JP2000293698A - 線分描画装置 - Google Patents

線分描画装置

Info

Publication number
JP2000293698A
JP2000293698A JP10105999A JP10105999A JP2000293698A JP 2000293698 A JP2000293698 A JP 2000293698A JP 10105999 A JP10105999 A JP 10105999A JP 10105999 A JP10105999 A JP 10105999A JP 2000293698 A JP2000293698 A JP 2000293698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displacement
line segment
coordinate
value
generation unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10105999A
Other languages
English (en)
Inventor
Akisuke Shigenaga
哲資 重永
Takashi Taniguchi
隆志 谷口
Osamu Okamoto
理 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10105999A priority Critical patent/JP2000293698A/ja
Publication of JP2000293698A publication Critical patent/JP2000293698A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線分を描画する際に必要なX、Y変位を除算
によって求めるのではなく、変位生成用回路から出力す
る値を用いることによって、線分描画の高速化を図る。 【解決手段】 制御部1は線分描画の動作制御を行な
い、変位生成部4は線分の始点終点の関係から変位状態
をテーブルにより求め、線分のピクセルが更新される毎
にX変位26とY変位27を出力し、X座標生成部2、
Y座標生成部3は変位生成部4が取り扱い可能な線分の
場合にX変位26、Y変位27を用いて描画線分上の各
点座標を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ・グラ
フィックスの分野における、線分を描画する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、線分を描画する際には、公知の事
実であるディジタル微分解析(以下、DDAという。)
が用いられる。DDAについては、佐藤義雄著「入門グ
ラフィックス」を参照されたい。
【0003】DDAを用いた従来の線分描画装置を図9
に示す。
【0004】図9において、1は制御部、2は、5、6
のパラメータ設定用レジスタ、7の加算器、9のセレク
タ、10のX値更新用レジスタで構成されるX座標生成
部、3は、11、12のパラメータ設定用レジスタ、1
3の加算器、15のセレクタ、16のY値更新用レジス
タで構成されるY座標生成部、17、18はパラメータ
設定用レジスタ、19、20は一致判定をする第1、第
2比較器、21は初期化信号、23はXエンド信号、2
4はYエンド信号である。
【0005】図の中で、セレクタの上部に数字が記載さ
れているが、これはセレクタを切替える信号の値に対応
して入力線が選択されることを意味する。
【0006】なお、パラメータ設定用レジスタ5、6、
11、12とX値更新用レジスタ10、Y値更新用レジ
スタ16は整数部と小数部を持つ固定小数値を保持し、
パラメータ設定用レジスタ17、18は整数値を保持す
る。
【0007】制御部1は、線分描画を制御するブロック
で、各パラメータ設定用レジスタに値を設定し、セレク
タ9、15を制御する初期化信号21を出力する。
【0008】また、制御部1に入力されるXエンド信号
23、Yエンド信号24は描画処理を終了するのに用い
られる。線分描画終了条件は、Xエンド信号23あるい
はYエンド信号24が1になることである。
【0009】ここで線分の終点と始点のXとYの差分を
それぞれdX、dYとすると、線分描画終了条件は、|
dX|≧|dY|ならばXエンド信号23が有効とな
り、|dX|<|dY|ならばYエンド信号24が有効
となる。
【0010】X座標生成部2は、描画線分上の点のX座
標を発生させる。
【0011】以下、X座標生成部2を構成する各ブロッ
クについて説明する。
【0012】パラメータ設定用レジスタ5には、DDA
に必要な傾きが設定される。
【0013】|dX|≧|dY|ならばパラメータ設定
用レジスタ5には1あるいは−1を設定し、|dX|<
|dY|ならばパラメータ設定用レジスタ5にはdX/
dYを設定する。
【0014】パラメータ設定用レジスタ6には、DDA
を行うXの初期値が設定される。なお、この初期値は誤
差の丸めを考慮に入れて、始点のX座標に0.5が加算
された値である。
【0015】加算器7は、パラメータ設定用レジスタ5
の値とX値更新用レジスタ10の値を加算する。
【0016】セレクタ9は、初期化信号21が1であれ
ばパラメータ設定用レジスタ6の値を選択し、初期化信
号21が0であれば加算器7の出力を選択して出力す
る。
【0017】X値更新用レジスタ10は、セレクタ9の
出力値を保持する。このX値更新用レジスタ10の整数
部の値がX座標生成部2の出力であり、描画点のX座標
となる。
【0018】Y座標生成部3は、描画線分上の点のY座
標を発生させる。
【0019】以下、Y座標生成部3を構成する各ブロッ
クについて説明する。
【0020】パラメータ設定用レジスタ11には、DD
Aに必要な傾きが設定される。
【0021】|dX|≧|dY|ならばパラメータ設定
用レジスタ11にはdY/dXを設定し、|dX|<|
dY|ならばパラメータ設定用レジスタ11には1ある
いは−1を設定する。
【0022】パラメータ設定用レジスタ12には、DD
Aを行うYの初期値が設定される。なお、この初期値は
誤差の丸めを考慮に入れて、始点のY座標に0.5が加
算された値である。
【0023】加算器13は、パラメータ設定用レジスタ
11の値とY値更新用レジスタ16の値を加算する。
【0024】セレクタ15は、初期化信号21が1であ
ればパラメータ設定用レジスタ12の値を選択し、初期
化信号21が0であれば加算器13の出力を選択して出
力する。Y値更新用レジスタ16は、セレクタ15の出
力値を保持する。このY値更新用レジスタ16の整数部
の値がY座標生成部3の出力であり、描画点のY座標と
なる。
【0025】パラメータ設定用レジスタ17には、線分
の終点X座標が設定される。
【0026】比較器19は、X座標生成部2の出力値と
パラメータ設定用レジスタ17の値が等しいならば、X
エンド信号23を1にして、X座標生成部2の出力値と
パラメータ設定用レジスタ17の値が等しくないなら
ば、Xエンド信号23を0にする。
【0027】パラメータ設定用レジスタ18には、線分
の終点Y座標が設定される。
【0028】比較器20は、Y座標生成部3の出力値と
パラメータ設定用レジスタ18の値が等しいならば、Y
エンド信号24を1にして、Y座標生成部3の出力値と
パラメータ設定用レジスタ18の値が等しくないなら
ば、Yエンド信号24を0にする。
【0029】ここで上記構成を用いて始点座標(0,
0)、終点座標(3,2)の線分を描画させた場合の動
作を図5(a)を用いて説明する。
【0030】まず、制御部1が各パラメータ設定用レジ
スタに値を設定する。dX=3、dY=2だから、パラ
メータ設定用レジスタ5には1が設定され、パラメータ
設定用レジスタ11にはdY/dX=0.6666が設
定される。
【0031】始点を描画する際、初期化信号21が1に
なり、X値更新用レジスタ10はパラメータ設定用レジ
スタ6の値である0.5を保持し、X座標生成部2は0
を出力する。またY値更新用レジスタ16はパラメータ
設定用レジスタ12の値である0.5を保持し、Y座標
生成部3は0を出力する。これにより図5(a)のピク
セル(1)が描画される。
【0032】つづいて初期化信号21が0になり、X値
更新用レジスタ10にはX値更新用レジスタ10の値で
ある0.5とパラメータ設定用レジスタ5の値である1
を加算した値1.5が保持されX座標生成部2は1を出
力する。またY値更新用レジスタ16にはY値更新用レ
ジスタ16の値である0.5とパラメータ設定用レジス
タ11の値である0.6666を加算した値1.166
6が保持されY座標生成部3は1を出力する。これによ
り図5(a)のピクセル(2)が描画される。以後同様
にして図5(a)のピクセル(3)、ピクセル(4)と
描画され、ピクセル(4)が描画された際にXエンド信
号23が1になり、制御部1が描画を終了する。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置では、DDAに必要な傾きを設定する時にdX/
dYあるいはdY/dXといった除算を行う必要があ
る。
【0034】除算を行う処理量が多いため、制御部1が
パラメータを設定する時間が長くかかり、結果として線
分描画の高速化を妨げる要因となっている。
【0035】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、制御部1が行うパラメータ設定に要する時間を短
縮し、高速に線分描画ができる線分描画装置を提供する
ことを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本願の請求項1にかかる発明は、X方向の変位とY方
向の変位を描画線分上のピクセルが更新される毎に出力
する変位生成部と、前記X方向の変位を用いて線分上の
点X座標を出力するX座標生成部と、前記Y方向の変位
を用いて線分上の点Y座標を出力するY座標生成部と、
前記変位生成部、前記X座標生成部及び前記Y座標生成
部に対してパラメータを設定し動作制御を行なう制御部
とを備えたことを特徴とするものである。
【0037】また、本願の請求項2にかかる発明は、請
求項1記載の変位生成部が描画対象となる線分の始点と
終点の差分から、X方向の差分の絶対値とY方向の差分
の絶対値の大小を示すX/Yモードと、前記両絶対値が
小さい方の方向におけるピクセル毎の変位を示す変位パ
ラメータと、線分のピクセル数をテーブルを用いて出力
するパラメータテーブルを有し、前記X/Yモードによ
って前記変位パラメータを用いた値と1あるいは−1を
X方向の変位あるいはY方向の変位として描画線分上の
ピクセルが更新される毎に出力し、前記ピクセル数と描
画したピクセル数が一致した場合に描画終了信号を出力
し、請求項1記載の制御部が前記描画終了信号を用いて
描画終了判定を行なうことを特徴とするものである。
【0038】また、本願の請求項3にかかる発明は、請
求項2記載の変位生成部が描画対象となる線分の始点と
終点の差分から、X方向におけるピクセル毎の変位を示
すX変位パラメータとY方向におけるピクセル毎の変位
を示すY変位パラメータと、線分のピクセル数をテーブ
ルを用いて出力するパラメータテーブルを有し、前記X
変位パラメータを用いた値をX変位、前記Y変位パラメ
ータを用いた値をY変位として描画線分上のピクセルが
更新される毎に出力し、前記ピクセル数と描画したピク
セル数が一致した場合に描画終了信号を出力することを
特徴とするものである。
【0039】また、本願の請求項4にかかる発明は、請
求項2または請求項3記載の変位生成部が取り扱い可能
な線分のピクセル数以下の線分を描画する際には、前記
X座標生成部は前記変位生成部から出力されるX方向の
変位を用いて線分上の点X座標を出力し、前記Y座標生
成部は前記変位生成部から出力されるY方向の変位を用
いて線分上の点Y座標を出力し、請求項2または請求項
3記載の制御部は前記描画終了信号を用いて描画終了判
定を行ない、前記変位生成部が取り扱い可能な線分のピ
クセル数を越える線分を描画する際には、前記X座標生
成部は除算によって求めた傾きを用いて線分上の点X座
標を出力し、前記Y座標生成部は除算によって求めた傾
きを用いて線分上の点Y座標を出力し、前記制御部は描
画点座標と終点との比較結果に基づき描画終了判定を行
なうことを特徴とするものである。
【0040】また、本願の請求項5にかかる発明は、請
求項1記載の変位生成部が描画対象となる線分の始点と
終点の差分から、X方向の差分の絶対値とY方向の差分
の絶対値の大小を示すX/Yモードと、前記両絶対値が
小さい方の方向におけるピクセル毎の変位を示す変位パ
ラメータをテーブルを用いて出力するパラメータテーブ
ルを有し、前記X/Yモードによって前記変位パラメー
タを用いた値と1あるいは−1をX変位あるいはY変位
として描画線分上のピクセルが更新される毎に出力し、
前記X/Yモードを出力し、請求項1記載の制御部は描
画点座標と終点との比較結果と前記X/Yモードとの関
係に基づき描画終了判定を行なうことを特徴とするもの
である。
【0041】また、本願の請求項6にかかる発明は、請
求項5記載の変位生成部が描画対象となる線分の始点と
終点の差分から、X方向におけるピクセル毎の変位を示
すX変位パラメータとY方向におけるピクセル毎の変位
を示すY変位パラメータと、線分のピクセル数をテーブ
ルを用いて出力するパラメータテーブルを有し、前記X
変位パラメータを用いた値をX変位、前記Y変位パラメ
ータを用いた値をY変位として描画線分上のピクセルが
更新される毎に出力し、前記X/Yモードを出力するこ
とを特徴とするものである。
【0042】また、本願の請求項7にかかる発明は、請
求項5または請求項6記載の変位生成部が取り扱い可能
な線分のピクセル数以下の線分を描画する際には、前記
X座標生成部は前記変位生成部から出力されるX方向の
変位を用いて線分上の点X座標を出力し、前記Y座標生
成部は前記変位生成部から出力されるY方向の変位を用
いて線分上の点Y座標を出力し、請求項5または請求項
6記載の制御部は描画点座標と終点との比較結果と前記
X/Yモードとの関係に基づき描画終了判定を行ない、
前記変位生成部が取り扱い可能な線分のピクセル数を越
える線分を描画する際には、前記X座標生成部は除算に
よって求めた傾きを用いて線分上の点X座標を出力し、
前記Y座標生成部は除算によって求めた傾きを用いて線
分上の点Y座標を出力し、前記制御部は描画点座標と終
点との比較結果に基づき描画終了判定を行なうことを特
徴とするものである。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳しく説明する。
【0044】図1は本発明における線分描画装置の構成
を示すブロック図である。
【0045】図1において、1は制御部、2は、5、6
のパラメータ設定用レジスタ、7の加算器、8、9のセ
レクタ、10のX値更新用レジスタで構成されるX座標
生成部、3は、11、12のパラメータ設定用レジス
タ、13の加算器、14、15のセレクタ、16のY値
更新用レジスタで構成されるY座標生成部、4は変位生
成部、17、18はパラメータ設定用レジスタ、19、
20は一致判定をする比較器、21は初期化信号、22
は描画モード信号、23はXエンド信号、24はYエン
ド信号、25は描画終了信号、26は変位生成部4から
出力されるX変位、27は変位生成部4から出力される
Y変位、28は始点X座標値、29は終点X座標値、3
0は始点Y座標値、31は終点Y座標値である。
【0046】制御部1は、線分描画を制御するブロック
で、各パラメータ設定用レジスタに値を設定し、セレク
タ9、15を制御し、変位生成部4に入力される初期化
信号21を出力する。さらに制御部1は、セレクタ8、
14を制御する描画モード信号22を出力する。描画モ
ード信号22が1であれば変位生成部4を用いた描画を
行ない、描画モード信号22が0であれば従来のDDA
を用いた描画を行なう。なお、描画モード信号22が1
である場合は、dX/dYあるいはdY/dXといった
除算を行なわず、パラメータ設定用レジスタ5、11へ
の設定も行なわない。
【0047】制御部1は、まず前述した描画モード信号
22を決定する。描画モード信号22の決定方法として
は、描画対象となる線分のピクセル数が変位生成部4か
ら出力される変位で描画可能なピクセル数以内であれ
ば、描画モード信号22を1とし、それ以外であれば描
画モード信号22を0とする。あるいは制御部1への命
令の中に描画モード信号22を決定する属性を与えても
よい。
【0048】本実施の形態では変位生成部4が取り扱い
可能な線分のピクセル数を4以内とする。もちろん、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0049】また、制御部1に入力されるXエンド信号
23、Yエンド信号24、描画終了信号25は描画処理
を終了するのに用いられる。描画モード信号22が1で
あれば、描画終了信号25が1になると描画を終了す
る。また、描画モード信号22が0であればXエンド信
号23とYエンド信号24が用いられ、従来の技術で述
べたように終了判定する。
【0050】X座標生成部2は、描画線分上の点のX座
標を発生させる。
【0051】構成としては、従来の技術で述べたX座標
生成部2にセレクタ8を追加している。セレクタ8は、
描画モード信号22が1であれば変位生成部4から出力
されるX変位26を選択し、描画モード信号22が0で
あればDDAに必要な傾きが設定されているパラメータ
設定用レジスタ5の値を選択して出力している。
【0052】加算器7は、セレクタ8の出力とX値更新
用レジスタ10の値を加算する。
【0053】Y座標生成部3は、描画線分上の点のY座
標を発生させる。
【0054】構成としては、従来の技術で述べたY座標
生成部3にセレクタ14を追加している。
【0055】セレクタ14は、描画モード信号22が1
であれば変位生成部4から出力されるY変位27を選択
し、描画モード信号22が0であればDDAに必要な傾
きが設定されているパラメータ設定用レジスタ11の値
を選択して出力している。
【0056】加算器13は、セレクタ14の出力とY値
更新用レジスタ16の値を加算する。
【0057】変位生成部4は、X座標生成部2とY座標
生成部3が描画線分上のピクセルを更新する毎にX変位
26とY変位27を出力していき、描画が終われば描画
終了信号25を1にする。
【0058】変位生成部4には、初期化信号21とパラ
メータ設定用レジスタ6の整数部に当たる始点X座標値
28、パラメータ設定用レジスタ17の設定値に当たる
終点X座標値29、パラメータ設定用レジスタ12の整
数部に当たる始点Y座標値30、パラメータ設定用レジ
スタ18の設定値に当たる終点Y座標値31が入力され
る。
【0059】図2は変位生成部4の内部構成を示す。
【0060】図2において、4は変位生成部、21は初
期化信号、25は描画終了信号、26はX変位、27は
Y変位、28は始点X座標値、29は終点X座標値、3
0は始点Y座標値、31は終点Y座標値、32、33は
減算器、34はX符号信号、35はX差分値、36はY
符号信号、37はY差分値、38はパラメータテーブ
ル、39はX/Yモード、40は変位パラメータ、41
はピクセル数、42はカウンタ、43、44、45はセ
レクタ、46はX変位符号処理部、47はY変位符号処
理部、48は描画終了信号生成部である。
【0061】減算器32は、終点X座標値29から始点
X座標値28を減算し、X差分値35が正ならば0で負
ならば1であるX符号信号34とX差分値35を出力す
る。
【0062】減算器33は、終点Y座標値31から始点
Y座標値30を減算し、Y差分値37が正ならば0で負
ならば1であるY符号信号36とY差分値37を出力す
る。
【0063】パラメータテーブル38は、X差分値35
とY差分値37からX/Yモード39、変位パラメータ
40、ピクセル数41を出力する。
【0064】ここで、各パラメータの設定内容について
述べる。線分描画において、|dX|と|dY|の大き
い方のピクセル毎の変位は+1か−1である。例えば、
dXが3でdYが2の場合はXについてのピクセル毎の
変位が+1となり、dXが1でdYが−2の場合はYに
ついてのピクセル毎の変位が−1となる。つまり、ピク
セル毎の変位が必要となるのは|dX|と|dY|の小
さい方である。
【0065】そこで、|dX|≧|dY|ならば1で|
dX|<|dY|ならば0であるX/Yモード39と、
|dX|と|dY|の小さい方のピクセル毎の変位であ
る変位パラメータ40と、描画終了条件に用いるピクセ
ル数41をパラメータとして用意する。
【0066】線分のピクセル数が4以内の場合、線分上
の各ピクセルの状態は図3のようになる。
【0067】図3において、|dX|と|dY|の大き
い方が横方向で小さい方が縦方向である。図3中、
(a)は|dX=3|、|dY=3|、(b)は|dX
=3|、|dY=2|、あるいは|dX=2|、|dY
=3|、(c)は|dX=3|、|dY=1|、あるい
は|dX=1|、|dY=3|、(d)は|dX=3
|、|dY=0|、あるいは|dX=0|、|dY=3
|、(e)は|dX=2|、|dY=2|、(f)は|
dX=2|、|dY=1|、あるいは|dX=1|、|
dY=2|、(g)は|dX=3|、|dY=0|、あ
るいは|dX=0|、|dY=3|、(h)は|dX=
1|、|dY=1|、(i)は|dX=1|、|dY=
0|、あるいは|dX=0|、|dY=1|、(j)は
|dX=0|、|dY=0|の場合におけるピクセルの
状態を示す。
【0068】図3から変位パラメータ40は、3ビット
で表現できることが分かる。
【0069】図3を元に入力がX差分値35、Y差分値
37で出力がX/Yモード39、変位パラメータ40、
ピクセル数41のテーブルを作成すると、図4のように
なる。図4において、X差分値35、Y差分値37、ピ
クセル数41は10進数で表現し、X/Yモード39、
変位パラメータ40は2進数で表現している。変位パラ
メータ40の中のXは、0と1のどちらでもよいことを
示す。
【0070】図4のテーブルから論理回路を作成するこ
とにより、パラメータテーブル38を実現できる。ま
た、X差分値35、Y差分値37をアドレスと考える
と、パラメータテーブル38はROM等の記憶装置でも
実現できる。
【0071】なお、図3と図4は一例であって、これに
限られるものではない。
【0072】図2に戻って、カウンタ42は、初期化信
号21によって0にリセットされ、以後描画するピクセ
ルが更新される毎にインクリメントを行ない出力する。
【0073】セレクタ43は、カウンタ42の出力値に
対応して、変位パラメータ40の各ビットを選択して出
力する。
【0074】セレクタ44は、X/Yモード39が1な
らば1を出力し、X/Yモード39が0ならばセレクタ
43の出力値を出力する。
【0075】セレクタ45は、X/Yモード39が0な
らば1を出力し、X/Yモード39が1ならばセレクタ
43の出力値を出力する。
【0076】X変位符号処理部46は、X符号信号34
が1、つまりX差分値35が負の場合はセレクタ44の
出力値を負の値に加工し、X符号信号34が0、つまり
X差分値35が正の場合はセレクタ44の出力値をその
まま出力する。X変位符号処理部46の出力値がX変位
26となる。
【0077】Y変位符号処理部47は、Y符号信号36
が1、つまりY差分値37が負の場合はセレクタ45の
出力値を負の値に加工し、Y符号信号36が0、つまり
Y差分値37が正の場合はセレクタ45の出力値をその
まま出力する。Y変位符号処理部47の出力値がY変位
27となる。
【0078】描画終了信号生成部48は、初期化信号2
1によってリセットされ、ピクセル描画回数がピクセル
数41と一致した時に描画終了信号25を1にして出力
する。
【0079】パラメータ設定用レジスタ17には、線分
の終点X座標が設定される。
【0080】比較器19は、X座標生成部2の出力値と
パラメータ設定用レジスタ17の値が等しいならば、X
エンド信号23を1にして、X座標生成部2の出力値と
パラメータ設定用レジスタ17の値が等しくないなら
ば、Xエンド信号23を0にする。
【0081】パラメータ設定用レジスタ18には、線分
の終点Y座標が設定される。
【0082】比較器20は、Y座標生成部3の出力値と
パラメータ設定用レジスタ18の値が等しいならば、Y
エンド信号24を1にして、Y座標生成部3の出力値と
パラメータ設定用レジスタ18の値が等しくないなら
ば、Yエンド信号24を0にする。
【0083】本発明による線分描画装置を用いて始点座
標(0,0)、|dX|=3、|dY|=2の線分を描
画させた場合の描画結果は図5のようになる。
【0084】ここで本発明による線分描画装置を用いて
始点座標(0,0)、終点座標(3,2)の線分を描画
させた場合の動作を図5(a)を用いて説明する。
【0085】まず、制御部1がパラメータ設定用レジス
タ6に0、パラメータ設定用レジスタ12に0、パラメ
ータ設定用レジスタ17に3、パラメータ設定用レジス
タ18に2を設定し、描画対象となる線分のピクセル数
が4であるため、描画モード信号22を1にする。
【0086】始点X座標値28は0、終点X座標値29
は3、始点Y座標値30は0、終点Y座標値31は2と
なる。
【0087】変位生成部4内部において、減算器32か
らの出力値は、X符号信号34が0、X差分値35が3
となり、減算器33からの出力値は、Y符号信号36が
0、Y差分値37が2となる。
【0088】パラメータテーブル38の各出力値は、図
4が示すようにX/Yモード39が1、変位パラメータ
40が101、ピクセル数41が4となる。
【0089】始点を描画する際、初期化信号21が1に
なり、X値更新用レジスタ10はパラメータ設定用レジ
スタ6の値である0を保持し、X座標生成部2は0を出
力する。またY値更新用レジスタ16はパラメータ設定
用レジスタ12の値である0を保持し、Y座標生成部3
は0を出力する。これにより図5(a)のピクセル
(1)が描画される。
【0090】カウンタ42と描画終了信号生成部48は
リセットされる。
【0091】カウンタ42の出力値が0だからセレクタ
43は1を選択して出力する。X/Yモード39が1だ
からセレクタ44は1を出力し、セレクタ45はセレク
タ43の出力値である1を選択して出力する。
【0092】X変位符号処理部46は、X符号信号34
が0だからセレクタ44の出力値である1をそのまま出
力し、X変位26は1となる。Y変位符号処理部47
は、Y符号信号36が0だからセレクタ45の出力値で
ある1をそのまま出力し、Y変位27は1となる。
【0093】つづいて初期化信号21が0になり、X値
更新用レジスタ10にはX値更新用レジスタ10の値で
ある0とX変位26の値である1を加算した値1が保持
されX座標生成部2は1を出力する。またY値更新用レ
ジスタ16にはY値更新用レジスタ16の値である0と
Y変位27の値である1を加算した値1が保持されY座
標生成部3は1を出力する。これにより図5(a)のピ
クセル(2)が描画される。
【0094】カウンタ42はインクリメントを行ない、
1を出力する。カウンタ42の出力値が1だからセレク
タ43は0を選択して出力する。X/Yモード39が1
だからセレクタ44は1を出力し、セレクタ45はセレ
クタ43の出力値である0を選択して出力する。
【0095】次のピクセルを描画する際、X値更新用レ
ジスタ10にはX値更新用レジスタ10の値である1と
X変位26の値である1を加算した値2が保持されX座
標生成部2は2を出力する。またY値更新用レジスタ1
6にはY値更新用レジスタ16の値である1とY変位2
7の値である0を加算した値1が保持されY座標生成部
3は1を出力する。これにより図5(a)のピクセル
(3)が描画される。
【0096】カウンタ42はインクリメントを行ない、
2を出力する。カウンタ42の出力値が2だからセレク
タ43は1を選択して出力する。X/Yモード39が1
だからセレクタ44は1を出力し、セレクタ45はセレ
クタ43の出力値である1を選択して出力する。
【0097】次のピクセルを描画する際、X値更新用レ
ジスタ10にはX値更新用レジスタ10の値である2と
X変位26の値である1を加算した値3が保持されX座
標生成部2は3を出力する。またY値更新用レジスタ1
6にはY値更新用レジスタ16の値である1とY変位2
7の値である1を加算した値2が保持されY座標生成部
3は2を出力する。これにより図5(a)のピクセル
(4)が描画される。
【0098】ピクセル(4)が描画された際、描画ピク
セル数が4になり描画終了信号生成部48は描画終了信
号25を1にする。
【0099】制御部1は描画終了信号25により、描画
を終了する。
【0100】図5(b)においては、dYは負であるた
めY符号信号36が1になり、Y変位符号処理部47は
セレクタ45の出力値を負の値に加工して出力する。ピ
クセル毎の変位は始点から順に、X方向について1、
1、1、Y方向について−1、0、−1となる。
【0101】図5(c)においては、dXは負であるた
めX符号信号34が1になり、X変位符号処理部46は
セレクタ44の出力値を負の値に加工して出力する。ピ
クセル毎の変位は始点から順に、X方向について−1、
−1、−1、Y方向について1、0、1となる。
【0102】図5(d)においては、dXは負であるた
めX符号信号34が1になり、X変位符号処理部46は
セレクタ44の出力値を負の値に加工して出力する。ま
たdYも負であるためY符号信号36が1になり、Y変
位符号処理部47はセレクタ45の出力値を負の値に加
工して出力する。ピクセル毎の変位は始点から順に、X
方向について−1、−1、−1、Y方向について−1、
0、−1となる。
【0103】また、変位生成部4の別の内部構成を図6
に示す。
【0104】図6において、4は変位生成部、21は初
期化信号、25は描画終了信号、26はX変位、27は
Y変位、28は始点X座標値、29は終点X座標値、3
0は始点Y座標値、31は終点Y座標値、32、33は
減算器、34はX符号信号、35はX差分値、36はY
符号信号、37はY差分値、41はピクセル数、42は
カウンタ、48は描画終了信号生成部、49はパラメー
タテーブル、50はX変位パラメータ、51はY変位パ
ラメータ、52、53はセレクタ、54はX変位符号処
理部、55はY変位符号処理部である。
【0105】図2の構成と異なる点は、パラメータテー
ブル49がXとY両方の変位パラメータを出力すること
により、自由度の高い線分を描画できることである。
【0106】パラメータテーブル49は、X差分値35
とY差分値37からX変位パラメータ50、Y変位パラ
メータ51、ピクセル数41を出力する。
【0107】図3を元に入力がX差分値35、Y差分値
37で出力がX変位パラメータ50、Y変位パラメータ
51、ピクセル数41のテーブルを作成すると、図7の
ようになる。
【0108】図7において、X差分値35、Y差分値3
7、ピクセル数41は10進数で表現し、X変位パラメ
ータ50、Y変位パラメータ51は2進数で表現してい
る。X変位パラメータ50、Y変位パラメータ51の中
のXは、0と1のどちらでもよいことを示す。
【0109】パラメータテーブル49はパラメータテー
ブル38と同様、論理回路や記憶装置で実現できる。な
お、図7は一例であって、これに限られるものではな
い。
【0110】セレクタ52は、カウンタ42の出力値に
対応して、X変位パラメータ50の各ビットを選択して
出力する。
【0111】セレクタ53は、カウンタ42の出力値に
対応して、Y変位パラメータ51の各ビットを選択して
出力する。
【0112】X変位符号処理部54は、X符号信号34
が1、つまりX差分値35が負の場合はセレクタ52の
出力値を負の値に加工し、X符号信号34が0、つまり
X差分値35が正の場合はセレクタ52の出力値をその
まま出力する。X変位符号処理部54の出力値がX変位
26となる。
【0113】Y変位符号処理部55は、Y符号信号36
が1、つまりY差分値37が負の場合はセレクタ53の
出力値を負の値に加工し、Y符号信号36が0、つまり
Y差分値37が正の場合はセレクタ53の出力値をその
まま出力する。Y変位符号処理部55の出力値がY変位
27となる。
【0114】図8は本発明における線分描画装置の別の
構成を示すブロック図である。
【0115】制御部1に入力されるXエンド信号23、
Yエンド信号24、X/Yモード39を用いて描画処理
を終了する。描画モード信号22が1の時に、X/Yモ
ード39が1であればXエンド信号23が有効となり、
X/Yモード39が0であればYエンド信号24が有効
となる。また、描画モード信号22が0であればXエン
ド信号23とYエンド信号24が用いられ、従来の技術
で述べたように終了判定する。
【0116】変位生成部4においては、描画終了信号2
5、ピクセル数41、描画終了信号生成部48は不要と
なり、X/Yモード39を出力させる。
【0117】
【発明の効果】本発明によると、変位生成部4が取り扱
い可能な線分のピクセル数以下の線分を描画する際、d
X/dYあるいはdY/dXといった除算が不要とな
り、その分にかかるパラメータ設定処理がなくなり、高
速に線分を描画できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における線分描画装置の構
成を示すブロック図
【図2】変位生成部4の内部構成を示すブロック図
【図3】線分のピクセル数が4以内の線分上の各ピクセ
ルの状態を示す図
【図4】入力がX差分値35、Y差分値37で出力がX
/Yモード39、変位パラメータ40、ピクセル数41
のテーブル図
【図5】本発明による線分描画装置を用いて始点座標
(0,0)、|dX|=3、|dY|=2の線分を描画
させた場合の描画結果を示す図
【図6】変位生成部4の別の内部構成を示すブロック図
【図7】入力がX差分値35、Y差分値37で出力がX
変位パラメータ50、Y変位パラメータ51、ピクセル
数41のテーブル図
【図8】本発明の実施の形態における別の線分描画装置
の構成を示すブロック図
【図9】従来の線分描画装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 制御部 2 X座標生成部 3 Y座標生成部 4 変位生成部 5、6、11、12、17、18 パラメータ設定用レ
ジスタ 7、13 加算器 8、9、14、15、43、44、45、52、53
セレクタ 10 X値更新用レジスタ 16 Y値更新用レジスタ 19、20 比較器 21 初期化信号 22 描画モード信号 23 Xエンド信号 24 Yエンド信号 25 描画終了信号 26 X変位 27 Y変位 28 始点X座標値 29 終点X座標値 30 始点Y座標値 31 終点Y座標値 32、33 減算器 34 X符号信号 35 X差分値 36 Y符号信号 37 Y差分値 38、49 パラメータテーブル 39 X/Yモード 40 変位パラメータ 41 ピクセル数 42 カウンタ 46、54 X変位符号処理部 47、55 Y変位符号処理部 48 描画終了信号生成部 50 X変位パラメータ 51 Y変位パラメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 理 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B080 DA07 DA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X方向の変位とY方向の変位を描画線分
    上のピクセルが更新される毎に出力する変位生成部と、
    前記X方向の変位を用いて線分上の点X座標を出力する
    X座標生成部と、前記Y方向の変位を用いて線分上の点
    Y座標を出力するY座標生成部と、前記変位生成部、前
    記X座標生成部及び前記Y座標生成部に対してパラメー
    タを設定し動作制御を行なう制御部とを備えたことを特
    徴とする線分描画装置。
  2. 【請求項2】 前記変位生成部は描画対象となる線分の
    始点と終点の差分から、X方向の差分の絶対値とY方向
    の差分の絶対値の大小を示すX/Yモードと、前記両絶
    対値が小さい方の方向におけるピクセル毎の変位を示す
    変位パラメータと、線分のピクセル数をテーブルを用い
    て出力するパラメータテーブルを有し、前記X/Yモー
    ドによって前記変位パラメータを用いた値と1あるいは
    −1をX方向の変位あるいはY方向の変位として描画線
    分上のピクセルが更新される毎に出力し、前記ピクセル
    数と描画したピクセル数が一致した場合に描画終了信号
    を出力し、前記制御部は前記描画終了信号を用いて描画
    終了判定を行なうことを特徴とする請求項1記載の線分
    描画装置。
  3. 【請求項3】 前記変位生成部は描画対象となる線分の
    始点と終点の差分から、X方向におけるピクセル毎の変
    位を示すX変位パラメータとY方向におけるピクセル毎
    の変位を示すY変位パラメータと、線分のピクセル数を
    テーブルを用いて出力するパラメータテーブルを有し、
    前記X変位パラメータを用いた値をX変位、前記Y変位
    パラメータを用いた値をY変位として描画線分上のピク
    セルが更新される毎に出力し、前記ピクセル数と描画し
    たピクセル数が一致した場合に描画終了信号を出力する
    ことを特徴とする請求項2記載の線分描画装置。
  4. 【請求項4】 前記変位生成部が取り扱い可能な線分の
    ピクセル数以下の線分を描画する際には、前記X座標生
    成部は前記変位生成部から出力されるX方向の変位を用
    いて線分上の点X座標を出力し、前記Y座標生成部は前
    記変位生成部から出力されるY方向の変位を用いて線分
    上の点Y座標を出力し、前記制御部は前記描画終了信号
    を用いて描画終了判定を行ない、前記変位生成部が取り
    扱い可能な線分のピクセル数を越える線分を描画する際
    には、前記X座標生成部は除算によって求めた傾きを用
    いて線分上の点X座標を出力し、前記Y座標生成部は除
    算によって求めた傾きを用いて線分上の点Y座標を出力
    し、前記制御部は描画点座標と終点との比較結果に基づ
    き描画終了判定を行なうことを特徴とする請求項2また
    は請求項3記載の線分描画装置。
  5. 【請求項5】 前記変位生成部は描画対象となる線分の
    始点と終点の差分から、X方向の差分の絶対値とY方向
    の差分の絶対値の大小を示すX/Yモードと、前記両絶
    対値が小さい方の方向におけるピクセル毎の変位を示す
    変位パラメータをテーブルを用いて出力するパラメータ
    テーブルを有し、前記X/Yモードによって前記変位パ
    ラメータを用いた値と1あるいは−1をX変位あるいは
    Y変位として描画線分上のピクセルが更新される毎に出
    力し、前記X/Yモードを出力し、前記制御部は描画点
    座標と終点との比較結果と前記X/Yモードとの関係に
    基づき描画終了判定を行なうことを特徴とする請求項1
    記載の線分描画装置。
  6. 【請求項6】 前記変位生成部は描画対象となる線分の
    始点と終点の差分から、X方向におけるピクセル毎の変
    位を示すX変位パラメータとY方向におけるピクセル毎
    の変位を示すY変位パラメータと、線分のピクセル数を
    テーブルを用いて出力するパラメータテーブルを有し、
    前記X変位パラメータを用いた値をX変位、前記Y変位
    パラメータを用いた値をY変位として描画線分上のピク
    セルが更新される毎に出力し、前記X/Yモードを出力
    することを特徴とする請求項5記載の線分描画装置。
  7. 【請求項7】 前記変位生成部が取り扱い可能な線分の
    ピクセル数以下の線分を描画する際には、前記X座標生
    成部は前記変位生成部から出力されるX方向の変位を用
    いて線分上の点X座標を出力し、前記Y座標生成部は前
    記変位生成部から出力されるY方向の変位を用いて線分
    上の点Y座標を出力し、前記制御部は描画点座標と終点
    との比較結果と前記X/Yモードとの関係に基づき描画
    終了判定を行ない、前記変位生成部が取り扱い可能な線
    分のピクセル数を越える線分を描画する際には、前記X
    座標生成部は除算によって求めた傾きを用いて線分上の
    点X座標を出力し、前記Y座標生成部は除算によって求
    めた傾きを用いて線分上の点Y座標を出力し、前記制御
    部は描画点座標と終点との比較結果に基づき描画終了判
    定を行なうことを特徴とする請求項5または請求項6記
    載の線分描画装置。
JP10105999A 1999-04-08 1999-04-08 線分描画装置 Pending JP2000293698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10105999A JP2000293698A (ja) 1999-04-08 1999-04-08 線分描画装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10105999A JP2000293698A (ja) 1999-04-08 1999-04-08 線分描画装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000293698A true JP2000293698A (ja) 2000-10-20

Family

ID=14290554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10105999A Pending JP2000293698A (ja) 1999-04-08 1999-04-08 線分描画装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000293698A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8675047B2 (en) 2010-04-28 2014-03-18 Hitachi, Ltd. Detection device of planar area and stereo camera system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8675047B2 (en) 2010-04-28 2014-03-18 Hitachi, Ltd. Detection device of planar area and stereo camera system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5269000A (en) Curve generator
JP2002298153A (ja) 4ピクセル・テクスチャ・パイプラインにおけるパースペクティブ補正テクスチャ座標のための偏導関数生成
JP2000293698A (ja) 線分描画装置
JPH03144782A (ja) 三次元図形処理装置
JPH0368086A (ja) 直線補間回路
JP4658821B2 (ja) ベジェ曲線生成回路
JP4596678B2 (ja) 線分描画装置
JP2910101B2 (ja) ベクトル・フォント・データの構成点補正装置
JP2611098B2 (ja) ベクタ・ラスタ変換方式
JP2606176B2 (ja) 図形処理装置
JP2901463B2 (ja) 加算装置
JPH0261779A (ja) 座標データ処理装置
JP2000338959A (ja) 画像処理装置
JP2780496B2 (ja) 描画装置のクリッピング処理方式
JP3193929B2 (ja) 画像処理装置
JPS6259339B2 (ja)
JPH03139778A (ja) 楕円及び楕円弧発生方式
JPH05258069A (ja) 平行四辺形発生装置及び方式
JPH04162092A (ja) アウトラインフォントの文字発生方式
JPH10334250A (ja) アンチエイリアスプロセッサ及び画像処理装置
JPH0877343A (ja) ラスター/ブロック変換方法並びにこの方法を実施する装置
JPH0133851B2 (ja)
JPH03276273A (ja) パターン制御方式
JPS6117189A (ja) 図形処理装置
JPH0776988B2 (ja) 直線描画装置