JP2000292228A - ミルの一次空気流量計測方法及び装置 - Google Patents

ミルの一次空気流量計測方法及び装置

Info

Publication number
JP2000292228A
JP2000292228A JP9874499A JP9874499A JP2000292228A JP 2000292228 A JP2000292228 A JP 2000292228A JP 9874499 A JP9874499 A JP 9874499A JP 9874499 A JP9874499 A JP 9874499A JP 2000292228 A JP2000292228 A JP 2000292228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primary air
pressure
air flow
flow rate
mill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9874499A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Tashiro
一郎 田代
Yutaka Aoki
裕 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP9874499A priority Critical patent/JP2000292228A/ja
Publication of JP2000292228A publication Critical patent/JP2000292228A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次空気供給ダクトのレイアウト上の制約か
ら、ベンチュリ上流側の整流距離を確保できない場合に
も、動圧或いは渦流の影響を受けることなく、一次空気
の正確な流量計測値を得ることができるミルの一次空気
流量計測方法及び装置を提供する。 【解決手段】 差圧検出器47において、ミル1の一次
空気室37の圧力P3とベンチュリ42のスロート部4
2aの圧力P2との差圧ΔPを検出するよう構成し、該
差圧検出器47で検出された差圧ΔPに基づいて一次空
気13の流量を求めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミルの一次空気流
量計測方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、石炭焚ボイラへ供給される石炭
等の粒状体を粉砕して微粉炭等の微粉を得るために、従
来、図3に示されるようなミル1が用いられている。
【0003】前記ミル1のケーシング2内下部には、モ
ータ等の駆動装置3により減速機4を介して回転駆動さ
れるテーブル5が配置され、該テーブル5上方の周方向
所要位置には、ピボットブラケット6が、ケーシング2
のジャーナルカバー2aに支承された水平軸7を支点と
して傾動自在に配設され、該ピボットブラケット6の先
端部には、ローラ8が水平軸7と略直交する方向に延び
る軸Oを中心として回転自在に取り付けられ、前記ケー
シング2のジャーナルカバー2aには、油等の流体を用
いた流体圧シリンダ9が取り付けられており、該流体圧
シリンダ9のロッド9aを伸長させ、プランジャハウジ
ング10に嵌挿されたプランジャ11を介して前記ピボ
ットブラケット6の押圧部6aを押すことにより、ロー
ラ8を水平回転しているテーブル5上面に押し付け、ロ
ーラ8とテーブル5を協働させ、テーブル5上の石炭等
の粒状体を粉砕し得るようになっている。
【0004】前記ケーシング2内には、テーブル5の下
側に一次空気室37が形成されると共に、テーブル5を
包囲するよう環状体12が配設され、該環状体12に
は、後述する一次空気供給ダクト38から一次空気室3
7内へ導入された一次空気13をケーシング2上部へ吹
き込み得るようエアポート14が設けられている。
【0005】前記ケーシング2の上部外側には、ケーシ
ング2内と連通するようにしたヘッドフレーム15が設
置され、該ヘッドフレーム15内には、上下へ延在する
よう軸受筒16が固設され、該軸受筒16には、上下へ
所要の間隔をあけて軸受17,18が嵌入されており、
又、ヘッドフレーム15の側部には微粉炭等の微粉をボ
イラのバーナ(図示せず)へ送給するための微粉送給管
19が接続されている。
【0006】前記軸受17,18には、上下へ延在する
中空円筒状の回転軸20が嵌入され、該回転軸20のケ
ーシング2内へ延在された部分には、回転式分級機21
が装着され、前記回転軸20の軸受筒16より上方へ延
在された部分には、プーリ22が嵌着されており、又、
前記ケーシング2上部外側に設置した竪型のモータ等の
駆動装置23の出力軸24には、プーリ25が嵌着され
ており、該プーリ25と前記回転軸20に嵌着されたプ
ーリ22との間には、無端状のベルト26が掛け回され
ている。
【0007】前記回転式分級機21は、回転軸20の下
端部に回転板27を嵌着し、該回転板27の外周部に、
上方へ延びる多数の平板状の回転翼28を配設してなる
構成を有している。
【0008】前記ケーシング2内には、回転式分級機2
1の下方に位置するよう、截頭逆円錐状のリジェクトシ
ュート31が設置されており、該リジェクトシュート3
1の傾斜面には、一次空気13によって吹き上げられる
石炭等の粒状体を粉砕した粉体が通過し得るよう傾斜面
に沿って延びるスリット32が形成されている。
【0009】前記回転軸20の内側には、モータ等の駆
動装置33によって駆動される給炭機34のシュート3
5に上端が接続されたシュート管30を、その下端が前
記ケーシング2内におけるローラ8より若干上方に開口
するよう配置してある。
【0010】尚、図3中、36は石炭を貯留するコール
バンカである。
【0011】図3に示すミル1においては、コールバン
カ36から給炭機34へ切り出された石炭等の粒状体
は、該給炭機34の駆動装置33の駆動によりシュート
35からシュート管30を介してケーシング2内に投入
され、テーブル5上へ落下し、駆動装置3により減速機
4を介して駆動されて水平方向へ回転しているテーブル
5と該テーブル5に対し接触し回転しているローラ8と
の協働作業により粉砕され、粉砕された石炭等の粉体
は、エアポート14から吹き出す一次空気13により同
伴されてケーシング2内を矢印に示す如く上昇し、リジ
ェクトシュート31のスリット32を通って、該リジェ
クトシュート31の上方へ吹き上げられ、駆動装置23
により駆動されて回転軸20と共に回転している回転式
分級機21により粗粉を分級され、粗粉を分級された微
粉炭等の微粉は、回転式分級機21を通ってヘッドフレ
ーム15へ入り、該ヘッドフレーム15から微粉送給管
19へ送出されてボイラのバーナ(図示せず)へ送給さ
れ、又、前記回転式分級機21で分級された粗粉は、リ
ジェクトシュート31を滑落してテーブル5上へ戻され
るようになっている。
【0012】ところで、前記ミル1の一次空気室37に
接続されている一次空気供給ダクト38には、図示して
いない空気予熱器で予熱された熱空気と予熱されていな
い冷空気とがそれぞれ、熱空気ダンパ39と冷空気ダン
パ40の開度調節により混合されて所要温度の一次空気
13が流通するようになっており、更に、該一次空気供
給ダクト38途中には、一次空気流量制御ダンパ41と
一次空気流量計測用のベンチュリ42と一次空気遮断ダ
ンパ43とが順次設けられ、該ベンチュリ42によって
計測される一次空気流量44が給炭指令45に基づく一
次空気流量指令値46となるよう、一次空気流量制御ダ
ンパ41の開度調節が行われるようになっている。
【0013】前記一次空気13の流量の制御系は、ベン
チュリ42の入口部の圧力P1とベンチュリ42のスロ
ート部42aの圧力P2との差圧ΔPを検出する差圧検
出器47と、該差圧検出器47で検出された差圧ΔPに
基づき一次空気流量48を求めて出力する第一関数発生
器49と、前記一次空気13の温度Tを検出する温度検
出器50と、該温度検出器50で検出された温度Tに基
づき比重量補正係数51を求めて出力する第二関数発生
器52と、前記第一関数発生器49から出力される一次
空気流量48に対し第二関数発生器52から出力される
比重量補正係数51を掛け、実際の一次空気流量44を
求めて出力する乗算器53と、給炭指令45に基づき一
次空気流量指令値46を求めて出力する第三関数発生器
54と、該第三関数発生器54から出力される一次空気
流量指令値46と前記乗算器53から出力される一次空
気流量44との差を求め、一次空気流量偏差55を出力
する減算器56と、該減算器56から出力される一次空
気流量偏差55を比例積分処理し、該一次空気流量偏差
55をなくすための一次空気流量制御ダンパ41の開度
指令57を出力する比例積分調節器58とを備えてなる
構成を有している。
【0014】前記第一関数発生器49には、図4に示さ
れる如く、差圧ΔPの変化に対して一次空気流量48を
ベルヌーイの定理に基づく演算式より求めて出力する関
数が設定入力されている。
【0015】前記第二関数発生器52には、図5に示さ
れる如く、温度Tの変化に対して比重量補正係数51を
所定の値として出力する関数が設定入力されている。
【0016】前記第三関数発生器54には、例えば、図
6に示される如く、給炭指令45の変化に対して一次空
気流量指令値46を所定の値として出力する関数が設定
入力されている。
【0017】これにより、前記ミル1の運転時には、差
圧検出器47によってベンチュリ42の入口部の圧力P
1とベンチュリ42のスロート部42aの圧力P2との
差圧ΔPが検出されて第一関数発生器49へ出力され、
該第一関数発生器49において、前記差圧検出器47で
検出された差圧ΔPに基づき一次空気流量48が求めら
れて乗算器53へ出力されると共に、温度検出器50に
よって一次空気13の温度Tが検出されて第二関数発生
器52へ出力され、該第二関数発生器52において、前
記温度検出器50で検出された温度Tに基づき比重量補
正係数51が求められて前記乗算器53へ出力され、該
乗算器53において、前記第一関数発生器49から出力
される一次空気流量48に対し第二関数発生器52から
出力される比重量補正係数51が掛けられ、実際の一次
空気流量44が求められて減算器56へ出力される。
【0018】一方、第三関数発生器54においては、給
炭指令45に基づき一次空気流量指令値46が求められ
て前記減算器56へ出力されており、該減算器56にお
いて、前記第三関数発生器54から出力される一次空気
流量指令値46と前記乗算器53から出力される一次空
気流量44との差が求められ、一次空気流量偏差55が
比例積分調節器58へ出力され、該比例積分調節器58
において、前記減算器56から出力される一次空気流量
偏差55が比例積分処理され、該一次空気流量偏差55
をなくすための一次空気流量制御ダンパ41の開度指令
57が出力され、該一次空気流量制御ダンパ41の開度
調節が行われ、一次空気流量44が給炭指令45に基づ
く一次空気流量指令値46となるよう制御が行われる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来のミル1においては、特に大型のものの場合、
一次空気供給ダクト38のレイアウト上の制約から、ベ
ンチュリ42上流側の整流距離(一次空気流量制御ダン
パ41とベンチュリ42との間の距離)が確保できなく
なることが多く、一次側圧力即ちベンチュリ42の入口
部の圧力P1が動圧或いは渦流の影響を受け、一次空気
13の正確な流量計測値が得られないという不具合を有
していた。
【0020】本発明は、斯かる実情に鑑み、一次空気供
給ダクトのレイアウト上の制約から、ベンチュリ上流側
の整流距離を確保できない場合にも、動圧或いは渦流の
影響を受けることなく、一次空気の正確な流量計測値を
得ることができるミルの一次空気流量計測方法及び装置
を提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、途中に一次空
気流量制御ダンパと一次空気流量計測用のベンチュリと
が順次設けられた一次空気供給ダクトを一次空気室に接
続してなるミルの一次空気流量計測方法であって、ミル
の一次空気室の圧力とベンチュリのスロート部の圧力と
の差圧に基づいて一次空気の流量を求めることを特徴と
するミルの一次空気流量計測方法にかかるものである。
【0022】又、本発明は、途中に一次空気流量制御ダ
ンパと一次空気流量計測用のベンチュリとが順次設けら
れた一次空気供給ダクトを一次空気室に接続してなるミ
ルの一次空気流量計測装置であって、ミルの一次空気室
の圧力とベンチュリのスロート部の圧力との差圧を検出
する差圧検出器と、該差圧検出器で検出された差圧に基
づき一次空気流量を求めて出力する第一関数発生器と、
前記一次空気の温度を検出する温度検出器と、該温度検
出器で検出された温度に基づき比重量補正係数を求めて
出力する第二関数発生器と、前記第一関数発生器から出
力される一次空気流量に対し第二関数発生器から出力さ
れる比重量補正係数を掛け、実際の一次空気流量を求め
て出力する乗算器とを備えたことを特徴とするミルの一
次空気流量計測装置にかかるものである。
【0023】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0024】本発明のミルの一次空気流量計測方法にお
いては、ミルの一次空気室の圧力とベンチュリのスロー
ト部の圧力との差圧に基づいて一次空気の流量が求めら
れる。
【0025】又、本発明のミルの一次空気流量計測装置
においては、差圧検出器によってミルの一次空気室の圧
力とベンチュリのスロート部の圧力との差圧が検出され
て第一関数発生器へ出力され、該第一関数発生器におい
て、前記差圧検出器で検出された差圧に基づき一次空気
流量が求められて乗算器へ出力されると共に、温度検出
器によって一次空気の温度が検出されて第二関数発生器
へ出力され、該第二関数発生器において、前記温度検出
器で検出された温度に基づき比重量補正係数が求められ
て前記乗算器へ出力され、該乗算器において、前記第一
関数発生器から出力される一次空気流量に対し第二関数
発生器から出力される比重量補正係数が掛けられ、実際
の一次空気流量が求められる。
【0026】前記ミルの一次空気室は充分に大きなボリ
ュームを有し、安定した静圧が得られるため、仮に、一
次空気供給ダクトのレイアウト上の制約から、ベンチュ
リ上流側の整流距離(一次空気流量制御ダンパとベンチ
ュリとの間の距離)が確保できなくても、ミルの一次空
気室の圧力は動圧或いは渦流の影響を受けずに済み、一
次空気の正確な流量計測値が得られることとなる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0028】図1は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、基本的な構成は図3に示す従来のものと同
様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1に示
す如く、差圧検出器47において、ミル1の一次空気室
37の圧力P3とベンチュリ42のスロート部42aの
圧力P2との差圧ΔPを検出するよう構成し、該差圧検
出器47で検出された差圧ΔPに基づいて一次空気13
の流量を求めるようにした点にある。
【0029】このように、ミル1の一次空気室37の圧
力P3とベンチュリ42のスロート部42aの圧力P2
との差圧ΔPに基づいて一次空気13の流量を求めるよ
うにした場合、ミル1の一次空気室37の圧力P3は、
ベンチュリ42の圧力損失分に略相当する分だけ、ベン
チュリ42の入口部の圧力P1より低くなるため、第一
関数発生器49に設定入力する関数については、図2に
示す如く、従来の差圧ΔP(=P1−P2)の場合にお
ける一次空気流量48の曲線(図2中、仮想線で示す)
に対し圧力損失分だけ一次空気流量48が上乗せされる
形とし、これにより、圧力損失分を補正するようにして
ある。
【0030】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0031】ミル1の運転時には、差圧検出器47によ
ってミル1の一次空気室37の圧力P3とベンチュリ4
2のスロート部42aの圧力P2との差圧ΔPが検出さ
れて第一関数発生器49へ出力され、該第一関数発生器
49において、前記差圧検出器47で検出された差圧Δ
Pに基づき一次空気流量48が求められて乗算器53へ
出力されると共に、温度検出器50によって一次空気1
3の温度Tが検出されて第二関数発生器52へ出力さ
れ、該第二関数発生器52において、前記温度検出器5
0で検出された温度Tに基づき比重量補正係数51が求
められて前記乗算器53へ出力され、該乗算器53にお
いて、前記第一関数発生器49から出力される一次空気
流量48に対し第二関数発生器52から出力される比重
量補正係数51が掛けられ、実際の一次空気流量44が
求められて減算器56へ出力される一方、第三関数発生
器54においては、給炭指令45に基づき一次空気流量
指令値46が求められて前記減算器56へ出力されてお
り、該減算器56において、前記第三関数発生器54か
ら出力される一次空気流量指令値46と前記乗算器53
から出力される一次空気流量44との差が求められ、一
次空気流量偏差55が比例積分調節器58へ出力され、
該比例積分調節器58において、前記減算器56から出
力される一次空気流量偏差55が比例積分処理され、該
一次空気流量偏差55をなくすための一次空気流量制御
ダンパ41の開度指令57が出力され、該一次空気流量
制御ダンパ41の開度調節が行われ、一次空気流量44
が給炭指令45に基づく一次空気流量指令値46となる
よう制御が行われる。
【0032】前記ミル1の一次空気室37は充分に大き
なボリュームを有し、安定した静圧が得られるため、仮
に、一次空気供給ダクト38のレイアウト上の制約か
ら、ベンチュリ42上流側の整流距離(一次空気流量制
御ダンパ41とベンチュリ42との間の距離)が確保で
きなくても、ミル1の一次空気室37の圧力P3は動圧
或いは渦流の影響を受けずに済み、一次空気13の正確
な流量計測値が得られることとなる。
【0033】こうして、一次空気供給ダクト38のレイ
アウト上の制約から、ベンチュリ42上流側の整流距離
を確保できない場合にも、動圧或いは渦流の影響を受け
ることなく、一次空気13の正確な流量計測値を得るこ
とができる。
【0034】尚、本発明のミルの一次空気流量計測方法
及び装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜3記載のミルの一次空気流量計測方法及び装置によれ
ば、一次空気供給ダクトのレイアウト上の制約から、ベ
ンチュリ上流側の整流距離を確保できない場合にも、動
圧或いは渦流の影響を受けることなく、一次空気の正確
な流量計測値を得ることができるという優れた効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の概要構成図であ
る。
【図2】図1に示す第一関数発生器に設定入力される関
数を表わす線図である。
【図3】従来例の概要構成図である。
【図4】図3に示す第一関数発生器に設定入力される関
数を表わす線図である。
【図5】図1及び図3に示す第二関数発生器に設定入力
される関数を表わす線図である。
【図6】図1及び図3に示す第三関数発生器に設定入力
される関数を表わす線図である。
【符号の説明】
1 ミル 13 一次空気 37 一次空気室 38 一次空気供給ダクト 41 一次空気流量制御ダンパ 42 ベンチュリ 42a スロート部 44 一次空気流量 47 差圧検出器 48 一次空気流量 49 第一関数発生器 50 温度検出器 51 比重量補正係数 52 第二関数発生器 53 乗算器 P2 圧力 P3 圧力 T 温度 ΔP 差圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 途中に一次空気流量制御ダンパと一次空
    気流量計測用のベンチュリとが順次設けられた一次空気
    供給ダクトを一次空気室に接続してなるミルの一次空気
    流量計測方法であって、 ミルの一次空気室の圧力とベンチュリのスロート部の圧
    力との差圧に基づいて一次空気の流量を求めることを特
    徴とするミルの一次空気流量計測方法。
  2. 【請求項2】 途中に一次空気流量制御ダンパと一次空
    気流量計測用のベンチュリとが順次設けられた一次空気
    供給ダクトを一次空気室に接続してなるミルの一次空気
    流量計測装置であって、 ミルの一次空気室の圧力とベンチュリのスロート部の圧
    力との差圧を検出する差圧検出器と、 該差圧検出器で検出された差圧に基づき一次空気流量を
    求めて出力する第一関数発生器と、 前記一次空気の温度を検出する温度検出器と、 該温度検出器で検出された温度に基づき比重量補正係数
    を求めて出力する第二関数発生器と、 前記第一関数発生器から出力される一次空気流量に対し
    第二関数発生器から出力される比重量補正係数を掛け、
    実際の一次空気流量を求めて出力する乗算器とを備えた
    ことを特徴とするミルの一次空気流量計測装置。
JP9874499A 1999-04-06 1999-04-06 ミルの一次空気流量計測方法及び装置 Pending JP2000292228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9874499A JP2000292228A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 ミルの一次空気流量計測方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9874499A JP2000292228A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 ミルの一次空気流量計測方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000292228A true JP2000292228A (ja) 2000-10-20

Family

ID=14227996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9874499A Pending JP2000292228A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 ミルの一次空気流量計測方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000292228A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001141A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 微粉炭機の入口空気流量検出装置
CN107282320A (zh) * 2017-08-01 2017-10-24 上海电气上重碾磨特装设备有限公司 双鼠笼磨煤机分离器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001141A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 微粉炭機の入口空気流量検出装置
CN107282320A (zh) * 2017-08-01 2017-10-24 上海电气上重碾磨特装设备有限公司 双鼠笼磨煤机分离器
CN107282320B (zh) * 2017-08-01 2019-08-02 上海电气上重碾磨特装设备有限公司 双鼠笼磨煤机分离器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2449837C1 (ru) Устройство управления угольной измельчающей машиной
JP4928426B2 (ja) 燃焼空気用のブロア
US7926751B2 (en) Systems and methods for grinding coal with secondary air bias and bowl pressure control loops and perforation plates
JP2017136540A (ja) 固体燃料粉砕装置およびその制御方法
JPS6323753A (ja) 撹拌式粉砕機の制御方法
US3050018A (en) Pulverizer control system
JP3488468B2 (ja) 流動性物質の連続重量計量及び質量流量定量方法並びにその装置
JP2000292228A (ja) ミルの一次空気流量計測方法及び装置
US4402462A (en) Process for controlling a grinding installation
CN104728854B (zh) 具有风送煤粉热量测量与控制的煤粉制备系统及方法
US4714202A (en) Pulverized solid control system
JP2002005703A (ja) ミルの一次空気流量計測装置
JP2002122450A (ja) 流体の流量計測方法
JP3292496B2 (ja) 石炭焚ボイラ用粉砕ミル
JP2002062171A (ja) 流体流量計測装置
JP2003340299A (ja) ミルの石炭粉砕性判定方法及び出炭特性制御方法
KR100525472B1 (ko) 미분탄 배분의 균등화를 통한 발전소 보일러최적연소제어시스템
JPH06238184A (ja) 竪形ミルの出炭量制御装置
US4754931A (en) Pulverized solid control system
CN211451003U (zh) 一种送粉设备
JPH0118326B2 (ja)
JPH1038257A (ja) 石炭性状による安定燃焼の推定方法
JPH1110025A (ja) ミル出炭量制御方法及び装置
JPH1089666A (ja) 微粉炭ミル
CA2206666C (en) Method and apparatus for continuous, gravimetric metering and mass flow determination of flowable materials