JP2000289943A - エレベータ設備の使用方法 - Google Patents

エレベータ設備の使用方法

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    • B66B2201/4607—Call registering systems
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    • B66B2201/463—Wherein the call is registered through physical contact with the elevator system

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータ設備で、暗黙の又は明示的な行先
の呼び出しの入力を可能にする装置を提供すること。 【解決手段】 検出器（５）による問い合わせの後、情
報送信機（１）はデータ（６）を送信する。その結果、
記憶装置（８）に格納された行先階に関する情報へのア
クセスが可能になる。記憶装置（８）は、エレベータ制
御装置（１０）の処理装置（９）に含まれる。検出器
（５）と情報送信機（１）の通信は、非接触で実行され
る。受信データ（６）を使用して、行先階は、処理装置
（９）で評価され、エレベータ制御装置（１０）に伝え
られる。割当ては、表示器（１８）で乗客に伝えられ
る。呼び出しの入力は、自動的にかつ情報送信機（１）
の指示と独立に実行される。処理装置（９）が提示した
階を変更するために、行先階の事前選択の形式を選択す
るためにも使用される入力装置（１９）が装備される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ使用者
が携帯する情報送信機からデータを自動的に読み取る検
出器と、この検出器に接続された処理装置であって、エ
レベータ使用者の個人的な特性を認識した時に、変更可
能な行先階を事前選択してそれをエレベータ使用者に伝
達する処理装置とを有するエレベータ設備の使用方法に
関する。
【０００２】欧州特許３４１３８１に関して、特に、エ
レベータ設備についての制御指令の確実で便利な入力の
ための方法および装置が知られており、それらは、制御
指令をエレベータ制御装置に送信する携帯式の無線送信
機を有している。この携帯式の無線送信機は、２つの操
作モード、即ち、「手動／押しボタン式」と「自動／不
変式」を有している。希望する操作モードは、送信装置
の操作モードセレクタによって設定できる。「手動／押
しボタン式」モードにおいては、希望する行先階は、送
信装置のテンキーを使用して直接入力され、エレベータ
制御装置に送信される。操作の「自動／不変式」モード
においては、送信装置は、希望する行先階に関する情報
を、特定の時間間隔でエレベータ制御装置に送信する。
肯定応答および／または合図は、送信装置に取り付けら
れた表示器（ディスプレイ）に生じる。このように、使
用者に、自分の行先の呼び出しが登録されたこと、およ
びどのエレベータを使用すべきかを知らせる。
【０００３】
【発明が解決しようする課題】上記の方法では、携帯式
の送信機は、種々の機能キーと表示器を有しており、こ
のことは、希望する操作モードを指定するために常に送
信機を手に持っていなければならないことを意味してい
る。従って、エレベータの乗客の手が空いていない場
合、送信機を操作することは実行できない。
【０００４】更に、両方の操作モードで、入力の肯定応
答と指定されたエレベータかごは、送信機の表示器に示
されるだけであり、従って、乗客は、表示器を読むため
に、その都度ポケットから取り出さなければならないこ
とになる。更に、機能キーと表示器のために、サイズが
大きくなりすぎて送信機は携帯に不便となる。最後に、
キーパッドと表示器を使用するので製造費が大きくな
る。
【０００５】本発明の目的は、既知の装置の不都合な点
を回避することであり、また乗客が便利にしかも確実に
使用できるエレベータ設備を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明から得られる利点
は、エレベータ使用者が携帯する情報送信機によって、
或いは、エレベータ使用者の特性の認識によって、希望
する行先階が、エレベータ乗客の方で個人的に何も操作
をすることなくエレベータ制御装置に自動的に伝送され
る、という事実に主に関係している。建物の中での安全
は、ある階に対してのみアクセスする権限を与えること
によって高められる。更なる利点は、エレベータ使用者
は、自分の個人的な要望に従って、且つ自分のアクセス
権限の範囲内で、行先階の事前選択を左右することがで
きるということである。情報記憶装置を使用することに
よって、エレベータ制御装置は、希望する行先階のみな
らず付加的な輸送規準を受け取る。エレベータの近くに
設置された入力装置を使って、乗客は、自分の選択をし
た後、自分のアクセス権限の範囲内で、行先階を変更す
ることができる。更に、入力は目視および／または音で
承認され、幾つかのエレベータかごを有するエレベータ
で、例えば、呼び出しに割当てられたかごが使用者に示
される。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の代表的な実施例を図面で
示し、以下に詳細に説明する。図１および図２は、欧州
特許０６９９６１７Ａ１に関して作られている。図１か
ら図３において、１は情報送信機を示しており、これ
は、例えば、クレジットカード形式のカードや、キーケ
ース（ｋｅｙ ｆｏｂ）や、キーの一部の形状をとるこ
とができる。この情報送信機１は、本質的に、例えば、
アンテナ２と送信機電子回路ブロック３の形状をとる送
信装置からなる。この送信機電子回路ブロック３は、送
受信機および識別コードを有する第１記憶装置３．１を
有する。この電子回路ブロック３に電力を供給するため
に、バッテリー、好ましくは長寿命のバッテリーが、情
報送信機１に取り付けられる。また、情報送信機１を受
動素子として装備することも可能であり、磁界を介して
情報送信機１に電力を供給することも可能である。この
電子回路ブロック３は、エレベータの付近以外ではイン
アクティブであり、例えば、検出器５によって放射され
た電磁場４によって作動（アクティブ化）する。検出器
５からの対応する問い合わせに従って、情報送信機１
が、データ６を検出器５に送信する。このデータ６は、
希望する行先階に関する直接の情報、例えば階数を含ん
でおり、および／または、データ６は、エレベータ使用
者３５の識別情報（識別コード）として働き、第２記憶
装置８に格納された行先階に関する情報へのアクセスを
可能とする。通信が特定の時間行われないと、情報送信
機１は、インアクティブ状態に戻る。記憶装置８は、エ
レベータ設備の処理装置９に設置されており、行先階に
関する情報を有している。変形形態として、行先階の情
報を有する第２記憶装置８は、情報送信機１に直接搭載
することも可能である。この場合、検出器５は、行先階
に関する情報を直接受信する。
【０００８】更に、記憶装置８は、付加的な個人の輸送
規準と乗客に関するデータ、例えば、乗客の名前、必要
なスペースの広さに関するデータ、単独運行（例えば、
重要人物、病院ベッド、食べ物輸送、ゴミ輸送など）、
優先運行、移動が不自由な人に対してドアの開き時間を
伸ばす運行、身体にハンデキャップのある人へのサービ
ス、かご清掃のための操作モード、および病院やホテル
における特別な操作モードなどを有している。
【０００９】検出器５は、少なくとも１つのアンテナ１
１が取り付けられており、エレベータ設備への通路にお
ける建物の特定の部分を監視する。検出器５は、情報送
信機１のために建物の各部を自動的に調べて、電子回路
ブロック１２を用いて通信を管理する。電子回路ブロッ
ク１２は、送受信機と通信管理装置を有する。検出器５
と情報送信機１との間の通信は、例えば、無線周波数で
または赤外線範囲で実行される。検出器はまた、カード
リーダ１２．１を備えており、このカードリーダ１２．
１は、検出器５と、例えば、接点を有するチップカード
の形状をとる情報送信機１との間での非接触でない通信
を提供するのに役立つ。情報送信機１または処理装置９
に取り付けられた記憶装置８が、検出器５によって読ま
れ、また好ましくは書き込まれる。検出器５は、情報送
信機１から受信したデータ６を、伝導性のワイヤ１３を
介して処理装置９に送信する。データ６を使って、行先
階が、処理装置９で評価され、対応する呼び出し１４
が、割当てアルゴリズム１５によって作られ、エレベー
タ制御装置１０へ渡される。受信された割当て１６は、
例えば、乗客の名前や、行先階や、輸送要求などと結び
付けられて、乗客に伝送される。これは、伝導性ワイヤ
１７および表示器１８を介して、または音、例えば言語
合成によって、実行される。１つのエレベータのみを有
するエレベータ設備の場合には、割当て１６の通信はな
い。乗客が識別された後で、処理装置９がデータ６から
考えられる行先階を推定出来ない場合、処理装置９は、
乗客に自分の行先階を入力装置１９に、入力表示器１８
を介してまたは音で、入力するように促す。処理装置９
は、自分自身のコンピュータを有するか、またはエレベ
ータ制御装置１０に組み込まれている。幾つかのエレベ
ータかごを有するエレベータ設備の場合には、エレベー
タ制御装置１０は、通常、例えば欧州特許２４６３９５
から分かるような行先階の呼び出しの制御としての機能
を果たす。呼び出しを入力する全非接触プロセスは、手
を使用することなく、また情報送信機１の指示に関係な
く実行できる、このことは、また、識別を実行するため
に、情報送信機１が検出器５に対して見える必要がない
ことを意味している。最小数の部品を使用するコンパク
トな構造によって、情報送信機１が非常に安価に製造さ
れる。
【００１０】変形形態として、検出器５は、その人の個
人的な特性に基づいて、例えば光学的に（顔の外形、指
紋、虹彩）、または音声に基づいて、乗客を認識するよ
うに設置される。記憶装置８に格納された特性に合致す
れば、検出器５は、処理装置９にメッセージを送信す
る。この場合、情報送信機１を必要としない。提示され
た行先階を変更するために、入力装置１９がここで必要
となる。その後、処理装置９は、呼び出しを上記の実施
例の場合のように評価する。
【００１１】入力装置１９を必要としない場合もある。
この時には、乗客は、アクセス権限を与えられている階
にのみ到着することができる。アクセス権限が与えられ
た階は、記憶装置８に格納された情報から決定される。
ホテルの場合、これらは、例えば主要階（メインフロ
ア）と乗客の部屋の階である。
【００１２】情報送信機１は、どんな物にも搭載可能で
ある。デパートや空港の駐車場のエレベータには、乗客
が荷物やショッピングカートを伴っているか否かが予め
分からないという問題がある。エレベータの空間管理
は、それに対応して、別に計画されなければならない。
カートに付いている情報送信機１は、乗客が一人で現れ
ているのか、あるいはカートを伴って現れているのかを
決定することを容易にする。駐車場で、自動車のドライ
バーは、入場時に、情報送信機１付きのカードを受け取
る。このカードはまた、駐車料金の支払いチケットとし
ての役割も果たす。ドライバーが駐車する階で、ドライ
バーは、荷物カートを持っていくかもしれない。ドライ
バーがエレベータに近づくと、ドライバーとカートは、
検出器５によって認識され、現在の階数が、その人のカ
ード（情報送信機１）に書き込まれる。
【００１３】駐車場では、行先階は、常にその建物の主
要階であり、そこで、ドライバーは、自身が必要とする
空間を考慮した最善のエレベータ割当てを直ちに受け取
る。乗客は、行先階へ運ばれる。乗客が主要階にカート
を伴ってまたはカートなしで戻ってきたら、その人が車
を止めている階へ自動的に連れて行かれる。駐車場を出
るチェックポイントで、カード（情報送信機１）は再び
引き取られる。この変形形態は、カード（情報送信機
１）が更にルームキーとしての役割を果たすホテルで使
用できる。主要階と各部屋がある階が、行先階として事
前選択される。
【００１４】更に、他の変形形態では、情報送信機１
は、別個のカードとしてではなくコード化されたキーと
して携帯される。例えば、住居ビルやオフィスビルで
は、そのビルのキーに情報送信機１を持たすことが可能
である。そのとき、検出器５は、ドアが開くと直ちにエ
レベータ制御装置１０が行先階呼び出しを受け取るよう
に、ドアロックに取り付けられている。オフィスビルで
は、このプロセスは、例えば、出勤の時間を記録するた
めの時計が作動した時に起こる。
【００１５】図２は、本発明による選択方法を適用する
ためのエレベータ設備３０のレイアウトと主要構造物を
示しており、これはエレベータが１基しかないエレベー
タ設備の使用にも適用されることができる。エレベータ
３１ａ、３１ｂ、３１ｃを有する１群のエレベータは、
入口３３を有する主要停止階３２から上層の階へ動く。
各階の入口３３、３４の付近には、少なくとも１つの検
出器５が設けられている。検出器５の送受信範囲は、そ
れに割当てられた入口を含んでいる。検出器５は、行先
階がエレベータ制御装置１０に早く送信されるように、
エレベータ３１ａ、３１ｂ、３１ｃから数歩離れた位置
に設けられており、その結果、割当てられたエレベータ
が、乗客よりも出来るだけ早くまたは同時に、エレベー
タ通路のドアに到着する。このように、乗客３５は、検
出されて、検出器５の直ぐ前に立つ必要もなく、エレベ
ータ３１ａ、３１ｂ、３１ｃが利用可能となる。検出器
５の近くには、入力装置１９が、提示された行先階を変
更するために設けられている。外側のドア（ｌａｎｄｉ
ｎｇ ｄｏｏｒ）の上方またはその脇、および／または
入力装置１９には、表示装置１８がある。乗客３５に
は、エレベータ３１ａ、３１ｂ、３１ｃが乗り込む階に
来る前に、情報送信機１によって暗黙の中に指定された
割当エレベータや行先階が知らされる。そこで、乗客３
５が別の行先階を選択したい場合には、入力装置１９に
明示的に選択することができる。その場合には、暗黙の
入力呼び出しは、取り消される。処理装置９は、この変
化を記録し、この乗客３５に対しては、１日の同時刻に
は、常に新しい行先階をエレベータ制御装置１０に指定
する。ある時間経過後、その乗客３５に関する多くの統
計的情報が記憶装置８に格納されるので、乗客３５は、
習慣が変わらないならば、自動的にいつも正しい行先階
へ運ばれる。
【００１６】もし乗客が処理装置９によって提示された
階とは別の階に行きたい場合は、行先階を、入力装置１
９を介して、変更または選択できる。例えば、テンキー
のキーパッドの形式を取る入力装置１９は、検出器５の
近くに設置され、処理装置９への直接接続２０を有して
いる。新しい行先階は、記憶装置８に加えられる。この
手順によって、処理装置９は、その乗客の通常の行先階
を評価するために、識別された人、１日の時間、週の
日、そしてスタート階を使用することが可能となる。
【００１７】全ての新しいエレベータ使用者に対する識
別データは、アクセス権限の範囲（アクセス権限が与え
られた階）とともに、当該のビルの安全管理者によっ
て、例えば別のコンピュータで、情報送信機１と処理設
備９に送信される。そして、エレベータ使用者３５は、
事前選択した行先階を左右するために、自分のアクセス
権限の範囲内で、図３に示す全ての範囲を選ぶことがで
きる。
【００１８】一般的な規準として、エレベータ使用者の
識別が終わると、例えば、そのエレベータ使用者のオフ
ィスまたは部屋の階に対応する標準行先階が、自動的に
事前選択される。この事前選択された行先階は、表示器
１８に目で見えるように表示され、その階への運行が実
行される。
【００１９】識別の後、エレベータ使用者３５は、自分
の標準行先階の事前選択を入力装置１９に付いている組
合せキーを使って取り消すことができ、別の形式の行先
階の事前選択を選ぶことができる。下記の選択が最小限
可能である。
【００２０】（行先なし）この形式の行先階の選択で
は、情報送信機１は、キーの機能のみを有する。各運行
の前に、エレベータ使用者は、自分の希望する行先階を
エレベータ制御装置１０に、例えば時間窓（タイムウィ
ンドウ）以内に、入力装置１９を介して送信しなければ
ならない。当該のエレベータ使用者は、アクセス権限が
与えられたどの階も選択することができる。
【００２１】（固定行先階）この形式の行先階の事前選
択は、エレベータ使用者が自分の標準行先階を権限の与
えられた範囲内で指定できること以外は、標準行先階の
形式に対応している。
【００２２】（最後に選択された行先階）処理装置９
は、各エレベータ使用者の最後の移動を記録し、この形
式の行先階の事前選択では、識別の後、当該のエレベー
タ使用者の最後の移動を表示器１８に自動的に示す。
【００２３】（学習された行先階）この形式の行先階の
事前選択は、既に上で説明した。処理装置９は、当該の
エレベータ使用者が行った階に関するその人の習慣を記
録し、何時でも、識別の後、習慣的に使用する階を示
す。
【００２４】上記の種類の組合せを、例えば１日の概略
（ｐｒｏｆｉｌｅ）として選択できる。即ち、１日の概
略として選択されるものは、例えば、８時と９時の間の
標準行先階、９時と１０時の間の学習された行先階、１
０時と１１時の間の行先階なし、そして１１時と１２時
の間の固定行先階を、事前選択された行先階とするもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による方法を実行するための装置の概略
図である。
【図２】本発明による方法を使用するエレベータ設備の
レイアウトとアウトライン構成である。
【図３】本発明による行先階を事前選択するための方法
の選択の概要を表したものである。
【符号の説明】
１ 情報送信機 ２、１１ アンテナ ３ 送信電子回路ブロック ３．１ 第１記憶装置 ４ 電磁場 ５ 検出器 ６ データ ８ 記憶装置 ９ 処理装置 １０ エレベータ制御装置 １２ 電子回路ブロック １３、１７ 伝導性ワイヤ １４ 呼び出し １５ 割当てアルゴリズム １６ 割当て １８ 表示器 １９ 入力装置 ２０ 直接接続 ３０ エレベータ設備 ３１ａ、３１ｂ、３１ｃ エレベータ ３２ 主要停止階 ３３ 入口 ３５ 乗客

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エレベータ使用者が携帯する情報送信機
    （１）からデータ（６）を自動的に読み取る検出器
    （５）と、 エレベータ使用者の個人的な特性を識別した後、変更可
    能な行先階を事前選択してエレベータ使用者に知らせ
    る、前記検出器（５）に接続された処理装置（９）と、
    を有するエレベータ設備の使用方法であって、 エレベータ使用者が、自分の個人的なニーズに対応する
    行先階の事前選択の形式を選ぶことができ、 この選ばれた行先階の事前選択の形式が、次に選ばれる
    まで有効であることを特徴とするエレベータ設備の使用
    方法。
  2. 【請求項２】 エレベータ使用者が、個人的な特性に依
    存し処理装置（９）によって決定される標準行先階を、
    事前選択されるように選ぶことができ、 個人的な特性が識別される度毎に、前記標準行先階が、
    エレベータ使用者に知らされることを特徴とする請求項
    １に記載のエレベータ設備の使用方法。
  3. 【請求項３】 エレベータ使用者が、行先階なしを、事
    前選択されるように選ぶことができ、 個人的な特性の認識の後で、且つ各運行の前に、エレベ
    ータ使用者が、自分の希望する行先階を、エレベータ制
    御装置（１０）に入力装置（１９）を介して伝えること
    を特徴とする請求項１に記載のエレベータ設備の使用方
    法。
  4. 【請求項４】 エレベータ使用者が、固定行先階を、事
    前選択されるように選ぶことができ、 エレベータ使用者が、自分の希望に従って、且つ権限の
    与えられた範囲内で、行先階を指定でき、 個人的な特性の認識が終わる度毎に、前記固定行先階
    が、エレベータ使用者に知らされることを特徴とする請
    求項１に記載のエレベータ設備の使用方法。
  5. 【請求項５】 エレベータ使用者が、最後に選択された
    行先階である行先階を、事前選択されるように選ぶこと
    ができ、 この最後に選択された行先階が、個人的な特性が認識さ
    れる度毎に、エレベータ使用者に知らされることを特徴
    とする請求項１に記載のエレベータ設備の使用方法。
  6. 【請求項６】 エレベータ使用者が、処理装置（９）に
    よって学習された行先階である行先階を、事前選択され
    るように選ぶことができ、 エレベータ使用者の習慣によって学習された行先階が、
    個人的な特性が認識される度毎に、エレベータ使用者に
    知らされることを特徴とする請求項１に記載のエレベー
    タ設備の使用方法。
  7. 【請求項７】 行先階の事前選択を有するプロフィール
    を選ぶことができ、 この少なくとも２つの形式の行先階の事前選択が、時間
    ごとになっていることを特徴とする請求項１に記載のエ
    レベータ設備の使用方法。
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