JPH06238184A - 竪形ミルの出炭量制御装置 - Google Patents

竪形ミルの出炭量制御装置

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JPH06238184A
JPH06238184A JP5147293A JP5147293A JPH06238184A JP H06238184 A JPH06238184 A JP H06238184A JP 5147293 A JP5147293 A JP 5147293A JP 5147293 A JP5147293 A JP 5147293A JP H06238184 A JPH06238184 A JP H06238184A
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JP
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vane opening
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vertical mill
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Application number
JP5147293A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Furukoshi
博文 古越
Kazuyoshi Sakamoto
和由 阪本
Ryuzo Wada
隆三 和田
Hiroshi Kunisada
寛 国貞
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 竪形ミルからの出炭量を正確に制御し得るよ
うにする。 【構成】 圧力検出器23,24により、竪形ミル1か
ら出炭された微粉炭をボイラのバーナ17へ送給する微
粉炭送給管16中の一次空気圧力P1,P2を検出し、出
炭量演算装置27では検出した一次空気圧力P1,P2
差圧ΔPから出炭量Qを演算し、減算器29では演算し
た出炭量Qとボイラ負荷指令Mに対応した設定出炭量Q
Oの差をとって出炭量偏差ΔQを求め、比例積分調節器
30では出炭量偏差ΔQからベーン開度指令Xを求め、
該ベーン開度指令Xにより、竪形ミル1の上部に設けた
分級器13の分離ベーン13aのベーン開度を前記出炭
量偏差ΔQが零となるよう調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竪形ミルの出炭量制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】微粉炭焚きボイラにおいては、給炭器か
ら供給された石炭は竪形ミルで粉砕され、得られた微粉
炭は一次空気により搬送され、竪形ミルからボイラバー
ナを経て火炉へ噴射され、微粉炭の燃焼により得られた
燃焼ガスの熱で水が加熱され、蒸気が生成される。
【0003】而して、上記微粉炭焚きボイラにおいて
は、蒸気生成量や蒸気圧力、蒸気温度等の制御や合理的
運転のために、竪形ミルから出炭されてボイラバーナへ
供給される微粉炭の単位時間当りの量(出炭量)を制御
する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、給炭器からの給炭量と竪形ミルからの出炭量は等し
くなるものと仮定し、給炭量検出器で検出した給炭量を
もとにして分級器における分離ベーンのベーン開度を調
整し、出炭量を制御するようにしてはいるが、石炭の粒
度、水分、一次空気の温度、流量等種々の条件により出
炭量は変化するため、結果的には、従来は竪形ミルから
の出炭量は成り行き任せになっており、出炭量を正確に
制御することはできないという問題があった。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑み、竪形ミルか
らの出炭量を正確に制御することができるようにするこ
とを目的としてなしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段では、ケーシング2に格納された水平回
転するテーブル4と、該テーブル4上で該テーブル4と
協働して石炭を粉砕するローラ7と、ケーシング2の上
方に円周方向へ所要の間隔で配設された複数の分離ベー
ン13aを有し且つアクチュエータ31により隣り合う
分離ベーン13aの開度Aを調整し得るようにした分級
器13と、前記テーブル4上で粉砕された微粉炭を分級
器13を通し微粉炭送給管16からボイラのバーナ17
へ送給するよう、ケーシング2のテーブル4上方へ空気
11を吹出すためのエアノズル12を備えた竪形ミル1
において、前記微粉炭送給管16中を送給される微粉炭
の出炭量Qを演算する出炭量演算装置27と、該出炭量
演算装置27で演算された出炭量Qとボイラ負荷指令M
に対応した設定出炭量QOの差をとり出炭量偏差ΔQを
求める減算器29と、出炭量偏差ΔQを調整してベーン
開度指令Xを求め且つ該ベーン開度指令Xを前記分級器
13のアクチュエータ31へ与える調節器30を設けて
いる。
【0007】又上記目的を達成するために、第2の手段
では、前記竪形ミル1において、前記微粉炭送給管16
中の送給される微粉炭の出炭量Qを演算する出炭量演算
装置27と、該出炭量演算装置27で演算された出炭量
Qとボイラ負荷指令Mに対応した設定出炭量QOの差を
とり出炭量偏差ΔQを求める減算器29と、前記ボイラ
負荷指令M若しくは設定出炭量QOに対応した設定ベー
ン開度XOを出力する関数発生器38と、前記減算器2
9からの出炭量偏差ΔQに対応した修正ベーン開度XI
を出力する関数発生器39と、前記関数発生器38から
の設定ベーン開度XOと関数発生器39からの修正ベー
ン開度XIを加算してベーン開度指令Xを求め、且つ該
ベーン開度指令Xを前記分級器13のアクチュエータ3
1へ与える加算器40を設けている。
【0008】更に上記目的を達成するために、第3の手
段では、第2の手段に加えて、加算器40からアクチュ
エータ31へベーン開度指令Xを送る系路に高低信号制
限器41を設けている。
【0009】
【作用】第1の手段では、演算された出炭量Qとボイラ
負荷指令Mに対応した設定出炭量QOの差である出炭量
偏差ΔQからベーン開度指令Xが求められ、該ベーン開
度指令Xが分級器13のアクチュエータ31へ与えら
れ、出炭量偏差ΔQが零となるよう、分級器13の分離
ベーン13aの開度Aが調整される。
【0010】このため、第1の手段においては、演算さ
れた出炭量Qが設定出炭量QOよりも多い場合は、分離
ベーン13aの開度Aが絞られ、分級器13の分離性能
が向上するため、粗粒を含む微粉炭の出炭量が減少して
設定出炭量QOになり、演算された出炭量Qが設定出炭
量QOよりも少ない場合は、分離ベーン13aの開度A
が大きくなって分級器13の分離性能が低下するため、
粗粒を含む微粉炭の出炭量が増加して設定出炭量QO
なる。従って第1の手段においては竪形ミル1からボイ
ラのバーナ17へ送給される微粉炭の出炭量の制御が正
確に行われる。
【0011】第2の手段では、ボイラ負荷指令M又は設
定出炭量QOに対応した設定ベーン開度XOと、第1の手
段におけると同様にして求めた出炭量Qと設定出炭量Q
Oの差である出炭量偏差ΔQに対応して定まる修正ベー
ン開度XIとが加算されてベーン開度指令Xが求めら
れ、該ベーン開度指令Xが分級器13のアクチュエータ
31へ与えられ、出炭量偏差ΔQが零となるよう、分級
器13の分離ベーン13aの開度Aが調整される。
【0012】このため、第2の手段では、第1の手段の
場合と同様、竪形ミル1からボイラのバーナへ送給され
る出炭量の制御が正確に行われると共に、出炭量偏差Δ
Qが所定の値の絶対値よりも小さい場合には、修正ベー
ン開度XIを零にするようにでき、出炭量偏差ΔQが所
定の値の絶対値よりも大きい場合には、修正ベーン開度
Iを一定の値にするようにできるため、出炭量偏差Δ
Qが所定の絶対値よりも小さい場合や大きい場合には、
信号に含まれるノイズにより出炭量偏差ΔQが変化して
も分級器13の分離ベーン13aの開度Aを変更するこ
となく一定に保持するようにでき、従ってこの場合に
は、竪形ミル1から出炭される微粉炭の出炭量を変更す
ることなく一定に保持することができ、安定した正確な
出炭量の制御が可能となる。
【0013】第3の手段では、ベーン開度指令Xは高低
信号制限器41を経てアクチュエータ31へ与えられる
ため、ベーン開度指令Xの信号の上限値以上及び下限値
以下の部分がカットされることになって分離ベーン13
aの開度Aは極端に広くなったり狭くなったりすること
がなく、従って竪形ミル1から出炭される微粉炭の出炭
量は急激に増減することがなく、より一層正確で安定し
た出炭量の制御が行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
【0015】図1〜図3は本発明の第一実施例である。
【0016】図中、1は竪形ミルで、該竪形ミル1は、
ケーシング2内の下部に配置された駆動装置3により水
平回転するテーブル4と、流体圧シリンダ5により軸6
を支点として上下へ回動し得且つテーブル4の上面に押
付けられてテーブル4と協働し石炭を粉砕するローラ7
と、ケーシング2の上部にケーシング2を貫通して垂直
に設置され且つテーブル4の上面中心部に石炭8を供給
するシュート9と、ケーシング2のテーブル4よりも下
方側方位置に接続した一次空気供給管10を介してケー
シング2内に導入された一次空気11をテーブル4より
も上部へ導くよう、テーブル4の周囲に円周方向へ所要
の間隔で配設された複数のエアノズル12と、シュート
9に対して同心状になるようケーシング2内の上部に配
設され且つエアノズル12からの一次空気11に同伴さ
れて浮上して来た微粉炭から粗粒を分離する分離ベーン
13aを備えた分級器13と、分級器13の下部に配置
され且つ分級器13で分離された粗粒をテーブル4上へ
戻すための截頭円錐状のホッパ14と、ケーシング2の
上部を貫通すると共にシュート9及び分級器13に対し
同心状に配設され且つ分級器13で分離された微粉炭を
外方へ導く漏斗状の案内筒15とを備え、案内筒15の
ケーシング2外方上面には、微粉炭をボイラバーナへ送
給するための微粉炭送給管16が接続され、微粉炭送給
管16の先端には、ボイラ炉壁に設置されたバーナ17
が接続されている。
【0017】18は竪形ミル1の上方に配置された給炭
器で、該給炭器18は水平ベルトコンベヤ式の定量フィ
ーダ19と、該定量フィーダ19が格納されたケーシン
グ20とを備え、ケーシング20の後部上方には、石炭
ホッパからの石炭を導入するためのシュート21が接続
されると共にケーシング20の前部下方には、竪形ミル
1のシュート9へ石炭を供給するためのシュート22が
接続されている。
【0018】23は竪形ミル1の出口部近傍に位置する
よう微粉炭送給管16に接続された圧力検出器、24は
バーナ17の入口部近傍に位置するよう微粉炭送給管1
6に接続された圧力検出器、25は両圧力検出器23,
24により検出された微粉炭送給管16中の一次空気圧
力P1,P2から差圧ΔPを求める比較器、26は一次空
気供給管10に接続され且つ一次空気供給管10から竪
形ミル1のケーシング2内へ供給される一次空気11の
流量(一次空気流量)Qaを検出するための流量検出
器、27は比較器25で求められた差圧ΔP及び流量検
出器26で検出した一次空気流量Qaをもとに(i)式
及び(ii)式により微粉炭送給管16を送給される微
粉炭の単位時間当りの量(出炭量)Q(t/h)を求め
る出炭量演算装置である。 ΔP=K[(γa2/2g){1+C(Q/Qa)] …(i) U=4Qa/πd2 …(ii) ここで、(i)式及び(ii)式中の記号の意味は次の
通りである。 ΔP:差圧(mmAq) K:圧力損失係数 γa:一次空気11の比重量(Kg/m3) U:微粉炭送給管16中を流れる一次空気11の平均流
速(m/s) g:重力加速度(m/s2) C:係数 Qa:一次空気流量(t/h) d:予め出炭量演算装置27に設定された微粉炭送給管
16の内径(m)
【0019】28はボイラ負荷指令Mに対応した設定出
炭量QOを出力するようにした関数発生器、29は関数
発生器28より与えられた設定出炭量QOから出炭量演
算装置27により与えられた出炭量Qを減算し、出炭量
偏差ΔQを求める減算器、30は減算器29で求められ
た出炭量偏差ΔQをもとにして分級器13における分離
ベーン13aの開度指令(ベーン開度指令)Xを求め、
分級器13の分離ベーン13aの開閉用のアクチュエー
タ31へ与える比例積分調節器である。関数発生器28
には、図3に示すように、ボイラ負荷指令Mと設定出炭
量QOとが比例的に変化する関数が設定されている。
【0020】上記装置においては、石炭ホッパからシュ
ート21を介して給炭器18へ供給された石炭は、ボイ
ラ負荷に対応して定量フィーダ19によりシュート2
2,9を介し竪形ミル1内に投入され、テーブル4上へ
落下し、駆動装置3により水平方向へ回転するテーブル
4とテーブル4に対して接触し回転するローラ7との協
働作業により粉砕され、粉砕された微粉炭は、一次空気
供給管10からケーシング2内へ導入されてエアノズル
12から吹出す一次空気11により同伴されてケーシン
グ2内を上昇し、分級器13の分離ベーン13aにより
粗粒を分級され、粗粒を分級された微粉炭は案内筒15
から微粉炭送給管16へ出炭され、微粉炭送給管16か
らバーナ17へ送給され、分級器13で分級された粗粒
は、ホッパ14を滑落してテーブル4上に戻される。
【0021】上記運転の際、圧力検出器23,24で検
出された微粉炭送給管16中の一次空気圧力P1,P2
比較器25に与えられ、比較、減算されて差圧ΔPが求
められ、又流量検出器26により一次空気供給管10中
を流れる一次空気流量Qaが検出され、求められた差圧
ΔP及び検出された一次空気流量Qaは出炭量演算装置
27に与えられて微粉炭送給管16中を一次空気に同伴
されて送給される微粉炭の出炭量Qが前記(i)式及び
(ii)式により求められ、出力されて減算器29へ与
えられる。
【0022】一方、関数発生器28からはボイラ負荷指
令Mに対応した設定出炭量QOが出力されて減算器29
に与えられ、減算器29では、設定出炭量QOから演算
された出炭量Qが減算されて出炭量偏差ΔQが求めら
れ、該出炭量偏差ΔQは比例積分調節器30に与えられ
てベーン開度指令Xが求められ、該ベーン開度指令Xは
比例積分調節器30から分級器13のアクチュエータ3
1へ与えられ、アクチュエータ31が駆動されて出炭量
偏差ΔQが零になるよう分離ベーン13aの開度Aが調
整される。
【0023】例えば、演算された出炭量Qが設定出炭量
Oよりも多い場合は、図2に示す分離ベーン13aの
開度Aは小さくなるよう制御が行われ、このため、分級
器13の分級性能が向上し、粗粒を含む微粉炭の出炭量
Qが減少して設定出炭量QOに一致する。又演算された
出炭量Qが設定出炭量QOよりも少ない場合は分離ベー
ン13aの開度Aは大きくなるよう制御が行われ、この
ため、分級器13の分級性能が低下し、粗粒を含む微粉
炭の出炭量Qが増加して設定出炭量QOに一致する。
【0024】上述のように、本実施例によれば、竪形ミ
ル1からの出炭量Qを正確に制御することができると共
に出炭量Qをもとにして分級器13のベーン開度Aを調
整することができるため、ボイラの合理的な運転が可能
となる。
【0025】図4〜図7は本発明の第二実施例で、前記
実施例では、竪形ミル1から出炭されて微粉炭送給管1
6中をバーナ17へ向けて送給される微粉炭の出炭量Q
は、微粉炭送給管16の竪形ミル1出口部近傍とバーナ
17入口部近傍における差圧ΔP及び一次空気供給管1
0中を送給される一次空気流量Qaをもとに求めるよう
にしているのに対し、本実施例においては、微粉炭の出
炭量Qは、給炭器18により竪形ミル1内へ供給される
石炭の単位時間当りの給炭量QIから定まる微粉炭平均
粒径D及び微粉炭送給管16中を送給され微粉炭の摩擦
起電力Im並びに一次空気送給管4中を送給される一次
空気流量Qaをもとに求めるようにしている。
【0026】図4中、32は給炭器18の定量フィーダ
19により竪形ミル1へ給炭される給炭量QIを検出
し、出力する給炭量検出器であり、給炭量検出器32で
は、給炭量QI(t/h)は定量フィーダ19の送り速
度を検出することにより(iii)式により求め得るよ
うになっている。 QI=3600γ・V・B・H …(iii) ここで(iii)式中の意味は次の通りである。 γ:石炭の見掛け比重(t/m3) V:定量フィーダ19の送り速度(m/s) B:定量フィーダ19に積載されている石炭の幅(m) H:定量フィーダ19上に積載されている石炭の層高
(m)
【0027】33は給炭量検出器32で検出された給炭
量QIに対応した微粉炭平均粒径Dを求め、求めた微粉
炭平均粒径Dを信号として出炭量演算装置27へ与える
ための関数発生器であり、該関数発生器33には図7に
示すように略比例関係にある関数が設定されている。
【0028】34は微粉炭送給管16の途中に設けられ
た摩擦起電力検出器で、該摩擦起電力検出器34は、図
5及び図6に示すように、微粉炭送給管16中に斜めに
向け互いに交差する方向へ差し込まれ且つ微粉炭の送給
方向へ間隔Lだけずらして配置された2本のタングステ
ンカーバイド製等の電極棒35,36と、両電極棒3
5,36で検出した摩擦起電力I1,I2を平均化して摩
擦起電力Im(=(I1+I2)/2)を求める平均化回
路37を備え、平均化回路37から出力された摩擦起電
力Imは出炭量演算装置27へ与え得るようになってい
る。
【0029】出炭量演算装置27では、関数発生器33
からの微粉炭平均粒径D及び摩擦起電力検出器34の平
均化回路37からの摩擦起電力Im並びに流量検出器2
6からの一次空気流量Qaをもとに(iv)式及び前述
の(ii)式により竪形ミル1から出炭されて微粉炭送
給管16を送給される微粉炭の出炭量Qを求め得るよう
になっている。なお、微粉炭平均粒径Dはミル負荷に対
しても図7に示すような関係がある。 Im=r(VCo/D)Q …(iv) ここで、(iv)式中の記号の意味は次の通りである。 r:電極棒35,36の材質及び微粉炭の物性によって
定まる係数 V:微粉炭送給管16中を流れる一次空気の平均流速
(m/s) CO:係数[1.4(弾性衝突)〜1.9(非弾性衝
突)] D:給炭量QIにより定まる微粉炭平均粒径(μm)
【0030】本実施例においては、給炭器18から竪形
ミル1へ供給される給炭量QIは(iii)式をもとに
給炭量検出器32で検出され、検出された給炭量QI
関数発生器33に与えられ、関数発生器33では給炭量
Iに対応した微粉炭平均粒径D(図7参照)が出力さ
れて出炭量演算装置27へ与えられる。又微粉炭送給管
16中を送給される微粉炭は、摩擦起電力検出器34の
電極棒35,36により摩擦起電力I1,I2を検出さ
れ、検出された摩擦起電力I1,I2は平均化回路37に
より平均化されて摩擦起電力Imが求められ、求められ
た摩擦起電力Imは出炭量演算装置27へ与えられる。
更に、一次空気供給管10内の一次空気流量Qaは流量
検出器26で検出されて出炭量演算装置27へ与えられ
る。
【0031】而して、出炭量演算装置27では(iv)
式及び(ii)式により出炭量Qが求められ、求められ
た出炭量Qは第一実施例の場合と同様に処理され、ベー
ン開度Xは比例積分調節器30から分級器13のアクチ
ュエータ31へ与えられ、分離ベーン13aの開度が調
整される。
【0032】演算された出炭量Qが設定出炭量QOより
も多い場合は、分離ベーン13aの開度は小さくなるよ
う制御が行われ、このため分級器13の分級性能が向上
し、粗粒を含む微粉炭の出炭量Qが減少して設定出炭量
Oに一致する。又演算された出炭量Qが設定出炭量QO
よりも少ない場合は、分離ベーン13aの開度は大きく
なるよう制御が行われ、このため、分級器13の分級性
能が低下し、粗粒を含む微粉炭の出炭量Qが増加して設
定出炭量QOに一致する。
【0033】本実施例においても、竪形ミル1からの出
炭量Qを正確に制御することができると共に出炭量Qを
もとにして分級器13のベーン開度A(図2参照)を調
整することができるため、ボイラの合理的な運転が可能
になる。
【0034】図8〜図10は本発明の第三実施例で、竪
形ミル1の出炭量Qを検出するための手段は第一実施例
と同じであるが、第一実施例のものよりも安定性の良好
な出炭量の制御を行い得るようにしている。
【0035】図中、38は関数発生器28からの設定出
炭量QOに対応した設定ベーン開度XOを出力するための
関数発生器、39は減算器29から与えられた出炭量偏
差ΔQに対応して修正ベーン開度XIを出力するための
関数発生器、40は関数発生器38からの設定ベーン開
度XOと関数発生器39からの修正ベーン開度XIを加算
してベーン開度指令Xを求める加算器、41は加算器4
0から与えられたベーン開度指令Xが予め定めた上限値
を越えたり下限値よりも低下することのないよう制限す
る高低信号制限器である。
【0036】関数発生器38には、図9に示すように、
設定出炭量QOと設定ベーン開度XOとが比例的に変化す
る関数が設定されている。
【0037】又関数発生器39には、図10に示すよう
に、出炭量偏差ΔQと修正ベーン開度XIとが段階的に
変化する関数が設定されている。すなわち、図10に示
す関数は、出炭量偏差ΔQが、ΔQ≦|ΔQ1|にある
場合には、修正ベーン開度XIは零であり、|ΔQ1|≦
ΔQ≦|ΔQ2|の場合には、出炭量偏差ΔQが大きく
なるに従い修正ベーン開度XIは大きくなり、且つ出炭
量偏差ΔQが小さくなるに従い修正ベーン開度XIは小
さくなり、ΔQ≧|ΔQ2|の場合は、出炭量偏差ΔQ
が大きくなっても大きな値の一定の修正ベーン開度XI
となり、出炭量偏差ΔQが小さくなっても小さな値の一
定の修正ベーン開度XIとなるものである。
【0038】本実施例においては、関数発生器28から
は、ボイラ負荷指令Mに対応した設定出炭量QOが出力
されて関数発生器38及び減算器29に与えられ、関数
発生器38からは、設定出炭量QOに対応した設定ベー
ン開度XOが出力されて加算器40に与えられる。
【0039】又、圧力検出器23,24で検出された微
粉炭送給管16中の一次空気圧力P 1,P2は比較器25
に与えられて差圧ΔPが求められ、求められた差圧ΔP
は出炭量演算装置27に与えられて微粉炭送給管16中
を一次空気に同伴されて送給される出炭量Qが第一実施
例の(i)式及び(ii)式により求められ、求められ
た出炭量Qは減算器29に与えられる。
【0040】減算器29では、設定出炭量QOから計測
された出炭量Qが減算されて出炭量偏差ΔQが求めら
れ、該出炭量偏差ΔQは関数発生器39に与えられて出
炭量偏差ΔQに対応した修正ベーン開度XIが求めら
れ、求められた修正ベーン開度XIは加算器40に与え
られる。
【0041】加算器40では関数発生器38からの設定
ベーン開度XOと関数発生器39からの修正ベーン開度
Iが加算されてベーン開度指令X(=XO+XI)が求
められ、求められたベーン開度指令Xは高低信号制限器
41を通って分級器13のアクチュエータ31へ与えら
れ、アクチュエータ31が駆動されて出炭量偏差ΔQが
零になるよう分離ベーン13aの開度A(図2参照)が
調整される。
【0042】上述のように、本実施例においては、ボイ
ラ負荷指令Mに対応して定まる設定出炭量QOから設定
ベーン開度XOを求めると共に、設定出炭量QOと計測さ
れた出炭量Qの差である出炭量偏差ΔQに対応して求め
た修正ベーン開度XIを設定ベーン開度XOに加算し、ベ
ーン開度指令Xを求め、該ベーン開度指令Xにより分離
ベーン13aの開度Aを調整している。
【0043】しかし、設定出炭量QOと計測された出炭
量Qとの出炭量偏差ΔQが予め定めた範囲にあり、ΔQ
≦|ΔQ1|の場合は修正ベーン開度XIは零として設定
ベーン開度XOには修正ベーン開度XIを加算せず、出炭
量偏差ΔQが予め定めた範囲を越え|ΔQ1|≦ΔQ≦
|ΔQ2|の場合には出炭量偏差ΔQに対応した大きさ
の修正ベーン開度XIを設定ベーン開度XOに加算し、出
炭量偏差ΔQがΔQ≧|ΔQ2|の場合は、一定の修正
ベーン開度XIを設定ベーン開度XOに加算するようにし
ている。このため、ΔQ≦|ΔQ1|やΔQ≧|ΔQ2
の場合には、出炭量偏差ΔQが信号に含まれるノイズに
より変化してもボイラ負荷指令Mが変わらない限り分離
ベーン13aの開度Aが調整されることなく一定に保持
され、従って必要以上に分離ベーン13aの開度Aが調
整されず、このため、竪形ミル1から出炭される微粉炭
の出炭量が信号に含まれるノイズにより変更されること
がなく、安定性の良好な出炭量の制御を正確に行うこと
が可能となる。
【0044】又ベーン開度指令Xは高低信号制限器41
を通してアクチュエータ31へ与えるようにしているた
め、アクチュエータ31に与えられるベーン開度指令X
は急激に変化せず、分離ベーン13aも急激に開閉する
ことはなくゆっくりと開閉することになるため、竪形ミ
ル1から出炭される微粉炭の出炭量の変化はゆっくりと
行われることになり、より一層出炭量の制御を安定して
正確に行うことができる。
【0045】図11は本発明の第四実施例で、竪形ミル
1の出炭量Qを検出するための手段は第二実施例と同じ
であり、検出した出炭量Q及びボイラ負荷指令Mに対応
した設定出炭量QOを処理するための手段は第三実施例
と同じである。
【0046】斯かる構成とした場合には、出炭量Qは前
述の第二実施例の場合と同様、出炭量演算装置27にお
いて(iv)式及び(ii)式により求められる。又求
められた出炭量Q及び関数発生器28からの設定出炭量
Oは第三実施例の場合と同様に処理され、高低信号制
限器41からベーン開度指令Xが分級器13のアクチュ
エータ31へ与えられる。
【0047】このため、本実施例の場合も第三実施例の
場合と同様、ΔQ≦|ΔQ1|やΔQ≧|ΔQ2|の場合
には、出炭量偏差ΔQが信号に含まれるノイズにより変
化しても、ボイラ負荷指令Mが変らない限り分離ベーン
13aの開度Aが調整されることなく一定に保持され、
従って必要以上に分離ベーン13aの開度Aが調整され
ず、このため、竪形ミル1から出炭される微粉炭の出炭
量が信号に含まれるノイズにより変更されることがな
く、安定性の良好な出炭量の制御を正確に行うことが可
能となる。
【0048】又、同様にベーン開度指令Xは高低信号制
限器41を通してアクチュエータ31へ与えるようにし
ているため、ベーン開度指令Xの信号の上限値以上及び
下限値以下の部分がカットされることになりアクチュエ
ータ31に与えられるベーン開度指令Xは急激に変化せ
ず、従って分離ベーン13aも急激に開閉することはな
くゆっくりと開閉することになるため、竪形ミル1から
出炭される微粉炭の出炭量の変化はゆっくりと行われる
ことになり、より一層出炭量の制御を安定して正確に行
うことができる。
【0049】なお、各実施例の図1、図4、図8、図1
1中、同一のものには同一の符号が付してある。又本発
明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること等は
勿論である。
【0050】
【発明の効果】本発明の竪形ミルの出炭量制御装置によ
れば、請求項1、2の何れの発明においても、竪形ミル
から出炭される微粉炭の出炭量を正確に制御することが
可能となるため、ボイラの合理的な運転を行うことがで
き、又請求項2の発明の場合には、信号に含まれるノイ
ズにより出炭量が変更されないようにできるため、前述
の効果に加えて安定した出炭量の制御を行うことが可能
となり、請求項3の発明の場合には、出炭量の急激な変
化が生じないため、より一層安定した出炭量の制御を行
うことが可能となる、等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の竪形ミルの出炭量制御装置の第一実施
例の制御ブロックを含む概略縦断面図である。
【図2】図1に示す竪形ミルの分級器における分離ベー
ンの部分の部分的な平面図である。
【図3】第一実施例に係る竪形ミルの出炭量制御装置に
おける、設定給炭量を求めるための関数発生器に設定す
るボイラ負荷指令と設定出炭量の関係を示すグラフであ
る。
【図4】本発明の竪形ミルの出炭量制御装置の第二実施
例の制御ブロックを含む概略縦断面図である。
【図5】図4の竪形ミルの出炭量制御装置で出炭量を検
出する際に用いる摩擦起電力検出器の電極棒の取り付け
状態を示す側面図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】図4の竪形ミルの出炭量制御装置で出炭量を検
出する際に用いる関数発生器に設定される給炭量と微粉
炭平均粒径との関係を示すグラフである。
【図8】本発明の竪形ミルの出炭量制御装置の第三実施
例の制御ブロックを含む概略縦断面図である。
【図9】図8の竪形ミルの出炭量制御装置で設定ベーン
開度を決定する際に用いる関数発生器に設定される設定
出炭量と設定ベーン開度との関係を示すグラフである。
【図10】図8の竪形ミルの出炭量制御装置で修正ベー
ン開度を決定する際に用いる関数発生器に設定される出
炭量偏差と修正ベーン開度との関係を示すグラフであ
る。
【図11】本発明の竪形ミルの出炭量制御装置の第四実
施例の制御ブロックを含む概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 竪形ミル 2 ケーシング 4 テーブル 7 ローラ 11 一次空気(空気) 12 エアノズル 13 分級器 13a 分離ベーン 16 微粉炭送給管 17 バーナ 27 出炭量演算装置 28 関数発生器 29 減算器 30 比例積分調節器(調節器) 31 アクチュエータ 38,39 関数発生器 40 加算器 41 高低信号制限器 M ボイラ負荷指令(ボイラ負荷) Q 出炭量 QO 設定出炭量 ΔQ 出炭量偏差 X 開度指令(ベーン開度指令) P1,P2 一次空気圧力(空気圧力) ΔP 差圧 Qa 空気流量(空気の流量) Im 摩擦起電力 QI 給炭量 D 微粉炭平均粒径 A 開度 XO 設定ベーン開度 XI 修正ベーン開度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国貞 寛 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング2に格納された水平回転する
    テーブル4と、該テーブル4上で該テーブル4と協働し
    て石炭を粉砕するローラ7と、ケーシング2の上方に円
    周方向へ所要の間隔で配設された複数の分離ベーン13
    aを有し且つアクチュエータ31により隣り合う分離ベ
    ーン13aの開度Aを調整し得るようにした分級器13
    と、前記テーブル4上で粉砕された微粉炭を分級器13
    を通し微粉炭送給管16からボイラのバーナ17へ送給
    するよう、ケーシング2のテーブル4上方へ空気11を
    吹出すためのエアノズル12を備えた竪形ミル1におい
    て、前記微粉炭送給管16中を送給される微粉炭の出炭
    量Qを演算する出炭量演算装置27と、該出炭量演算装
    置27で演算された出炭量Qとボイラ負荷指令Mに対応
    した設定出炭量QOの差をとり出炭量偏差ΔQを求める
    減算器29と、出炭量偏差ΔQを調整してベーン開度指
    令Xを求め且つ該ベーン開度指令Xを前記分級器13の
    アクチュエータ31へ与える調節器30を設けたことを
    特徴とする竪形ミルの出炭量制御装置。
  2. 【請求項2】 ケーシング2に格納された水平回転する
    テーブル4と、該テーブル4上で該テーブル4と協働し
    て石炭を粉砕するローラ7と、ケーシング2の上方に円
    周方向へ所要の間隔で配設された複数の分離ベーン13
    aを有し且つアクチュエータ31により隣り合う分離ベ
    ーン13aの開度Aを調整し得るようにした分級器13
    と、前記テーブル4上で粉砕された微粉炭を分級器13
    を通し微粉炭送給管16からボイラのバーナ17へ送給
    するよう、ケーシング2のテーブル4上方へ空気11を
    吹出すためのエアノズル12を備えた竪形ミル1におい
    て、前記微粉炭送給管16中を送給される微粉炭の出炭
    量Qを演算する出炭量演算装置27と、該出炭量演算装
    置27で演算された出炭量Qとボイラ負荷指令Mに対応
    した設定出炭量QOの差をとり出炭量偏差ΔQを求める
    減算器29と、前記ボイラ負荷指令M若しくは設定出炭
    量QOに対応した設定ベーン開度XOを出力する関数発生
    器38と、前記減算器29からの出炭量偏差ΔQに対応
    した修正ベーン開度XIを出力する関数発生器39と、
    前記関数発生器38からの設定ベーン開度XOと関数発
    生器39からの修正ベーン開度XIを加算してベーン開
    度指令Xを求め、且つ該ベーン開度指令Xを前記分級器
    13のアクチュエータ31へ与える加算器40を設けた
    ことを特徴とする竪形ミルの出炭量制御装置。
  3. 【請求項3】 加算器40からアクチュエータ31へベ
    ーン開度指令Xを送る系路に高低信号制限器41を設け
    た請求項1又は2に記載の竪形ミルの出炭量制御装置。
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