JP2000225265A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000225265A
JP2000225265A JP11028606A JP2860699A JP2000225265A JP 2000225265 A JP2000225265 A JP 2000225265A JP 11028606 A JP11028606 A JP 11028606A JP 2860699 A JP2860699 A JP 2860699A JP 2000225265 A JP2000225265 A JP 2000225265A
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balls
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Nobuharu Yoshida
信晴 吉田
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Sankyo Co Ltd
Adtec Corp
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Adtec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大入賞口内に入った玉が玉詰まりして正常に
大入賞口から排出されないような場合に、これを検出し
て異常発生状態での遊技を回避することができる弾球遊
技機を提供する。 【解決手段】 可変入賞球装置20が第一の状態(開放
状態)となってから所定期間が経過した時点で入賞玉数
と排出玉数とが一致しないときにこれを異常と判定し、
その異常判定時点から遊技状態を進行しないように遊技
不能動化状態にする。これにより、可変入賞球装置20
が第一の状態になってから所定期間が経過したにも拘わ
らず入賞玉数と排出玉数とが一致しない場合はこれを異
常として検出するので、可変入賞球装置20内で玉詰ま
りが生じたときには、これを異常として検出して遊技を
不能動化することができるので、異常発生状態での遊技
を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技領域に設けら
れた始動入賞領域への打玉の入賞を検出する始動玉検出
手段の玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態か
ら遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞
球装置を備え、該可変入賞球装置の入賞空間に設けられ
た特定入賞領域への打玉の入賞を検出する特定玉検出手
段の玉検出により前記始動玉検出手段の玉検出に基づく
態様よりさらに遊技者にとって有利な特定態様で可変入
賞球装置を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に関す
るものである。
【従来の技術】従来、一般に、第二種の弾球遊技機は、
始動入賞口への打玉の入賞に伴って大入賞口(可変入賞
球装置)を開放し、大入賞口の特定領域への入賞(これ
をV入賞ともいう)により大入賞口を連続開放するよう
になっていた。このような遊技機には、大入賞口に入っ
た玉を貯留するなどして大入賞口内での玉の動きに変化
を持たせ、視覚的な興趣を向上するものがあった。
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように大入賞口に入った玉を貯留するなどして視覚的な
興趣向上を招来する第二種の弾球遊技機では、大入賞口
内に入った玉が玉詰まりして正常に大入賞口から排出さ
れないような場合、これを検出することができず、最悪
の場合このような異常発生状態で遊技が行われていた。
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、大入賞口内に入った玉が玉詰まりし
て正常に大入賞口から排出されないような場合に、これ
を検出して異常発生状態での遊技を回避することができ
る弾球遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、遊技領域に設けられた
始動入賞領域への打玉の入賞を検出する始動玉検出手段
の玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態から遊
技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞球装
置を備え、該可変入賞球装置の入賞空間に設けられた特
定入賞領域への打玉の入賞を検出する特定玉検出手段の
玉検出により前記始動玉検出手段の玉検出に基づく態様
よりさらに遊技者にとって有利な特定態様で可変入賞球
装置を第一の状態に移行制御する特定遊技状態を発生し
得る弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入賞し
た玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球装置
から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前記入
賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排出玉
検出手段によって検出された排出玉数とを比較する玉数
比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態にな
ってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手段の
比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しないときに、
これを異常と判定する異常判定手段と、該異常判定手段
により異常と判定したときに、その異常判定時点から遊
技状態を進行しないように遊技不能動化状態にする遊技
不能動化手段と、前記玉数比較手段の比較により入賞玉
数と排出玉数とが一致することを条件に遊技不能動化状
態を解除して遊技状態を進行可能にする遊技不能動化状
態解除手段と、を備えたことを特徴とする。このように
構成することにより、可変入賞球装置が第一の状態にな
ってから所定期間が経過したにも拘わらず入賞玉数と排
出玉数とが一致しない場合はこれを異常として検出する
ので、可変入賞球装置内で玉詰まりが生じたときには、
これを異常として検出して遊技を不能動化することがで
きるので、異常発生状態での遊技を回避することができ
る。然も、入賞玉数と排出玉数とが一致することを条件
に遊技不能動化状態を解除して遊技状態を進行可能にす
るので、その後の処理も容易に行える。また、請求項2
の発明においては、前記異常判定手段により異常と判定
したときに、その異常を報知する異常報知手段を備えた
ので、従業員に玉詰まり等の異常を即座に報知すること
ができる。また、請求項3の発明のように、前記玉数比
較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致した時
点又はそれ以前に前記特定玉検出手段の玉検出により前
記特定遊技状態への移行権利が獲得されているときは、
遊技不能動化状態を解除して特定遊技状態に移行するよ
うにしてもよい。また、請求項4の発明においては、前
記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行したことを条
件として前記特定玉検出手段による玉検出を有効にする
一方、該第一の状態が終了し且つ前記玉数比較手段の比
較により入賞玉数と排出玉数とが一致した場合にはその
後の特定玉検出手段による玉検出を無効にする特定玉受
付制御手段と、少なくとも前記可変入賞球装置の前記第
一の状態中と前記特定玉検出手段の玉検出有効期間中は
前記始動玉検出手段による玉検出を無効にする一方、特
定玉検出手段の玉検出有効期間が終了したことにより始
動玉検出手段による玉検出を有効にする始動玉受付制御
手段と、を備えたので、排出玉検出手段による検出玉数
が可変入賞球装置への入賞玉数と一致したときに、V有
効時間(特定玉検出手段の玉検出有効期間)と始動入賞
の無効時間を終了させることで、無駄な待ち時間をなく
すことができると共に始動入賞の損を少なくすることが
できる。つまり、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効と
なるので遊技進行が迅速化されると共に、無効となって
しまっていた始動入賞の損をなくすことができる。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1におい
て、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するた
めの誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール
2で区画された領域が遊技領域3を形成している。遊技
領域3のほぼ中央には、本実施形態の要部をなす可変入
賞球装置20が配置されている。可変入賞球装置20の
下方には、それぞれ始動玉検出器5a〜5cを内蔵した
左・中・右の始動入賞口4a〜4cが配置されている。
始動入賞口4a〜4cに打玉が入賞すると、これを始動
玉検出器5a〜5cが検出することで、可変入賞球装置
20を所定期間開放するようになっている。なお、始動
入賞口4a〜4cのうち左右の始動入賞口4a・4cに
入賞した場合は、可変入賞球装置20を1回開放し、始
動入賞口4a〜4cのうち中央の始動入賞口4bに入賞
した場合は、可変入賞球装置20を2回開放するように
なっている。また、このように始動玉検出器5a〜5c
の入賞検出に伴って可変入賞球装置20が開放動作を行
う状態を始動遊技状態という。また、遊技領域3には、
上記した構成以外にも、風車ランプ7a・7bを内蔵し
た風車6a・6b、風車8a・8b、サイドランプ10
a・10bを内蔵したサイドランプ飾り9a・9b、ア
ウト口11、等が設けられている。次に、本実施形態の
要部をなす可変入賞球装置20について、図2乃至図4
を参照して説明する。可変入賞球装置20は、図2に示
すように、当該可変入賞球装置20を遊技盤1の表面に
取り付けるための取付基板21を有し、該取付基板21
には、上部入賞空間22と下部入賞空間30が形成され
ている。上部入賞空間22には、左右一対の開閉片23
a・23bが回転可能に設けられている。開閉片23a
・23bは、それぞれ周知のリンク機構を介してソレノ
イド24a・24bが連結され、該ソレノイド24a・
24bがONしたときに、上部入賞空間22を開放する
方向に回転する一方、ソレノイド24a・24bがOF
Fしたときに、上部入賞空間22を閉鎖する方向に回転
するようになっている。上部入賞空間22の底壁部分に
は、上部入賞空間22に入賞した打玉を検出する左右一
対の入賞玉検出器25a・25bが設けられている。な
お、入賞玉検出器25a・25bで検出された入賞玉
は、入賞玉検出器25a・25bを通過した後、取付基
板21の左右両側に形成された玉通路26a・26bを
通って玉排出口27a・27bから下部入賞空間30に
送り込まれるようになっている。また、上部入賞空間2
2内の後面壁には、後で詳述する特定遊技状態での開閉
片23a・23bの残り開放回数を表示する残り回数表
示器28と、可変入賞球装置20への入賞個数を表示す
る入賞個数表示器29、が設けられている。一方、下部
入賞空間30には、玉排出口27a・27bから送り込
まれた入賞玉を後方に向かって転動させる下部転動板3
1と、該下部転動板31の下流端に形成された開口32
と、該開口32を落下した玉を検出する左右一対の残留
玉検出器33a・33bと、開口32を開閉する開閉板
34と、該開閉板34の上方位置で回転する回転ドラム
36と、該回転ドラム36の上端部後方に配された上部
転動板40、が設けられている。開閉板34は、ソレノ
イド35が連結され、該ソレノイド35がONしたとき
に、開口32を閉鎖する方向に進出移動する一方、ソレ
ノイド35がOFFしたときに、開口32を開放する方
向に退行移動するようになっている。回転ドラム36
は、各連結ギヤ37a〜37cを介してモータ38が連
結され、該モータ38の駆動に伴って常時一定速度で一
方向(図4に示す矢印方向)に回転するようになってい
る。また、回転ドラム36の周面には、左・中・右の横
一列3箇所に永久磁石39a〜39cが埋設されてい
る。これにより、回転ドラム36は、開閉板34による
開口32の閉鎖状態で、開閉板34上に停留される玉を
永久磁石39a〜39cの磁力によって吸引し、これを
回転動作に伴って上部転動板40に送り込むようになっ
ている。上部転動板40の後方側には、中央を境として
左右方向に下り傾斜する各傾斜部40a・40bが形成
されており、該傾斜部40a・40bの下流側(左右両
側)には、傾斜部40a・40bを転動した玉を再度下
部転動板31上に送り込む玉通路41a・41bが形成
されている。なお、傾斜部40a・40bは、後方側へ
も若干下り傾斜している。また、上部転動板40の後方
中央には、特定受入口42が設けられ、該特定受入口4
2の前方には、左右一対の可動部材43a・43bが設
けられている。可動部材43a・43bには、それぞれ
回転軸44a・44bが一体的に取り付けられ、該回転
軸44a・44bの後端には、ソレノイド45を連結し
た連結部材46の各連動部46a・46bが一体的に取
り付けられている。なお、連結部材46は、ソレノイド
45を構成するプランジャ45aの進退動作を回転軸4
4a・44b(可動部材43a・43b)の回転動作に
変換するものである。これにより、可動部材43a・4
3bは、ソレノイド45がONしたときに、特定受入口
42の前方を遮断する方向(図2に示す矢印方向)に回
転する一方、ソレノイド45がOFFしたときに、特定
受入口42前方の遮断を解除する方向に回転するように
なっている。また、特定受入口42の外周には、装飾用
のLED表示器47が複数設けられる一方、特定受入口
42の内部には、特定受入口42に入った玉を検出する
特定玉検出器48が設けられている。特定玉検出器48
の下流側には、検出した玉を開閉板34の下方位置を通
して残留玉検出器33aに送り込む玉通路49が形成さ
れている。ところで、上記した可変入賞球装置20等を
構成する各種作動部材は、図5に示すように、CPU5
1、ROM52、及びRAM53を備えた遊技制御回路
基板50によってその作動が制御されるようになってい
る。具体的に、遊技制御回路基板50は、特定玉検出器
48、始動玉検出器5a〜5c、残留玉検出器33a・
33b、及び入賞玉検出器25a・25bから個々の検
出信号を入力する。そして、これら検出信号の入力に基
づいて、遊技制御回路基板50は、サイドランプ10a
・10b、風車ランプ7a・7b、各ソレノイド24a
・24b・35・45、モータ38、残り回数表示器2
8、LED表示器47、及び入賞個数表示器29の各種
作動部材に制御信号を出力して各種作動部材の作動を所
定態様で制御する。次に、上記した遊技制御回路基板5
0による可変入賞球装置20の作動制御について説明す
る。先ず、前記始動遊技状態が発生すると、これに伴っ
てソレノイド24a・24bが所定時間ONされて開閉
片23a・23bが開放する。その開放動作中に打玉が
上部入賞空間22内に入賞すると、その入賞玉は入賞玉
検出器25a・25bを通って下部入賞空間30に送り
込まれる。また、開閉板34は、遊技制御回路基板50
によるソレノイド35のON制御により、入賞玉検出器
25a・25bが入賞玉を検出してから所定時間が経過
するまで開口32を閉鎖する方向に移動する。そして、
下部入賞空間30に送り込まれた玉は、開口32の閉鎖
時間内で回転ドラム36のいずれかの永久磁石39a〜
39cに吸引されると、回転ドラム36の回転に伴って
上部転動板40に送り込まれる。このとき、開閉板34
上に停留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39c
に吸引された場合、その入賞玉は、100%の確率で玉
通路41a・41bに送られる。なお、この時点で、開
閉板34は、遊技制御回路基板50によるソレノイド3
5のOFF制御により、開口32を開放する方向に移動
している。そして、玉通路41a・41bに送られた玉
は、下部転動板31を通って開口32を落下し、残留玉
検出器33a・33bに送り込まれる。一方、開閉板3
4上に停留された入賞玉が中央の永久磁石39bに吸引
された場合、その入賞玉は、かなり高い確率(100%
ではない)で特定受入口42に送られる。そして、特定
受入口42に送られた玉(V入賞した玉)は、特定玉検
出器48を通過した後に玉通路49を通って残留玉検出
器33aに送り込まれる。また、このとき、特定玉検出
器48での玉の通過(特定玉検出器48による玉の検
出)によって特定遊技状態が発生する(実際は、特定遊
技状態を発生させる権利が得られるだけで、入賞玉数と
排出玉数とが一致した時点で初めて特定遊技状態が発生
する)。なお、残留玉検出器33a・33bを通過した
玉は、図示しない玉通路を通って入賞玉集合カバー体
(図示しない)に集められる。また、残留玉検出器など
は、入賞玉集合カバー体などに設けられるものでもよ
い。上記した特定遊技状態においては、遊技制御回路基
板50によりソレノイド35がON/OFF制御される
ことで、開閉片23a・23bが所定時間の開放動作を
18回繰り返す(18回の開閉サイクル)。なお、開閉
サイクルが18回終了する以前に、10個の入賞玉が検
出された場合には、その時点で開閉片23a・23bの
開放動作を終了する。また、開閉片23a・23bの開
閉サイクル中は、各ソレノイド35・45が常時ONさ
れることで、開閉板34は常に開口32を閉鎖し、可動
部材43a・43bは常に特定受入口42の前方を遮断
する。これにより、開閉サイクル中に可変入賞球装置2
0に入賞した玉は、開閉サイクルの終了時点までは開口
32を落下することがない。従って、開閉板34上に停
留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39cに吸引
された場合、その入賞玉は、玉通路41a・41bを通
って下部転動板31に送り込まれ、再度開閉板34上に
停留される。一方、開閉板34上に停留された入賞玉が
中央の永久磁石39bに吸引された場合、その入賞玉
は、特定受入口42前方の可動部材43a・43bに受
け止められる。その後、開閉サイクルの終了と同時に、
各ソレノイド35・45がOFFされることで、開閉板
34は開口32を開放し、可動部材43a・43bは特
定受入口42前方の遮断を解除する。これにより、可動
部材43a・43bに受け止められた入賞玉は、上部転
動板40を真直ぐ後方に転動して特定受入口42に入
る。そして、特定受入口42に入った玉(V入賞した
玉)は、特定玉検出器48を通過することで、以上のよ
うな18回の開閉サイクルの継続権を成立させ、所定の
インターバル時間の経過後に再度開閉片23a・23b
を開放する。なお、開閉サイクルの許容継続回数は、最
高16回(16ラウンド)まで許容されるようになって
いる。また、このような特定遊技状態において、残り回
数表示器28は、開閉片23a・23bの残り開放回数
(残りのラウンド回数)を表示し、入賞個数表示器29
は、1ラウンド毎に入賞個数を表示するようになってい
る。また、開閉サイクル及びラウンド回数は、特に18
回、及び16回に限定せず、1回でも複数回でもよく、
さらには可変表示器でラウンド回数を決定するようなも
のでもよい。次に、前記遊技制御回路基板50による始
動入賞制御を図6を参照して説明する。図6のフローチ
ャートにおいて、先ず、始動入賞口4a〜4cへの入賞
があるか否か、言い換えれば始動玉検出器5a〜5cが
ONしたか否かを判別する(S1)。S1で始動入賞口
4a〜4cへの入賞があると判別すると、その時点で始
動入賞口4a〜4cへの入賞(始動玉検出器5a〜5c
での入賞玉の検出動作)を無効(S2)にしてタイマを
スタートさせる(S3)。そして、タイマ値が1.5を
越えた場合、言い換えれば始動入賞口4a〜4cへの入
賞時点から1.5秒が経過すると(S4)、次に入賞が
始動入賞口4a・4cへの入賞であるか否か、即ち開閉
片23a・23bを1回開放する入賞であるか否かを判
別する(S5)。S5で始動入賞口4a・4cへの入賞
でないとき、即ち始動入賞口4bへの入賞であり、開閉
片23a・23bを2回開放する入賞の場合は、2回開
放時の始動入賞制御(S6;以下に説明する1回開放時
の制御とはタイマ値が異なり、さらに1回目の開放と2
回目の開放との間のインターバル中も入賞があるか監視
を行う制御)を行ってメインフローに復帰する。そし
て、S5で始動入賞口4a・4cへの入賞であり、開閉
片23a・23bを1回開放する入賞の場合は、開閉片
23a・23b(以下、これを大入賞口ともいう)を開
放して(S7)、タイマ値が2.0となったか否か、言
い換えれば始動入賞口4a・4cへの入賞時点から2.
0秒が経過したか否かを判別する(S8)。S8で2.
0秒が経過していない場合には、入賞玉の有無(入賞玉
検出器25a・25bのON/OFF)を判別し(S
9)、入賞玉がないときは前記S8に戻る一方、入賞玉
があるときは後述するS21に移行する。一方、S8で
2.0秒が経過した場合には、大入賞口を閉鎖し(S1
0)、入賞玉の有無を判別する(S11)。S11で入
賞玉がある場合は、S21に移行する一方、入賞玉がな
い場合は、排出玉の有無(排出玉検出器33a・33b
のON/OFF)を判別する(S12)。S12で排出
玉がある場合は、後述するS29に移行する一方、排出
玉がない場合は、タイマ値が3.0となったか否か、言
い換えれば始動入賞口4a・4cへの入賞時点から3.
0秒(大入賞口が閉鎖してから1.0秒)が経過したか
否かを判別する(S13)。S13で3.0秒が経過し
ていない場合には、前記S11に戻る一方、3.0秒が
経過した場合には、始動口の無効を解除(有効に)する
(S14)。この3.0秒(大入賞口が閉鎖してから
1.0秒)は、入賞した入賞玉が入賞玉検出器25a・
25bで検出されるのに十分な時間に設定しているの
で、この時間が経過したのにも拘わらず、入賞玉の検出
がないときは、入賞した玉がないと判断して、始動口の
無効を解除し(有効にし)、即座に次の始動入賞を受け
付けるようにできる分けである。その後は、タイマをク
リア(S15)すると共に、カウンタをクリア(S1
6)する。そして、エラー報知2の実施中であるか否か
を判別し(S17)、エラー報知2の実施中でないとき
はそのまま後述するS19に移行する一方、エラー報知
2の実施中のときはエラー解除(S18)を行ってS1
9に移行する。S19では、V入賞の有無(特定玉検出
器48のONによってV入賞フラグがセットされたか否
か)を判別する。S19でV入賞がない場合は、そのま
まメインフローに復帰する一方、V入賞がある場合は、
V入賞フラグをクリアして後述する大当り制御(S2
0)を行い、その後メインフローに復帰する。また、S
21では、V受付(以下、これを特定玉検出有効期間と
もいう)を有効にする。なお、ここでいうV受付の有効
とは、特定玉検出器48での通過玉の検出動作を有効に
することをいう。その後、入賞玉検出器25a・25b
で検出した入賞玉のカウント数(同図中には、入賞玉カ
ウンタと記載)が、残留玉検出器33a・33bで検出
した入賞玉のカウント数(同図中には、残留玉カウンタ
と記載)と一致するか否かを判別することで、下部入賞
空間30内に入賞玉が残留しているか否かを判別する
(S22)。S22で入賞玉カウンタが残留玉カウンタ
と一致して下部入賞空間30内に入賞玉が残留していな
いと判別した場合は、S23に移行して、V受付を終了
した後に前記S15に移行する。一方、S22で入賞玉
カウンタが残留玉カウンタと一致せずに下部入賞空間3
0内に入賞玉が残留していると判別した場合は、タイマ
値が12となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a
〜4cへの入賞時点から12秒(大入賞口が閉鎖してか
ら10秒)が経過したか否かを判別する(S24)。S
24で12秒が経過していないときはそのまま後述する
S27に移行する一方、12秒が経過したときはタイマ
をクリアする(S25)。そして、エラー報知2(表示
器28・29で「E2」と表示)を実施すると共に遊技
を不能動化して(S26)、S27に移行する。つま
り、入賞玉が排出されるのに十分な時間が経過している
のにも拘わらず、玉が排出されない状態なので、玉詰ま
りしたことなどが考えられるため、遊技を中断(待機状
態)し、異常状態を報知するのである。S27では、V
入賞の有無を判別し、V入賞がない場合は、そのまま前
記S22に移行する一方、V入賞がある場合は、V受付
を終了(S28)した後に前記S22に移行する(V入
賞があったときはV入賞フラグがセットされる)。ま
た、前述したS12で排出玉があった場合は、S29に
移行する。S29では、エラー報知1(表示器28・2
9で「E1」と表示)を実施すると共に遊技を不能動化
する。これによって入賞玉検出器の移動などの不正行為
が防止できる。その後は、タイマをクリア(S30)す
ると共に、カウンタをクリア(S31)し、入賞玉の有
無を判別する(S32)。S32で入賞玉がないときは
前記S29に戻る一方、入賞玉があるときはエラー解除
(S33)を行ってメインフローに復帰する。なお、こ
のようなS33からメインフローへの流れでは、V受付
(特定玉検出)が有効になっていない(無効になってい
る)ときにエラーとなっているので、そのまま始動入賞
制御を終了するが、例えば、大入賞口の開放後にV有効
になるのなら、S19に移行してV入賞をチェックする
ようにしてもよい。なお、上記した制御において、開閉
片23a・23bの開放中に入賞玉検出器25a・25
bで入賞が検出される可能性がないような構造とした場
合には、S9のステップを削除するようにしてもよい。
また、図6の制御では、S12で排出玉の有無を判別
し、排出玉がある場合にエラー報知1を行うようにして
いるが、さらに通常の遊技状態(大入賞口も開放してい
ない、入賞玉又は排出玉の検出があり得ない状態)で入
賞玉又は排出玉の異常があれば、エラーをかけるように
してもよい。また、図6に示す始動入賞制御の変形例と
して、図12に示すフローを追加してもよい。即ち、前
記S21を処理した後に、タイマ値が4.0となったか
否か、言い換えれば始動入賞口4a・4cへの入賞時点
から4.0秒(大入賞口が閉鎖してから2秒)が経過し
たか否かを判別する(SA1)。SA1で4.0秒が経
過していない場合には、前記S27に移行する一方、
4.0秒が経過した場合には、入賞玉カウンタと残留玉
カウンタとが一致するか否かを判別する(SA2)。S
A2で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致して下部
入賞空間30内に入賞玉が残留していないと判別した場
合は、前記S23に移行する。一方、SA2で入賞玉カ
ウンタが残留玉カウンタと一致せずに下部入賞空間30
内に入賞玉が残留していると判別した場合は、入賞玉カ
ウンタが残留玉カウンタよりも多いか否かを判別する
(SA3)。SA3で入賞玉カウンタが残留玉カウンタ
よりも多い場合は、前記S24に移行する。一方、SA
3で入賞玉カウンタが残留玉カウンタよりも少ない場合
は、エラー報知1を実施すると共に遊技を不能動化(S
A4)すると共に、タイマをクリア(SA5)する。そ
の後は、再度、入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一
致するか否かを判別し(SA6)、入賞玉カウンタが残
留玉カウンタと一致しない場合は、前記SA4に戻る。
一方、SA6で入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一
致する場合は、エラー解除(SA7)を行うと共にカウ
ンタをクリア(SA8)し、前記S19に移行する。な
お、このような制御を大当り中も同様に行ってもよい。
即ち、V入賞時から、もしくは18回開放、10個入賞
から、所定時間(例えば、1秒)のタイマをセットし、
1秒後に入賞玉数と残留玉数をチェックする。そして、
残留玉数が入賞玉数よりも多い場合のみをエラーとす
る。また、このような場合には、不正も考えられるの
で、SA8の処理後はメインフローに復帰するようにし
て、例えV入賞していてもそれを無効にするようにして
もよい。こうすることで、入賞玉検出器の移動などによ
る不正行為を防止することができる。次に、上記した始
動入賞制御の具体的な制御を図7乃至図11を参照して
説明する。なお、通常の遊技状態において、始動有効期
間は、始動玉検出器5a〜5cがONするまで有効が継
続され、特定玉有効期間は、入賞玉検出器25a・25
bがONするまで無効が継続される。先ず、可変入賞球
装置20(開閉片23a・23b又は大入賞口ともいう)
の1回の開放動作(始動入賞口4a・4cへの入賞に伴
う開放動作) において入賞がない場合は、図7に示すよ
うに、左右の始動玉検出器5a・5cがONすると、そ
のON時点から始動有効期間が無効となる。また、始動
玉検出器5a・5cのON時点から1.500秒後に
は、可変入賞球装置20の開閉片23a・23b(ソレ
ノイド24a・24b)が0.500秒間開放(ON)す
る。そして、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞
球装置20内に打玉が入賞せず、入賞玉検出器25a・
25bがONしないと、開閉片23a・23bの閉鎖か
ら1.000秒後に始動有効期間が有効に切り替わる。
但し、この構成において、残留玉検出器33a・33b
だけがONした場合は、エラーとなる。一方、特定玉有
効期間は、可変入賞球装置20の開閉片23a・23b
の閉鎖から1.000秒が経過した時点までに入賞玉検
出器25a・25bによる入賞玉の検出がないため、有
効に切り替わることなく無効が継続する。次に、可変入
賞球装置20(開閉片23a・23b)の1回の開放動作
(始動入賞口4a・4cへの入賞に伴う開放動作) にお
いて入賞があり且つ入賞玉が正常に排出された場合は、
図8に示すように、左右の始動玉検出器5a・5cがO
Nすると、そのON時点から始動有効期間が無効とな
る。また、始動玉検出器5a・5cのON時点から1.
500秒後には、可変入賞球装置20の開閉片23a・
23b(ソレノイド24a・24b)が0.500秒間
開放(ON)する。そして、開閉片23a・23bの開放
中に可変入賞球装置20内に打玉が入賞して、可変入賞
球装置20の開閉片23a・23bの閉鎖から1.00
0秒が経過した時点までに入賞玉検出器25a・25b
による入賞玉の検出があると、その検出時点から特定玉
有効期間が有効となる。その後は、残留玉検出器33a
・33bがONした時点で始動有効期間は有効に切り替
えられ、特定玉有効期間は無効に切り替えられる。な
お、可変入賞球装置20の開閉片23a・23bの閉鎖
から1.000秒が経過するまでに入賞玉検出器25a
・25bにより2個目以降の入賞玉の検出がある場合で
は、残留玉検出器33a・33bが最後にONした時点
(図8においては、2個の入賞がある場合を例示してい
るため、残留玉検出器33a・33bが2個目の入賞玉
を検出した時点)で始動有効期間は有効に切り替えら
れ、特定玉有効期間は無効に切り替えられる。なお、可
変入賞球装置20の開閉片23a・23bが開閉中で
も、入賞玉検出器25a・25bで最初の入賞玉を検出
すれば、その時点で特定玉の検出が有効となる。ところ
で、上記図8に示したように、本実施形態では、入賞玉
検出器25a・25bによる入賞玉の検出に基づいて特
定玉有効期間(特定玉の検出)を有効に切り替えるよう
になっている。このため、可変入賞球装置から入賞玉検
出器を取り除く不正(大当り中に入賞玉数のカウントを
なくして大量の景品玉を払出させる等のため)を行った
場合には、特定玉有効期間を有効にすることができなく
なってしまうので、そのような不正を防止することがで
きる。次に、可変入賞球装置20(開閉片23a・23
b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4cへの入賞に
伴う開放動作) において入賞があり且つ入賞玉が正常に
排出されなかった場合は、図9に示すように、左右の始
動玉検出器5a・5cがONすると、そのON時点から
始動有効期間が無効となる。また、始動玉検出器5a・
5cのON時点から1.500秒後には、可変入賞球装
置20の開閉片23a・23b(ソレノイド24a・2
4b)が0.500秒間開放(ON)する。そして、開閉
片23a・23bの開放中に可変入賞球装置20内に打
玉が入賞して、可変入賞球装置20の開閉片23a・2
3bの閉鎖から1.000秒が経過した時点までに入賞
玉検出器25a・25bによる入賞玉の検出があると、
その検出時点から特定玉有効期間が有効となる。その
後、可変入賞球装置20の開閉片23a・23bの閉鎖
から10.000秒が経過した時点までに残留玉検出器
33a・33bがONしないと、この時点で異常発生と
判断してエラー報知(エラー報知2と共に遊技不能動
化)を行う。次に、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b)の2回の開放動作(始動入賞口4bへの入賞に
伴う開放動作) において入賞がない場合は、図10に示
すように、中央の始動玉検出器5bがONすると、その
ON時点から始動有効期間が無効となる。また、始動玉
検出器5bのON時点から1.500秒後には、可変入
賞球装置20の開閉片23a・23b(ソレノイド24
a・24b)が0.800秒間開放(ON)し、0.90
0秒間のインターバル(閉鎖)を置いた後に、再度0.
800秒間開放(ON)する。そして、開閉片23a・2
3bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉が入賞せ
ず、入賞玉検出器25a・25bがONしないと、開閉
片23a・23bの2回目の開放動作における閉鎖から
1.000秒後に始動有効期間が有効に切り替わる。但
し、残留玉検出器33a・33bだけがONしたときに
は、エラーとなる。一方、特定玉有効期間は、可変入賞
球装置20の開閉片23a・23bの2回目の開放動作
における閉鎖から1.000秒が経過した時点までに入
賞玉検出器25a・25bによる入賞玉の検出がないた
め、有効に切り替わることなく無効が継続する。次に、
可変入賞球装置20(開閉片23a・23b)の2回の開
放動作(始動入賞口4bへの入賞に伴う開放動作) にお
いて入賞があり且つ入賞玉が正常に排出された場合は、
図11に示すように、中央の始動玉検出器5bがONす
ると、そのON時点から始動有効期間が無効となる。ま
た、始動玉検出器5bのON時点から1.500秒後に
は、可変入賞球装置20の開閉片23a・23bが0.
800秒間ON(開放)し、0.900秒間のインターバ
ルを置いた後に、再度0.800秒間ON(開放)する。
そして、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装
置20内に打玉が入賞して、可変入賞球装置20の開閉
片23a・23bの閉鎖から1.000秒が経過した時
点までに入賞玉検出器25a・25bによる入賞玉の検
出があると、その入賞玉の検出時点から特定玉有効期間
が有効となる。なお、図11においては、可変入賞球装
置20の開閉片23a・23bの閉鎖から1.000秒
が経過するまでに、複数(2個)の入賞玉がある場合を例
示しているが、この場合には、1個目の入賞玉の検出時
点から特定玉有効期間が有効となる。その後は、残留玉
検出器33a・33bが最後にONした時点(残留玉検
出器33a・33bが2個目の入賞玉を検出した時点)
で始動有効期間は有効に切り替えられ、特定玉有効期間
は無効に切り替えられる。ところで、従来では、始動入
賞があった場合、可変入賞球装置を閉鎖してから所定時
間(特定玉有効期間を含む)までを始動有効期間の無効
期間として予め設定していた。このため、可変入賞球装
置への入賞がない場合でも始動入賞の無効期間が長くな
ってしまい、この時間が無駄な時間となっていた。そこ
で、従来では、入賞玉が入賞空間内を落下するのに十分
で且つ短い時間を設定しなければならないので面倒であ
った。これに対して、上記した図6に示す始動入賞制御
の構成によれば、入賞がないにも拘わらず始動入賞の無
効期間が経過するのを待つ必要がない。さらには、異常
を判断するためだけの時間を設定すればよく、可変入賞
球装置(役物)内で玉を遊ばせる時間を長くとることがで
きる。なお、特定玉有効期間及び始動有効期間の制御
は、上記した構成に限定しない。例えば、始動入賞時か
ら大入賞口が開くまで始動有効期間を有効にするとか、
大入賞口の開放時から特定玉有効期間を有効にするよう
にしてもよい。また、可変入賞球装置において、開閉部
材(開閉片)は1つでもよく、横スライド方式や前後開放
方式のものであってもよい。また、入賞玉検出器等の玉
の検出手段は、フォトスイッチやマイクロスイッチ等で
もよく、実施形態中に記載のものに限定しない。次に、
前述した図6の始動入賞制御における大当り制御(S2
0)を図13を参照して説明する。図13のフローチャ
ートにおいて、先ず、ラウンド数カウンタに1を加算し
(SB1)、V受付を有効(SB2)にすると共に始動
口(始動玉検出器5a〜5cの検出)を無効(SB3)
にして、開閉片23a・23bの開閉動作を行う(SB
4)。その後、入賞玉カウンタ(入賞玉検出器25a・
25bによってカウントされた入賞玉数)が10である
か否かを判別する(SB5)。SB5で入賞玉カウンが
10の場合は、タイマをスタートさせる(SB6)と共
に開閉片23a・23bの開閉動作を終了させて(SB
7)、後述するSB10へ移行する。一方、SB5で入
賞玉カウンタが10でない場合は、開閉片23a・23
bが18回開放したか否かを判別し(SB8)、18回
開放した場合は、SB6に移行する一方、18回開放し
ていない場合は、V入賞しているか否かを判別する(S
B9)。SB9でV入賞していない場合は、前記SB4
に移行する一方、V入賞している場合は、前記SB6に
移行する。また、SB10では、タイマ値が10となっ
たか否か、言い換えれば10個の入賞玉が検出された時
点あるいは開閉片23a・23bが18回の開放を終了
した時点から10秒が経過したか否かを判別する。SB
10で10秒が経過していない場合には、入賞玉カウン
タと残留玉カウンタとが一致するか否かを判別する(S
B11)。そして、SB11で入賞玉カウンタが残留玉
カウンタと一致しない場合は、V入賞しているか否かを
判別し(SB12)、V入賞していない場合は、前記S
B10に移行する一方、V入賞している場合は、後述す
るSB17に移行する。また、SB11で入賞玉カウン
タと残留玉カウンタとが一致する場合は、V受付を終了
(SB13)すると共に始動口を有効(SB14)に
し、その後、タイマをクリア(SB15)すると共にカ
ウンタをクリア(SB16)して(ラウンド数カウンタ
を含め入賞玉カウンタ、残留玉カウンタ、V入賞フラグ
も合わせてクリアする)メインフローに復帰する。ま
た、SB17では、V受付を終了する。その後は、SB
18に進んで、入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一
致するか否かを判別する。SB18で入賞玉カウンタが
残留玉カウンタと一致しない場合は、後述するSB24
に移行する一方、入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一
致する場合は、ラウンド数カウンタが16であるか否
か、言い換えれば大当り遊技状態が最終ラウンドとなる
16ラウンド中であるか否かを判別する(SB19)。
SB19で16ラウンド中の場合は、前記SB13に移
行する一方、16ラウンド以外のラウンド中の場合は、
インターバルタイマをスタートさせる(SB20)。そ
して、SB20でインターバルタイマのタイマ値が1.
5となったか否か、言い換えればインターバルタイマの
スタート時点から1.5秒が経過したか否かを判別し
(SB21)、1.5秒が経過したら、インターバルタ
イマをクリア(SB22)すると共にカウンタをクリア
(SB23)して(ラウンド数カウンタはクリアせず、
入賞玉カウンタ、残留玉カウンタ、に合わせてV入賞フ
ラグもクリアする)、前記SB1に戻る。また、SB2
4では、タイマ値が10となったか否か、言い換えれば
10個の入賞玉が検出された時点あるいは開閉片23a
・23bが18回の開放を終了した時点から10秒が経
過したか否かを判別する。SB24で10秒が経過した
場合には、前記SB17に移行する一方、10秒が経過
していない場合には、エラー報知2を実施すると共に遊
技を不能動化して(SB25)、SB26に移行する。
SB26では、V入賞しているか否かを判別し、V入賞
している場合は、後述するSB29に移行する。一方、
SB26でV入賞していない場合は、入賞玉カウンタと
残留玉カウンタとが一致するか否かを判別する(SB2
7)。SB27で入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが
一致する場合は、エラー解除(SB28)を行って前記
SB13に移行する一方、入賞玉カウンタが残留玉カウ
ンタと一致しない場合は、前記SB25に移行する。ま
た、SB29では、V受付を終了し、その後、入賞玉カ
ウンタと残留玉カウンタとが一致するか否かを判別する
(SB30)。そして、SB30で入賞玉カウンタが残
留玉カウンタと一致しない場合は、前記SB25に移行
する一方、入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一致す
る場合は、エラー解除(SB31)を行って前記SB1
9に移行する。なお、上記したエラー報知1・2は、前
記残り回数表示器28及び入賞個数表示器29以外の各
種ランプ・LEDを消灯して、残り回数表示器28及び
入賞個数表示器29にそれぞれの態様で表示されるもの
であるが、これに合わせて音などを発生させてエラーを
報知するようにしてもよい。また、遊技制御不能動化
は、始動入賞制御では、始動有効期間を無効のままにす
ることであり、大当り制御では、大当り中のプロセス処
理を進行しないようにする、具体的には前記SB25〜
SB27でループして次の処理に移行させないものであ
る。即ち、遊技制御不能動化とは、次の状態に移行しな
いようにすものであればよく、これに合わせて打球発射
を禁止にしたり、賞球を停止するようにしてもよい。次
に、上記した大当り制御の最終ラウンドを除くラウンド
(1〜15ラウンド)での具体的な制御を図14乃至図1
6を参照して説明する。なお、大当り遊技状態の開始時
点では、始動有効期間は無効となり、特定玉有効期間は
有効となる。また、最終ラウンドは、特定玉検出器48
で検出があっても次のラウンドに移行しない点を除け
ば、1〜15ラウンドと同様の制御を行う。但し、最終
ラウンドでは、特定玉有効期間が無効になるようにして
もよい。また、1回のラウンド中では、可変入賞球装置
20の開閉片23a・23bが0.800秒間ON(開
放)し、0.800秒間のインターバルを置いた後に、
再度0.800秒間ON(開放)し、トータルとしてこの
ような開放動作が18回繰り返し行われる。但し、18
回の開放が終了するまでに、10個の入賞がある場合に
は、その10個目の入賞玉の検出時点で開放動作が終了
する。先ず、1回のラウンド中に入賞玉が正常に排出さ
れ且つラウンドが継続する場合は、図14に示すよう
に、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装置2
0内に打玉が入賞して、入賞玉検出器25a・25bが
10個の入賞玉を検出し、さらにその10個の入賞玉の
うちいずれかが特定玉検出器48で検出されると、その
検出時点から特定玉有効期間が無効となる。その後は、
残留玉検出器33a・33bが最後にONした時点(図
14においては、残留玉検出器33a・33bが10個
目の残留玉を検出した時点)、つまり、入賞玉数と排出
玉数が一致した時点から1.500秒が経過した時点
で、次のラウンドが開始されると共に、特定玉有効期間
が有効に切り替えられる。一方、始動有効期間は、特定
玉検出器48が入賞玉を検出してラウンド継続が行われ
るため、有効に切り替わることなく無効が継続する。な
お、図14中では、特定玉有効期間を無効にするタイミ
ングが特定玉の検出時点としているが、入賞玉数と残留
玉数がイコールになった(一致した)時点で特定玉有効
期間を無効にしてもよい。また、入賞玉数と残留玉数が
一致した時点から次のラウンドの1回目の開放までの間
で、始動有効期間を有効にするようにしてもよいが、そ
の構成では、始動入賞によってその大当り動作が中断さ
れることがあるので、無効を継続される制御の方が望ま
しい。次に、1回のラウンド中に入賞玉が正常に排出さ
れ且つラウンドが継続しない場合は、図15に示すよう
に、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装置2
0内に打玉が入賞して、入賞玉検出器25a・25bが
10個の入賞玉を検出し、さらにその10個の入賞玉の
うちいずれの入賞玉も特定玉検出器48で検出されない
と、残留玉検出器33a・33bが最後にONした時点
(図15においては、残留玉検出器33a・33bが1
0個目の残留玉を検出した時点)で特定玉有効期間が無
効に切り替えられると共に、始動有効期間が有効に切り
替えられ、大当り遊技状態が終了する。次に、1回のラ
ウンド中に入賞玉が正常に排出されない場合は、図16
に示すように、開閉片23a・23bの開放中に可変入
賞球装置20内に打玉が入賞して、入賞玉検出器25a
・25bが10個の入賞玉を検出したにも拘わらず、そ
の10個目の入賞玉の検出時点から10.000秒が経
過するまでに残留玉検出器33a・33bが全ての入賞
玉(図16においては、10個の入賞玉)を検出しない
と、この時点で異常発生(玉詰まり)と判断してエラー報
知(エラー報知2と遊技不能動化)を行う。そして、店
員によって玉詰まりが解消されると共に特定玉検出器4
8がONされる(特定玉検出器48に玉が通過される)
と、その時点で特定玉有効期間が無効に切り替えられ
る。その後は、店員によって特定玉検出器48に通過さ
れた玉が残留玉検出器33a・33bで検出されると、
その検出時点から1.500秒が経過した時点で、特定
玉有効期間が有効に切り替えられると共に、次のラウン
ドが開始される。一方、始動有効期間は、特定玉検出器
48が入賞玉を検出してラウンド継続が行われるため、
有効に切り替わることなく無効が継続する。なお、エラ
ー報知後の制御は、図16に示すもの以外に、例え特定
玉検出器48に入賞させても、特定遊技状態を終了して
復帰するものでもよい。また、電源を切らないとエラー
状態が解除できないようにして、自動復帰しないように
してもよい。また、自動復帰は、始動入賞制御時も同様
である。また、エラー報知や遊技不能動化を行わなくて
も、異常信号を出力するとか、打球発射停止のみとかで
もよい。次に、大当り制御の最終ラウンド (16ラウン
ド)での具体的な制御の変形例を図17を参照して説明
する。図17に示すように、16ラウンドでは、開閉片
23a・23bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉
が入賞して、入賞玉検出器25a・25bが10個の入
賞玉を検出しても、その10個の入賞玉は、いずれも特
定玉検出器48を通過することがないので、特定玉有効
期間は有効を継続し、始動有効期間は無効を継続する。
そして、入賞玉検出器25a・25bが10個目の入賞
玉を検出した時点から1.000秒が経過した時点で、
特定玉有効期間が無効に切り替えられると共に、始動有
効期間が有効に切り替えられる。なお、上記した実施形
態では、入賞玉検出器と残留玉検出器とをそれぞれ2個
設けた場合を例示しているが、これに限定しない。例え
ば、入賞玉検出器と残留玉検出器をそれぞれ複数個設
け、残留玉検出器のうち1つは特定玉検出器としての機
能を有するようにしてもよいし、入賞玉検出器を複数個
設ける一方、残留玉検出器を1個設けてもよいし、入賞
玉検出器を1個設ける一方、残留玉検出器を複数個設け
るようにしてもよい。以上のように、本実施形態に係る
弾球遊技機は、可変入賞球装置20に入賞した玉を検出
する入賞玉検出手段としての入賞玉検出器25a・25
bと、可変入賞球装置20から排出された玉を検出する
排出玉検出手段としての残留玉検出器33a・33b
と、を備え、入賞玉検出器25a・25bによって検出
された入賞玉数と残留玉検出器33a・33bによって
検出された排出玉数とを比較し、可変入賞球装置20が
第一の状態(開放状態)となってから所定期間が経過し
た時点で入賞玉数と排出玉数とが一致しないときにこれ
を異常と判定し、その異常判定時点から遊技状態を進行
しないように遊技不能動化状態にする。これにより、可
変入賞球装置20が第一の状態になってから所定期間が
経過したにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致しな
い場合はこれを異常として検出するので、可変入賞球装
置20内で玉詰まりが生じたときには、これを異常とし
て検出して遊技を不能動化することができるので、異常
発生状態での遊技を回避することができる。然も、本実
施形態では、入賞玉数と排出玉数とが一致することを条
件に遊技不能動化状態を解除して遊技状態を進行可能に
するので、その後の処理も容易に行える。また、本実施
形態の構成によれば、異常と判定したときに、その異常
を報知する異常報知手段としての残り回数表示器28及
び入賞個数表示器29を備えので、従業員に玉詰まり等
の異常を即座に報知することができる。また、本実施形
態では、可変入賞球装置20が第一の状態に移行したこ
とを条件として特定玉検出手段としての特定玉検出器4
8による玉検出を有効にする一方、該第一の状態が終了
し且つ入賞玉数と排出玉数とが一致した場合にはその後
の特定玉検出器48による玉検出を無効にし、また、少
なくとも可変入賞球装置20の第一の状態中と特定玉検
出器48の玉検出有効期間中は始動玉検出手段としての
始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一
方、特定玉検出器48の玉検出有効期間が終了したこと
により始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を有効にす
るので、排出玉検出手段による検出玉数が可変入賞球装
置への入賞玉数と一致したときに、V有効時間(特定玉
検出手段の玉検出有効期間)と始動入賞の無効時間を終
了させることで、無駄な待ち時間をなくすことができる
と共に始動入賞の損を少なくすることができる。つま
り、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効となるので遊技
進行が迅速化されると共に、無効となってしまっていた
始動入賞の損をなくすことができる。なお、上記した実
施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明の範
囲内で種々の変更が可能である。即ち、実施形態中で
は、可変入賞球装置から排出された玉を検出する排出玉
検出手段を残留玉検出器33a・33bから構成してい
るが、特定玉検出器48で検出した玉を残留玉検出器3
3a・33bに送り込むことなくそのまま排出する構成
とした場合には、残留玉検出器33a・33bと特定玉
検出器48を本発明の排出玉検出手段とすることができ
る。また、始動入賞制御及び大当り制御における時間
(期間)設定は、特に実施形態中に記載のものに限定し
ない。また、実施形態中に記載のV有効時間及び始動入
賞の無効時間に限定するものではない。即ち、V有効時
間は、可変入賞球装置20が開閉片23a・23bの開
放動作(可変入賞球装置が第一の状態に移行したこと)
を条件として有効になり、入賞玉カウンタと残留玉カウ
ンタが一致した時点で無効にするものであればよい。つ
まり、有効となるのは始動入賞時(開放動作開始)など
でもよく、また、開放動作中でもよいし、開放動作終了
後に多少のインターバルをおいて有効となるものでもよ
い。一方、始動入賞の無効時間は、少なくとも可変入賞
球装置20の開放動作中とV有効時間中で無効にするも
のであればよい。つまり、開放動作の開始時から無効と
なるものでもよいし、V有効時間の終了から所定時間が
経過した後に無効から有効になるものでもよい。
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、遊技領域に設けられた
始動入賞領域への打玉の入賞を検出する始動玉検出手段
の玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態から遊
技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞球装
置を備え、該可変入賞球装置の入賞空間に設けられた特
定入賞領域への打玉の入賞を検出する特定玉検出手段の
玉検出により前記始動玉検出手段の玉検出に基づく態様
よりさらに遊技者にとって有利な特定態様で可変入賞球
装置を第一の状態に移行制御する特定遊技状態を発生し
得る弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入賞し
た玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球装置
から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前記入
賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排出玉
検出手段によって検出された排出玉数とを比較する玉数
比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態にな
ってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手段の
比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しないときに、
これを異常と判定する異常判定手段と、該異常判定手段
により異常と判定したときに、その異常判定時点から遊
技状態を進行しないように遊技不能動化状態にする遊技
不能動化手段と、前記玉数比較手段の比較により入賞玉
数と排出玉数とが一致することを条件に遊技不能動化状
態を解除して遊技状態を進行可能にする遊技不能動化状
態解除手段と、を備えたことを特徴とする。このように
構成することにより、可変入賞球装置が第一の状態にな
ってから所定期間が経過したにも拘わらず入賞玉数と排
出玉数とが一致しない場合はこれを異常として検出する
ので、可変入賞球装置内で玉詰まりが生じたときには、
これを異常として検出して遊技を不能動化することがで
きるので、異常発生状態での遊技を回避することができ
る。然も、入賞玉数と排出玉数とが一致することを条件
に遊技不能動化状態を解除して遊技状態を進行可能にす
るので、その後の処理も容易に行える。また、請求項2
の発明においては、前記異常判定手段により異常と判定
したときに、その異常を報知する異常報知手段を備えた
ので、従業員に玉詰まり等の異常を即座に報知すること
ができる。また、請求項3の発明のように、前記玉数比
較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致した時
点又はそれ以前に前記特定玉検出手段の玉検出により前
記特定遊技状態への移行権利が獲得されているときは、
遊技不能動化状態を解除して特定遊技状態に移行するよ
うにしてもよい。また、請求項4の発明においては、前
記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行したことを条
件として前記特定玉検出手段による玉検出を有効にする
一方、該第一の状態が終了し且つ前記玉数比較手段の比
較により入賞玉数と排出玉数とが一致した場合にはその
後の特定玉検出手段による玉検出を無効にする特定玉受
付制御手段と、少なくとも前記可変入賞球装置の前記第
一の状態中と前記特定玉検出手段の玉検出有効期間中は
前記始動玉検出手段による玉検出を無効にする一方、特
定玉検出手段の玉検出有効期間が終了したことにより始
動玉検出手段による玉検出を有効にする始動玉受付制御
手段と、を備えたので、排出玉検出手段による検出玉数
が可変入賞球装置への入賞玉数と一致したときに、V有
効時間(特定玉検出手段の玉検出有効期間)と始動入賞
の無効時間を終了させることで、無駄な待ち時間をなく
すことができると共に始動入賞の損を少なくすることが
できる。つまり、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効と
なるので遊技進行が迅速化されると共に、無効となって
しまっていた始動入賞の損をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】可変入賞球装置を示す正面図である。
【図3】可変入賞球装置の各種構成部材を示す斜視図で
ある。
【図4】可変入賞球装置内での玉の流れを示す斜視図で
ある。
【図5】各種遊技動作を制御する遊技制御回路基板を示
すブロック図である。
【図6】始動入賞制御プロセスを示すフローチャートで
ある。
【図7】始動入賞制御における1回開放での入賞がなか
ったときの各種構成部材の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図8】始動入賞制御における1回開放での入賞があっ
たとき(入賞玉が正常に排出された)の各種構成部材の
動作を示すタイムチャートである。
【図9】始動入賞制御における1回開放での入賞があっ
たとき(入賞玉が正常に排出されなかった)の各種構成
部材の動作を示すタイムチャートである。
【図10】始動入賞制御における2回開放での入賞がな
かったときの各種構成部材の動作を示すタイムチャート
である。
【図11】始動入賞制御における2回開放での入賞があ
ったとき(入賞玉が正常に排出された)の各種構成部材
の動作を示すタイムチャートである。
【図12】始動入賞制御プロセスの変形例を示すフロー
チャートである。
【図13】大当り制御プロセスを示すフローチャートで
ある。
【図14】大当り制御における1(〜15)ラウンド中
での入賞が正常に排出され、ラウンド継続するときの各
種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図15】大当り制御における1(〜15)ラウンド中
での入賞が正常に排出され、ラウンド継続しないときの
各種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図16】大当り制御における1(〜15)ラウンド中
での入賞が正常に排出されないときの各種構成部材の動
作を示すタイムチャートである。
【図17】大当り制御における16ラウンド中での各種
構成部材の動作の変形例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤 4a〜4c 始動入賞口 5a〜5c 始動玉検出器(始動玉検出手段) 20 可変入賞球装置 22 上部入賞空間 23a・23b 開閉片 25a・25b 入賞玉検出器(入賞玉検出手段) 28 残り回数表示器(異常報知手段) 29 入賞個数表示器(異常報知手段) 30 下部入賞空間 31 下部転動板 33a・33b 残留玉検出器(排出玉検出手段) 34 開閉板 36 回転ドラム 39a〜39c 永久磁石 40 上部転動板 42 特定受入口 43a・43b 可動部材 48 特定玉検出器(特定玉検出手段) 50 遊技制御回路基板(玉数比較手段、異常判定手
段、遊技不能動化手段、遊技不能動化状態解除手段、特
定玉受付制御手段、始動玉受付制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 AA17 AA43 BA10 BC08 BC23 BC53 BC55 CA16 CA28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられた始動入賞領域への
    打玉の入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊
    技者にとって不利な第二の状態から遊技者にとって有利
    な第一の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変
    入賞球装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打
    玉の入賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記
    始動玉検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者
    にとって有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態
    に移行制御する特定遊技状態を発生し得る弾球遊技機に
    おいて、 前記可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉検出
    手段と、 前記可変入賞球装置から排出された玉を検出する排出玉
    検出手段と、 前記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記
    排出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較す
    る玉数比較手段と、 前記可変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定
    期間が経過した時点で前記玉数比較手段の比較により入
    賞玉数と排出玉数とが一致しないときに、これを異常と
    判定する異常判定手段と、 該異常判定手段により異常と判定したときに、その異常
    判定時点から遊技状態を進行しないように遊技不能動化
    状態にする遊技不能動化手段と、 前記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが
    一致することを条件に遊技不能動化状態を解除して遊技
    状態を進行可能にする遊技不能動化状態解除手段と、を
    備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記異常判定手段により異常と判定した
    ときに、その異常を報知する異常報知手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記玉数比較手段の比較により入賞玉数
    と排出玉数とが一致した時点又はそれ以前に前記特定玉
    検出手段の玉検出により前記特定遊技状態への移行権利
    が獲得されているときは、遊技不能動化状態を解除して
    特定遊技状態に移行することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記可変入賞球装置が前記第一の状態に
    移行したことを条件として前記特定玉検出手段による玉
    検出を有効にする一方、該第一の状態が終了し且つ前記
    玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致
    した場合にはその後の特定玉検出手段による玉検出を無
    効にする特定玉受付制御手段と、 少なくとも前記可変入賞球装置の前記第一の状態中と前
    記特定玉検出手段の玉検出有効期間中は前記始動玉検出
    手段による玉検出を無効にする一方、特定玉検出手段の
    玉検出有効期間が終了したことにより始動玉検出手段に
    よる玉検出を有効にする始動玉受付制御手段と、を備え
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の弾球遊技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007000191A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Heiwa Corp 遊技機
JP2008212181A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Sankyo Co Ltd 遊技機
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JP2012152631A (ja) * 2012-05-24 2012-08-16 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2014004395A (ja) * 2013-08-08 2014-01-16 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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