JP2000290104A - 動物忌避剤及び動物忌避剤の製造方法 - Google Patents

動物忌避剤及び動物忌避剤の製造方法

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JP2000290104A
JP2000290104A JP11099166A JP9916699A JP2000290104A JP 2000290104 A JP2000290104 A JP 2000290104A JP 11099166 A JP11099166 A JP 11099166A JP 9916699 A JP9916699 A JP 9916699A JP 2000290104 A JP2000290104 A JP 2000290104A
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JP
Japan
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weight
parts
repellent
animal repellent
animal
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JP11099166A
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English (en)
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Mitsutada Saito
光忠 齋藤
Masayuki Matsuoka
正幸 松岡
Shinichi Kojima
信一 小島
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KOODEKKU CHEMICAL KK
Original Assignee
KOODEKKU CHEMICAL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたり、十分な忌避効果を奏するこ
とができる動物忌避剤を提供する。 【解決手段】 メチルアントラニレート、ベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤、シトラール、水混和性有機溶
剤、水を所定の配合で含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物忌避剤及び動
物忌避剤の製造方法に関し、動物、特に鳥、猫等の哺乳
類に忌避効果を有する動物忌避剤及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】猫、鳩、カラスなどは、高層建築物、マ
ンション、穀物を扱う工場及び都市の廃物置き場などに
おいて、様々な問題を引き起こしている。例えば、マン
ションのテラスには、鳩やカラスなどが糞を落とす。ま
た鳩やカラスの鳴き声に悩まされる住人もいる。特に厨
房の廃棄物置き場などは、鳩やカラス、野良猫によっ
て、廃棄物袋が破られて、内容物が撒き散らされること
が多い。
【0003】このように、廃棄物置き場付近が荒らされ
ると、都市の美観、建物の美観が損なわれるだけでな
く、生ゴミなどが腐敗すると悪臭が発生し、また不衛生
である。更に、鳩の糞中には、クリプトコッカス症を引
き起こすクリプトコッカス・ネオホルマンス菌が常在し
ているため、鳩の糞が人に対して健康上の悪影響を与え
ることがある。
【0004】このため、鳥類や猫の対する様々な忌避手
段が開発されている。この例には、鳥に対する忌避手段
として、天然香料を用いた忌避効果剤や、目玉模様の絵
柄、超音波、電磁波等の物理的方法による器具が挙げら
れる。また猫に対する忌避手段として、メンソール、レ
モングラス油、木酢酸による除放剤などが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鳥類に
対する天然香料を用いた忌避剤は、その作用が十分でな
く、満足できる忌避効果を得ることができない。その
上、目玉模様や物理的手段による器具は、設置の場所や
経費の問題から、実用面での使用が困難であるという問
題を有する。
【0006】また、猫に対するメンソール等を用いた忌
避剤も、その作用が十分でなく、満足できる忌避効果を
得ることができない。更に、鳥類に対する忌避効果が認
められないので、廃棄物置き場のように鳥類と猫とを同
時に忌避したい場所の場合、それぞれの忌避剤を用意し
なければならない。
【0007】また、屋外で忌避剤を使用する場合、環境
的要因によって長期間忌避効果を持続することができな
い場合がある。
【0008】従って、本発明の目的は、十分に高い忌避
効果を長期間奏することができる動物忌避剤を提供する
ことである。また、本発明の目的は、同時に複数の動物
に対して十分に高い忌避効果を長期間、奏することがで
きる動物忌避剤を容易に製造することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の動物忌避剤は、
メチルアントラニレート及び紫外線吸収剤を含有する動
物忌避剤である。ここで動物とは、鳥類及び、猫、イヌ
等の哺乳類を含み、本発明の動物忌避剤は、鳥類に対し
て忌避効果を発揮することを特徴としている。
【0010】本発明の他の動物忌避剤は、上記動物忌避
剤において、メチルアントラニレート100重量部と、
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤0.1〜2重量部
と、該メチルアントラニレートが溶解可能な溶剤成分9
00〜600重量部を含むことを特徴とするものであ
る。ここで溶剤成分を、7:3〜6:4の重量比の水混
和性有機溶剤及び水で構成された溶剤成分にすることが
できる。
【0011】本発明の更に他の動物忌避剤は、メチルア
ントラニレート、紫外線吸収剤及びシトラールを含有す
ることを特徴としている。また、この動物忌避剤は、哺
乳類、特に猫に対して忌避効果を発揮することを特徴と
している。また他の本発明の動物忌避剤は、メチルアン
トラニレート100重量部と、シトラール50〜100
重量部と、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤0.05
〜2.0重量部と、該メチルアントラニレート及びシト
ラールが溶解可能な溶媒成分800〜850重量部とを
含むことを特徴としている。ここで溶剤成分を、7:3
〜6:4の重量比の水混和性有機溶剤及び水で構成され
た溶剤成分にすることができる。
【0012】更に本発明の他の動物忌避剤は、メチルア
ントラニレート100重量部と、植物性油200〜30
0重量部と、紫外線吸収剤0.05〜2重量部と、を含
むことを特徴とするものである。ここで植物性油は、菜
種油、大豆油、綿実油から選択されたものとすることが
できる。
【0013】このような本発明の動物忌避剤は、粒剤、
粉剤、水和剤、油剤又は粉衣剤の形態を有することがで
きる。
【0014】本発明の動物忌避剤の製造方法は、メチル
アントラニレート又はメチルアントラニレート及びシト
ラールと、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤とを吸着
手段に吸着させることを特徴としている。ここで、本発
明の他の形態の動物忌避剤は、前記吸着手段が、カオリ
ン、ベントナイト、ゼオライト、モンモリロナイト、珪
藻土、タルク、紙又は布であるものである。このような
吸着手段を選択的に使用することによって、粒剤、粉
剤、水和剤、粉衣剤のような各剤型の動物忌避剤を任意
に製造することができる。
【0015】また、他の動物忌避剤の製造方法は、前記
メチルアントラニレート又はメチルアントラニレート及
びシトラールと、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤と
を、包接剤に包接させてから、前記吸着手段に吸着する
ことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の動物忌避剤は、下記一般
式(I)で表されるメチルアントラニレートと紫外線吸
収剤を含有するものである。
【0017】
【化1】
【0018】本発明者らは、このメチルアントラニレー
トが、鳩、カラス、ヒヨドリ等の鳥類に対して強い忌避
作用を有していることを見出した。メチルアントラニレ
ートは、ネロリ油、イランイラン油などの精油やブドウ
に含まれる成分であり、ネロリ油様の香気を有している
ため、従来、食品添加物、特に着香料として用いられて
いるものである。メチルアントラニレートが鳥類に対し
て強い忌避作用を有していることは、本発明者らによっ
て初めて見出されたものである。
【0019】また、本発明の動物忌避剤は、下記一般式
(II)で表されるシトラールを含有することができる。
【0020】
【化2】
【0021】本発明者らは、このシトラールが、哺乳
類、特に猫に対して強い忌避作用を有していることを見
出した。また、メチルアントラニレートが23℃以下で
は気散性が劣り効果の低下を示すが、シトラールを加え
ることにより、メチルアントラニレートの忌避効果を補
うことができることを見出した。シトラールは、レモン
グラス油、レモン油、マンダリン油などの精油に含まれ
る成分であり、従来、食品添加物、特に着香料として用
いられているものである。忌避剤として用いられている
レモングラスにおいて、シトラールが忌避作用の有効成
分であることは、本発明者らによって初めて見出された
ものである。
【0022】これらの忌避成分、すなわちメチルアント
ラニレート及びシトラールは、天然に存在する物質であ
るため、人に対しても不快感を与えることが無く、また
毒性もないので安全である。
【0023】本発明の動物忌避剤は、紫外線吸収剤を含
む。忌避成分であるメチルアントラニレートは、光によ
って酸化分解されやすい特性を有するため、動物忌避剤
を屋外で使用すると褐変して忌避作用を持続できない。
このため、紫外線吸収剤を配合させることによって、忌
避効果を長期間維持させることができ、安定な動物忌避
剤とすることができる。このような紫外線吸収剤とし
て、ベンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン系などの
紫外線吸収剤を用いることができる。
【0024】水を配合して取り扱い性を高めた動物忌避
剤の場合には、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤が
好ましい。このベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤
は、水を含む動物忌避剤に配合しても、白濁や沈殿を生
じることがない。
【0025】本発明に使用可能なベンゾトリアゾール系
紫外線吸収剤には、例えば、2−(2−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、メチ
ル−3−[3−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)
−5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル]プロピ
オネート、2−[4−(2−ヒドロキシ−3−ジデシル−
オキシプロピル)−オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]
−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5
−トリアジン及び2−[4−(2−ヒドロキシ−3−トリ
デシルオキシ−プロピル)−オキシ]−2−ヒドロキシフ
ェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル−1,
3,5−トリアジンの混合物が挙げられる。これらは、
チバスペシャリティケミカルズ(日本)からチヌビン
P、チヌビン1130及びチヌビン400としてそれぞ
れ市販されている。
【0026】本発明の動物忌避剤が忌避成分としてメチ
ルアントラニレートを含有する場合、メチルアントラニ
レートと紫外線吸収剤との配合比は、メチルアントラニ
レート100重量部に対して紫外線吸収剤0.05〜2.
0重量部、好ましくはメチルアントラニレート100重
量部に対して紫外線吸収剤0.5〜1.0重量部である。
このとき、紫外線吸収剤がこの範囲よりも多いと効率的
でなく、また後述するように、溶剤成分に水を含む場合
に水との相溶性が悪いため、好ましくなく、一方この範
囲よりも少ないと十分にメチルアントラニレートの光分
解を防止することができないため、好ましくない。
【0027】本発明の動物忌避剤が忌避成分としてメチ
ルアントラニレート及びシトラールを含有する場合、メ
チルアントラニレート100重量部に対してシトラール
50〜100重量部、紫外線吸収剤0.05〜2.0重量
部、好ましくはメチルアントラニレート100重量部に
対して、シトラール50〜100重量部、紫外線吸収剤
0.1〜1.0重量部で配合される。また、このとき、メ
チルアントラニレートとシトラールとの比は、忌避剤の
使用の態様によって如何なる比にもすることができる
が、好ましくは1:1〜1:0.5、特に好ましくは約
1:1とすることができる。
【0028】メチルアントラニレート及びシトラール
は、親油性が高いため、液剤として使用する場合には、
溶剤成分に溶解することができる。
【0029】ここで溶剤成分には、忌避成分として選択
されたメチルアントラニレート及びシトラールが溶解で
きるものが該当する。このような溶剤成分には、エタノ
ール、メタノール、プロパノール、イソプロパノール等
のようなアルコール類、ジメチルスルホキサイド、ジメ
チルホルムアミド、プロピレングリコール、エチレング
リコール等のグリコール類、キシレン、ベンゼン等のB
TX系等が挙げられる。メチルアントラニレート及びシ
トラールの溶解度の観点からジメチルスルホキサイド、
ジメチルホルムアミド及びアルコール類が好ましい。
【0030】上記溶剤成分は、水混和性有機溶剤と水と
で構成することが好ましい。このような水が配合された
動物忌避剤は、水を配合することによって、消防法上の
危険物に指定されて、使用又は管理上、制約を受ける有
機溶剤を配合するものであっても、取り扱いを容易にす
ることができる。混和性の有機溶剤とすることによっ
て、水を配合可能な動物忌避剤とすることができる。
【0031】本発明者らは、有機溶媒と水が所定の比率
であれば、メチルアントラニレート及びシトラールが、
高親油性であっても溶解性が損なわれることがなく有機
溶剤に溶解することができ、また動物忌避剤としての取
り扱いにも便利であることを見出した。
【0032】すなわち、本発明の動物忌避剤では、有機
溶剤:水の重量比を、7:3〜6:4、好ましくは7:
3〜6.5:3.5の範囲内にすることができる。この範
囲よりも水の相対量が多いと、忌避成分の溶解性が劣り
好ましくなく、この範囲よりも水の相対量が少ないと取
り扱い性が劣るため好ましくない。
【0033】また本発明の動物忌避剤は、溶剤成分とし
て植物性油を含むことができる。植物性油を含むことに
よって、水と混和せず、例えば水面に添加すれば均一に
水面に拡散することができるので、水面施行用の薬剤と
することができる。このような植物性油には、一般的な
ものが使用可能であるが、菜種油、大豆油、綿実油等が
挙げられ、経済性、薬害などの観点から、菜種油が好ま
しい。
【0034】液剤の形態を有する動物忌避剤では、シト
ラールを含まない場合、メチルアントラニレート100
重量部、紫外線吸収剤0.05〜2重量部、溶剤成分6
00〜900重量部で配合され、好ましくは、メチルア
ントラニレート100重量部、紫外線吸収剤0.1〜1.
0重量部、溶剤成分600〜900重量部で配合され
る。また、油剤の形態を有する動物忌避剤では、メチル
アントラニレート100重量部、紫外線吸収剤0.05
〜2重量部、植物性油200〜300重量部で配合され
る。このような動物忌避剤は、動物、特に鳥類に対して
忌避効果を有する。
【0035】また、シトラールを含む液剤の場合には、
メチルアントラニレート100重量部、シトラール50
〜100重量部、紫外線吸収剤0.05〜2重量部、溶
剤成分800〜850重量部で配合され、好ましくは、
メチルアントラニレート100重量部、シトラール50
〜100重量部、紫外線吸収剤0.1〜1重量部、溶剤
成分800〜850重量部で配合される。このような動
物忌避剤は、動物、特に鳥類及び猫に対して忌避効果を
有する。
【0036】本発明の動物忌避剤の製造方法は、粒剤、
粉剤、粉衣剤、水和剤、油剤やシートの形態を有し十分
な動物忌避効果を持続することができる動物忌避剤を製
造することができる。
【0037】各剤型に形成させるために、上述の忌避成
分及び紫外線吸収剤を、所望する剤型に応じて適宜選択
された吸着手段に吸着させることができる。このような
吸着手段には、無機物及び有機物が含まれ、例えば、多
孔質の鉱物質であるカオリン、ベントナイト、ゼオライ
ト、モンモリロナイト、珪藻土、タルクなど、紙、布な
どの繊維などを挙げることができる。
【0038】本発明の動物忌避剤は、ディッピング、吹
霧、塗布などの方法によって、吸着手段に吸着される。
このように吸着手段に吸着することによって、取り扱い
性が更に向上する。このとき、所望する剤型によって、
必要な任意成分を配合することができる。
【0039】また、本発明の動物忌避剤の製造方法で
は、他の配合物を包接する包接剤を配合することもでき
る。この包接剤には、例えば、ウレタン、アクリル、ポ
リエチレン系、オレフィン系などの樹脂、サイクロデキ
ストリン、ゼラチン、天然ゴムなどが挙げられる。これ
らの包接剤を配合することによって、動物忌避剤が包接
され、動物忌避剤中の忌避成分の放出速度が遅延した徐
放性の動物忌避剤にすることができる。これにより、一
層長期間にわたり忌避効果を持続させることができる。
【0040】例えば、本発明の動物忌避剤を粒剤やシー
ト等とする場合には、メチルアントラニレート100重
量部、必要に応じてシトラール50〜100重量部、紫
外線吸収剤0.1〜2重量部を、常法により吸着手段へ
吸着させることができる。
【0041】また、本発明の動物忌避剤に包接剤を使用
する場合には、メチルアントラニレート100重量部、
必要に応じてシトラール50〜100重量部、紫外線吸
収剤0.1〜2重量部を、包接剤500〜1000重量
部に包接させることができる。
【0042】本発明の動物忌避剤の使用形態は、液剤、
粒剤、粉剤、粉衣剤、水和剤、シートなどのいずれの形
態にもすることができ、これらのいずれにするかは、本
発明の動物忌避剤を使用する場所や状況において適宜選
択することができる。本発明の動物忌避剤を、容易に広
い範囲に適用可能とする使用方法を採用することが好ま
しい。例えば、本発明の動物忌避剤を液剤とした場合に
は、実施場所に応じて、塗布、滴下、散布などの方法を
採用することができる。
【0043】本発明の動物忌避剤は、いずれの形態とし
ても、有効成分量として1m2あたり0.5〜10.0
g、好ましくは1〜2gで用いることができる。
【0044】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明するが、これ
らの実施例は、本発明の特性を一般的に説明するために
のみ用いられるものであって、本発明を制限するための
ものではない。
【0045】[実施例1] 紫外線吸収剤の効果 ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤によるメチルアント
ラニレートの分解防止能を確認した。紫外線吸収剤に
は、チヌビン1130(チバスペシャリティケミカルズ
社製)を使用し、紫外線吸収剤1g含有の忌避液(忌避
液A)、紫外線吸収剤0.1g含有の忌避液(忌避液
B)及び、紫外線吸収剤無添加の忌避液(忌避液C)を
作製した。配合は表1(単位はグラム)に示した。
【0046】
【表1】
【0047】動物忌避剤を作製する際に、忌避液A及び
忌避液Bでは、水を配合するにも拘わらず、チヌビン1
130を配合しても、白濁も沈殿も認められなかった。
【0048】次に、忌避液A、B及びCは、直接日光の
下に放置して、変色の度合いを観察することによって、
紫外線吸収剤の効果を評価した。結果を表2に示した。
【0049】
【表2】
【0050】表2に示されるように、紫外線吸収剤を添
加した忌避液A及び忌避液Bでは、日光に2週間照射さ
れても変色することがなかった。これは、紫外線吸収剤
によって、メチルアントラニレートの光分解が防止され
たことを示している。従って、メチルアントラニレート
の変性が生じることがなく、忌避効果を長期間持続する
ことができる。これに対して、紫外線吸収剤を添加しな
かった忌避液Cでは、24時間で既に変色が始まって褐
変が進行し、メチルアントラニレートが経時的に分解さ
れていくことが示された。
【0051】[実施例2] 動物忌避剤の効果 実施例1で作製された忌避液Aの鳥類に対する忌避効果
を確認した。通常、鳥によってゴミ袋が破られて内容物
の散乱が見られるゴミ収集所において、その周りに有効
成分が約2gとなるように忌避液Aを散布した。その結
果、鳥は、電信柱や近くの建物の上に止まるが、ゴミ袋
の側には飛来しなかった。このため、ゴミ袋が破られて
ゴミが散乱するといった鳥害は全く認められなかった。
このような忌避効果は、2〜3日間持続した。
【0052】[実施例3]実施例1で作製された忌避液
Aの鳥類に対する他の方法による忌避効果を確認した。
忌避液Aを布に含ませ、この布を竹竿の先に付けた。こ
の竹竿数本を、着果した柿の木の周りに立てた。この柿
の木は、通常、ヒヨドリが飛来して荒らされている。そ
の結果、ヒヨドリが飛来しても、柿の木には全く近づか
なかった。このためヒヨドリによる柿の木の被害は発生
しなかった。このような忌避効果は、2〜3日持続し
た。
【0053】[実施例4]メチルアントラニレートを1
00重量部、チヌビン1130を1重量部をよく混合し
て、中間液を作製し、これに400重量部のゼオライト
を加えて、中間液をゼオライトに吸着させた。その後、
ゼオライト49重量部を更に、加えて、粉状忌避剤を作
製した。また、メチルアントラニレート100〜200
重量部、チヌビン1〜2重量部をよく混合して中間液を
作製し、これをゼオライトに吹き付けて、粒状忌避剤を
作製した。
【0054】これらの粉状忌避剤及び粒状忌避剤を、実
施例2と同様の方法によって評価した。その結果、これ
らの粒状忌避剤及び粉状忌避剤によって、鳥は全く近寄
らず、実施例2と同様の効果を得ることができた。
【0055】[実施例5]メチルアントラニレートを1
00重量部、シトラールを100重量部、チヌビン11
30を1重量部、ジメチルスルホキサイドを500重量
部加えて混合した後、水を199重量部加えて混合し、
忌避液Dを作製した。この忌避液Dを、野良猫がよく集
まる場所及び鳩がよく集まる場所、それぞれ1m2あた
り有効成分が約1gとなるように散布した。その結果、
野良猫及び/又は鳩は、それぞれの散布場所周辺に全く
寄り付かなかった。このような効果は2〜3日持続し
た。
【0056】[実施例6]メチルアントラニレートを1
00重量部、シトラールを100重量部、紫外線吸収剤
(チヌビン1130)を0.5重量部混合し、中間剤を
作製し、これに更に500重量部のサイクロデキストリ
ンを配合して包接して、有効成分が2〜4重量部で配合
された動物忌避粒剤を作製した。これらの粒剤を、野良
猫の集まる場所及び鳩の多い場所に散布した。その結
果、鳩及び猫は全く寄り付かなかった。また、本粒剤は
包接されているため、この忌避効果は7〜10日間持続
した。
【0057】[実施例7]メチルアントラニレートを1
00重量部、菜種油を227重量部、チヌビン1130
を2重量部混合して、油剤を作製した。この油剤を、種
籾が播種された湛水状態の水田に、4.0〜6.0ml/
2の割合で水口に添加した。この場合、有効成分量
は、1〜2g/m2となる。この水田は、鳥類が飛来し
て種籾を食べてしまう鳥害の被害によくあっていた。薬
剤は、添加されると平均的に水面に拡散し、周囲がメチ
ルアントラニレートの香気に包まれた。それ以降、鳥類
は全く寄り付かなかった。
【0058】[実施例8]メチルアントラニレートを1
00〜300重量部又は、メチルアントラニレートを1
00〜300重量部及びシトラールを100〜300重
量部と、珪藻土を400〜800重量部、滑剤としてホ
ワイトカーボンを10〜50重量部、粘着剤としてカル
ボキシメチルセルロース又はカルボキシエチルセルロー
スを10〜100重量部、チヌビン1130を1〜5重
量部混合して、粉衣剤を作製した。湿潤したトウモロコ
シ種子に、乾燥種子重量に対して0.5〜3重量%の粉
衣剤を粉衣した。この種子と粉衣していない種子とを、
鳩の集まる場所にばらまいた。鳩は、粉衣していない種
子に群がり、全て食べてしまったが、粉衣した種子には
殆ど寄り付かず、近寄って嘴でつまんで口に入れても、
すぐに吐き出した。
【0059】[実施例9]メチルアントラニレートを10
0重量部、シトラール50重量部、紫外線吸収剤(チヌ
ビン1130)を1重量部、ジメチルスルホキサイドを
99.8重量部、イソプロピルアルコールを499.2重
量部を加えて混合した後、水250重量部を加えて混合
し、忌避液Eを作製した。この忌避液Eを、鳥が集まる
家庭生ゴミ集積所に有効成分が1g/m2となるように
散布した。その結果、鳥は全く寄り付かず、効果は4−
5日持続した。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、鳥類及び/又は哺乳類
に対して十分な忌避効果を長期間にわたり持続させるこ
とができる動物忌避剤を提供することができる。また本
発明によれば、鳥類及び/又は哺乳類に対して十分な忌
避効果を長時間にわたり持続することができる動物忌避
剤を容易に製造することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月14日(2000.1.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の動物忌避剤は、
メチルアントラニレート、シトラール及び紫外線吸収剤
を含有する動物忌避剤である。ここで動物とは、鳥類及
び、猫、イヌ等の哺乳類を含み、本発明の動物忌避剤
は、鳥類及び哺乳類、特に猫に対して忌避効果を発揮す
ることを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また他の本発明の動物忌避剤は、メチルア
ントラニレート100重量部と、シトラール50〜10
0重量部と、紫外線吸収剤0.05〜2.0重量部と、該
メチルアントラニレート及びシトラールが溶解可能な溶
媒成分800〜850重量部とを含むことを特徴として
いる。ここで溶剤成分を、7:3〜6:4の重量比の水
混和性有機溶剤及び水で構成された溶剤成分にすること
ができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】更に本発明の他の動物忌避剤は、メチルア
ントラニレート100重量部と、シトラール50〜10
0重量部と、植物性油200〜300重量部と、紫外線
吸収剤0.05〜2重量部と、を含むことを特徴とする
ものである。ここで植物性油は、菜種油、大豆油、綿実
油から選択されたものとすることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明の動物忌避剤の製造方法は、メチル
アントラニレート及びシトラールと、紫外線吸収剤とを
吸着手段に吸着させることを特徴としている。ここで、
本発明の他の形態の動物忌避剤は、前記吸着手段が、カ
オリン、ベントナイト、ゼオライト、モンモリロナイ
ト、珪藻土、タルク、紙又は布であるものである。この
ような吸着手段を選択的に使用することによって、粒
剤、粉剤、水和剤、粉衣剤のような各剤型の動物忌避剤
を任意に製造することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、鳥類及び哺乳類に対し
て十分な忌避効果を長期間にわたり持続させることがで
きる動物忌避剤を提供することができる。また本発明に
よれば、鳥類及び哺乳類に対して十分な忌避効果を長時
間にわたり持続することができる動物忌避剤を容易に製
造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 信一 東京都千代田区神田須田町二丁目5番2号 コーデックケミカル株式会社内 Fターム(参考) 4H011 AE02 BA04 BB05 BB06 BC09 BC20 BC22 DA02 DA07 DA12 DA13 DA14 DA15 DF03 DG02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メチルアントラニレート及び紫外線吸収
    剤を含有する動物忌避剤。
  2. 【請求項2】 前記動物が鳥類である請求項1に記載の
    動物忌避剤。
  3. 【請求項3】 メチルアントラニレート100重量部
    と、 ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤0.05〜2重量部
    と、 該メチルアントラニレートが溶解可能な溶剤成分900
    〜600重量部と、 を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    動物忌避剤。
  4. 【請求項4】 前記溶剤成分が、7:3〜6:4の重量
    比の水混和性有機溶剤及び水で構成されている請求項3
    に記載の動物忌避剤。
  5. 【請求項5】 シトラールを更に含む請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項に記載の動物忌避剤。
  6. 【請求項6】 前記動物が鳥類及び哺乳類である請求項
    5に記載の動物忌避剤。
  7. 【請求項7】 メチルアントラニレート100重量部
    と、 シトラール50〜100重量部と、 該メチルアントラニレート及びシトラールが溶解可能な
    溶剤成分800〜850重量部と、 ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤0.05〜2重量部
    と、 を含むことを特徴とする請求項5又は請求項6のいずれ
    か1項に記載の動物忌避剤。
  8. 【請求項8】 前記溶剤成分が、7:3〜6:4の重量
    比の水混和性有機溶剤及び水で構成されている請求項7
    に記載の動物忌避剤。
  9. 【請求項9】 メチルアントラニレート100重量部
    と、 植物性油200〜300重量部と、 紫外線吸収剤0.05〜2重量部と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の動物忌避剤。
  10. 【請求項10】 前記植物性油が、菜種油、大豆油及び
    綿実油から選択された少なくとも1つである請求項9に
    記載の動物忌避剤。
  11. 【請求項11】 粒剤、粉剤、水和剤、油剤又は粉衣剤
    の形態を有する請求項1乃至請求項10のいずれか1項
    に記載の動物忌避剤。
  12. 【請求項12】 動物に対して忌避効果を有する動物忌
    避剤を製造する方法であって、 メチルアントラニレート又はメチルアントラニレート及
    びシトラールと、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤と
    を、吸着手段に吸着させることを特徴とする動物忌避剤
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記吸着手段が、カオリン、ベントナ
    イト、ゼオライト、モンモリロナイト、珪藻土、タル
    ク、紙又は布であることを特徴とする請求項12に記載
    の動物忌避剤の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記メチルアントラニレート又はメチ
    ルアントラニレート及びシトラールとベンゾトリアゾー
    ル系紫外線吸収剤とを、包接剤に包接させてから、前記
    吸着手段に吸着させることを特徴とする請求項12に記
    載の動物忌避剤の製造方法。
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