JP2010046631A - 散水ノズル付き高所解体機 - Google Patents

散水ノズル付き高所解体機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010046631A
JP2010046631A JP2008214562A JP2008214562A JP2010046631A JP 2010046631 A JP2010046631 A JP 2010046631A JP 2008214562 A JP2008214562 A JP 2008214562A JP 2008214562 A JP2008214562 A JP 2008214562A JP 2010046631 A JP2010046631 A JP 2010046631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crusher
watering
nozzle
watering nozzle
crushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008214562A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5154337B2 (ja
Inventor
Noboru Sano
昇 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2008214562A priority Critical patent/JP5154337B2/ja
Publication of JP2010046631A publication Critical patent/JP2010046631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5154337B2 publication Critical patent/JP5154337B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Shovels (AREA)

Abstract

【課題】破砕箇所に対する散水効果を高めて、破砕箇所における粉塵の発生・飛散を効率良く抑制し、且つ、構造が簡単であり製造コストを安価にする。
【解決手段】建設機械の作業アタッチメント24の先端部に、破砕機回動用シリンダ34によって上下方向に回動される破砕機29と、該破砕機29による破砕箇所に水を噴射する散水ノズル28とを装備して成る散水ノズル付き高所解体機において、破砕機回動用シリンダ34と作業アタッチメント24の間に、該破砕機回動用シリンダ34の伸縮動作に伴い上下方向に回動する回動リンク47が設けられ、該回動リンク47の中間部に前記散水ノズル28が取り付けられていることにより、破砕機29の回動に同調して該散水ノズル28の散水方向が変化するように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は散水ノズル付き高所解体機に関するものであり、特に、建設機械に搭載された作業アタッチメントに散水ノズル付きの破砕機が装着された散水ノズル付き高所解体機に関するものである。
従来、コンクリート構造物や家屋などの建造物を破砕機で破砕して高所解体作業(砕石作業を含む)を行う際は、破砕箇所から発生する粉塵が周辺に飛散しないようにするため、該破砕箇所に散水しながら解体作業が行なわれている。この作業で使用される高所解体機としては、作業アタッチメントの先端部に破砕機及び散水ノズルを装着したものが知られている。
前記破砕機は、油圧シャベル等の建設機械に搭載した作業アタッチメントの先端部に装着されている。図10は、前記作業アタッチメント(アーム1)先端部に装着された破砕機2を示す。同図に示すように、該破砕機2は、クラッシャー部4,4を備えた一対の破砕アーム5,5と、該破砕アーム5,5を開閉自在に支持する支持フレーム6と、該支持フレーム6の右端部に装着された開閉駆動用の油圧シリンダ7とから成る。
又、支持フレーム6の右端側には略L字形の取付部材8が設けられ、該取付部材8の水平部はアーム1の先端部に上下回動可能に枢着されている。さらに、取付部材8の鉛直部には連結リンク9の左端部が上下回動可能に枢着され、該連結リンク9の右端部に破砕機回動用シリンダ10のロッド11が連結ピン12を介して枢着されている。そして、破砕機回動用シリンダ10の右端部は、アーム1の上面部に上下回動可能に取り付けられている。
更に、前記連結リンク9右端側の連結ピン12には回動リンク13の上端部が枢着され、回動リンク13の下端部はアーム1の先端部近傍に水平ピン14を介して枢着されている。又、前記アーム1における水平ピン14の右方箇所には散水ノズル3が取り付けられ、該散水ノズル3から上記破砕箇所に向かって水Wを噴射できるように構成されている。
従って、高所解体作業中に、水平向きの破砕機2の姿勢を上向きに変更する場合は、破砕機回動用シリンダ10を短縮動作させて支持フレーム6の取付部材8を上方へ回動させることにより、図11に示すように、支持フレーム6先端側に装着した破砕機2が上向きに変更される。
逆に 上記破砕機2を下向きに変更する場合は、破砕機回動用シリンダ10を伸長動作させて支持フレーム6の取付部材8を下方へ回動させることにより、図12に示すように、破砕機2が下向きに変更される(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平9−78623号公報。 実開平5−58758号公報。
従来の高所解体機は、破砕機を回動可能に装着した作業アタッチメントの先端部近傍に散水ノズルを固定的に取り付けている。このため、破砕機が上下方向に回動した場合、該破砕機の回動に対して散水ノズルの散水方向が追従することができない。
従って、破砕機を上向き又は下向きに変更させたとき、該破砕機による破砕箇所と散水ノズルによる散水箇所とが互いに異なる。その結果、散水ノズルから噴射された水が、前記破砕箇所に対して位置ずれした箇所に到達するので、該破砕箇所に対する散水効果が不十分になり、前記破砕箇所にて発生する粉塵の飛散を効率良く抑制できないと云う問題があった。
又、上記問題を解決するには、破砕機の取付部分にスイベルジョイントを設けると共に、該スイベルジョイントに散水通路を形成して破砕機の先端部に散水ノズルを取り付けることが提案されている(特許文献2の図2参照)。しかし、この場合は構造が複雑になり、且つ、製造コストの高騰を招く欠点がある。
そこで、上記破砕箇所に対する散水効果を高めて粉塵の発生・飛散を効率良く抑制し、且つ、構造が簡単な散水ノズル付き高所解体機を安価に提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、建設機械の作業アタッチメントの先端部に、破砕機回動用シリンダによって上下方向に回動される破砕機と、該破砕機による破砕箇所に水を噴射する散水ノズルとを装備して成る散水ノズル付き高所解体機において、前記破砕機回動用シリンダと作業アタッチメントの間に、該破砕機回動用シリンダの伸縮動作に伴い上下方向に回動する回動リンクが設けられ、該回動リンクの中間部に前記散水ノズルが取り付けられていることにより、前記破砕機の回動に同調して該散水ノズルの散水方向が変化して破砕箇所に常に散水できるように構成したことを特徴とする散水ノズル付き高所解体機を提供する。
この構成によれば、破砕機回動用シリンダの伸縮動作により破砕機が上下方向に回動すると、同時に回動リンクも上下方向に回動する。このため、回動リンクに取り付けた散水ノズルの散水方向が破砕機の回動に同調して自動的に変化する。従って、該破砕機を上向き又は下向きに変更した場合でも、散水ノズルの散水方向が破砕機の破砕方向に常に略一致するようになる。
請求項2記載の発明では、上記散水ノズルの上向き又は下向き状態における散水は、上記破砕機の上向き又は下向き状態における破砕可動範囲を自在に調整できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の散水ノズル付き高所解体機を提供する。
この構成によれば、破砕機が上方向又は下方向に回動した場合、散水ノズルは破砕機の回動に対応して上向き又は下向きに自在に調整される。依って、散水ノズルの上向き又は下向きの散水可動範囲は、破砕機の上方向又は下方向の散水可動範囲と同調しているため、散水ノズルから噴射された水は、破砕機による破砕箇所全域に万遍なく散水される。
請求項3記載の発明は、上記回動リンクの中間部には、複数のタップ孔が所定間隔を有して円環状に並んで刻設され、且つ、該複数のタップ孔と対応する複数の貫通孔を開穿して成る取付部材が上記散水ノズル側に設けられ、前記回動リンクに対する該散水ノズルの上下方向の角度を調整して、各貫通孔を挿通するボルトを前記タップ孔に螺合して締結することにより、前記散水ノズルの散水方向を変更して固定できるように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の散水ノズル付き高所解体機を提供する。
この構成によれば、散水ノズルを回動リンクの中間部に取り付ける場合は、散水ノズルの取り付け方向が所望の散水方向に合致するように、回動リンクに対する該散水ノズルの上下方向の角度を調整して、該散水ノズル側の各貫通孔と回動リンク側の各タップ孔の位置合わせを行う。次に、複数のボルトを散水ノズル側の各貫通孔に挿通して、回動リンク側の各タップ孔に各ボルトを螺合して締結する。これにより、散水ノズルは所望の散水方向を変更して固定される。
請求項1記載の発明は、解体作業中に破砕機を上向き又は下向きに変更させた場合、該破砕機の破砕方向と散水ノズルの散水方向が略一致するので、散水ノズルから噴射される水が破砕機による破砕箇所に常に正確に到達する。従って、該破砕箇所に対して散水ノズルによる散水効果が十分発揮され、前記破砕箇所における塵埃の発生又は周囲への飛散を効率良く抑制することができる。又、破砕機の取付部分にスイベルジョイントや散水通路を設ける必要がないので、構成が簡単であり製造コストの低減化が可能になる。
請求項2記載の発明は、破砕機が上向き又は下向きのいずれに変更されても、散水ノズルから噴射された水は、破砕機による破砕箇所全域に万偏なく散水されるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、破砕箇所に対する散水効果を一層顕著に発揮させることができる。
請求項3記載の発明は、散水ノズルの散水方向を変更する場合は、回動リンクに対する散水ノズルの上下角度を調整してボルト締めするだけで済むので、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、構成が簡単でありながら散水ノズルの散水方向を容易迅速に変更することができる。
本発明は、破砕箇所に対する散水ノズルによる散水効果を高めて、粉塵の飛散を効率良く抑制するという目的を達成するために、建設機械の作業アタッチメントの先端部に、破砕機回動用シリンダによって上下方向に回動される破砕機と、該破砕機による破砕箇所に水を噴射する散水ノズルとを装備して成る散水ノズル付き高所解体機において、前記破砕機回動用シリンダと作業アタッチメントの間に、該破砕機回動用シリンダの伸縮動作に伴い上下方向に回動する回動リンクが設けられ、該回動リンクの中間部に前記散水ノズルが取り付けられていることにより、前記破砕機の回動に同調して該散水ノズルの散水方向が変化して破砕箇所に常に散水できるように構成したことにより実現した。
以下、本発明の好適な一実施例を図面に従って説明する。図1は、本実施例に係る散水ノズル付き高所解体機を装備した建設機械としての油圧ショベルを示す全体図である。同図に示すように、油圧ショベル21は、クローラを備えた下部走行体22と、該下部走行体22上に旋回自在に搭載された上部旋回体23とを備え、該上部旋回体23の前部に作業アタッチメント24が起伏自在に設けられている。又、作業アタッチメント24は、先端部にセカンドブーム25を有するブーム26と、前記セカンドブーム25の先端部に連結されたアーム27とから成り、該アーム27の先端部に散水ノズル28を備えた破砕機29が装着されている。
上記ブーム26はブームシリンダ31の伸縮動作によって起伏し、セカンドブーム25はセカンドブームシリンダ32の伸縮動作によって起伏する。又、上記アーム27はアームシリンダ33の伸縮動作によって上下方向に揺動し、更に、前記破砕機29は破砕機回動用シリンダ34の伸縮動作によって上下方向に回動する。
尚、符号35は散水ノズル28に給水するための散水ホースである。該散水ホース35は作業アタッチメント26に沿って配設され、該散水ホース35の右端部分は上記ブーム26に沿って垂下して給水ポンプ(図示せず)に接続されている。又、上部旋回体23の上部には、散水ホース35への給水を開閉操作するためのストップバルブ36が設置されている。
図2は前記破砕機29が装着されたアーム27の先端部分を示す拡大図である。同図に示すように、破砕機29は、クラッシャー部(剪断刃部)38,38を備えた上下一対の破砕アーム39,39と、該破砕アーム39,39の中間部を開閉自在に支持する支持フレーム40と、該支持フレーム40の右端部に装着され、且つ、上下一対の破砕アーム39,39の右端部間に架設された破砕アーム開閉駆動用の油圧シリンダ(アクチュエータ)41とを備えている。依って、油圧シリンダ41が伸縮又は短縮動作すると、一対の破砕アーム39,39は互いに接近又は離反動作するように構成されている。
更に、支持フレーム40の右端部には略L字形の取付部材42が設けられ、該取付部材42の水平部は、回動ピン43を介して上記アーム27の先端部に回動可能に枢着されている。又、取付部材42の鉛直部には連結リンク44の左端部が枢着され、該連結リンク44の右端部に破砕機回動用シリンダ34のロッド46が連結ピン45を介して枢着されている。
そして、破砕機回動用シリンダ34の右端部は、アーム27の上面部に上下回動可能に取り付けられている。従って、破砕機回動用シリンダ34のロッド46が伸縮又は短縮動作すると、支持フレーム40の取付部材42が回動ピン43を中心として上下方向に回動変位するため、該支持フレーム40の先端部に装着した破砕機29も上下方向に回動変位する。
図3に示すように、連結リンク44の右端部に設けた連結ピン45には回動リンク47の上端部が枢着され、該回動リンク47の下端部はアーム27の先端部近傍に水平ピン48を介して枢着されている。図示例では、アーム27の先端部は、取付部材42、連結リンク44及び回動リンク47と協働して略平行リンク機構を形成している。このため、回動リンク47と取付部材42は互いに略平行関係を維持して上下方向に回動する。又、回動リンク47の上下中間部には、破砕機29による破砕箇所に向かって水Wを噴射できるように、散水ノズル28が締結固定され、該散水ノズル28には前記散水ホース35が接続されている。
従って、破砕機回動用シリンダ34が伸縮動作すると、回動リンク47は水平ピン48を中心として上下方向に回動する。このため、前記回動リンク47の回動に応じて散水ノズル28も上下方向に回動する。なお、符号49は散水ノズル28を保護するカバーであり、支持フレーム47の上下中間部に固定されている。
次に、本実施例に係る高所解体機の作用について説明する。図4に示すように、水平向きの破砕機29によって被解体物(図示せず)を破砕しながら解体作業を行っている途中で、該破砕機29の姿勢を上向きに変更する場合は、破砕機用回動シリンダ34を短縮動作させることにより、連結リンク44を介して支持フレーム40の取付部材42を後方側(図4における右方側)に上方回動させる。この取付部材42の上方回動に伴い、図5に示すように、支持フレーム40の先端側に設けた破砕機29が上方に回動して、該破砕機29の姿勢が上向きに変更される。
これと同時に、破砕機回動用シリンダ34の短縮動作により、回動リンク47が上方へ回動するため、それに応じて回動リンク47に取り付けた散水ノズル28も上方に回動して、該散水ノズル28の姿勢が上向きに変更される。このように、破砕機29が上方に回動すると、これに同調して散水ノズル28の散水方向が自動的に上向きに変化する。
上記とは反対に、破砕機29の姿勢を下向きに変更する場合は、破砕機回動用シリンダ34を伸長動作させることにより、連結リンク44を介して支持フレーム40の取付部材42を前方側(図4における左方側)に下方回動させる。その結果、図6に示すように、破砕機29が下方に回動して、該破砕機29の姿勢が下向きに変更される。これと同時に、回動リンク47が下方へ回動するため、それに応じて散水ノズル28も下方に回動して、該散水ノズル28の姿勢が下向きに変更される。
上記の如く本発明によると、解体作業中に破砕機29を上方又は下方に回動させると、該破砕機29の回動に同調して散水ノズル28の散水方向が上向き又は下向きに自動的に追従して変更される。その結果、散水ノズル28の上向き又は下向きの散水可動範囲は、破砕機29の上方向又は下方向の散水可動範囲と同調するようになるため、破砕機29の指向方向が上下方向に変更されても、散水ノズル28の散水方向は、破砕機29の指向方向に対して常時ほぼ一致するようになる。
斯くして、散水ノズル28から噴射された水Wは、破砕機29による破砕箇所に向かって正確に到達するので、該破砕箇所に対する散水効果が十分に発揮される。従って、前記破砕箇所における粉塵の発生及び飛散を効率良く抑制して、該粉塵による周囲環境の汚染が確実に防止される。
さらに、破砕機29の取付部分にスイベルジョイントや散水通路を設ける必要がないので、製造コストの低減化が可能になるだけでなく、構成が簡単であり、既存の解体機に容易に適用でき高い汎用性を有する。
又、本実施例では、破砕機29が上向き又は下向きに変更された場合、散水ノズル28の上向き又は下向き状態における散水は、破砕機29の上向き又は下向き状態における破砕可動範囲において自在に調整可能に構成することができる。このように構成すると、散水ノズル28から噴射された水Wは、破砕機29による破砕箇所全域に万偏なく散水されるので、破砕箇所に対する散水効果が一層顕著に発揮される。
図7乃至図9は、回動リンク47及び散水ノズル28との取付部分の構成例を示す。図7に示すように、回動リンク47の中間部に設けた円形部分には、複数のタップ孔51,51…が所定間隔を有して円環状に並んで刻設されている。又、図8に示すように、複数のタップ孔51,51…と対応する複数の貫通孔52,52…を開穿して成る取付部材53が散水ノズル28の先端近傍に固設されている。
而して、複数のボルト54,54…を散水ノズル28側の各貫通孔52,52…に挿通して、回動リンク47側の各タップ孔51,51…にボルト54,54…を螺合させて締結することにより、散水ノズル28は所望の散水方向を変更して固定される。
図9(a)に示す散水ノズル28の散水方向を変更する場合は、先ず、複数のボルト54,54…を取り外したのち、散水ノズル28の取付け方向が所望の散水方向に合致するように、回動リンク47に対する散水ノズル28の上下方向の角度を調整して、該散水ノズル28側の各貫通孔52,52…と回動リンク47側の各タップ孔51,51…の位置合わせを行う。
次に、図9(b)に示すように、複数のボルト54,54…を散水ノズル28側の各貫通孔52,52…に挿通して、回動リンク47側の各タップ孔51,51…に各ボルト54,54…を螺合して締結する。これにより、散水ノズル28は所望の散水方向を変更して固定される。
従って、散水ノズル28の散水方向を変更する場合は、回動リンク47に対する散水ノズル28の上下角度を調整してボルト54,54…によって締結するだけで終了するので、構成が簡単でありながら、散水ノズル28の散水方向を容易迅速に変更することができ。
本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施例を示し、高所解体機を装備した油圧ショベルを示す全体側面図。 図1の油圧ショベルに搭載された作業アタッチメントのアーム先端部分を示す側面図。 図2の作業アタッチメントのアーム先端部分に装着した散水ノズル周辺部を示す拡大図。 本発明の一実施例に係る破砕機を水平状態にセットしたときを示す側面図。 本発明の一実施例に係る破砕機を上向き状態にセットしたときを示す側面図。 本発明の一実施例に係る破砕機を下向き状態にセットしたときを示す側面図。 本発明の一実施例に係る回動リンクのタップ孔付近の構成を説明する拡大図。 本発明の一実施例に係る散水ノズルの貫通孔付近の構成を説明する拡大図。 本発明の一実施例に係る散水ノズルの取り付け方向を変更するときの状態を示し、(a)は散水ノズルの取り付け方向を変更させる前のときの状態を説明する拡大図、(b)は散水ノズルの取り付け方向を変更させた後のときの状態を説明する拡大図。 従来例に係る破砕機を水平状態にセットしたときを示す側面図。 従来例に係る破砕機を上向き状態にセットしたときを示す側面図。 従来例に係る破砕機を下向き状態にセットしたときを示す側面図。
符号の説明
21 油圧ショベル(建設機械)
24 作業アタッチメント
26 ブーム
27 アーム
28 散水ノズル
29 破砕機
34 破砕機回動用シリンダ
35 散水ホース
39 破砕アーム
40 支持フレーム
41 油圧シリンダ(アクチュエータ)
42 取付部材
43 回動ピン
44 連結リンク
45 連結ピン
46 ロッド
47 回動リンク
48 水平ピン

Claims (3)

  1. 建設機械の作業アタッチメントの先端部に、破砕機回動用シリンダによって上下方向に回動される破砕機と、該破砕機による破砕箇所に水を噴射する散水ノズルとを装備して成る散水ノズル付き高所解体機において、前記破砕機回動用シリンダと作業アタッチメントの間に、該破砕機回動用シリンダの伸縮動作に伴い上下方向に回動する回動リンクが設けられ、該回動リンクの中間部に前記散水ノズルが取り付けられていることにより、前記破砕機の回動に同調して該散水ノズルの散水方向が変化して破砕箇所に常に散水できるように構成したことを特徴とする散水ノズル付き高所解体機。
  2. 上記散水ノズルの上向き又は下向き状態における散水は、上記破砕機の上向き又は下向き状態における破砕可動範囲を自在に調整できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の散水ノズル付き高所解体機。
  3. 上記回動リンクの中間部には、複数のタップ孔が所定間隔を有して円環状に並んで刻設され、且つ、該複数のタップ孔と対応する複数の貫通孔を開穿して成る取付部材が上記散水ノズル側に設けられ、前記回動リンクに対する該散水ノズルの上下方向の角度を調整して、各貫通孔を挿通するボルトを前記タップ孔に螺合して締結することにより、前記散水ノズルの散水方向を変更して固定できるように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の散水ノズル付き高所解体機。
JP2008214562A 2008-08-22 2008-08-22 散水ノズル付き高所解体機 Expired - Fee Related JP5154337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008214562A JP5154337B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 散水ノズル付き高所解体機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008214562A JP5154337B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 散水ノズル付き高所解体機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010046631A true JP2010046631A (ja) 2010-03-04
JP5154337B2 JP5154337B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=42064188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008214562A Expired - Fee Related JP5154337B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 散水ノズル付き高所解体機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5154337B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4926290B1 (ja) * 2011-03-02 2012-05-09 有限会社ガリュー 首振りノズル
CN106853453A (zh) * 2015-12-09 2017-06-16 王翔 一种混凝土回收装置
KR102632152B1 (ko) * 2023-08-01 2024-01-31 임학선 포크레인 철거작업시 비산먼지 억제 및 제거용 물분사장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338345Y2 (ja) * 1985-04-15 1991-08-13
JPH0571355U (ja) * 1992-03-02 1993-09-28 戸田建設株式会社 破砕機
JP3128514U (ja) * 2006-09-13 2007-01-18 晃敬 古矢 ノズルアタッチメント

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338345Y2 (ja) * 1985-04-15 1991-08-13
JPH0571355U (ja) * 1992-03-02 1993-09-28 戸田建設株式会社 破砕機
JP3128514U (ja) * 2006-09-13 2007-01-18 晃敬 古矢 ノズルアタッチメント

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4926290B1 (ja) * 2011-03-02 2012-05-09 有限会社ガリュー 首振りノズル
US9321068B2 (en) 2011-03-02 2016-04-26 Ga-Rew Corporation Swing nozzle
WO2013031269A1 (ja) * 2011-08-31 2013-03-07 有限会社ガリュー 首振りノズル
CN106853453A (zh) * 2015-12-09 2017-06-16 王翔 一种混凝土回收装置
KR102632152B1 (ko) * 2023-08-01 2024-01-31 임학선 포크레인 철거작업시 비산먼지 억제 및 제거용 물분사장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5154337B2 (ja) 2013-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6868350B2 (ja) 粉塵飛散抑制方法及び装置
KR102080262B1 (ko) 살수장치가 구비된 건물 철거용 중장비
JP5154337B2 (ja) 散水ノズル付き高所解体機
CN107407433A (zh) 消防栓剪切阀和方法
JP2007075705A (ja) 散水車
JP3128514U (ja) ノズルアタッチメント
JP2009085000A (ja) 小旋回式掘削機用油圧配管固定装置
JP4343063B2 (ja) 作業車両を吊り下げ式の構造物解体機に改造する方法
KR101196018B1 (ko) 회전형 분진제거 살수장치
KR100663837B1 (ko) 살수장치가 설치된 굴착기
JP4934093B2 (ja) 地中障害物の切断装置および切断方法
JP3128345U (ja) ノズルアタッチメント
JP2573121Y2 (ja) 圧砕機用散水装置
JPH09125709A (ja) 散水機能を有する解体重機
JP5255863B2 (ja) 散水装置
JP3099420B2 (ja) 反力自由回動式散水圧砕機
CN218779562U (zh) 一种多功能液压破碎锤
JP2006144316A (ja) 作業機械
JP6496131B2 (ja) 加工ユニット及び加工方法
JP2009287278A (ja) バックホーの排土板に装着可能とした排土兼レーキ装置
JP6971212B2 (ja) 作業機械
KR200350822Y1 (ko) 교량 상판 파쇄시 비산먼지 억제용 살수 장치를 구비한파쇄 장비
JP2008202325A (ja) 掘削機械のブームシリンダ支持構造及び運転方法
JP3043340U (ja) 建造物解体装置
JPH04179773A (ja) 散水圧砕機

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20100408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5154337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees