JP2000288485A - 構真柱ケレン機械 - Google Patents
構真柱ケレン機械Info
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- Shovels (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】表面形状の複雑な構真柱でも、付着物を確実に
除去することができる構真柱ケレン機械の提供。 【解決手段】油圧ショベル本体1の多関節アーム5の先
端アーム5bに回動可能なブラケット23を装着し、ブ
ラケット23の先端部には油圧モータ30を取り付け、
油圧モータ30の回転軸に、ワイヤブラシ31を取り付
ける。このワイヤブラシ31は、油圧モータ30の非回
転時には、小さな広がり角を有し、回転時には、遠心力
により大きな広がり角を有する。そして、構真柱40の
凹部内に挿入してワイヤブラシ31を回転させると、広
がったワイヤブラシ31によって構真柱40の角部の隅
々まで付着物が除去できる。
除去することができる構真柱ケレン機械の提供。 【解決手段】油圧ショベル本体1の多関節アーム5の先
端アーム5bに回動可能なブラケット23を装着し、ブ
ラケット23の先端部には油圧モータ30を取り付け、
油圧モータ30の回転軸に、ワイヤブラシ31を取り付
ける。このワイヤブラシ31は、油圧モータ30の非回
転時には、小さな広がり角を有し、回転時には、遠心力
により大きな広がり角を有する。そして、構真柱40の
凹部内に挿入してワイヤブラシ31を回転させると、広
がったワイヤブラシ31によって構真柱40の角部の隅
々まで付着物が除去できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆打工法の地下掘
削工事に使用される構真柱に付着した付着物を除去する
構真柱ケレン機械に関する。
削工事に使用される構真柱に付着した付着物を除去する
構真柱ケレン機械に関する。
【0002】
【従来の技術】建築工事の逆打工法において、地下躯体
の構築の際、地下掘削作業の進捗に伴い、先行建込みを
行った構真柱が露出するが、これには多量の泥土等が付
着している。構真柱は最終的には、その周囲に鉄筋を配
筋しコンクリートを打設し、地下躯体の柱とするが、そ
のためには付着した泥土等のケレン(掻き落としと清
掃)作用が必要である。
の構築の際、地下掘削作業の進捗に伴い、先行建込みを
行った構真柱が露出するが、これには多量の泥土等が付
着している。構真柱は最終的には、その周囲に鉄筋を配
筋しコンクリートを打設し、地下躯体の柱とするが、そ
のためには付着した泥土等のケレン(掻き落としと清
掃)作用が必要である。
【0003】そのため、ケレン作業は、地下の掘削、揚
土作業と並行して行われており、このケレン作業は、一
般に、構真柱の周囲に枠組足場や高所作業車を配置し、
これらを足場にして、人手によって皮鋤、ケレン棒、ワ
イヤブラシ、ウェス、ハイワッシャー等を用いて行って
いる。
土作業と並行して行われており、このケレン作業は、一
般に、構真柱の周囲に枠組足場や高所作業車を配置し、
これらを足場にして、人手によって皮鋤、ケレン棒、ワ
イヤブラシ、ウェス、ハイワッシャー等を用いて行って
いる。
【0004】しかしながら、作業員が前記各種のケレン
作業用具を用いてケレン作業を行う場合は、枠組足場ま
たは高所作業車は地下掘削盤上に据えつけるため、整地
したとしても足場としての安定性が悪く、また、高所作
業となり、作業能率も悪いという問題点がある。
作業用具を用いてケレン作業を行う場合は、枠組足場ま
たは高所作業車は地下掘削盤上に据えつけるため、整地
したとしても足場としての安定性が悪く、また、高所作
業となり、作業能率も悪いという問題点がある。
【0005】このようなケレン作業において、高所作業
を廃し、地上における機械操作で安全にかつ能率良く構
真柱のケレン作業を行うことを目的とする技術が例えば
実開平6−40205号公報に開示されており、該公報
に記載のケレン機械は、油圧ショベルの多関節アームの
先端に回転盤を取り付け、前記回転盤の表面に複数のブ
ラシを取り付けている。
を廃し、地上における機械操作で安全にかつ能率良く構
真柱のケレン作業を行うことを目的とする技術が例えば
実開平6−40205号公報に開示されており、該公報
に記載のケレン機械は、油圧ショベルの多関節アームの
先端に回転盤を取り付け、前記回転盤の表面に複数のブ
ラシを取り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記実開平6−402
05号公報に記載のように、油圧ショベルの多関節アー
ムの先端に取り付けた回転盤の表面に複数のブラシを植
設したものでは、構真柱の平坦な表面部分の付着物の剥
離は行えるものの、表面形状の複雑な箇所および凹凸
部、角部に入り込んだ付着物の剥離を行うことができな
いという問題点がある。
05号公報に記載のように、油圧ショベルの多関節アー
ムの先端に取り付けた回転盤の表面に複数のブラシを植
設したものでは、構真柱の平坦な表面部分の付着物の剥
離は行えるものの、表面形状の複雑な箇所および凹凸
部、角部に入り込んだ付着物の剥離を行うことができな
いという問題点がある。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑み、構真柱
の形状に拘わらず、効率良くケレン作業が行え、特に凹
凸部に入り込んだ付着物をも効率良く剥離することがで
きる構真柱ケレン機械を提供することを目的とする。
の形状に拘わらず、効率良くケレン作業が行え、特に凹
凸部に入り込んだ付着物をも効率良く剥離することがで
きる構真柱ケレン機械を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、逆打工法の地
下掘削工事に使用される構真柱に付着した付着物を除去
する構真柱ケレン機械に適用され、回転式アクチュエー
タを備えたブラケットを自走式作業機の多関節アームの
先端アームに回動可能に取り付け、前記アクチュエータ
の回転軸にワイヤブラシからなる回転式ケレン具を取り
付けたことで上述した課題を解決する。
下掘削工事に使用される構真柱に付着した付着物を除去
する構真柱ケレン機械に適用され、回転式アクチュエー
タを備えたブラケットを自走式作業機の多関節アームの
先端アームに回動可能に取り付け、前記アクチュエータ
の回転軸にワイヤブラシからなる回転式ケレン具を取り
付けたことで上述した課題を解決する。
【0009】これにより、回転式ケレン具としての回転
式ワイヤブラシを構真柱の凹部に容易に挿入でき、凹部
に入り込んだ付着物を除去することができる。
式ワイヤブラシを構真柱の凹部に容易に挿入でき、凹部
に入り込んだ付着物を除去することができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、前記回転
式ケレン具のワイヤブラシを回転による遠心力により、
回転軸を中心に放射状に拡張するようにしたものであ
る。
式ケレン具のワイヤブラシを回転による遠心力により、
回転軸を中心に放射状に拡張するようにしたものであ
る。
【0011】これにより、径方向への突出量の小さい回
転式ワイヤブラシを用いることで、構真柱の凹部に容易
に回転式ワイヤブラシを挿入でき、しかも、ブラシを回
転させることで、遠心力によってワイヤブラシが放射状
に拡張し、凹部内部の隅々まで回転式ワイヤブラシが到
達し、付着物が残存することなく除去できる。
転式ワイヤブラシを用いることで、構真柱の凹部に容易
に回転式ワイヤブラシを挿入でき、しかも、ブラシを回
転させることで、遠心力によってワイヤブラシが放射状
に拡張し、凹部内部の隅々まで回転式ワイヤブラシが到
達し、付着物が残存することなく除去できる。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、前記回転
式ケレン具には、ケレン箇所に水を噴霧するノズルを取
り付けたものである。
式ケレン具には、ケレン箇所に水を噴霧するノズルを取
り付けたものである。
【0013】これにより、噴霧する水によって構真柱に
固着した付着物の剥離を促すことができ、付着物の除去
作業を容易に行え、また、付着物の除去作業で発生する
粉塵の飛散を防止することができる。
固着した付着物の剥離を促すことができ、付着物の除去
作業を容易に行え、また、付着物の除去作業で発生する
粉塵の飛散を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明による構真柱ケレン
機械の一実施の形態を作業状態で示す側面図、図2は、
図1におけるケレン具の詳細を示す拡大図、図3は、ケ
レン具の状態を説明する状態説明図、図4は、図2にお
ける平面図であり、ケレン具を用いて作業を行っている
状態を示す状態説明図、図5は、図2における平面図で
ケレン具を用いて作業を行っている状態を示す状態説明
図である。
機械の一実施の形態を作業状態で示す側面図、図2は、
図1におけるケレン具の詳細を示す拡大図、図3は、ケ
レン具の状態を説明する状態説明図、図4は、図2にお
ける平面図であり、ケレン具を用いて作業を行っている
状態を示す状態説明図、図5は、図2における平面図で
ケレン具を用いて作業を行っている状態を示す状態説明
図である。
【0015】図1において、1は自走式作業機の一例で
ある油圧ショベルであり、下部走行体2上に旋回装置3
を介して上部旋回体4を設置し、上部旋回体4に多関節
アーム5を左右揺動可能に取付けている。
ある油圧ショベルであり、下部走行体2上に旋回装置3
を介して上部旋回体4を設置し、上部旋回体4に多関節
アーム5を左右揺動可能に取付けている。
【0016】多関節アーム5は、上部旋回体2に回動可
能に設けられたブーム5a、ブーム5aの先端部に回動
可能に設けられたアーム5bからなり、それぞれブーム
シリンダ6、アームシリンダ7により回動される。
能に設けられたブーム5a、ブーム5aの先端部に回動
可能に設けられたアーム5bからなり、それぞれブーム
シリンダ6、アームシリンダ7により回動される。
【0017】8は、図2(A)、(B)に示すように、
アーム5bの先端に設けられたピン孔11にピン14に
より一端が回動可能に取付けられた第1リンク、9は、
一端がリンク8の他端にピン13により回動可能に連結
された第2リンク、10は、第1リンク8と第2リンク
9の連結部に前記ピン13によりともに一端が連結さ
れ、他端がアーム5bにピン17により連結されたケレ
ン具回動用の油圧シリンダである。
アーム5bの先端に設けられたピン孔11にピン14に
より一端が回動可能に取付けられた第1リンク、9は、
一端がリンク8の他端にピン13により回動可能に連結
された第2リンク、10は、第1リンク8と第2リンク
9の連結部に前記ピン13によりともに一端が連結さ
れ、他端がアーム5bにピン17により連結されたケレ
ン具回動用の油圧シリンダである。
【0018】20は、アーム5bに先端部にピン15に
より回動可能に取付けられた回転式ケレン具としての回
転式ワイヤブラシ装置で、このワイヤブラシ装置20
は、ボックス形状をなし、基端部にアーム5bのピン孔
12にピン15により回動可能に連結される連結孔2
1、第2リンク9の他端部とピン16により回動可能に
連結される連結孔22を有し、先端部に後述する油圧モ
ータ30の取付部24を有するブラケット23と、該ブ
ラケット23に取り付けられる油圧モータ30と、該油
圧モータ30の回転軸30aに着脱可能に設けられるワ
イヤブラシ31と、前記ブラケット23に設けられる散
水ノズル32とから構成される。
より回動可能に取付けられた回転式ケレン具としての回
転式ワイヤブラシ装置で、このワイヤブラシ装置20
は、ボックス形状をなし、基端部にアーム5bのピン孔
12にピン15により回動可能に連結される連結孔2
1、第2リンク9の他端部とピン16により回動可能に
連結される連結孔22を有し、先端部に後述する油圧モ
ータ30の取付部24を有するブラケット23と、該ブ
ラケット23に取り付けられる油圧モータ30と、該油
圧モータ30の回転軸30aに着脱可能に設けられるワ
イヤブラシ31と、前記ブラケット23に設けられる散
水ノズル32とから構成される。
【0019】なお、ブラケット23内には、上部旋回体
2に搭載した油圧源装置によって発生させた圧油を前記
油圧モータ30へ供給するホースが内蔵され(不図
示)、散水ノズル32は、地上もしくは、油圧ショベル
本体上に設けられる水源からホース33(図1参照)に
よって供給される水をケレン作業部向けて噴霧するもの
である。
2に搭載した油圧源装置によって発生させた圧油を前記
油圧モータ30へ供給するホースが内蔵され(不図
示)、散水ノズル32は、地上もしくは、油圧ショベル
本体上に設けられる水源からホース33(図1参照)に
よって供給される水をケレン作業部向けて噴霧するもの
である。
【0020】回転式ワイヤブラシ装置20のワイヤブラ
シ31は、図3(A)に示すように油圧モータ30の非
回転時には、小さな広がり角αを有し、回転時には、所
定の回転数における遠心力により放射状に拡張し、図3
(B)に示すような大きな広がり角βとなるように材
質、ブラシ硬度、ブラシ長さが決定される。
シ31は、図3(A)に示すように油圧モータ30の非
回転時には、小さな広がり角αを有し、回転時には、所
定の回転数における遠心力により放射状に拡張し、図3
(B)に示すような大きな広がり角βとなるように材
質、ブラシ硬度、ブラシ長さが決定される。
【0021】次に上述した回転式ワイヤブラシ装置20
を用いたケレン作業について説明する。まず、表面形状
の平坦な構真柱40の表面の付着物を除去する場合に
は、ワイヤブラシ31を油圧モータ30により回転させ
つつ、多関節アーム5、ブラケット23を適宜回動させ
て、付着物に対するワイヤブラシ31の角度を選択し
て、ワイヤブラシ31を構真柱40の表面に当接させ、
ワイヤブラシ31による付着物の除去状況を見ながら、
構真柱40の長手方向に多関節アーム5を回動させる。
この際、付着物の固着状態や除去状態に応じてブラケッ
ト23を回動させて、付着物に対するワイヤブラシ31
の歯先当接角を調節する。これにより、付着物の付着状
態や構真柱40の表面形状(凹凸等)の如何にかかわら
ず、効率良く付着物を除去することができる。また、付
着物が強固に付着している場合、もしくは、付着物の除
去に伴って粉塵が発生し得る場合には、アーム先端の散
水ノズル32から付着物に向けて水を噴霧することで、
付着物の除去を助長するとともに、粉塵の発生を防止で
きる。
を用いたケレン作業について説明する。まず、表面形状
の平坦な構真柱40の表面の付着物を除去する場合に
は、ワイヤブラシ31を油圧モータ30により回転させ
つつ、多関節アーム5、ブラケット23を適宜回動させ
て、付着物に対するワイヤブラシ31の角度を選択し
て、ワイヤブラシ31を構真柱40の表面に当接させ、
ワイヤブラシ31による付着物の除去状況を見ながら、
構真柱40の長手方向に多関節アーム5を回動させる。
この際、付着物の固着状態や除去状態に応じてブラケッ
ト23を回動させて、付着物に対するワイヤブラシ31
の歯先当接角を調節する。これにより、付着物の付着状
態や構真柱40の表面形状(凹凸等)の如何にかかわら
ず、効率良く付着物を除去することができる。また、付
着物が強固に付着している場合、もしくは、付着物の除
去に伴って粉塵が発生し得る場合には、アーム先端の散
水ノズル32から付着物に向けて水を噴霧することで、
付着物の除去を助長するとともに、粉塵の発生を防止で
きる。
【0022】また、構真柱40が図4のような複雑な形
状をしている場合には、ワイヤブラシ31の非回転状態
で、ワイヤブラシ31の外径寸法(広がり角)をαで示
すように小さくした状態で、構真柱40の凹部内に挿入
し(図4参照)、挿入した後、ワイヤブラシ31を回転
させて、ワイヤブラシ31を図5のように放射状に拡張
させる。これにより、凹部の隅々までワイヤブラシ31
の歯先が入り込み、構真柱40の角部の付着物も除去す
ることができる。
状をしている場合には、ワイヤブラシ31の非回転状態
で、ワイヤブラシ31の外径寸法(広がり角)をαで示
すように小さくした状態で、構真柱40の凹部内に挿入
し(図4参照)、挿入した後、ワイヤブラシ31を回転
させて、ワイヤブラシ31を図5のように放射状に拡張
させる。これにより、凹部の隅々までワイヤブラシ31
の歯先が入り込み、構真柱40の角部の付着物も除去す
ることができる。
【0023】なお、本実施の形態では、ワイヤブラシ3
1の広がり角βをワイヤブラシ31の材質、ブラシ硬
度、ブラシ長により決定することにしたが、油圧モータ
30の回転数の変更により決定することも可能であり、
この場合、回転数を変更することで、広がり角βの調整
とともに、付着物の除去力の調整をもすることができ、
広がり角βを大きくしたい場合、付着物除去力を大きく
したい場合には、回転数を上昇させると良い。また、そ
の際の回転数の変更は、油圧モータ30に供給する圧油
の流量を調整することで行うことができ、上部旋回体2
に設けた操作レバー(不図示)、操作ダイヤル等の操作
手段により行う。
1の広がり角βをワイヤブラシ31の材質、ブラシ硬
度、ブラシ長により決定することにしたが、油圧モータ
30の回転数の変更により決定することも可能であり、
この場合、回転数を変更することで、広がり角βの調整
とともに、付着物の除去力の調整をもすることができ、
広がり角βを大きくしたい場合、付着物除去力を大きく
したい場合には、回転数を上昇させると良い。また、そ
の際の回転数の変更は、油圧モータ30に供給する圧油
の流量を調整することで行うことができ、上部旋回体2
に設けた操作レバー(不図示)、操作ダイヤル等の操作
手段により行う。
【0024】なお、本実施の形態では、ワイヤブラシ3
1として広がり角α、βを有するものを用いたが、構真
柱の形状、付着物の硬度、大きさ等により、ワイヤブラ
シ31の形状、ブラシ長、ブラシ硬度等は、種々のもの
を選択するものである。
1として広がり角α、βを有するものを用いたが、構真
柱の形状、付着物の硬度、大きさ等により、ワイヤブラ
シ31の形状、ブラシ長、ブラシ硬度等は、種々のもの
を選択するものである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、回転式アクチュエータ
を備えたブラケットを自走式作業機の多関節アームの先
端アームに回動可能に取り付け、前記アクチュエータの
回転軸にワイヤブラシからなる回転式ケレン具を着脱可
能に取り付けたので、付着物の付着状態や構真柱の表面
形状にかかわりなく効率良く付着物を除去することがで
きる。特に回転式ワイヤブラシを構真柱の凹部に容易に
挿入でき、凹部に入り込んだ付着物を除去することがで
きる。
を備えたブラケットを自走式作業機の多関節アームの先
端アームに回動可能に取り付け、前記アクチュエータの
回転軸にワイヤブラシからなる回転式ケレン具を着脱可
能に取り付けたので、付着物の付着状態や構真柱の表面
形状にかかわりなく効率良く付着物を除去することがで
きる。特に回転式ワイヤブラシを構真柱の凹部に容易に
挿入でき、凹部に入り込んだ付着物を除去することがで
きる。
【0026】また、請求項2の発明では、回転式ケレン
具のワイヤブラシを回転による遠心力により、回転軸を
中心に放射状に拡張するようにしたので、非回転時に
は、構真柱の凹部に容易に回転式ワイヤブラシを挿入で
き、しかも、ブラシを回転させることで、遠心力によっ
てワイヤブラシが放射状に拡張し、凹部内部の隅々まで
回転式ワイヤブラシが到達し、付着物を残存することな
く除去できる。また非回転時に径方向への広がり角の小
さいワイヤブラシを用いることで、隙間の狭い凹部内に
ワイヤブラシを容易に挿入できる。
具のワイヤブラシを回転による遠心力により、回転軸を
中心に放射状に拡張するようにしたので、非回転時に
は、構真柱の凹部に容易に回転式ワイヤブラシを挿入で
き、しかも、ブラシを回転させることで、遠心力によっ
てワイヤブラシが放射状に拡張し、凹部内部の隅々まで
回転式ワイヤブラシが到達し、付着物を残存することな
く除去できる。また非回転時に径方向への広がり角の小
さいワイヤブラシを用いることで、隙間の狭い凹部内に
ワイヤブラシを容易に挿入できる。
【0027】また、請求項3の発明では、上述の効果に
加え、前記回転式ケレン具には、ケレン箇所に水を噴霧
するノズルを取付けたので、噴霧する水により構真柱に
固着した付着物の剥離を促すことができ、付着物の除去
作業を容易に行え、また、付着物の除去作業で発生する
粉塵の飛散を防止することができる。
加え、前記回転式ケレン具には、ケレン箇所に水を噴霧
するノズルを取付けたので、噴霧する水により構真柱に
固着した付着物の剥離を促すことができ、付着物の除去
作業を容易に行え、また、付着物の除去作業で発生する
粉塵の飛散を防止することができる。
【図1】本発明の構真柱ケレン機械の一実施の形態を作
業状態で示す全体側面図である。
業状態で示す全体側面図である。
【図2】(A)は図1におけるアーム先端部を示す側面
図、(B)は図1の回転式ケレン具の拡大図である。
図、(B)は図1の回転式ケレン具の拡大図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ本実施の形態の回転
式ケレン具のワイヤブラシの非回転状態と回転状態を示
す状態説明図である。
式ケレン具のワイヤブラシの非回転状態と回転状態を示
す状態説明図である。
【図4】本実施の形態の構真柱ケレン機械によるケレン
作業を説明する作業説明図である。
作業を説明する作業説明図である。
【図5】本実施の形態の構真柱ケレン機械によるケレン
作業を説明する作業説明図である。
作業を説明する作業説明図である。
1:油圧ショベル、2:下部走行体、4:上部旋回体、
5:多関節アーム、5a:ブーム、5b:アーム、1
0:油圧シリンダ、23:ブラケット、30:油圧モー
タ、30a:回転軸、31:回転式ワイヤブラシ、3
2:散水ノズル、40:構真柱
5:多関節アーム、5a:ブーム、5b:アーム、1
0:油圧シリンダ、23:ブラケット、30:油圧モー
タ、30a:回転軸、31:回転式ワイヤブラシ、3
2:散水ノズル、40:構真柱
フロントページの続き (72)発明者 白土 篤 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 藤沢 勤 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立建機株式会社内 (72)発明者 河野 利宏 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立建機株式会社内 Fターム(参考) 2D012 DA02 2D047 AB04 3B116 AA31 AB51 BA02 BA17 BA35 BB22
Claims (3)
- 【請求項1】逆打工法の地下掘削工事に使用される構真
柱に付着した付着物を除去する構真柱ケレン機械におい
て、 回転式アクチュエータを備えたブラケットを自走式作業
機の多関節アームの先端アームに回動可能に取り付け、 前記アクチュエータの回転軸にワイヤブラシからなる回
転式ケレン具を取り付けたことを特徴とする構真柱ケレ
ン機械。 - 【請求項2】請求項1において、 前記回転式ケレン具のワイヤブラシは、回転により、回
転軸を中心に放射状に拡張するように構成されることを
特徴とする構真柱ケレン機械。 - 【請求項3】請求項1または2のいずれかにおいて、 前記回転式ケレン具には、ケレン箇所に水を噴霧するノ
ズルを取り付けたことを特徴とする構真柱ケレン機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11103739A JP2000288485A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 構真柱ケレン機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11103739A JP2000288485A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 構真柱ケレン機械 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000288485A true JP2000288485A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14361999
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11103739A Pending JP2000288485A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 構真柱ケレン機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000288485A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101222065B1 (ko) * | 2012-05-25 | 2013-01-14 | 효동개발 주식회사 | 터널 바닥 암 청소용 와이어 브러쉬 |
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CN106238384A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-21 | 李良学 | 便捷的建筑立柱的喷洗装置及其使用方法 |
CN106269651A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 李良学 | 能安全指示的建筑立柱的喷洗装置及其使用方法 |
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-
1999
- 1999-04-12 JP JP11103739A patent/JP2000288485A/ja active Pending
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CN114714220B (zh) * | 2022-03-07 | 2023-10-24 | 永州金科地质装备有限公司 | 一种地质勘探用钻头钢管除锈设备 |
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