JP2000295108A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP2000295108A
JP2000295108A JP11101047A JP10104799A JP2000295108A JP 2000295108 A JP2000295108 A JP 2000295108A JP 11101047 A JP11101047 A JP 11101047A JP 10104799 A JP10104799 A JP 10104799A JP 2000295108 A JP2000295108 A JP 2000295108A
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level
signal
data
clock
ternary
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Yasuhiko Tomikawa
靖彦 富川
Keisuke Tanaka
啓介 田中
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの転送線路を少なくするために、送信
部でクロックとデータを三値信号に変換して出力し、受
信部でクロックとデータに復号する。 【解決手段】 シリアル送信装置100は、二値信号で
ある送信クロック102と送信データ103とを入力し
て三値信号である転送信号104を生成する。ここで、
転送信号104は、送信クロック102がLの期間はL
となり、LからHになるエッジにおいて送信データ10
3がLの時は送信クロック102がHの期間においてH
になり、LからHになるエッジにおいて送信データ10
5がHの時は送信クロック102がHの期間においてH
より大きな第3の値となるものである。また、シリアル
受信装置101は、三値信号である転送信号104を復
号化して受信クロック105と受信データ106を生成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転送線路の数を削
減するために、クロックとデータの2つの信号を31つ
の値信号に重畳し、またその三値信号をクロックとデー
タの2つの信号に復号する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のシリアルデータを転送する
信号処理装置を示すものである。107はデータ送信装
置、108はデータ受信装置である。そして、109は
送信シフトレジスタ、110はクロック制御装置、11
1は受信シフトレジスタ、112はシリアルデータ、1
13はシリアルクロックである。107の送信装置と1
08の受信装置は112のシリアルデータと113のシ
リアルクロックで接続されている。
【0003】以上のように構成されたシリアルデータ転
送装置について、以下その動作について説明する。10
7のデータ送信装置から108のデータ受信装置にデー
タを転送する手段として、データを1ビットごとに転送
するシリアルデータ転送がある。最初に107のデータ
送信装置は109の送信シフトレジスタに転送を行うデ
ータを入力する。次にデータ送信装置内の110のクロ
ック制御装置により、データのビット数にあたるクロッ
クを発生する。このクロックを使い、既に109の送信
シフトレジスタ内に格納されているデータを1ビット単
位で112のシリアルデータに出力する。また、同時に
送信シフトレジスタのシフトクロックの極性を反転し
て、シリアルクロックとして113に出力する。一方、
108の受信装置の111の受信シフトレジスタでは、
前記の112のシリアルデータをシフトレジスタのデー
タ、113のシリアルクロックをシフトレジスタのクロ
ックとして、ビット単位にデータの取り込みを行う。1
13のシリアルクロックにより、データのビット数だけ
112のデータの取り込み動作を繰り返し、111の受
信シフトレジスタには送信データが転送させる。
【0004】以上の動作を図8を用いて、4ビットの”
0110”のデータを送信装置から受信装置にシリアル
データ転送の場合について説明する。送信装置では送信
シフトレジスタにT0のタイミングで送信データ”01
10”を入力する。その後シリアルクロックがデータの
ビット数あたるパルス数出力し、この場合では4パルス
出力する。シリアルデータはT0のタイミングで最初の
ビットのデータが出力し、この場合ではLレベルを出力
する。次にT2のシリアルクロックの立ち下がりのタイ
ミングで次のビットのデータを出力し、この場合はHレ
ベルを出力する。同様にシリアルクロックのたち下がり
である、T4ではHレベル、T6ではLレベルを出力す
る。一方受信装置ではシリアルクロックの立ち上がりご
とに、受信シフトレジスタにデータを取り込む。図6で
はT1のタイミングで最初のデータであるLレベル(こ
の場合は”0”)を取り込む。さらに、シリアルクロッ
クの立ち上がりであるT3では2番目のデータのHレベ
ル(この場合は”1”)、T5では3番目のデータのH
レベル(この場合は”1”)、T7では最終の4番目の
データのLレベル(この場合は”0”)を順番に取り込
む。そして受信のシフトレジスタには送信データの”0
110”が格納されてことになる。T7以降のタイミン
グ(たとえばT8)で受信シフトレジスタの値を読み出
せば、送信装置からのデータが受信装置に転送されたこ
とになる。
【0005】しかしながら、このシリアルデータ転送に
はシリアルクロック、データの2本の転送線路が必要で
ある。この点を改善した方式に調歩同期方式のシリアル
データ転送がある。その例を図9に示す。100はシリ
アル送信装置、101はシリアル受信装置、102は送
信クロック、103は送信データ、104は転送線路信
号、105は受信クロック、106は受信データ、11
4はクロック開始信号、115はデータスライス信号で
ある。100のシリアル送信装置には102の送信クロ
ック、103の送信データの入力があり、104の転送
線路が接続されている。この転送線路にはさらに101
のシリアル受信装置が接続され、105の受信クロック
と106の受信データを出力する。図7、8では送信シ
フトレジスタ、受信シフトレジスタがあり、送信側のデ
ータが受信側に格納されるまでを説明したが、以後送受
信のシフトレジスタ部分は共通となるため、省略しシリ
アルデータ転送について述べる。
【0006】以上のように構成されたシリアルデータ転
送装置について、以下その動作について説明する。送信
装置には三値出力回路、スタート信号生成器からなり、
103の送信データは三値出力回路により、104の転
送線路信号にMまたはLレベルを出力する。102の送
信クロックはスタート信号生成器に入力され、データが
始まる1ビット前のパルスのみ104の転送線路信号に
Hレベルを出力する。一方受信装置では104の転送線
路信号はH,M,Lの3レベルがどの値であるか、識別
する三値識別回路に接続され、115のデータスライス
信号にはHまたはMか、Lレベルであるのかを判定した
信号を出力し、114のクロック開始信号にはHレベル
であるかどうかを判定した信号を出力する。114のク
ロック開始信号を受け取り、クロック生成器ではクロッ
ク開始信号が終了した時点から、クロック周期の1/2
期間遅らせ、送信側と同一周波数のクロックをデータの
ビット数にあたるパルス数を出力する。このクロックに
より115のデータスライス信号をDフリップフロップ
でサンプリングすることで、送信データを取り込み受信
データとして出力する。またクロック生成器で作成され
たクロックは受信装置でシリアルデータをパラレルデー
タに変換する受信シフトレジスタのために出力する。
【0007】以上の動作を図10により、前回同様に4
ビットの”0110”のデータを送信装置から受信装置
にシリアルデータ転送の場合について説明する。送信ク
ロックはデータの開始以前に1パルスある。送信装置は
104の転送線路信号に、その区間のクロックがH期間
であるT0からT1の間に、Hレベルを出力する。それ
以降のT1からT5の区間は104の転送線路信号には
送信データのみが影響し、送信装置は104の転送線路
信号にT1からT2では最初のデータである”0”(こ
の場合Lレベル)、T2からT3では次のデータであ
る”1”(この場合はMレベル)、T3からT4ではそ
の次のデータである”1”(この場合はMレベル)、T
4からT5では最終データである”0”(この場合はL
レベル)を出力する。一方受信装置では104の転送線
路信号を受け取り、転送路信号は三値識別回路に入力す
る。そこでクロック開始信号とデータスライス信号に分
離される。クロック開始信号は転送路信号がHレベル時
の開始信号を抽出する信号であり、転送路信号をVRE
FHと比較し、Hレベル時のみHを出力することで得る
ことができる。データスライス信号は転送路信号のデー
タを抽出する信号であり、MレベルかLレベルか識別す
るために、転送路信号をVREFLと比較し、Hまたは
Mレベル時をH、Lレベル時をLレベルを出力すること
で得ることができる。さらに受信装置はクロック開始信
号のHレベルを認識後、クロックの周期の1/2遅れ
て、送信装置側と同一周波数のクロックをデータ数だけ
発生する。このクロックの立ち上がりで前記データスラ
イス信号をDフリップフロップでサンプリングすると、
出力はL、H、H、Lレベルとなり、この場合には”0
110”のビット列が転送され、受信データとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成ではデータ転送にシリアルデータとシリアルク
ロックの2本の転送線路及び端子が必要である。また転
送線路数の問題を解決した調歩同期によるシリアルデー
タ転送では送信装置と受信装置のクロック周波数が一致
していなければならない。ところが、マイクロコンピュ
ータの三値の汎用の出力端子により、ソフトウエアによ
るシリアルを構成した場合には、ソフトウエアの割り込
み処理などにより、1ビットのデータ幅は変化する。こ
のために転送クロックが一定周波数でないため、この調
歩同期方式では実現できなかった。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、1本の転送線路及び1端子で転送でき、シリアルク
ロック周波数が一定でない場合であっても転送可能なシ
リアルデータ転送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の信号処理装置は、第1の
レベルと第2のレベルとを有する第1の二値信号と第2
の二値信号とを入力し、前記第1の二値信号が第1のレ
ベルの期間は第1のレベルとなり、前記第1の二値信号
が第1のレベルから第2のレベルに遷移する時に、前記
第2の二値信号が第1のレベルならば前記第1の二値信
号が第2のレベルの期間は第2のレベルとなり、前記第
2の二値信号が第2のレベルならば前記第1の二値信号
が第2のレベルの期間は第3のレベルとなる三値信号を
生成するものである。
【0011】上記構成により、2つの信号を1つの信号
に重畳するために、伝送路の数を減少できるという効果
がある。
【0012】上記課題を解決するために、本発明の請求
項2に記載の信号処理装置は、第1のレベルと第2のレ
ベルと第3のレベルとを有し、レベルの遷移特性が、前
記第1のレベルから前記第2のレベルまたは前記第3の
レベルへ、前記第2のレベルまたは前記第3のレベルか
ら前記第1のレベルへ、遷移する三値信号を入力し、前
記三値信号が、前記第1のレベルの期間をうけて第1の
レベルとなり、前記第2のレベルまたは前記第3のレベ
ルの期間をうけて第2のレベルとなる第1の二値信号
と、前記三値信号が、前記第2のレベルから前記第1の
レベルに遷移する期間をうけて前記第1のレベルとな
り、前記第3のレベルから前記第1のレベルに遷移する
期間をうけて前記第2のレベルとなる第2の二値信号と
を生成するものである。
【0013】上記構成により、1つに重畳された信号か
ら2つの信号を生成するために、伝送路の数を減少でき
るという効果がある。
【0014】上記課題を解決するために、本発明の請求
項3に記載の信号処理装置は、請求項1記載の信号処理
装置において、第1の端子をある電位に接続した第1の
抵抗手段と、第1の端子を前記第1の抵抗手段の第2の
端子に接続した第2の抵抗手段と、第1の端子を前記第
2の抵抗手段の第2の端子に接続し第2の端子を接地し
第2の信号が第1のレベルの時に接続状態となる第1の
スイッチ手段と、第1の端子を前記第1の抵抗手段の第
2の端子に接続し第2の端子を接地し第1の信号が第1
のレベルの時に接続状態となるた第2のスイッチ手段と
を備えるものである。
【0015】上記構成により、請求項1に記載の信号処
理装置による効果を、簡単な回路によって実現できる。
【0016】上記課題を解決するために、本発明の請求
項4に記載の信号処理装置は、請求項2記載の信号処理
装置において、三値信号を第1の基準レベルと比較して
第1の内部二値信号を生成する第1の比較手段と、前記
第1の内部二値化信号を遅延させて求める第1の二値信
号を生成する遅延手段と、前記三値信号を第2の基準レ
ベルと比較して第2の内部二値信号を生成する第2の比
較手段と、前記第1の内部二値信号のエッジにより前記
第2の信号をサンプリングするラッチ手段とを備えるも
のである。
【0017】上記構成により、請求項2に記載の信号処
理装置による効果を、簡単な回路によって実現できる。
【0018】上記課題を解決するために、本発明の請求
項5に記載の信号処理装置は、請求項4記載の信号処理
装置において、第1の比較手段と遅延手段の間に信号の
ノイズを除去するノイズ除去手段をさらに備えるもので
ある。
【0019】上記構成により、ノイズの影響を低減する
ことができるので、三値信号からクロックとデータを誤
りを少なく復号することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は本発明の第一の実施例におけるシリ
アルデータ転送装置を示すものである。図1の100は
三値シリアル送信装置、101は三値シリアル受信装
置、102は送信クロック、103は送信データ、10
4は転送線路、105受信クロックである。そして10
0の三値シリアル装置と101の三値シリアル受信装置
が104の転送線路により接続されている。
【0022】以上のように構成されたシリアルデータ転
送装置について、図2を用いて説明する。102の送信
クロックは103の送信データと同期しており、クロッ
クの立ち下がりであるT1、T3、T5、T7のタイミ
ングでデータは変化する。これらの信号を入力して、1
00の三値シリアル送信装置では、102の送信クロッ
クがLレベル(T0以前、T1からT2,T3からT
4,T5からT6、T7以降)の時には、Lレベルを1
04の転送路信号に出力する。102の送信クロックが
Hレベル(T0からT1,T2からT3,T4からT
5、T6からT7)の時には、送信データにより、Hま
たはMレベルを出力する。図2では、103の送信デー
タがHレベルの時である、T2からT3、T4からT5
区間をHレベルを104の転送路信号に出力し、Lレベ
ルの時である、T0からT1、T6からT7区間をMレ
ベルを104の転送路信号に出力する。
【0023】一方、三値シリアル受信装置では前記動作
により作成された104の転送路信号をHかMまたはL
レベルにあるのか検出するためにVREFHと比較する
Hレベル比較器及びLかHまたはMレベルにあるのか検
出するためにVREFLと比較するLレベル比較器に入
力する。Lレベル比較器の出力はHレベルからLレベル
及びLレベルからHレベルの変化点でのパルス発生をお
さえるノイズ除去、遅延することにより、105の受信
クロックを作成する。105の受信クロックの立ち上が
りのタイミング(T0d,T2d,T4d,T6d)で
Hレベル比較器の出力をサンプリングすることで106
の受信データを得ることができる。
【0024】図3は上記三値シリアル送信装置の実施例
である。100の三値シリアル送信装置には抵抗Rの2
本とトランジスタTr1、Tr2からなる三値の出力回
路がある。Tr2は104の転送線路信号とGND間に
あり、Tr2が導* になると出力はLレベルとなる。T
r1は電源から2個直列に接続された抵抗RとGND間
にあり、Tr2が絶縁状態にこのトランジスタの制御が
有効になる。Tr1が導* 、Tr2が絶縁状態では転送
線路信号は電源電圧を2本の抵抗により分圧されたMレ
ベルになり、Tr1が絶縁、Tr2も絶縁状態では転送
線路信号はHレベルになる。さらに2つのインバータが
あり、103の送信データを反転し、Tr1のゲート信
号の作成に使い、もうひとつは102の送信クロックを
反転し、Tr2のゲート信号の作成に使われている。
【0025】このように構成された三値シリアル送信装
置について、4ビットの”0110”のデータを送信場
合について、その動作を図4を用いて説明する。103
の送信データは102の送信クロックにより、シフトレ
ジスタに格納されている4ビット送信しているデータを
を1ビットごとに出力した信号であり、立ち下がりごと
に変化する信号である。このため送信データは、T1以
前は最初のデータである”0”(この場合Lレベル)で
あり、次のT1からT3まではその次のデータ”1”
(この場合Hレベル)であり、T3からT5までは3番
目のデータ”1”(この場合Hレベル)であり、T5か
らT7は最終データ”0”(この場合Lレベル)であ
り、T7以降は以前の状態を保持している。
【0026】102の送信クロックは反転され、302
のTr2の制御信号になる。Tr2は302の制御信号
がHレベルであるT0以前、T1からT2、T3からT
4、T5からT6、T7以降のとき、Tr2は導* 状態
となり、104の転送路信号はLレベルになる。103
の送信データも反転され、301のTr1の制御信号に
なる。Tr1は301の制御信号がHレベルであるT1
からT4は絶縁状態となり、前記のTr2が絶縁状態で
あるT2からT3、T4からT5期間、104の転送路
信号はHレベルになる。T1以前およびT5以降は導*
状態となり、前記のTr2が絶縁状態であるT0からT
1、T6からT7期間、104の転送路信号はMレベル
することができ、クロックとデータを重畳した三値シリ
アル信号が得られる。
【0027】図5は上記三値シリアル受信装置の実施例
である。101の三値シリアル送信装置にはHレベル検
出比較器、Lレベル検出比較器、基準電圧発生器、ノイ
ズ除去、遅延、Dフリップフロップからなる。104の
転送路信号はHレベル検出比較器とLレベル検出比較器
に入力される。Lレベル検出比較器の出力502はノイ
ズ除去に入力される。さらにノイズ除去の出力503は
遅延され106の受信クロックとなる。Hレベル検出比
較器の出力はDフリップフロップのデータに接続され、
106の受信クロックによりサンプリングされ、105
の受信データとなる。またHレベル検出比較器及びLレ
ベル検出比較器には比較する基準電圧として、VREF
H,VREFLが接続されている。
【0028】このように構成された三値シリアル受信装
置について、前記図4の4ビットの”0110”のデー
タを三値シリアル送信装置により作成した転送線路信号
の場合について、その動作を図6を用いて説明する。1
04の転送線路信号はLレベル検出比較器により、50
2のLレベル検出信号はVREFLより低い電圧期間で
あるT0以前、T1からT2、T3からT4、T5から
T6、T7以降はLレベルとなり、それ以外はHレベル
である。しかしHからLまたはLからHレベルに変化す
る変化点では図6のようにパルス状のノイズが発生する
場合がある。この変化点でのパルス状のノイズを除去
し、503のエッジノイズ除去信号となる。さらに50
3のエッジノイズ除去信号を遅延させ、105の受信ク
ロック得ることができる。また104の転送線路信号は
Hレベル検出比較器により、501のHレベル検出信号
はVREFHより高い電圧期間であるT2からT3、T
4からT5期間はHレベルとなる。この信号もHからL
またはLからHレベルに変化する変化点でパルス状のノ
イズが発生する。501のHレベル検出信号を前記作成
の105の受信クロックの立ち上がりであるT0d,T
2d,T4d,T6dでサンプリングすると、106の
受信データを得ることができ、T0dからT2dではL
レベル、T2dからT4dではHレベル、T4dからT
6dではHレベル、T6d以降はLレベルとなる。これ
より送信データと同一の”0110”を得ることができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明はシリアルデータとクロックを三
値化により重畳する事により、従来のシリアルデータ転
送装置ではデータとクロックの2本の転送線路を要して
いたが、本発明のシリアルデータ転送装置は1本の転送
線路で転送できる作用を有する。またクロックを重畳し
ているので、クロックの周期が一定でない場合でも、1
本の転送線路で転送できる作用を有する。このため従来
実現できなかった、マイクロコンピュータの三値出力1
端子をソフトウエアによる制御した場合でも、シリアル
データ転送が可能である。またマイクロコンピュータの
テストモードを決定する等の三値の入出力端子があれ
ば、外部よりレジスタの番地を指定して、そのデータ出
力する機能を端子数が端子を増加することなく実現でき
る作用がある。
【0030】実施例では三値について述べたが、多値化
することにより、1本の転送線路でありながら、1クロ
ックにおいて複数のビットの転送できる作用も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における信号処理装
置のブロック図
【図2】本発明の第一の実施の形態における信号処理装
置の動作説明図
【図3】本発明の第一の実施の形態における信号処理装
置装置の回路図
【図4】本発明の第一の実施の形態における信号処理装
置の動作説明図
【図5】本発明の第一の実施の形態における信号処理装
置のブロック図
【図6】本発明の第一の実施の形態における信号処理装
置の動作説明図
【図7】従来のシリアルデータを行う信号処理装置のブ
ロック図
【図8】従来のシリアルデータを行う信号処理装置の動
作説明図
【図9】従来の1転送路でシリアルデータを転送する信
号処理装置のブロック図
【図10】従来の1転送路でシリアルデータを転送する
信号処理装置の動作説明図
【符号の説明】
100 シリアル送信装置 101 シリアル受信装置 102 送信クロック 103 送信データ 104 転送線路 105 受信クロック 106 受信データ 107 送信装置 108 受信装置 109 シフトレジスタ 110 クロック制御装置 111 シフトレジスタ 112 シリアルデータ 113 シリアルクロック 114 クロック開始制御信号 115 データスライス信号 301 Tr1の制御信号 302 Tr2の制御信号 501 Hレベル検出信号 502 Lレベル検出信号 503 エッジノイズ除去信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のレベルと第2のレベルとを有する
    第1の二値信号と第2の二値信号とを入力し、 前記第1の二値信号が第1のレベルの期間は第1のレベ
    ルとなり、 前記第1の二値信号が第1のレベルから第2のレベルに
    遷移する時に、 前記第2の二値信号が第1のレベルならば前記第1の二
    値信号が第2のレベルの期間は第2のレベルとなり、 前記第2の二値信号が第2のレベルならば前記第1の二
    値信号が第2のレベルの期間は第3のレベルとなる三値
    信号を生成することを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 第1のレベルと第2のレベルと第3のレ
    ベルとを有し、 レベルの遷移特性が、 前記第1のレベルから前記第2のレベルまたは前記第3
    のレベルへ、 前記第2のレベルまたは前記第3のレベルから前記第1
    のレベルへ、 遷移する三値信号を入力し、 前記三値信号が、 前記第1のレベルの期間をうけて第1のレベルとなり、 前記第2のレベルまたは前記第3のレベルの期間をうけ
    て第2のレベルとなる第1の二値信号と、 前記三値信号が、 前記第2のレベルから前記第1のレベルに遷移する期間
    をうけて前記第1のレベルとなり、 前記第3のレベルから前記第1のレベルに遷移する期間
    をうけて前記第2のレベルとなる第2の二値信号とを生
    成することを特徴とする信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の信号処理装置において、 第1の端子をある電位に接続した第1の抵抗手段と、 第1の端子を前記第1の抵抗手段の第2の端子に接続し
    た第2の抵抗手段と、 第1の端子を前記第2の抵抗手段の第2の端子に接続し
    第2の端子を接地し第2の信号が第1のレベルの時に接
    続状態となる第1のスイッチ手段と、 第1の端子を前記第1の抵抗手段の第2の端子に接続し
    第2の端子を接地し第1の信号が第1のレベルの時に接
    続状態となるた第2のスイッチ手段とを備え、前記第2
    のスイッチ手段の第1の端子の信号を三値信号とするこ
    とを特徴とする信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の信号処理装置において、 三値信号を第1の基準レベルと比較して第1の内部二値
    信号を生成する第1の比較手段と、 前記第1の内部二値化信号を遅延させて求める第1の二
    値信号を生成する遅延手段と、 前記三値信号を第2の基準レベルと比較して第2の内部
    二値信号を生成する第2の比較手段と、 前記第1の内部二値信号のエッジにより前記第2の内部
    二値信号をサンプリングするラッチ手段とを備えること
    を特徴とする信号処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の信号処理装置において、
    第1の比較手段と遅延手段の間に信号のノイズを除去す
    るノイズ除去手段をさらに備えることを特徴とする信号
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012039173A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Thine Electronics Inc 送信装置、受信装置および送受信システム

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