JP2003144663A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003144663A
JP2003144663A JP2001349556A JP2001349556A JP2003144663A JP 2003144663 A JP2003144663 A JP 2003144663A JP 2001349556 A JP2001349556 A JP 2001349556A JP 2001349556 A JP2001349556 A JP 2001349556A JP 2003144663 A JP2003144663 A JP 2003144663A
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JP2001349556A
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Masayuki Tsurumi
正行 鶴見
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第2種遊技機に可変表示を融合させることで、
全く新しい遊技方法を創出し、スリルと興奮に富んだ遊
技機を提供する。 【解決手段】第2種遊技機(いわゆる羽根物)に、普通
図柄表示装置140と、大入賞口24とを設けるととも
に変動入賞装置内に特定領域(いわゆるVゾーン)と普
通領域とを設け、普通領域で球が検出された場合に普通
図柄表示手段で可変表示を行い、特定の識別情報が表示
された場合と変動入賞装置内の特定領域で球が検出され
た場合に大入賞口24を開閉動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球を遊技領域に打
ち込んで遊技が行われる遊技機であって、遊技者にとっ
て有利な第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態
とに変化可能な開閉部材を有する変動入賞装置と、前記
遊技領域に設けられた共通入賞領域と、前記共通入賞領
域における作動開始条件の成立に基づいて前記変動入賞
装置の前記開閉部材を前記第1の状態が形成されるよう
に制御する第1制御手段とを備えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機は第2種遊技機(羽根
物)と称されるものであり、遊技盤面の中央には、羽根
のついた役物があり、盤面下方の始動口に球が入賞する
ことで、通常状態では閉じている羽根が開放するように
なっている。
【0003】開放した羽根に拾われた球が、役物内部の
特定の入賞領域(Vゾーン)に入ると大当たりになり、
その後、球が10個になるまでかあるいは羽根の開閉動
作が所定回数(18回等)行われるまでの間(これを1
ラウンドという。)に、再びVゾーンに球が入賞する
と、上記の動作が、所定ラウンド数(15回等)を上限
に継続するようになっている。
【0004】また羽根物に、可変表示装置(デジタル)
を搭載した遊技機もある。このタイプの遊技機では、一
般に、Vゾーンに入賞することでデジタルが回転し、停
止した値によって最高継続ラウンド数が決定されるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来のパチンコ機では、第2種にデジタルを組
み合わせたものであっても、デジタルはVゾーンに入賞
した場合にしか作動しない。またデジタルの結果によっ
て羽根開閉の最高継続ラウンド数が変化するだけなの
で、結局、遊技内容が第2種の範囲を越えず、遊技内容
がマンネリ化して新鮮味に欠けてしまう傾向にあった。
【0006】本発明は、以上のような従来の技術が有す
る問題点に着目してなされたもので、第2種遊技機に可
変表示を融合させることで、全く新しい遊技方法を創出
し、スリルと興奮に富んだ遊技機を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]球を遊技領域に打ち込んで遊技が行われる遊技機
であって、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者に
とって不利な第2の状態とに変化可能な開閉部材(15
1)を有する変動入賞装置(150)と、前記遊技領域
に設けられた共通入賞領域(25a〜25c)と、前記
共通入賞領域(25a〜25c)における作動開始条件
の成立に基づいて前記変動入賞装置(150)の前記開
閉部材(151)を前記第1の状態が形成されるように
制御する第1制御手段(100)とを備えるものにおい
て、識別情報を可変表示し得る表示領域を備えた普通図
柄表示手段(140)と、前記普通図柄表示手段(14
0)の表示制御を行う普通図柄表示制御手段(100)
と、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって
不利な第2の状態とに変化可能な可変入賞装置(24)
と、前記可変入賞装置(24)を制御する第2制御手段
(100)とを有し、前記変動入賞装置(150)内に
特定領域(152)と普通領域(154)とを設け、前
記普通図柄表示制御手段(100)は、前記普通領域
(154)における球の検出に基づいて前記普通図柄表
示手段(140)に可変表示を経て識別情報を表示する
ものであり、前記第2制御手段(100)は、前記特定
領域(152)における球の検出に基づいて前記可変入
賞装置(24)を前記第1の状態が形成されるように制
御するとともに、前記普通図柄表示手段(140)に特
定の識別情報が表示された場合に前記可変入賞装置(2
4)を前記第1の状態が形成されるように制御するもの
であることを特徴とする遊技機。
【0008】[2]複数種類の識別情報を前記特定の識
別情報に設定し、表示された特定の識別情報の種類に応
じて前記可変入賞装置(24)が前記第1の状態に制御
される回数を相違させることを特徴とする[1]に記載
の遊技機。
【0009】[3]複数種類の識別情報を前記特定の識
別情報に設定し、表示された特定の識別情報の種類に応
じて前記可変入賞装置(24)が前記第1の状態に制御
される時間の長さを相違させることを特徴とする[1]
または[2]に記載の遊技機。
【0010】[4]前記遊技領域に普図入賞領域(12
6)をさらに設け、前記普通図柄表示制御手段(10
0)は、前記普図入賞領域(126)における普通図柄
始動条件の成立に基づいて前記普通図柄表示手段(14
0)に可変表示を経て識別情報を表示することを特徴と
する[1]〜[3]の何れかに記載の遊技機。
【0011】前記本発明は次のように作用する。遊技領
域に設けられた共通入賞領域(25a〜25c)に球が
入賞する等によって作動開始条件が成立すると、変動入
賞装置(150)の開閉部材(151)が遊技者にとっ
て不利な第2の状態から遊技者にとって有利な第1の状
態に制御される。
【0012】変動入賞装置(150)内には、特定領域
(152)と普通領域(154)が設けてあり、特定領
域(152)において球が検出されると、変動入賞装置
(150)とは別に設けた可変入賞装置(24)が遊技
者にとって不利な第2の状態から遊技者にとって有利な
第1の状態に制御される。また、変動入賞装置(15
0)内の普通領域(154)において球が検出される
と、普通図柄表示手段(140)に可変表示を経て識別
情報が表示され、表示された識別情報が特定のものであ
るとき、可変入賞装置(24)が遊技者にとって不利な
第2の状態から遊技者にとって有利な第1の状態に制御
される。
【0013】このように、変動入賞装置(150)内の
特定領域(152)で球が検出された場合と、変動入賞
装置(150)内の普通領域(154)で球が検出され
たことに基づいて普通図柄表示手段(140)上で普通
図柄ゲームを行い、特定の識別情報が表示された場合に
可変入賞装置(24)を第1の状態に制御するので、従
来の第2種遊技機の範疇から脱した新鮮味に富む遊技を
適用することができる。
【0014】複数種類の識別情報を特定の識別情報に設
定し、表示された特定の識別情報の種類に応じて可変入
賞装置(24)が第1の状態に制御される回数を相違さ
せるものでは、より一層、変化に富む遊技が提供され
る。
【0015】複数種類の識別情報を特定の識別情報に設
定し、表示された特定の識別情報の種類に応じて可変入
賞装置(24)が第1の状態に制御される時間の長さを
相違させるものでは、より一層、変化に富む遊技が提供
される。
【0016】なお、遊技領域に普図入賞領域(126)
をさらに設け、普図入賞領域(126)における普通図
柄始動条件の成立に基づいて普通図柄表示手段(14
0)に可変表示を経て識別情報を表示するものでは、普
通図柄表示手段(140)が頻繁に作動する変化に富む
遊技内容を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する実施の形態を説明する。図1〜図11は本発明の一
実施の形態に係る遊技機を示している。本実施の形態に
係る遊技機は、遊技盤2上に球を打ち出す遊技を実行す
る遊技機本体1と、これに付設され有価価値カードの挿
入により球を貸し出すカードユニット(CR球貸機)b
から成る。
【0018】先ず遊技機本体1全体の概要を説明する。
図1は遊技機本体1とカードユニットbの前面図であ
る。遊技機本体1は、遊技機の特別遊技状態を点灯によ
って報知する遊技機状態ランプ422と、額縁状に形成
され正面のガラスを固定するガラス枠11と、該ガラス
枠の後方にガラス枠11の開放を検出するためのガラス
枠開放検出スイッチ132と、遊技者によって発射され
た球が移動しゲームを進行させるための部品が取り付け
られている遊技盤2が着脱自在に取り付けられている。
【0019】ガラス枠11の下部表面には、貸出球や払
出球を貯留する上受け皿3と、該上受け皿3から溢れた
球を貯留する下受け皿4と、前記上受け皿3に貯留した
球を抜き出すための上受け皿球抜きレバー7と、前記下
受け皿4に貯留した球を抜き出すための下受け皿球抜き
レバー8と、遊技者が打球操作するための打球操作ハン
ドル5とが設けられている。また、打球操作ハンドル5
には、球の発射を停止するための発射停止スイッチ65
2が設けられている。なお、下受け皿4の傍らには、喫
煙者用の灰皿6も設けられている。
【0020】さらにカードユニットbの操作を遊技者が
行うための装置として、有価価値カードの残余度数を表
示し確認するための度数表示部12と、球の貸出指示を
行うための貸出ボタン9と、有価価値カードの返却指示
を行うための返却ボタン10が上受け皿3の近傍に設け
られ、それらの出力端子は遊技機背面の操作パネル基板
aにそれぞれ接続されている。
【0021】図2は遊技機本体1とカードユニットbの
背面図である。遊技機本体1の背面には各種機能別の制
御基板と部品等で構成されている。ここで制御基板とし
て、遊技全体の動作を管理し制御する主基板100と、
該主基板100からの指示情報をパラレル通信により受
信し賞品球の払出動作と、カードユニット接続基板90
0とカードユニット通信を行うことにより貸球動作の制
御を行う払出制御基板200が設けられている。
【0022】さらに制御基板として、球の発射を制御す
る発射制御基板600と、該発射制御基板600によっ
て制御される発射モータ653と各基板に所定の電力を
供給する電源基板700と、主基板100からの賞球情
報が入力され、払出制御基板200からの球貸情報が入
力され、かつ外部機器と接続し枠用外部情報(賞球信
号、球貸し信号、球切れ信号)を出力するための枠用外
部端子板800と、カードユニットbと接続するための
カードユニット接続基板900も設けられている。
【0023】また、保護カバー93内には、表示器制御
基板300、ランプ制御基板400、音声制御基板50
0等が遊技盤2に設けられている。それぞれの制御基板
は専用のケースに納められ、外部からのゴミや他の設備
機器からのこぼれ球、さらには静電気、電気ノイズから
も保護されるようにしている。中でも主基板100のケ
ースは、専用のネジを使用し所定の回数だけ開閉できる
構造となっている。
【0024】次に、パチンコ球補給装置から受ける球の
流路について説明する。図2において、パチンコ球補給
装置(図示せず)から補給された球は、遊技機上部のタ
ンクユニット90に貯留され、賞品球の払出および貸球
動作が行われる毎に、球はシュートユニット91、払出
ユニット92を通過し上受け皿3へ送出される。
【0025】タンクユニット90は、パチンコ球補給装
置から補給される球を貯留するものであり、該タンクユ
ニット90の底面には、賞球タンク球有無スイッチ80
1と球ならし94が設けられている。賞球タンク球有無
スイッチ801は、タンクユニット90に貯留される球
の有無を検出するスイッチであり、貯留する球の重みに
よってスイッチが入力され、その検出信号は枠用外部端
子板800を経由し外部へ出力される。
【0026】また、球ならし94は、シュートユニット
91のレーンを流れる球が球圧により隆起しないように
球を均すためのものである。タンクユニット90の底面
は傾斜しており、シュートユニット91と接合する部分
に球が集合し落下する構造になっている。
【0027】シュートユニット91は、前記タンクユニ
ット90から流下してくる球を二つのレーンに分け整列
する。球が払出ユニット95に向かう途中には前記球な
らし94によって球圧による隆起が押さえられるが、さ
らに球ならし95によってより効果的に球を均すように
し、払出ユニット92へ送り込むようにしてある。
【0028】また、シュートユニット91の球通路上に
は、シュート球切れスイッチ131が設けられている。
シュート球切れスイッチ131は、払出ユニット92ま
での球の有無を検出するスイッチであり、その検出信号
は主基板100に入力され球の有無が監視される。この
スイッチ131は、前記賞球タンク球有無スイッチ80
1と用途は類似するが、主基板100との接続有無が大
きな違いとなる。
【0029】払出ユニット92は、前記上受け皿3まで
の球通路を形成するとともに、球通路上に、球を送り出
すための払出モータ222と、球の流れ(落下)を抑制
する払出停止ソレノイド223と、貸出球と払出球の経
路を切り換える経路切換ソレノイド224と、払出球を
検出するための賞球検出スイッチ130と、貸出球を検
出するための球貸し検出スイッチ220等が設けられて
いる。
【0030】前記払出モータ222と払出停止ソレノイ
ド223は、前記払出制御基板200と接続され制御さ
れる。主基板100から払出制御基板200に所定の球
の払出要求があると、払出制御基板200は、前記経路
切換ソレノイド224を作動させ、球の経路を払出球側
へとし、払出モータ222と払出停止ソレノイド223
によって球を上受け皿3へ送出する。
【0031】また、遊技者の操作により、カードユニッ
トbからカードユニット接続基板900を介して、払出
制御基板200に所定の球の貸出要求信号が入力される
と、払出制御基板200は前記経路切換ソレノイド22
4を作動させ、球の経路を貸出球側へとし、払出モータ
222と払出停止ソレノイド223によって球を上受け
皿3へ送出する。
【0032】また、要求の内容によって球経路を可変と
しているのは、賞球検出スイッチ130と前記球貸し検
出スイッチ220によって、それぞれ所定の球数のカウ
ントを分けて確実に計数するためである。さらに、賞球
検出スイッチ130は主基板100に接続され、払出制
御基板200と同様に所定の球数のカウントを行い、よ
り正確に払出が行われたことを確認できるようにしてい
る。
【0033】前記上受け皿3からの溢れ球が下受け皿4
へ流下するように形成された球通路上には、オーバフロ
ースイッチ133が設けられている。前記下受け皿4に
貯留した球が一杯になり、該オーバフロースイッチ13
3の設置位置まで球が達すると、その貯留した球の球圧
によってスイッチが入力され、その検出信号は主基板1
00へ入力される。主基板100は前記オーバフロース
イッチ133の入力を検出すると、払出制御基板200
に対して球の発射を停止するように指示情報を出力す
る。
【0034】図3は遊技盤2の正面図である。遊技盤2
の正面には、発射された球(球)を遊技領域17へ導く
ための誘導レール16と、遊技領域17に導かれた球の
流れに変化を与えるための釘(図示省略)や風車15
と、各入賞口と、共通入賞口25a〜25c(共通入賞
領域)の何れかへの入賞に起因して開閉動作する変動入
賞装置150と、複数種類の普通図柄の可変表示を行う
普通図柄表示装置140と、遊技者にとって有利な第1
の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに開閉動作
する大入賞口24等が設けられている。
【0035】また、遊技盤2の最下部には、球が遊技領
域17内の各入賞口の何れにも入らず落下した球を、遊
技機外に排出するためのアウト口29が設けられてい
る。アウト口29に球が入った場合には、遊技者に何ら
の特典も与えられず、賞品球の払い出しも行われない。
【0036】さらに装飾ランプとして、普通図柄表示装
置140を作動させるための保留球数(普通図柄表示装
置作動ゲートスイッチ126により検出した球数で最大
数は4個)を遊技者に報知するための普通図柄保留LE
D421、サイドケースランプ423、遊技枠状態ラン
プ424、センターLED425、ゲートLED42
6、アタッカーLED427、サイドLED428等が
設けられている。
【0037】前記入賞口には、共通入賞口25a〜25
c、右袖入賞口22a、左袖入賞口22b、右落し入賞
口23a、左落し入賞口23b、大入賞口24がある。
球が各入賞口に入賞すると、各入賞口に付設されたスイ
ッチにより入賞球が検出され、入賞球が検出される毎に
各入賞口に割り当てられた所定の賞品球が払い出され
る。
【0038】変動入賞装置150は、遊技者にとって有
利な第1の状態と不利な第2の状態とに可変動作する条
件変更手段である一対の可動翼151(開閉部材)を備
えた入賞領域を有して成る。各可動翼151は、それぞ
れ入賞領域の上端両側に回動自在に軸支されている。入
賞領域の内部には、特定入賞口152と普通入賞口15
4が設けてある。
【0039】各可動翼151は、図5,図6に示す変動
入賞装置ソレノイド137によって、通常は互いに近接
するように上方へ延びる閉状態(不利な状態)に維持さ
れるが、変動入賞装置ソレノイド137が励磁すると、
それぞれ左右に広がる開状態(有利な第1の状態)に可
変動作する。
【0040】各可動翼151が開いて有利な第1の状態
となった際には、遊技領域17を流下する球を各可動翼
151で拾い集めるような形態となり、かなり高い入賞
確率で球を変動入賞装置150へ導くことができる。な
お、変動入賞装置150の直ぐ上方には障壁部材153
が設けられており、各可動翼151が閉状態にあるとき
は、変動入賞装置150に球が全く入賞できないように
構成されている。
【0041】図4は遊技盤2の背面図である。遊技盤2
の背面には、既に図2で示したものと同様に、各種の制
御基板やその関連部品等が組み付けられている。制御基
板としては、前記装飾ランプの制御を行うランプ制御基
板400、音声の制御を行う音声制御基板500、外部
機器と接続し盤用外部情報(大当たり1信号等)を出力
するための盤用外部端子板850等が設けられている。
【0042】各入賞口の入賞球を検出するためのスイッ
チとして、右袖入賞口スイッチ122a、左袖入賞口ス
イッチ122b、右落し入賞口スイッチ123a、左落
し入賞口スイッチ123b、共通入賞口スイッチ129
等が各入賞口付近に設置されている。大入賞口24の付
近には、役物連続作動装置スイッチ124とカウントス
イッチ125が設けられている。各入賞口のスイッチ
は、それぞれの入賞口付近に設けているが、入賞球が遊
技機外に排出されるまでの通路上に配置することもでき
る。
【0043】各入賞口に球が入賞すると、各入賞口スイ
ッチにより検知され、検知される毎に、各入賞口毎に割
り当てられた次の所定の賞品球の払出が行われる。共通
入賞口25a〜25cには5発、右袖入賞口22a、左
袖入賞口22b、右落し入賞口23a、左落し入賞口2
3bには8発、大入賞口24(役物連続作動装置スイッ
チ124とカウントスイッチ125による入賞球の検出
に対して)には15発と割り当てられている。賞品球数
の割り当ては入賞口毎に固定化しているが、任意に変更
することもできる。
【0044】また、普通図柄表示装置140を作動させ
るための球を検出するスイッチとして、右普通図柄表示
装置作動ゲートスイッチ126aと左普通図柄表示装置
作動ゲートスイッチ126bが遊技盤2上の所定の位置
に設けられており、それぞれ遊技領域17内を移動する
球の通過を検出する。これら左右の普通図柄表示装置作
動ゲートスイッチ126a,126bは通過入賞口とし
て設けられている。
【0045】役物を可変動作させる関連装置には、大入
賞口24の扉を開閉させるための大入賞口ソレノイド1
34、大入賞口24に入賞した球の流れを前記役物連続
作動装置スイッチ124とカウントスイッチ125の何
れかに球の流れの方向を切り換えるための方向切換ソレ
ノイド135が設けられている。
【0046】次に遊技盤2上の主要な構成要素について
さらに詳細に説明する。共通入賞口25a〜25cは、
一般に始動チャッカーと称されるものである。共通入賞
口25a〜25cの何れかに入賞することにより、変動
入賞装置150の可動翼151が1回または2回開放さ
れる。共通入賞口25a〜25cに入賞した球は、図6
に示す共通入賞口スイッチ129によって検知される。
共通入賞口スイッチ129は入賞球を検知してONにな
ると、検出信号を主基板(遊技制御手段)100に出力
するものである。なお、共通入賞口スイッチ129は、
例えば光センサ、近接センサ、あるいは磁気センサ等の
各種センサにより構成すればよい。
【0047】大入賞口24は一般にはアタッカーと称さ
れるものであり、ソレノイド(大入賞口ソレノイド13
4、方向切換ソレノイド135)等の駆動源の作動によ
り、その入賞口が球の入賞し難い通常の第2の状態(閉
状態)と入賞容易な第1の状態(開状態)とに変化し得
るように構成されている。
【0048】普通図柄表示装置140は、複数のLED
からなり、各種の図柄を可変表示可能になっている。た
とえば、0〜9の数字のほか、星の図柄、山の図柄、金
貨の図柄、ダイヤモンドの図柄などを表示可能になって
いる。左右の普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ12
6a,126bにより球の通過を検出すると、普通図柄
表示装置140による普通図柄ゲームの権利を獲得し普
通図柄ゲームを行うようになっている。また変動入賞装
置150の普通入賞口154で球が検出された場合も、
普通図柄ゲームが起動されるようになっている。
【0049】普通図柄ゲームは、普通図柄表示装置14
0の有するLEDの点滅による可変表示が開始され、所
定の時間可変表示を行い停止すると上述した図柄の中の
何れか1つの図柄が表示される。表示結果が、特定の図
柄の場合には、大入賞口24の開閉動作が行われる。具
体的には、普通図柄表示装置140の表示結果が星の図
柄の場合は、大入賞口24が2回開閉し、山の図柄の場
合は大入賞口24が4回開閉し、金貨の図柄の場合は大
入賞口24が6回開閉し、ダイヤモンドの図柄の場合は
大入賞口24が10回開閉する。
【0050】普通図柄表示装置140が可変表示中に、
左右の普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ126a,
126bによって通過球の検出があった場合や変動入賞
装置150内の普通入賞口154で球が検出された場合
には、普通図柄ゲームの権利を獲得するが保留とされ、
現在進行中の普通図柄ゲームが消化された後、保留にさ
れた権利が順次消化される。普通図柄ゲームの保留数は
最大4個とし、前記普通図柄保留LED421によって
報知される。
【0051】大入賞口ソレノイド134は、大入賞口2
4の扉の開閉動作を行うために作動する。方向切換ソレ
ノイド135は、大入賞口24の扉が開放された状態に
おいて、前記役物連続作動装置スイッチ124側に入賞
球を導くように通路部具を作動させ、役物連続作動装置
スイッチ124によって入賞球が検出されると、次は前
記カウントスイッチ125側に入賞球を導くように作動
する。
【0052】すなわち、大入賞口24は、変動入賞装置
150の特定入賞口152において球が検知された場合
に特別遊技状態を演出する。さらに普通図柄表示装置1
40に特定の図柄が表示されたとき、その図柄の種類に
対応した回数を上限に、特別遊技状態を演出するように
開閉制御される。ここで特別遊技状態とは、第1の状態
に所定時間維持された後、第2の状態に短時間戻るとい
う開閉動作が、普通図柄表示装置140に表示された特
定の図柄の種類に応じたラウンド回数を限度に繰り返し
実行される状態である。なお、所定の球数(例えば10
個)が大入賞口24に入賞するか、または、所定の時間
(約30秒)が経過すると、大入賞口24の扉は閉鎖状
態となる。前記上限回数だけ一連の開閉動作が終了する
と、前記特別遊技状態は終了となる。
【0053】次に遊技機本体1の制御に用いられる各種
制御基板について説明する。図5及び図6は、遊技機本
体1の制御に用いられる各種制御基板及びそれに関連す
る構成要素を示すブロック図である。図5、図6には、
制御基板として、主基板(遊技制御手段ともいう)10
0、払出制御基板200、ランプ制御基板400、音声
制御基板500、発射制御基板600、電源基板700
が示されている。
【0054】最初に、図6に示す主基板100について
説明する。主基板100は、主基板内部のクロック回路
108が生成するクロックを基準に動作する。またCP
U102は、クロック回路108が生成したクロックを
内部タイマー107で分周して得た一定時間間隔の割込
み信号に基づいて動作をすすめる。すなわち、CPU1
02は、タイマー設定時間の間隔(タイマー割込みの間
隔)よりも短い時間で終了するように分割した処理と、
その処理が終了し次回のタイマー割込みが入力されるま
での時間に実行される処理(残余時間の処理)を繰り返
すことで一連の動作を遂行する。
【0055】右普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ1
26a、左普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ126
b、右袖入賞口スイッチ122a、左袖入賞口スイッチ
122b、右落し入賞口スイッチ123a、左落し入賞
口スイッチ123bは、それぞれ球の入賞を検知するた
めのスイッチであり、これらのスイッチからの入力信号
は、ゲート回路110aに供給される。
【0056】役物連続作動装置スイッチ124、カウン
トスイッチ125、右賞球検出スイッチ130a、左賞
球検出スイッチ130b、シュート球切れスイッチ13
1、ガラス枠開放検出スイッチ132、オーバフロース
イッチ133からの各入力信号は、ゲート回路110b
に供給される。
【0057】変動入賞装置150の特定入賞口152へ
の球の入賞を検知する特別入賞口スイッチ127、変動
入賞装置150の普通入賞口154への球の入賞を検知
する普通入賞口スイッチ128および共通入賞口25a
〜25cへの球の入賞を検知する共通入賞口スイッチ1
29からの各入力信号は、ゲート回路110cに供給さ
れる。
【0058】ゲート回路110a〜110cのアドレス
は、CPU102のアドレス空間にメモリマップドI/
O方式で設定されている。CPU102が出力するアド
レス信号及びライト/リードの制御信号を、CPU10
2が出力するシステムクロックに従って、アドレスデコ
ード回路113でデコードすることによりチップセレク
ト信号を生成する。
【0059】このチップセレクト信号にてゲート回路1
10a〜110cの何れかがセレクトされると、共通入
賞口スイッチ129等からの各入力信号がゲート回路を
通じてデータバスに出力される。データバス上の各入力
信号は、一定時間毎に発生する割込み信号によって、次
のタイマー割込み処理が実行されるまでの間に複数回検
出されてチャタリング防止処理が行われた後、入力信号
毎に指定されたRAM領域に記憶される。
【0060】共通入賞口スイッチ129からの入力信号
は5個賞球の賞球信号として、また右袖入賞口スイッチ
122a、左袖入賞口スイッチ122b、右落し入賞口
スイッチ123a、左落し入賞口スイッチ123bから
の入力信号はそれぞれ8個賞球の賞球信号として、さら
に役物連続作動装置スイッチ124、カウントスイッチ
125からの入力信号は15個賞球の賞球信号として扱
われ、それぞれのスイッチで検出された入賞個数が指定
されたRAM領域に記憶される。またこれと同時に、賞
球総数がCPU102で演算処理され、指定のRAM領
域に記憶される。
【0061】その他、普通入賞口スイッチ128、右普
通図柄表示装置作動ゲートスイッチ126a、左普通図
柄表示装置作動ゲートスイッチ126bからの入力信号
に対してそれぞれ乱数値がセットされ、これらの値がR
AM領域に記憶される。このデータを基にして、遊技機
本体1の遊技状態が設定され各制御基板にデータが出力
される。
【0062】各制御基板への出力データは、データバス
の途中に設けたバッファ114を通り、さらに出力デー
タバスを通してラッチ回路112a、112c〜112
gに出力される。出力用のラッチ回路とCPU102と
を結ぶデータバスの途中にバッファ114を配置するこ
とでバス信号が一方向の流れになり、不正防止の対策と
なる。
【0063】共通入賞口スイッチ5個賞球RAM領域、
左右袖入賞口スイッチ、左右落し入賞口スイッチ8個賞
球RAM領域、役物連続作動装置スイッチ、カウントス
イッチ15個賞球RAM領域にデータがあることによ
り、CPU102は、各賞球数に設定された8ビット賞
球データを順次、データバス、出力データバスを通じて
ラッチ回路112aに出力する。これと同調するように
払出制御基板200に対する割り込み信号、ストローブ
信号の制御信号をデータバス、出力データバスを通じて
ラッチ回路112eに出力する。
【0064】メモリマップドI/Oで制御されたアドレ
スデコード回路113でデコードして得たチップセレク
ト信号がラッチ回路112a、ラッチ回路112eに順
次出力されると、8ビット賞球データがラッチ回路11
2aに、割込み信号、ストローブ信号の制御信号がラッ
チ回路112eにそれぞれラッチされ、8ビットパラレ
ル賞球出力信号と割り込み信号、ストローブ信号の2ビ
ットの制御信号で構成された出力信号が、払出制御基板
に賞球データとして出力される。
【0065】図7に示す払出制御基板200は、球排出
機構を制御して、賞球データに対応した数の賞球排出を
行うものである。排出した賞球の検知を、右賞球検出ス
イッチ130a、左賞球検出スイッチ130bで行い、
その検出信号がゲート回路211に出力される。チップ
セレクト信号がアドレスデコード回路213からゲート
回路211に出力されることにより、右賞球検出スイッ
チ130a、左賞球検出スイッチ130bの出力する検
知信号がデータバス上に出力されCPU102に取り込
まれる。
【0066】これらの検出信号に基づいて、実際に払い
出した賞球総数がCPU102で演算処理され、その値
がRAM領域の記憶データから減算処理され、リアルタ
イムに賞球総数のデータが更新される。また排出賞球数
の設定数毎に出力信号がラッチ回路112fに出力さ
れ、アドレスデコード回路113のチップセレクト信号
に同期して外部へパルス出力される。
【0067】遊技の進行に応じて、8ビットパラレルラ
ンプ表示出力データと制御信号が、ランプ制御基板40
0にラッチ回路112cを通じて出力される。また、遊
技の進行に合わせて、8ビットパラレル音源出力データ
と制御信号が音声制御基板500にラッチ回路112d
を通じて出力される。すなわち、各データがデータバス
に出力されるタイミングに同調してアドレスデコード回
路からチップセレクト信号が出力され、ラッチ回路11
2c、112dにデータバス上のデータがラッチされ
て、ランプ制御基板400等に出力される。
【0068】遊技状態が特別遊技状態(大当たり)の場
合、遊技状態演出データに同調して大入賞口ソレノイド
134の制御データがラッチ回路112gに出力され、
かつアドレスデコード回路113からのチップセレクト
信号がラッチ回路112gに入力される。これによりラ
ッチ回路112gから大入賞口ソレノイド134の制御
データが出力され、大入賞口ソレノイド134が駆動さ
れ、大入賞口24が開閉状態になって球を大入賞口24
に誘導可能となる。
【0069】大入賞口24内部の特定領域に配置された
役物連続作動装置スイッチ124が球を検知すると球検
知信号が出力され、この信号がゲート回路110bを介
してデータバスに出力されCPU102に取り込まれ
る。役物連続作動装置スイッチ124から出力された球
検知信号に基づく検出処理の結果、方向切換ソレノイド
135の制御データがラッチ回路112gに出力され、
方向切換ソレノイド135が制動される。同時に役物連
続作動装置スイッチ124から出力された球検知信号に
基づき、大当たり状態を次回のラウンドへ継続するか否
かを示すラウンド継続データがRAM領域に記憶され
る。
【0070】方向切換ソレノイド135が制動されるこ
とにより、大入賞口24内に配置されたカウントスイッ
チ125で球が計数される。カウントスイッチ125で
計数されたデータの総合計数が所定の数量に到達すると
ラッチ回路112gの出力データが変更され、大入賞口
ソレノイド134、方向切換ソレノイド135が非能動
状態になり、1回の大当たりラウンドが終了する。所定
時間後、ラウンド継続データがラウンドの継続を示して
いる場合には、前述した制御方法により大当たり状態ラ
ウンドがさらに継続する。
【0071】普通入賞口スイッチ128、右普通図柄表
示装置作動ゲートスイッチ126a、左普通図柄表示装
置作動ゲートスイッチ126bからの入力信号に対して
それぞれ乱数値が取得される。この乱数値に基づいて、
普通図柄表示装置140の表示制御データが生成され、
これがCPU102からデータバスを通じてラッチ回路
112gに出力される。そしてアドレスデコード回路1
13からチップセレクト信号が出力される毎に複数ビッ
ト(たとえば5ビット)からなる表示制御データが普通
図柄表示装置140に送られ、これに基づいて普通図柄
表示装置140において各種の図柄(0〜9の数字や、
星の図柄など特定の図柄)が表示される。
【0072】主基板100に電源が供給されると、電源
基板700よりリセット信号が供給され主基板100の
各デバイスはリセット状態になる。その後システムリセ
ット信号が非能動状態となり、各デバイスは能動状態に
遷移する。システムリセット信号が非能動状態に信号変
化するとクロック同期、遅延回路109による遅延処理
により一定時間の経過後にワンチップマイコン101へ
のリセット信号が非能動となる。これによりワンチップ
マイコン101が稼動状態になり、主基板100の動作
状態が保たれる。その後、ワンチップマイコン101の
初期設定が行われる。
【0073】遊技機外部供給の電源が不安定な場合に
は、電源基板700から停電検出信号がワンチップマイ
コン101のNMI(ノンマスカブルインターラプト)
105に供給され、ワンチップマイコン101において
各記憶領域の退避動作が行われる。
【0074】具体的には、一定時間にわたって賞球検出
データの検知を行った後、RAM領域に停電処理判定の
データを保存し、RAM104の保護を行う。すなわ
ち、電源電圧が低下する事で、電源基板700からRA
M104にバックアップ電源DC5VBBが供給され、
RAM104の記憶状態が保持される。
【0075】電源が次に供給されたとき、停電処理判定
のデータの有無に基づき停電処理のあったことを認識す
ると、ワンチップマイコン101は停電復旧処理を行
う。初期設定の時、RAM初期化信号が能動状態であれ
ば、CPU102はI/Oポート106のデータを検出
してRAM領域の初期化を行う。
【0076】シュート球切れスイッチ131で球切れを
検知した信号及びオーバフロースイッチ133で遊技盤
面の下皿にて賞球の球詰まりを検出した信号は、ゲート
回路110b及びデータバスを通じてワンチップマイコ
ン101に取り込まれる。これらの信号は、データ変換
後、ラッチ回路112aから賞球出力データと同じ構成
にて払出制御基板200へ出力される。該ラッチ回路1
12a、112c〜112gの出力は、一方向であり、
不可逆性の出力形態をとる。
【0077】主基板100は、主基板内部のクロック回
路108が生成するクロックを基準に動作する。また内
部タイマー107は、分周動作により一定時間間隔で割
込み信号をCPU102に発生する。CPU102は、
当該割り込み信号が入力される一定時間毎に各種処理を
行うようになっている。
【0078】次に、図7に示す払出制御基盤200につ
いて説明する。払出制御基板200は、主基板100か
ら受信のみの一方向通信を行い、8ビットパラレル賞球
データ、賞球データ制御信号1、賞球データ制御信号2
で構成された通信データを受信する。
【0079】賞球データ制御信号1が、ワンチップマイ
コン201のカウンタ回路202に入力されると、当該
カウンタ回路202からCPU203に割り込み信号が
出力される。これにより、賞球データ制御信号1は、C
PU203に対して賞球データの取り込みをトリガーと
する。
【0080】CPU203は、アドレスデコード回路2
13を通じてチップセレクト信号をゲート回路212、
ゲート回路211に出力し、ゲート回路212、211
に入力されている賞球データや各種の信号をゲート回路
及びデータバスを介して取り込み、RAM205に保存
する。そして、取り込んだ賞球データに対応する賞球数
で順次、払出動作を行う。
【0081】CPU203は、賞球経路切換信号をデー
タバスを通じてラッチ回路215に出力し、これと同時
にアドレスデコード回路213からチップセレクト信号
を出力させる。これにより賞球経路切換信号がソレノイ
ド224に出力され、払出動作の賞球経路確保が行われ
る。その後、ラッチ回路214に払出停止ソレノイド信
号の停止解除信号を出力し、払出モータ222に払出モ
ータ制御信号1,2,3,4を順次出力し、チップセレ
クト信号の出力タイミングによりモータ回転の制御をし
ながら賞球払出動作を行う。
【0082】クロック回路209のクロックを基準に、
内部タイマー208で一定時間間隔の割込み信号をCP
U203に対して生成し、この割込みタイミングで賞球
払出球の検出信号をデータバスに取り込み、所定の賞球
数を検出したとき、払出停止ソレノイド223、払出モ
ータ222の駆動を停止する。なお、賞球払出球の検出
は、球貸し経路に設置された左賞球検出スイッチ130
b、右賞球検出スイッチ130aで行われ、これらの検
出信号はゲート回路211にチップセレクト信号を出力
することでデータバスに取り込まれる。
【0083】球貸し動作は、カードユニット(CR球貸
機)bとの間で球貸し信号を、ゲート回路211、ラッ
チ回路215を通して送受信することにより行われる。
球貸し動作時、CPU203はラッチ回路215を通し
て球貸し経路切換信号を経路切換ソレノイド224に出
力して球貸し経路を確保し、球貸し経路に設置された右
貸し球検出スイッチ220a、左貸し球検出スイッチ2
20bで貸し球の検出を行い、払出動作を行う。
【0084】球貸し動作において、一定数毎にラッチ回
路215から外部へ情報出力される。また、球貸し信号
の送受信が正常な状態において、ラッチ回路215か
ら、発射制御基板600に対して発射許可信号が能動状
態で出力される。また球貸し信号の送受信に異常が発生
すると、発射許可信号は非能動状態に変化し、球発射不
可能な状態になる。しかし、球貸し信号の送受信が正常
な状態に復帰することで、発射可能となる。
【0085】その他、払出動作においては、主基板10
0から、賞球データにシュート球切れスイッチ131の
シュート球切れ信号、及び遊技機本体1の下受け皿4に
設置されたオーバフロースイッチ133のオーバフロー
信号が送信されると、払出制御基板200は払出動作を
停止する。また賞球データに各解除信号が送信されるこ
とにより払出動作を再開する。
【0086】払出制御基板200に電源が供給される
と、電源基板700よりシステムリセット信号が供給さ
れ、払出制御基板200の各デバイスはリセット状態に
なる。その後、リセット信号が非能動状態で、各デバイ
スは能動状態に遷移する。
【0087】クロック同期・遅延回路210の遅延処理
により、ワンチップマイコン201へのリセット信号
は、元のリセット信号が非能動状態に信号変化してから
一定時間の経過後に非能動になる。こうして元のリセッ
ト信号が非能動状態になってから一定時間の経過後に、
ワンチップマイコン201は稼動状態になり、払出制御
基板200の動作状態が保たれる。その後、ワンチップ
マイコン201の初期設定が行われる。
【0088】遊技機外部供給の電源が不安定な場合に
は、電源基板700からワンチップマイコン201のN
MI(ノンマスカブルインターラプト)206に停電検
出信号が供給され、ワンチップマイコン201において
各記憶領域の退避動作が行われる。具体的には、一定時
間にわたって賞球検出データの検知を行った後、RAM
領域に停電処理判定のデータを保存し、RAM205の
保護を行う。
【0089】電源電圧が低下する場合は、電源基板70
0からRAM205にバックアップ電源としてDC5V
BBが供給され、RAM205の記憶状態が保持され
る。再度電源供給がされたとき、停電処理判定のデータ
の存在を認識することで、ワンチップマイコン201は
停電復旧処理を行う。初期設定の時、RAM初期化信号
が能動状態であれば、CPU203はI/Oポート10
6のデータを検出して、RAM領域の初期化を行う。
【0090】次に、図8に示すランプ制御基板400に
ついて説明する。ランプ制御基板400は、遊技機本体
1の前面や遊技盤2上に設置された遊技機状態ランプ4
22、サイドケースランプ423、各種LED424〜
428,421等の点灯制御を行うものである。
【0091】ランプ制御基板400は、所定のランプ制
御処理手順(プログラム)や制御データを記憶している
ランプ制御ROM402と、所定のランプ制御処理手順
を読み取り実行するランプ制御CPU401と、ランプ
制御CPU401によってランプ制御処理手順を実行す
ることで取得した情報を記憶するランプ制御RAM40
3と、主基板100からの指示情報やランプ制御基板4
00内の各制御回路等と入出力を行うための入出力イン
ターフェース404と、ランプ制御CPU401によっ
て入出力インターフェースを介してランプ制御基板40
0と接続している各ランプ・LEDの点灯信号を、駆動
させるためのドライバー回路405等で構成されてい
る。
【0092】ランプ制御CPU401には、入出力イン
ターフェース404を介して、主基板100からパラレ
ル通信により指示情報が入力される。ランプ制御CPU
401は、入力された指示情報の内容をランプ制御RO
M402に記憶されているランプ制御処理手順に従って
実行し、ランプ制御RAM403に情報を整理して格納
しながら、ドライバー回路405を動作させ、接続され
ている各ランプ・LEDの点灯・消灯を行う。
【0093】電源基板700からのリセット信号は、遊
技機本体1に電源が投入されると、電源基板700から
ランプ制御CPU401に入力される。そして、ランプ
制御CPU401は、ランプ制御ROM402に記憶さ
れている制御手順に従って、ランプ制御基板内の各制御
回路の初期化を行う。
【0094】次に、図9に示す音声制御基板500につ
いて説明する。音声制御基板500は、遊技機本体1が
遊技状態にある時、ゲーム演出による効果音や音声等の
制御を行うものである。また、遊技状態でない場合は、
遊技機本体1の異常状態を知らせるための警告音等の制
御を行う。
【0095】音声制御基板500は、所定の音声処理手
順(プログラム)や制御データを記憶している音声制御
ROM502と、所定の音声制御手順を読み取り実行す
る音声制御CPU501と、音声制御CPU501によ
り音声処理手順を実行して取得した情報を記憶する音声
制御RAM503と、主基板100からの指示情報や音
声制御基板500内の各制御IC等と入出力を行うため
の入出力インターフェース506と、音声制御CPU5
01により入出力インターフェースを介し制御指示情報
を取得して具体的な音声を生成する音声制御IC504
と、音声制御IC504に管理され、多種多様な音声を
データ化し記憶している音声データROM505と、音
声制御IC501から生成された音声信号を増幅するア
ンプ回路507から構成される。
【0096】音声制御CPU501は、入出力インター
フェース506を介して、主基板100からパラレル通
信により指示情報が入力される。音声制御CPU501
は、入力された指示情報の内容を音声制御ROM502
に記憶されている音声制御手順に従って実行し、音声制
御RAM503に情報を整理して格納しながら、音声制
御IC504へ具体的な指示を行う。
【0097】音声制御IC504は、音声制御CPU5
01の指示に従い、音声データROM505を参照し、
具体的な音声の信号を生成しアンプ回路507へ出力す
る。電源基板からのリセット信号は、パチンコ機に電源
が投入されると、該電源基板700から音声制御CPU
501に入力され、音声制御CPU501は音声制御R
OM503に記憶されている音声制御手順に従い、音声
制御基板内の各制御回路の初期化を行う。
【0098】次に、図10に示す発射制御基板600に
ついて説明する。発射制御基板600は、発射モータ6
53に使用されているパルスモータの回転数を、所定の
回転数にするためのパルスを生成する回路である発振回
路601と、分周回路602と、ハンドル部650内の
タッチセンサ651からの信号、ストップスイッチ65
2からの信号、電源基板700からのリセット信号、そ
して前記払出制御基板200からの発射許可信号を判断
し、発射モータ駆動信号を生成するモータ駆動信号制御
回路603と、パルスモータ(発射モータ653)の各
コイルに励磁させるためのドライバー回路604等から
構成されている。
【0099】前記ハンドル部650は、遊技者がハンド
ル5に触れているか否かを検出するタッチセンサ65
1、遊技者が任意に球の発射を停止できるようにするス
トップスイッチ652、球を発射させるためのパルスモ
ータ653(発射モータ)等で構成されている。
【0100】電源基板700からのリセット信号は、遊
技機本体1に電源が投入されると、電源基板700から
モータ駆動信号制御回路603へ入力され、発射制御基
板600の各回路を初期化する。
【0101】ハンドル部650内のタッチセンサ651
は、遊技者がハンドル5に触れている状態であれば発射
が可能であるとみなす信号を出力し、遊技者がハンドル
5に触れていない状態であれば、発射が不可能であると
みなす信号をモータ駆動信号制御回路603にそれぞれ
出力する。
【0102】ストップスイッチ652は、遊技者が任意
に球の発射を停止することができるように設けたスイッ
チであり、遊技者によりストップスイッチ652の操作
がされた場合に、モータ駆動信号制御回路603に球の
発射停止信号を出力し、ストップスイッチ652の入力
がない場合に、球の発射信号を出力する。
【0103】また、ストップスイッチ652は、遊技者
から何らストップスイッチ652に対し操作がなく、ハ
ンドル5を回転させた状態にない場合には、ストップス
イッチ652から入力がされた状態と同じ信号を出力す
る。すなわち、ハンドル5内部の構造上、ハンドル5が
回転していない状態ではストップスイッチ652からの
信号が入力されている状態になるようになっている。つ
まり、遊技機本体1に電源が投入され、前記リセット信
号がモータ駆動信号制御回路603に入力され、各回路
の初期化が行われた後、遊技者がハンドル5に触れて回
転させた状態になって初めて球が発射される。
【0104】次に、図11に示す電源基板700につい
て説明する。外部から供給されるAC24Vをダイオー
ドブリッジ整流器で全波整流を行い、直流電源DC24
Vを生成する。DC24V電源にダイオードを通してコ
ンデンサーで平滑を行い、DC32V電源を生成する。
DC24V、DC32Vは非安定電源である。
【0105】DC24Vを電源回路701に供給して、
安定電源DC18V、DC12V、DC5Vの定電圧電
源が生成され、前記主基板100、前記払出制御基板2
00、前記ランプ制御基板400、前記音声制御基板5
00、前記発射制御基板600に供給される。
【0106】生成されたDC5Vの定電圧電源を、ダイ
オードを通してバックアップ回路702のコンデンサー
に接続して、DC5VBBのバックアップ電源を生成
し、DC5VBBが主基板100、前記払出制御基板2
00に供給される。前記AC24Vはカードユニット接
続基板900に供給され、前記払出制御基板200とカ
ードユニットbの通信用電源、操作パネル基板aの電源
に使用される。
【0107】DC24V電源の電圧レベルを電圧検出回
路708で検出して遅延回路707に出力する。遅延回
路707は内部時定数500ミリsecの遅延時間をも
ち、電圧検出回路708の連続出力時間が遅延回路70
7の時定数より大きくないと遅延回路707は出力信号
を出力しない。この為、DC24V電源の電圧レベルが
遅延回路707の時定数より小さい時間の電圧変動及び
電源停止は無視され停電検出信号は電源基板より外部に
出力されない。
【0108】遅延回路707に時定数より大きな入力信
号があると、遅延回路707は停電検出信号を前記主基
板100、前記払出制御基板200、シフトレジスタ7
04のシリアル入力端子に出力する。8ビットシフトレ
ジスタ704は、クロック回路706より周期20ミリ
secのクロックが常時入力されている。
【0109】ここで8ビットのデータ入力端子はゼロに
固定している。この為、停電検出信号が8ビットシフト
レジスタ704に入力すると、8クロック(約160ミ
リsec)後8ビットシフトレジスタ704からリセッ
ト信号が前記主基板100、前記払出制御基板200、
前記発射制御基板600、前記ランプ制御基板400、
前記音声制御基板500に出力される。
【0110】電源立ち上げ時及び停電復帰後、周辺回路
電源立ち上げ時より遅延回路707の時定数の時間、停
電検出信号及びリセット信号は能動状態で出力してい
る。遅延回路707の時定数の時間後、停電検出信号は
非能動状態になり、リセット信号は、8ビットシフトレ
ジスタ704の8クロック後非能動状態で出力される。
RAM初期化信号は、RAM初期化スイッチ705を手
動で押すことにより能動状態で前記主基板100、前記
払出制御基板200に出力される。
【0111】次に遊技機本体1の作用について説明す
る。図1において遊技者がハンドル5を操作すると、球
が1つずつ遊技盤2に形成されている遊技領域17に打
ち込まれる。打ち込まれた球が共通入賞口25a〜25
cの何れかに入賞(作動開始条件の成立)すると、共通
入賞口スイッチ129により検出され、所定数の賞球が
払い出される。
【0112】さらに共通入賞口25a〜25cに球が入
賞した場合には、変動入賞装置150の可動翼151が
開状態になり、遊技者に有利な第1の状態が短時間形成
される。可動翼151が開いて有利な第1の状態となっ
た際に、遊技領域17を流下する球は各可動翼151で
拾い集められ、かなり高い入賞確率で球が変動入賞装置
150へ導かれる。
【0113】変動入賞装置150へ入った球が、特定入
賞口152に入賞すると、特別入賞口スイッチ127に
よって球が検出され、大当たりとなり、大入賞口24が
所定回数を上限に開閉される。変動入賞装置150へ入
った球が、普通入賞口154に入賞すると、普通入賞口
スイッチ128によって球が検出され、普通図柄表示装
置140を作動させるための権利が、保留数が上限に達
していない場合に、確保される。そして、保留球数が0
でない場合には、普通図柄表示装置140上での普通図
柄ゲームが行われる。
【0114】すなわち、普通図柄表示装置140の有す
るLEDの点滅による可変表示が開始され、所定の時間
可変表示を行い停止すると0〜9の数字図柄、星の図
柄、山の図柄、金貨の図柄、ダイヤモンドの図柄の中の
何れか1つの図柄が表示される。表示結果が、特定の図
柄の場合には、大入賞口24の開閉動作が行われる。具
体的には、普通図柄表示装置140の表示結果が星の図
柄の場合は、大入賞口24が2回開閉し、山の図柄の場
合は大入賞口24が4回開閉し、金貨の図柄の場合は大
入賞口24が6回開閉し、ダイヤモンドの図柄の場合は
大入賞口24が10回開閉する。
【0115】表示結果が特定の図柄以外の図柄(数字図
柄)の場合には、大入賞口24の開閉動作は行われな
い。
【0116】遊技領域17に打ち込まれた球が、普通図
柄表示装置作動ゲートスイッチ126により検出された
場合も、普通図柄表示装置140を作動させるための権
利が、保留数が上限に達していない場合に、確保され
る。そして、保留球数が0でない場合には、普通図柄表
示装置140上での普通図柄ゲームが行われる。
【0117】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
ける変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、
遊技機はパチンコ機に限られず、プログラム制御される
スマートボールゲーム機、アレンジボールゲーム機とい
った他の遊技機にも同様に本発明を適用することができ
る。
【0118】また、前述した実施の形態では、共通入賞
口25a〜25cへの入賞によって変動入賞装置150
の可動翼151がそれぞれ1回開状態になるように構成
したが、たとえば、中央の共通入賞口25bに入賞した
場合は2回開き、左の共通入賞口25aまたは右の共通
入賞口25cへ入賞した場合には1回開くようにしても
よい。
【0119】また実施の形態では、普通図柄表示装置1
40に表示された特定の図柄の種類に応じて大入賞口2
4の開閉回数を相違させたが、回数を同一にしたまま
で、開く時間を相違させてもよい。また回数と時間の双
方を特定の図柄の種類に応じて相違させてもよい。
【0120】なお、実施の形態では、遊技領域17に打
ち込まれた球が、普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ
126により検出された場合も、普通図柄表示装置14
0を作動させるための権利を確保するようにしたが、こ
の機能を取り去り、変動入賞装置150の普通入賞口1
54に入賞した場合にだけ、普通図柄表示装置140を
作動させるための権利を確保するように構成してもよ
い。
【0121】
【発明の効果】本発明に係る遊技機によれば、変動入賞
装置内の普通領域で球が検出されたことに基づいて作動
する普通図柄表示手段と可変入賞装置とを設け、普通図
柄表示手段に特定の識別情報が表示された場合と変動入
賞装置内の特定領域で球が検出された場合に可変入賞装
置を遊技者にとって有利な第1の状態に制御するという
遊技性を第2種遊技機(いわゆる羽根物)に加えたの
で、遊技内容が変化に富むものとなり、新鮮味に溢れる
遊技を提供することができる。
【0122】複数種類の識別情報を特定の識別情報に設
定し、表示された特定の識別情報の種類に応じて可変入
賞装置が第1の状態に制御される回数や時間の長さを相
違させるものでは、より一層、変化に富む遊技が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る遊技機を示す正面図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係る遊技機の内部構造を
示す背面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る遊技機の遊技盤を拡
大して示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る遊技機の遊技盤裏面
側を拡大して示す背面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る遊技機の回路構成全
体を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する主基
板の回路構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する払出
制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る遊技機の有するラン
プ制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する音声
制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する発
射制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する電
源基板の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…遊技機本体 2…遊技盤 3…上受け皿 4…下受け皿 5…ハンドル 6…灰皿 7…上受け皿球抜きレバー 8…下受け皿球抜きレバー 9…貸出ボタン 10…返却ボタン 11…ガラス枠 12…度数表示部 15…風車 16…誘導レール 22a…右袖入賞口 22b…左袖入賞口 23a…右落し入賞口 23b…左落し入賞口 24…大入賞口 25a…左の共通入賞口 25b…中央の共通入賞口 25c…右の共通入賞口 29…アウト口 100…主基板(遊技制御手段) 101…ワンチップマイコン 102…CPU 103…ROM 104…RAM 105…NMI 106…I/Oポート 107…内部タイマー 108…クロック回路 109…クロック同期・遅延回路 110a〜110c…ゲート回路 112a、112b〜112g…ラッチ回路 113…アドレスデコード回路 114…バッファ 115…リセット 116…試射試験信号端子 122a…右袖入賞口スイッチ 122b…左袖入賞口スイッチ 123a…右落し入賞口スイッチ 123b…左落し入賞口スイッチ 124…役物連続作動装置スイッチ 125…カウントスイッチ 126…普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ 126a…右普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ 126b…左普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ 127…特別入賞口スイッチ 128…普通入賞口スイッチ 129…共通入賞口スイッチ 130…賞球検出スイッチ 130a…右賞球検出スイッチ 130b…左賞球検出スイッチ 131…シュート球切れスイッチ 132…ガラス枠開放検出スイッチ 133…オーバフロースイッチ 134…大入賞口ソレノイド 135…方向切換ソレノイド 137…変動入賞装置ソレノイド 140…普通図柄表示装置 150…変動入賞装置 151…可動翼 152…特定入賞口 153…障壁部材 154…普通入賞口 200…払出制御基板 201…ワンチップマイコン 202…カウンタ回路 203…CPU 204…ROM 205…RAM 206…NMI 207…I/Oポート 208…内部タイマー 209…クロック回路 210…クロック同期・遅延回路 211、212…ゲート回路 213…アドレスデコード回路 214、215…ラッチ回路 216…リセット 220…球貸し検出スイッチ 220a…右球貸し検出スイッチ 220b…左球貸し検出スイッチ 222…払出モータ 223…払出停止ソレノイド 224…経路切換ソレノイド 400…ランプ制御基板 401…ランプ制御CPU 402…ランプ制御ROM 403…ランプ制御RAM 404…入出力インターフェース 405…ドライバー回路 421…普通図柄保留LED 422…遊技機状態ランプ 423…サイドケースランプ 424…遊技枠状態ランプ 426…ゲートLED 427…アタッカーLED 428…サイドLED 500…音声制御基板 501…音声制御CPU 502…音声制御ROM 503…音声制御RAM 504…音声制御IC 505…音声データROM 506…入出力インターフェース 507…アンプ回路 510…スピーカー 600…発射制御基板 601…発振回路 602…分周回路 603…モータ駆動信号制御回路 604…ドライバー回路 650…ハンドル部 651…タッチセンサ 652…発射停止スイッチ 653…発射モータ 700…電源基板 701…定電圧電源装置 702…バックアップ電源 703…電圧検出回路 704…シフトレジスタ 705…RAM初期化スイッチ 706…クロック回路 707…遅延回路 708…電圧検出回路 709…停電検出回路 800…枠用外部端子板 801…賞球タンク球有無スイッチ 850…盤用外部端子板 900…カードユニット接続基板 a…操作パネル基板 b…カードユニット c…電源AC24V

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球を遊技領域に打ち込んで遊技が行われる
    遊技機であって、遊技者にとって有利な第1の状態と遊
    技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な開閉部材
    を有する変動入賞装置と、前記遊技領域に設けられた共
    通入賞領域と、前記共通入賞領域における作動開始条件
    の成立に基づいて前記変動入賞装置の前記開閉部材を前
    記第1の状態が形成されるように制御する第1制御手段
    とを備えるものにおいて、 識別情報を可変表示し得る表示領域を備えた普通図柄表
    示手段と、前記普通図柄表示手段の表示制御を行う普通
    図柄表示制御手段と、遊技者にとって有利な第1の状態
    と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な可変
    入賞装置と、前記可変入賞装置を制御する第2制御手段
    とを有し、 前記変動入賞装置内に特定領域と普通領域とを設け、 前記普通図柄表示制御手段は、前記普通領域における球
    の検出に基づいて前記普通図柄表示手段に可変表示を経
    て識別情報を表示するものであり、 前記第2制御手段は、前記特定領域における球の検出に
    基づいて前記可変入賞装置を前記第1の状態が形成され
    るように制御するとともに、前記普通図柄表示手段に特
    定の識別情報が表示された場合に前記可変入賞装置を前
    記第1の状態が形成されるように制御するものであるこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】複数種類の識別情報を前記特定の識別情報
    に設定し、表示された特定の識別情報の種類に応じて前
    記可変入賞装置が前記第1の状態に制御される回数を相
    違させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】複数種類の識別情報を前記特定の識別情報
    に設定し、表示された特定の識別情報の種類に応じて前
    記可変入賞装置が前記第1の状態に制御される時間の長
    さを相違させることを特徴とする請求項1または2に記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記遊技領域に普図入賞領域をさらに設
    け、 前記普通図柄表示制御手段は、前記普図入賞領域におけ
    る普通図柄始動条件の成立に基づいて前記普通図柄表示
    手段に可変表示を経て識別情報を表示することを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130094A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Samii Kk 弾球遊技機
JP2009034272A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Newgin Corp 遊技機
JP2009034282A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Newgin Corp 遊技機
JP2009034279A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Newgin Corp 遊技機
JP2009034281A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Newgin Corp 遊技機
JP2009034280A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Newgin Corp 遊技機

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