JP2000285766A - 制御ユニット - Google Patents

制御ユニット

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JP2000285766A
JP2000285766A JP11089324A JP8932499A JP2000285766A JP 2000285766 A JP2000285766 A JP 2000285766A JP 11089324 A JP11089324 A JP 11089324A JP 8932499 A JP8932499 A JP 8932499A JP 2000285766 A JP2000285766 A JP 2000285766A
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light
panel
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rotary
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JP11089324A
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English (en)
Inventor
Yasuo Shinpo
康夫 新保
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンプルな構成を保ちながら照明効率を高め
ることが可能な制御ユニットを提供する。 【解決手段】 回動軸11,21,31を有し、この回
動軸11,21,31の回動位置に応じて空調機の運転
状態を制御する回動スイッチ1〜3と、回動軸11,2
1,31に連結され透光性の指標部81が形成された操
作ノブ8と、この操作ノブ8に対応する開口孔61と指
標部81に対応する透光性のマーク62とを有し、回動
スイッチ1〜3の前方に配置されるパネル6と、マーク
62と指標部81とを背後から透過照明する光源4と、
この光源4とパネル6との間に位置し光源4の光をマー
ク62及び指標部81側に反射するリフレクター部(リ
フレクター)728とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機器の制御や
設定を行う制御ユニットに関し、特に回動スイッチを含
む制御ユニットの照明構造に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制御ユニットは、例えば
自動車用空調機のコントロール装置として多用されてお
り、回動スイッチの回動軸に連結された操作ノブを回動
操作することにより、空調機のオン・オフ、エアー吹き
出し口の切り替え、温度設定、風量設定等の運転状態を
コントロールできるようになっている。
【0003】また操作ノブは、その所望位置に回動位置
を示す指標部を有し、ケース体形状もしくは平板形状の
パネル上に回動自在に配置される。このパネルには操作
ノブの指標部に対応した記号や文字、模式絵等からなる
マークが施され、このマークに操作ノブの指標部を合わ
せることにより、操作ノブの回動位置に応じた空調機の
運転状態を確認できるようになっている。
【0004】このような制御ユニットにあっては、夜間
でも操作ノブ(指標部)とパネルのマークが確認できる
ように照明機能が付加されている。具体的には例えば特
開平9−115389号公報に示されているように、操
作ノブの指標部を透光性に形成すると共に回動軸及びス
イッチ本体内を指標部の背部に連通する中空に形成し、
この中空内に配置した光源により指標部を透過照明する
ものが提案されている。また操作ノブと共にパネルのマ
ークも合わせて照明する場合、マークを透光性に形成す
ると共にパネルの背後に専用の照明手段を設け、この照
明手段によりマークを背後から透過照明するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前掲公
報のごとく、操作ノブの指標部を照明する光源をスイッ
チ本体内に収容する構造では、光源を内蔵することで回
動スイッチ自体をコンパクトにできるメリットはあるも
のの、回動スイッチや回動軸を中空に形成する等、特別
な構造を必要とする他、パネルのマークを照明するに際
して専用光源等、別の照明手段を必要とするため、構造
が複雑化すると共に部品点数も増加してコストアップの
原因となる。またスイッチ本体の外側に配置した光源に
より操作ノブの指標部とパネルのマークとの双方を背後
から透過照明する構造が例えば実開平5−69834号
公報に示されているが、単にパネルの背後に光源を配置
した構造では、照明効率が悪く、小型光源として例えば
発光ダイオードを用いた場合、照明が暗くなりやすい傾
向があった。
【0005】そこで本発明は、構造を複雑にすることな
くシンプルな構成でありながら、照明効率を高めること
が可能な制御ユニットを提供することを主な目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、回動軸を有しこの回動軸の回動位置に応じ
て所定機器の運転状態を制御する回動スイッチと、前記
回動軸に連結され透光性の指標部が形成された操作ノブ
と、この操作ノブに対応する開口と前記指標部に対応す
る透光性のマークとを有し前記回動スイッチの前方に配
置されるパネルと、前記マークと前記指標部とを背後か
ら透過照明する光源と、この光源と前記パネルとの間に
位置し前記光源の光を前記マーク及び前記指標部側に反
射するリフレクターと、を備えることを特徴とする。
【0007】また本発明は、前記目的を達成するため、
回動軸を有しこの回動軸の回動位置に応じて所定機器の
運転状態を制御する回動スイッチと、この回動スイッチ
の前方を覆うように配置され前記回動軸に対応した開口
を有すると共に前記開口の周囲に透光性のマークを有す
るパネルと、このパネルの開口を通じて前記回動軸に連
結されることにより前記パネルの前方で回動操作可能に
配置され前記マークに対応する透光性の指標部が設けら
れた操作ノブと、前記パネルの背後に配置され前記マー
クと前記指標部とを透過照明する光源と、この光源と前
記パネルとの間に位置し前記光源の光を前記マーク及び
前記指標部側に反射するリフレクターと、を備えること
を特徴とする。
【0008】また前記光源と前記回動スイッチを収容す
るハウジングを有し、このハウジングの一部にて前記リ
フレクターが形成されることを特徴とする。
【0009】また前記パネルが前記光源側に延びる延長
部を有し、この延長部を光反射性に形成することにより
前記リフレクターを設けたことを特徴とする。
【0010】また前記パネルが前記光源と前記回動スイ
ッチを収容するハウジングからなることを特徴とする。
【0011】また前記回動スイッチを複数有すると共に
これら複数の前記回動スイッチに応じた前記操作ノブ及
び前記マーク及び前記光源を備え、前記リフレクターが
前記光源を含んで前記回動スイッチ群を取り巻く周壁か
らなることを特徴とする。
【0012】また前記回動スイッチを複数有すると共に
これら複数の前記回動スイッチに応じた前記操作ノブ及
び前記マーク及び前記光源を備え、前記リフレクターが
前記光源を含んで各々の前記回動スイッチを取り巻く複
数の枠体からなることを特徴とする。
【0013】また前記光源が前記回動スイッチを取り巻
くように前記枠体内に複数配置される発光ダイオードか
らなることを特徴とする。
【0014】また前記パネルの背後に前記マークもしく
は前記指標部の少なくとも一方に至る前記光源からの光
を調整する光調整フィルタを設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
実施形態となる実施例を説明する。
【0016】図1は第1実施例として本発明による制御
ユニットを車載用空調機のコントロール装置に適用した
場合の分解斜視図、図2は図1の組み付け状態を示す平
面図、図3は図2のA−A線に沿った断面図、図4は図
2のB−B線に沿った断面図、図5は第2ハウジングの
一部を断面で示した要部分解斜視図、図6は図5におけ
る導光体を矢印C方向から見た場合の斜視図である。
【0017】図1において、コントロール装置(制御ユ
ニット)は、各回動スイッチ1〜3及び光源4を搭載し
た回路基板5と、この回路基板5を収容すると共に前方
(ドライバー)側にパネル6を支持するハウジング7
と、スイッチ本体3の後述する回動軸に連結されパネル
6の前方側に配置される操作ノブ8と、この操作ノブ8
の後述する指標部を照明する導光体9と、操作ノブ8を
含むパネル6の所要部を露出するようパネル6の周囲を
覆う枠体フレームからなる化粧パネルPとからなる。
【0018】回動スイッチ1〜3は、空調機のオン・オ
フ、運転モード(自動・マニュアル)、マニュアル運転
時の風量設定を選択する運転スイッチからなる第1の回
動スイッチ1と、空調エアーの温度を設定する温度スイ
ッチからなる第2の回動スイッチ2と、空調エアーの吹
き出し口を設定する切替スイッチからなる第3の回動ス
イッチ3とからなり、これら各回動スイッチ1〜3は、
それぞれが回動軸11,21,31を有する周知なロー
タリースイッチからなり、ドライバーが操作ノブ8を通
じて回動軸11,21,31を回動操作することによ
り、空調機における前述のごとき運転状態をコントロー
ルできるようになっている。なお、本実施例では各回動
スイッチ1〜3を前述のごとく回路基板5上に配置固定
しているが、回路基板5とは分離して設けてもよく、こ
のように各回動スイッチ1〜3を回路基板5とは分離し
て設ける場合、後述するハウジング側に各回動スイッチ
1〜3を固定し、回路基板5とは例えば電気コードを用
いて電気接続すればよい。
【0019】光源4は、小型で、白熱球に比べ低発熱性
の発光ダイオードからなり、各回動スイッチ1〜3の周
囲に複数個配列され、パネル6の後述するマークと操作
ノブ8の後述する指標部とを背後から透過照明する。
【0020】パネル6は、開口孔(開口)61を有する
合成樹脂薄板からなる基材に透光性のマーク62と遮光
性の地色部63とを印刷形成してなり、この場合、開口
孔61の内径は、操作ノブ8の外径よりも小さく、且つ
後述する第2のハウジングに形成した突出筒部を挿通で
きる大きさに形成され、またマーク62は、回動軸1
1,21,31の回動操作による各回動スイッチ1〜3
の作動設定位置(操作ノブ8の後述する指標部の回動位
置)に対応して、開口孔61の周囲に形成されている。
【0021】ハウジング7は、前方(ドライバー)側に
開放する後方ケースからなる第1のハウジング71と、
後方(ドライバーとは反対)側に開放する前方ケースか
らなる第2のハウジング72とに2分割形成され、前述
のごとく回路基板5を収容すると共にパネル6を背後か
ら支持するものである。
【0022】第2のハウジング72は、例えば白色もし
くは乳白色の合成樹脂材料から光反射性を有するように
形成され、パネル6を支持する底壁部721には、回動
スイッチ1〜3の回動軸11,21,31を露出する第
1の開口部722と、この第1の開口部722を取り巻
くように「C」字状に形成される第2の開口部723
と、第1の開口部722を取り巻くように前方側に突出
する筒状突部724とが形成されている。
【0023】第1の開口部722は、その大きさが操作
ノブ8と各回動軸11,21,31とを連結でき、且つ
の導光体9を挿入できる大きさに形成され、また第2の
開口部723は、パネル6のマーク62に対応してこの
部分に至る光源4からの光を透過できるように形成さ
れ、更に筒状突部724の外径は、パネル6の開口孔6
1に挿通できると共に操作ノブ8の外径よりも小さく形
成されている。
【0024】底壁部721にはまた、図3〜図5に示す
ように、筒状突部724に連通すると共に筒状突部72
4の延長方向に沿って反対(背後)側に延びる円筒状の
筒状壁部725と、筒状壁部725の底部を形成すると
共に回動軸11,21,31の軸支部12,22,32
を挿通してこれらを位置決め支持する貫通孔726を有
する支持板部727と、第2の開口部723の外縁から
背後に延び光源4からの光を第1,第2の開口部72
2,723側に反射して導くリフレクタ−部(リフレク
ター)728とを備えている。
【0025】この場合、筒状壁部725は、光源4から
の光を筒状突部724を通じて操作ノブ8側に導くこと
ができるように半円筒状に形成され、またリフレクター
部728は、光源4を含んで回動スイッチ1〜3を取り
巻く円弧状の枠体(周壁)からなり、光反射性の第2の
ハウジング72の一部を利用して各回動スイッチ1〜3
毎に複数形成されている。また各回動スイッチ1〜3を
回路基板5とは分離する場合、支持板部727の貫通孔
726に回動軸11,21,31及び軸支部12,2
2,32を挿通して例えばナットにより締め付け固定す
ればよく、この際、軸支部12,22,32には、ナッ
トと螺合するねじ山を形成すると共に、回動軸11,2
1,31を回動可能に支持するよう設ければよい。
【0026】操作ノブ8は、図3,図4に詳しく示すよ
うに、指標部81となる透光性合成樹脂と指標部81以
外を形成する遮光性合成樹脂とで2色成形により設けら
れており、指標部81は、筒状壁部725及び筒状突部
724を通じて入光する光源4の光にて背後から透過照
明可能に形成されている。
【0027】また指標部81は、操作ノブ8の回動操作
に応じてパネル6のマーク62を指示するもので、これ
により操作ノブ8を通じた空調機の運転状態(選択・設
定状態)がドライバーに確認できるようになっている。
【0028】導光体9は図5,図6に詳しく示すよう
に、スリット91にて分断された不完全円筒形状を有
し、筒状突部724及び筒状壁部725内に挿入されて
光源4からの光を操作ノブ8の指標部81に導く透光性
を有する合成樹脂材でなり、その外周には筒状突部72
4に連なる底壁部721箇所に形成された被係合部72
1aに係合するフック形状の係合部92が形成され、ま
たその内部には光源4からの光を照明対象となる指標部
81側に反射する傾斜面からなる反射部93が全周に形
成されている。
【0029】このように構成された導光体9は、筒状突
部724側から筒状壁部725内に挿入されることで導
光体9の係合部92が被係合部721aに係合し、導光
体9が第2のハウジング72に装着固定され、回路基板
5側への抜け止めは、導光体9の後方端面が支持板部7
27に当接することにより行われる。なお筒状突部72
4及び筒状壁部725内への挿入に際して導光体9は、
これに形成したスリット91の働きによりその外径が小
さく変形し、側面に突出する係合部92を有する場合で
も筒状突部724及び筒状壁部725内に挿入できるよ
うに形成され、これにより導光体9を筒状突部724及
び筒状壁部725内に挿入するのみで、第2のハウジン
グ72に装着することができ、組み付け作業性を高めて
いる。
【0030】以上のように、本実施例では、回動軸1
1,21,31を有し、この回動軸11,21,31の
回動位置に応じて空調機の運転状態を制御する回動スイ
ッチ1〜3と、回動軸11,21,31に連結され透光
性の指標部81が形成された操作ノブ8と、この操作ノ
ブ8に対応する開口孔61と指標部81に対応する透光
性のマーク62とを有し、回動スイッチ1〜3の前方に
配置されるパネル6と、マーク62と指標部81とを背
後から透過照明する光源4と、この光源4とパネル6と
の間に位置し光源4の光をマーク62及び指標部81側
に反射するリフレクター部(リフレクター)728とを
備えることにより、回動スイッチ1〜3の外側に配置し
た光源4により指標部81とマーク62との双方を透過
照明することができ、構造をシンプルにできると共にリ
フレクター部(リフレクター)728により、光を指標
部81とマーク62に効率的に導くことができ、照明効
率を高めることができる。
【0031】また換言すると、本実施例によれば、回動
軸11,21,31を有し、この回動軸11,21,3
1の回動位置に応じて空調機の運転状態を制御する回動
スイッチ1〜3と、この回動スイッチ1〜3の前方を覆
うように配置され回動軸11,21,31に対応した開
口孔61を有すると共に開口孔61の周囲に透光性のマ
ーク62を有するパネル6と、このパネル6の開口孔6
1を通じて回動軸11,21,31に連結されることに
よりパネル6の前方で回動操作可能に配置されマーク6
2に対応する透光性の指標部81が設けられた操作ノブ
8と、パネル6の背後に配置されマーク62と指標部8
1とを透過照明する光源4と、この光源4とパネル6と
の間に位置し光源4の光をマーク62及び指標部81側
に反射するリフレクター部(リフレクター)728とを
備えることにより、回動スイッチ1〜3の外側に配置し
た光源4により指標部81とマーク62との双方を透過
照明することができ、構造をシンプルにできると共にリ
フレクター部(リフレクター)728により、光を指標
部81とマーク62に効率的に導くことができ、照明効
率を高めることができる。
【0032】また本実施例では光源4と回動スイッチ1
〜3を収容する、この場合、光反射性の第2のハウジン
グ(ハウジング)72を有し、この第2のハウジング7
2の一部分にてリフレクター部728を形成したことに
より、部品点数を削減することができる。
【0033】なお本実施例では第2のハウジング72か
ら連続してリフレクター部728を形成したが、第2の
ハウジング72とは別部材からなる専用のリフレクター
を設けることもできる。
【0034】また本実施例では、第2のハウジング72
からリフレクター部728を連続形成するに際して、第
2のハウジング72に光反射性の色彩を持たせて光反射
性に形成したが、第2のハウジング72が例えば黒色等
の光吸収色を有する合成樹脂材からなる場合は、リフレ
クタ部728となる連続部分に光反射性の塗膜を施した
り、光反射性の専用シートを装着したり、あるいはこの
部分に光反射色を有する合成樹脂材をモールド形成して
もよい。
【0035】また本実施例では、回動スイッチ1〜3を
複数有すると共にこれら複数の回動スイッチ1〜3に応
じた操作ノブ8及びマーク62及び光源4を備え、リフ
レクター部728が光源4を含んで各々の回動スイッチ
1〜3を取り巻くよう独立形成された複数の枠体からな
ることにより、この種の制御ユニットが複数の回動スイ
ッチ1〜3を含む場合でも、回動スイッチ1〜3に応じ
た個々の指標部81及びマーク62を効率よく照明する
ことができる。
【0036】またかかる構造は、光源4が枠体からなる
リフレクター部728内に回動スイッチ1〜3を取り巻
くように複数配置される発光ダイオードからなる場合に
特に効果が期待される。
【0037】なお本実施例では、リフレクター部728
を個々の回動スイッチ1〜3に応じて複数に区画された
枠体から形成したが、回動スイッチ群1〜3の周囲を取
り巻く周壁から形成することもできる。
【0038】また本実施例では、第2のハウジング72
に導光体9を配置したことにより、操作ノブ8の指標部
81の照明を行っているが、導光体9を用いずとも満足
のいく照明効果が得られれば、導光体9は不要である。
【0039】また本実施例では、回動軸11,21,3
1を有しこの回動軸11,21,31の回動位置に応じ
て空調機(所定機器)の運転状態を制御する回動スイッ
チ1〜3と、回動軸11,21,31に連結され透光性
の指標部81が形成された操作ノブ8と、この操作ノブ
8に対応する開口孔61を有し回動スイッチ1〜3の前
方に配置されるパネル6と、回動軸11,21,31に
対応した開口部722を有しパネル6を支持するハウジ
ング72と、指標部81を背後から透過照明する光源4
と、この光源4と指標部81との間に位置してハウジン
グ72に装着され光源4からの光を指標部81に導く導
光体9とを備え、導光体9がハウジング72に係合する
係合部92を有すると共に回動軸11,21,31の軸
方向に延びるスリット91により分断され径方向に変形
可能な円筒形状を有し、ハウジング72が導光体9を収
容すると共に係合部92に係合する被係合部721aが
形成された収容部(筒状突部724,筒状壁部725)
を有することにより、導光体9を収容部に挿入するのみ
で導光体9をハウジング72に装着でき、これにより照
明の効率化をはかりながら、組み付け作業性を高めるこ
とが可能な制御ユニットとなすことができる。このよう
に導光体9の組み付けに配慮した制御ユニットとなす場
合、導光体9を収容装着するハウジングは、導光体9を
保持することができれば、本実施例のハウジング(第2
のハウジング)72のごとく光反射性を持たせてもよい
し、例えば黒色等の光吸収性の合成樹脂で形成して光反
射性を持たせなくともよい。
【0040】図7は本発明の第2実施例として、パネル
6がリフレクター(リフレクター部)64を有する場合
を示し、本実施例によるパネル6は、白色もしくは乳白
色の半透光性を有する略箱形の合成樹脂材の底壁表面に
遮光性塗装層からなる地色部63を形成し、この地色部
63の所定箇所をYAGレーザ等により中抜きしてマー
ク62を形成したもので、リフレクター部64は、光源
4側に延長する延長部にて形成されると共に、パネル6
は第1のハウジング71と対をなす第2のハウジングと
しても機能する。
【0041】以上のように本実施例では、パネル6が光
反射性のリフレクター部62を有することにより、前述
第1実施例と略同様の効果を得ることができる。
【0042】またパネル6が光源4と回動スイッチ1
(2,3)を収容する第2のハウジングとしても機能す
ることにより、更に部品点数を削減することができる。
【0043】図8は本発明の第3実施例として、光源4
及び回動スイッチ1〜3を収容するハウジング7が第1
〜第3のハウジングに分割形成される場合を示し、本実
施例によるハウジング7は、最も後方に位置し前方に開
放する第1のハウジング71と、この第1のハウジング
71の前方側に配置される第2のハウジング72と、こ
の第2のハウジング72の前方に配置される第3のハウ
ジング73とに3分割形成され、また回路基板5は、回
動スイッチ1〜3が接続された第1の回路基板51と、
白熱球からなる光源4が搭載された第2の回路基板52
とからなる。
【0044】第3のハウジング73は、遮光性を有する
合成樹脂材からなり、その前方側適宜箇所にはマーク6
2を有する合成樹脂製のパネル6が2色成形もしくはア
ウトサート成形により固着され、またパネル6(マーク
62)に対応する第3のハウジング73箇所には、孔部
731が形成され、パネル6側への光を遮らないように
なっている。
【0045】第2のハウジング72は、白色もしくは乳
白色の合成樹脂材からなり、その内部には回動軸11,
21,31に沿った側壁と前方側に向けて傾斜する底壁
とでなるリフレクター部(リフレクター)728が連続
して形成されている。
【0046】また第2のハウジング72と第3のハウジ
ング73との間には、合成樹脂製の透光性薄板、もしく
は透光性フィルムに光調整膜F1を例えば印刷形成した
光調整フィルタFが挟み付け固定されており、この光調
整フィルタFは、マーク62あるいは指標部81側(少
なくとも一方)へ向かう光源4からの光の色彩あるいは
強さを調整し、個々のマーク62,指標部81もしくは
マーク62,指標部81全体の明るさや色彩のバランス
を調整する働きを有し、さらに回動部材たる操作ノブ8
の指標部81の光調整にあっては、指標部81の明るさ
や色彩がその回動位置に応じてばらつかないように調整
する働きも有するもので、光調整膜F1としては、例え
ば、透過光を規制する遮光性ドット印刷部や所望の着色
を行う透光性着色印刷部からなる。
【0047】以上の構成からなる本実施例によれば、前
述第1,第2実施例と略同様な効果を期待でき、また第
2のハウジング72と第3のハウジング73との間に光
調整フィルタFが配置されることにより、照明バランス
調整を行うことができ、これにより照明品質を高めるこ
とができる。また本実施例では、リフレクター部728
が前方側に向けて傾斜する形状に形成されていることに
より、光源4を片側(図8中、左側)に配置した場合で
も効率的な照明を行うことができ、結果的に光源4の数
を減らすことも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明は、回動軸を有しこ
の回動軸の回動位置に応じて所定機器の運転状態を制御
する回動スイッチと、前記回動軸に連結され透光性の指
標部が形成された操作ノブと、この操作ノブに対応する
開口と前記指標部に対応する透光性のマークとを有し前
記回動スイッチの前方に配置されるパネルと、前記マー
クと前記指標部とを背後から透過照明する光源と、この
光源と前記パネルとの間に位置し前記光源の光を前記マ
ーク及び前記指標部側に反射するリフレクターと、を備
えることにより、シンプルな構成を保ちながら照明効率
を高めることが可能な制御ユニットを提供することがで
きる。
【0049】また本発明は、回動軸を有しこの回動軸の
回動位置に応じて所定機器の運転状態を制御する回動ス
イッチと、この回動スイッチの前方を覆うように配置さ
れ前記回動軸に対応した開口を有すると共に前記開口の
周囲に透光性のマークを有するパネルと、このパネルの
開口を通じて前記回動軸に連結されることにより前記パ
ネルの前方で回動操作可能に配置され前記マークに対応
する透光性の指標部が設けられた操作ノブと、前記パネ
ルの背後に配置され前記マークと前記指標部とを透過照
明する光源と、この光源と前記パネルとの間に位置し前
記光源の光を前記マーク及び前記指標部側に反射するリ
フレクターと、を備えることにより、シンプルな構成を
保ちながら照明効率を高めることが可能な制御ユニット
を提供することができる。
【0050】また前記光源と前記回動スイッチを収容す
るハウジングを有し、このハウジングの一部にて前記リ
フレクターが形成されることにより、部品点数を削減す
ることができる。
【0051】また前記パネルが前記光源側に延びる延長
部を有し、この延長部を光反射性に形成することにより
前記リフレクターを設けたことにより、部品点数を削減
することができる。
【0052】また前記パネルを前記光源と前記回動スイ
ッチを収容するハウジングから構成することにより、さ
らに部品点数を削減できる。
【0053】また前記回動スイッチを複数有すると共に
これら複数の前記回動スイッチに応じた前記操作ノブ及
び前記マーク及び前記光源を備え、前記リフレクターが
前記光源を含んで前記回動スイッチ群を取り巻く周壁か
らなることにより、照明効率を高めることができる。
【0054】また前記回動スイッチを複数有すると共に
これら複数の前記回動スイッチに応じた前記操作ノブ及
び前記マーク及び前記光源を備え、前記リフレクターが
前記光源を含んで各々の前記回動スイッチを取り巻く複
数の枠体からなることにより、照明効率を高めることが
できる。
【0055】また前記パネルの背後に前記マークもしく
は前記指標部の少なくとも一方に至る前記光源からの光
を調整する光調整フィルタを設けたことにより、照明品
質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による制御ユニットを車載
用空調機のコントロール装置に適用した場合の分解斜視
図。
【図2】図1の組み付け状態を示す平面図。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図。
【図4】図2のB−B線に沿った断面図。
【図5】第2ハウジングの一部を断面で示した要部分解
斜視図。
【図6】図5における導光体を矢印C方向から見た場合
の斜視図。
【図7】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図8】本発明の第3実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1〜3 回動スイッチ 4 光源 5 回路基板 6 パネル 7 ハウジング 8 操作ノブ 9 導光体 11,21,31 回動軸 61 開口孔(開口) 62 マーク 64,728 リフレクター部(リフレクター) 81 指標部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸を有しこの回動軸の回動位置に応
    じて所定機器の運転状態を制御する回動スイッチと、前
    記回動軸に連結され透光性の指標部が形成された操作ノ
    ブと、この操作ノブに対応する開口と前記指標部に対応
    する透光性のマークとを有し前記回動スイッチの前方に
    配置されるパネルと、前記マークと前記指標部とを背後
    から透過照明する光源と、この光源と前記パネルとの間
    に位置し前記光源の光を前記マーク及び前記指標部側に
    反射するリフレクターと、を備えることを特徴とする制
    御ユニット。
  2. 【請求項2】 回動軸を有しこの回動軸の回動位置に応
    じて所定機器の運転状態を制御する回動スイッチと、こ
    の回動スイッチの前方を覆うように配置され前記回動軸
    に対応した開口を有すると共に前記開口の周囲に透光性
    のマークを有するパネルと、このパネルの開口を通じて
    前記回動軸に連結されることにより前記パネルの前方で
    回動操作可能に配置され前記マークに対応する透光性の
    指標部が設けられた操作ノブと、前記パネルの背後に配
    置され前記マークと前記指標部とを透過照明する光源
    と、この光源と前記パネルとの間に位置し前記光源の光
    を前記マーク及び前記指標部側に反射するリフレクター
    と、を備えることを特徴とする制御ユニット。
  3. 【請求項3】 前記光源と前記回動スイッチを収容する
    ハウジングを有し、このハウジングの一部にて前記リフ
    レクターが形成されることを特徴とする請求項1もしく
    は請求項2記載の制御ユニット。
  4. 【請求項4】 前記パネルが前記光源側に延びる延長部
    を有し、この延長部を光反射性に形成することにより前
    記リフレクターを設けたことを特徴とする請求項1もし
    くは請求項2記載の制御ユニット。
  5. 【請求項5】 前記パネルが前記光源と前記回動スイッ
    チを収容するハウジングからなることを特徴とする請求
    項4記載の制御ユニット。
  6. 【請求項6】 前記回動スイッチを複数有すると共にこ
    れら複数の前記回動スイッチに応じた前記操作ノブ及び
    前記マーク及び前記光源を備え、前記リフレクターが前
    記光源を含んで前記回動スイッチ群を取り巻く周壁から
    なることを特徴とする請求項1から請求項5記載の制御
    ユニット。
  7. 【請求項7】 前記回動スイッチを複数有すると共にこ
    れら複数の前記回動スイッチに応じた前記操作ノブ及び
    前記マーク及び前記光源を備え、前記リフレクターが前
    記光源を含んで各々の前記回動スイッチを取り巻く複数
    の枠体からなることを特徴とする請求項1から請求項5
    記載の制御ユニット。
  8. 【請求項8】 前記光源が前記回動スイッチを取り巻く
    ように前記枠体内に複数配置される発光ダイオードから
    なることを特徴とする請求項7記載の制御ユニット。
  9. 【請求項9】 前記パネルの背後に前記マークもしくは
    前記指標部の少なくとも一方に至る前記光源からの光を
    調整する光調整フィルタを設けたことを特徴とする請求
    項1から請求項8記載の制御ユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007210492A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Yazaki Corp 車両用室内灯
JP2013091451A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用照明装置
WO2014177624A3 (de) * 2013-05-02 2014-12-31 Behr-Hella Thermocontrol Gmbh Bedienvorrichtung insbesondere für eine fahrzeugkomponente

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