記憶数U1が再度「4」に増加する。
続いてメインCPU112は、特別図柄表示処理のS58において停止フラグがセットされているか否かを判定し(S70)、セットされている場合は(S70:Yes)、全図柄の変動表示が停止してからの経過時間Tがt1時間以上になったか否かを判定する(S72)。そのt1時間は、大当りの場合に、全図柄の変動表示が停止してから大入賞口41が開口するまでにかかる時間である。
したがって、大当りで大入賞口41が開口している場合は、上記流下した遊技球Pは、センターケース30(図2)の下方において開口している大入賞口41に入賞可能となる。このとき、落ち込み部分Vにて保留されている遊技球Pが多いほど、ローラ97の上面から転がって前方へ流下する遊技球Pが多くなるため、その流下した遊技球Pのうち、大入賞口41に入賞する遊技球Pが多くなる。
したがって、リーチになったときに、遊技者が遊技球の発射を中断して結果待ちをするという事態を発生し難くすることができる。
なお、停止パターンとしてリーチパターンが選択されたがハズレの場合、つまりハズレリーチの場合でもローラ97を後方へ回転させ(S68)、全図柄の変動表示が停止してからt1時間経過後に(S70:Yes、S72:Yes)、ローラ97を前方へ回転させる(S74)。また、リーチフラグがセットされていない場合は(S66:No)、ローラ97を前方へ回転させる(S76)。
(1)以上のように、上記実施形態のパチンコ機1を使用すれば、相互に逆回転する回転するローラ97,98の上面に形成された落ち込み部分Vにて遊技球を保留し、ローラ97の回転方向を前方に切替えることにより、保留していた遊技球を流下させることができる。
したがって、従来のように、振分け部材が遊技中は連続して一定の動作を行っているパチンコ機のように遊技が単調化するおそれがない。
したがって、従来のように、特別図柄始動記憶数U1が「4」になっている場合に、遊技者が遊技球の発射を中断して無駄な遊技球の消費を避けようとする事態を発生し難くすることができる。
したがって、従来のように、特別図柄が停止するまで遊技球の発射を中断して無駄な遊技球の消費を避けようとする事態を発生し難くすることができる。
また、それまで前方に回転していた前側のローラが後方に回転方向を変えることにより、リーチの発生を予告することができる。
5 遊技盤
32 特別図柄表示装置
95 裏側機構
97,98 ローラ
P 遊技球
V 落ち込み部分
Claims (5)
- 遊技盤の盤面上に取付けられる表側機構と、前記遊技盤の裏面に取付けられる裏側機構とから構成されたセンターケースと、
前記裏側機構に設けられており、特別図柄を変動表示する特別図柄表示装置とを備えており、
前記特別図柄表示装置により大当り図柄が確定表示された場合に大当りが発生するパチンコ機において、
前記特別図柄表示装置の下部前方には、両端部が回転可能に軸止された横長の1対のローラが互いの周面を相対向させて前後に配置されており、かつ、各ローラの上面間には、遊技球を保留可能な落ち込み部分が形成されており、さらに、各ローラの回転軸は、伝達機構を介してモータの駆動軸にそれぞれ連結されており、
遊技状態が所定の遊技状態になった場合に前記各ローラのうち前側のローラの回転方向を切替える機構が備えられており、
前記前側のローラが後方に回転するとともに後側のローラが前方に回転することにより、前記落ち込み部分にて遊技球を保留し、前記各ローラが共に前方に回転することにより、前記保留されている遊技球を前記前側のローラの上面を通って前方へ流下させることを特徴とするパチンコ機。 - 前記特別図柄表示装置が前記特別図柄を変動表示しているときに前記遊技盤に設けられた第1種始動口に入賞した遊技球の数である特別図柄始動記憶数を記憶する記憶手段を備えており、
前記特別図柄表示装置は、前記記憶手段に記憶されている特別図柄始動記憶数と同じ回数分の前記特別図柄の変動表示を可能であり、
前記第1種始動口は、前記前側のローラの上面を通って前方へ流下する遊技球の流下方向に設けられており、
前記記憶手段に記憶されている特別図柄始動記憶数が所定数である場合は、前記前側のローラは後方に回転するとともに前記後側のローラは前方に回転し、前記特別図柄始動記憶数が前記所定数未満である場合は、前記前側のローラおよび前記後側のローラは共に前方に回転することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。 - 最後に停止する特別図柄以外の特別図柄が同じ特別図柄に揃って停止し、最後に停止する特別図柄が変動表示されている状態を示すリーチの停止パターンが、特別図柄の複数の停止パターンの中から選択された場合は、前記前側のローラは後方に回転するとともに前記後側のローラは前方に回転することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ機。
- 前記大当りが発生した場合に大入賞口を開口する変動入賞装置が、前記前側のローラの上面を通って前方へ流下する遊技球の流下方向に設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ機。
- 前記大入賞口は、前記大当り図柄が確定表示されてから所定時間経過してから開口し、
前記特別図柄の変動表示が停止してから前記所定時間経過したときに、前記前側のローラおよび前記後側のローラは共に前方に回転することを特徴とする請求項4に記載のパチンコ機。
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