JP2000233050A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000233050A
JP2000233050A JP11037128A JP3712899A JP2000233050A JP 2000233050 A JP2000233050 A JP 2000233050A JP 11037128 A JP11037128 A JP 11037128A JP 3712899 A JP3712899 A JP 3712899A JP 2000233050 A JP2000233050 A JP 2000233050A
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JP
Japan
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ball
winning
balls
starting
state
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Pending
Application number
JP11037128A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Nobuharu Yoshida
信晴 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Adtec Corp
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Adtec Corp
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Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd, Adtec Corp filed Critical Sankyo Co Ltd
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Publication of JP2000233050A publication Critical patent/JP2000233050A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 大入賞口内での玉の有無を検出することで、
大入賞口内に残った玉を把握することができる弾球遊技
機を提供する。 【解決手段】 入賞玉検出器401によって検出された
入賞玉数と残留玉検出器402によって検出された排出
玉数とを比較し、所定期間内において残留玉検出器40
2が入賞玉検出器401で検出した入賞玉を検出したこ
とを所定条件の成立として特定遊技状態を発生する。こ
れにより、大入賞口(可変入賞球装置400)内での玉
の有無を検出することができ、大入賞口内に残った玉を
把握することができる。また、この構成によれば、所定
期間内に残留玉検出器402で玉検出があるとV入賞と
するので、従来のように特定玉検出器を設けなくてす
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技領域に設けら
れた始動入賞領域への打玉の入賞を検出する始動玉検出
手段の玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態か
ら遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞
球装置を備え、所定条件の成立に基づいて前記可変入賞
球装置を特定態様で第一の状態に移行制御する特定遊技
状態を発生し得る弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、第二種の弾球遊技機は、
始動入賞口への打玉の入賞に伴って大入賞口(可変入賞
球装置)を開放し、大入賞口の特定領域(特定玉検出
器)への入賞(これをV入賞ともいう)により大入賞口
を連続開放するようになっていた。このような遊技機に
は、大入賞口に入った玉を貯留するなどして大入賞口内
での玉の動きに変化を持たせ、視覚的な興趣を向上する
ものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように大入賞口に入った玉を貯留するなどして視覚的な
興趣向上を招来する第二種の弾球遊技機では、大入賞口
内に入った玉を検出する入賞玉検出器は設けていたもの
の、とりわけ大入賞口から排出される玉を検出する構成
とはなっていなかった。このため、大入賞口内に残った
玉を把握することができなかった。本発明は、上記した
事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
大入賞口内での玉の有無を検出することで、大入賞口内
に残った玉を把握することができる弾球遊技機を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、遊技領域に設けられた
始動入賞領域への打玉の入賞を検出する始動玉検出手段
の玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態から遊
技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞球装
置を備え、所定条件の成立に基づいて前記可変入賞球装
置を特定態様で第一の状態に移行制御する特定遊技状態
を発生し得る弾球遊技機において、前記可変入賞球装置
に入賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入
賞球装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段
と、前記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と
前記排出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比
較する玉数比較手段と、を備え、前記所定条件の成立
は、所定期間内において前記排出玉検出手段が前記入賞
玉検出手段で検出した入賞玉を検出したこととすること
を特徴とする。このように構成することにより、可変入
賞球装置(大入賞口)内での玉の有無を検出することが
でき、可変入賞球装置内に残った玉を把握することがで
きる。また、この構成によれば、所定期間内に排出玉検
出手段で玉検出があることを条件に特定遊技状態が発生
するので、従来のように特定遊技状態を発生させるため
に特定玉検出器を設けなくてすむ。
【0005】また、請求項2の発明においては、遊技領
域に設けられた始動入賞領域への打玉の入賞を検出する
始動玉検出手段の玉検出により遊技者にとって不利な第
二の状態から遊技者にとって有利な第一の状態に移行す
る可変入賞球装置を備え、所定条件の成立に基づいて前
記可変入賞球装置を特定態様で第一の状態に移行制御す
る特定遊技状態を継続し得る弾球遊技機において、前記
可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉検出手段
と、前記可変入賞球装置から排出された玉を検出する排
出玉検出手段と、前記入賞玉検出手段によって検出され
た入賞玉数と前記排出玉検出手段によって検出された排
出玉数とを比較する玉数比較手段と、を備え、前記所定
条件の成立は、所定期間内において前記排出玉検出手段
が前記入賞玉検出手段で検出した入賞玉を検出したこと
とすることを特徴とする。このように構成することによ
り、可変入賞球装置(大入賞口)内での玉の有無を検出
することができ、可変入賞球装置内に残った玉を把握す
ることができる。また、この構成によれば、所定期間内
に排出玉検出手段で玉検出があることを条件に特定遊技
状態が発生するので、従来のように特定遊技状態を発生
させるために特定玉検出器を設けなくてすむ。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記可
変入賞球装置が前記第一の状態に移行した回数が所定移
行回数に達したか、あるいは前記入賞玉検出手段の玉検
出数が所定検出数に達したか、のいずれか早い方を前記
所定期間の開始としたことを特徴とする。このように構
成することにより、前記可変入賞球装置が前記第一の状
態に移行した回数が所定移行回数に達するか,前記入賞
玉検出手段の玉検出数が所定検出数に達することで特定
遊技状態を終了するか否かを決定する弾球遊技機の場
合、多くの獲得玉数を得つつ、継続させることが可能に
なる。
【0007】また、請求項4の発明においては、前記可
変入賞球装置内で入賞玉を停留する玉停留装置を備え、
前記所定期間の開始に伴って前記玉停留装置による玉の
停留を解除し、所定期間内に前記排出玉検出手段に玉を
通過させ得る構成としたことを特徴とする。
【0008】また、請求項5の発明においては、前記可
変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定期間が
経過した時点で前記玉数比較手段の比較により入賞玉数
と排出玉数とが一致しないときに、これを異常と判定す
る異常判定手段を備えたことを特徴とする。このように
構成することにより、可変入賞球装置が第一の状態にな
ってから所定期間が経過したにも拘わらず入賞玉数と排
出玉数とが一致しない場合はこれを異常として検出する
ので、可変入賞球装置内で玉詰まりが生じたときには、
これを異常として検出することができる。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記可
変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定期間が
経過した時点で前記玉数比較手段の比較により入賞玉数
と排出玉数とが一致しないときに、これを異常と判定す
る異常判定手段と、該異常判定手段により異常と判定し
たときに、その異常判定時点から遊技状態を進行しない
ように遊技不能動化状態にする遊技不能動化手段と、前
記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一
致することを条件に遊技不能動化状態を解除して遊技状
態を進行可能にする遊技不能動化状態解除手段と、を備
えたことを特徴とする。このように構成することによ
り、可変入賞球装置が第一の状態になってから所定期間
が経過したにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致し
ない場合はこれを異常として検出するので、可変入賞球
装置内で玉詰まりが生じたときには、これを異常として
検出して遊技を不能動化することができるので、異常発
生状態での遊技を回避することができる。然も、入賞玉
数と排出玉数とが一致することを条件に遊技不能動化状
態を解除して遊技状態を進行可能にするので、その後の
処理も容易に行える。
【0010】また、請求項7の発明においては、前記可
変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定期間が
経過した時点で前記玉数比較手段の比較により入賞玉数
と排出玉数とが一致しないときに、これを異常と判定す
る異常判定手段と、前記玉数比較手段の比較により入賞
玉数と排出玉数とが一致しないときに、その入賞玉数と
排出玉数との誤差数を認識可能に表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする。このように構成することに
より、可変入賞球装置が第一の状態になってから所定期
間が経過したにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致
しない場合はこれを異常として検出するので、可変入賞
球装置内で玉詰まりが生じたときには、これを異常とし
て検出することができる。然も、この構成によれば、入
賞玉数と排出玉数との誤差数が報知されるので、玉詰ま
りが原因なのか、あるいはそれ以外で異常が発生したの
かを容易に判断することができる。
【0011】また、請求項8の発明においては、少なく
とも前記可変入賞球装置が前記第一の状態となってから
前記入賞玉検出手段による玉検出があるか否かを判定す
るまでの所定期間中に前記始動玉検出手段による玉検出
を無効にする一方、前記所定期間の経過後に前記入賞玉
検出手段による玉検出がないときは前記始動玉検出手段
による玉検出を有効にする始動玉受付制御手段を備えた
ことを特徴とする。このように構成することにより、始
動入賞の有効、無効の期間設定を効率よく行うことがで
き、ひいては無駄な待ち時間をなくすことができると共
に始動入賞の損をなくすことができる。特に、この構成
によれば、1個も可変入賞球装置に入賞しなかった場合
にその効果を顕著に発揮することができる。
【0012】また、請求項9の発明においては、前記可
変入賞球装置が第一の状態となってから前記入賞玉検出
手段による玉検出があるか否かを判定するまでの所定期
間中に前記始動玉検出手段による玉検出を無効にする一
方、前記所定期間内に前記入賞玉検出手段による玉検出
があったときは前記所定期間の経過後も前記始動玉検出
手段による玉検出を継続して無効にする一方、少なくと
も前記入賞玉検出手段による検出玉数と前記排出玉検出
手段による検出玉数とが一致したことを条件として前記
始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動玉受付制
御手段を備えたことを特徴とする。このように構成する
ことにより、始動入賞の有効、無効の期間設定を効率よ
く行うことができ、ひいては無駄な待ち時間をなくすこ
とができると共に始動入賞の損をなくすことができる。
特に、この構成によれば、可変入賞球装置に入賞した場
合にその効果を顕著に発揮することができる。
【0013】また、請求項10の発明においては、前記
特定遊技状態中は前記始動玉検出手段による玉検出を無
効にする一方、前記所定条件が成立せず且つ前記入賞玉
検出手段による玉検出数と前記排出玉検出手段による玉
検出数とが一致したことを条件として前記始動玉検出手
段による玉検出を有効にする始動玉受付制御手段を備え
たことを特徴とする。このように構成することにより、
始動入賞の有効、無効の期間設定を効率よく行うことが
でき、ひいては無駄な待ち時間をなくすことができると
共に始動入賞の損をなくすことができる。特に、この構
成によれば、特定遊技状態終了時にその効果を顕著に発
揮することができる。
【0014】また、請求項11の発明においては、前記
入賞玉検出手段による玉検出よりも先に前記排出玉検出
手段による玉検出があるときに、これを異常と判定する
異常判定手段を備えたことを特徴とする。このように構
成することにより、玉が発射できない不具合が発生した
ときでもこれをエラーとすることなく、入賞玉検出手段
の移動による不正を回避することができ、然も可変入賞
球装置(大入賞口)内の残留玉を監視することができ
る。
【0015】また、請求項12の発明においては、前記
可変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定期間
が経過した時点で前記玉数比較手段の比較により排出玉
数が入賞玉数より多いときに、これを異常と判定する異
常判定手段を備えたことを特徴とする。このように構成
することにより、玉が発射できない不具合が発生したと
きでもこれをエラーとすることなく、入賞玉検出手段の
移動による不正を回避することができ、然も可変入賞球
装置(大入賞口)内の残留玉を監視することができる。
【0016】また、請求項13の発明においては、少な
くとも前記可変入賞球装置が前記第一の状態となってか
らは前記始動玉検出手段による玉検出を無効にすると共
に、前記可変入賞球装置が前記第一の状態となって前記
入賞玉検出手段による玉検出があってから前記入賞玉検
出手段による玉検出数と前記排出玉検出手段による玉検
出数とが少なくとも一致するまでは前記始動玉検出手段
による玉検出を有効にしない始動玉受付制御手段を備え
たことを特徴とする。このように構成することにより、
残留玉の把握が可能になり、然も残留玉がある状態では
始動玉の検出を有効にしないで残留玉がなくなるまでを
待機状態とするので、軽微な玉止まり時には即座にこれ
を異常とすることなく、玉止まり状態を遊技者の判断に
委ねられ円滑な遊技が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1におい
て、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するた
めの誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール
2で区画された領域が遊技領域3を形成している。遊技
領域3のほぼ中央には、本実施形態の要部をなす可変入
賞球装置20が配置されている。可変入賞球装置20の
下方には、それぞれ始動玉検出器5a〜5cを内蔵した
左・中・右の始動入賞口4a〜4cが配置されている。
始動入賞口4a〜4cに打玉が入賞すると、これを始動
玉検出器5a〜5cが検出することで、可変入賞球装置
20を所定期間開放するようになっている。なお、始動
入賞口4a〜4cのうち左右の始動入賞口4a・4cに
入賞した場合は、可変入賞球装置20を1回開放し、始
動入賞口4a〜4cのうち中央の始動入賞口4bに入賞
した場合は、可変入賞球装置20を2回開放するように
なっている。また、このように始動玉検出器5a〜5c
の入賞検出に伴って可変入賞球装置20が開放動作を行
う状態を始動遊技状態という。また、遊技領域3には、
上記した構成以外にも、風車ランプ7a・7bを内蔵し
た風車6a・6b、風車8a・8b、サイドランプ10
a・10bを内蔵したサイドランプ飾り9a・9b、ア
ウト口11、等が設けられている。
【0018】次に、本実施形態の要部をなす可変入賞球
装置20について、図2乃至図4を参照して説明する。
可変入賞球装置20は、図2に示すように、当該可変入
賞球装置20を遊技盤1の表面に取り付けるための取付
基板21を有し、該取付基板21には、上部入賞空間2
2と下部入賞空間30が形成されている。上部入賞空間
22には、左右一対の開閉片23a・23bが回転可能
に設けられている。開閉片23a・23bは、それぞれ
周知のリンク機構を介してソレノイド24a・24bが
連結され、該ソレノイド24a・24bがONしたとき
に、上部入賞空間22を開放する方向に回転する一方、
ソレノイド24a・24bがOFFしたときに、上部入
賞空間22を閉鎖する方向に回転するようになってい
る。上部入賞空間22の底壁部分には、上部入賞空間2
2に入賞した打玉を検出する左右一対の入賞玉検出器2
5a・25bが設けられている。なお、入賞玉検出器2
5a・25bで検出された入賞玉は、入賞玉検出器25
a・25bを通過した後、取付基板21の左右両側に形
成された玉通路26a・26bを通って玉排出口27a
・27bから下部入賞空間30に送り込まれるようにな
っている。また、上部入賞空間22内の後面壁には、後
で詳述する特定遊技状態での開閉片23a・23bの残
り開放回数を表示する入賞個数・継続回数表示器28
と、可変入賞球装置20への入賞個数を表示する排出個
数・継続回数表示器29、が設けられている。
【0019】一方、下部入賞空間30には、玉排出口2
7a・27bから送り込まれた入賞玉を後方に向かって
転動させる下部転動板31と、該下部転動板31の下流
端に形成された開口32と、該開口32を落下した玉を
検出する左右一対の残留玉検出器33a・33bと、開
口32を開閉する開閉板34と、該開閉板34の上方位
置で回転する回転ドラム36と、該回転ドラム36の上
端部後方に配された上部転動板40、が設けられてい
る。開閉板34は、ソレノイド35が連結され、該ソレ
ノイド35がONしたときに、開口32を閉鎖する方向
に進出移動する一方、ソレノイド35がOFFしたとき
に、開口32を開放する方向に退行移動するようになっ
ている。回転ドラム36は、各連結ギヤ37a〜37c
を介してモータ38が連結され、該モータ38の駆動に
伴って常時一定速度で一方向(図4に示す矢印方向)に
回転するようになっている。また、回転ドラム36の周
面には、左・中・右の横一列3箇所に永久磁石39a〜
39cが埋設されている。これにより、回転ドラム36
は、開閉板34による開口32の閉鎖状態で、開閉板3
4上に停留される玉を永久磁石39a〜39cの磁力に
よって吸引し、これを回転動作に伴って上部転動板40
に送り込むようになっている。
【0020】上部転動板40の後方側には、中央を境と
して左右方向に下り傾斜する各傾斜部40a・40bが
形成されており、該傾斜部40a・40bの下流側(左
右両側)には、傾斜部40a・40bを転動した玉を再
度下部転動板31上に送り込む玉通路41a・41bが
形成されている。なお、傾斜部40a・40bは、後方
側へも若干下り傾斜している。また、上部転動板40の
後方中央には、特定受入口42が設けられ、該特定受入
口42の前方には、左右一対の可動部材43a・43b
が設けられている。可動部材43a・43bには、それ
ぞれ回転軸44a・44bが一体的に取り付けられ、該
回転軸44a・44bの後端には、ソレノイド45を連
結した連結部材46の各連動部46a・46bが一体的
に取り付けられている。なお、連結部材46は、ソレノ
イド45を構成するプランジャ45aの進退動作を回転
軸44a・44b(可動部材43a・43b)の回転動
作に変換するものである。これにより、可動部材43a
・43bは、ソレノイド45がONしたときに、特定受
入口42の前方を遮断する方向(図2に示す矢印方向)
に回転する一方、ソレノイド45がOFFしたときに、
特定受入口42前方の遮断を解除する方向に回転するよ
うになっている。また、特定受入口42の外周には、装
飾用のLED表示器47が複数設けられる一方、特定受
入口42の内部には、特定受入口42に入った玉を検出
する特定玉検出器48が設けられている。特定玉検出器
48の下流側には、検出した玉を開閉板34の下方位置
を通して残留玉検出器33aに送り込む玉通路49が形
成されている。
【0021】ところで、上記した可変入賞球装置20等
を構成する各種作動部材は、図5に示すように、CPU
51、ROM52、及びRAM53を備えた遊技制御回
路基板50によってその作動が制御されるようになって
いる。具体的に、遊技制御回路基板50は、特定玉検出
器48、始動玉検出器5a〜5c、残留玉検出器33a
・33b、及び入賞玉検出器25a・25bから個々の
検出信号を入力する。そして、これら検出信号の入力に
基づいて、遊技制御回路基板50は、サイドランプ10
a・10b、風車ランプ7a・7b、各ソレノイド24
a・24b・35・45、モータ38、入賞個数・継続
回数表示器28、LED表示器47、排出個数・継続回
数表示器29、発射モータ61、スピーカ62の各種作
動部材に制御信号を出力して各種作動部材の作動を所定
態様で制御する。なお、発射モータ61、及びスピーカ
62に対しては、別途制御基板を介して制御されるもの
でもよい。
【0022】次に、上記した遊技制御回路基板50によ
る入賞玉判定について図6のフローチャートを参照して
説明する。図6において、先ず、入賞玉検出器25a・
25bがONしたか否かが判別される(SP1)。SP
1で入賞玉検出器25a・25bがONした場合は、次
にチェックカウンタが最大であるか否かが判別される
(SP2)。SP2でチェックカウンタが最大でないと
きは、チェックカウンタに1を加算し(SP3)、次に
判定タイミングであるか否かを判別する(SP4)。そ
して、SP4で判定タイミングのときは、後述する始動
入賞制御中であるか否かを判別する(SP5)。SP5
で始動入賞制御中のときは、入賞玉カウンタに1を加算
(SP8)した後に、メインフローに復帰する。一方、
SP5で始動入賞制御中でないときは、後述する大当り
制御中であるか否かを判別する(SP6)。SP6で大
当り制御中のときは、前記SP8に移行する一方、大当
り制御中でないときは、エラーフラグBをセット(エラ
ー報知B)して(SP7)、メインフローに復帰する。
また、上記したSP2でチェックカウンタが最大のとき
は、エラーフラグAをセット(エラー報知A)して(S
P9)、メインフローに復帰する。また、上記したSP
1で入賞玉検出器25a・25bがONしていない場合
は、チェックカウンタをクリア(SP10)すると共
に、エラーフラグAをクリア(エラー報知Aを解除)し
て(SP11)、メインフローに復帰する。
【0023】なお、上記したSP4の判別により、判定
タイミングまでON検出が続かないと、入賞と判定しな
いので、ノイズによりONしてもON時間が短いので入
賞と判定しない。つまり、ノイズによる誤検出がないよ
うになっている。これは、図7の排出玉判定におけるS
Q4の判別においても同様のことがいえる。
【0024】次に、上記した遊技制御回路基板50によ
る排出玉判定について図7のフローチャートを参照して
説明する。図7において、先ず、排出玉を検出するため
の残留玉検出器33a・33bがONしたか否かが判別
される(SQ1)。SQ1で残留玉検出器33a・33
bがONした場合は、次にチェックカウンタが最大であ
るか否かが判別される(SQ2)。SQ2でチェックカ
ウンタが最大でないときは、チェックカウンタに1を加
算し(SQ3)、次に判定タイミングであるか否かを判
別する(SQ4)。そして、SQ4で判定タイミングの
ときは、後述する始動入賞制御中であるか否かを判別す
る(SQ5)。SQ5で始動入賞制御中のときは、残留
玉カウンタに1を加算(SQ8)した後に、メインフロ
ーに復帰する。一方、SQ5で始動入賞制御中でないと
きは、後述する大当り制御中であるか否かを判別する
(SQ6)。SQ6で大当り制御中のときは、前記SQ
8に移行する一方、大当り制御中でないときは、エラー
フラグDをセット(エラー報知D)して(SQ7)、メ
インフローに復帰する。また、上記したSQ2でチェッ
クカウンタが最大のときは、エラーフラグCをセット
(エラー報知C)して(SQ9)、メインフローに復帰
する。また、上記したSQ1で残留玉検出器33a・3
3bがONしていない場合は、チェックカウンタをクリ
ア(SQ10)すると共に、エラーフラグCをクリア
(エラー報知Cを解除)して(SQ11)、メインフロ
ーに復帰する。
【0025】以上、図6及び図7の各判定プロセスによ
り、スイッチ(入賞玉検出器、残留玉検出器)の断線又
はショート、スイッチ上の玉詰りが監視でき、そのよう
な不具合が発生した場合、これに基づいてエラー報知が
行える。また、通常状態でONするはずがないのにON
した場合、電波などで不正にスイッチがONされた等の
不正があったことが考えられるので、そのような不正を
監視して極力不正を防止することができる。
【0026】次に、上記した遊技制御回路基板50によ
る可変入賞球装置20の作動制御について説明する。先
ず、前記始動遊技状態が発生すると、これに伴ってソレ
ノイド24a・24bが所定時間ONされて開閉片23
a・23bが開放する。その開放動作中に打玉が上部入
賞空間22内に入賞すると、その入賞玉は入賞玉検出器
25a・25bを通って下部入賞空間30に送り込まれ
る。また、開閉板34は、遊技制御回路基板50による
ソレノイド35のON制御により、入賞玉検出器25a
・25bが入賞玉を検出してから所定時間が経過するま
で開口32を閉鎖する方向に移動する。そして、下部入
賞空間30に送り込まれた玉は、開口32の閉鎖時間内
で回転ドラム36のいずれかの永久磁石39a〜39c
に吸引されると、回転ドラム36の回転に伴って上部転
動板40に送り込まれる。このとき、開閉板34上に停
留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39cに吸引
された場合、その入賞玉は、100%の確率で玉通路4
1a・41bに送られる。なお、この時点で、開閉板3
4は、遊技制御回路基板50によるソレノイド35のO
FF制御により、開口32を開放する方向に移動してい
る。そして、玉通路41a・41bに送られた玉は、下
部転動板31を通って開口32を落下し、残留玉検出器
33a・33bに送り込まれる。一方、開閉板34上に
停留された入賞玉が中央の永久磁石39bに吸引された
場合、その入賞玉は、かなり高い確率(100%ではな
い)で特定受入口42に送られる。そして、特定受入口
42に送られた玉(V入賞した玉)は、特定玉検出器4
8を通過した後に玉通路49を通って残留玉検出器33
aに送り込まれる。また、このとき、特定玉検出器48
での玉の通過(特定玉検出器48による玉の検出)によ
って特定遊技状態が発生する(実際は、特定遊技状態を
発生させる権利が得られるだけで、入賞玉数と排出玉数
とが一致した時点で初めて特定遊技状態が発生する)。
なお、残留玉検出器33a・33bを通過した玉は、図
示しない玉通路を通って入賞玉集合カバー体(図示しな
い)に集められる。また、残留玉検出器などは、入賞玉
集合カバー体などに設けられるものでもよい。
【0027】上記した特定遊技状態においては、遊技制
御回路基板50によりソレノイド35がON/OFF制
御されることで、開閉片23a・23bが所定時間の開
放動作を18回繰り返す(18回の開閉サイクル)。な
お、開閉サイクルが18回終了する以前に、10個の入
賞玉が検出された場合には、その時点で開閉片23a・
23bの開放動作を終了する。また、開閉片23a・2
3bの開閉サイクル中は、各ソレノイド35・45が常
時ONされることで、開閉板34は常に開口32を閉鎖
し、可動部材43a・43bは常に特定受入口42の前
方を遮断する。これにより、開閉サイクル中に可変入賞
球装置20に入賞した玉は、開閉サイクルの終了時点ま
では開口32を落下することがない。従って、開閉板3
4上に停留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39
cに吸引された場合、その入賞玉は、玉通路41a・4
1bを通って下部転動板31に送り込まれ、再度開閉板
34上に停留される。一方、開閉板34上に停留された
入賞玉が中央の永久磁石39bに吸引された場合、その
入賞玉は、特定受入口42前方の可動部材43a・43
bに受け止められる。その後、開閉サイクルの終了と同
時に、各ソレノイド35・45がOFFされることで、
開閉板34は開口32を開放し、可動部材43a・43
bは特定受入口42前方の遮断を解除する。これによ
り、可動部材43a・43bに受け止められた入賞玉
は、上部転動板40を真直ぐ後方に転動して特定受入口
42に入る。そして、特定受入口42に入った玉(V入
賞した玉)は、特定玉検出器48を通過することで、以
上のような18回の開閉サイクルの継続権を成立させ、
所定のインターバル時間の経過後に再度開閉片23a・
23bを開放する。なお、開閉サイクルの許容継続回数
は、最高16回(16ラウンド)まで許容されるように
なっている。また、このような特定遊技状態において、
入賞個数・継続回数表示器28は、開閉片23a・23
bの残り開放回数(残りのラウンド回数)を表示し、排
出個数・継続回数表示器29は、1ラウンド毎に入賞個
数を表示するようになっている。また、開閉サイクル及
びラウンド回数は、特に18回、及び16回に限定せ
ず、1回でも複数回でもよく、さらには可変表示器でラ
ウンド回数を決定するようなものでもよい。
【0028】次に、前記遊技制御回路基板50による始
動入賞制御を図8を参照して説明する。図8のフローチ
ャートにおいて、先ず、始動入賞口4a〜4cへの入賞
があるか否か、言い換えれば始動玉検出器5a〜5cが
ONしたか否かを判別する(S1)。S1で始動入賞口
4a〜4cへの入賞があると判別すると、その時点で始
動入賞口4a〜4cへの入賞(始動玉検出器5a〜5c
での入賞玉の検出動作)を無効(S2)にしてタイマを
スタートさせる(S3)。そして、タイマ値が1.5を
越えた場合、言い換えれば始動入賞口4a〜4cへの入
賞時点から1.5秒が経過すると(S4)、次に入賞が
始動入賞口4a・4cへの入賞であるか否か、即ち開閉
片23a・23bを1回開放する入賞であるか否かを判
別する(S5)。S5で始動入賞口4a・4cへの入賞
でないとき、即ち始動入賞口4bへの入賞であり、開閉
片23a・23bを2回開放する入賞の場合は、2回開
放時の始動入賞制御(S6;以下に説明する1回開放時
の制御とはタイマ値が異なり、さらに1回目の開放と2
回目の開放との間のインターバル中も入賞があるか監視
を行う制御)を行ってメインフローに復帰する。
【0029】そして、S5で始動入賞口4a・4cへの
入賞であり、開閉片23a・23bを1回開放する入賞
の場合は、開閉片23a・23b(以下、これを大入賞
口ともいう)を開放して(S7)、タイマ値が2.0と
なったか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4cへの
入賞時点から2.0秒が経過したか否かを判別する(S
8)。S8で2.0秒が経過していない場合には、入賞
玉の有無(入賞玉検出器25a・25bのON/OF
F)を判別し(S9)、入賞玉がないときは前記S8に
戻る一方、入賞玉があるときは後述するS21に移行す
る。一方、S8で2.0秒が経過した場合には、大入賞
口を閉鎖し(S10)、入賞玉の有無を判別する(S1
1)。S11で入賞玉がある場合は、S21に移行する
一方、入賞玉がない場合は、排出玉の有無(排出玉検出
器33a・33bのON/OFF)を判別する(S1
2)。S12で排出玉がある場合は、後述するS29に
移行する一方、排出玉がない場合は、タイマ値が3.0
となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4cへ
の入賞時点から3.0秒(大入賞口が閉鎖してから1.
0秒)が経過したか否かを判別する(S13)。S13
で3.0秒が経過していない場合には、前記S11に戻
る一方、3.0秒が経過した場合には、始動口の無効を
解除(有効に)する(S14)。この3.0秒(大入賞
口が閉鎖してから1.0秒)は、入賞した入賞玉が入賞
玉検出器25a・25bで検出されるのに十分な時間に
設定しているので、この時間が経過したのにも拘わら
ず、入賞玉の検出がないときは、入賞した玉がないと判
断して、始動口の無効を解除し(有効にし)、即座に次
の始動入賞を受け付けるようにできる分けである。その
後は、タイマをクリア(S15)すると共に、カウンタ
をクリア(S16)する。そして、エラー報知2の実施
中であるか否かを判別し(S17)、エラー報知2の実
施中でないときはそのまま後述するS19に移行する一
方、エラー報知2の実施中のときはエラー解除(S1
8)を行ってS19に移行する。S19では、V入賞の
有無(特定玉検出器48のONによってV入賞フラグが
セットされたか否か)を判別する。S19でV入賞がな
い場合は、そのままメインフローに復帰する一方、V入
賞がある場合は、V入賞フラグをクリアして後述する大
当り制御(S20)を行い、その後メインフローに復帰
する。
【0030】また、S21では、V受付(以下、これを
特定玉検出有効期間ともいう)を有効にする。なお、こ
こでいうV受付の有効とは、特定玉検出器48での通過
玉の検出動作を有効にすることをいう。その後、入賞玉
検出器25a・25bで検出した入賞玉のカウント数
(同図中には、入賞玉カウンタと記載)が、残留玉検出
器33a・33bで検出した入賞玉のカウント数(同図
中には、残留玉カウンタと記載)と一致するか否かを判
別することで、下部入賞空間30内に入賞玉が残留して
いるか否かを判別する(S22)。S22で入賞玉カウ
ンタが残留玉カウンタと一致して下部入賞空間30内に
入賞玉が残留していないと判別した場合は、S23に移
行して、V受付を終了した後に前記S15に移行する。
一方、S22で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致
せずに下部入賞空間30内に入賞玉が残留していると判
別した場合は、タイマ値が12となったか否か、言い換
えれば始動入賞口4a〜4cへの入賞時点から12秒
(大入賞口が閉鎖してから10秒)が経過したか否かを
判別する(S24)。S24で12秒が経過していない
ときはそのまま後述するS27に移行する一方、12秒
が経過したときはタイマをクリアする(S25)。そし
て、エラー報知2(図28(B)に示すように、で「E
2」と表示)を実施すると共に遊技を不能動化して(S
26)、S27に移行する。つまり、入賞玉が排出され
るのに十分な時間が経過しているのにも拘わらず、玉が
排出されない状態なので、玉詰まりしたことなどが考え
られるため、遊技を中断(待機状態)し、異常状態を報
知するのである。S27では、V入賞の有無を判別し、
V入賞がない場合は、そのまま前記S22に移行する一
方、V入賞がある場合は、V受付を終了(S28)した
後に前記S22に移行する(V入賞があったときはV入
賞フラグがセットされる)。なお、図28(B)に示す
ような表示器28・29でのエラー報知2では、「E
2」の表示と入賞玉数及び排出玉数の表示(図28
(B)中では、入賞玉数が9個、排出玉数が7個の場合
を例示)を交互に繰り返すことで、入賞玉数と排出玉数
との誤差を報知するようになっている。
【0031】また、前述したS12で排出玉があった場
合は、S29に移行する。S29では、エラー報知1
(図28(A)に示すように、表示器28・29で「E
1」と表示)を実施すると共に遊技を不能動化する。こ
れによって入賞玉検出器の移動などの不正行為が防止で
きる。その後は、タイマをクリア(S30)すると共
に、カウンタをクリア(S31)し、入賞玉の有無を判
別する(S32)。S32で入賞玉がないときはそのま
まメインフローに復帰する一方、入賞玉があるときはエ
ラー解除(S33)を行ってメインフローに復帰する。
なお、このようなS33からメインフローへの流れで
は、V受付(特定玉検出)が有効になっていない(無効
になっている)ときにエラーとなっているので、そのま
ま始動入賞制御を終了するが、例えば、大入賞口の開放
後にV有効になるのなら、S19に移行してV入賞をチ
ェックするようにしてもよい。
【0032】なお、上記した制御において、開閉片23
a・23bの開放中に入賞玉検出器25a・25bで入
賞が検出される可能性がないような構造とした場合に
は、S9のステップを削除するようにしてもよい。ま
た、図8の制御では、S12で排出玉の有無を判別し、
排出玉がある場合にエラー報知1を行うようにしている
が、さらに通常の遊技状態(大入賞口も開放していな
い、入賞玉又は排出玉の検出があり得ない状態)で入賞
玉又は排出玉の異常があれば、エラーをかけるようにし
てもよい。
【0033】次に、上記した始動入賞制御の具体的な制
御を図9乃至図15を参照して説明する。なお、通常の
遊技状態において、始動有効期間は、始動玉検出器5a
〜5cがONするまで有効が継続され、特定玉有効期間
は、入賞玉検出器25a・25bがONするまで無効が
継続される。先ず、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b又は大入賞口ともいう)の1回の開放動作(始動
入賞口4a・4cへの入賞に伴う開放動作) において入
賞がない場合は、図9に示すように、左右の始動玉検出
器5a・5cがONすると、そのON時点から始動有効
期間が無効となる。また、始動玉検出器5a・5cのO
N時点から1.500秒後には、可変入賞球装置20の
開閉片23a・23b(ソレノイド24a・24b)が
0.500秒間開放(ON)する。そして、開閉片23a
・23bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉が入賞
せず、入賞玉検出器25a・25bがONしないと、開
閉片23a・23bの閉鎖から1.000秒後に始動有
効期間が有効に切り替わる。但し、この構成において、
残留玉検出器33a・33bだけがONした場合は、エ
ラーとなる。一方、特定玉有効期間は、可変入賞球装置
20の開閉片23a・23bの閉鎖から1.000秒が
経過した時点までに入賞玉検出器25a・25bによる
入賞玉の検出がないため、有効に切り替わることなく無
効が継続する。
【0034】次に、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b又は大入賞口ともいう)の1回の開放動作(始動
入賞口4a・4cへの入賞に伴う開放動作) において入
賞が検出されなかったにも拘わらず排出玉の検出があっ
た場合は、図10に示すように、左右の始動玉検出器5
a・5cがONすると、そのON時点から始動有効期間
が無効となる。また、始動玉検出器5a・5cのON時
点から1.500秒後には、可変入賞球装置20の開閉
片23a・23b(ソレノイド24a・24b)が0.
500秒間開放(ON)する。そして、開閉片23a・2
3bの閉鎖から1.000秒が経過した時点までに入賞
玉検出器25a・25bがONしないにも拘わらず、残
留玉検出器33a・33bだけがONした場合は、その
検出時点でエラー報知を行う。なお、このとき自動復帰
はしない(電源を遮断しないとエラー解除できない)。ま
た、特定玉有効期間及び始動有効期間は、それぞれ無効
状態が継続される。なお、入賞玉数と排出玉数とを一致
させれば、エラー解除して復帰するようにしてもいい
が、不正が考えられるので、一致させても復帰しない方
が望ましい。
【0035】次に、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4cへの
入賞に伴う開放動作) において入賞があり且つ入賞玉が
正常に排出された場合は、図11に示すように、左右の
始動玉検出器5a・5cがONすると、そのON時点か
ら始動有効期間が無効となる。また、始動玉検出器5a
・5cのON時点から1.500秒後には、可変入賞球
装置20の開閉片23a・23b(ソレノイド24a・
24b)が0.500秒間開放(ON)する。そして、開
閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装置20内に
打玉が入賞して、可変入賞球装置20の開閉片23a・
23bの閉鎖から1.000秒が経過した時点までに入
賞玉検出器25a・25bによる入賞玉の検出がある
と、その検出時点から特定玉有効期間が有効となる。そ
の後は、残留玉検出器33a・33bがONした時点で
始動有効期間は有効に切り替えられ、特定玉有効期間は
無効に切り替えられる。なお、可変入賞球装置20の開
閉片23a・23bの閉鎖から1.000秒が経過する
までに入賞玉検出器25a・25bにより2個目以降の
入賞玉の検出がある場合では、残留玉検出器33a・3
3bが最後にONした時点(図8においては、2個の入
賞がある場合を例示しているため、残留玉検出器33a
・33bが2個目の入賞玉を検出した時点)で始動有効
期間は有効に切り替えられ、特定玉有効期間は無効に切
り替えられる。なお、可変入賞球装置20の開閉片23
a・23bが開閉中でも、入賞玉検出器25a・25b
で最初の入賞玉を検出すれば、その時点で特定玉の検出
が有効となる。
【0036】ところで、上記図11に示したように、本
実施形態では、入賞玉検出器25a・25bによる入賞
玉の検出に基づいて特定玉有効期間(特定玉の検出)を
有効に切り替えるようになっている。このため、可変入
賞球装置から入賞玉検出器を取り除く不正(大当り中に
入賞玉数のカウントをなくして大量の景品玉を払出させ
る等のため)を行った場合には、特定玉有効期間を有効
にすることができなくなってしまうので、そのような不
正を防止することができる。
【0037】次に、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4cへの
入賞に伴う開放動作) において入賞があり且つ入賞玉が
正常に排出され且つ特定玉検出がある場合は、図12に
示すように、左右の始動玉検出器5a・5cがONする
と、そのON時点から始動有効期間が無効となる。ま
た、始動玉検出器5a・5cのON時点から1.500
秒後には、可変入賞球装置20の開閉片23a・23b
(ソレノイド24a・24b)が0.500秒間開放
(ON)する。そして、開閉片23a・23bの開放中に
可変入賞球装置20内に打玉が入賞して、可変入賞球装
置20の開閉片23a・23bの閉鎖から1.000秒
が経過した時点までに入賞玉検出器25a・25bによ
る入賞玉の検出があると、その検出時点から特定玉有効
期間が有効となる。その後は、特定玉検出器48がON
してV入賞があるので、特定玉有効期間は、可変入賞球
装置20の開閉片23a・23bの閉鎖から2.000
秒が経過した場合であっても、その特定玉検出器48が
玉を検出する時点までが有効となり、特定玉検出器48
で検出直後に無効に切り替えられる。また、そのV入賞
時点で音やランプによってV入賞した旨を報知(大当り
報知)する。そして、特定玉検出器48で検出された玉
が残留玉検出器33a・33bで検出された時点から所
定期間(1.5秒)のインターバルを置いた後に特定遊
技状態を発生させるようになっている。なお、始動有効
期間は、入賞玉検出器25a・25bによる玉検出後、
無効が継続される。また、特定玉有効期間は、特定遊技
状態としての可変入賞球装置20の開閉片23a・23
bの開放と同時に再度有効になる。
【0038】ところで、上記図12に示したように、本
実施形態では、入賞玉検出器25a・25bによる入賞
玉の検出に基づいて特定玉有効期間(特定玉の検出)を
有効に切り替えるようになっている。このため、可変入
賞球装置から入賞玉検出器を取り除く不正(大当り中に
入賞玉数のカウントをなくして大量の景品玉を払出させ
る等のため)を行った場合には、特定玉有効期間を有効
にすることができなくなってしまうので、そのような不
正を防止することができる。
【0039】次に、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4cへの
入賞に伴う開放動作) において入賞があり且つ入賞玉が
正常に排出されなかった場合は、図13に示すように、
左右の始動玉検出器5a・5cがONすると、そのON
時点から始動有効期間が無効となる。また、始動玉検出
器5a・5cのON時点から1.500秒後には、可変
入賞球装置20の開閉片23a・23b(ソレノイド2
4a・24b)が0.500秒間開放(ON)する。そし
て、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装置2
0内に打玉が入賞して、可変入賞球装置20の開閉片2
3a・23bの閉鎖から1.000秒が経過した時点ま
でに入賞玉検出器25a・25bによる入賞玉の検出が
あると、その検出時点から特定玉有効期間が有効とな
る。その後、可変入賞球装置20の開閉片23a・23
bの閉鎖から10.000秒が経過した時点までに残留
玉検出器33a・33bがONしないと、この時点で異
常発生と判断してエラー報知(エラー報知2と共に遊技
不能動化)を行う。
【0040】次に、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b)の2回の開放動作(始動入賞口4bへの入賞に
伴う開放動作) において入賞がない場合は、図14に示
すように、中央の始動玉検出器5bがONすると、その
ON時点から始動有効期間が無効となる。また、始動玉
検出器5bのON時点から1.500秒後には、可変入
賞球装置20の開閉片23a・23b(ソレノイド24
a・24b)が0.800秒間開放(ON)し、0.90
0秒間のインターバル(閉鎖)を置いた後に、再度0.
800秒間開放(ON)する。そして、開閉片23a・2
3bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉が入賞せ
ず、入賞玉検出器25a・25bがONしないと、開閉
片23a・23bの2回目の開放動作における閉鎖から
2.000秒後に始動有効期間が有効に切り替わる。但
し、残留玉検出器33a・33bだけがONしたときに
は、前記図10の構成と同様に、エラーとなる。一方、
特定玉有効期間は、可変入賞球装置20の開閉片23a
・23bの2回目の開放動作における閉鎖から2.00
0秒が経過した時点までに入賞玉検出器25a・25b
による入賞玉の検出がないため、有効に切り替わること
なく無効が継続する。
【0041】次に、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b)の2回の開放動作(始動入賞口4bへの入賞に
伴う開放動作) において入賞があり且つ入賞玉が正常に
排出された場合は、図15に示すように、中央の始動玉
検出器5bがONすると、そのON時点から始動有効期
間が無効となる。また、始動玉検出器5bのON時点か
ら1.500秒後には、可変入賞球装置20の開閉片2
3a・23bが0.800秒間ON(開放)し、0.90
0秒間のインターバルを置いた後に、再度0.800秒
間ON(開放)する。そして、開閉片23a・23bの開
放中に可変入賞球装置20内に打玉が入賞して、可変入
賞球装置20の開閉片23a・23bの閉鎖から1.0
00秒が経過した時点までに入賞玉検出器25a・25
bによる入賞玉の検出があると、その入賞玉の検出時点
から特定玉有効期間が有効となる。なお、図11におい
ては、可変入賞球装置20の開閉片23a・23bの閉
鎖から1.000秒が経過するまでに、複数(2個)の入
賞玉がある場合を例示しているが、この場合には、1個
目の入賞玉の検出時点から特定玉有効期間が有効とな
る。その後は、残留玉検出器33a・33bが最後にO
Nした時点(残留玉検出器33a・33bが2個目の入
賞玉を検出した時点)で始動有効期間は有効に切り替え
られ、特定玉有効期間は無効に切り替えられる。
【0042】ところで、従来では、始動入賞があった場
合、可変入賞球装置を閉鎖してから所定時間(特定玉有
効期間を含む)までを始動有効期間の無効期間として予
め設定していた。このため、可変入賞球装置への入賞が
ない場合でも始動入賞の無効期間が長くなってしまい、
この時間が無駄な時間となっていた。そこで、従来で
は、入賞玉が入賞空間内を落下するのに十分で且つ短い
時間を設定しなければならないので面倒であった。これ
に対して、上記した図8に示す始動入賞制御の構成によ
れば、入賞がないにも拘わらず始動入賞の無効期間が経
過するのを待つ必要がない。さらには、異常を判断する
ためだけの時間を設定すればよく、可変入賞球装置(役
物)内で玉を遊ばせる時間を長くとることができる。
【0043】なお、特定玉有効期間及び始動有効期間の
制御は、上記した構成に限定しない。例えば、始動入賞
時から大入賞口が開くまで始動有効期間を有効にすると
か、大入賞口の開放時から特定玉有効期間を有効にする
ようにしてもよい。また、可変入賞球装置において、開
閉部材(開閉片)は1つでもよく、横スライド方式や前後
開放方式のものであってもよい。また、入賞玉検出器等
の玉の検出手段は、フォトスイッチやマイクロスイッチ
等でもよく、実施形態中に記載のものに限定しない。
【0044】また、図8に示す始動入賞制御の変形例と
して、図16に示すフローを追加してもよい。即ち、前
記S21を処理した後に、タイマ値が4.0となったか
否か、言い換えれば始動入賞口4a・4cへの入賞時点
から4.0秒(大入賞口が閉鎖してから2秒)が経過し
たか否かを判別する(SA1)。SA1で4.0秒が経
過していない場合には、前記S27に移行する一方、
4.0秒が経過した場合には、入賞玉カウンタと残留玉
カウンタとが一致するか否かを判別する(SA2)。S
A2で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致して下部
入賞空間30内に入賞玉が残留していないと判別した場
合は、前記S23に移行する。一方、SA2で入賞玉カ
ウンタが残留玉カウンタと一致せずに下部入賞空間30
内に入賞玉が残留していると判別した場合は、入賞玉カ
ウンタが残留玉カウンタよりも多いか否かを判別する
(SA3)。SA3で入賞玉カウンタが残留玉カウンタ
よりも多い場合は、前記S24に移行する。一方、SA
3で入賞玉カウンタが残留玉カウンタよりも少ない場合
は、エラー報知1を実施すると共に遊技を不能動化(S
A4)すると共に、タイマをクリア(SA5)する。そ
の後は、再度、入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一
致するか否かを判別し(SA6)、入賞玉カウンタが残
留玉カウンタと一致しない場合は、前記SA4に戻る。
一方、SA6で入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一
致する場合は、エラー解除(SA7)を行うと共にカウ
ンタをクリア(SA8)し、前記S19に移行する。な
お、このような制御を大当り中も同様に行ってもよい。
即ち、V入賞時から、もしくは18回開放、10個入賞
から、所定時間(例えば、1秒)のタイマをセットし、
1秒後に入賞玉数と残留玉数をチェックする。そして、
残留玉数が入賞玉数よりも多い場合のみをエラーとす
る。また、このような場合には、不正も考えられるの
で、SA8の処理後はメインフローに復帰するようにし
て、例えV入賞していてもそれを無効にするようにして
もよい。こうすることで、入賞玉検出器の移動などによ
る不正行為を防止することができる。
【0045】次に、前述した図8の始動入賞制御におけ
る大当り制御(S20)を図17を参照して説明する。
図17のフローチャートにおいて、先ず、インターバル
タイマをスタートさせる(SB32)。そして、SB3
2でインターバルタイマのタイマ値が1.5となったか
否か、言い換えればインターバルタイマのスタート時点
から1.5秒が経過したか否かを判別し(SB33)、
1.5秒が経過したら、タイマをクリア(SB34)し
た後に、ラウンド数カウンタに1を加算する(SB
1)。その後、ラウンド数カウンタが16であるか否か
を判別し(SB35)、ラウンド数カウンタが16のと
きは、そのまま後述するSB3に移行する一方、ラウン
ド数カウンタが16以外のときは、V受付を有効(SB
2)にした後に、SB3に移行する。SB3では、始動
口(始動玉検出器5a〜5cの検出)を無効にし、次に
開閉片23a・23bの開閉動作を行う(SB4)。そ
の後、入賞玉カウンタ(入賞玉検出器25a・25bに
よってカウントされた入賞玉数)が10であるか否かを
判別する(SB5)。SB5で入賞玉カウンが10の場
合は、タイマをスタートさせる(SB6)と共に開閉片
23a・23bの開閉動作を終了させて(SB7)、後
述するSB10へ移行する。一方、SB5で入賞玉カウ
ンタが10でない場合は、開閉片23a・23bが18
回開放したか否かを判別し(SB8)、18回開放した
場合は、SB6に移行する一方、18回開放していない
場合は、V入賞しているか否かを判別する(SB9)。
SB9でV入賞していない場合は、前記SB4に移行す
る一方、V入賞している場合は、前記SB6に移行す
る。
【0046】また、SB10では、タイマ値が10とな
ったか否か、言い換えれば10個の入賞玉が検出された
時点あるいは開閉片23a・23bが18回の開放を終
了した時点から10秒が経過したか否かを判別する。S
B10で10秒が経過していない場合には、入賞玉カウ
ンタと残留玉カウンタとが一致するか否かを判別する
(SB11)。そして、SB11で入賞玉カウンタが残
留玉カウンタと一致しない場合は、V入賞しているか否
かを判別し(SB12)、V入賞していない場合は、前
記SB10に移行する一方、V入賞している場合は、後
述するSB17に移行する。また、SB11で入賞玉カ
ウンタと残留玉カウンタとが一致する場合は、V受付を
終了(SB13)すると共に始動口を有効(SB14)
にし、その後、タイマをクリア(SB15)すると共に
カウンタをクリア(SB16)して(ラウンド数カウン
タを含め入賞玉カウンタ、残留玉カウンタ、V入賞フラ
グも合わせてクリアする)メインフローに復帰する。
【0047】また、SB17では、V受付を終了する。
その後は、SB18に進んで、入賞玉カウンタと残留玉
カウンタとが一致するか否かを判別する。SB18で入
賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しない場合は、後
述するSB24に移行する一方、入賞玉カウンタが残留
玉カウンタと一致する場合は、ラウンド数カウンタが1
6であるか否か、言い換えれば特定遊技状態が最終ラウ
ンドとなる16ラウンド中であるか否かを判別する(S
B19)。SB19で16ラウンド中の場合は、前記S
B14に移行する一方、16ラウンド以外のラウンド中
の場合は、インターバルタイマをスタートさせる(SB
20)。そして、SB20でインターバルタイマのタイ
マ値が1.5となったか否か、言い換えればインターバ
ルタイマのスタート時点から1.5秒が経過したか否か
を判別し(SB21)、1.5秒が経過したら、インタ
ーバルタイマをクリア(SB22)すると共にカウンタ
をクリア(SB23)して(ラウンド数カウンタはクリ
アせず、入賞玉カウンタ、残留玉カウンタ、に合わせて
V入賞フラグもクリアする)、前記SB1に戻る。
【0048】また、SB24では、タイマ値が10とな
ったか否か、言い換えれば10個の入賞玉が検出された
時点あるいは開閉片23a・23bが18回の開放を終
了した時点から10秒が経過したか否かを判別する。S
B24で10秒が経過した場合には、前記SB17に移
行する一方、10秒が経過していない場合には、エラー
報知2を実施すると共に遊技を不能動化して(SB2
5)、SB26に移行する。SB26では、V入賞して
いるか否かを判別し、V入賞している場合は、後述する
SB29に移行する。一方、SB26でV入賞していな
い場合は、入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一致す
るか否かを判別する(SB27)。SB27で入賞玉カ
ウンタと残留玉カウンタとが一致する場合は、エラー解
除(SB28)を行って前記SB13に移行する一方、
入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しない場合は、
前記SB25に移行する。また、SB29では、V受付
を終了し、その後、入賞玉カウンタと残留玉カウンタと
が一致するか否かを判別する(SB30)。そして、S
B30で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しない
場合は、前記SB25に移行する一方、入賞玉カウンタ
と残留玉カウンタとが一致する場合は、エラー解除(S
B31)を行って前記SB19に移行する。
【0049】なお、上記したエラー報知1・2は、前記
入賞個数・継続回数表示器28及び排出個数・継続回数
表示器29以外の各種ランプ・LEDを消灯して、入賞
個数・継続回数表示器28及び排出個数・継続回数表示
器29にそれぞれの態様で表示されるものであるが、こ
れに合わせて音などを発生させてエラーを報知するよう
にしてもよい。また、遊技制御不能動化は、始動入賞制
御では、始動有効期間を無効のままにすることであり、
大当り制御では、大当り中のプロセス処理を進行しない
ようにする、具体的には前記SB25〜SB27でルー
プして次の処理に移行させないものである。即ち、遊技
制御不能動化とは、次の状態に移行しないようにすもの
であればよく、これに合わせて打球発射を禁止にした
り、賞球を停止するようにしてもよい。また、SB3
2、SB33、SB20、SB21を設けずに、インタ
ーバルを置かずに即座に開閉片23a・23bを開放す
るようにしてもよい。また、最終ラウンド時は、V受付
有効にしておいて、入賞しても無効にするようにしても
よい。また、入賞玉数が排出玉数より多いときと、排出
玉数が入賞玉数より多いときとで、エラー報知の内容を
変えてもよい。
【0050】次に、上記した大当り制御の最終ラウンド
を除くラウンド(1〜15ラウンド)での具体的な制御を
図18乃至図21を参照して説明する。なお、特定遊技
状態の開始時点では、始動有効期間は無効となり、特定
玉有効期間は有効となる。また、最終ラウンドは、特定
玉検出器48で検出があっても次のラウンドに移行しな
い点(V受付終了したままとなっている。つまり、V受
付無効となっている。)を除けば、1〜15ラウンドと
同様の制御を行う。また、1回のラウンド中では、可変
入賞球装置20の開閉片23a・23bが0.800秒
間ON(開放)し、0.800秒間のインターバルを置い
た後に、再度0.800秒間ON(開放)し、トータルと
してこのような開放動作が18回繰り返し行われる。但
し、18回の開放が終了するまでに、10個の入賞があ
る場合には、その10個目の入賞玉の検出時点で開放動
作が終了する。先ず、1回のラウンド中に入賞玉が正常
に排出され且つラウンドが継続する場合は、図18に示
すように、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球
装置20内に打玉が入賞して、入賞玉検出器25a・2
5bが10個の入賞玉を検出し、さらにその10個の入
賞玉のうちいずれかが特定玉検出器48で検出される
と、その検出時点から特定玉有効期間が無効となる。そ
の後は、残留玉検出器33a・33bが最後にONした
時点(図18においては、残留玉検出器33a・33b
が10個目の残留玉を検出した時点)、つまり、入賞玉
数と排出玉数が一致した時点から1.500秒が経過し
た時点で、次のラウンドが開始されると共に、特定玉有
効期間が有効に切り替えられる。一方、始動有効期間
は、特定玉検出器48が入賞玉を検出してラウンド継続
が行われるため、有効に切り替わることなく無効が継続
する。なお、図18中では、特定玉有効期間を無効にす
るタイミングが特定玉の検出時点としているが、入賞玉
数と残留玉数がイコールになった(一致した)時点で特
定玉有効期間を無効にしてもよい。また、入賞玉数と残
留玉数が一致した時点から次のラウンドの1回目の開放
までの間で、始動有効期間を有効にするようにしてもよ
いが、その構成では、始動入賞によってその大当り動作
が中断されることがあるので、無効を継続される制御の
方が望ましい。
【0051】次に、1回のラウンド中に入賞玉が正常に
排出され且つラウンドが継続しない場合は、図19に示
すように、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球
装置20内に打玉が入賞して、入賞玉検出器25a・2
5bが10個の入賞玉を検出し、さらにその10個の入
賞玉のうちいずれの入賞玉も特定玉検出器48で検出さ
れないと、残留玉検出器33a・33bが最後にONし
た時点(図19においては、残留玉検出器33a・33
bが10個目の残留玉を検出した時点)で特定玉有効期
間が無効に切り替えられると共に、始動有効期間が有効
に切り替えられ、特定遊技状態が終了する。
【0052】次に、1回のラウンド中に入賞玉が正常に
排出されない場合は、図20に示すように、開閉片23
a・23bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉が入
賞して、入賞玉検出器25a・25bが10個の入賞玉
を検出したにも拘わらず、その10個目の入賞玉の検出
時点から10.000秒が経過するまでに残留玉検出器
33a・33bが全ての入賞玉(図20においては、1
0個の入賞玉)を検出しないと、この時点で異常発生(玉
詰まり)と判断してエラー報知(エラー報知2と遊技不
能動化)を行う。そして、店員によって玉詰まりが解消
されると共に特定玉検出器48がONされる(特定玉検
出器48に玉が通過される)と、その時点で特定玉有効
期間が無効に切り替えられる。その後は、店員によって
特定玉検出器48に通過された玉が残留玉検出器33a
・33bで検出されると、その検出時点から1.500
秒が経過した時点で、特定玉有効期間が有効に切り替え
られると共に、次のラウンドが開始される。一方、始動
有効期間は、特定玉検出器48が入賞玉を検出してラウ
ンド継続が行われるため、有効に切り替わることなく無
効が継続する。なお、エラー報知後の制御は、図20に
示すもの以外に、例え特定玉検出器48に入賞させて
も、特定遊技状態を終了して復帰するものでもよい。ま
た、電源を切らないとエラー状態が解除できないように
して、自動復帰しないようにしてもよい。また、自動復
帰は、始動入賞制御時も同様である。また、エラー報知
や遊技不能動化を行わなくても、異常信号を出力すると
か、打球発射停止のみとかでもよい。
【0053】次に、大当り制御の最終ラウンド (16ラ
ウンド)での具体的な制御の変形例を図21を参照して
説明する。図21に示すように、16ラウンドでは、開
閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装置20内に
打玉が入賞して、入賞玉検出器25a・25bが10個
の入賞玉を検出しても、その10個の入賞玉は、いずれ
も特定玉検出器48を通過することがないので、特定玉
有効期間は有効を継続し、始動有効期間は無効を継続す
る。そして、入賞玉検出器25a・25bが10個目の
入賞玉を検出した時点から1.000秒が経過した時点
で、特定玉有効期間が無効に切り替えられると共に、始
動有効期間が有効に切り替えられる。
【0054】次に、前記遊技制御回路基板50によるス
ピーカ62の効果音制御1を図22を参照して説明す
る。図22のフローチャートにおいて、先ず、始動入賞
口4a〜4cへの入賞があるか否か、言い換えれば始動
玉検出器5a〜5cがONしたか否かを判別する(SC
1)。SC1で始動入賞口4a〜4cへの入賞があると
判別すると、効果音Aをスピーカ62から出力する(S
C2)。なお、このとき、効果音に限らず、音声や音楽
(楽曲)を出力してもよい。その後、タイマをスタート
させ(SC3)、そのタイマ値が4.0を越えた場合、
言い換えれば効果音の発生から4.0秒が経過すると
(SC4)、タイマをクリア(SC5)して、入賞玉検
出器25a・25bで検出した入賞玉のカウント数(同
図中には、入賞玉カウンタと記載)が、残留玉検出器3
3a・33bで検出した(排出玉としての)入賞玉のカ
ウント数(同図中には、残留玉カウンタと記載)と一致
するか否かを判別することで、下部入賞空間30内に入
賞玉が残留しているか否かを判別する(SC6)。SC
6で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致して下部入
賞空間30内に入賞玉が残留していないと判別した場合
は(入賞玉カウンタと残留玉カウンタがそれぞれ0とな
った場合も含む)、SC7に移行して、効果音Bを出力
する。一方、SC6で入賞玉カウンタが残留玉カウンタ
と一致せずに下部入賞空間30内に入賞玉が残留してい
ると判別した場合は、次に、入賞玉カウンタが残留玉カ
ウンタよりも多いか否かを判別する(SC8)。そし
て、SC8で入賞玉カウンタが残留玉カウンタよりも多
いと判別した場合は、効果音Cを出力する(SC9)一
方、入賞玉カウンタが残留玉カウンタよりも少ないと判
別した場合は、メインフローに復帰する。なお、ここで
いうタイマの4.0秒の設定は、永久磁石39a・39
cに玉が吸い付くか吸い付かないかを判断するのに十分
な時間となっている。
【0055】次に、前記遊技制御回路基板50による各
表示器28・29の装飾表示制御1を図23を参照して
説明する。なお、各表示器28・29は、ドットマトリ
クスなので以下に示すような文字表示が可能である。図
23のフローチャートにおいて、先ず、始動入賞口4a
〜4cへの入賞があるか否か、言い換えれば始動玉検出
器5a〜5cがONしたか否かを判別する(SD1)。
SD1で始動入賞口4a〜4cへの入賞があると判別す
ると、「スタート」の文字を表示する(SD2)。その
後、タイマをスタートさせ(SD3)、そのタイマ値が
4.0を越えた場合、言い換えれば「スタート」の表示
から4.0秒が経過すると(SD4)、タイマをクリア
(SD5)して、入賞玉検出器25a・25bで検出し
た入賞玉のカウント数(同図中には、入賞玉カウンタと
記載)が、残留玉検出器33a・33bで検出した(排
出玉としての)入賞玉のカウント数(同図中には、残留
玉カウンタと記載)と一致するか否かを判別すること
で、下部入賞空間30内に入賞玉が残留しているか否か
を判別する(SD6)。SD6で入賞玉カウンタが残留
玉カウンタと一致して下部入賞空間30内に入賞玉が残
留していないと判別した場合は(入賞玉カウンタと残留
玉カウンタがそれぞれ0となった場合も含む)、SD7
に移行して、「マタネ」の文字を表示する。一方、SD
6で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致せずに下部
入賞空間30内に入賞玉が残留していると判別した場合
は、次に、入賞玉カウンタが残留玉カウンタよりも多い
か否かを判別する(SD8)。そして、SD8で入賞玉
カウンタが残留玉カウンタよりも多いと判別した場合
は、「チャンス」の文字を表示する(SD9)一方、入
賞玉カウンタが残留玉カウンタよりも少ないと判別した
場合は、メインフローに復帰する。なお、上記したSD
7及び前記SC7では、表示及び音が変わらないもので
もよく、さらには出力(表示)しないものでもよい。
【0056】次に、前記遊技制御回路基板50による可
動部材43a・43bの動作制御を図24を参照して説
明する。図24のフローチャートにおいて、先ず、始動
入賞口4a〜4cへの入賞があるか否か、言い換えれば
始動玉検出器5a〜5cがONしたか否かを判別する
(SE1)。SE1で始動入賞口4a〜4cへの入賞が
あると判別すると、タイマをスタートさせ(SE2)、
そのタイマ値が4.0を越えると(SE3)、入賞玉検
出器25a・25bで検出した(排出玉としての)入賞
玉のカウント数(同図中には、入賞玉カウンタと記載)
が、残留玉検出器33a・33bで検出した入賞玉のカ
ウント数(同図中には、残留玉カウンタと記載)と一致
するか否かを判別することで、下部入賞空間30内に入
賞玉が残留しているか否かを判別する(SE4)。SE
4で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致して下部入
賞空間30内に入賞玉が残留していないと判別した場合
は(入賞玉カウンタと残留玉カウンタがそれぞれ0とな
った場合も含む)、SE4に移行して、タイマをクリア
(SE5)してメインフローに復帰する。一方、SE4
で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致せずに下部入
賞空間30内に入賞玉が残留していると判別した場合
は、次に、入賞玉カウンタが残留玉カウンタよりも多い
か否かを判別する(SE6)。そして、SE6で入賞玉
カウンタが残留玉カウンタよりも多いと判別した場合
は、ソレノイド45をONすることで、特定玉検出器4
8を玉が通過し得るように可動部材43a・43bを閉
鎖する(SE7)。その後は、タイマ値が6.0を越え
ると(SE8)、ソレノイド45をOFFすることで、
特定玉検出器48を玉が通過しないように可動部材43
a・43bを開放し(SE9)、メインフローに復帰す
る。一方、SE6で入賞玉カウンタが残留玉カウンタよ
りも少ないと判別した場合は、エラーとなってメインフ
ローに復帰する。なお、ここでいうタイマの6.0秒の
設定は、永久磁石39a・39cに玉が吸い付き、玉が
可動部材43a・43bに停留されるのに十分な時間と
なっている。なお、一致しないということは、V入賞す
る可能性の玉があるということなので、そういう状態に
なったときに音や表示(光)で遊技を盛り上げ、V入賞
し易く制御する。
【0057】次に、前記遊技制御回路基板50によるス
ピーカ62の効果音制御2を図25を参照して説明す
る。図25のフローチャートにおいて、先ず、大当り中
か否かを判別する(SF1)。SF1で大当り中である
と判別すると、次に、入賞玉検出器25a・25bで検
出した入賞玉のカウント数(同図中には、入賞玉カウン
タと記載)から、残留玉検出器33a・33bで検出し
た入賞玉のカウント数(同図中には、残留玉カウンタと
記載)を減算した値が5より多いか否かを判別する(S
F2)。SF2で減算した値が5以下の場合は、効果音
Dをスピーカ62から出力する(SF3)。一方、SF
2で減算した値が5より多い場合は、効果音Eをスピー
カ62から出力する(SF4)。なお、このとき、効果
音に限らず、音声や音楽(楽曲)を出力してもよい。
【0058】次に、前記遊技制御回路基板50による各
表示器28・29の装飾表示制御2を図26を参照して
説明する。図26のフローチャートにおいて、先ず、大
当り中か否かを判別する(SG1)。SG1で大当り中
であると判別すると、次に、入賞玉検出器25a・25
bで検出した入賞玉のカウント数(同図中には、入賞玉
カウンタと記載)から、残留玉検出器33a・33bで
検出した入賞玉のカウント数(同図中には、残留玉カウ
ンタと記載)を減算した値が5より多いか否かを判別す
る(SG2)。SG2で減算した値が5以下の場合は、
各表示器28・29の表示色を赤にする(SG3)。一
方、SG2で減算した値が5より多い場合は、各表示器
28・29の表示色を緑にする(SG4)。なお、各表
示器28・29は、赤色と緑色の2色発光のドットマト
リクスから構成されている。表示器(表示手段)とは、
これに限らず、ランプ(LED、EL、蛍光管)などで
もよい。
【0059】次に、前記遊技制御回路基板50による開
閉板34の動作制御を図27を参照して説明する。図2
7のフローチャートにおいて、先ず、大当り中か否かを
判別する(SH1)。SH1で大当り中であると判別す
ると、次に、入賞玉検出器25a・25bで検出した
(排出玉としての)入賞玉のカウント数(同図中には、
入賞玉カウンタと記載)から、残留玉検出器33a・3
3bで検出した入賞玉のカウント数(同図中には、残留
玉カウンタと記載)を減算した値が5より多いか否かを
判別する(SH2)。SH2で減算した値が5以下の場
合は、開閉板34を閉鎖(SH3)した後に、また減算
した値が5より多い場合は、開閉板34を開放(SH
4)した後に、それぞれSH5に移行する。そして、S
H5では、ラウンド間のインターバル中であるか否かを
判別する。SH5でラウンド間のインターバル中でない
ときは、そのままメインフローに復帰する一方、ラウン
ド間のインターバル中のときは、開閉板34を開放(S
H6)した後にメインフローに復帰する。
【0060】次に、上記した各表示器28・29による
大当り中での具体的な表示について図29を参照して説
明する。図29において、先ず、ラウンド1の開始時に
は、表示器28・29に「01」が点滅表示されて、ラ
ウンド1が開始した旨を報知する。その後は、点滅表示
から点灯表示に切り替えられて「00」の表示となる。
そして、入賞玉検出器25a・25bで入賞玉を1個検
出する毎に左側の表示器28が1ずつカウントアップさ
れ、残留玉検出器33a・33bで排出玉を1個検出す
る毎に右側の表示器29が1ずつカウントアップされて
いく。なお、このような表示器28・29のカウントア
ップ表示は、大当り中に限らず始動入賞時に行ってもよ
い。その後、入賞玉検出器25a・25b又は残留玉検
出器33a・33bで10個の玉検出が行われると、個
々の表示器28・29で10を表す「F」の表示とな
り、入賞玉検出器25a・25b及び残留玉検出器33
a・33bでそれぞれ10個ずつ玉検出を行うと、表示
器28・29で「FF」を表示する。また、それまでに
V入賞がある場合は、その時点の個数を表示してから、
次のラウンドの開始と同時に点灯表示から点滅表示に切
り替えられてラウンド2を示す「02」の表示となるな
お、入賞玉数及び排出玉数を表示する表示手段は、上記
した実施形態に示したもの(表示器28・29)に限定
しない。例えば、図30に示すように、横一列に10個
のLED70を並設し、入賞が1個ある毎にLED70
を1個ずつ追加点灯していき(図30中には、3個の入
賞時点で左側3個のLED70を点灯表示した場合を例
示)、その後、排出が1個ある毎にLED70の点灯を
1個ずつ消灯していく(図30中には、3個の入賞時点
から1個の玉排出が検出されると、その時点で左側3個
のLED70のうち右端1個のLED70を消灯するこ
とで、左側2個のLED70の点灯表示に切り替わった
場合を例示)。
【0061】次に、本発明の第二実施形態について図3
1及び図32を参照して説明する。第二実施形態の始動
入賞制御を図31を参照して説明する。図31のフロー
チャートにおいて、先ず、始動入賞口4a〜4cへの入
賞があるか否か、言い換えれば始動玉検出器5a〜5c
がONしたか否かを判別する(SI1)。S1で始動入
賞口4a〜4cへの入賞があると判別すると、その時点
で始動入賞口4a〜4cへの入賞(始動玉検出器5a〜
5cでの入賞玉の検出動作)を無効(SI2)にしてタ
イマをスタートさせる(SI3)。そして、タイマ値が
1.5を越えた場合、言い換えれば始動入賞口4a〜4
cへの入賞時点から1.5秒が経過すると(SI4)、
次に入賞が始動入賞口4a・4cへの入賞であるか否
か、即ち開閉片23a・23bを1回開放する入賞であ
るか否かを判別する(SI5)。SI5で始動入賞口4
a・4cへの入賞でないとき、即ち始動入賞口4bへの
入賞であり、開閉片23a・23bを2回開放する入賞
の場合は、2回開放時の始動入賞制御(SI6;以下に
説明する1回開放時の制御とはタイマ値が異なり、さら
に1回目の開放と2回目の開放との間のインターバル中
も入賞があるか監視を行う制御)を行ってメインフロー
に復帰する。
【0062】そして、SI5で始動入賞口4a・4cへ
の入賞であり、開閉片23a・23bを1回開放する入
賞の場合は、開閉片23a・23b(以下、これを大入
賞口ともいう)を開放して(SI7)、タイマ値が2.
0となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4c
への入賞時点から2.0秒が経過したか否かを判別する
(SI8)。SI8で2.0秒が経過していない場合に
は、入賞玉の有無(入賞玉検出器25a・25bのON
/OFF)を判別し(SI9)、入賞玉がないときは前
記SI8に戻る一方、入賞玉があるときは後述するSI
21に移行する。一方、SI8で2.0秒が経過した場
合には、大入賞口を閉鎖し(SI10)、入賞玉の有無
を判別する(SI11)。SI11で入賞玉がある場合
は、SI21に移行する一方、入賞玉がない場合は、排
出玉の有無(排出玉検出器33a・33bのON/OF
F)を判別する(SI12)。SI12で排出玉がある
場合は、後述するSI29に移行する一方、排出玉がな
い場合は、タイマ値が4.0となったか否か、言い換え
れば始動入賞口4a・4cへの入賞時点から4.0秒
(大入賞口が閉鎖してから2.0秒)が経過したか否か
を判別する(SI13)。SI13で4.0秒が経過し
ていない場合には、前記SI11に戻る一方、4.0秒
が経過した場合には、始動口の無効を解除(有効に)す
る(SI14)。この4.0秒(大入賞口が閉鎖してか
ら2.0秒)は、入賞した入賞玉が入賞玉検出器25a
・25bで検出されるのに十分な時間に設定しているの
で、この時間が経過したのにも拘わらず、入賞玉の検出
がないときは、入賞した玉がないと判断して、始動口の
無効を解除し(有効にし)、即座に次の始動入賞を受け
付けるようにできるわけである。その後は、タイマをク
リア(SI15)すると共に、カウンタをクリア(SI
16)する。そして、エラー報知2の実施中であるか否
かを判別し(SI17)、エラー報知2の実施中でない
ときはそのまま後述するSI19に移行する一方、エラ
ー報知2の実施中のときはエラー解除(SI18)を行
ってSI19に移行する。SI19では、V入賞の有無
(特定玉検出器48のONによってV入賞フラグがセッ
トされたか否か)を判別する。SI19でV入賞がない
場合は、そのままメインフローに復帰する一方、V入賞
がある場合は、V入賞フラグをクリアして後述する大当
り制御(SI20)を行い、その後メインフローに復帰
する。
【0063】また、SI21では、V受付(以下、これ
を特定玉検出有効期間ともいう)を有効にする。なお、
ここでいうV受付の有効とは、特定玉検出器48での通
過玉の検出動作を有効にすることをいう。その後、入賞
玉検出器25a・25bで検出した入賞玉のカウント数
(同図中には、入賞玉カウンタと記載)が、残留玉検出
器33a・33bで検出した(排出玉としての)入賞玉の
カウント数(同図中には、残留玉カウンタと記載)と一
致するか否かを判別することで、下部入賞空間30内に
入賞玉が残留しているか否かを判別する(SI22)。
SI22で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致して
下部入賞空間30内に入賞玉が残留していないと判別し
た場合は、SI23に移行して、V受付を終了した後に
前記SI15に移行する。一方、SI22で入賞玉カウ
ンタが残留玉カウンタと一致せずに下部入賞空間30内
に入賞玉が残留していると判別した場合は、タイマ値が
12となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a〜4
cへの入賞時点から12秒(大入賞口が閉鎖してから1
0秒)が経過したか否かを判別する(SI24)。SI
24で12秒が経過していないときはそのまま後述する
SI27に移行する一方、12秒が経過したときはタイ
マをクリアする(SI25)。そして、エラー報知2を
実施すると共に遊技を不能動化して(S26)、S27
に移行する。つまり、入賞玉が排出されるのに十分な時
間が経過しているのにも拘わらず、玉が排出されない状
態なので、玉詰まりしたことなどが考えられるため、遊
技を中断(待機状態)し、異常状態を報知するのであ
る。SI27では、V入賞の有無を判別し、V入賞がな
い場合は、そのまま前記SI22に移行する一方、V入
賞がある場合は、V受付を終了(SI28)した後に前
記SI22に移行する(V入賞があったときはV入賞フ
ラグがセットされる)。また、前述したSI12で排出
玉があった場合は、SI29に移行する。SI29で
は、エラー報知1を実施すると共に遊技を不能動化(及
び、発射停止)する。これによって入賞玉検出器の移動
などの不正行為が防止できる。その後は、SI29をル
ープする。つまり、エラー報知1のときは、その状態か
ら電源を遮断(電源供給停止)しない限りは、復帰しない
ようになる。
【0064】また、図31に示す始動入賞制御の変形例
として、図32に示すフローを追加してもよい。即ち、
前記SI21を処理した後に、タイマ値が4.0となっ
たか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4cへの入賞
時点から4.0秒(大入賞口が閉鎖してから2秒)が経
過したか否かを判別する(SJ1)。そして、SJ1で
4.0秒が経過すると、排出玉カウンタが入賞玉カウン
タよりも多いか否かを判別する(SJ2)。SJ2で排
出玉カウンタが入賞玉カウンタ以下となる場合は、前記
SI22に移行する。一方、SJ2で排出玉カウンタが
入賞玉カウンタよりも多い場合は、エラー報知1を実施
すると共に遊技を不能動化(及び、発射停止)(SJ3)
し、その後、SJ3をループする。なお、このような制
御を大当り中も同様に行ってもよい。即ち、V入賞時か
ら、もしくは18回開放、10個入賞から、所定時間
(例えば、1秒)のタイマをセットし、1秒後に入賞玉
数と排出玉数をチェックする。そして、排出玉数が入賞
玉数よりも多い場合のみをエラーとする。また、このよ
うな場合に、入賞玉数と排出玉数が一致したとき、エラ
ー状態を解除し、エラー直前の状態に復帰するようにし
てもよいが、不正も考えられるので、例えV入賞してい
てもそれを無効にするようにしてもよい。こうすること
で、入賞玉検出器の移動などによる不正行為を防止する
ことができる。
【0065】次に、本発明の第三実施形態について図3
3乃至図36を参照して説明する。先ず、第三実施形態
の始動入賞制御を図31を参照して説明する。図33の
フローチャートにおいて、先ず、始動入賞口4a〜4c
への入賞があるか否か、言い換えれば始動玉検出器5a
〜5cがONしたか否かを判別する(SK1)。SK1
で始動入賞口4a〜4cへの入賞があると判別すると、
その時点で始動入賞口4a〜4cへの入賞(始動玉検出
器5a〜5cでの入賞玉の検出動作)を無効(SK2)
にしてタイマをスタートさせる(SK3)。そして、タ
イマ値が1.5を越えた場合、言い換えれば始動入賞口
4a〜4cへの入賞時点から1.5秒が経過すると(S
K4)、次に入賞が始動入賞口4a・4cへの入賞であ
るか否か、即ち開閉片23a・23bを1回開放する入
賞であるか否かを判別する(SK5)。SK5で始動入
賞口4a・4cへの入賞でないとき、即ち始動入賞口4
bへの入賞であり、開閉片23a・23bを2回開放す
る入賞の場合は、2回開放時の始動入賞制御(SK6;
以下に説明する1回開放時の制御とはタイマ値が異な
り、さらに1回目の開放と2回目の開放との間のインタ
ーバル中も入賞があるか監視を行う制御)を行ってメイ
ンフローに復帰する。
【0066】そして、SK5で始動入賞口4a・4cへ
の入賞であり、開閉片23a・23bを1回開放する入
賞の場合は、開閉片23a・23b(以下、これを大入
賞口ともいう)を開放して(SK7)、タイマ値が2.
0となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4c
への入賞時点から2.0秒が経過したか否かを判別する
(SK8)。SK8で2.0秒が経過していない場合に
は、入賞玉の有無(入賞玉検出器25a・25bのON
/OFF)を判別し(SK9)、入賞玉がないときは前
記S8に戻る一方、入賞玉があるときは後述するSK2
1に移行する。一方、SK8で2.0秒が経過した場合
には、大入賞口を閉鎖し(SK10)、入賞玉の有無を
判別する(SK11)。SK11で入賞玉がある場合
は、SK21に移行する一方、入賞玉がない場合は、タ
イマ値が3.0となったか否か、言い換えれば始動入賞
口4a・4cへの入賞時点から3.0秒(大入賞口が閉
鎖してから1.0秒)が経過したか否かを判別する(S
K13)。SK13で3.0秒が経過していない場合に
は、前記SK11に戻る一方、3.0秒が経過した場合
には、始動口の無効を解除(有効に)する(SK1
4)。この3.0秒(大入賞口が閉鎖してから1.0
秒)は、入賞した入賞玉が入賞玉検出器25a・25b
で検出されるのに十分な時間に設定しているので、この
時間が経過したのにも拘わらず、入賞玉の検出がないと
きは、入賞した玉がないと判断して、始動口の無効を解
除し(有効にし)、即座に次の始動入賞を受け付けるよ
うにできるわけである。その後は、タイマをクリア(S
K15)すると共に、カウンタをクリア(SK16)す
る。そして、SK19に移行する。SK19では、V入
賞の有無(特定玉検出器48のONによってV入賞フラ
グがセットされたか否か)を判別する。SK19でV入
賞がない場合は、そのままメインフローに復帰する一
方、V入賞がある場合は、V入賞フラグをクリアして後
述する大当り制御(SK20)を行い、その後メインフ
ローに復帰する。
【0067】また、SK21では、V受付(以下、これ
を特定玉検出有効期間ともいう)を有効にする。なお、
ここでいうV受付の有効とは、特定玉検出器48での通
過玉の検出動作を有効にすることをいう。その後、入賞
玉検出器25a・25bで検出した(排出玉としての)
入賞玉のカウント数(同図中には、入賞玉カウンタと記
載)が、残留玉検出器33a・33bで検出した入賞玉
のカウント数(同図中には、残留玉カウンタと記載)と
一致するか否かを判別することで、下部入賞空間30内
に入賞玉が残留しているか否かを判別する(SK2
2)。SK22で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一
致して下部入賞空間30内に入賞玉が残留していないと
判別した場合は、SK23に移行して、V受付を終了し
た後に前記SK15に移行する。一方、SK22で入賞
玉カウンタが残留玉カウンタと一致せずに下部入賞空間
30内に入賞玉が残留していると判別した場合は、SK
27に移行して、V入賞の有無を判別し、V入賞がない
場合は、そのまま前記SK22に移行する一方、V入賞
がある場合は、V受付を終了(SK28)した後に前記
SK22に移行する(V入賞があったときはV入賞フラ
グがセットされる)。なお、上記した制御において、開
閉片23a・23bの開放中に入賞玉検出器25a・2
5bで入賞が検出される可能性がないような構造とした
場合には、SK9のステップを削除するようにしてもよ
い。
【0068】次に、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4cへの
入賞に伴う開放動作) において入賞があり且つ入賞玉数
と排出玉数が一致しない場合は、図34に示すように、
左右の始動玉検出器5a・5cがONすると、そのON
時点から始動有効期間が無効となる。また、始動玉検出
器5a・5cのON時点から1.500秒後には、可変
入賞球装置20の開閉片23a・23b(ソレノイド2
4a・24b)が0.500秒間開放(ON)する。そし
て、開閉片23a・23bの開放中に可変入賞球装置2
0内に打玉が入賞して、可変入賞球装置20の開閉片2
3a・23bの閉鎖から1.000秒が経過した時点ま
でに入賞玉検出器25a・25bによる入賞玉の検出が
あると、その検出時点から特定玉有効期間が有効とな
る。なお、入賞玉数と排出玉数とが一致しないと(図3
4においては、残留玉検出器が1回ONする)、その状
態を維持する(待機状態になる)。
【0069】次に、前述した図33の始動入賞制御にお
ける大当り制御(SK20)を図35を参照して説明す
る。図35のフローチャートにおいて、先ず、ラウンド
数カウンタに1を加算すると(SL1)、次にラウンド
数カウンタが16であるか否かを判別する(SL1
0)。SL10でラウンド数カウンタが16のときは、
そのまま後述するSL3に移行する一方、ラウンド数カ
ウンタが16以外のときは、V受付を有効(SL2)に
した後にSL3に移行する。SL3では、始動口(始動
玉検出器5a〜5cの検出)を無効にし、その後は、開
閉片23a・23bの開閉動作を行う(SL4)。その
後、入賞玉カウンタ(入賞玉検出器25a・25bによ
ってカウントされた入賞玉数)が10であるか否かを判
別する(SL5)。SL5で入賞玉カウンが10の場合
は、タイマをスタートさせる(SL6)と共に開閉片2
3a・23bの開閉動作を終了させて(SL7)、後述
するSL11へ移行する。一方、SL5で入賞玉カウン
タが10でない場合は、開閉片23a・23bが18回
開放したか否かを判別し(SL8)、18回開放した場
合は、SL6に移行する一方、18回開放していない場
合は、V入賞しているか否かを判別する(SL9)。S
L9でV入賞していない場合は、前記SL4に移行する
一方、V入賞している場合は、前記SL6に移行する。
【0070】また、SL11では、入賞玉カウンタと残
留玉カウンタとが一致するか否かを判別する。そして、
SL11で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しな
い場合は、V入賞しているか否かを判別し(SL1
2)、V入賞していない場合は、前記SL10に移行す
る一方、V入賞している場合は、後述するSL17に移
行する。また、SL11で入賞玉カウンタと残留玉カウ
ンタとが一致する場合は、V受付を終了(SL13)す
ると共に始動口を有効(SL14)にし、その後、タイ
マをクリア(SL15)すると共にカウンタをクリア
(SL16)して(ラウンド数カウンタを含め入賞玉カ
ウンタ、残留玉カウンタ、V入賞フラグも合わせてクリ
アする)メインフローに復帰する。
【0071】また、SL17では、V受付を終了する。
その後は、SL18に進んで、入賞玉カウンタと残留玉
カウンタとが一致するか否かを判別し、入賞玉カウンタ
が残留玉カウンタと一致すると、次に、ラウンド数カウ
ンタが16であるか否か、言い換えれば特定遊技状態が
最終ラウンドとなる16ラウンド中であるか否かを判別
する(SL19)。SL19で16ラウンド中の場合
は、前記SL14に移行する一方、16ラウンド以外の
ラウンド中の場合は、インターバルタイマをスタートさ
せる(SL20)。そして、SL20でインターバルタ
イマのタイマ値が1.5となったか否か、言い換えれば
インターバルタイマのスタート時点から1.5秒が経過
したか否かを判別し(SL21)、1.5秒が経過した
ら、インターバルタイマをクリア(SL22)すると共
にカウンタをクリア(SL23)して(ラウンド数カウ
ンタはクリアせず、入賞玉カウンタ、残留玉カウンタ、
に合わせてV入賞フラグもクリアする)、前記SL1に
戻る。SL11、SL18で一致しなければ、そのまま
の状態(待機状態)で待つ。
【0072】次に、1回のラウンド中に入賞玉が正常に
排出されない場合は、図36に示すように、開閉片23
a・23bの開放中に可変入賞球装置20内に打玉が入
賞して、入賞玉検出器25a・25bが10個の入賞玉
を検出したにも拘わらず、残留玉検出器33a・33b
が全ての入賞玉(図15においては、10個の入賞玉)を
検出しないと、そのままの状態を維持するが、店員によ
って(又は、振動によって玉止まりが解消されて)特定
玉検出器48に玉が通過され、その時点で特定有効期間
が無効に切り替えられる。そして、その玉が残留玉検出
器33a・33bで検出されると、その検出時点から
1.500秒が経過した時点で、特定玉有効期間が有効
に切り替えられると共に、次のラウンドが開始される。
一方、始動有効期間は、特定玉検出器48が入賞玉を検
出してラウンド継続が行われるため、有効に切り替わる
ことなく無効が継続する。
【0073】次に、本発明の第四実施形態について図3
7及び図38を参照して説明する。先ず、第四実施形態
の始動入賞制御を図37を参照して説明する。図37の
フローチャートにおいて、先ず、始動入賞口4a〜4c
への入賞があるか否か、言い換えれば始動玉検出器5a
〜5cがONしたか否かを判別する(SM1)。SM1
で始動入賞口4a〜4cへの入賞があると判別すると、
その時点で始動入賞口4a〜4cへの入賞(始動玉検出
器5a〜5cでの入賞玉の検出動作)を無効(SM2)
にしてタイマをスタートさせる(SM3)。そして、タ
イマ値が1.5を越えた場合、言い換えれば始動入賞口
4a〜4cへの入賞時点から1.5秒が経過すると(S
M4)、次に入賞が始動入賞口4a・4cへの入賞であ
るか否か、即ち開閉片23a・23bを1回開放する入
賞であるか否かを判別する(SM5)。SM5で始動入
賞口4a・4cへの入賞でないとき、即ち始動入賞口4
bへの入賞であり、開閉片23a・23bを2回開放す
る入賞の場合は、2回開放時の始動入賞制御(SM6;
以下に説明する1回開放時の制御とはタイマ値が異な
り、さらに1回目の開放と2回目の開放との間のインタ
ーバル中も入賞があるか監視を行う制御)を行ってメイ
ンフローに復帰する。
【0074】そして、SM5で始動入賞口4a・4cへ
の入賞であり、開閉片23a・23bを1回開放する入
賞の場合は、開閉片23a・23b(以下、これを大入
賞口ともいう)を開放して(SM7)、タイマ値が2.
0となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4c
への入賞時点から2.0秒が経過したか否かを判別する
(SM8)。SM8で2.0秒が経過していない場合に
は、入賞玉の有無(入賞玉検出器25a・25bのON
/OFF)を判別し(SM9)、入賞玉がないときは前
記SM8に戻る一方、入賞玉があるときは後述するSM
21に移行する。一方、SM8で2.0秒が経過した場
合には、大入賞口を閉鎖し(SM10)、入賞玉の有無
を判別する(SM11)。SM11で入賞玉がある場合
は、SM21に移行する一方、入賞玉がない場合は、排
出玉の有無(排出玉検出器33a・33bのON/OF
F)を判別する(SM12)。SM12で排出玉がある
場合は、後述するSM36に移行する一方、排出玉がな
い場合は、タイマ値が4.0となったか否か、言い換え
れば始動入賞口4a・4cへの入賞時点から4.0秒
(大入賞口が閉鎖してから2.0秒)が経過したか否か
を判別する(SM13)。SM13で4.0秒が経過し
ていない場合には、前記SM11に戻る一方、4.0秒
が経過した場合には、始動口の無効を解除(有効に)す
る(SM14)。この4.0秒(大入賞口が閉鎖してか
ら2.0秒)は、入賞した入賞玉が入賞玉検出器25a
・25bで検出されるのに十分な時間に設定しているの
で、この時間が経過したのにも拘わらず、入賞玉の検出
がないときは、入賞した玉がないと判断して、始動口の
無効を解除し(有効にし)、即座に次の始動入賞を受け
付けるようにできるわけである。その後は、タイマをク
リア(SM15)すると共に、カウンタをクリア(SM
16)する。そして、エラー報知2の実施中であるか否
かを判別し(SM17)、エラー報知2の実施中でない
ときはそのまま後述するSM19に移行する一方、エラ
ー報知2の実施中のときはエラー解除(SM18)を行
ってSM19に移行する。SM19では、V入賞の有無
(特定玉検出器48のONによってV入賞フラグがセッ
トされたか否か)を判別する。SM19でV入賞がない
場合は、そのままメインフローに復帰する一方、V入賞
がある場合は、V入賞フラグをクリアして後述する大当
り制御(SM20)を行い、その後メインフローに復帰
する。
【0075】また、SM21では、V受付(以下、これ
を特定玉検出有効期間ともいう)を有効にする。なお、
ここでいうV受付の有効とは、特定玉検出器48での通
過玉の検出動作を有効にすることをいう。その後、図3
8に示すように、タイマ値が4.0となったか否か、言
い換えれば始動入賞口4a・4cへの入賞時点から4.
0秒(大入賞口が閉鎖してから2秒)が経過したか否か
を判別する(SM38)。そして、SM38で4.0秒
が経過すると、排出玉カウンタが入賞玉カウンタよりも
多いか否かを判別する(SM39)。SM39で排出玉
カウンタが入賞玉カウンタ以下となる場合は、前記SM
22に移行する。一方、SM39で排出玉カウンタが入
賞玉カウンタよりも多い場合は、エラー報知1を実施す
ると共に遊技を不能動化(及び、発射停止)(SM40)
し、その後、SM40をループする。なお、このような
制御を大当り中も同様に行ってもよい。即ち、V入賞時
から、もしくは18回開放、10個入賞から、所定時間
(例えば、1秒)のタイマをセットし、1秒後に入賞玉
数と排出玉数をチェックする。そして、排出玉数が入賞
玉数よりも多い場合のみをエラーとする。また、このよ
うな場合に、入賞玉数と排出玉数が一致したとき、エラ
ー状態を解除し、エラー直前の状態に復帰するようにし
てもよいが、不正も考えられるので、例えV入賞してい
てもそれを無効にするようにしてもよい。こうすること
で、入賞玉検出器の移動などによる不正行為を防止する
ことができる。
【0076】また、SM22では、入賞玉検出器25a
・25bで検出した入賞玉のカウント数(同図中には、
入賞玉カウンタと記載)が、残留玉検出器33a・33
bで検出した(排出玉としての)入賞玉のカウント数(同
図中には、残留玉カウンタと記載)と一致するか否かを
判別することで、下部入賞空間30内に入賞玉が残留し
ているか否かを判別する。SM22で入賞玉カウンタが
残留玉カウンタと一致して下部入賞空間30内に入賞玉
が残留していないと判別した場合は、SM30に移行し
て、エラー報知2中であるか否かを判別する。SM30
でエラー報知2中でないときは、SM23に移行して、
V受付を終了した後に前記SM15に移行する。一方、
SM30でエラー報知2中のときは、タイマをスタート
して(SM31)、そのタイマ値が2.0を越えた場合
(SM32)、タイマをクリアして(SM33)、入賞
玉カウンタが残留玉カウンタより少ないか否かを判別す
る(SM34)。SM34で入賞玉カウンタが残留玉カ
ウンタよりも少ない場合は、エラー報知3(表示器28
・29に「E3」と入賞玉数及び排出玉数の表示を交互
に表示)を実施すると共に遊技を不能動化して(SM3
5)、SM22に移行する。一方、SM34で入賞玉カ
ウンタが残留玉カウンタよりも少なくない場合は、入賞
玉カウンタが残留玉カウンタより多いか否かを判別し
(SM37)。SM37で入賞玉カウンタが残留玉カウ
ンタよりも多い場合は、前記SM26に移行する一方、
入賞玉カウンタが残留玉カウンタよりも多くない場合
は、前記SM23に移行する。
【0077】また、上記したSM22で入賞玉カウンタ
が残留玉カウンタと一致せずに下部入賞空間30内に入
賞玉が残留していると判別した場合は、タイマ値が12
となったか否か、言い換えれば始動入賞口4a〜4cへ
の入賞時点から12秒(大入賞口が閉鎖してから10
秒)が経過したか否かを判別する(SM24)。SM2
4で12秒が経過していないときはそのまま後述するS
M27に移行する一方、12秒が経過したときはタイマ
をクリアする(SM25)。そして、エラー報知2を実
施すると共に遊技を不能動化して(SM26)、SM2
7に移行する。つまり、入賞玉が排出されるのに十分な
時間が経過しているのにも拘わらず、玉が排出されない
状態なので、玉詰まりしたことなどが考えられるため、
遊技を中断(待機状態)し、異常状態を報知するのであ
る。SM27では、V入賞の有無を判別し、V入賞がな
い場合は、そのまま前記SM22に移行する一方、V入
賞がある場合は、V受付を終了(SM28)した後に前
記SM22に移行する(V入賞があったときはV入賞フ
ラグがセットされる)。また、前述したSM12で排出
玉があった場合は、SM36に移行する。SM29で
は、エラー報知1を実施すると共に遊技を不能動化(及
び、発射停止)する。これによって入賞玉検出器の移動
などの不正行為が防止できる。その後は、SM29をル
ープする。つまり、エラー報知1のときは、その状態か
ら電源を遮断(電源供給停止)しない限りは、復帰しない
ようになる。
【0078】また、上記した図37及び図38に示した
始動入賞制御は、店員がエラー状態(入賞玉数<排出玉
数)を解除するべく玉を入れるが、その際に多く玉を入
れてしまっても、その旨(入賞玉数<排出玉数)を報知
し、多く入れたときでも対処できるようになるわけだ
が、大当り中のエラー報知2に対しても同様に多く入れ
たときはそれを判定しエラー報知を変えるようにしても
よく、大当り中でも同様に対処できるわけである。ま
た、図8に示した始動入賞制御の変形例として図39に
示すフローを追加してもよい。即ち、前記S16の後
は、先ず、エラー報知2中であるか否かを判別する(S
17)。S17でエラー報知2中でないときは、S19
に移行する一方、エラー報知2中のときは、エラー解除
待ちタイマをスタートして(SM41)、そのタイマ値
が2.0を越えた場合(SM42)、エラー解除待ちタ
イマをクリアして(SM43)、その後エラー解除(S
18)を行った後に、前記S19に移行する。なお、図
39のフローは、エラー状態を解除するのに玉数が一致
しても、即解除しない点では、図37及び図38に示し
た始動入賞制御と同じだが、上記した図39の構成に伴
い、前記図6及び図7の各判定フローに、図40に示す
フローを追加することで、そのエラー解除待ちタイマの
計時中の玉の検出を無効にするのである。即ち、前記図
6のSP4判定タイミングの判別ステップで判定タイミ
ングでない場合は、図40に示すように、そのままメイ
ンフローに復帰する一方、SP4で判定タイミングのと
きは、次にエラー解除待ちタイマの計時中であるか否か
を判別する(SP12)。そして、SP12でタイマの
計時中のときは、そのままメインフローに復帰する一
方、タイマの計時中でないときは、図6の前記SP5に
移行する。なお、このような図40のフローは、図7に
ついても同様に追加される。つまり、この構成によって
もエラー解除のために例え多く玉を入れてしまっても、
それによる不具合を発生しないようにできるのである。
また、これに限らず、入賞玉数と排出玉数が一致したこ
とで、その状態(待機状態も含む)から復帰するときに
するには、上記のようにすることで多く入れたことによ
る不具合を生じないようにできるのである。また、この
構成は、エラー報知1や大当り中のエラー報知2でも同
様にしてよい。また、一致したらすぐにエラー解除する
が、エラー解除後の排出玉の検出、入賞玉の検出を所定
時間無効とする。特に、その検出でエラーをかけるよう
にするというものでもよい。
【0079】次に、本発明の第五実施形態について図5
4(A)、図41、及び図42を参照して説明する。先
ず、第五実施形態の可変入賞球装置100は、図54
(A)に示すように、入賞空間を開閉する左右一対の開
閉片100a・100bを備え、入賞空間内には、入賞
玉検出器101と残留玉検出器102・103をそれぞ
れ複数個(図54(A)中では、入賞玉検出器101が
2個、残留玉検出器102・103がトータルで3個)
設け、残留玉検出器102・103のうち1つ(図54
(A)中では、中央の残留玉検出器103)は特定玉検
出器としての機能を有するようにしている。
【0080】上記した可変入賞球装置100における大
当り制御において1回のラウンド中に入賞玉が正常に排
出され且つ継続した場合は、図41に示すように、可変
入賞球装置100の開閉片100a・100bの開放中
に可変入賞球装置100に玉が入賞して、入賞玉検出器
101が10個の入賞玉を検出し、さらにその10個目
の入賞玉が残留玉検出器(特定玉検出器)103で検出
されると、その検出時点から特定玉有効期間が無効とな
る。その後は、特定玉検出器103がONした時点から
1.500秒が経過した時点で、次のラウンドが開始さ
れると共に、特定玉有効期間が有効に切り替えられる。
一方、始動有効期間は、特定玉検出器103が入賞玉を
検出してラウンド継続が行われるため、有効に切り替わ
ることなく無効が継続する。なお、図41中では、特定
玉有効期間を無効にするタイミングが特定玉の検出時点
としているが、入賞玉数と残留玉数がイコールになった
(一致した)時点で特定玉有効期間を無効にしてもよ
い。また、入賞玉数と残留玉数が一致した時点から次の
ラウンドの1回目の開放までの間で、始動有効期間を有
効にするようにしてもよいが、その構成では、始動入賞
によってその大当り動作が中断されることがあるので、
無効を継続される制御の方が望ましい。
【0081】次に、可変入賞球装置100(開閉片10
0a・100b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4
cへの入賞に伴う開放動作) において入賞があり且つ入
賞玉が正常に排出された場合は、図42に示すように、
左右の始動玉検出器5a・5cがONすると、そのON
時点から始動有効期間が無効となる。また、始動玉検出
器5a・5cのON時点から1.500秒後には、可変
入賞球装置100の開閉片100a・100b(ソレノ
イド24a・24b)が0.500秒間開放(ON)す
る。そして、開閉片100a・100bの開放中に可変
入賞球装置100内に打玉が入賞して、可変入賞球装置
100の開閉片100a・100bの閉鎖から1.00
0秒が経過した時点までに入賞玉検出器101による入
賞玉の検出があると、その検出時点から特定玉有効期間
が有効となる。その後は、残留玉検出器102がONす
ると、その時点で始動有効期間は有効に切り替えられ、
特定玉有効期間は無効に切り替えられる。一方、残留玉
検出器(特定玉検出器)103がONしてV入賞がある
場合は、特定玉有効期間は、残留玉検出器(特定玉検出
器)103がONした時点で無効に切り替えられ、始動
有効期間は、無効が継続される。そして、そのV入賞の
検出から所定期間(1.5秒)のインターバルを置いた
後に特定遊技状態を発生させるようになっている。な
お、特定遊技状態、即ち大当り動作の開始に、特定玉有
効期間は、無効からまた有効となる。また、この実施形
態における第一乃至第四実施形態と異なる点は、残留玉
検出器と特定玉検出器とを兼ねる検出器があるという点
だけで、第一乃至第四実施形態の制御又は変形例の制御
を応用できるものである。
【0082】次に、本発明の第六実施形態について図5
5(B)、図43乃至図52を参照して説明する。先
ず、第五実施形態の可変入賞球装置400は、図55
(B)に示すように、入賞空間を開閉する左右一対の開
閉片400a・400bを備え、入賞空間内には、入賞
玉検出器401を複数個(図57中では、入賞玉検出器
201が2個)設ける一方、残留玉検出器402を1個
設け、その入賞玉検出器401と残留玉検出器402の
間の空間に、受け入れた玉を所定期間停留し、その後下
方に排出する玉停留装置403を設けている。また、可
変入賞球装置400には、特定玉有効期間である旨を表
示するV有効ランプ404が設けられている。なお、こ
のようなV有効ランプは、第六実施形態以外の他の実施
形態においても設けることが望ましい。また、残留玉検
出器402は、所定期間で特定玉検出器の機能を有する
ように構成されている。即ち、所定期間以外で通過玉を
検出した場合は、その玉を単に排出玉として検出するだ
けだが、所定期間内で通過玉を検出した場合は、その通
過をV入賞として検出するもである。
【0083】次に、可変入賞球装置400における始動
入賞制御を図43を参照して説明する。図43のフロー
チャートにおいて、先ず、始動入賞口4a〜4cへの入
賞があるか否か、言い換えれば始動玉検出器5a〜5c
がONしたか否かを判別する(SN1)。SN1で始動
入賞口4a〜4cへの入賞があると判別すると、その時
点で始動入賞口4a〜4cへの入賞(始動玉検出器5a
〜5cでの入賞玉の検出動作)を無効(SN2)にして
タイマをスタートさせる(SN3)。そして、タイマ値
が1.5を越えた場合、言い換えれば始動入賞口4a〜
4cへの入賞時点から1.5秒が経過すると(SN
4)、次に入賞が始動入賞口4a・4cへの入賞である
か否か、即ち開閉片400a・400bを1回開放する
入賞であるか否かを判別する(SN5)。SN5で始動
入賞口4a・4cへの入賞でないとき、即ち始動入賞口
4bへの入賞であり、開閉片400a・400bを2回
開放する入賞の場合は、2回開放時の始動入賞制御(S
N6;以下に説明する1回開放時の制御とはタイマ値が
異なり、さらに1回目の開放と2回目の開放との間のイ
ンターバル中も入賞があるか監視を行う制御)を行って
メインフローに復帰する。
【0084】そして、SN5で始動入賞口4a・4cへ
の入賞であり、開閉片400a・400bを1回開放す
る入賞の場合は、開閉片400a・400b(以下、こ
れを大入賞口ともいう)を開放して(SN7)、タイマ
値が2.0となったか否か、言い換えれば始動入賞口4
a・4cへの入賞時点から2.0秒が経過したか否かを
判別する(SN8)。SN8で2.0秒が経過していな
い場合には、入賞玉の有無(入賞玉検出器401のON
/OFF)を判別し(SN9)、入賞玉がないときは前
記SN8に戻る一方、入賞玉があるときは後述するSN
21に移行する。一方、SN8で2.0秒が経過した場
合には、大入賞口を閉鎖し(SN10)、入賞玉の有無
を判別する(SN11)。SN11で入賞玉がある場合
は、SN30に移行する一方、入賞玉がない場合は、タ
イマ値が4.0となったか否か、言い換えれば始動入賞
口4a・4cへの入賞時点から4.0秒(大入賞口が閉
鎖してから2.0秒)が経過したか否かを判別する(S
N13)。SN13で4.0秒が経過していない場合に
は、前記SN11に戻る一方、4.0秒が経過した場合
には、始動口の無効を解除(有効に)する(SN1
4)。この4.0秒(大入賞口が閉鎖してから2.0
秒)は、入賞した入賞玉が入賞玉検出器401で検出さ
れるのに十分な時間に設定しているので、この時間が経
過したのにも拘わらず、入賞玉の検出がないときは、入
賞した玉がないと判断して、始動口の無効を解除し(有
効にし)、即座に次の始動入賞を受け付けるようにでき
るわけである。その後は、タイマをクリア(SN15)
すると共に、カウンタをクリア(SN16)する。そし
て、エラー報知2の実施中であるか否かを判別し(SN
17)、エラー報知2の実施中でないときはそのまま後
述するSN19に移行する一方、エラー報知2の実施中
のときはエラー解除(SN18)を行ってSN19に移
行する。SN19では、V入賞の有無(残留玉検出器4
02のONによってV入賞フラグがセットされたか否
か)を判別する。SN19でV入賞がない場合は、その
ままメインフローに復帰する一方、V入賞がある場合
は、V入賞フラグをクリアして後述する大当り制御(S
N20)を行い、その後メインフローに復帰する。
【0085】また、SN30では、タイマ値が4.0と
なったか否か、言い換えれば始動入賞口4a・4cへの
入賞時点から4.0秒(大入賞口が閉鎖してから2.0
秒)が経過したか否かを判別する。SN30で4.0秒
が経過していない場合には、入賞玉カウンタと排出玉カ
ウンタが一致するか否かを判別し(SN31)、一致し
ないときは前記SN30に移行する一方、一致するとき
は前記SN15に移行する。また、SN30で4.0秒
が経過した場合には、SN21に移行して、V受付(以
下、これを特定玉検出有効期間ともいう)を有効にす
る。なお、ここでいうV受付の有効とは、その状態中に
残留玉検出器402での通過玉の検出があることでV入
賞にすることをいう。その後、残留玉検出器402によ
る排出玉の検出(V入賞)があるか否かを判別する(S
N32)。SN32でV入賞があるときは、後述するS
N34に移行する。一方、SN32でV入賞がないとき
は、タイマ値が4.5となったか否か、言い換えれば始
動入賞口4a〜4cへの入賞時点から4.5秒が経過し
たか否かを判別する(SN33)。SN33で4.5秒
が経過していないときは、再度SN32に戻る一方、
4.5秒が経過しているときは、V受付を終了して(S
N34)、SN22に移行する。
【0086】SN22では、入賞玉検出器401で検出
した入賞玉のカウント数(同図中には、入賞玉カウンタ
と記載)が、残留玉検出器402で検出した(排出玉と
しての)入賞玉のカウント数(同図中には、残留玉カウ
ンタと記載)と一致するか否かを判別することで、下部
入賞空間30内に入賞玉が残留しているか否かを判別す
る。SN22で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致
して下部入賞空間30内に入賞玉が残留していないと判
別した場合は、前記SN15に移行する。一方、SN2
2で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致せずに下部
入賞空間30内に入賞玉が残留していると判別した場合
は、タイマ値が12となったか否か、言い換えれば始動
入賞口4a〜4cへの入賞時点から12秒(大入賞口が
閉鎖してから10秒)が経過したか否かを判別する(S
N24)。SN24で12秒が経過していないときはそ
のまま前記SN22に移行する一方、12秒が経過した
ときはタイマをクリアする(SN25)。そして、エラ
ー報知2を実施すると共に遊技を不能動化して(SN2
6)、SN22に移行する。
【0087】次に、上記した始動入賞制御の具体的な制
御を図44乃至図48を参照して説明する。なお、通常
の遊技状態において、始動有効期間は、始動玉検出器5
a〜5cがONするまで有効が継続される。先ず、可変
入賞球装置400(開閉片400a・400b又は大入
賞口ともいう)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4c
への入賞に伴う開放動作) において入賞がない場合は、
図44に示すように、左右の始動玉検出器5a・5cが
ONすると、そのON時点から始動有効期間が無効とな
る。また、始動玉検出器5a・5cのON時点から1.
500秒後には、可変入賞球装置400の開閉片400
a・400b(ソレノイド24a・24b)が0.50
0秒間開放(ON)する。そして、開閉片400a・40
0bの開放中に可変入賞球装置400内に打玉が入賞せ
ず、入賞玉検出器401がONしないと、開閉片400
a・400bの閉鎖から1.000秒後に始動有効期間
が有効に切り替わる。一方、特定玉有効期間は、無効が
継続する。
【0088】次に、可変入賞球装置400(開閉片40
0a・400b又は大入賞口ともいう)の1回の開放動
作(始動入賞口4a・4cへの入賞に伴う開放動作) に
おいて入賞があった(V入賞しない)場合は、図45に
示すように、左右の始動玉検出器5a・5cがONする
と、そのON時点から始動有効期間が無効となる。ま
た、始動玉検出器5a・5cのON時点から1.500
秒後には、可変入賞球装置400の開閉片400a・4
00b(ソレノイド24a・24b)が0.500秒間
開放(ON)する。また、開閉片400a・400bの閉
鎖から2.000秒が経過した時点から0.500秒の
間が残留玉検出器402が特定玉検出器としても機能す
る期間となる。そして、開閉片400a・400bの閉
鎖から1.000秒が経過した時点までに入賞玉検出器
401がONし、開閉片400a・400bの閉鎖から
2.000秒が経過した時点から0.500秒の期間以
外(特定玉有効期間が有効になっている期間)で残留玉
検出器402がONすると、特定遊技状態が発生するこ
となく、始動有効期間は、残留玉検出器402がONす
る(入賞玉数と排出玉数が一致する)と共に有効状態に
戻る。なお、玉停留装置403は、始動入賞制御時(始
動入賞による開放時)は、玉を停留しないが、玉を停留
するようにし、停留したときは必ずV入賞するタイミン
グで落下するように制御してもよい。
【0089】次に、可変入賞球装置400(開閉片40
0a・400b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4
cへの入賞に伴う開放動作) において入賞があった(V
入賞した)場合は、図46に示すように、左右の始動玉
検出器5a・5cがONすると、そのON時点から始動
有効期間が無効となる。また、始動玉検出器5a・5c
のON時点から1.500秒後には、可変入賞球装置4
00の開閉片400a・400b(ソレノイド24a・
24b)が0.500秒間開放(ON)する。そして、開
閉片400a・400bの開放中に可変入賞球装置40
0内に打玉が入賞して、開閉片400a・400bの閉
鎖から2.000秒が経過した時点から0.500秒の
期間内で残留玉検出器402がONすると、その残留玉
検出器402のON時点で特定玉有効期間が無効に切り
替わり、残留玉検出器402のON時点から1.5秒後
に特定遊技状態が発生する。なお、始動有効期間は、無
効状態が継続される。
【0090】次に、可変入賞球装置400(開閉片40
0a・400b)の1回の開放動作(始動入賞口4a・4
cへの入賞に伴う開放動作) において入賞があり且つ入
賞玉が正常に排出されなかった場合は、図47に示すよ
うに、左右の始動玉検出器5a・5cがONすると、そ
のON時点から始動有効期間が無効となる。また、始動
玉検出器5a・5cのON時点から1.500秒後に
は、可変入賞球装置400の開閉片400a・400b
(ソレノイド24a・24b)が0.500秒間開放
(ON)する。そして、開閉片400a・400bの開放
中に可変入賞球装置400内に打玉が入賞して、可変入
賞球装置400の開閉片400a・400bの閉鎖から
1.000秒が経過した時点までに入賞玉検出器401
による入賞玉の検出があり、可変入賞球装置400の開
閉片400a・400bの閉鎖から10.000秒が経
過した時点までに残留玉検出器402がONしないと、
この時点で異常発生と判断してエラー報知を行う。な
お、このエラー報知においては、残留玉検出器402で
検出した排出玉数と入賞玉検出器401で検出した入賞
玉数とが一致すれば、エラー解除して復帰する。なお、
このようにエラーとしないで、待機状態としてもよい
し、またエラーになると電源を切らない限り復帰しない
ようにしてもよい。この場合、エラー時に誤差数を表示
してもよい。また、入賞玉検出より排出玉検出の方が先
にあったときや、入賞玉数<排出玉数でエラーをかけ、
さらに入賞玉数>排出玉数と違うエラー報知を行っても
よい。また、これ以外にも、他の実施形態で記載した構
成を応用してもよい。
【0091】次に、可変入賞球装置400(開閉片40
0a・400b)の2回の開放動作(始動入賞口4bへの
入賞に伴う開放動作) において入賞がない場合は、図4
8に示すように、中央の始動玉検出器5bがONする
と、そのON時点から始動有効期間が無効となる。ま
た、始動玉検出器5bのON時点から1.500秒後に
は、可変入賞球装置400の開閉片400a・400b
(ソレノイド24a・24b)が0.800秒間開放
(ON)し、0.900秒間のインターバル(閉鎖)を置
いた後に、再度0.800秒間開放(ON)する。また、
開閉片400a・400bの2回の開閉動作において、
それぞれ開閉片400a・400bの閉鎖から2.00
0秒が経過した時点から0.500秒の間が残留玉検出
器402が特定玉検出器としても機能する期間となり、
この期間内で残留玉検出器402がONすれば、特定遊
技状態が発生する。そして、開閉片400a・400b
の開放中に可変入賞球装置400内に打玉が入賞せず、
入賞玉検出器401がONしないと、開閉片400a・
400bの2回目の開放動作における閉鎖から1.00
0秒後に始動有効期間が有効に切り替わる。
【0092】次に、前述した図43の始動入賞制御にお
ける大当り制御(SN20)を図49を参照して説明す
る。図49のフローチャートにおいて、先ず、インター
バルタイマをスタートさせる(SO32)。そして、S
O32でインターバルタイマのタイマ値が1.5となっ
たか否か、言い換えればインターバルタイマのスタート
時点から1.5秒が経過したか否かを判別し(SO3
3)、1.5秒が経過したら、タイマをクリアして(S
O34)、ラウンド数カウンタに1を加算し(SO
1)、始動口(始動玉検出器5a〜5cの検出)を無効
(SO3)にする。そして、開閉片400a・400b
の開閉動作を行う(SO4)。その後、玉停留装置40
3で玉の停留を開始し(SO36)、入賞玉カウンタ
(入賞玉検出器401によってカウントされた入賞玉
数)が10であるか否かを判別する(SO5)。SO5
で入賞玉カウンが10の場合は、タイマをスタートさせ
る(SO6)と共に開閉片400a・400bの開閉動
作を終了させて(SO7)、玉の停留を解除する(SO
37)。その後は、入賞玉カウンタと排出玉カウンタが
一致するか否かを判別し(SO38)、一致しないとき
(10個入賞した場合は、10個入賞した時点で判断す
るので、まず一致しない。また、後述する18回開放し
た場合でも、玉停留装置402で玉を停留していれば一
致しない。)は、後述のSO39に移行する一方、一致
するときは、始動口を有効(SO14)にし、その後、
タイマをクリア(SO15)すると共にカウンタをクリ
ア(SO16)して(ラウンド数カウンタを含め入賞玉
カウンタ、残留玉カウンタ、V入賞フラグも合わせてク
リアする)メインフローに復帰する。また、SO5で入
賞玉カウンタが10でない場合は、開閉片400a・4
00bが18回開放したか否かを判別し(SO8)、1
8回開放した場合は、SO6に移行する一方、18回開
放していない場合は、SO4に移行する。なお、玉停留
装置は、複数個停留するものでもよい。また、大当り中
1個でも入賞すれば、必ず停留する構造が望ましい。
【0093】また、SO39では、V受付を有効にし、
その後排出玉の検出(V入賞)があるか否かを判別する
(SO40)。SO40でV入賞がないときは、タイマ
値が10となったか否か、言い換えれば10個の入賞玉
が検出された時点あるいは開閉片400a・400bが
18回の開放を終了した時点から10秒が経過したか否
かを判別する。SO10で10秒が経過している場合に
は、後述のSO25に移行する一方、SO10で10秒
が経過していない場合には、前記SO40に戻る。ま
た、SO40でV入賞があるときは、V受付を終了す
る。その後は、SO18に進んで、入賞玉カウンタと残
留玉カウンタとが一致するか否かを判別する。SO18
で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しない場合
は、後述するSO24に移行する一方、入賞玉カウンタ
が残留玉カウンタと一致する場合は、ラウンド数カウン
タが16であるか否か、言い換えれば特定遊技状態が最
終ラウンドとなる16ラウンド中であるか否かを判別す
る(SO19)。SO19で16ラウンド中の場合は、
前記SO13に移行する一方、16ラウンド以外のラウ
ンド中の場合は、インターバルタイマをスタートさせる
(SO20)。そして、SO20でインターバルタイマ
のタイマ値が1.5となったか否か、言い換えればイン
ターバルタイマのスタート時点から1.5秒が経過した
か否かを判別し(SO21)、1.5秒が経過したら、
インターバルタイマをクリア(SO22)すると共にカ
ウンタをクリア(SO23)して(ラウンド数カウンタ
はクリアせず、入賞玉カウンタ、残留玉カウンタ、に合
わせてV入賞フラグもクリアする)、前記SO1に戻
る。
【0094】また、SO24では、タイマ値が10とな
ったか否か、言い換えれば10個の入賞玉が検出された
時点あるいは開閉片400a・400bが18回の開放
を終了した時点から10秒が経過したか否かを判別す
る。SO24で10秒が経過した場合には、前記SO1
7に移行する一方、10秒が経過していない場合には、
エラー報知2を実施すると共に遊技を不能動化して(S
O25)、SO26に移行する。SO26では、排出玉
を検出(V入賞)した(又はしている)か否かを判別
し、排出玉を検出した(又はしている)場合は、後述す
るSO29に移行する。一方、SO26でV入賞してい
ない場合は、入賞玉カウンタと残留玉カウンタとが一致
するか否かを判別する(SO27)。SO27で入賞玉
カウンタと残留玉カウンタとが一致する場合は、エラー
解除(SO28)を行ってSO13に移行して、V受付
を終了して、その後前記SO14に移行する。一方、S
O27で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと一致しない
場合は、前記SO25に移行する。また、SO29で
は、V受付を終了し、その後、入賞玉カウンタと残留玉
カウンタとが一致するか否かを判別する(SO30)。
そして、SO30で入賞玉カウンタが残留玉カウンタと
一致しない場合は、前記SO25に移行する一方、入賞
玉カウンタと残留玉カウンタとが一致する場合は、エラ
ー解除(SO31)を行って前記SO19に移行する。
【0095】なお、上記したSO38及びSO18の各
判別ステップについては、入賞玉カウンタより残留玉カ
ウンタが大きい場合でも、入賞玉カウンタよりも残留玉
カウンタが大きいとしてNOを判定することになるが、
この場合、エラー報知を入賞玉カウンタのエラー報知と
かえてもいい。また、イコールになっても復帰しない方
が望ましい。また、エラーとしないが、待機状態にして
もよい。さらには、他の実施形態の構成を応用したもの
であってもよい。また、上記したエラー報知2は、前記
入賞個数・継続回数表示器28及び排出個数・継続回数
表示器29以外の各種ランプ・LEDを消灯して、入賞
個数・継続回数表示器28及び排出個数・継続回数表示
器29にそれぞれの態様で表示されるものであるが、こ
れに合わせて音などを発生させてエラーを報知するよう
にしてもよい。また、遊技制御不能動化は、始動入賞制
御では、始動有効期間を無効のままにすることであり、
大当り制御では、大当り中のプロセス処理を進行しない
ようにする、具体的には前記SO25〜SO27でルー
プして次の処理に移行させないものである。即ち、遊技
制御不能動化とは、次の状態に移行しないようにすもの
であればよく、これに合わせて打球発射を禁止にした
り、賞球を停止するようにしてもよい。なお、打球発射
の停止とは、打球発射装置(モータやソレノイド)を駆動
しないようにするものだけでなく、発射する玉を発射点
に供給しないようにするもの等でもよく、発射しないよ
うにするものであれば特に限定しない。また、最終ラウ
ンドは、Vを有効にする制御をしないようにしてもよ
い。
【0096】次に、上記した大当り制御の最終ラウンド
を除くラウンド(1〜15ラウンド)での具体的な制御を
図50乃至図52を参照して説明する。なお、特定遊技
状態の開始時点では、始動有効期間及び特定玉有効期間
は無効となり、また、特定玉有効期間は、入賞玉検出器
401が10個目の入賞玉を検出した時点又は開閉片4
00a・400bが18回目の開放動作を終了した時点
から有効に切り替わる。また、最終ラウンドは、特定玉
検出器(残留玉検出器)402で検出があっても次のラ
ウンドに移行しない点を除けば、1〜15ラウンドと同
様の制御を行う。但し、最終ラウンドでは、特定玉有効
期間が無効になるようにしてもよい。また、1回のラウ
ンド中では、可変入賞球装置400の開閉片400a・
400bが0.800秒間ON(開放)し、0.800秒
間のインターバルを置いた後に、再度0.800秒間O
N(開放)し、トータルとしてこのような開放動作が18
回繰り返し行われる。但し、18回の開放が終了するま
でに、10個の入賞がある場合には、その10個目の入
賞玉の検出時点で開放動作が終了する。先ず、1回のラ
ウンド中に入賞玉が正常に排出され且つラウンドが継続
する場合は、図50に示すように、開閉片400a・4
00bの開放中に可変入賞球装置400内に打玉が入賞
して、入賞玉検出器401が10個の入賞玉を検出し
(又は10個入賞する前に18回開放して)、さらにそ
の間に入賞した入賞玉のうちいずれかが玉停留装置40
3に停留されると、その停留玉が停留解除されて排出玉
として残留玉検出器402で検出され、特定遊技状態の
継続が決定する。そして、その残留玉検出器402によ
る検出時点から特定玉有効期間が無効となる。その後
は、残留玉検出器402が最後にONした時点から1.
500秒が経過した時点で、次のラウンドが開始され
る。一方、始動有効期間は、残留玉検出器402が入賞
玉を検出してラウンド継続が行われるため、有効に切り
替わることなく無効が継続する。なお、入賞玉数と残留
玉数が一致した時点から次のラウンドの1回目の開放ま
での間で、始動有効期間を有効にするようにしてもよい
が、その構成では、始動入賞によってその大当り動作が
中断されることがあるので、無効を継続される制御の方
が望ましい。
【0097】次に、1回のラウンド中において18回の
開閉後に入賞玉数と排出玉数とが一致している場合は、
図51に示すように、開閉片400a・400bの開放
中に可変入賞球装置400内に打玉が1個しか入賞せ
ず、入賞玉検出器401が1個の入賞玉を検出し、さら
にその1個の入賞玉を残留玉検出器402が検出すると
(玉停留装置で玉を停留しなかった)、18回の開放終
了時点で始動有効期間が有効に切り替えられ、特定遊技
状態が終了する。なお、大当り終了時(継続されないと
き)から所定時間のインターバルを置いて始動有効にな
るようなものでもよい。
【0098】次に、1回のラウンド中に入賞玉が正常に
排出されない場合は、図52に示すように、開閉片40
0a・400bの開放中に可変入賞球装置400内に打
玉が入賞して、入賞玉検出器401が10個の入賞玉を
検出したにも拘わらず、その10個目の入賞玉の検出時
点から10.000秒が経過するまでに残留玉検出器4
02が全ての入賞玉(図52においては、10個の入賞
玉)を検出しないと、この時点で異常発生(玉詰まり)と
判断してエラー報知(エラー報知2と遊技不能動化)を
行う。そして、店員によって玉詰まりが解消されると共
に残留玉検出器402がONされると、その時点で特定
玉有効期間が無効に切り替えられる。その後は、店員に
よって入れられた玉が残留玉検出器402で検出された
時点から1.500秒が経過した時点で、次のラウンド
が開始される。なお、10秒後にエラーか否かを判定せ
ずに(エラー報知しないで)、そのまま待機状態にして
おくようにしてもよい。また、この構成において、18
回開放で開閉動作を終了したときは、その時点での入賞
個数で一致するかをみる。
【0099】また、上記した第六実施形態の変形例とし
て図53に示す構成でもよい。先ず、図53(A)に示
す構成(なお、この構成は、大当り中の18回開閉中の
V有効期間のものであり、始動入賞時のものではない)
では、1回の始動入賞に伴って可変入賞球装置400
(開閉片400a・400b)を3回開閉するようにし
て、始動玉検出器のON時点から所定時間後には、可変
入賞球装置400の開閉片400a・400b(ソレノ
イド24a・24b)が0.800秒間開放(ON)し、
0.800秒間のインターバル(閉鎖)を置いた後に、
再度0.800秒間開放(ON)し、さらに0.800秒
間のインターバル(閉鎖)を置いた後に、再度0.80
0秒間開放(ON)する。そして、特定玉有効期間は、可
変入賞球装置400の開閉片400a・400bの1回
目の開放動作における閉鎖から1.800秒が経過した
時点から0.4秒間を有効とし、その特定玉有効期間の
有効期間から1.800秒が経過した時点で再度0.4
秒間有効にする。また、図53(B)に示す構成では、
大当り中、可変入賞球装置400(開閉片400a・4
00b)の17回目の開放開始時点あるいは9個目の入
賞時点のいずれか早い方から特定玉有効期間を有効にし
て、開閉片400a・400bの18回目の開放終了
(閉鎖)時点あるいは10個目の入賞時点から2.00
0秒が経過した時点で特定玉有効期間を無効に切り替え
る。なお、特定玉有効期間の設定は、タイマなど使用せ
ず例えば、入賞玉8個目から10個目が検出されるまで
というように有効期間設定するようなものでもよい。つ
まり、時間的なものでなく、所定条件の成立で期間を定
めるものでもよい。また、前記可変入賞球装置100の
ような構成(残留玉検出器が複数ある)で3つのうちい
ずれかが所定時間V(特定玉検出器)となるものでもよ
い。例えば、左から順に1秒ごとでVが移動していき、
Vになっている残留玉検出器に入れば、大当りとなる。
また、図55(B)のように残留玉検出器が1つのもの
に限らず、特定玉検出機能を有するものが(同時に有
効)あるものでもよい。また、排出玉検出としての機能
しかないものが設けられていてもよい。
【0100】なお、上記以外の構成として、以下に示す
図54(B)の可変入賞球装置200や図55(A)に
示す可変入賞球装置300であってもよい。可変入賞球
装置200は、図54(B)に示すように、入賞玉検出
器201を複数個(図54(B)中では、入賞玉検出器
201が2個)設ける一方、残留玉検出器202を1個
設け、その入賞玉検出器201と残留玉検出器202の
間の空間に特定玉検出器203を設けている。特定玉検
出器203で検出される玉は、必ずその前に入賞玉検出
器201で検出されてる玉であり、必ず残留玉検出器2
02で検出される構造である。そして、複数の入賞玉検
出器201の合計の検出玉数と残留玉検出器202の検
出玉数を比較し、例えば一致しないときはエラーなど所
定の制御を行うものである。
【0101】また、可変入賞球装置300は、図55
(A)に示すように、入賞玉検出器301を1個設ける
一方、残留玉検出器302を複数個(図20中では、残
留玉検出器302が2個)設け、その入賞玉検出器30
1と残留玉検出器302の間の空間に特定玉検出器30
3を設けている。そして、入賞玉検出器301の検出玉
数と複数の残留玉検出器202の合計の検出玉数を比較
し、例えば一致しないときはエラーなど所定の制御を行
うものである。
【0102】なお、Vスイッチを兼用するスイッチが1
つで兼用しないスイッチ1つというようなものでもよ
い。
【0103】以上のように、本実施形態に係る弾球遊技
機は、可変入賞球装置400に入賞した玉を検出する入
賞玉検出手段としての入賞玉検出器401と、可変入賞
球装置400から排出された玉を検出する排出玉検出手
段としての残留玉検出器402と、を備え、入賞玉検出
器401によって検出された入賞玉数と残留玉検出器4
02によって検出された排出玉数とを比較し、所定期間
内において残留玉検出器402が(排出玉検出手段を特
定玉検出手段としての機能を有するようにし、排出玉検
出手段である特定玉検出手段が)入賞玉検出器401で
検出した入賞玉を検出したことを所定条件の成立として
特定遊技状態を発生することを特徴とする。これによ
り、大入賞口(可変入賞球装置400)内での玉の有無
を検出することができ、大入賞口内に残った玉を把握す
ることができる。また、この構成によれば、所定期間内
に残留玉検出器402で玉検出があるとV入賞とするの
で、従来のように特定玉検出器を設けなくてすむ。
【0104】また、本実施形態の構成によれば、所定期
間内において残留玉検出器402が入賞玉検出器401
で検出した入賞玉を検出したことを所定条件の成立とし
て特定遊技状態を継続するので、従来のように特定玉検
出器を設けなくてすむ。
【0105】また、入賞玉検出器25a・25b・10
1・201・301・401によって検出された入賞玉
数と残留玉検出器33a・33b・102・103・2
02・302・402によって検出された排出玉数とを
比較し、可変入賞球装置20・100・200・300
・400が第一の状態(開放状態)となってから所定期
間が経過した時点で入賞玉数と排出玉数とが一致しない
ときに、これを異常と判定するようになっている。これ
により、可変入賞球装置20・100・200・300
・400が第一の状態になってから所定期間が経過した
にも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致しない場合は
これを異常として検出するので、可変入賞球装置20・
100・200・300・400内で玉詰まりが生じた
ときには、これを異常として検出することができる。
【0106】また、可変入賞球装置20・100・20
0・300・400が第一の状態(開放状態)となって
から所定期間が経過した時点で入賞玉数と排出玉数とが
一致しないときにこれを異常と判定し、その異常判定時
点から遊技状態を進行しないように遊技不能動化状態に
する。これにより、可変入賞球装置20・100・20
0・300・400が第一の状態になってから所定期間
が経過したにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致し
ない場合はこれを異常として検出するので、可変入賞球
装置20・100・200・300・400内で玉詰ま
りが生じたときには、これを異常として検出して遊技を
不能動化することができるので、異常発生状態での遊技
を回避することができる。然も、入賞玉数と排出玉数と
が一致することを条件に遊技不能動化状態を解除して遊
技状態を進行可能にするので、その後の処理も容易に行
える。
【0107】また、可変入賞球装置20・100・20
0・300・400が第一の状態(開放状態)となって
から所定期間が経過した時点で入賞玉数と排出玉数とが
一致しないときに、これを異常と判定するとその入賞玉
数と排出玉数との誤差数を認識可能に表示手段としての
各表示器28・29で表示するようになっている。これ
により、可変入賞球装置20・100・200・300
・400が第一の状態になってから所定期間が経過した
にも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致しない場合は
これを異常として検出するので、可変入賞球装置20・
100・200・300・400内で玉詰まりが生じた
ときには、これを異常として検出することができる。然
も、この構成によれば、入賞玉数と排出玉数との誤差数
が報知されるので、玉詰まりが原因なのか、あるいはそ
れ以外で異常が発生したのかを容易に判断することがで
きる。
【0108】また、少なくとも可変入賞球装置20・1
00・200・300・400が第一の状態(開放状
態)となってから入賞玉検出器25a・25b・101
・201・301・401による玉検出があるか否かを
判定するまでの所定期間中に始動玉検出手段としての始
動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一方、
前記所定期間の経過後に入賞玉検出器25a・25b・
101・201・301・401による玉検出がないと
きは始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を有効にす
る。
【0109】また、可変入賞球装置20・100・20
0・300・400が第一の状態となってから入賞玉検
出器25a・25b・101・201・301・401
による玉検出があるか否かを判定するまでの所定期間中
に始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一
方、前記所定期間内に入賞玉検出器25a・25b・1
01・201・301・401による玉検出があったと
きは前記所定期間の経過後も始動玉検出器5a〜5cに
よる玉検出を継続して無効にする一方、少なくとも入賞
玉検出器25a・25b・101・201・301・4
01による検出玉数と残留玉検出器33a・33b・1
02・103・202・302・402による検出玉数
とが一致したことを条件として始動玉検出器5a〜5c
による玉検出を有効にする。
【0110】また、特定遊技状態中は始動玉検出器5a
〜5cによる玉検出を無効にする一方、前記所定条件が
成立せず且つ入賞玉検出器25a・25b・101・2
01・301・401による玉検出数と残留玉検出器3
3a・33b・102・103・202・302・40
2による玉検出数とが一致したことを条件として始動玉
検出器5a〜5cによる玉検出を有効にする。
【0111】以上の構成により、始動入賞の有効、無効
の期間設定を効率よく行うことができ、ひいては無駄な
待ち時間をなくすことができると共に始動入賞の損をな
くすことができる。特に、上記した構成によれば、1個
も可変入賞球装置に入賞しなかった場合、可変入賞球装
置に入賞した場合、特定遊技状態終了時にそれぞれ効果
を顕著に発揮することができる。
【0112】また、入賞玉検出器25a・25b・10
1・201・301・401によって検出された入賞玉
数と残留玉検出器33a・33b・102・103・2
02・302・402によって検出された排出玉数とを
比較し、入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401による玉検出よりも先に残留玉検出器
33a・33b・102・103・202・302・4
02による玉検出があるときに、これを異常と判定す
る。
【0113】また、入賞玉検出器25a・25b・10
1・201・301・401によって検出された入賞玉
数と残留玉検出器33a・33b・102・103・2
02・302・402によって検出された排出玉数とを
比較し、前記可変入賞球装置20が前記第一の状態にな
ってから所定期間が経過した時点で排出玉数が入賞玉数
より多いときに、これを異常と判定する。
【0114】以上の構成により、玉が発射できない不具
合が発生したときでもこれをエラーとすることなく、入
賞玉検出器25a・25b・101・201・301・
401の移動による不正な大当り発生を回避することが
でき、然も大入賞口内の残留玉を監視することができ
る。
【0115】また、少なくとも可変入賞球装置20・1
00・200・300・400が第一の状態(開放状
態)となってからは始動玉検出器5a〜5cによる玉検
出を無効にすると共に、可変入賞球装置20・100・
200・300・400が前記第一の状態となって入賞
玉検出器25a・25b・101・201・301・4
01による玉検出があってから入賞玉検出器25a・2
5b・101・201・301・401による玉検出数
と残留玉検出器33a・33b・102・103・20
2・302・402による玉検出数とが少なくとも一致
するまでは始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を有効
にしない。これにより、残留玉の把握が可能になり、然
も残留玉がある状態では特定玉の検出を無効にしないで
残留玉がなくなるまでを待機状態とするので、軽微な玉
止まり時には即座にこれを異常とすることなく、玉止ま
り状態を遊技者の判断に委ねられ円滑な遊技が可能にな
る。
【0116】また、遊技領域3に設けられた始動入賞領
域としての始動入賞口4a〜4cへの打玉の入賞を検出
する始動玉検出手段として始動玉検出器5a〜5cの玉
検出により遊技者にとって不利な第二の状態(閉鎖)か
ら遊技者にとって有利な第一の状態(開放)に移行する
可変入賞球装置20・100・200・300・400
を備え、該可変入賞球装置20・100・200・30
0・400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打
玉の入賞を検出する特定玉検出手段として特定玉検出器
48・103・203・303・402の玉検出により
前記始動玉検出器5a〜5cの玉検出に基づく態様より
さらに遊技者にとって有利な特定態様で可変入賞球装置
20・100・200・300・400を第一の状態に
移行制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置
20・100・200・300・400に入賞した玉を
検出する入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401と、前記可変入賞球装置20・100
・200・300・400から排出された玉を検出する
残留玉検出器33a・33b・102・103・202
・302・402と、を備え、前記入賞玉検出器25a
・25b・101・201・301・401によって検
出された入賞玉数と前記残留玉検出器33a・33b・
102・103・202・302・402によって検出
された排出玉数とを比較し、前記可変入賞球装置20・
100・200・300・400が前記第一の状態にな
ってから所定期間が経過した時点で入賞玉数と排出玉数
とが一致しないときに、これを異常と判定することを特
徴とする。このように構成することにより、可変入賞球
装置20・100・200・300・400が第一の状
態になってから所定期間が経過したにも拘わらず入賞玉
数と排出玉数とが一致しない場合はこれを異常として検
出するので、可変入賞球装置20・100・200・3
00・400内で玉詰まりが生じたときには、これを異
常として検出することができる。(S29、S26、S
B25など) また、異常と判定したときに、その異常判定時点から遊
技状態を進行しないように遊技不能動化状態にするの
で、異常発生状態で遊技を行うことを回避することがで
きる。
【0117】また、異常と判定したときに、その異常を
報知する表示器28・29を備えたので、従業員に玉詰
まり等の異常を即座に報知することができる。
【0118】また、前記可変入賞球装置20・100・
200・300・400が前記第一の状態に移行したこ
とを条件として前記特定玉検出器48・103・203
・303・402による玉検出を有効にする一方、該第
一の状態が終了し且つ入賞玉数と排出玉数とが一致した
場合にはその後の特定玉検出器48・103・203・
303・402による玉検出を無効にし、、少なくとも
前記可変入賞球装置20・100・200・300・4
00の前記第一の状態中と前記特定玉検出器48・10
3・203・303・402の玉検出有効期間中は前記
始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一
方、特定玉検出器48・103・203・303・40
2の玉検出有効期間が終了したことにより始動玉検出器
5a〜5cによる玉検出を有効にするので、残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402による検出玉数が可変入賞球装置20・100・
200・300・400への入賞玉数と一致したとき
に、V有効時間(特定玉検出器48・103・203・
303・402の玉検出有効期間)と始動入賞の無効時
間を終了させることで、無駄な待ち時間をなくすことが
できると共に始動入賞の損を少なくすることができる。
つまり、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効となるので
遊技進行が迅速化されると共に、無効となってしまって
いた始動入賞の損をなくすことができる。
【0119】また、前記表示器28・29は、排出玉数
が入賞玉数よりも多くて異常になったのか、あるいは排
出玉数が入賞玉数よりも少なくて異常になったのかを判
別可能に報知するので、異常となった原因をより詳しく
報知することができる。
【0120】また、前記入賞玉検出器25a・25b・
101・201・301・401と前記残留玉検出器3
3a・33b・102・103・202・302・40
2とをそれぞれ複数設け、前記複数の入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401が検出す
る入賞玉の合計数と、前記複数の残留玉検出器33a・
33b・102・103・202・302・402が検
出する排出玉の合計数と、を比較したり、前記入賞玉検
出器25a・25b・101・201・301・401
を複数設ける一方、前記残留玉検出器33a・33b・
102・103・202・302・402を1つ設け、
前記複数の入賞玉検出器25a・25b・101・20
1・301・401が検出する入賞玉の合計数と、前記
1つの残留玉検出器33a・33b・102・103・
202・302・402が検出する排出玉数と、を比較
したり、前記入賞玉検出器25a・25b・101・2
01・301・401を1つ設ける一方、前記残留玉検
出器33a・33b・102・103・202・302
・402を複数設け、前記1つの入賞玉検出器25a・
25b・101・201・301・401が検出する入
賞玉数と、前記複数の残留玉検出器33a・33b・1
02・103・202・302・402が検出する排出
玉の合計数と、を比較するようにしてもよい。
【0121】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する特定遊技状態
を発生し得る弾球遊技機において、前記可変入賞球装置
20・100・200・300・400に入賞した玉を
検出する入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401と、前記可変入賞球装置20・100
・200・300・400から排出された玉を検出する
残留玉検出器33a・33b・102・103・202
・302・402と、を備え、前記入賞玉検出器25a
・25b・101・201・301・401によって検
出された入賞玉数と前記残留玉検出器33a・33b・
102・103・202・302・402によって検出
された排出玉数とを比較し、前記可変入賞球装置20・
100・200・300・400が前記第一の状態にな
ってから所定期間が経過した時点で入賞玉数と排出玉数
とが一致しないときに、これを異常と判定すると共に、
異常と判定したときに、その異常判定時点から遊技状態
を進行しないように遊技不能動化状態にし、、入賞玉数
と排出玉数とが一致することを条件に遊技不能動化状態
を解除して遊技状態を進行可能にすることを特徴とす
る。このように構成することにより、可変入賞球装置2
0・100・200・300・400が第一の状態にな
ってから所定期間が経過したにも拘わらず入賞玉数と排
出玉数とが一致しない場合はこれを異常として検出する
ので、可変入賞球装置20・100・200・300・
400内で玉詰まりが生じたときには、これを異常とし
て検出して遊技を不能動化することができるので、異常
発生状態での遊技を回避することができる。然も、入賞
玉数と排出玉数とが一致することを条件に遊技不能動化
状態を解除して遊技状態を進行可能にするので、その後
の処理も容易に行える。
【0122】また、異常と判定したときに、その異常を
報知する表示器28・29を備えたたので、従業員に玉
詰まり等の異常を即座に報知することができる。
【0123】また、入賞玉数と排出玉数とが一致した時
点又はそれ以前に前記特定玉検出器48・103・20
3・303・402の玉検出により前記特定遊技状態へ
の移行権利が獲得されているときは、遊技不能動化状態
を解除して特定遊技状態に移行するようにしてもよい。
【0124】また、前記可変入賞球装置20・100・
200・300・400が前記第一の状態に移行したこ
とを条件として前記特定玉検出器48・103・203
・303・402による玉検出を有効にする一方、該第
一の状態が終了し且つ入賞玉数と排出玉数とが一致した
場合にはその後の特定玉検出器48・103・203・
303・402による玉検出を無効にし、、少なくとも
前記可変入賞球装置20・100・200・300・4
00の前記第一の状態中と前記特定玉検出器48・10
3・203・303・402の玉検出有効期間中は前記
始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一
方、特定玉検出器48・103・203・303・40
2の玉検出有効期間が終了したことにより始動玉検出器
5a〜5cによる玉検出を有効にするので、残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402による検出玉数が可変入賞球装置20・100・
200・300・400への入賞玉数と一致したとき
に、V有効時間(特定玉検出器48・103・203・
303・402の玉検出有効期間)と始動入賞の無効時
間を終了させることで、無駄な待ち時間をなくすことが
できると共に始動入賞の損を少なくすることができる。
つまり、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効となるので
遊技進行が迅速化されると共に、無効となってしまって
いた始動入賞の損をなくすことができる。
【0125】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、前記入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401によって検出された入賞玉数と前記残
留玉検出器33a・33b・102・103・202・
302・402によって検出された排出玉数とを比較
し、前記可変入賞球装置20・100・200・300
・400が前記第一の状態になってから所定期間が経過
した時点で入賞玉数と排出玉数とが一致しないときに、
これを異常と判定し、入賞玉数と排出玉数とが一致しな
いときに、その入賞玉数と排出玉数との誤差数を認識可
能に表示する表示器28・29を備えたことを特徴とす
る。このように構成することにより、可変入賞球装置2
0・100・200・300・400が第一の状態にな
ってから所定期間が経過したにも拘わらず入賞玉数と排
出玉数とが一致しない場合はこれを異常として検出する
ので、可変入賞球装置20・100・200・300・
400内で玉詰まりが生じたときには、これを異常とし
て検出することができる。然も、この構成によれば、入
賞玉数と排出玉数との誤差数が報知されるので、玉詰ま
りが原因なのか、あるいはそれ以外で異常が発生したの
かを容易に判断することができる。
【0126】また、異常と判定したときに、その異常判
定時点から遊技状態を進行しないように遊技不能動化状
態にし、、入賞玉数と排出玉数とが一致することを条件
に遊技不能動化状態を解除して遊技状態を進行可能にす
るので、異常発生状態での遊技を回避することができ
る。然も、入賞玉数と排出玉数とが一致することを条件
に遊技不能動化状態を解除して遊技状態を進行可能にす
るので、その後の処理も容易に行える。さらに、誤差数
を認識できる上で、解除作業を行えるので、いくつ補正
すればよいか容易に分り、その解除作業がし易くなる。
【0127】また、異常と判定したときに、その異常を
報知する表示器28・29を備えたので、従業員に玉詰
まり等の異常を即座に報知することができる。
【0128】また、入賞玉数と排出玉数とが一致した時
点又はそれ以前に前記特定玉検出器48・103・20
3・303・402の玉検出により前記特定遊技状態へ
の移行権利が獲得されているときは、遊技不能動化状態
を解除して特定遊技状態に移行するようにできるので、
玉詰まりなどによって特定遊技状態が継続しなくなるよ
うなことがない。
【0129】また、前記可変入賞球装置20・100・
200・300・400が前記第一の状態に移行したこ
とを条件として前記特定玉検出器48・103・203
・303・402による玉検出を有効にする一方、該第
一の状態が終了し且つ入賞玉数と排出玉数とが一致した
場合にはその後の特定玉検出器48・103・203・
303・402による玉検出を無効にし、、少なくとも
前記可変入賞球装置20・100・200・300・4
00の前記第一の状態中と前記特定玉検出器48・10
3・203・303・402の玉検出有効期間中は前記
始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一
方、特定玉検出器48・103・203・303・40
2の玉検出有効期間が終了したことにより始動玉検出器
5a〜5cによる玉検出を有効にするので、残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402による検出玉数が可変入賞球装置20・100・
200・300・400への入賞玉数と一致したとき
に、V有効時間(特定玉検出器48・103・203・
303・402の玉検出有効期間)と始動入賞の無効時
間を終了させることで、無駄な待ち時間をなくすことが
できると共に始動入賞の損を少なくすることができる。
つまり、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効となるので
遊技進行が迅速化されると共に、無効となってしまって
いた始動入賞の損をなくすことができる。
【0130】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、少なくとも前記可変入賞球装置20・100・20
0・300・400が前記第一の状態となってから前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401による玉検出があるか否かを判定するまでの所
定期間と、前記特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出有効期間については前記始動玉検
出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一方、前記所
定期間の経過後に前記入賞玉検出器25a・25b・1
01・201・301・401による玉検出がないとき
は前記始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を有効にす
ることを特徴とする。このように構成することにより、
始動入賞の有効、無効の期間設定を効率よく行うことが
でき、ひいては無駄な待ち時間をなくすことができると
共に始動入賞の損をなくすことができる。特に、この構
成によれば、1個も可変入賞球装置20・100・20
0・300・400に入賞しなかった場合にその効果を
顕著に発揮することができる。
【0131】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、前記可変入賞球装置20・100・200・300
・400が第一の状態となってから前記入賞玉検出器2
5a・25b・101・201・301・401による
玉検出があるか否かを判定するまでの所定期間内に前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401による玉検出があったときは前記所定期間の経
過後も前記始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を継続
して無効にする一方、前記特定玉検出器48・103・
203・303・402の玉検出有効期間が終了し且つ
前記入賞玉検出器25a・25b・101・201・3
01・401による検出玉数と前記残留玉検出器33a
・33b・102・103・202・302・402に
よる検出玉数とが一致したことを条件として前記始動玉
検出器5a〜5cによる玉検出を有効にすることを特徴
とする。このように構成することにより、始動入賞の有
効、無効の期間設定を効率よく行うことができ、ひいて
は無駄な待ち時間をなくすことができると共に始動入賞
の損をなくすことができる。特に、この構成によれば、
可変入賞球装置20・100・200・300・400
に入賞した場合にその効果を顕著に発揮することができ
る。
【0132】また、前記始動玉検出器5a〜5cによる
1回の玉検出により前記可変入賞球装置20・100・
200・300・400を第一の状態に複数回変化させ
る場合、前記始動玉検出器5a〜5cによる1回の玉検
出により前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に1回変化させる場合に比べ
て前記所定期間を長く設定するようにしてもよい。
【0133】また、前記所定期間は、前記可変入賞球装
置20・100・200・300・400が前記第二の
状態になってからの猶予期間を含むようにしてもよい。
【0134】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する特定遊技状態
を発生し得る弾球遊技機において、前記可変入賞球装置
20・100・200・300・400に入賞した玉を
検出する入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401と、前記可変入賞球装置20・100
・200・300・400から排出された玉を検出する
残留玉検出器33a・33b・102・103・202
・302・402と、を備え、前記特定遊技状態中は前
記始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一
方、前記特定玉検出器48・103・203・303・
402による玉検出がなく且つ前記入賞玉検出器25a
・25b・101・201・301・401による玉検
出数と前記残留玉検出器33a・33b・102・10
3・202・302・402による玉検出数とが一致し
たことを条件として前記始動玉検出器5a〜5cによる
玉検出を有効にすることを特徴とする。このように構成
することにより、始動入賞の有効、無効の期間設定を効
率よく行うことができ、ひいては無駄な待ち時間をなく
すことができると共に始動入賞の損をなくすことができ
る。特に、この構成によれば、特定遊技状態終了時にそ
の効果を顕著に発揮することができる。
【0135】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する特定遊技状態
を発生し得る弾球遊技機において、前記可変入賞球装置
20・100・200・300・400に入賞した玉を
検出する入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401と、前記可変入賞球装置20・100
・200・300・400から排出された玉を検出する
残留玉検出器33a・33b・102・103・202
・302・402と、を備え、前記入賞玉検出器25a
・25b・101・201・301・401によって検
出された入賞玉数と前記残留玉検出器33a・33b・
102・103・202・302・402によって検出
された排出玉数とを比較し、その比較結果に基づいて遊
技状態を制御し、、前記残留玉検出器33a・33b・
102・103・202・302・402は、玉検出に
基づいて前記特定遊技状態の継続権を成立し得る機能を
併せ持つことを特徴とする。このように構成することに
より、可変入賞球装置20・100・200・300・
400内での玉の有無を検出した上で各種の遊技制御が
行え、然もV入賞した玉をいち早く残留管理できる。
【0136】また、前記可変入賞球装置20・100・
200・300・400が前記第一の状態になってから
所定期間が経過した時点で入賞玉数と排出玉数とが一致
しないときに、これを異常と判定する異常判定手段を備
えたので、可変入賞球装置20・100・200・30
0・400が第一の状態になってから所定期間が経過し
たにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致しない場合
はこれを異常として検出するので、可変入賞球装置20
・100・200・300・400内で玉詰まりが生じ
たときには、これを異常として検出することができる。
【0137】また、、異常と判定したときに、その異常
判定時点から遊技状態を進行しないように遊技不能動化
状態にするので、異常発生状態で遊技を行うことを回避
することができる。
【0138】また、、入賞玉数と排出玉数とが一致する
ことを条件に遊技不能動化状態を解除して遊技状態を進
行可能にするので、遊技が不能動化した後の処理が容易
に行える。
【0139】また、異常と判定したときに、その異常を
報知する表示器28・29を備えたたので、従業員に玉
詰まり等の異常を即座に報知することができる。
【0140】また、、前記可変入賞球装置20・100
・200・300・400が前記第一の状態に移行した
ことを条件として前記特定玉検出器48・103・20
3・303・402による玉検出を有効にする一方、該
第一の状態が終了し且つ入賞玉数と排出玉数とが一致し
た場合にはその後の特定玉検出器48・103・203
・303・402による玉検出を無効にし、、少なくと
も前記可変入賞球装置20・100・200・300・
400の前記第一の状態中と前記特定玉検出器48・1
03・203・303・402の玉検出有効期間中は前
記始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にする一
方、特定玉検出器48・103・203・303・40
2の玉検出有効期間が終了したことにより始動玉検出器
5a〜5cによる玉検出を有効にするので、残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402による検出玉数が可変入賞球装置20・100・
200・300・400への入賞玉数と一致したとき
に、V有効時間(特定玉検出器48・103・203・
303・402の玉検出有効期間)と始動入賞の無効時
間を終了させることで、無駄な待ち時間をなくすことが
できると共に始動入賞の損を少なくすることができる。
つまり、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効となるので
遊技進行が迅速化されると共に、無効となってしまって
いた始動入賞の損をなくすことができる。
【0141】また、少なくとも前記可変入賞球装置20
・100・200・300・400が前記第一の状態と
なってから前記入賞玉検出器25a・25b・101・
201・301・401による玉検出があるか否かを判
定するまでの所定期間と、前記特定玉検出器48・10
3・203・303・402の玉検出有効期間について
は前記始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にす
る一方、前記所定期間の経過後に前記入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401による玉
検出がないときは前記始動玉検出器5a〜5cによる玉
検出を有効にするので、始動入賞の有効、無効の期間設
定を効率よく行うことができ、ひいては無駄な待ち時間
をなくすことができると共に始動入賞の損をなくすこと
ができる。特に、この構成によれば、1個も可変入賞球
装置20・100・200・300・400に入賞しな
かった場合にその効果を顕著に発揮することができる。
【0142】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、前記可変入賞球装置20・100・200・300
・400が前記第一の状態となってからの所定期間内に
前記入賞玉検出器25a・25b・101・201・3
01・401による玉検出があるときは前記特定玉検出
器48・103・203・303・402による玉検出
を有効にする一方、前記所定期間の経過後に前記入賞玉
検出器25a・25b・101・201・301・40
1による玉検出がないときは前記特定玉検出器48・1
03・203・303・402による玉検出を無効にす
ることを特徴とする。このように構成することにより、
玉が発射できない不具合が発生したときでもこれをエラ
ーとすることなく、入賞玉検出器25a・25b・10
1・201・301・401の移動による不正な大当り
発生を回避することができ、然も大入賞口内の残留玉を
監視することができる。
【0143】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、前記入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401によって検出された入賞玉数と前記残
留玉検出器33a・33b・102・103・202・
302・402によって検出された排出玉数とを比較
し、前記入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401による玉検出よりも先に前記残留玉検
出器33a・33b・102・103・202・302
・402による玉検出があるときに、これを異常と判定
することを特徴とする。このように構成することによ
り、玉が発射できない不具合が発生したときでもこれを
エラーとすることなく、入賞玉検出器25a・25b・
101・201・301・401の移動による不正を回
避することができ、然も大入賞口内の残留玉を監視する
ことができる。
【0144】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、前記入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401によって検出された入賞玉数と前記残
留玉検出器33a・33b・102・103・202・
302・402によって検出された排出玉数とを比較
し、前記可変入賞球装置20・100・200・300
・400が前記第一の状態になってから所定期間が経過
した時点で排出玉数が入賞玉数より多いときに、これを
異常と判定することを特徴とする。このように構成する
ことにより、玉が発射できない不具合が発生したときで
もこれをエラーとすることなく、入賞玉検出器25a・
25b・101・201・301・401の移動による
不正を回避することができ、然も大入賞口内の残留玉を
監視することができる。
【0145】また、異常と判定したときに、その異常を
報知する表示器28・29を備えたたので、従業員に玉
詰まり等の異常を即座に報知することができる。
【0146】また、異常と判定したときに、その異常判
定時点から遊技状態を進行しないように遊技不能動化状
態にするので、異常発生状態での遊技を回避することが
できる。
【0147】また、異常と判定したときに、玉が発射さ
れないようにするので、異常発生状態で玉が打ち込まれ
るのを回避することができる。
【0148】また、前記入賞玉検出器25a・25b・
101・201・301・401によって入賞玉を検出
したことを条件として前記特定玉検出器48・103・
203・303・402による玉検出を有効にする一
方、前記可変入賞球装置20・100・200・300
・400の前記第一の状態が終了し且つ前記入賞玉検出
器25a・25b・101・201・301・401に
よる玉検出数と前記残留玉検出器33a・33b・10
2・103・202・302・402による玉検出数と
が一致した場合にはその後の特定玉検出器48・103
・203・303・402による玉検出を無効にし、少
なくとも前記特定玉検出器48・103・203・30
3・402の玉検出有効期間中は前記始動玉検出器5a
〜5cによる玉検出を無効にする一方、特定玉検出器4
8・103・203・303・402の玉検出有効期間
が終了したことにより始動玉検出器5a〜5cによる玉
検出を有効にするので、V有効時間(特定玉検出器48
・103・203・303・402の玉検出有効期間)
と始動入賞の無効時間を終了させることで、無駄な待ち
時間をなくすことができると共に始動入賞の損を少なく
することができる。つまり、無駄な待ち時間中の始動入
賞が有効となるので遊技進行が迅速化されると共に、無
効となってしまっていた始動入賞の損をなくすことがで
きる。
【0149】また、前記可変入賞球装置20・100・
200・300・400が前記第一の状態に移行したこ
とを条件として前記特定玉検出器48・103・203
・303・402による玉検出を有効にする一方、該第
一の状態が終了し且つ前記入賞玉検出器25a・25b
・101・201・301・401による玉検出数と前
記残留玉検出器33a・33b・102・103・20
2・302・402による玉検出数とが一致した場合に
はその後の特定玉検出器48・103・203・303
・402による玉検出を無効にし、、少なくとも前記特
定玉検出器48・103・203・303・402の玉
検出有効期間中は前記始動玉検出器5a〜5cによる玉
検出を無効にする一方、特定玉検出器48・103・2
03・303・402の玉検出有効期間が終了したこと
により始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を有効にす
るので、V有効時間(特定玉検出器48・103・20
3・303・402の玉検出有効期間)と始動入賞の無
効時間を終了させることで、無駄な待ち時間をなくすこ
とができると共に始動入賞の損を少なくすることができ
る。つまり、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効となる
ので遊技進行が迅速化されると共に、無効となってしま
っていた始動入賞の損をなくすことができる。
【0150】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、少なくとも前記可変入賞球装置20・100・20
0・300・400が前記第一の状態となってからは前
記始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を無効にすると
共に、前記可変入賞球装置20・100・200・30
0・400が前記第一の状態となって前記入賞玉検出器
25a・25b・101・201・301・401によ
る玉検出があってから前記入賞玉検出器25a・25b
・101・201・301・401による玉検出数と前
記残留玉検出器33a・33b・102・103・20
2・302・402による玉検出数とが少なくとも一致
するまでは前記始動玉検出器5a〜5cによる玉検出を
有効にしないことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、残留玉の把握が可能になり、然も残留玉があ
る状態では特定玉の検出を無効にしないで残留玉がなく
なるまでを待機状態とするので、軽微な玉止まり時には
即座にこれを異常とすることなく、玉止まり状態を遊技
者の判断に委ねられ円滑な遊技が可能になる。
【0151】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、少なくとも前記可変入賞球装置20・100・20
0・300・400が前記第一の状態に移行したことを
条件として前記入賞玉検出器25a・25b・101・
201・301・401によって入賞玉が検出されたと
きから前記特定玉検出器48・103・203・303
・402による玉検出を有効にすると共に、前記可変入
賞球装置20・100・200・300・400が前記
第一の状態となって前記入賞玉検出器25a・25b・
101・201・301・401による玉検出があって
から前記入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401による玉検出数と前記残留玉検出器3
3a・33b・102・103・202・302・40
2による玉検出数とが一致するまでの所定期間内で特定
玉検出器48・103・203・303・402による
玉検出がないときは、前記所定期間内で特定玉検出器4
8・103・203・303・402による玉検出を無
効にしないので、玉が発射できない不具合が発生したと
きでもこれをエラーとすることなく、入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401の移動に
よる不正な大当り発生を回避することができる。
【0152】また、前記入賞玉検出器25a・25b・
101・201・301・401による玉検出数と前記
残留玉検出器33a・33b・102・103・202
・302・402による玉検出数との差数を認識できる
ように表示する表示器28・29を備え、該表示器28
・29は、前記入賞玉検出器25a・25b・101・
201・301・401及び前記残留玉検出器33a・
33b・102・103・202・302・402がそ
れぞれ玉検出をする毎に差数を加算又は減算して表示す
るので、大入賞口内の入賞玉数を明確に管理することが
できる。さらに、入賞玉数と排出玉数とが一致しないと
きに、一致するように玉を入れるときに修正する玉数が
容易に分るので、その処理を容易に行える。
【0153】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401によって検出された入賞玉数と前記残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402によって検出された排出玉数とを比較し、前記可
変入賞球装置20・100・200・300・400が
前記第一の状態になってから所定期間が経過した後にお
いて、入賞玉数と排出玉数とが一致しないとき特有の効
果音を発生する効果音発生手段としてのスピーカ62
と、を備えたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、大入賞口内に入った玉数(入賞玉数)と大入賞
口から排出される玉数(排出玉数)とを比較し、その比較
結果に基づいた報知動作を行うことができる。具体的に
は、入賞玉数と排出玉数が一致しないときに、特有の効
果音を出すことで、遊技を盛り上げることができる。即
ち、興趣向上が図れる。
【0154】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401によって検出された入賞玉数と前記残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402によって検出された排出玉数とを比較し、前記可
変入賞球装置20・100・200・300・400が
前記第一の状態になってから所定期間が経過した後にお
いて、入賞玉数と排出玉数とが一致するときと一致しな
いときとで異なる効果音を発生する効果音発生手段とし
てのスピーカ62と、を備えたことを特徴とする。この
ように構成することにより、大入賞口内に入った玉数
(入賞玉数)と大入賞口から排出される玉数(排出玉数)と
を比較し、その比較結果に基づいた報知動作を行うこと
ができる。具体的には、入賞玉数と排出玉数が一致する
ときと、しないときとで効果音が異なることで、遊技を
盛り上げることができる。即ち、興趣向上が図れる。
【0155】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401によって検出された入賞玉数と前記残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402によって検出された排出玉数とを比較し、該玉数
比較手段の比較による入賞玉数と排出玉数との差玉数の
数により効果音を変化させて発生する効果音発生手段と
してのスピーカ62と、を備えたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、大入賞口内に入った玉数
(入賞玉数)と大入賞口から排出される玉数(排出玉数)と
を比較し、その比較結果に基づいた報知動作を行うこと
ができる。具体的には、差玉数に応じて効果音を変化さ
せるので、特に特定遊技状態中などの遊技を盛り上げる
ことができる。即ち、興趣向上が図れる。
【0156】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401によって検出された入賞玉数と前記残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402によって検出された排出玉数とを比較し、前記可
変入賞球装置20・100・200・300・400が
前記第一の状態になってから所定期間が経過した後にお
いて、入賞玉数と排出玉数とが一致しないとき特有の表
示内容を表示する表示器28・29と、を備えたことを
特徴とする。このように構成することにより、大入賞口
内に入った玉数(入賞玉数)と大入賞口から排出される玉
数(排出玉数)とを比較し、その比較結果に基づいた報知
動作を行うことができる。具体的には、入賞玉数と排出
玉数が一致しないときに、特有の表示をすることで、遊
技を盛り上げることができる。即ち、興趣向上が図れ
る。
【0157】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401によって検出された入賞玉数と前記残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402によって検出された排出玉数とを比較し、前記可
変入賞球装置20・100・200・300・400が
前記第一の状態になってから所定期間が経過した後にお
いて、入賞玉数と排出玉数とが一致するときと一致しな
いときとで異なる表示内容を表示する表示器28・29
と、を備えたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、大入賞口内に入った玉数(入賞玉数)と大入賞
口から排出される玉数(排出玉数)とを比較し、その比較
結果に基づいた報知動作を行うことができる。具体的に
は、入賞玉数と排出玉数が一致するときと、しないとき
とで表示が異なることで、遊技を盛り上げることができ
る。即ち、興趣向上が図れる。
【0158】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401によって検出された入賞玉数と前記残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402によって検出された排出玉数とを比較し、該玉数
比較手段の比較による入賞玉数と排出玉数との差玉数の
数により表示内容を変化させて表示する表示器28・2
9と、を備えたことを特徴とする。このように構成する
ことにより、大入賞口内に入った玉数(入賞玉数)と大入
賞口から排出される玉数(排出玉数)とを比較し、その比
較結果に基づいた報知動作を行うことができる。具体的
には、差玉数に応じて表示を変化させるので、特に特定
遊技状態中などの遊技を盛り上げることができる。即
ち、興趣向上が図れる。
【0159】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、を備
え、前記入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401によって検出された入賞玉数と前記残
留玉検出器33a・33b・102・103・202・
302・402によって検出された排出玉数とを比較
し、前記可変入賞球装置20・100・200・300
・400が前記第一の状態になってから所定期間が経過
した後において、入賞玉数と排出玉数とが一致しないと
き前記可変入賞球装置20・100・200・300・
400の内部構造を変化させることを特徴とする。この
ように構成することにより、大入賞口内の玉数と大入賞
口から排出される玉数とを比較し、その比較結果に基づ
いた遊技動作を行うことができ、ひいては興趣向上が図
れる。
【0160】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、を備
え、前記可変入賞球装置20・100・200・300
・400から排出された玉を検出する残留玉検出器33
a・33b・102・103・202・302・402
と、前記入賞玉検出器25a・25b・101・201
・301・401によって検出された入賞玉数と前記残
留玉検出器33a・33b・102・103・202・
302・402によって検出された排出玉数とを比較
し、該玉数比較手段の比較による入賞玉数と排出玉数と
の差玉数の数により前記可変入賞球装置20・100・
200・300・400の内部構造を変化させることを
特徴とする。このように構成することにより、大入賞口
内の玉数と大入賞口から排出される玉数とを比較し、そ
の比較結果に基づいた遊技動作を行うことができ、ひい
ては興趣向上が図れる。
【0161】また、遊技領域3に設けられた始動入賞口
4a〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a
〜5cの玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態
から遊技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入
賞球装置20・100・200・300・400を備
え、該可変入賞球装置20・100・200・300・
400の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の
入賞を検出する特定玉検出器48・103・203・3
03・402の玉検出により前記始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって有利
な特定態様で可変入賞球装置20・100・200・3
00・400を第一の状態に移行制御する弾球遊技機に
おいて、前記可変入賞球装置20・100・200・3
00・400に入賞した玉を検出する入賞玉検出器25
a・25b・101・201・301・401と、前記
可変入賞球装置20・100・200・300・400
から排出された玉を検出する残留玉検出器33a・33
b・102・103・202・302・402と、前記
入賞玉検出器25a・25b・101・201・301
・401によって検出された入賞玉数と前記残留玉検出
器33a・33b・102・103・202・302・
402によって検出された排出玉数とを比較し、前記入
賞玉検出器25a・25b・101・201・301・
401及び前記残留玉検出器33a・33b・102・
103・202・302・402がそれぞれ玉検出をす
る毎に入賞玉数と排出玉数との差玉数の増減を表示する
差玉数増減表示器28・29と、を備えたことを特徴と
する。このように構成することにより、大入賞口内に入
った玉数と大入賞口から排出される玉数との差玉数の増
減を表示するので、遊技を盛り上げることができる。
【0162】なお、上記した実施形態は、本発明を限定
するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。始動入賞制御及び大当り制御における時間(期
間)設定は、特に実施形態中に記載のものに限定しな
い。また、実施形態中に記載のV有効時間及び始動入賞
の無効時間に限定するものではない。即ち、V有効時間
は、可変入賞球装置20が開閉片23a・23bの開放
動作(可変入賞球装置が第一の状態に移行したこと)を
条件として有効になり、入賞玉カウンタと残留玉カウン
タが一致した時点で無効にするものであればよい。つま
り、有効となるのは始動入賞時(開放動作開始)などで
もよく、また、開放動作中でもよいし、開放動作終了後
に多少のインターバルをおいて有効となるものでもよ
い。一方、始動入賞の無効時間は、少なくとも可変入賞
球装置20の開放動作中とV有効時間中で無効にするも
のであればよい。つまり、開放動作の開始時から無効と
なるものでもよいし、V有効時間の終了から所定時間が
経過した後に無効から有効になるものでもよい。また、
入賞玉数が排出玉数より少ないとき、あるいは排出玉数
が入賞玉数より少ないとき、いずれか一方の場合にのみ
エラーをかけるようにしてもよい。
【0163】また、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1)前記入賞玉検出手段及び前記排出玉検出手段によ
る検出は、正規の玉検出であるか否かが判別され、正規
の玉検出でないときは、これを異常発生として報知する
ことを特徴とする弾球遊技機。これにより、スイッチ
(入賞玉検出手段、排出玉検出手段)の断線又はショー
ト、スイッチ上の玉詰りが監視でき、そのような不具合
が発生した場合、これに基づいてエラー報知が行える。
また、通常状態でONするはずがないのにONした場
合、電波などで不正にスイッチがONされた等の不正が
あったことが考えられるので、そのような不正を監視し
て極力不正を防止することができる。 (2)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の入
賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者にと
って不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一の
状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球装
置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入賞
を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉検
出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって
有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行制
御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入賞
した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球装
置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前記
入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排出
玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する玉
数比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態に
なってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手段
の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しないとき
に、これを異常と判定する異常判定手段と、を備えたこ
とを特徴とする。このように構成することにより、可変
入賞球装置が第一の状態になってから所定期間が経過し
たにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致しない場合
はこれを異常として検出するので、可変入賞球装置内で
玉詰まりが生じたときには、これを異常として検出する
ことができる。 (3)前記異常判定手段により異常と判定したときに、
その異常判定時点から遊技状態を進行しないように遊技
不能動化状態にする遊技不能動化手段を備えので、異常
発生状態で遊技を行うことを回避することができる。 (4)前記異常判定手段により異常と判定したときに、
その異常を報知する異常報知手段を備えので、従業員に
玉詰まり等の異常を即座に報知することができる。 (5)前記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行した
ことを条件として前記特定玉検出手段による玉検出を有
効にする一方、該第一の状態が終了し且つ前記玉数比較
手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致した場合
にはその後の特定玉検出手段による玉検出を無効にする
特定玉受付制御手段と、少なくとも前記可変入賞球装置
の前記第一の状態中と前記特定玉検出手段の玉検出有効
期間中は前記始動玉検出手段による玉検出を無効にする
一方、特定玉検出手段の玉検出有効期間が終了したこと
により始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動玉
受付制御手段と、を備えたので、排出玉検出手段による
検出玉数が可変入賞球装置への入賞玉数と一致したとき
に、V有効時間(特定玉検出手段の玉検出有効期間)と
始動入賞の無効時間を終了させることで、無駄な待ち時
間をなくすことができると共に始動入賞の損を少なくす
ることができる。つまり、無駄な待ち時間中の始動入賞
が有効となるので遊技進行が迅速化されると共に、無効
となってしまっていた始動入賞の損をなくすことができ
る。 (6)前記異常報知手段は、前記玉数比較手段の比較に
より排出玉数が入賞玉数よりも多くて異常になったの
か、あるいは排出玉数が入賞玉数よりも少なくて異常に
なったのかを判別可能に報知するので、異常となった原
因をより詳しく報知することができる。 (7)前記入賞玉検出手段と前記排出玉検出手段とをそ
れぞれ複数設け、前記玉数比較手段は、前記複数の入賞
玉検出手段が検出する入賞玉の合計数と、前記複数の排
出玉検出手段が検出する排出玉の合計数と、を比較した
り、前記入賞玉検出手段を複数設ける一方、前記排出玉
検出手段を1つ設け、前記玉数比較手段は、前記複数の
入賞玉検出手段が検出する入賞玉の合計数と、前記1つ
の排出玉検出手段が検出する排出玉数と、を比較した
り、前記入賞玉検出手段を1つ設ける一方、前記排出玉
検出手段を複数設け、前記玉数比較手段は、前記1つの
入賞玉検出手段が検出する入賞玉数と、前記複数の排出
玉検出手段が検出する排出玉の合計数と、を比較するよ
うにしてもよい。 (8)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の入
賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者にと
って不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一の
状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球装
置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入賞
を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉検
出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとって
有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行制
御する特定遊技状態を発生し得る弾球遊技機において、
前記可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉検出
手段と、前記可変入賞球装置から排出された玉を検出す
る排出玉検出手段と、前記入賞玉検出手段によって検出
された入賞玉数と前記排出玉検出手段によって検出され
た排出玉数とを比較する玉数比較手段と、前記可変入賞
球装置が前記第一の状態になってから所定期間が経過し
た時点で前記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出
玉数とが一致しないときに、これを異常と判定する異常
判定手段と、該異常判定手段により異常と判定したとき
に、その異常判定時点から遊技状態を進行しないように
遊技不能動化状態にする遊技不能動化手段と、前記玉数
比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致する
ことを条件に遊技不能動化状態を解除して遊技状態を進
行可能にする遊技不能動化状態解除手段と、を備えたこ
とを特徴とする。このように構成することにより、可変
入賞球装置が第一の状態になってから所定期間が経過し
たにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致しない場合
はこれを異常として検出するので、可変入賞球装置内で
玉詰まりが生じたときには、これを異常として検出して
遊技を不能動化することができるので、異常発生状態で
の遊技を回避することができる。然も、入賞玉数と排出
玉数とが一致することを条件に遊技不能動化状態を解除
して遊技状態を進行可能にするので、その後の処理も容
易に行える。 (9)前記異常判定手段により異常と判定したときに、
その異常を報知する異常報知手段を備えたので、従業員
に玉詰まり等の異常を即座に報知することができる。 (10)前記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出
玉数とが一致した時点又はそれ以前に前記特定玉検出手
段の玉検出により前記特定遊技状態への移行権利が獲得
されているときは、遊技不能動化状態を解除して特定遊
技状態に移行するようにしてもよい。 (11)前記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行し
たことを条件として前記特定玉検出手段による玉検出を
有効にする一方、該第一の状態が終了し且つ前記玉数比
較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致した場
合にはその後の特定玉検出手段による玉検出を無効にす
る特定玉受付制御手段と、少なくとも前記可変入賞球装
置の前記第一の状態中と前記特定玉検出手段の玉検出有
効期間中は前記始動玉検出手段による玉検出を無効にす
る一方、特定玉検出手段の玉検出有効期間が終了したこ
とにより始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動
玉受付制御手段と、を備えたので、排出玉検出手段によ
る検出玉数が可変入賞球装置への入賞玉数と一致したと
きに、V有効時間(特定玉検出手段の玉検出有効期間)
と始動入賞の無効時間を終了させることで、無駄な待ち
時間をなくすことができると共に始動入賞の損を少なく
することができる。つまり、無駄な待ち時間中の始動入
賞が有効となるので遊技進行が迅速化されると共に、無
効となってしまっていた始動入賞の損をなくすことがで
きる。 (12)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態
になってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手
段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しないとき
に、これを異常と判定する異常判定手段と、前記玉数比
較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しない
ときに、その入賞玉数と排出玉数との誤差数を認識可能
に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、可変入賞球装置が第一の
状態になってから所定期間が経過したにも拘わらず入賞
玉数と排出玉数とが一致しない場合はこれを異常として
検出するので、可変入賞球装置内で玉詰まりが生じたと
きには、これを異常として検出することができる。然
も、この構成によれば、入賞玉数と排出玉数との誤差数
が報知されるので、玉詰まりが原因なのか、あるいはそ
れ以外で異常が発生したのかを容易に判断することがで
きる。 (13)前記異常判定手段により異常と判定したとき
に、その異常判定時点から遊技状態を進行しないように
遊技不能動化状態にする遊技不能動化手段と、前記玉数
比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致する
ことを条件に遊技不能動化状態を解除して遊技状態を進
行可能にする遊技不能動化状態解除手段と、を備えたの
で、異常発生状態での遊技を回避することができる。然
も、入賞玉数と排出玉数とが一致することを条件に遊技
不能動化状態を解除して遊技状態を進行可能にするの
で、その後の処理も容易に行える。さらに、誤差数を認
識できる上で、解除作業を行えるので、いくつ補正すれ
ばよいか容易に分り、その解除作業がし易くなる。 (14)前記異常判定手段により異常と判定したとき
に、その異常を報知する異常報知手段を備えたので、前
記異常判定手段により異常と判定したときに、その異常
を報知する異常報知手段を備えので、従業員に玉詰まり
等の異常を即座に報知することができる。 (15)前記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出
玉数とが一致した時点又はそれ以前に前記特定玉検出手
段の玉検出により前記特定遊技状態への移行権利が獲得
されているときは、遊技不能動化状態を解除して特定遊
技状態に移行するようにできるので、玉詰まりなどによ
って特定遊技状態が継続しなくなるようなことがない。 (16)前記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行し
たことを条件として前記特定玉検出手段による玉検出を
有効にする一方、該第一の状態が終了し且つ前記玉数比
較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致した場
合にはその後の特定玉検出手段による玉検出を無効にす
る特定玉受付制御手段と、少なくとも前記可変入賞球装
置の前記第一の状態中と前記特定玉検出手段の玉検出有
効期間中は前記始動玉検出手段による玉検出を無効にす
る一方、特定玉検出手段の玉検出有効期間が終了したこ
とにより始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動
玉受付制御手段と、を備えたので、排出玉検出手段によ
る検出玉数が可変入賞球装置への入賞玉数と一致したと
きに、V有効時間(特定玉検出手段の玉検出有効期間)
と始動入賞の無効時間を終了させることで、無駄な待ち
時間をなくすことができると共に始動入賞の損を少なく
することができる。つまり、無駄な待ち時間中の始動入
賞が有効となるので遊技進行が迅速化されると共に、無
効となってしまっていた始動入賞の損をなくすことがで
きる。 (17)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、少
なくとも前記可変入賞球装置が前記第一の状態となって
から前記入賞玉検出手段による玉検出があるか否かを判
定するまでの所定期間中に前記始動玉検出手段による玉
検出を無効にする一方、前記所定期間の経過後に前記入
賞玉検出手段による玉検出がないときは前記始動玉検出
手段による玉検出を有効にする始動玉受付制御手段と、
を備えたことを特徴とする。このように構成することに
より、始動入賞の有効、無効の期間設定を効率よく行う
ことができ、ひいては無駄な待ち時間をなくすことがで
きると共に始動入賞の損をなくすことができる。特に、
この構成によれば、1個も可変入賞球装置に入賞しなか
った場合にその効果を顕著に発揮することができる。 (18)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記可変入賞球装置が第一の状態となってから前記入賞玉
検出手段による玉検出があるか否かを判定するまでの所
定期間中に前記始動玉検出手段による玉検出を無効にす
る一方、前記所定期間内に前記入賞玉検出手段による玉
検出があったときは前記所定期間の経過後も前記始動玉
検出手段による玉検出を継続して無効にする一方、少な
くとも前記入賞玉検出手段による検出玉数と前記排出玉
検出手段による検出玉数とが一致したことを条件として
前記始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動玉受
付制御手段と、を備えたことを特徴とする。このように
構成することにより、始動入賞の有効、無効の期間設定
を効率よく行うことができ、ひいては無駄な待ち時間を
なくすことができると共に始動入賞の損をなくすことが
できる。特に、この構成によれば、可変入賞球装置に入
賞した場合にその効果を顕著に発揮することができる。 (19)前記始動玉検出手段による1回の玉検出により
前記可変入賞球装置を第一の状態に複数回変化させる場
合、前記始動玉検出手段による1回の玉検出により前記
可変入賞球装置を第一の状態に1回変化させる場合に比
べて前記所定期間を長く設定するようにしてもよい。 (20)前記所定期間は、前記可変入賞球装置が前記第
二の状態になってからの猶予期間を含むようにしてもよ
い。このようにすることで、可変入賞球装置に入賞した
玉が入賞してから入賞玉検出手段に検出されるまでに時
間がかかるような構造でも不具合が発生しないようにで
きる。 (21)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する特定遊技状態を発生し得る弾球遊技機におい
て、前記可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉
検出手段と、前記可変入賞球装置から排出された玉を検
出する排出玉検出手段と、前記特定遊技状態中は前記始
動玉検出手段による玉検出を無効にする一方、前記所定
条件が成立せず且つ前記入賞玉検出手段による玉検出数
と前記排出玉検出手段による玉検出数とが一致したこと
を条件として前記始動玉検出手段による玉検出を有効に
する始動玉受付制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。このように構成することにより、始動入賞の有効、
無効の期間設定を効率よく行うことができ、ひいては無
駄な待ち時間をなくすことができると共に始動入賞の損
をなくすことができる。特に、この構成によれば、特定
遊技状態終了時にその効果を顕著に発揮することができ
る。 (22)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する特定遊技状態を発生し得る弾球遊技機におい
て、前記可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉
検出手段と、前記可変入賞球装置から排出された玉を検
出する排出玉検出手段と、前記入賞玉検出手段によって
検出された入賞玉数と前記排出玉検出手段によって検出
された排出玉数とを比較する玉数比較手段と、該玉数比
較手段の比較結果に基づいて遊技状態を制御する遊技制
御手段と、を備え、前記排出玉検出手段は、玉検出に基
づいて前記特定遊技状態の継続権を成立し得る(特定玉
検出手段としての)機能を併せ持つことを特徴とする。
このように構成することにより、可変入賞球装置内での
玉の有無を検出した上で各種の遊技制御が行え、然もV
入賞した玉をいち早く残留管理できる。(特定玉として
の検出が排出玉としての検出なので、残留玉がないか否
かの判定が早くなり、それによって始動入賞の受付など
を即有効にできる。) (23)前記可変入賞球装置が前記第一の状態になって
から所定期間が経過した時点で前記玉数比較手段の比較
により入賞玉数と排出玉数とが一致しないときに、これ
を異常と判定する異常判定手段を備えたので、可変入賞
球装置が第一の状態になってから所定期間が経過したに
も拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致しない場合はこ
れを異常として検出するので、可変入賞球装置内で玉詰
まりが生じたときには、これを異常として検出すること
ができる。 (24)前記遊技制御手段は、前記異常判定手段により
異常と判定したときに、その異常判定時点から遊技状態
を進行しないように遊技不能動化状態にするので、異常
発生状態で遊技を行うことを回避することができる。 (25)前記遊技制御手段は、前記玉数比較手段の比較
により入賞玉数と排出玉数とが一致することを条件に遊
技不能動化状態を解除して遊技状態を進行可能にするの
で、遊技が不能動化した後の処理が容易に行える。 (26)前記異常判定手段により異常と判定したとき
に、その異常を報知する異常報知手段を備えたので、従
業員に玉詰まり等の異常を即座に報知することができ
る。 (27)前記遊技制御手段は、前記可変入賞球装置が前
記第一の状態に移行したことを条件として前記特定玉検
出手段による玉検出を有効にする一方、該第一の状態が
終了し且つ前記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排
出玉数とが一致した場合にはその後の特定玉検出手段に
よる玉検出を無効にする特定玉受付制御手段と、少なく
とも前記可変入賞球装置の前記第一の状態中と前記特定
玉検出手段の玉検出有効期間中は前記始動玉検出手段に
よる玉検出を無効にする一方、特定玉検出手段の玉検出
有効期間が終了したことにより始動玉検出手段による玉
検出を有効にする始動玉受付制御手段と、を備えたの
で、排出玉検出手段による検出玉数が可変入賞球装置へ
の入賞玉数と一致したときに、V有効時間(特定玉検出
手段の玉検出有効期間)と始動入賞の無効時間を終了さ
せることで、無駄な待ち時間をなくすことができると共
に始動入賞の損を少なくすることができる。つまり、無
駄な待ち時間中の始動入賞が有効となるので遊技進行が
迅速化されると共に、無効となってしまっていた始動入
賞の損をなくすことができる。 (28)少なくとも前記可変入賞球装置が前記第一の状
態となってから前記入賞玉検出手段による玉検出がある
か否かを判定するまでの所定期間中に前記始動玉検出手
段による玉検出を無効にする一方、前記所定期間の経過
後に前記入賞玉検出手段による玉検出がないときは前記
始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動玉受付制
御手段を備えたので、始動入賞の有効、無効の期間設定
を効率よく行うことができ、ひいては無駄な待ち時間を
なくすことができると共に始動入賞の損をなくすことが
できる。特に、この構成によれば、1個も可変入賞球装
置に入賞しなかった場合にその効果を顕著に発揮するこ
とができる。 (29)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記可変入賞球装置が前記第一の状態となってからの所定
期間内に前記入賞玉検出手段による玉検出があるときは
前記特定玉検出手段による玉検出を有効にする一方、前
記所定期間の経過後に前記入賞玉検出手段による玉検出
がないときは前記特定玉検出手段による玉検出を無効に
する特定玉受付制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。このように構成することにより、玉が発射できない
不具合が発生したときでもこれをエラーとすることな
く、入賞玉検出手段の移動による不正な大当り発生を回
避することができ、然も大入賞口内の残留玉を監視する
ことができる。 (30)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記入賞玉検出手段による玉検出より
も先に前記排出玉検出手段による玉検出があるときに、
これを異常と判定する異常判定手段と、を備えたことを
特徴とする。このように構成することにより、玉が発射
できない不具合が発生したときでもこれをエラーとする
ことなく、入賞玉検出手段の移動による不正を回避する
ことができ、然も大入賞口内の残留玉を監視することが
できる。 (31)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態
になってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手
段の比較により排出玉数が入賞玉数より多いときに、こ
れを異常と判定する異常判定手段と、を備えたことを特
徴とする。このように構成することにより、玉が発射で
きない不具合が発生したときでもこれをエラーとするこ
となく、入賞玉検出手段の移動による不正を回避するこ
とができ、然も大入賞口内の残留玉を監視することがで
きる。 (32)前記異常判定手段により異常と判定したとき
に、その異常を報知する異常報知手段を備えたので、従
業員に玉詰まり等の異常を即座に報知することができ
る。 (33)前記異常判定手段により異常と判定したとき
に、その異常判定時点から遊技状態を進行しないように
遊技不能動化状態にする遊技不能動化手段を備えたの
で、異常発生状態での遊技を回避することができる。 (34)前記異常判定手段により異常と判定したとき
に、玉が発射されないようにする玉発射禁止手段を備え
たので、異常発生状態で玉が打ち込まれるのを回避する
ことができる。 (35)前記特定玉受付制御手段は、前記入賞玉検出手
段によって入賞玉を検出したことを条件として前記特定
玉検出手段による玉検出を有効にする一方、前記可変入
賞球装置の前記第一の状態が終了し且つ前記入賞玉検出
手段による玉検出数と前記排出玉検出手段による玉検出
数とが一致した場合にはその後の特定玉検出手段による
玉検出を無効にし、少なくとも前記特定玉検出手段の玉
検出有効期間中は前記始動玉検出手段による玉検出を無
効にする一方、特定玉検出手段の玉検出有効期間が終了
したことにより始動玉検出手段による玉検出を有効にす
る始動玉受付制御手段を備えたので、V有効時間(特定
玉検出手段の玉検出有効期間)と始動入賞の無効時間を
終了させることで、無駄な待ち時間をなくすことができ
ると共に始動入賞の損を少なくすることができる。つま
り、無駄な待ち時間中の始動入賞が有効となるので遊技
進行が迅速化されると共に、無効となってしまっていた
始動入賞の損をなくすことができる。 (36)前記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行し
たことを条件として前記特定玉検出手段による玉検出を
有効にする一方、該第一の状態が終了し且つ前記入賞玉
検出手段による玉検出数と前記排出玉検出手段による玉
検出数とが一致した場合にはその後の特定玉検出手段に
よる玉検出を無効にする特定玉受付制御手段と、少なく
とも前記特定玉検出手段の玉検出有効期間中は前記始動
玉検出手段による玉検出を無効にする一方、特定玉検出
手段の玉検出有効期間が終了したことにより始動玉検出
手段による玉検出を有効にする始動玉受付制御手段と、
を備えたので、V有効時間(特定玉検出手段の玉検出有
効期間)と始動入賞の無効時間を終了させることで、無
駄な待ち時間をなくすことができると共に始動入賞の損
を少なくすることができる。つまり、無駄な待ち時間中
の始動入賞が有効となるので遊技進行が迅速化されると
共に、無効となってしまっていた始動入賞の損をなくす
ことができる。 (37)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、少
なくとも前記可変入賞球装置が前記第一の状態となって
からは前記始動玉検出手段による玉検出を無効にすると
共に、前記可変入賞球装置が前記第一の状態となって前
記入賞玉検出手段による玉検出があってから前記入賞玉
検出手段による玉検出数と前記排出玉検出手段による玉
検出数とが少なくとも一致するまでは前記始動玉検出手
段による玉検出を有効にしない始動玉受付制御手段と、
を備えたことを特徴とする。このように構成することに
より、残留玉の把握が可能になり、然も残留玉がある状
態では特定玉の検出を無効にしないで残留玉がなくなる
までを待機状態とするので、軽微な玉止まり時には即座
にこれを異常とすることなく、玉止まり状態を遊技者の
判断に委ねられ円滑な遊技が可能になる。 (38)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、少
なくとも前記可変入賞球装置が前記第一の状態に移行し
たことを条件として前記入賞玉検出手段によって入賞玉
が検出されたときから前記特定玉検出手段による玉検出
を有効にすると共に、前記可変入賞球装置が前記第一の
状態となって前記入賞玉検出手段による玉検出があって
から前記入賞玉検出手段による玉検出数と前記排出玉検
出手段による玉検出数とが一致するまでの所定期間内で
特定玉検出手段による玉検出がないときは、前記所定期
間内で特定玉検出手段による玉検出を無効にしない特定
玉受付制御手段を備えたので、玉が発射できない不具合
が発生したときでもこれをエラーとすることなく、入賞
玉検出手段の移動による不正な大当り発生を回避するこ
とができる。 (39)前記入賞玉検出手段による玉検出数と前記排出
玉検出手段による玉検出数との差数を認識できるように
表示する表示手段を備え、該表示手段は、前記入賞玉検
出手段及び前記排出玉検出手段がそれぞれ玉検出をする
毎に差数を加算又は減算して表示するので、大入賞口内
の入賞玉数を明確に管理することができる。さらに、入
賞玉数と排出玉数とが一致しないときに、一致するよう
に玉を入れるときに修正する玉数が容易に分るので、そ
の処理を容易に行える。 (40)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態
になってから所定期間が経過した後において、前記玉数
比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しな
いとき特有の効果音を発生する効果音発生手段と、を備
えたことを特徴とする。このように構成することによ
り、大入賞口内に入った玉数(入賞玉数)と大入賞口から
排出される玉数(排出玉数)とを比較し、その比較結果に
基づいた報知動作を行うことができる。具体的には、入
賞玉数と排出玉数が一致しないときに、特有の効果音を
出すことで、遊技を盛り上げることができる。即ち、興
趣向上が図れる。 (41)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態
になってから所定期間が経過した後において、前記玉数
比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致する
ときと一致しないときとで異なる効果音を発生する効果
音発生手段と、を備えたことを特徴とする。このように
構成することにより、大入賞口内に入った玉数(入賞玉
数)と大入賞口から排出される玉数(排出玉数)とを比較
し、その比較結果に基づいた報知動作を行うことができ
る。具体的には、入賞玉数と排出玉数が一致するとき
と、しないときとで効果音が異なることで、遊技を盛り
上げることができる。即ち、興趣向上が図れる。 (42)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、該玉数比較手段の比較による入賞玉数
と排出玉数との差玉数の数により効果音を変化させて発
生する効果音発生手段と、を備えたことを特徴とする。
このように構成することにより、大入賞口内に入った玉
数(入賞玉数)と大入賞口から排出される玉数(排出玉数)
とを比較し、その比較結果に基づいた報知動作を行うこ
とができる。具体的には、差玉数に応じて効果音を変化
させるので、特に特定遊技状態中などの遊技を盛り上げ
ることができる。即ち、興趣向上が図れる。 (43)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態
になってから所定期間が経過した後において、前記玉数
比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しな
いとき特有の表示内容を表示する表示手段と、を備えた
ことを特徴とする。このように構成することにより、大
入賞口内に入った玉数(入賞玉数)と大入賞口から排出さ
れる玉数(排出玉数)とを比較し、その比較結果に基づい
た報知動作を行うことができる。具体的には、入賞玉数
と排出玉数が一致しないときに、特有の表示をすること
で、遊技を盛り上げることができる。即ち、興趣向上が
図れる。 (44)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態
になってから所定期間が経過した後において、前記玉数
比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致する
ときと一致しないときとで異なる表示内容を表示する表
示手段と、を備えたことを特徴とする。このように構成
することにより、大入賞口内に入った玉数(入賞玉数)と
大入賞口から排出される玉数(排出玉数)とを比較し、そ
の比較結果に基づいた報知動作を行うことができる。具
体的には、入賞玉数と排出玉数が一致するときと、しな
いときとで表示が異なることで、遊技を盛り上げること
ができる。即ち、興趣向上が図れる。 (45)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、該玉数比較手段の比較による入賞玉数
と排出玉数との差玉数の数により表示内容を変化させて
表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。この
ように構成することにより、大入賞口内に入った玉数
(入賞玉数)と大入賞口から排出される玉数(排出玉数)と
を比較し、その比較結果に基づいた報知動作を行うこと
ができる。具体的には、差玉数に応じて表示を変化させ
るので、特に特定遊技状態中などの遊技を盛り上げるこ
とができる。即ち、興趣向上が図れる。 (46)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記可変入賞球装置が前記第一の状態
になってから所定期間が経過した後において、前記玉数
比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しな
いとき前記可変入賞球装置の内部構造を変化させる遊技
制御手段と、を備えたことを特徴とする。このように構
成することにより、大入賞口内の玉数と大入賞口から排
出される玉数とを比較し、その比較結果に基づいた遊技
動作を行うことができ、ひいては興趣向上が図れる。 (47)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、該玉数比較手段の比較による入賞玉数
と排出玉数との差玉数の数により前記可変入賞球装置の
内部構造を変化させる遊技制御手段と、を備えたことを
特徴とする。このように構成することにより、大入賞口
内の玉数と大入賞口から排出される玉数とを比較し、そ
の比較結果に基づいた遊技動作を行うことができ、ひい
ては興趣向上が図れる。 (48)遊技領域に設けられた始動入賞領域への打玉の
入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊技者に
とって不利な第二の状態から遊技者にとって有利な第一
の状態に移行する可変入賞球装置を備え、該可変入賞球
装置の入賞空間に設けられた特定入賞領域への打玉の入
賞を検出する特定玉検出手段の玉検出により前記始動玉
検出手段の玉検出に基づく態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置を第一の状態に移行
制御する弾球遊技機において、前記可変入賞球装置に入
賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入賞球
装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段と、前
記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記排
出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較する
玉数比較手段と、前記入賞玉検出手段及び前記排出玉検
出手段がそれぞれ玉検出をする毎に前記玉数比較手段の
比較による入賞玉数と排出玉数との差玉数の増減を表示
する差玉数増減表示手段と、を備えたことを特徴とす
る。このように構成することにより、大入賞口内に入っ
た玉数と大入賞口から排出される玉数との差玉数の増減
を表示するので、遊技を盛り上げることができる。
【0164】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、遊技領域に設けられた
始動入賞領域への打玉の入賞を検出する始動玉検出手段
の玉検出により遊技者にとって不利な第二の状態から遊
技者にとって有利な第一の状態に移行する可変入賞球装
置を備え、所定条件の成立に基づいて前記可変入賞球装
置を特定態様で第一の状態に移行制御する特定遊技状態
を発生し得る弾球遊技機において、前記可変入賞球装置
に入賞した玉を検出する入賞玉検出手段と、前記可変入
賞球装置から排出された玉を検出する排出玉検出手段
と、前記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と
前記排出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比
較する玉数比較手段と、を備え、前記所定条件の成立
は、所定期間内において前記排出玉検出手段が前記入賞
玉検出手段で検出した入賞玉を検出したこととすること
を特徴とする。このように構成することにより、可変入
賞球装置(大入賞口)内での玉の有無を検出することが
でき、可変入賞球装置内に残った玉を把握することがで
きる。また、この構成によれば、所定期間内に排出玉検
出手段で玉検出があることを条件に特定遊技状態が発生
するので、従来のように特定遊技状態を発生させるため
に特定玉検出器を設けなくてすむ。
【0165】また、請求項2の発明においては、遊技領
域に設けられた始動入賞領域への打玉の入賞を検出する
始動玉検出手段の玉検出により遊技者にとって不利な第
二の状態から遊技者にとって有利な第一の状態に移行す
る可変入賞球装置を備え、所定条件の成立に基づいて前
記可変入賞球装置を特定態様で第一の状態に移行制御す
る特定遊技状態を継続し得る弾球遊技機において、前記
可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉検出手段
と、前記可変入賞球装置から排出された玉を検出する排
出玉検出手段と、前記入賞玉検出手段によって検出され
た入賞玉数と前記排出玉検出手段によって検出された排
出玉数とを比較する玉数比較手段と、を備え、前記所定
条件の成立は、所定期間内において前記排出玉検出手段
が前記入賞玉検出手段で検出した入賞玉を検出したこと
とすることを特徴とする。このように構成することによ
り、可変入賞球装置(大入賞口)内での玉の有無を検出
することができ、可変入賞球装置内に残った玉を把握す
ることができる。また、この構成によれば、所定期間内
に排出玉検出手段で玉検出があることを条件に特定遊技
状態が発生するので、従来のように特定遊技状態を発生
させるために特定玉検出器を設けなくてすむ。
【0166】また、請求項3の発明においては、前記可
変入賞球装置が前記第一の状態に移行した回数が所定移
行回数に達したか、あるいは前記入賞玉検出手段の玉検
出数が所定検出数に達したか、のいずれか早い方を前記
所定期間の開始としたことを特徴とする。このように構
成することにより、前記可変入賞球装置が前記第一の状
態に移行した回数が所定移行回数に達するか,前記入賞
玉検出手段の玉検出数が所定検出数に達することで特定
遊技状態を終了するか否かを決定する弾球遊技機の場
合、多くの獲得玉数を得つつ、継続させることが可能に
なる。
【0167】また、請求項4の発明においては、前記可
変入賞球装置内で入賞玉を停留する玉停留装置を備え、
前記所定期間の開始に伴って前記玉停留装置による玉の
停留を解除し、所定期間内に前記排出玉検出手段に玉を
通過させ得る構成としたことを特徴とする。
【0168】また、請求項5の発明においては、前記可
変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定期間が
経過した時点で前記玉数比較手段の比較により入賞玉数
と排出玉数とが一致しないときに、これを異常と判定す
る異常判定手段を備えたことを特徴とする。このように
構成することにより、可変入賞球装置が第一の状態にな
ってから所定期間が経過したにも拘わらず入賞玉数と排
出玉数とが一致しない場合はこれを異常として検出する
ので、可変入賞球装置内で玉詰まりが生じたときには、
これを異常として検出することができる。
【0169】また、請求項6の発明においては、前記可
変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定期間が
経過した時点で前記玉数比較手段の比較により入賞玉数
と排出玉数とが一致しないときに、これを異常と判定す
る異常判定手段と、該異常判定手段により異常と判定し
たときに、その異常判定時点から遊技状態を進行しない
ように遊技不能動化状態にする遊技不能動化手段と、前
記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが一
致することを条件に遊技不能動化状態を解除して遊技状
態を進行可能にする遊技不能動化状態解除手段と、を備
えたことを特徴とする。このように構成することによ
り、可変入賞球装置が第一の状態になってから所定期間
が経過したにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致し
ない場合はこれを異常として検出するので、可変入賞球
装置内で玉詰まりが生じたときには、これを異常として
検出して遊技を不能動化することができるので、異常発
生状態での遊技を回避することができる。然も、入賞玉
数と排出玉数とが一致することを条件に遊技不能動化状
態を解除して遊技状態を進行可能にするので、その後の
処理も容易に行える。
【0170】また、請求項7の発明においては、前記可
変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定期間が
経過した時点で前記玉数比較手段の比較により入賞玉数
と排出玉数とが一致しないときに、これを異常と判定す
る異常判定手段と、前記玉数比較手段の比較により入賞
玉数と排出玉数とが一致しないときに、その入賞玉数と
排出玉数との誤差数を認識可能に表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする。このように構成することに
より、可変入賞球装置が第一の状態になってから所定期
間が経過したにも拘わらず入賞玉数と排出玉数とが一致
しない場合はこれを異常として検出するので、可変入賞
球装置内で玉詰まりが生じたときには、これを異常とし
て検出することができる。然も、この構成によれば、入
賞玉数と排出玉数との誤差数が報知されるので、玉詰ま
りが原因なのか、あるいはそれ以外で異常が発生したの
かを容易に判断することができる。
【0171】また、請求項8の発明においては、少なく
とも前記可変入賞球装置が前記第一の状態となってから
前記入賞玉検出手段による玉検出があるか否かを判定す
るまでの所定期間中に前記始動玉検出手段による玉検出
を無効にする一方、前記所定期間の経過後に前記入賞玉
検出手段による玉検出がないときは前記始動玉検出手段
による玉検出を有効にする始動玉受付制御手段を備えた
ことを特徴とする。このように構成することにより、始
動入賞の有効、無効の期間設定を効率よく行うことがで
き、ひいては無駄な待ち時間をなくすことができると共
に始動入賞の損をなくすことができる。特に、この構成
によれば、1個も可変入賞球装置に入賞しなかった場合
にその効果を顕著に発揮することができる。
【0172】また、請求項9の発明においては、前記可
変入賞球装置が第一の状態となってから前記入賞玉検出
手段による玉検出があるか否かを判定するまでの所定期
間中に前記始動玉検出手段による玉検出を無効にする一
方、前記所定期間内に前記入賞玉検出手段による玉検出
があったときは前記所定期間の経過後も前記始動玉検出
手段による玉検出を継続して無効にする一方、少なくと
も前記入賞玉検出手段による検出玉数と前記排出玉検出
手段による検出玉数とが一致したことを条件として前記
始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動玉受付制
御手段を備えたことを特徴とする。このように構成する
ことにより、始動入賞の有効、無効の期間設定を効率よ
く行うことができ、ひいては無駄な待ち時間をなくすこ
とができると共に始動入賞の損をなくすことができる。
特に、この構成によれば、可変入賞球装置に入賞した場
合にその効果を顕著に発揮することができる。
【0173】また、請求項10の発明においては、前記
特定遊技状態中は前記始動玉検出手段による玉検出を無
効にする一方、前記所定条件が成立せず且つ前記入賞玉
検出手段による玉検出数と前記排出玉検出手段による玉
検出数とが一致したことを条件として前記始動玉検出手
段による玉検出を有効にする始動玉受付制御手段を備え
たことを特徴とする。このように構成することにより、
始動入賞の有効、無効の期間設定を効率よく行うことが
でき、ひいては無駄な待ち時間をなくすことができると
共に始動入賞の損をなくすことができる。特に、この構
成によれば、特定遊技状態終了時にその効果を顕著に発
揮することができる。
【0174】また、請求項11の発明においては、前記
入賞玉検出手段による玉検出よりも先に前記排出玉検出
手段による玉検出があるときに、これを異常と判定する
異常判定手段を備えたことを特徴とする。このように構
成することにより、玉が発射できない不具合が発生した
ときでもこれをエラーとすることなく、入賞玉検出手段
の移動による不正を回避することができ、然も可変入賞
球装置(大入賞口)内の残留玉を監視することができ
る。
【0175】また、請求項12の発明においては、前記
可変入賞球装置が前記第一の状態になってから所定期間
が経過した時点で前記玉数比較手段の比較により排出玉
数が入賞玉数より多いときに、これを異常と判定する異
常判定手段を備えたことを特徴とする。このように構成
することにより、玉が発射できない不具合が発生したと
きでもこれをエラーとすることなく、入賞玉検出手段の
移動による不正を回避することができ、然も可変入賞球
装置(大入賞口)内の残留玉を監視することができる。
【0176】また、請求項13の発明においては、少な
くとも前記可変入賞球装置が前記第一の状態となってか
らは前記始動玉検出手段による玉検出を無効にすると共
に、前記可変入賞球装置が前記第一の状態となって前記
入賞玉検出手段による玉検出があってから前記入賞玉検
出手段による玉検出数と前記排出玉検出手段による玉検
出数とが少なくとも一致するまでは前記始動玉検出手段
による玉検出を有効にしない始動玉受付制御手段を備え
たことを特徴とする。このように構成することにより、
残留玉の把握が可能になり、然も残留玉がある状態では
始動玉の検出を有効にしないで残留玉がなくなるまでを
待機状態とするので、軽微な玉止まり時には即座にこれ
を異常とすることなく、玉止まり状態を遊技者の判断に
委ねられ円滑な遊技が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】可変入賞球装置を示す正面図である。
【図3】可変入賞球装置の各種構成部材を示す斜視図で
ある。
【図4】可変入賞球装置内での玉の流れを示す斜視図で
ある。
【図5】各種遊技動作を制御する遊技制御回路基板を示
すブロック図である。
【図6】入賞玉判定プロセスを示すフローチャートであ
る。
【図7】排出玉判定プロセスを示すフローチャートであ
る。
【図8】始動入賞制御プロセスを示すフローチャートで
ある。
【図9】始動入賞制御における1回開放での入賞がなか
ったときの各種構成部材の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図10】始動入賞制御における1回開放での入賞があ
ったとき(入賞玉がなく排出玉がある)の各種構成部材
の動作を示すタイムチャートである。
【図11】始動入賞制御における1回開放での入賞があ
ったとき(入賞玉が正常に排出された)の各種構成部材
の動作を示すタイムチャートである。
【図12】始動入賞制御における1回開放での入賞があ
ったとき(入賞玉が正常に排出され、特定玉検出があ
る)の各種構成部材の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図13】始動入賞制御における1回開放での入賞があ
ったとき(入賞玉が正常に排出されなかった)の各種構
成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図14】始動入賞制御における2回開放での入賞がな
かったときの各種構成部材の動作を示すタイムチャート
である。
【図15】始動入賞制御における2回開放での入賞があ
ったとき(入賞玉が正常に排出された)の各種構成部材
の動作を示すタイムチャートである。
【図16】始動入賞制御プロセスの変形例を示すフロー
チャートである。
【図17】大当り制御プロセスを示すフローチャートで
ある。
【図18】大当り制御における1(〜15)ラウンド中
での入賞が正常に排出され、ラウンド継続するときの各
種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図19】大当り制御における1(〜15)ラウンド中
での入賞が正常に排出され、ラウンド継続しないときの
各種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図20】大当り制御における1(〜15)ラウンド中
での入賞が正常に排出されないときの各種構成部材の動
作を示すタイムチャートである。
【図21】大当り制御における16ラウンド中での各種
構成部材の動作の変形例を示すタイムチャートである。
【図22】効果音制御1のプロセスを示すフローチャー
トである。
【図23】装飾表示制御1のプロセスを示すフローチャ
ートである。
【図24】可動部材制御のプロセスを示すフローチャー
トである。
【図25】効果音制御2のプロセスを示すフローチャー
トである。
【図26】装飾表示制御2のプロセスを示すフローチャ
ートである。
【図27】開閉板制御のプロセスを示すフローチャート
である。
【図28】同図(A)(B)はそれぞれエラー表示を示
す説明図である。
【図29】表示手段による大当り中の表示を示す説明図
である。
【図30】表示手段の変形例を示す説明図である。
【図31】第二実施形態の始動入賞制御プロセスを示す
フローチャートである。
【図32】第二実施形態の始動入賞制御の変形例を示す
フローチャートである。
【図33】第三実施形態の始動入賞制御プロセスを示す
フローチャートである。
【図34】第三実施形態の始動入賞制御における1回開
放での入賞があったとき(入賞玉数と排出玉数が一致し
ない)の各種構成部材の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図35】第三実施形態の大当り制御プロセスを示すフ
ローチャートである。
【図36】第三実施形態の大当り制御における1(〜1
5)ラウンド中での入賞が正常に排出されないときの各
種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図37】第四実施形態の始動入賞制御プロセスを示す
フローチャートである。
【図38】第四実施形態の始動入賞制御プロセスを示す
フローチャートの一部である。
【図39】第一実施形態の始動入賞制御の変形例を示す
フローチャートである。
【図40】第一実施形態の入賞玉判定及び排出玉判定の
変形例を示すフローチャートである。
【図41】第五実施形態の大当り制御における1(〜1
5)ラウンド中での入賞が正常に排出され、ラウンド継
続するときの各種構成部材の動作を示すタイムチャート
である。
【図42】第五実施形態の始動入賞制御における1回開
放での入賞があったとき(入賞玉が正常に排出された)
の各種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図43】第六実施形態の始動入賞制御プロセスを示す
フローチャートである。
【図44】第六実施形態の始動入賞制御における1回開
放での入賞がないときの各種構成部材の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図45】第六実施形態の始動入賞制御における1回開
放での入賞があり、V入賞しないときの各種構成部材の
動作を示すタイムチャートである。
【図46】第六実施形態の始動入賞制御における1回開
放での入賞があり、V入賞したときの各種構成部材の動
作を示すタイムチャートである。
【図47】第六実施形態の始動入賞制御における1回開
放での入賞があり、正常に排出されないときの各種構成
部材の動作を示すタイムチャートである。
【図48】第六実施形態の始動入賞制御における2回開
放での各種構成部材の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図49】第六実施形態の大当り制御プロセスを示すフ
ローチャートである。
【図50】第六実施形態の大当り制御における1(〜1
5)ラウンド中での入賞が正常に排出され、継続すると
きの各種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図51】第六実施形態の大当り制御における1(〜1
5)ラウンド中での18回の開閉後に入賞玉数と排出玉
数とが一致しているときの各種構成部材の動作を示すタ
イムチャートである。
【図52】第六実施形態の大当り制御における1(〜1
5)ラウンド中での入賞が正常に排出されないときの各
種構成部材の動作を示すタイムチャートである。
【図53】同図(A)(B)は第六実施形態の変形例を
示すタイムチャートである。
【図54】同図(A)は第五実施形態の可変入賞球装置
を示す説明図であり、同図(B)は可変入賞球装置の変
形例を示す説明図である。
【図55】同図(A)は可変入賞球装置の変形例を示す
説明図であり、同図(B)は第六実施形態の可変入賞球
装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4a〜4c 始動入賞口 5a〜5c 始動玉検出器(始動玉検出手段) 20・100・200・300・400 可変入賞球装
置 22 上部入賞空間 23a・23b・100a・100b・400a・40
0b 開閉片 25a・25b・101・201・301・401 入
賞玉検出器(入賞玉検出手段) 28 入賞個数・継続回数表示器(表示手段) 29 排出個数・継続回数表示器(表示手段) 30 下部入賞空間 31 下部転動板 33a・33b・102・202・302・402 残
留玉検出器(排出玉検出手段) 34 開閉板 36 回転ドラム 39a〜39c 永久磁石 40 上部転動板 42 特定受入口 43a・43b 可動部材 48・103・203・303 特定玉検出器(特定玉
検出手段) 50 遊技制御回路基板(玉数比較手段、異常判定手
段、遊技不能動化手段、遊技不能動化状態解除手段、始
動玉受付制御手段) 403 玉停留装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 AA17 AA43 BA03 BA04 BA05 BC15 CA14 CA27 EB76

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられた始動入賞領域への
    打玉の入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊
    技者にとって不利な第二の状態から遊技者にとって有利
    な第一の状態に移行する可変入賞球装置を備え、所定条
    件の成立に基づいて前記可変入賞球装置を特定態様で第
    一の状態に移行制御する特定遊技状態を発生し得る弾球
    遊技機において、 前記可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉検出
    手段と、 前記可変入賞球装置から排出された玉を検出する排出玉
    検出手段と、 前記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記
    排出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較す
    る玉数比較手段と、を備え、 前記所定条件の成立は、所定期間内において前記排出玉
    検出手段が前記入賞玉検出手段で検出した入賞玉を検出
    したこととすることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技領域に設けられた始動入賞領域への
    打玉の入賞を検出する始動玉検出手段の玉検出により遊
    技者にとって不利な第二の状態から遊技者にとって有利
    な第一の状態に移行する可変入賞球装置を備え、所定条
    件の成立に基づいて前記可変入賞球装置を特定態様で第
    一の状態に移行制御する特定遊技状態を継続し得る弾球
    遊技機において、 前記可変入賞球装置に入賞した玉を検出する入賞玉検出
    手段と、 前記可変入賞球装置から排出された玉を検出する排出玉
    検出手段と、 前記入賞玉検出手段によって検出された入賞玉数と前記
    排出玉検出手段によって検出された排出玉数とを比較す
    る玉数比較手段と、を備え、 前記所定条件の成立は、所定期間内において前記排出玉
    検出手段が前記入賞玉検出手段で検出した入賞玉を検出
    したこととすることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記可変入賞球装置が前記第一の状態に
    移行した回数が所定移行回数に達したか、あるいは前記
    入賞玉検出手段の玉検出数が所定検出数に達したか、の
    いずれか早い方を前記所定期間の開始としたことを特徴
    とする請求項2記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記可変入賞球装置内で入賞玉を停留す
    る玉停留装置を備え、 前記所定期間の開始に伴って前記玉停留装置による玉の
    停留を解除し、所定期間内に前記排出玉検出手段に玉を
    通過させ得る構成としたことを特徴とする請求項3記載
    の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記可変入賞球装置が前記第一の状態に
    なってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手段
    の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しないとき
    に、これを異常と判定する異常判定手段を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項4記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記可変入賞球装置が前記第一の状態に
    なってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手段
    の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しないとき
    に、これを異常と判定する異常判定手段と、 該異常判定手段により異常と判定したときに、その異常
    判定時点から遊技状態を進行しないように遊技不能動化
    状態にする遊技不能動化手段と、 前記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが
    一致することを条件に遊技不能動化状態を解除して遊技
    状態を進行可能にする遊技不能動化状態解除手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記可変入賞球装置が前記第一の状態に
    なってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手段
    の比較により入賞玉数と排出玉数とが一致しないとき
    に、これを異常と判定する異常判定手段と、 前記玉数比較手段の比較により入賞玉数と排出玉数とが
    一致しないときに、その入賞玉数と排出玉数との誤差数
    を認識可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の弾球遊
    技機。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記可変入賞球装置が前記第
    一の状態となってから前記入賞玉検出手段による玉検出
    があるか否かを判定するまでの所定期間中に前記始動玉
    検出手段による玉検出を無効にする一方、前記所定期間
    の経過後に前記入賞玉検出手段による玉検出がないとき
    は前記始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動玉
    受付制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 前記可変入賞球装置が第一の状態となっ
    てから前記入賞玉検出手段による玉検出があるか否かを
    判定するまでの所定期間中に前記始動玉検出手段による
    玉検出を無効にする一方、前記所定期間内に前記入賞玉
    検出手段による玉検出があったときは前記所定期間の経
    過後も前記始動玉検出手段による玉検出を継続して無効
    にする一方、少なくとも前記入賞玉検出手段による検出
    玉数と前記排出玉検出手段による検出玉数とが一致した
    ことを条件として前記始動玉検出手段による玉検出を有
    効にする始動玉受付制御手段を備えたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  10. 【請求項10】 前記特定遊技状態中は前記始動玉検出
    手段による玉検出を無効にする一方、前記所定条件が成
    立せず且つ前記入賞玉検出手段による玉検出数と前記排
    出玉検出手段による玉検出数とが一致したことを条件と
    して前記始動玉検出手段による玉検出を有効にする始動
    玉受付制御手段を備えたことを特徴とする請求項2乃至
    請求項4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  11. 【請求項11】 前記入賞玉検出手段による玉検出より
    も先に前記排出玉検出手段による玉検出があるときに、
    これを異常と判定する異常判定手段を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の弾球遊
    技機。
  12. 【請求項12】 前記可変入賞球装置が前記第一の状態
    になってから所定期間が経過した時点で前記玉数比較手
    段の比較により排出玉数が入賞玉数より多いときに、こ
    れを異常と判定する異常判定手段を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の弾球遊技
    機。
  13. 【請求項13】 少なくとも前記可変入賞球装置が前記
    第一の状態となってからは前記始動玉検出手段による玉
    検出を無効にすると共に、前記可変入賞球装置が前記第
    一の状態となって前記入賞玉検出手段による玉検出があ
    ってから前記入賞玉検出手段による玉検出数と前記排出
    玉検出手段による玉検出数とが少なくとも一致するまで
    は前記始動玉検出手段による玉検出を有効にしない始動
    玉受付制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれかに記載の弾球遊技機。
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