JP2000291741A - ダンパ - Google Patents

ダンパ

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JP2000291741A
JP2000291741A JP11098332A JP9833299A JP2000291741A JP 2000291741 A JP2000291741 A JP 2000291741A JP 11098332 A JP11098332 A JP 11098332A JP 9833299 A JP9833299 A JP 9833299A JP 2000291741 A JP2000291741 A JP 2000291741A
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JP
Japan
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damper
hub
soundproof cover
elastic
mass body
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JP11098332A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Morita
哲司 森田
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Nok Vibracoustic Co Ltd
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Nok Vibracoustic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンパ1の共振作用等により発生する騒音を
抑えることができ、優れた防音効果を発揮することが可
能なダンパ1を提供する。 【解決手段】 ハブ2にゴム状弾性材製の弾性体5を介
して質量体6を接続したダンパ1であって、ハブ2に軸
方向一方を開口した環状の収容空間2hを設けてこの収
容空間2hに弾性体5および質量体6を収容するととも
に、収容空間2hの開口部を防音カバー7で閉塞するこ
とにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のクラン
ク軸等に発生する捩り振動または軸振動等の振動を低減
させるために用いられるダンパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4または図5に示すよう
に、ハブ52にゴム状弾性材製の弾性体53を介して質
量体54を接続してなり、ハブ52をクランク軸55の
前端部に取り付け、弾性体53および質量体54よりな
る共振系の共振作用によって、クランク軸55に発生す
る捩り振動または軸方向振動等の振動を低減させるよう
にしたダンパ51が知られている。
【0003】しかしながら、上記従来のダンパ51にお
いては、クランク軸55に軸方向振動が発生すると、こ
のダンパ51も軸方向に振動するために、このダンパ5
1から軸方向前方および後方へ向けてそれぞれ大きな騒
音が発生する問題があり、特に、ダンパ51がクランク
軸55に発生する軸方向振動を低減させるものである場
合には、質量体54が大きな振幅をもって軸方向に共振
するために、この質量体54の端面から軸方向前方およ
び後方へ向けてそれぞれ極めて大きな騒音が発生する問
題がある(図6のグラフ図参照)。
【0004】これに対して、同じく従来、図7に示すよ
うに、略円盤状に成形されたゴム状弾性材製の防音カバ
ー57を備えて、この防音カバー57を質量体54の前
端面に取り付けるようにした防音装置56が開発されて
おり、この防音装置56によれば、防音カバー57の外
径寸法を質量体54の外径寸法にできる限り近付けるこ
とにより、質量体54からその前方へ向けて発生する騒
音を或る程度抑えることができる(実公平3−2043
号公報参照)。
【0005】しかしながら、この従来技術においては、
防音カバー57が質量体54の前方を覆っているだけで
あるために、防音効果がダンパ51の前方向に限られて
しまう不都合があり、また、円盤状の防音カバー57が
クランク軸55に対するハブ52の取付部52aをその
前方から覆い隠してしまうために、クランク軸55にダ
ンパ51を取り付けるときにダンパ51に防音カバー5
7を先付けすることができず、またクランク軸55から
ダンパ51を取り外すときにダンパ51から防音カバー
57を先に取り外さなければクランク軸55からダンパ
51を取り外すことができず、よってクランク軸55に
対するダンパ51の着脱作業ないしメンテナンス作業が
極めて不便であると云う不都合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、上記従来技術と比較して優れた防音効果を発揮する
ことが可能なダンパを提供することを目的とし、併せ
て、上記従来技術より容易にダンパの着脱作業ないしメ
ンテナンス作業を行なうことが可能なダンパを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるダンパは、ハブにゴム状弾
性材製の弾性体を介して質量体を接続したダンパであっ
て、前記ハブに軸方向一方を開口した環状の収容空間を
設けて前記収容空間に前記弾性体および質量体を収容す
るとともに、前記収容空間の開口部を防音カバーで閉塞
したことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2によるダンパは、
上記した請求項1のダンパにおいて、ハブの軸方向他方
の側にも防音カバーが設けられるとともに、各防音カバ
ーがゴム状弾性材製の弾性部材と、前記弾性部材に支持
された慣性部材とを備えていることを特徴とするもので
ある。
【0009】また、本発明の請求項3によるダンパは、
上記した請求項1または2のダンパにおいて、防音カバ
ーが環状に成形されていて、その内周側に軸に対するハ
ブの取付部が露出していることを特徴とするものであ
る。
【0010】上記構成を備えた本発明の請求項1による
ダンパにおいては、ハブに設けられた収容空間が防音カ
バーによって閉塞されるために、この収容空間内に、作
動時に騒音の発生源となる虞のある質量体が弾性体とと
もに閉じ込められることになる。
【0011】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項2によるダンパにおいては、ハブの軸方向他
方の側にも防音カバーが設けられるとともに、各防音カ
バーがゴム状弾性材製の弾性部材と、この弾性部材に支
持された慣性部材とを備えているために、ハブから軸方
向他方へ向けて発せられる騒音を有効に低減させること
が可能となる。
【0012】また、上記構成を備えた本発明の請求項3
によるダンパにおいては、防音カバーが環状に成形され
ていて、その内周側に軸に対するハブの取付部が露出し
ているために、防音カバーをハブに取り付けたままで
も、その内周側に位置するハブの取付部に取付ボルトや
取付治具類を差し込むことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0014】第一実施形態・・・図1は、当該実施形態
に係るダンパ1の装着状態を示す半裁断面図であり、そ
の装着前状態におけるA方向一部矢視図が図2に示され
ている。
【0015】当該実施形態に係るダンパ1は先ず、ハブ
2を有しており、このハブ2に、弾性体5および質量体
(振動リングまたは慣性マスとも称する)6を備えたダ
ンパ部3と、軸方向一対の防音カバー7,13とが取り
付けられている。
【0016】ハブ2は、所定の金属等の剛材によって環
状に成形されており、以下のように構成されている。
【0017】すなわち先ず、このハブ2をクランク軸5
5の前端部に取り付けるための取付部2aが設けられて
おり、この取付部2aの外周側に、上記ダンパ部3をこ
のハブ2に取り付けるためのダンパ部収容部2dが一体
に設けられている。
【0018】取付部2aは、環状ないし蛇の目状の平板
部2bを有しており、この平板部2bに取付ボルト58
を差し通すためのボルト挿通孔2cが所要数等配状に設
けられている。クランク軸55の先端面には、平板部2
bの内周端部を径方向に係合してハブ2をクランク軸5
5に対して同心状にセットするための環状段差状の位置
決め部55aが設けられており、また取付ボルト58を
ねじ込むためのネジ孔55bが所要数等配状に設けられ
ている。
【0019】この取付部2aの外周側に設けられたダン
パ部収容部2dは先ず、取付部2aの外周端部から軸方
向一方(前方)に向けて一体に成形された内周筒部2e
を有しており、上記取付部2aの外周端部であってこの
内周筒部2eの軸方向他方(後方)側の端部に径方向外
方に向けて環状ないし蛇の目状の径方向部2fが一体に
設けられており、更にこの径方向部2fの外周端部から
前方に向けて外周筒部2gが一体に設けられている。し
たがってこの内周筒部2e、径方向部2fおよび外周筒
部2gは総じて断面コ字形に成形されており、この断面
コ字形のダンパ部収容部2dの内側に、前方へ向けて開
口した環状の収容空間2hが設けられており、この収容
空間2hに上記ダンパ部3が収容されている。また、外
周筒部2gの外周面には、無端ベルト(図示せず)を巻
架するための溝状のプーリ部2iが設けられている。
【0020】ダンパ部収容部2dの収容空間2hに収容
されたダンパ部3は先ず、内周筒部2eの外周側に圧入
嵌着された板金等剛材製のスリーブ4を有しており、こ
のスリーブ4の外周側にゴム状弾性材製の弾性体5が接
着されており、更にこの弾性体5の外周側に質量体6が
接着されている。弾性体5は所定のゴム状弾性材によっ
て環状に成形されており、所定のばね定数を設定されて
いる。質量体6は所定の金属等の剛材によって環状に成
形されており、所定の慣性質量を設定されている。この
ダンパ部3は、弾性体5を成形するための成形型のキャ
ビティ空間にスリーブ4および質量体6をインサートし
た状態で弾性体5を加硫成形し、弾性体5をその成形と
同時にスリーブ4および質量体6に加硫接着したもので
あって、スリーブ4、弾性体5および質量体6よりなる
一つの加硫成形品として組み込み前に事前成形されてい
る。
【0021】上記したように、ダンパ部収容部2dの収
容空間2hはダンパ1の前方に向けて開口しており、こ
の収容空間2hの開口部を閉塞するように前方側の防音
カバー7が取り付けられている。
【0022】この防音カバー7は先ず、内周筒部2eの
外周側に圧入嵌着された板金等剛材製8の内環を有して
おり、この内環8の外周側にゴム状弾性材製の弾性部材
9が接着されており、更にこの弾性部材9の外周側に板
金等剛材製の外環10が接着されて外周筒部2gの内周
側に圧入嵌着されている。弾性部材9は所定のゴム状弾
性材によって環状ないし蛇腹状であってかつ膜状に成形
されており、所定のばね定数を設定されるとともに、そ
の肉厚内に慣性部材11を埋設されている。この慣性部
材11は所定の金属等の剛材によって環状ないし蛇腹状
に成形されており、所定の質量を設定されている。弾性
部材9は質量体6に対して非接触とされていて、両者の
間に所定の大きさの軸方向間隙12が設定されている。
この防音カバー7は、弾性部材9を成形するための成形
型のキャビティ空間に内環8、外環10および慣性部材
11をインサートした状態で弾性部材9を加硫成形し、
弾性部材9をその成形と同時に内環8、外環10および
慣性部材11に加硫接着したものであって、内環8、弾
性部材9、外環10および慣性部材11よりなる一つの
加硫成形品として組み込み前に事前成形されたものであ
る。
【0023】また、上記したハブ2において、取付部2
aおよび径方向部2fの後方側の面に環状の凹部2jが
設けられており、この凹部2jおよびこの凹部2jを囲
む部分によって防音カバー取付部2kが設けられてお
り、この防音カバー取付部2kに後方側の防音カバー1
3が取り付けられている。
【0024】この後方側の防音カバー13は、前方側の
防音カバー7と同様に先ず、取付部2k内周壁の外周側
に圧入嵌着された板金等剛材製の内環14を有してお
り、この内環14の外周側にゴム状弾性材製の弾性部材
15が接着されており、更にこの弾性部材15の外周側
に板金等剛材製の外環16が接着されて取付部2k外周
壁の内周側に圧入嵌着されている。弾性部材15は所定
のゴム状弾性材によって環状ないし蛇腹状であってかつ
膜状に成形されており、所定のばね定数を設定されると
ともに、その肉厚内に慣性部材17を埋設されている。
この慣性部材17は所定の金属等の剛材によって環状な
いし蛇腹状に成形されており、所定の質量を設定されて
いる。弾性部材15は径方向部2fに対して非接触とさ
れていて、両者の間には所定の大きさの軸方向間隙18
が設定されている。この防音カバー13は、弾性部材1
5を成形するための成形型のキャビティ空間に内環1
4、外環16および慣性部材17をインサートした状態
で弾性部材15を加硫成形し、弾性部材15をその成形
と同時に内環14、外環16および慣性部材17に加硫
接着したものであって、内環14、弾性部材15、外環
16および慣性部材17よりなる一つの加硫成形品とし
て組み込み前に事前成形されたものである。
【0025】上記構成を備えたダンパ1は、図示したよ
うにハブ2の取付部2aをもってクランク軸55の前端
部にボルト止めされ、弾性体5および質量体6を備えた
ダンパ部3の奏する共振作用によって、クランク軸55
に発生する捩り振動および軸方向振動等の振動を低減さ
せるものであって、上記構成により以下の作用効果を奏
する点に特徴を有している。
【0026】すなわち先ず、内燃機関等の作動によりク
ランク軸55に軸方向振動が発生すると、これに伴って
質量体6が大きな振幅をもって軸方向に共振し、この共
振により質量体6の端面から軸方向前方および後方へ向
けてそれぞれ極めて大きな騒音が発生することがある
が、上記構成のダンパ1によれば、ハブ2に設けられた
収容空間2hの開口部が前方側の防音カバー7によって
閉塞されていて、この収容空間2h内に質量体6がスリ
ーブ4および弾性体5とともに閉じ込められており、収
容空間2hは密閉されている。したがって騒音が収容空
間2hの外へ放散するのが抑えられ、これにより優れた
防音効果を発揮することができる。
【0027】また、ハブ2の前方側のみならず後方側に
も防音カバー13が設けられているために、この後方側
の防音カバー13によって、ハブ2から後方へ向けて発
せられる騒音を有効に低減させることができ、これによ
り優れた防音効果を発揮することができる。
【0028】防音カバー7,13は、ゴム製の弾性部材
9,15の内部に所定の質量を備えた慣性部材11,1
7を設けるとともに、質量体6またはハブ2との間に所
定の大きさの間隙12,18を設定されたものであっ
て、軸方向に低い固有振動数を設定されている。したが
ってクランク軸55と一体となって動くハブ2の振動よ
り防音カバー7,13の振動が小さくなり、これにより
騒音を有効に低減させることができる。上記ダンパ1は
このような防音カバー7,13を前後それぞれに有して
おり、よって前後それぞれにおいて、優れた防音効果を
発揮することができる。
【0029】また、上記構成のダンパ1においては、前
方側の防音カバー7が後方側の防音カバー13とともに
環状に成形されていて、その内周側にクランク軸55に
対するハブ2の取付部2aが露出しているために、この
防音カバー7をハブ2に取り付けたままでも、その内周
側に位置するハブ2の取付部2aに取付ボルト58や取
付治具類を差し込むことが可能である。したがってダン
パ1をクランク軸55に取り付けるときに、ハブ2に防
音カバー7を先付けしてからハブ2をクランク軸55に
取り付けることができるとともに、ダンパ1をクランク
軸55から取り外すときに、ハブ2に防音カバー7を取
り付けたままでもハブ2をクランク軸55から取り外す
ことができ、よって防音カバー付きダンパ1の着脱作業
ないしメンテナンス作業を容易に行なうことができる。
【0030】第二実施形態・・・上記実施形態におい
て、ダンパ部3は、スリーブ4、弾性体5および質量体
6を径方向に並べて加硫接着したブッシュタイプ構造で
あったが、図3に示すように、弾性体5および質量体6
を軸方向に並べたディスクタイプ構造のものであっても
良い。この場合、弾性体5はハブ2の径方向部2fの端
面に加硫接着されており、同時に質量体6の端面に加硫
接着されている。この第二実施形態に係るダンパ1の他
の構成および作用効果は、上記第一実施形態に係るダン
パ1と同じである。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0032】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1によるダンパにおいては、ハブに設けられた収
容空間が防音カバーによって閉塞されているために、こ
の収容空間内に、作動時に騒音の発生源となる虞のある
質量体が弾性体とともに閉じ込められている。したがっ
て騒音が収容空間の外へ放散するのを抑えることがで
き、これにより優れた防音効果を発揮することができ
る。
【0033】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項2によるダンパにおいては、ハブの軸方向他
方の側にも防音カバーが設けられるとともに、各防音カ
バーがゴム状弾性材製の弾性部材と、この弾性部材に支
持された慣性部材とを備えているために、ハブの軸方向
の振動は外空間と遮断され、軸方向他方へ向けて発せら
れる騒音を有効に低減させることができる。
【0034】また、上記構成を備えた本発明の請求項3
によるダンパにおいては、防音カバーが環状に成形され
ていて、その内周側に軸に対するハブの取付部が露出し
ているために、防音カバーをハブに取り付けたままで
も、その内周側に位置するハブの取付部に取付ボルトや
取付治具類を差し込むことが可能である。したがってダ
ンパを軸に取り付けるときに、ハブに防音カバーを先付
けしてからハブを軸に取り付けることができるととも
に、ダンパを軸から取り外すときに、ハブに防音カバー
を取り付けたままでもハブを軸から取り外すことがで
き、よって防音カバー付きダンパの着脱作業ないしメン
テナンス作業を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るダンパの装着状態
を示す半裁断面図
【図2】図1におけるA方向矢視図
【図3】本発明の第二実施形態に係るダンパの装着状態
を示す半裁断面図
【図4】従来例に係るダンパの装着状態を示す半裁断面
【図5】他の従来例に係るダンパの装着状態を示す半裁
断面図
【図6】従来のダンパにおける振動発生状態を示す説明
【図7】従来の防音装置を取り付けたダンパの半裁断面
【符号の説明】
1 ダンパ 2 ハブ 2a 取付部 2b 平板部 2c ボルト挿通孔 2d ダンパ部収容部 2e 内周筒部 2f 径方向部 2g 外周筒部 2h 収容空間 2i プーリ部 2j 凹部 2k 防音カバー取付部 3 ダンパ部 4 スリーブ 5 弾性体 6 質量体 7,13 防音カバー 8,14 内環 9,15 弾性部材 10,16 外環 11,17 慣性部材 12,18 軸方向間隙 55 クランク軸(軸) 55a 位置決め部 55b ネジ孔 58 取付ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ(2)にゴム状弾性材製の弾性体
    (5)を介して質量体(6)を接続したダンパ(1)で
    あって、 前記ハブ(2)に軸方向一方を開口した環状の収容空間
    (2h)を設けて前記収容空間(2h)に前記弾性体
    (5)および質量体(6)を収容するとともに、前記収
    容空間(2h)の開口部を防音カバー(7)で閉塞した
    ことを特徴とするダンパ。
  2. 【請求項2】 請求項1のダンパ(1)において、 ハブ(2)の軸方向他方の側にも防音カバー(13)が
    設けられるとともに、各防音カバー(7)(13)がゴ
    ム状弾性材製の弾性部材(9)(15)と、前記弾性部
    材(9)(15)に支持された慣性部材(11)(1
    7)とを備えていることを特徴とするダンパ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のダンパ(1)におい
    て、 防音カバー(7)(13)が環状に成形されていて、そ
    の内周側に軸(55)に対するハブ(2)の取付部(2
    a)が露出していることを特徴とするダンパ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008237A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Nok Corp エンジン騒音低減装置

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