JP2007210492A - 車両用室内灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】面均一発光性の悪化を防ぎ且つ照度の低下を緩和することができる車両用室内灯を提供する。
【解決手段】筐体2と、該筐体2内に収容された光源3と、前記光源3の点灯、消灯を制御するために前記筐体3内に設けられたスイッチ4と、前記スイッチ4に対して接離自在に前記筐体2の開口部に設けられかつ前記光源3からの光を前記筐体2の外部に透過する透過部5と、前記透過部5の内面5bに設けられて前記透過部5と連動しかつ前記透過部5の接離によって前記スイッチ4を操作する当接部材6と、を有する車両用室内灯1において、前記当接部材6が前記光源3からの光を遮って前記透過部5の内面5bに生じる影部Sに、前記光源3からの光を反射する反射部材7を有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の室内に設けられ、レンズ等の透過部に対する押圧操作によって室内照明の点灯、消灯を切り替える車両用室内灯に関するものである。
自動車には、夜間の車両への快適な乗降などのために車両用室内灯が搭載されている。車両用室内灯は、例えば乗用車では通常室内の中央に取り付けられ、その配光によって室内全体を均一に照明している。また、車両用室内灯は、前席、後席からスイッチ操作ができるように配置されている。スイッチは、ON,OFF,DOOR連動の3ポジションが一般的である。
また、引用文献1には、バルブからの光を拡大して透過させるレンズ板によってプッシュスイッチをON,OFFさせるようにして、レンズ板をバルブ点滅のためのスイッチ操作用の摘みの代わりとして利用する技術思想が記載されている。このような車両用室内灯では、レンズ板の内面に突起を形成し、該突起を筐体内に設けたプッシュスイッチに当接させることで、レンズ板の操作によってプッシュスイッチをON,OFFさせている。
特開2002−172977号公報
しかしながら、上述した引用文献1等の車両用室内灯の場合、レンズ板の内面からプッシュスイッチに向かって垂直に設けられた突起により、バルブからの照射光が遮られ、レンズ板の内面に発生した影によってレンズ板表面の意匠面に明暗が生じてしまい、面均一発光性を低下させてしまうという問題があった。
また、レンズ板の面発光化のためには、レンズ材料への拡散剤の添加が一般的に知られているが、拡散剤を添加するとレンズ板の透過率が低下してしまい、照度の低下が生じてしまう。そのため、高輝度のバルブを用いると上述した突起による影がより一層目立ってしまうため、車両用室内灯の照度を向上させることが困難であった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、面均一発光性の悪化を防ぎ且つ照度の低下を緩和することができる車両用室内灯を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の車両用室内灯は、筐体と、該筐体内に収容された光源と、前記光源の点灯、消灯を制御するために前記筐体内に設けられたスイッチと、前記スイッチに対して接離自在に前記筐体の開口部に設けられかつ前記光源からの光を前記筐体の外部に透過する透過部と、前記透過部の内面に設けられて前記透過部と連動しかつ前記透過部の接離によって前記スイッチを操作する当接部材と、を有する車両用室内灯において、前記当接部材が前記光源からの光を遮って前記透過部の内面に生じる影部に、前記光源からの光を反射する反射部材を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の車両用室内灯によれば、当接部材が光源からの光を遮って透過部の内面に影部が生じても、反射部材が光源からの光を影部に反射するため、該反射光によって透過部に生じる影部を減少することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の車両用室内灯において、前記反射部材が、凹面状に形成されていることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の車両用室内灯によれば、反射部材を凹面状に形成しているので、透過部に生じる影部に光源からの光を集中させることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の車両用室内灯において、前記反射部材の端部が、前記透過部の内面に対する垂線上の該内面から離れた位置となるように位置付けられていることを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の車両用室内灯によれば、反射部材の端部が透過部の内面に対する垂線上の内面から離れた位置となるように反射部材を透過部に対して位置付けているので、透過部に生じる影部に対する反射光の集光力を向上させることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用室内灯において、前記反射部材が、前記筐体又は前記スイッチに固定されていることを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明の車両用室内灯によれば、反射部材を筐体又はスイッチに設けているので、反射部材を容易に取り付けることができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用室内灯において、前記反射部材が、金属部材、樹脂部材、樹脂部材に塗装又は金属部材に蒸着等の何れかで形成されて反射率を向上させていることを特徴とする。
上記請求項5に記載した本発明の車両用室内灯によれば、金属部材、樹脂部材、樹脂部材に塗装又は金属部材に蒸着等の何れかで形成されて反射部材の反射率を向上させているので、透過部に生じる影部が最も薄くなる形状に反射部材を容易に形成することができる。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の車両用室内灯によれば、当接部材が光源からの光を遮って透過部の内面に影部が生じても、反射部材が光源からの光を影部に反射させ、該反射光によって透過部に生じる影部を減少するようにしたことから、透過部の面均一発光性を向上することができるため、見栄えを向上することができる。また、室内側を指向する光量を増加することができるため、反射部に拡散剤を添加して反射部の透過率が低下しても、照度の低下を緩和することができる。さらに、筐体内における光源とスイッチの配置に自由度を持たせることができるため、デザイン性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、反射部材を凹面状に形成して、透過部に生じる影部に光源からの光を集中させるようにしたことから、透過部の面均一発光性をより向上することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、反射部材の端部が透過部の内面に対する垂線上の内面から離れた位置となるように反射部材を透過部に対して位置付けるようにしたことから、透過部に生じる影部に対する反射光の集光力を向上させることができるため、透過部に突起部材による影部を生じにくくすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明の効果に加え、反射部材を筐体又はスイッチに設けるようにしたことから、反射部材を容易に取り付けることができるため、組み付け作業等の効率の向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか1項に記載の発明の効果に加え、金属部材、樹脂部材、樹脂部材に塗装又は金属部材に蒸着等の何れかで形成されて反射部材の反射率を向上させるようにしたことから、透過部に生じる影部が最も薄くなる形状に反射部材を容易に形成することができるため、反射部材を小型化することができる。
以下、本発明に係る車両用室内灯の一実施の形態を、図1乃至図6の図面を参照して説明する。
図1乃至図3において、車両用室内灯1は、筐体2と、光源であるバルブ3と、スイッチであるブッシュスイッチ4と、透過部5と、当接部材6と、反射部材7と、を有している。車両用室内灯1は、夜間の車両への快適な乗降などのために、例えば乗用車では通常室内の中央に取り付けられ、その配光によって室内全体を均一に照明している。
筐体2は、合成樹脂等によって形成され、車両の室内に固定する固定部(図示せず)を有している。筐体2は、その長手方向の中央にモード切替スイッチ21が形成されている。モード切替スイッチ21の両側には、スイッチユニット22,22が配置され、図2に示すように、電線Wにより接続されている。モード切替スイッチ21内の不図示のバスバーは、車載バッテリ、ドアの開閉によってON,OFFするドアスイッチ、アース等と電気的に接続している。モード切替スイッチ21は、車両の前席、後席からOFFとDOOR連動との切り替えが可能なスイッチ操作部23を有している。
筐体2は、前記中心を境に左右対称の開口部20,20を有している。該開口部20,20の各々は、その内部に設けられたバルブ3からの光が通過するとともに、後述する透過部5によって塞がれる。筐体2の長手方向の両側壁2a,2aには、係合部2bと係止部2cとが形成されている。係合部2bは、略円柱状に形成されており、後述する透過部5の挟持部52によって回動自在かつ方向Xで示す押圧方向への移動が可能なように挟持される。係止部2cは、筐体2内に設けられたプッシュスイッチ4間の付勢手段(図示せず)によって付勢された状態で、後述する透過部5の係止凸部53に係止される。
バルブ3は、図3に示すように、出射した光が透過部5に向かうように各スイッチユニット22に設けられることで、筐体2内に収容される。バルブ3は、スイッチユニット22からの電力供給に応じて点灯、消灯が制御される。なお、本実施形態では、光源にバルブ3を用いる場合について説明するが、発光ダイオード(LED)、ランプ等を用いることもできる。
プッシュスイッチ4は、バルブ3の点灯、消灯を制御するために筐体2内に設けられており、その先端は筐体2の開口部20に位置するように、スイッチユニット22の点灯回路(図示せず)に実装されている。また、プッシュスイッチ4の先端は、後述する配光範囲L外に位置するように筐体2内に収容されている。プッシュスイッチ4は、押圧されてON状態に変化すると、車載バッテリからの電流がスイッチユニット22、バルブ3を介してアースに流れて、バルブ3が点灯される。
透過部5は、バルブ3からの光を筐体2の外部に透過可能な透光性の合成樹脂等によって薄い平板状に形成されている。本実施形態では、透過部5に拡散材を添加させることで、透過部5を透過する光を拡散させるとともに、筐体2内が利用者から視認されないように、透過率を低くしている。
透過部5は、筐体2の開口部20を塞ぐように、開口部20よりも若干大きく同形状に形成されている。透過部5の表面5aは、利用者から視認される面が表示意匠面となっており、この面をバルブ3からの光が透過することで、透過部5は発光しているように視認される。つまり、透過部5は、レンズ板として機能している。透過部5は、プッシュスイッチ4に向かって立設する立設部51を有している。立設部51は、透過部5の縁部から立設されるとともに、開口部20寄りの筐体2の端部を覆うように形成されている。
立設部51は、上述した係合部2bを回動自在に挟持する一対の挟持部52,52と、上述した係止部2cに係止する係止凸部53と、を有している。一対の挟持部52,52は、プッシュスイッチ4から離れた透過部5の表面が、図1,3中の方向Xに押圧された場合に、所定の範囲内で係合部2bが押圧方向Xに移動可能なように挟持されており、その押圧が終了すると、前記付勢手段によって所定の位置に復元する構成となっている。
係止凸部53は、立設部51から押圧方向Xに向かって延びるアーム53aと、該アーム53aの端部から係止部2cに向かって凸でかつ係止部2cに係止する凸部53bと、を有している。通常時は、前記付勢手段によって押圧方向Xとは反対方向に付勢された状態で凸部53bと係止部2cが係止された状態が維持され、また、プッシュスイッチ4付近の透過部5が押圧方向Xに押圧される時には、付勢手段による付勢力に反して凸部53bと係止部2cとの係止が解除されて、透過部5は押圧方向Xに移動可能な構成となっている。つまり、係止凸部53は押圧方向Xと反対方向における透過部5の移動を規制しており、プッシュスイッチ4に対して、互いに近づいたり互いに離れる接離自在な構成を実現している。
当接部材6は、図3,6,7に示すように、上述した透過部5の内面5bからプッシュスイッチ4に向かって突出するように、例えば透過部5と同一の透光性の合成樹脂等によって透過部5に一体的に形成されている。なお、当接部材6は、透過部5と別体に形成して装着するような実施形態とすることもできる。当接部材6は、透過部5と連動してプッシュスイッチ4に接離可能な構成となっている。
当接部材6は、バルブ3から透過部5に向かう光の配光範囲L内に位置するように設けられている。また、配光範囲Lは、バルブ3から出射した光のうち、透過部5から筐体2の外部に向かって透過する光の範囲を示している。そして、透過部5の表面5aから光を透過する部分が、透過部5の表示意匠面ということになる。
なお、配光範囲Lは、車両用室内灯1の仕様等に応じて適宜設定されるものであり、例えば、マップランプのように狭い範囲を照明する場合は配光範囲Lが狭くなり、また、立設部51からも光を透過させる場合は配光範囲Lはさらに広くなるというように、配光範囲Lを種々異なる実施形態とすることができる。
当接部材6は、断面が略半円形状に形成されており、その周面がプッシュスイッチ4の当接面4aに当接するようになっている。本実施形態において、当接部材6は、透過部5が筐体2に取り付けられると、プッシュスイッチ4の当接面4aに当接した状態となる。そして、利用者等によって透過部5が方向Xに押下されると、該透過部5とともに方向Xに移動することで、プッシュスイッチ4をON状態に変化させる。
当接部材6は、バルブ3からの配光範囲L内に位置していることから、透過部5の内面5bにおいて、バルブ3から当接部材6の上端を通る照射光L1が到達した位置から当接部材6に至る範囲(図3中の網点部分)が影部Sということになる。なお、従来の車両用室内灯では、該影部Sに対応した透過部5の表面部分が他の表面部分よりも暗くなるために、透過部5の表面5aに明暗が生じてしまい、面均一発光性を低下させていた。そこで、本発明では、以下の反射部材7を設けている。
反射部材7は、図4乃至図6に示すように、上述した影部Sに向けてバルブ3からの照射光L2を反射するように合成樹脂等でテーパ状に形成されている。つまり、反射部材7は、凹面状に形成されており、その内面が反射面7aとなっている。反射部材7の反射面7aの形状は、図5及び図6に示すように、バルブ3からの照射光L2が入射角θで入射して出射角θで出射して影部Sに向かうようようなっている。そして、反射面7aは、影部Sにバルブ3からの光を均等に反射するように形成されている。
また、反射面7aに反射率を向上させる塗装を施すことで、影部Sにバルブ3からの光を効率よく反射することができるため、反射部材7を小型化することができる。塗装例としては、白色塗装材、アルミ塗装材等が塗布されている。よって、筐体2が小さくなっても、反射部材7を容易に組み込むことができるため、車両用室内灯1の小型化にも容易に対応することができる。なお、反射面7aは、例えば塗装の印刷、構成部材等によって反射率を変化させることが可能であり、影部Sの濃さ等に応じて反射率が設定される。
なお、反射部材7の形状については、凹面状に限定するものではなく、影部Sにバルブ3からの光を集光できる形状であれば、例えば、階段状、複数の平面を異なる角度で連結した形状、断面略V字状など種々異なる形状とすることができる。また、反射部材7の反射面7aは、金属部材で形成する、金属を蒸着して形成するなど種々異なる実施形態とすることができる。このようにすることで、透過部5に生じる影部Sが最も薄くなる形状に反射部材7を容易に形成することができるため、反射部材7を小型化することができる。
反射部材7は、図4に示すように、プッシュスイッチ4の基部4bに嵌合する固定部7bを有している。固定部7bは、プッシュスイッチ4の基部4bの嵌合部分の外形に対応した形状となっており、基部4bに嵌合されて固定されることで、反射部材7はプッシュスイッチ4に固定される。
反射部材7の端部7cは、図6に示すように、透過部5の内面5bに対する垂線P上の内面5bから所定の距離だけ離れた位置に位置付けらている。本実施の形態では、所定の距離を、透過部5の立設部51の高さとしているが、任意に設定することができる。そして、透過部5の立設部51の近くに位置するように位置付けられた反射部材7の端部7cは、遮光部5が押下されたときに、透過部5の内面5bの近くに位置付けられるようになっている。このようにすれば、透過部5に生じる影部Sに対する反射光の集光力を向上させることができるため、透過部5に突起部材6による影部Sを生じにくくすることができる。また、反射部材7の端部7cに例えばシボ、塗料の印刷等によって拡散処理を施すことで、端部7cが当接部材6に現れにくくすることができる。
なお、本実施形態では、反射部材7をプッシュスイッチ4に固定する場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、筐体2の底部や側壁の内面等に取り付け部を形成して反射部材7を固定することもできる。このように反射部材7をプッシュスイッチ4や筐体2に固定するようにすれば、組み付け作業等の効率の向上を図ることができる。
次に、車両用室内灯1の組み付け例について説明する。まず、筐体2の各スイッチユニット22にバルブ3が装着されるとともに、プッシュスイッチ4に固定部7bを嵌合させて反射部材7がプッシュスイッチ4に装着される。そして、透過部5の突出部材6をプッシュスイッチ4に当接させるとともに、筐体2の開口部20を塞ぎ且つ上述したように2つの透過部5が筐体2に対して可動可能に装着される。
このように車両用室内灯1が組み付けられることで、当接部材6は、OFF状態のプッシュスイッチ4に当接した状態が、前記付勢手段によって維持される。そして、透過部5が乗員等によって方向Xに押圧された時に、透過部5とともに方向Xに移動されることで、プッシュスイッチ4を操作して、OFF状態からON状態に切り替える。そして、透過部5の方向Xへの押圧が終了すると、当接部材6は、透過部5とともに前記付勢手段の付勢力によってプッシュスイッチ4のOFF状態に対応した位置まで押し戻される。
次に、上述した構成の車両用室内灯1の本発明に係る照明時の動作(作用)の一例を説明する。
まず、透過部5が方向Xに押圧されてプッシュスイッチ4がON状態に切り替えられると、スイッチユニット22からの電力供給によってバルブ3が点灯される。バルブ3が配光範囲Lに向けた出射した光のうち、影部S以外の透過部5の内面5bに向かった光は、透過部5を透過して筐体2の外部に出射されて車両の室内を照明することになる。
また、バルブ3から配光範囲L外の反射部材7に向かった光は、反射部材7の反射面7aで影部Sに向かって反射され、該反射された光は影部Sに対応する透過部5を透過して筐体2の外部に出射されて車両の室内を照明することになる。よって、反射部材7からの反射光によって影部Sが薄らぐため、影部Sの発生を低減させることができる。
以上説明したように本発明の車両用室内灯1によれば、当接部材6がバルブ3からの光を遮って透過部5の内面5bに影部Sが生じても、反射部材7がバルブ3からの光を影部Sに反射させ、該反射光によって透過部5の表面5a等に生じる影部Sを減少するようにしたことから、透過部5の面均一発光性を向上することができる。また、室内側を指向する光量を増加することができるため、透過部5に拡散剤を添加することによる照度の低下も緩和することができる。さらに、筐体2内におけるバルブ3とプッシュスイッチ4の配置に自由度を持たせることができるため、デザイン性を向上させることができる。
また、反射部材7を凹面状に形成して、透過部5に生じる影部Sにバルブ3からの光を集中させるようにしたことから、透過部5の面均一発光性をより向上させることができる。
また、上述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係る車両用室内灯の外観を示す斜視図である。 図1中の車両用室内灯の裏側を示す斜視図である。 本発明に係る車両用室内灯の当接部材と反射部材との関係を説明するための断面図である。 透過部に対する反射部材の取り付け例を示すための図であり、(a)は一方側からの斜視図、(b)は他方側からの斜視図をそれぞれ示している。 反射部材から影部への照射光の反射を説明するための図である。 図5中の部分Aの拡大図である。
符号の説明
1 車両用室内灯
2 筐体
3 バルブ(光源)
4 プッシュスイッチ(スイッチ)
5 透過部
6 当接部材
7 反射部材
L 配光範囲
S 影部

Claims (5)

  1. 筐体と、該筐体内に収容された光源と、前記光源の点灯、消灯を制御するために前記筐体内に設けられたスイッチと、前記スイッチに対して接離自在に前記筐体の開口部に設けられかつ前記光源からの光を前記筐体の外部に透過する透過部と、前記透過部の内面に設けられて前記透過部と連動しかつ前記透過部の接離によって前記スイッチを操作する当接部材と、を有する車両用室内灯において、
    前記当接部材が前記光源からの光を遮って前記透過部の内面に生じる影部に、前記光源からの光を反射する反射部材を有することを特徴とする車両用室内灯。
  2. 前記反射部材が、凹面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用室内灯。
  3. 前記反射部材の端部が、前記透過部の内面に対する垂線上の該内面から離れた位置となるように位置付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用室内灯。
  4. 前記反射部材が、前記筐体又は前記スイッチに固定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用室内灯。
  5. 前記反射部材が、金属部材、樹脂部材、樹脂部材に塗装又は金属部材に蒸着等の何れかで形成されて反射率を向上させていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用室内灯。
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