JP2000295391A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000295391A JP11101964A JP10196499A JP2000295391A JP 2000295391 A JP2000295391 A JP 2000295391A JP 11101964 A JP11101964 A JP 11101964A JP 10196499 A JP10196499 A JP 10196499A JP 2000295391 A JP2000295391 A JP 2000295391A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フラットベット型原稿読取機構と自
動給紙型原稿読取機構とを備える画像読取装置に関し、
コンパクトな装置の実現を目的とする。 【解決手段】自動給紙型原稿読取機構の原稿搬送先がフ
ラットベット型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバー上
になるようにと、自動給紙型原稿読取機構を配設する。
そして、原稿搬送方向に形成されて、側壁に係止用部を
持つ溝を原稿押さえカバーに形成する。更に、この溝の
係止用部に係止する係止部を有するとともに、この溝を
ガイドにして原稿搬送方向に移動可能となる基体部材
と、この基体部材から直立する直立部材とを持つストッ
パ部材を備える。この構成に従って、ストッパ部材をフ
ラットベット型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバーの
溝に挿入して移動させることで、この原稿押さえカバー
をスタッカとして機能させることができるようになるこ
とで、装置の小型化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットベット型
原稿読取機構と自動給紙型原稿読取機構とを備える画像
読取装置に関し、特に、コンパクトな装置を実現する画
像読取装置に関する。
【0002】原稿の画像情報を読み取る画像読取装置に
は、大きく分けて、原稿台に原稿を載置して、ラインイ
メージセンサを移動させることで原稿の画像情報を読み
取るフラットベット型の原稿読取装置と、ホッパに積載
される原稿を1枚ずつ取り出して搬送し、それを固定し
たラインイメージセンサを使って読み取ることで原稿の
画像情報を読み取る自動給紙型の原稿読取装置と、この
2つの原稿読取装置の機能を備える原稿読取装置という
3種類の画像読取装置がある。
【0003】フラットベット型の原稿読取装置の機能
と、自動給紙型の原稿読取装置の機能とを備える画像読
取装置は、2つの機能を備えることから装置が大きくな
るという欠点を有しているので、この画像読取装置の実
用性を高めるために、コンパクトな装置を実現するため
の技術を構築していく必要がある。
【0004】
【従来の技術】フラットベット型の原稿読取装置の機能
と、自動給紙型の原稿読取装置の機能という2つの機能
を備える画像読取装置では、従来、図17に示すような
装置構成を採っていた。
【0005】すなわち、従来の画像読取装置1では、原
稿台2に載置される原稿を読み取る構成を採るフラット
ベット型原稿読取装置の機能と、ホッパ3から1枚ずつ
原稿をピックしてスタッカ4へと送出しつつ原稿を読み
取る構成を採る自動給紙型原稿読取装置の機能という2
つの原稿読取装置の機能を具備する場合には、原稿台2
の側にホッパ3を配設し、装置本体から突出する形態で
スタッカ4を配設するという装置構成を採っていた。
【0006】ここで、ホッパ3は、装置本体に着脱自在
に取り付けられるようになっていて、フラットベット型
原稿読取装置として使用するときには、このホッパ3を
装置本体からを取り外していったり、あるいは、装置本
体に回転自在に取り付けられるようになっていて、フラ
ットベット型原稿読取装置として使用するときには、こ
のホッパ3を邪魔にならない位置に回転していくこと
で、原稿台2に載置される原稿を読み取ることになる。
【0007】そして、このような装置構成を採る場合に
あって、従来の画像読取装置1では、図18に示すよう
に、フラットベット型原稿読取装置の持つ光学ユニット
5を自動給紙型原稿読取装置としての読取位置まで移動
させることで、原稿の表面を読み取るとともに、その光
学ユニット5とは別に用意されて自動給紙型原稿読取装
置としての読取位置で固定される光学ユニット6を使っ
て、原稿の裏面を読み取るという構成を採っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、スタッカ4が装置本体か
ら突出する形態で設けられることから、装置が大きくな
るという問題点があった。
【0009】例えば、A4の原稿を長手方向に読み取る
場合には、A4の原稿の長手方向の長さは約300mm
であることから、約300mmの長さを持つスタッカ4
を装置本体から突出する形態で備えなければならず、装
置が大きくなるという問題点があったのである。
【0010】また、従来技術では、フラットベット型原
稿読取装置の持つ光学ユニット5を自動給紙型原稿読取
装置の光学ユニットと共有する形態を採っていることか
ら、装置の長さが長くなるという問題点があった。
【0011】すなわち、図19に示すように、フラット
ベット型原稿読取装置の持つ光学ユニット5を自動給紙
型原稿読取装置の読取位置まで移動する必要があること
から、装置の長さが長くなるという問題点があったので
ある。
【0012】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、フラットベット型原稿読取機構と自動給紙型
原稿読取機構とを備える構成を採るときにあって、コン
パクトな装置を実現する新たな画像読取装置の提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、フラットベット型原稿読取機構と自動
給紙型原稿読取機構とを備える画像読取装置において、
自動給紙型原稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット
型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバー上になるように
と、自動給紙型原稿読取機構を配設する構成を採る。
【0014】そして、原稿搬送方向に形成されて、側壁
に係止用部を持つ溝を原稿押さえカバーに形成する構成
を採る。
【0015】更に、この溝の係止用部に係止する係止部
を有するとともに、この溝をガイドにして原稿搬送方向
に移動可能となる基体部材と、この基体部材から直立す
る直立部材とを持つストッパ部材を備える構成を採る。
【0016】この構成に従って、本発明の画像読取装置
によれば、フラットベット型原稿読取機構と自動給紙型
原稿読取機構とを備える構成を採るときにあって、スト
ッパ部材をフラットベット型原稿読取機構の持つ原稿押
さえカバーの溝に挿入して移動させることで、この原稿
押さえカバーに原稿の受入れ先を用意できるようにな
り、これにより、この原稿押さえカバーをスタッカとし
て機能させることができるようになる。
【0017】このようにして、従来技術では、原稿の搬
送先となるスタッカを装置本体から突出する形態で備え
る必要があったのに対して、本発明では、読取対象の原
稿を積載するホッパを装置本体から突出する形態で備え
ればよく、ホッパはスタッカに比べて大きな角度で傾斜
させることが可能であることから、従来技術に比べて装
置を小型化できるようになる。
【0018】また、本発明では、フラットベット型原稿
読取機構と自動給紙型原稿読取機構とを備える画像読取
装置において、自動給紙型原稿読取機構の原稿搬送先が
フラットベット型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバー
上になるようにと、自動給紙型原稿読取機構を配設する
構成を採る。
【0019】そして、原稿押さえカバーの原稿受け取り
側となる端部が、原稿搬送方向に凹む形を示す凹状に湾
曲する形状を持つという構成を採る。
【0020】この構成に従って、本発明の画像読取装置
によれば、フラットベット型原稿読取機構と自動給紙型
原稿読取機構とを備える構成を採るときにあって、フラ
ットベット型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバーを自
動給紙型原稿読取機構の原稿搬送先として用いること
で、上述した理由より従来技術に比べて装置の小型化を
実現するときに、この原稿押さえカバーの原稿受け取り
側となる端部が、原稿搬送方向に凹む形を示す凹状に湾
曲する形状を有することから、自動給紙型原稿読取機構
から搬送されてくる原稿が確実にこの原稿押さえカバー
に乗ることになり、これにより、この原稿押さえカバー
を原稿の搬送先として用いることができるようになる。
【0021】このようにして、従来技術では、原稿の搬
送先となるスタッカを装置本体から突出する形態で備え
る必要があったのに対して、本発明では、読取対象の原
稿を積載するホッパを装置本体から突出する形態で備え
ればよく、ホッパはスタッカに比べて大きな角度で傾斜
させることが可能であることから、従来技術に比べて装
置を小型化できるようになる。
【0022】また、本発明では、フラットベット型原稿
読取機構と自動給紙型原稿読取機構とを備える画像読取
装置において、フラットベット型原稿読取機構の持つ原
稿押さえカバーの端部に、外側上方向に突出して、先端
に貫通孔を持つアーム部材を設ける構成を採る。
【0023】そして、スライダ部材と、そのスライダ部
材から突出する形態で形成されて、アーム部材の貫通孔
に回転自在に挿入される回転軸部材とを持つ連結用部材
を備える構成を採る。
【0024】更に、2つの原稿読取機構の接続部分に、
その接続部分を被覆するとともに、垂直方向に形成され
て、アーム部材を収納する第1の切欠け空間と、垂直方
向に形成されて、連結用部材を収納する第2の切欠け空
間とを持つカバー部材を備える構成を採る。
【0025】この構成に従って、本発明の画像読取装置
によれば、フラットベット型原稿読取機構と自動給紙型
原稿読取機構とを備える構成を採るときにあって、連結
用部材の回転軸部材が原稿押さえカバーの持つアーム部
材の貫通孔に挿入されて、それがフラットベット型原稿
読取機構と自動給紙型原稿読取機構との接続部分を被覆
する接続カバー部材の切り欠け空間に挿入されること
で、原稿押さえカバーの開閉動作が実現され、これによ
り、この原稿押さえカバーを原稿の搬送先として用いつ
つ、フラットベット型原稿読取機構が厚い本などの原稿
を読取対象とするときにも対処できるようになること
で、この原稿押さえカバーを原稿の搬送先として用いる
ことができるようになる。
【0026】このようにして、従来技術では、原稿の搬
送先となるスタッカを装置本体から突出する形態で備え
る必要があったのに対して、本発明では、読取対象の原
稿を積載するホッパを装置本体から突出する形態で備え
ればよく、ホッパはスタッカに比べて大きな角度で傾斜
させることが可能であることから、従来技術に比べて装
置を小型化できるようになる。
【0027】また、本発明では、フラットベット型原稿
読取機構と自動給紙型原稿読取機構とを備える画像読取
装置において、自動給紙型原稿読取機構の原稿搬送先が
フラットベット型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバー
上になるようにと、自動給紙型原稿読取機構を配設する
構成を採る。
【0028】そして、自動給紙型原稿読取機構が、フラ
ットベット型原稿読取機構の持つ光学ユニットとは独立
する形態で、原稿表面を読み取るための光学ユニット
と、原稿裏面を読み取るための光学ユニットとを備える
構成を採る。
【0029】この構成に従って、本発明の画像読取装置
によれば、フラットベット型原稿読取機構と自動給紙型
原稿読取機構とを備える構成を採るときにあって、自動
給紙型原稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット型原
稿読取機構の持つ原稿押さえカバー上になるようにする
構成を採ることで、装置の小型化を図るとともに、フラ
ットベット型原稿読取機構の備える光学ユニットを自動
給紙型原稿読取機構の読取位置まで移動させる必要がな
くなることから、従来技術に比べて装置の長さを短くで
きるようになる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0031】図1に、本発明の一実施例を図示する。
【0032】この図に示すように、本発明の画像読取装
置1では、フラットベット型原稿読取機構10と自動給
紙型原稿読取機構20とを一体的に実装する構成を採る
ときにあって、読取対象となる原稿を積載するホッパ3
を装置本体から突出する形態で配設するとともに、従来
技術で必要としてスタッカ4の代わりに、フラットベッ
ト型原稿読取機構10の原稿台2に設けられる原稿押さ
えカバー11を原稿搬送先として用いるという構成を採
っている。ここで、図中に示す30は、フラットベット
型原稿読取機構10と自動給紙型原稿読取機構20との
接続箇所を被覆する接続カバーである。
【0033】この本発明の画像読取装置1に従うと、ホ
ッパ3はスタッカ4に比べて大きな角度で傾斜させるこ
とが可能であることから、スタッカ4を装置本体から突
出する形態で配設するという構成を採る従来技術に比べ
て、装置の長さを大幅に短くくできるようになる。
【0034】図2に、スタッカ4の代わりとして用いら
れる原稿押さえカバー11の一実施例を図示する。
【0035】原稿押さえカバー11は、長さ約400m
m×幅約300mmの大きさを持ち、この図に示すよう
に、ユーザのハンドリング箇所となるハンドリング用突
出部110の他に、幅約15mm/長さ約280mm/
深さ約5mmの大きさを持つストッパ用溝111と、ス
トッパ用溝111の中央をカバー上面で渡る橋梁部11
2と、接続カバー30側の端部の左右両側に、外側上方
向に突出する形態で設けられる2つの連結用アーム11
3とを備える。
【0036】ここで、図2では明確に示していないが、
原稿押さえカバー11の接続カバー30側の端部は、図
3に示すように、原稿搬送方向に凹む形を示す凹形状に
湾曲する形状を有している。これは、自動給紙型原稿読
取機構20から搬送されてくる原稿が、原稿押さえカバ
ー11と接続カバー30との間の隙間に落ちてしまうの
を防ぐために形成されている。
【0037】すなわち、原稿押さえカバー11の接続カ
バー30側の端部が、原稿搬送方向に凹む形を示す凹形
状に湾曲する形状を有すると、自動給紙型原稿読取機構
20から搬送されてくる原稿の両端部分が確実に原稿押
さえカバー11に乗ることになるので、この搬送されて
くる原稿が原稿押さえカバー11と接続カバー30との
間の隙間に落ちることがなくなるからである。
【0038】図4に、原稿押さえカバー11に形成され
るストッパ用溝111の一実施例を図示する。ここで、
図4(a)は、規定の深さ位置におけるストッパ用溝1
11の断面図、図4(b)は、図4(a)のA方向から
見た断面図、図4(c)は、図4(a)のB方向から見
た断面図である。
【0039】原稿押さえカバー11に形成されるストッ
パ用溝111には、この図に示すように、両側の側壁
に、原稿サイズに合わせて用意される凹形状を有する2
×8個の係止用凹み1110が形成されるとともに、溝
の両端に、原稿押さえカバー11の上面から形成される
2つのガイド用テーパ1111が形成され、更に、溝の
底面に、2本のガイドレール1112が形成される。
【0040】このような構造を持つストッパ用溝111
には、図5に示すような形状を持つ原稿ストッパ120
が挿入されることになる。
【0041】図6に、原稿ストッパ120の詳細図面を
図示する。ここで、図6(a)は、原稿ストッパ120
を上から見た図、図6(b)は、原稿ストッパ120を
横から見た図、図6(c)は、原稿ストッパ120を下
から見た図である。
【0042】この図に示すように、原稿ストッパ120
は、ストッパ用溝111に挿入される基体部材121
と、基体部材121の一部が切り欠けられることで形成
される可撓性を持つ2つの係止用レバー122と、係止
用レバー122の先端に突出する形態で形成されて、ス
トッパ用溝111の係止用凹み1110に係止する係止
爪123と、基体部材121から直立する形態で形成さ
れる原稿停止用部材124とを備える。
【0043】この係止用レバー122は、図6(c)に
示すように、基体部材121の下面外周縁部に形成され
る縁取部分125に形成されるものであり、図7に示す
ように、その縁取部分125の基体部材121が逆L字
形に切り欠けられることで形成される。この切り欠けに
より形成される係止用レバー122と基体部材121と
の間の隙間は、基体部材121をストッパ用溝111に
挿入する際に、係止用レバー122に大きな力がかから
ないようにするために、可能な限り小さなものに設定さ
れる。
【0044】一方、係止用レバー122の先端に形成さ
れる係止爪123は、基体部材121をストッパ用溝1
11に挿入する際に、その挿入がスムーズなものとなる
ようにするために、図8(a)に示すように、先端に向
かうに従って細くなるテーバ形状を持つ。
【0045】更に、係止用レバー122の先端に形成さ
れる係止爪123は、基体部材121をストッパ用溝1
11に沿って移動する際に、その移動がスムーズなもの
となるようにするために、図8(b)に示すように、係
止用レバー122の回転中心側の断面形状が円弧を描く
ように形成されるとともに、その回転中心の逆側の断面
形状がテーパを描くように形成され、これにより、図中
の破線で示すように、基体部材121の移動の際に、係
止爪123と係止用凹み1110との間の係止がスムー
ズに外れるようになることで、その移動がスムーズなも
のとなることを実現する。
【0046】このように構成される原稿ストッパ120
は、ストッパ用溝111に挿入されて、係止爪123が
係止用凹み1110に係止する指定の位置で停止し、こ
れにより、原稿停止用部材124を使って、自動給紙型
原稿読取機構20から搬送されてくる原稿を受け取るよ
うに動作する。
【0047】このとき、ストッパ用溝111の持つガイ
ド用テーパ1111により、原稿ストッパ120は、ス
ムーズにストッパ用溝111に挿入されることになる。
また、ストッパ用溝111の持つガイドレール1112
により、原稿ストッパ120は、スムーズにストッパ用
溝111を移動することになる。
【0048】そして、係止爪123が係止用凹み111
0に係止することで指定の位置に停止された原稿ストッ
パ120は、原稿押さえカバー11が開いても、その係
止と橋梁部112との2箇所で保持されることになるの
で、ストッパ用溝111から抜け落ちてしまうような不
都合は起こらない。
【0049】この原稿ストッパ120の挿入は、図3に
示すように、挿入方向と挿入方向というストッパ用
溝111の2つの端から可能であることから、図9に示
すように、原稿停止用部材124を原稿押さえカバー1
1の上で広範囲に移動させることが可能になることで、
自動給紙型原稿読取機構20の読取対象とする様々な原
稿サイズに対応できるようになる。
【0050】次に、原稿押さえカバー11の開閉動作を
実現する機構について説明する。
【0051】図2に示したように、原稿押さえカバー1
1は、接続カバー30側の端部の左右両側に、外側上方
向に突出する形態で設けられる2つの連結用アーム11
3を備える。
【0052】図10に、この連結用アーム113の一実
施例を図示する。ここで、図10(a)は、連結用アー
ム113を横から見た図、図10(b)は、図10
(a)のA方向から見た断面図である。
【0053】この図に示すように、連結用アーム113
は、その先端部分に、貫通孔1130を持つ。この貫通
孔1130は、図10(b)に示すように、入り口側
(後述する回転軸部材130の挿入口となる)に挿入用
のテーパ部を持ち、その奥の径が入り口部分より小さく
なり、更にその奥に位置する出口側の径が再び大きくな
るという形状を有している。そして、図10(a)に示
すように、その出口側の径部分に、切り欠け1131が
形成されている。
【0054】図11に、この連結用アーム113の貫通
孔1130に挿入される回転軸部材130の一実施例を
図示する。ここで、図11(a)は、回転軸部材130
を正面から見た図、図11(b)は、回転軸部材130
を横から見た図、図11(c)は、回転軸部材130を
上から見た図である。
【0055】この図に示すように、連結用アーム113
の貫通孔1130に挿入される回転軸部材130は、基
体となるT字形の断面形状を有するスライダ部材130
0と、スライダ部材1300から突出される形態で形成
されて、2つに分割される円筒形部材1301とを備え
る。
【0056】このスライダ部材1300は、図11
(a)の破線に示すように、正面方向から見た左右面
に、肉盗みで形成される先端が細くなる段差形状が形成
されるとともに、図11(b)の破線に示すように、正
面方向から見た前後面に、その左右面に形成される段差
位置とは異なる段差位置になるようにと、肉盗みで形成
される先端が細くなる段差形状が形成されている。そし
て、この円筒形部材1301の先端には、テーパ部を持
つ大きな径を持つ抜け止め部1302が形成されてい
る。
【0057】ここで、スライダ部材1300に段差形状
を形成するのではなくて、先端が細くなるテーパ形状を
形成することもある。
【0058】このように構成される回転軸部材130の
円筒形部材1301は、2つに分割されていることで収
縮性を持ち、これにより、連結用アーム113の貫通孔
1130に挿入されて、大きな径を持つ貫通孔1130
の出口部分で抜け止め部1302が元の形状に復帰する
ことで、連結用アーム113に回転自在に取り付けられ
ることになる。
【0059】この円筒形部材1301の長さは、連結用
アーム113の貫通孔1130に挿入されたときに、そ
の先端が貫通孔1130を飛び出ないようにと設計され
ており、これから、回転軸部材130を連結用アーム1
13から取り外すときには、貫通孔1130の出口部分
に設けられる切り欠け1131にピンなどを挿入して円
筒形部材1301を収縮させることで行うことになる。
【0060】このようにして回転軸部材130が連結用
アーム113に挿入されるときにあって、スライダ部材
1300の姿勢が原稿押さえカバー11と直交する状態
にあるときには、真上からこの挿入状態を見た場合、図
12に示すように、スライダ部材1300のT字形断面
が見えることになる。
【0061】図2に示した接続カバー30は、図13に
示すように、フラットベット型原稿読取機構10と自動
給紙型原稿読取機構20との接続箇所を被覆すべく設け
られるものであり、図14に示すように、回転軸部材1
30の挿入された連結用アーム113を垂直方向に移動
可能とする形で収納する切り欠け空間300を持つこと
で、原稿押さえカバー11を上方向に平行移動させるこ
とを可能にし、これにより、フラットベット型原稿読取
機構10が本などの厚手の原稿を読取対象とするときに
対応できるようにする構成を採っている。
【0062】図11で説明したように、この切り欠け空
間300に収納される回転軸部材130の基体となるス
ライダ部材1300は、先端が細くなる段差形状を有し
ている。これは、本などの厚手の原稿を読取対象とする
ときには、切り欠け空間300に整合するあまりにきっ
ちりとした構造を持つと余分な動きを取ることができ
ず、対応できなくなってしまうからである。また、図1
1で説明したように、スライダ部材1300の持つ左右
面の段差形状の段差位置と前後面の段差形状の段差位置
とをずらしたのも、挿入タイミングをずらすことで、本
などの厚手の原稿を読取対象とするときに、スライダ部
材1300の挿入を容易にすることに、その理由があ
る。
【0063】この接続カバー30は、図14に示すよう
に、ガイドリブ301とネジ孔302とを備えて、この
ガイドリブ301を使って、フラットベット型原稿読取
機構10と自動給紙型原稿読取機構20とを接続する図
示しない板金構造部品に位置決めされた後、このネジ孔
302にネジ締めされるネジを使って、その板金構造部
品に取り付けられることになる。
【0064】図15に、接続カバー30に設けられる切
り欠け空間300の詳細図面を図示する。ここで、図1
5(a)は、接続カバー30を上から見た図、図15
(b)は、切り欠け空間300の部分の拡大図である。
【0065】この図15(a)に示すように、接続カバ
ー30に設けられる切り欠け空間300は、連結用アー
ム113を収納する第1の収納空間3001と、T字形
断面形状を有するスライダ部材1300(回転軸部材1
30の基体となるもの)を収納する第2の収納空間30
02とで構成されており、更に、この第2の収納空間3
002には、図15(b)に示すように、スライダ部材
1300を挿入する際に問題となる成形品のソリの影響
を吸収するための4個のガイドリブ3003が形成され
ている。
【0066】このように構成される切り欠け空間300
を備えることで、接続カバー30は、図12に示したよ
うな姿勢状態にある回転軸部材130の挿入された連結
用アーム113を、その切り欠け空間300に挿入す
る。
【0067】このとき、回転軸部材130の円筒形部材
1301が連結用アーム113の貫通孔1130に挿入
されていることで、連結用アーム113が回転可能にな
り、これにより、原稿押さえカバー11が開閉動作可能
になる。
【0068】切り欠け空間300に挿入された連結用ア
ーム113及び回転軸部材130は、垂直方向に移動で
き、これにより、ユーザは、フラットベット型原稿読取
機構10を使って本などの厚手の原稿を読み取るとき
に、原稿押さえカバー11を垂直方向に移動させること
で、原稿押さえカバー11に無理な力をかけることな
く、その原稿を読み取ることができるようになる。
【0069】この構成を採るときに、回転軸部材130
の基体となるスライダ部材1300の断面形状をT字形
とし、これに合わせて、切り欠け空間300の持つ第2
の収納空間3002の断面形状をT字形とする構成を採
ったが、この構造を採ることで、原稿押さえカバー11
の回転ぶれを防止できるようになる。すなわち、図12
に示した図から分かるように、原稿押さえカバー11の
左右両端に、T字形の回転ぶれ防止構造が形成されるこ
とで、原稿押さえカバー11の回転ぶれ(垂直軸を回転
軸とする回転ぶれ)を防止できるようになるのである。
【0070】次に、本発明の画像読取装置1の備える自
動給紙型原稿読取機構20の装置構成について説明す
る。
【0071】図16に、本発明の画像読取装置1の備え
る自動給紙型原稿読取機構20の装置構成の一実施例を
図示する。
【0072】この実施例に示すように、本発明の画像読
取装置1の備える自動給紙型原稿読取機構20は、フラ
ットベット型原稿読取機構10の備える光学ユニット1
000とは独立する形態で、原稿表面を読み取るための
光学ユニット200と、原稿裏面を読み取るための光学
ユニット201とを備えることを特徴とする。
【0073】すなわち、フラットベット型の原稿読取装
置の機能と、自動給紙型の原稿読取装置の機能という2
つの機能を備える従来の画像読取装置では、図18で説
明したように、フラットベット型原稿読取装置の持つ光
学ユニット5を自動給紙型原稿読取装置と共用する形態
を採って、この光学ユニット5を自動給紙型原稿読取装
置としての読取位置まで移動させることで、原稿の表面
を読み取るとともに、この光学ユニット5とは別に用意
されて自動給紙型原稿読取装置としての読取位置で固定
される光学ユニット6を使って、原稿の裏面を読み取る
構成を採っていた。
【0074】これに対して、本発明の画像読取装置1で
は、フラットベット型原稿読取機構10の備える光学ユ
ニット1000とは独立する形態で、自動給紙型原稿読
取機構20の必要とする原稿表面を読み取るための光学
ユニット200と、原稿裏面を読み取るための光学ユニ
ット201とを備える構成を採っている。
【0075】この構成を採ることで、フラットベット型
原稿読取機構10の備える光学ユニット1000を自動
給紙型原稿読取機構20の読取位置まで移動させる必要
がなくなることから、従来技術に比べて画像読取装置1
の長さを短くできるようになる。
【0076】フラットベット型原稿読取機構10の備え
る光学ユニット1000を自動給紙型原稿読取機構20
の読取位置まで移動させる構成を採る場合、その移動先
よりも更に先に、ある程度の大きさを持つ空間を用意し
なければならないことから、そのような構成を採らない
本発明に従うと、従来技術に比べて画像読取装置1の長
さを短くできるようになるのである。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像読取
装置によれば、フラットベット型原稿読取機構と自動給
紙型原稿読取機構とを備える構成を採るときにあって、
従来技術では、原稿の搬送先となるスタッカを装置本体
から突出する形態で備える必要があったのに対して、読
取対象の原稿を積載するホッパを装置本体から突出する
形態で備えればよくなり、ホッパはスタッカに比べて大
きな角度で傾斜させることが可能であることから、これ
により従来技術に比べて装置を大幅に小型化できるよう
になる。
【0078】この本発明による小型化は、自動給紙型原
稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット型原稿読取機
構の持つ原稿押さえカバー上になるようにと、自動給紙
型原稿読取機構を配設することで実現されることになる
が、本発明では、この実現にあたって、原稿搬送方向に
形成されて、側壁に係止用部を持つ溝を原稿押さえカバ
ーに形成し、そして、その溝の係止用部に係止する係止
部を有するとともに、その溝をガイドにして原稿搬送方
向に移動可能となる基体部材と、その基体部材から直立
する直立部材とを持つストッパ部材を備える構成を採っ
ている。
【0079】この構成を採ることで、ストッパ部材を原
稿押さえカバーの溝に挿入して移動させることで、この
原稿押さえカバーに原稿の受入れ先を用意できるように
なり、これにより、この原稿押さえカバーをスタッカと
して機能させることができるようになる。
【0080】このとき、原稿押さえカバー上面に溝を渡
る橋梁部材が形成されることがあり、これにより、原稿
押さえカバーが開閉するときにも、ストッパ部材の脱落
を防止できるようになる。
【0081】そして、このとき、溝の両端に、基体部材
の挿入をガイドするテーパが形成されることがあり、こ
れにより、ストッパ部材をこの溝に簡単に挿入できるよ
うになる。
【0082】そして、このとき、溝の側壁に形成される
係止用部が凹形状に形成されるとともに、基体部材に形
成される係止部が、基体部材から切り欠けられる可撓性
部材と、その可撓性部材から突出する形態で形成される
爪部材とで構成されることがあり、更に、このとき、爪
部材の先端形状が、基体部材のスムーズな移動を可能と
する形状を持つように形成されることがある。これによ
り、ストッパ部材をこの溝の中でスムーズに移動できる
ようになる。
【0083】また、本発明による小型化は、自動給紙型
原稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット型原稿読取
機構の持つ原稿押さえカバー上になるようにと、自動給
紙型原稿読取機構を配設することで実現されることにな
るが、本発明では、この実現にあたって、原稿押さえカ
バーの原稿受け取り側となる端部が、原稿搬送方向に凹
む形を示す凹状に湾曲する形状を持つようにする構成を
採っている。
【0084】この構成を採ることで、自動給紙型原稿読
取機構から搬送されてくる原稿が確実にこの原稿押さえ
カバーに乗ることで、この原稿押さえカバーを原稿の搬
送先として用いることができるようになる。
【0085】また、本発明による小型化は、自動給紙型
原稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット型原稿読取
機構の持つ原稿押さえカバー上になるようにと、自動給
紙型原稿読取機構を配設することで実現されることにな
るが、本発明では、この実現にあたって、原稿押さえカ
バーの端部に、外側上方向に突出して、先端に貫通孔を
持つアーム部材を設ける。そして、スライダ部材と、ス
ライダ部材から突出する形態で形成されて、その貫通孔
に回転自在に挿入される回転軸部材とを持つ連結用部材
を備え、更に、2つの原稿読取機構の接続部分に、その
接続部分を被覆するとともに、垂直方向に形成されて、
アーム部材を収納する第1の切欠け空間と、垂直方向に
形成されて、連結用部材を収納する第2の切欠け空間と
を持つカバー部材を備える構成を採っている。
【0086】この構成を採ることで、連結用部材の回転
軸部材が原稿押さえカバーの持つアーム部材の貫通孔に
挿入されて、それがフラットベット型原稿読取機構と自
動給紙型原稿読取機構との接続部分を被覆する接続カバ
ー部材の切り欠け空間に挿入されることで、原稿押さえ
カバーの開閉動作が実現され、これにより、この原稿押
さえカバーを原稿の搬送先として用いつつ、フラットベ
ット型原稿読取機構が厚い本などの原稿を読取対象とす
るときにも対処できるようになることで、この原稿押さ
えカバーを原稿の搬送先として用いることができるよう
になる。
【0087】このとき、スライダ部材の断面形状がT字
形を有するように形成されることがあり、これにより、
原稿押さえカバーの回転ぶれを防止できるようになる。
【0088】そして、このとき、スライダ部材の前後面
及び/又は左右面が、先端の方が細くなる段差形状又は
テーパ形状を有するように形成されることがあり、更
に、スライダ部材の前後面と左右面の双方が段差形状を
有するときに、その段差位置がずれるように形成される
ことがある。これにより、連結用部材をある程度のルー
ズさをもって接続カバー部材の切り欠け空間に挿入でき
るようになるとともに、簡単に挿入できるようになるこ
とで、フラットベット型原稿読取機構が厚い本などの原
稿を読取対象とするときにも、対応できるようになる。
【0089】また、本発明による小型化は、自動給紙型
原稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット型原稿読取
機構の持つ原稿押さえカバー上になるようにと、自動給
紙型原稿読取機構を配設することで実現されることにな
るが、本発明では、この実現にあたって、自動給紙型原
稿読取機構が、フラットベット型原稿読取機構の持つ光
学ユニットとは独立する形態で、原稿表面を読み取るた
めの光学ユニットと、原稿裏面を読み取るための光学ユ
ニットとを備える構成を採っている。
【0090】この構成を採ることで、フラットベット型
原稿読取機構の備える光学ユニットを自動給紙型原稿読
取機構の読取位置まで移動させる必要がなくなることか
ら、装置の小型化を一層実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である。
【図2】原稿押さえカバーの一実施例である。
【図3】原稿押さえカバーの一実施例である。
【図4】ストッパ用溝の一実施例である。
【図5】原稿ストッパの一実施例である。
【図6】原稿ストッパの一実施例である。
【図7】係止用レバーの一実施例である。
【図8】係止爪の一実施例である。
【図9】原稿停止用部材の移動範囲の説明図である。
【図10】連結用アームの一実施例である。
【図11】回転軸部材の一実施例である。
【図12】回転軸部材の取付状態の取付状態の説明図で
ある。
【図13】接続カバーの説明図である。
【図14】接続カバーの一実施例である。
【図15】接続カバーの一実施例である。
【図16】自動給紙型原稿読取機構の一実施例である。
【図17】従来技術の説明図である。
【図18】従来技術の説明図である。
【図19】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 原稿台 3 ホッパ 10 フラットベット型原稿読取機構 11 原稿押さえカバー 20 自動給紙型原稿読取機構 30 接続カバー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットベット型原稿読取機構と自動給
    紙型原稿読取機構とを備える画像読取装置において、 自動給紙型原稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット
    型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバー上になるように
    と、自動給紙型原稿読取機構を配設する構成を採り、 かつ、原稿搬送方向に形成されて、側壁に係止用部を持
    つ溝を上記原稿押さえカバーに形成し、 更に、上記係止用部に係止する係止部を有するととも
    に、上記溝をガイドにして原稿搬送方向に移動可能とな
    る基体部材と、該基体部材から直立する直立部材とを持
    つストッパ部材を備えることを、 特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取装置において、 原稿押さえカバー上面に、溝を渡る橋梁部材が形成され
    ることを、 特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像読取装置にお
    いて、 溝の両端に、基体部材の挿入をガイドするテーパが形成
    されることを、 特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載されるいずれかの画
    像読取装置において、 溝の側壁に形成される係止用部が、凹形状に形成され、 基体部材に形成される係止部が、基体部材から切り欠け
    られる可撓性部材と、該可撓性部材から突出する形態で
    形成される爪部材とで構成されることを、 特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像読取装置において、 爪部材の先端形状が、基体部材のスムーズな移動を可能
    とする形状を持つように形成されることを、 特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 フラットベット型原稿読取機構と自動給
    紙型原稿読取機構とを備える画像読取装置において、 自動給紙型原稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット
    型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバー上になるように
    と、自動給紙型原稿読取機構を配設する構成を採り、 かつ、上記原稿押さえカバーの原稿受け取り側となる端
    部が、原稿搬送方向に凹む形を示す凹状に湾曲する形状
    を持つことを、 特徴とする画像読取装置。
  7. 【請求項7】 フラットベット型原稿読取機構と自動給
    紙型原稿読取機構とを備える画像読取装置において、 フラットベット型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバー
    の端部に、外側上方向に突出して、先端に貫通孔を持つ
    アーム部材を設け、 かつ、スライダ部材と、該スライダ部材から突出する形
    態で形成されて、上記貫通孔に回転自在に挿入される回
    転軸部材とを持つ連結用部材を備えるとともに、 2つの原稿読取機構の接続部分に、該接続部分を被覆す
    るとともに、垂直方向に形成されて、上記アーム部材を
    収納する第1の切欠け空間と、垂直方向に形成されて、
    上記連結用部材を収納する第2の切欠け空間とを持つカ
    バー部材を備えることを、 特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像読取装置において、 スライダ部材の断面形状が、T字形を有するように形成
    されることを、 特徴とする画像読取装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の画像読取装置にお
    いて、 スライダ部材の前後面及び/又は左右面が、先端の方が
    細くなる段差形状又はテーパ形状を有するように形成さ
    れることを、 特徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像読取装置におい
    て、 スライダ部材の前後面と左右面の双方が段差形状を有す
    るときに、その段差位置がずれるように形成されること
    を、 特徴とする画像読取装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の画像読取装置におい
    て、 第2の切欠け空間のスライダ部材を挿入する位置に、ガ
    イドリブが形成されることを、 特徴とする画像読取装置。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11に記載されるいずれか
    の画像読取装置において、 アーム部材の貫通孔が、回転軸部材が飛び出ないように
    と該回転軸部材を挿入するとともに、その先端に、該回
    転軸部材との間の係合を取り外すための切り欠けが形成
    されることを、 特徴とする画像読取装置。
  13. 【請求項13】 フラットベット型原稿読取機構と自動
    給紙型原稿読取機構とを備える画像読取装置において、 自動給紙型原稿読取機構の原稿搬送先がフラットベット
    型原稿読取機構の持つ原稿押さえカバー上になるように
    と、自動給紙型原稿読取機構を配設する構成を採り、 かつ、自動給紙型原稿読取機構が、フラットベット型原
    稿読取機構の持つ光学ユニットとは独立する形態で、原
    稿表面を読み取るための光学ユニットと、原稿裏面を読
    み取るための光学ユニットとを備えることを、 特徴とする画像読取装置。
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