JP2000285500A - 光情報記録媒体用光ピックアップ装置、音声および/または画像の記録再生装置および対物レンズ - Google Patents

光情報記録媒体用光ピックアップ装置、音声および/または画像の記録再生装置および対物レンズ

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JP2000285500A
JP2000285500A JP11084817A JP8481799A JP2000285500A JP 2000285500 A JP2000285500 A JP 2000285500A JP 11084817 A JP11084817 A JP 11084817A JP 8481799 A JP8481799 A JP 8481799A JP 2000285500 A JP2000285500 A JP 2000285500A
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敬之 山崎
Toshihiko Kiriki
俊彦 桐木
Masaya Kobayashi
雅也 小林
Toshiyuki Kojima
俊之 小嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生用光学系として、波長が短い400
nm程度の光源を用いる場合に適した光学系を搭載した
光情報記録媒体の光ピックアップ装置において、光源の
波長シフトの影響を受けないもの、または光源波長40
0nmを含む波長の異なる複数の光源に対して1つの集
光光学系で記録および/または再生する光ピックアップ
装置を得ようとする。 【解決手段】 基準として400nm程度の波長の光を
発生する光源、あるいは波長の異なる複数の光源から出
射した光束を、1つの集光光学系で情報を記録及び/ま
たは再生する光ピックアップ装置において、光学素子の
少なくとも1つの屈折面上に回折輪帯面を持たせ、屈折
率分散と回折輪帯面とによって生じる球面及び軸上色収
差をほぼ相殺させる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は光源から出射した光束を
集光光学系で情報記録面に集光させ、光情報記録媒体の
情報記録面上に情報を記録および/または再生する光情
報記録媒体の記録および/または再生用対物レンズおよ
びその光ピックアツア装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、短波長赤色レーザの実用化に伴
い、従来の光情報記録媒体(光ディスクともいう)であ
るCD(コンパクトディスク)と同程度の大きさで大容
量化させた高密度の光情報記録媒体であるDVDが製品
化されている.このDVDでは、650nmの半導体レ
ーザを使用したときの対物レンズの光ディスク側の開口
数NAを0.6〜0.65としている.なお、DVDは
トラックピッチ0.74μm、最短ビット長0.4μm
であり、CDのトラックピッチ1.6μm、最短ビット
長0.83μmに対して半分以下に高密度化されてい
る。また、上述したCD、DVDの他に、種々の規格の
光ディスク、例えばCD−R、RW(追記型コンパクト
ディスク)、VD(ビデオディスク)、MD(ミニディ
スク)、MO(光磁気ディスク)なども商品化されて普
及している。 【0003】更に最近では、半導体レーザの短波長化が
進み、発振波長400nm程度の短波長青色レーザが実
用化されようとしている。波長が短くなることで光情報
記録媒体の更なる大容量化が可能となる。一方、前述の
様な様々な光ディスクが普及しているため、400nm
を含めた複数の波長、光ディスクに対応する互換性のあ
る光ピックアップ装置および光ピックアップ用光学系が
必要とされる。しかしながら、例えばDVD用に最適化
きれた波長650nm、NA0.60の対物レンズを光
源波長400nmで使用すると、波長差による屈折率変
化により球面収差が大きく発生し、実使用上問題となる
可能性がある。 【0004】また、一般に光情報記録媒体の記録時と再
生時とでは、記録時の方が大きなレーザパワーを必要と
し、このパワーの違いにより光源波長がシフトする。光
学系の色収差が補正されていない場合には、この波長シ
フトにより集光位置が変化し、情報の記録および/また
は再生に誤りが生じる可能性がある。特に光源波長が短
くなるに従い、同じ波長シフト量に対する集光位置の変
化が顕著になるため、例えば、光源波長780nmより
は650nm、650nmよりは400nmに関して、
色収差補正の必要性が増大する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は光情報記録媒
体の光ピックアップ装置の記録再生用光学系、特に光源
として波長が従来(780nm程度、650nm程
度、)よりも短い400nm程度の光源を用いる場合に
適した光学系を実現するための手段を提供することを目
的とする。より具体的には、本発明は光源から出射した
光束を集光光学系で透明基板を介して情報記録面に集光
させ、光情報記録媒体の情報記録面上に情報を記録およ
び/または再生する光ピックアップ装置用光学系におい
て、光源の波長シフトの影響を受けないものを得ようと
する。または光源波長400nmを含む波長の異なる複
数の光源、および複数の光情報記録媒体に対して1つの
集光光学系でそれぞれの透明基板を介して情報記録面上
に情報を記録および/または再生する光ピックアップ装
置を得ようとするものである。本発明においては、情報
は音声情報および/または画像情報を含むものとする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の光ピックアップ
装置は、少なくとも波長600nm以下(特に400n
m)のGaN系半導体レーザを含む1つ、または複数の
光源から出射した光束を集光光学系で情報記録面に集光
させ、光情報記録媒体の情報記録面上に情報を記録およ
び/または再生するためのものであって、上記集光光学
系を構成する少なくとも1つの光学面上に回折輪帯を設
け、波長の相違(パワー変動時の波長シフト、または複
数光源に伴なう波長の違い)によって生じる色収差(軸
上色収差および/または球面収差の色収差)および/ま
たは透明基板の厚みの相違によって生じる球面収差を補
正するものである。複数光源を用いた有限共役型の光学
系の場合、それぞれの光源に対して最適な物像間距離と
することにより、上記球面収差の色収差を補正すること
は可能であるが、この場合は光源並びに光検出器の位置
がそれぞれの波長で異なるため1つのパッケージ内に光
源および/または光検出器を備えた集積型レーザを用い
ることは困難である。これに対して、回折型光学系を用
いる場合、球面収差のみならず軸上の色収差をも補正で
き、従って異なる波長および/または異なる厚みの透明
基板を介して、光源と透明基板の表面までの距離を共通
とすることが可能となる。すなわち集積型レーザを使用
できるため、光ピックアップ装置の小型化に大変有利で
ある。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の回折光学系は、基本的に
は両面非球面の単玉レンズであり、少なくとも一方の非
球面上には回折面を設けてある。一般に非球面屈折面で
は、ある主波長光に対して球面収差を補正した場合、主
波長光より短い波長光に対しては球面収差がアンダーと
なる。逆に回折レンズでは、ある主波長光で球面収差を
補正した場合、主波長光より短い波長で球面収差をオー
バーとすることが可能である。従って、屈折による非球
面レンズの非球面係数と、回折レンズの位相関数の係数
を適当に選んで、屈折パワーと回折パワーとを組み合わ
せることにより、波長の違いに対して球面収差を良好に
補正することが可能である。 【0008】上記球面収差の補正と同一作用を利用する
ことにより、光学面上に回折輪帯を設け、波長の違いに
対して軸上色収差を補正することができる。その際に、
対物レンズを構成するレンズ材料のアッベ数をνdとし
たとき、νd>50を満足することが望ましい。回折面
を有するレンズにおいては、2次スペクトルを小さく抑
える条件としてアツベ数の大きな材料を選ぶことが有効
であり、望ましくはνd>70とすることが更に有効で
ある。 【0009】 【実施例】以下、図面を参照して、まず、本発明の光ピ
ックアップ装置の構成を具体的に説明する。本発明の光
ピックアップ装置用光学系は、光源からの発散光束をほ
ぼ平行光に変換するためのコリメータと該平行光を光情
報記録面に集光するための対物レンズで構成してもよ
く、また光源からの発散光束の角度を発散光束または収
束光束に変換するための変換レンズ(カップリングレン
ズ)と変換レンズからの光束を光情報記録面に集光する
ための対物レンズで構成してもよく、または光源からの
発散光束を光情報記録面に集光するための対物レンズ
(有限共役型対物レンズ)のみで構成してもよい。 【0010】図1に示す光ピックアップ装置は、第1の
光ディスクの再生用の第1光源である半導体レーザ11
1と、第2の光ディスク再生用の半導体レーザ112と
を有しており、一方の光源111は波長400nmのレ
ーザ光を射出する。まず第1の光ディスクを再生する場
合、第1半導体レーザ111からビームを出射し、出射
された光束は、両半導体レーザ111、112からの出
射光の合成手段であるビームスプリッタ19を透過し、
偏光ビームスプリッタ12、コリメータ13、1/4波
長版14を透過して円偏光の平行光束となる。この光束
は絞り17によって絞られ、対物レンズ16により第1
の光ディスク20の透明基板21を介して情報記録面2
2に集光される。そして情報記録面22で情報ビットに
より変調されて反射した光束は、再び対物レンズ16、
絞り17、1/4波長板14、コリメータ13を透過し
て、偏光ビームスプリッタ12に入射し、ここで反射し
てシリンドリカルレンズ18により非点収差が与えら
れ、光検出器30上へ入射し、その出力信号を用いて、
第1光ディスク20に記録された情報の読み取り信号が
得られる。また、光検出器30上でのスポットの形状変
化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出やト
ラック検出を行う。この検出に基づいて2次元アクチュ
エータ15が第1の半導体レーザ111からの光束を第
1光ディスク20の記録面22上に結像するように対物
レンズ16を移動させると共に、半導体レーザ111か
らの光束を所定のトラックに結像するように対物レンズ
16を移動させる。 【0011】第2の光ディスクを再生する場合、第2半
導体レーザ112からビームを出射し、出射された光束
は、光合成手段であるビームスプリッタ19で反射さ
れ、上記第1半導体111からの光束と同様、偏光ビー
ムスプリッタ12、コリメータ13、1/4波長板1
4、絞り17、対物レンズ16を介して第2の光ディス
ク20の透明基板21を介して情報記録面22に集光さ
れる。そして、情報記録面22で情報ピットにより変調
されて反射した光束は、再び対物レンズ16、絞り1
7、1/4波長板14、コリメータ13、偏光ビームス
プリッタ12、シリンドリカルレンズ18を介して、光
検出器30上へ入射し、その出力信号を用いて、第2光
ディスク20に記録された情報の読み取り信号が得られ
る。また、第1の光ディスクの場合と同様、光検出器3
0上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化
を検出して、合焦検出やトラック検出を行い、2次元ア
クチュエータ15により、合焦、トラッキングのために
対物レンズ16を移動させる。 【0012】図2の光ピックアップ装置は有限共役型の
対物レンズを用いた例であり、第1の光ディスクを再生
する場合、第1半導体レーザ111は、レーザ/検出器
集積ユニット41に光検出器301およびホログラム2
31とユニット化され、第1半導体レーザ111から出
射された光束は、ホログラム231を透過し、光合成手
段であるビームスプリッタ19を経て絞り17によって
絞られ、対物レンズ16により第1の光ディスク20の
透明基板21を介して情報記録面22に集光される。そ
して、情報記録面22で情報ピットにより変調されて反
射した光束は、再び対物レンズ16、絞り17を介して
ビームスプリッタ19を透過し、ホログラム231で回
折されて光検出器301上へ入射し、その出力信号を用
いて、第1光ディスク20に記録された情報の読み取り
信号が得られる。また、光検出器301上でのスポット
の形状変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦
検出やトラック検出を行い、2次元アクチュエータ15
により、合焦、トラッキングのために対物レンズ16を
移動させる。 【0013】第2の光ディスクを再生する場合、第2半
導体レーザ112は、レーザ/検出器集積ユニット42
に光検出器302およびホログラム232とユニット化
され、第2半導体レーザ112から出射された光束は、
ホログラム232を透過し、光合成手段であるビームス
プリッタ19で反射され、絞り17、対物レンズ16を
介して第2の光ディスク20の透明基板21を介して情
報記録面22に集光される。そして、情報記録面22で
情報ピットにより変調されて反射した光束は、再び対物
レンズ16、絞り17を介して、コリメータ13を透過
し、ビームスプリッタ19で反射され、ホログラム23
2で回折されて光検出器302上へ入射し、その出力信
号を用いて、第2光ディスク20に記録された情報の読
み取り信号が得られる。また、光検出器302上でのス
ポットの形状変化、位置変化による光量変化を検出し
て、合焦検出やトラック検出を行い、この検出に基づい
て2次元アクチュエータ15により、合焦、トラッキン
グのために対物レンズ16を移動させる。 【0014】上記実施例の光ピックアップ装置において
は、波長の異なる2つの光源111および112は、そ
れぞれに集光光学系との距離を設定することが可能であ
り、それぞれの光源に対して最適な物像間距離とするこ
とにより、上記球面収差の色収差を補正することができ
る。しかし、パワー変動時の波長シフトによって生じる
色収差(軸上色収差および/または球面収差の色収差)
を補正するためには、本発明の対物レンズを用いなけれ
ばならない。 【0015】図3の光ピックアップ装置においては、第
1半導体レーザ111、第2半導体レーザ112、第1
の光検出手段301、第2の光検出手段302、ホログ
ラム23がレーザ/検出器集積ユニット43としてユニ
ット化されている。第1の光ディスクを再生する場合、
第1半導体レーザ111から出射された光束は、ホログ
ラム23のディスク側の面、コリメータ13を透過し平
行光束となる。さらに絞り17によって絞られ、対物レ
ンズ16により第1の光ディスク20の透明基板21を
介して情報記録面22に集光される。そして、情報記録
面22で情報ピットにより変調されて反射した光束は、
再び対物レンズ16、絞り17を介して、コリメータ1
3を透過し、ホログラム23のディスク側の面で回折さ
れ、第1の光源に対応した光検出器301上へ入射し、
その出力信号を用いて、第1光ディスク20に記録され
た情報の読み取り信号が得られる。また、光検出器30
1上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化
を検出して、合焦検出やトラック検出を行い、2次元ア
クチュエータ15により、合焦、トラッキングのために
対物レンズ16を移動させる。 【0016】第2の光ディスクを再生する場合、第2半
導体レーザ112から出射された光束は、ホログラム2
3の半導体レーザ側の面で回折され、、コリメータ13
を透過してほぼ平行光束となる。このホログラムの半導
体レーザ側の面は、光合成手段としての機能を果たす。
さらに絞り17、対物レンズ16を介して第2の光ディ
スク20の透明基板21を介して情報記録面22に集光
される。そして、情報記録面22で情報ピットにより変
調されて反射した光束は、再び対物レンズ16、絞り1
7を介して、コリメータ13を透過し、ホログラム23
のディスク側の面で回折されて第2の光源に対応した光
検出器302上へ入射し、その出力信号を用いて、第2
光ディスク20に記録された情報の読み取り信号が得ら
れる。また、光検出器302上でのスポットの形状変
化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出やト
ラック検出を行い、この検出に基づいて2次元アクチュ
エータ15により、合焦、トラッキングのために対物レ
ンズ16を移動させる。 【0017】図4の光ピックアップ装置においては、第
1半導体レーザ111、第2半導体レーザ112、光検
出手段30、ホログラム23がレーザ/検出器集積ユニ
ット43としてユニット化されている。第1の光ディス
クを再生する場合、第1半導体レーザ111から出射さ
れた光束は、ホログラム23を透過し、絞り17によっ
て絞られ、対物レンズ16により第1の光ディスク20
の透明基板21を介して情報記録面22に集光される。
そして、情報記録面22で情報ピットにより変調されて
反射した光束は、再び対物レンズ16、絞り17を介し
てホログラム23で回折されて光検出器30上へ入射
し、その出力信号を用いて、第1光ディスク20に記録
された情報の読み取り信号が得られる。また、光検出器
30上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変
化を検出して、合焦検出やトラック検出を行い、2次元
アクチュエータ15により、合焦、トラッキングのため
に対物レンズ16を移動させる。 【0018】第2の光ディスクを再生する場合、第2半
導体レーザ112から出射された光束は、ホログラム2
3を透過し、絞り17、対物レンズ16を介して第2の
光ディスク20の透明基板21を介して情報記録面22
に集光される。そして、情報記録面22で情報ピットに
より変調されて反射した光束は、再び対物レンズ16、
絞り17を介してホログラム23で回折されて光検出器
30上へ入射し、その出力信号を用いて、第2光ディス
ク20に記録された情報の読み取り信号が得られる。ま
た、光検出器30上でのスポットの形状変化、位置変化
による光量変化を検出して、合焦検出やトラック検出を
行い、この検出に基づいて2次元アクチュエータ15に
より、合焦、トラッキングのために対物レンズ16を移
動させる。 【0019】上記図3、図4の光ピックアップ装置のよ
うに、複数光源、複数の光情報記録媒体に対応する光学
系の場合は、光源の位置から光情報記録媒体の透明基板
の表面(光源側に面した位置)までの距離がほぼ一定で
あることが望まれる。この距離を一定とすることは複数
の光源、複数の光情報記録媒体でありながら、光源およ
び光検出器を同じ位置に設定できるため、上記43のよ
うなーつのパッケージ内に収められた集積型レーザを使
用するためには非常に有効な手段である。このための手
段として、本発明においては対物レンズ16に回折面を
設け、波長の異なる2つの光に対する屈折率の違いによ
って生じる球面収差と回折輪帯面によって生じる球面収
差をほぼ相殺(ただし、もちろん、完全に相殺されるの
が望ましい。)することによって上記の設定を可能にし
たものである。上記回折面は対物レンズに設けてもよい
が、上記コリメータ、カップリングレンズの屈折面、あ
るいは集光光学系中の他の光学素子に別途に設けても本
発明と同様の機能を持たせることが可能である。また、
本発明の回折面を有する光学素子、対物レンズはガラス
材料でもよいがより簡易に製造するためにはプラスチッ
ク材料を用いることが望ましく、製造方法としては金型
を用いた成形法で製造することが望ましい。 【0020】本発明の光ピックアップ装置は、例えばC
D、CD−R、CD−RW、CD−Video、DV
D、MD等のプレーヤ、CD−ROM、CD−R、CD
−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−
R、DVD−RW、MO等のドライブ等、あるいは異な
る複数の情報記録媒体(例えば、DVDおよびCD)に
対して、コンパーチブルなプレーや、ドライブ等、ある
いはそれらを組み込んだAV聞き、パソコン、その他の
情報端末、等の音声および/または画像の情報記録、お
よび/または、音声および/または画像の記録再生装置
に搭載することが出来る。 【0021】以下に、本発明の対物レンズの実施例を示
す。表中のrは曲率半径、dは面間隔、nは各波長での
屈折率、を示す。また、参考としてd線(λ=587.
6nm)での屈折率nd、アッベ数νdを示す。面番号
は物体(光源)位置、絞りおよび像面を含めた形で示し
てある。また本実施例では、便宜上、光情報記録媒体の
光源側に位置する透明基板の前後の2ケ所に空気間隔を
分けて表現しているが、実際には、透明基板と光情報記
録媒体は密着しているため面No.3のd値とd5の値
を加算した値が対物レンズの光情報記録媒体側面(面n
o.3)と光情報記録媒体の透明基板の光源側面(面n
o.4)との間隔に相当する。また、非球面形状は 【数1】 但し、Zは光軸方向の軸、hは光軸と垂直方向の軸、光
の進行方向を正とし、R0は近軸曲率半径、κは非球面
の円錐係数、Aは非球面係数、2iは非球面のべき数で
ある。回折面は位相関数として表し、 【数2】 但し、hは光軸と垂直方向の高さ、Bは位相差関数の係
数である。尚、位相関数の単位はラジアンで表してい
る。各実施例の光路図、球面収差図、波面収差図は図5
ないし図44に示す。 【0022】 実施例1 f=3.33 像側 NA 0.685 倍率 -0.195 (波長λ=400nm±10nm) 【表1】 非球面1 κ = -0.5027565 非球面2 κ = 2.503575 A4 = -0.0019104717 A4 = 0.012063602 A6 = -7.4930245×10-5 A6 = -0.0013634367 A8 = -1.3265355×10-5 A8 = 0.00014868461 A10= 1.0974353×10-6 A10= -1.1989422×10-5 A12= -4.6589068×10-7 A12= 5.6591558×10-7 回折面1 B2 =-207.3368 B4 = -4.2904142 B6 = -0.25309102 B8 = 0.062699251 B10= -0.0045385085 【0023】 実施例2 f=3.33 像側 NA 0.685 倍率 0 (波長λ=400nm±10nm) 【表2】 非球面1 κ = -0.7813306 非球面2 κ = 0.6896752 A4 = 0.0011652745 A4 = 0.028622197 A6 = 0.0020665355 A6 = -0.0060981014 A8 = -0.00037767406 A8 = 0.00071312169 A10= 3.9578258×10-5 A10= -2.7834376×10-5 A12= -1.6529953×10-6 A12= 1.6431626×10-7 回折面1 B2 = -39.652866 回折面2 B2 =-134.1328 B4 = -15.261226 B4 = -31.53723 B6 = 12.620054 B6 = 10.925784 B8 = -3.0572352 B8 = -1.133956 B10= 0.27238281 B10= -0.055293544 【0024】 実施例3 f=3.33 像側 NA 0.6 倍率 -0.194 (波長λ=650nmのとき) f=3.21 像側 NA 0.6 倍率 -0.186 (波長λ=400nmのとき) 【表3】 非球面1 κ = -0.1229661 非球面2 κ = -4.977821 A4 = -0.0045136722 A4 = 0.017966169 A6 = -0.0011932048 A6 = -0.0096419886 A8 = -0.00011889525 A8 = 0.0040681354 A10= 5.2170051×10-5 A10= -0.00088940426 A12= -8.8491063×10-6 A12= 8.2414489×10-5 回折面1 B2 = 0 B4 = -4.2753525 B6 = 0.99270163 B8 = -0.26148055 B10= 0.021664686 【0025】 実施例4 f=3.33 像側 NA 0.6 倍率 -0.195 (波長λ=650nmのとき) f=3.30 像側 NA 0.6 倍率 -0.193 (波長λ=400nmのとき) 【表4】 非球面1 κ = -0.1683752 非球面2 κ = -4.658439 A4 = -0.0036103899 A4 = 0.017371735 A6 = -0.0012304872 A6 = -0.0093532536 A8 = -9.2275704×10-5 A8 = 0.0039624523 A10= 5.5269048×10-5 A10= -0.00085784003 A12= -9.145077×10-6 A12= 7.6960635×10-5 回折面1 B2 =-107.11989 B4 = -1.6920264 B6 = -0.13518583 B8 = 0.029778631 B10= -0.0029217121 【0026】 実施例5 f=3.33 像側 NA 0.6 倍率 -0.281 (波長λ=650nmのとき) f=3.28 像側 NA 0.6 倍率 -0.276 (波長λ=400nmのとき) 【表5】 非球面1 κ = 1.171692 非球面2 κ = 8.204191 A4 = -0.0012993496 A4 = 0.011645015 A6 = -0.001786858 A6 = -0.0088150587 A8 = 0.00015834437 A8 = 0.0035977832 A10= 1.6222785×10-5 A10= -0.00071482631 A12= -5.4320624×10-6 A12= 5.3448562×10-5 回折面1 B2 =-259.61717 B4 = 0.57213377 B6 = -1.8219446 B8 = 0.51808221 B10= -0.051155436 【0027】 実施例6 f=3.33 像側 NA 0.65 倍率 -0.194 (波長λ=650nmのとき) f=3.28 像側 NA 0.65 倍率 -0.187 (波長λ=400nmのとき) 【表6】 非球面1 κ = -0.5612186 非球面2 κ = 2.642691 A4 = -0.0026459732 A4 = 0.01516177 A6 = -1.4367526×10-6 A6 = -0.0017358455 A8 = -7.9843987×10-5 A8 = 0.00031705817 A10= 1.8352979×10-5 A10= -4.5806347×10-5 A12= -2.6192672×10-6 A12= 3.4578588×10-6 回折面1 B2 = 0 B4 = -2.335367 B6 = -0.29844059 B8 = 0.07238748 B10= -0.006909101 【0028】 実施例7 f=2.80 像側 NA 0.50 倍率 -0.201 (波長λ=780nmのとき) f=2.69 像側 NA 0.52 倍率 -0.196 (波長λ=400nmのとき) 【表7】 非球面1 κ = -0.85891 非球面2 κ = -19.346514 A4 = -3.1051×10-3 A4 = -6.48118×10-3 A6 = -1.5048×10-3 A6 = 3.76084×10-3 A8 = 4.4419×10-4 A8 = -8.27872×10-4 A10= -4.8483×10-5 A10= -6.41536×10-5 回折面1 B2 = 0 B4 = -9.3525 B6 = 3.4047×10-1 B8 = 9.5660×10-4 B10= -3.0287×10-3 【0029】 【発明の効果】本発明は、上記のように、集光光学系注
の光学素子、特にその対物レンズに回折面を設けること
により、400nmのような短波長光源に対応し、該光
源の±10nm程度の波長シフトのみならず、従来使用
されていた650nmや780nm程度の光源に対して
も、各実施例の波面収差に見るように、同一光学系で十
分な収差補正をすることが出来たものである。特に、図
4に示す光ピックアップ装置においては、2つの半導体
レーザのうち、一方を光軸上に配設すると、他方は光軸
から外れ、対物レンズに光束が斜入射するが、このよう
に像高が生じた場合にも十分に対応できることが明らか
である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の光ピックアップ装置の第1の実施例の
構成を示す光路図である。 【図2】本発明の光ピックアップ装置の第2の実施例の
構成を示す光路図である。 【図3】本発明の光ピックアップ装置の第3の実施例の
構成を示す光路図である。 【図4】本発明の光ピックアップ装置の第4の実施例の
構成を示す光路図である。 【図5】本発明の光ピックアップ装置の対物レンズの第
1の実施例の構成を示す光路図である。 【図6】上記対物レンズの第1実施例の球面収差図であ
る。 【図7】上記対物レンズの第1実施例の400nm波長
光に対する波面収差図である。 【図8】上記対物レンズの第1実施例の410nm波長
光に対する波面収差図である。 【図9】上記対物レンズの第1実施例の390nm波長
光に対する波面収差図である。 【図10】本発明の光ピックアップ装置の対物レンズの
第2の実施例の構成を示す光路図である。 【図11】上記対物レンズの第2実施例の球面収差図で
ある。 【図12】上記対物レンズの第2実施例の400nm波
長光に対する波面収差図である。 【図13】上記対物レンズの第2実施例の410nm波
長光に対する波面収差図である。 【図14】上記対物レンズの第2実施例の390nm波
長光に対する波面収差図である。 【図15】本発明の光ピックアップ装置の対物レンズの
第3の実施例の構成を示す650nm波長光に対する光
路図である。 【図16】上記対物レンズの第3実施例の400nm波
長光に対する光路図である。 【図17】上記対物レンズの第3実施例の650nm波
長光に対する球面収差図である。 【図18】上記対物レンズの第3実施例の400nm波
長光に対する球面収差図である。 【図19】上記対物レンズの第3実施例の650nm波
長光に対する波面収差図である。 【図20】上記対物レンズの第3実施例の400nm波
長光に対する波面収差図である。 【図21】本発明の光ピックアップ装置の対物レンズの
第4の実施例の構成を示す650nm波長光に対する光
路図である。 【図22】上記対物レンズの第4実施例の400nm波
長光に対する光路図である。 【図23】上記対物レンズの第4実施例の650nm波
長光に対する球面収差図である。 【図24】上記対物レンズの第4実施例の400nm波
長光に対する球面収差図である。 【図25】上記対物レンズの第4実施例の650nm波
長光に対する波面収差図である。 【図26】上記対物レンズの第4実施例の400nm波
長光に対する波面収差図である。 【図27】本発明の光ピックアップ装置の対物レンズの
第5の実施例の構成を示す650nm波長光に対する光
路図である。 【図28】上記対物レンズの第5実施例の400nm波
長光に対する光路図である。 【図29】上記対物レンズの第5実施例の650nm波
長光に対する球面収差図である。 【図30】上記対物レンズの第5実施例の400nm波
長光に対する球面収差図である。 【図31】上記対物レンズの第5実施例の650nm波
長光に対する波面収差図である。 【図32】上記対物レンズの第5実施例の400nm波
長光に対する波面収差図である。 【図33】本発明の光ピックアップ装置の対物レンズの
第6の実施例の構成を示す650nm波長光に対する光
路図である。 【図34】上記対物レンズの第6実施例の400nm波
長光に対する光路図である。 【図35】上記対物レンズの第6実施例の650nm波
長光に対する球面収差図である。 【図36】上記対物レンズの第6実施例の400nm波
長光に対する球面収差図である。 【図37】上記対物レンズの第6実施例の650nm波
長光に対する波面収差図である。 【図38】上記対物レンズの第6実施例の400nm波
長光に対する波面収差図である。 【図39】本発明の光ピックアップ装置の対物レンズの
第7の実施例の構成を示す400nm波長光に対する光
路図である。 【図40】上記対物レンズの第7実施例の780nm波
長光に対する光路図である。 【図41】上記対物レンズの第7実施例の400nm波
長光に対する球面収差図である。 【図42】上記対物レンズの第7実施例の780nm波
長光に対する球面収差図である。 【符号の説明】 111 第1半導体レーザ 112 第2半
導体レーザ 12 ビームスプリッタ 13 コリメー
タ 14 1/4波長板 15 2次元ア
クチュエータ 16 対物レンズ 17 絞り 18 シリンドリカルレンズ 19 ビームス
プリッタ 20 光ディスク 21 透明基板 22 情報記録面 23,231,232 ホログラム 30,301,302 光検出器 41,42,43 レーザ/検出器集積ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 雅也 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 小嶋 俊之 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2H049 BA07 CA01 CA05 CA09 CA15 CA17 CA20 5D119 AA41 BA01 EC01 EC45 EC47 FA08 JA09 JA43 JB04 LB10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 光源から出射した光束を集光光学系で光
    情報記録媒体の情報記録面上に集光させ、情報記録面上
    に情報を記録及び/または情報記録面上の情報を再生す
    る光ピックアップ装置において、 上記光源に600nm以下の波長の光を発生する光源を
    有すると共に、上記集光光学系を構成する光学素子の少
    なくとも1つの屈折面上に輪帯状の回折面を設けたこと
    を特徴とする光情報記録媒体用光ピックアップ装置 【請求項2】 請求項1において、上記600nm以下
    の波長の光を発生する光源は、±10nm以下の波長シ
    フトを発生し、該光源の波長シフトに伴う屈折率分散に
    よって生じる球面収差及び軸上色収差と、上記輪帯状の
    回折面によって生じる球面収差及び軸上色収差とが、ほ
    ぼ相殺することを特徴とする光情報記録媒体用光ピック
    アップ装置 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2の光情報記録
    媒体用光ピックアップ装置において、 上記集光光学系は、上記600nm以下の波長の光を発
    生する光源からの発散光束を光情報記録媒体の情報記録
    面上に集光する有限共役型である対物レンズであること
    を特徴とする光情報記録媒体用光ピックアップ装置 【請求項4】 波長の異なる複数の光源を備え、各光源
    から出射した光束を1つの集光光学系を用いて光情報記
    録媒体の透明基板を介して情報記録面上に集光させ、情
    報記録面上に情報を記録及び/または情報記録面上の情
    報を再生する光ピックアップ装置において、 上記複数の光源のうち少なくとも1つに600nm以下
    の波長の光を発生する光源を有すると共に、上記集光光
    学系を構成する光学素子の少なくとも1つの屈折面上に
    輪帯状の回折面を設けたことを特徴とする光情報記録媒
    体用光ピックアップ装置 【請求項5】 請求項4において、上記600nm以下
    の波長の光を発生する第一の光源から上記集光光学系を
    介した光情報記録媒体の透明基板の光源側面までの距離
    と、上記複数の光源のうち、上記第一の光源と波長の異
    なる少なくとも1つの第二の光源から前記集光光学系を
    介した光情報記録媒体の透明基板の光源側面までの距離
    とをほぼ同等としたことを特徴とする光情報記録媒体用
    光ピックアップ装置 【請求項6】 請求項5において、上記2つの光源の波
    長の相違に伴う屈折率分散によって生じる球面収差と、
    上記輪帯状の回折面によって生じる球面収差とが、ほぼ
    相殺するようにされていることを特徴とする光情報記録
    媒体用光ピックアップ装置 【請求項7】 請求項5において、上記2つの光源の波
    長の相違に伴う屈折率分散によって生じる球面収差及び
    軸上色収差と、上記輪帯状の回折面によって生じる球面
    収差及び軸上色収差とが、ほぼ相殺するようにされてい
    ることを特徴とする光情報記録媒体用光ピックアップ装
    置 【請求項8】 請求項5において、上記2つの光源の波
    長の相違に伴う屈折率分散によって生じる球面収差及び
    上記2つの光源がそれぞれ用いられる光情報記録媒体の
    透明基板の厚みの相違によって生じる球面収差と、上記
    輪帯状の回折面によって生じる球面収差とが、ほぼ相殺
    するようにされていることを特徴とする光情報記録媒体
    用光ピックアップ装置 【請求項9】 請求項5において、上記2つの光源の波
    長の相違に伴う屈折率分散によって生じる球面収差、軸
    上色収差及び上記2つの光源がそれぞれ用いられる光情
    報記録媒体の透明基板の厚みの相違によって生じる球面
    収差と、上記輪帯状の回折面によって生じる球面収差及
    び軸上色収差とが、ほぼ相殺するようにされていること
    を特徴とする光情報記録媒体用光ピックアップ装置 【請求項10】 請求項4ないし請求項7の何れかにお
    いて、上記第一の光源が用いられる光情報記録媒体の透
    明基板の厚みと上記第二の光源が用いられる光情報記録
    媒体の透明基板の厚みとは異なることを特徴とする光情
    報記録媒体用光ピックアップ装置 【請求項11】 請求項4ないし請求項10の何れかに
    おいて、上記集光光学系に設けられた対物レンズは、上
    記第一の光源および上記第二の光源のうち、少なくとも
    一方の光源からの発散光束を情報記録面上に集光する有
    限共役型であることを特徴とする光情報記録媒体用光ピ
    ックアップ装置 【請求項12】 請求項1、請求項2及び請求項4ない
    し請求項10の上記輪帯状の回折面を上記集光光学系に
    設けられた対物レンズの少なくとも1つの面に設けたこ
    とを特徴とする光情報記録媒体用光ピックアップ装置 【請求項13】 請求項3あるいは請求項11におい
    て、上記輪帯状の回折面を上記対物レンズの少なくとも
    1つの面に設けたことを特徴とする光情報記録媒体用光
    ピックアップ装置 【請求項14】 請求項12あるいは請求項13におい
    て、上記輪帯状の回折面が少なくとも1つの面に設けて
    ある対物レンズは、ガラスレンズであることを特徴とす
    る光情報記録媒体用光ピックアップ装置 【請求項15】 請求項12あるいは請求項13におい
    て、上記輪帯状の回折面が少なくとも1つの面に設けて
    ある対物レンズは、プラスチックレンズであることを特
    徴とする光情報記録媒体用光ピックアップ装置 【請求項16】 請求項14あるいは請求項15におい
    て、上記輪帯状の回折面が少なくとも1つの面に設けて
    ある対物レンズは、成形により作成されたことを特徴と
    する光情報記録媒体用光ピックアップ装置 【請求頃17】 請求項4、請求項10及び請求項12
    ないし請求項16の何れかにおいて、上記対物レンズを
    構成するレンズ材料のアッべ数をνdとしたとき、νd
    >50であることを特徴とする光情報記録媒体用光ピッ
    クアップ装置 【請求項18】 請求項4、請求項10及び請求項12
    ないし請求項16の何れかにおいて、上記対物レンズを
    構成するレンズ材料のアッべ数をνdとしたとき、νd
    >70であることを特徴とする光情報記録媒体用光ピッ
    クアップ装置 【請求項19】 請求項1ないし請求項18の何れかの
    上記光情報記録媒体用光ピックアップ装置を搭載したこ
    とを特徴とする音声および/または画像の記録、および
    /または、音声および/または画像の記録再生装置 【請求項20】 少なくとも、600nm以下の波長の
    光を発生する光源を備え、該光源から出射した光束を集
    光光学系で光情報記録媒体の情報記録面上に集光させ、
    情報記録面上に情報を記録及び/または情報記録面上の
    情報を再生する光ピックアップ装置用の対物レンズであ
    って、輪帯状の回折面が少なくとも1つの面に設けてあ
    ることを特徴とする対物レンズ
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