JP2000284603A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2000284603A JP11089339A JP8933999A JP2000284603A JP 2000284603 A JP2000284603 A JP 2000284603A JP 11089339 A JP11089339 A JP 11089339A JP 8933999 A JP8933999 A JP 8933999A JP 2000284603 A JP2000284603 A JP 2000284603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液体現像剤に含まれる溶媒の拡散を最小限に抑
制し、かつ溶媒の効率的な回収、安定な現像特性の実現
を図ったカラー画像形成装置を提供する 【解決手段】感光ドラム1に帯電器2−1〜2−4と露
光用レーザビーム3−1〜3−4の照射により静電潜像
を形成し、この静電潜像を現像器4−1〜4−4により
絶縁性の溶媒中に微粒の色剤を混合させた液体現像剤で
現像して可視像を生成し、この可視像をヒータを内蔵し
た転写ローラ6を用いて記録用9上に転写するカラー画
像形成装置において、溶媒蒸気発生源となる転写ローラ
6を囲むように隔壁11を設けて溶媒蒸気の拡散を防止
し、さらに隔壁11の転写ローラ6に対向する面の少な
くとも一部を冷却面として、その冷却面を隔壁11の内
部の雰囲気温度よりも低い温度に冷却する冷却機構を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のカ
ラー画像形成装置に係り、特に現像剤として絶縁性溶媒
中に微粒の色剤を混合させてなる液体現像剤を用いたカ
ラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置の中でも、
液体現像剤を用いたいわゆる湿式の画像形成装置は、乾
式の画像形成装置では実現できない利点を有しており、
近年その価値が見直されつつある。(a)サブミクロン
サイズの極めて微細なトナーを用いることができるた
め、高画質を実現できること、(b)少量のトナーで十
分な画像濃度が得られるため、経済的である上に印刷
(例えばオフセット印刷)並みの質感を実現できるこ
と、(c)比較的低温でトナーを記録用紙に定着できる
ため省エネルギを実現できること、などが乾式画像形成
装置に対する湿式画像形成装置の主な利点である。
【0003】一方、従来の液体トナーを現像剤とする湿
式電子写真技術には、いくつかの本質的な問題点が含ま
れており、そのために長い間、乾式電子写真技術の独壇
場を許してきた。そのーつに、静電潜像を現像するため
高抵抗ないしは絶縁性の石油系溶媒をキャリア溶媒とす
る液体現像剤を用いなければならないという問題があ
る。画像形成プロセスにおいて、この溶媒は極めて早く
消費されるため、溶媒タンクの頻繁な交換が必要とな
り、メンテナンス性を悪化させる。
【0004】このため、現像後に感光ドラム表面より余
剰溶媒を掻き取るためのスクイーズローラを設け、少し
でも必要の無い溶媒は回収して再利用するなどの処置が
必要である。同時に、この溶媒の揮発による臭気や人体
へのアレルギ作用なども問題となるため、溶媒は装置内
においてできるだけ回収し、機外へ出さないことが望ま
しい。
【0005】液体現像剤を用いる画像形成装置において
は、良質の画像を保持するために、感光ドラム上に直接
記録用紙を接触させて画像の転写を行うのではなく、感
光ドラム上の画像をいったん転写ドラムのような転写ロ
ーラに移し替え、転写ローラ上の画像を記録用紙に圧力
をかけて接触させることで転写させる間接的転写方法が
一般に用いられる。この場合、感光ドラムと転写ドラム
との間に電界もしくは圧力をかけて、感光ドラム上の画
像を転写ドラム上に移動させ易くする。
【0006】このようなプロセスにおいては、加熱され
ている転写ドラム上で溶媒の蒸発が起こり、蒸気化した
溶媒(溶媒蒸気)が装置外に排出されると、前述したよ
うに臭気やアレルギの問題を起こす可能性がある。そこ
で、転写ドラム上で発生した溶媒蒸気の拡散を防ぐ必要
がある。
【0007】また、液体現像剤を用いる画像形成装置に
おいては、良質画像の形成条件を維持しつつ、現像剤消
費の効率化と環境への配慮を両立させる必要があり、そ
のために溶媒蒸気が装置に漏れ出ないようにし、かつ溶
媒蒸気を液化して回収し現像剤溶媒として再利用するこ
とが必要である。現像剤溶媒の回収、再利用をいかに効
率よく行い、かつ溶媒の外部への漏洩を最小に抑えるか
が液体現像剤を用いる湿式画像形成装置の最大の課題で
ある。
【0008】この要求に対して、例えば装置内部の空気
をフィルタに通すことにより溶媒蒸気を減じる方法が考
えられている。この場合、溶媒蒸気の回収の方法として
は、活性炭のような吸着材を用いたフィルタの内部に装
置内部の循環空気を誘導し、溶媒蒸気を吸着材に吸着さ
せた後、再び装置内に戻すか、もしくは外部に排出する
などがある。この方法では溶媒蒸気の再利用は全く考慮
されていないため、溶媒の消費量が極めて大きくなる
上、通常これらフィルタの寿命は無限ではなく、吸着す
る溶媒の量によって決まるため、溶媒蒸気量が多いと速
やかにフィルタの性能の劣化が始まり、頻繁な交換を余
儀なくされる。また、装置内に飛び散った蒸気はフィル
タで吸着される前にあちこちに凝集し、装置に対して致
命的なダメージを与えることも考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、液体
現像剤を用いる画像形成装置においては、現像剤に含ま
れる溶媒を効率良く回収して再利用し、また溶媒蒸気を
装置外に出さないということが望まれているが、従来の
技術ではこれらの要求に十分に応えることができなかっ
た。
【0010】本発明は、液体現像剤に含まれる溶媒の拡
散を最小限に抑制し、かつ溶媒の効率的な回収、安定な
現像特性の実現を図ることができる液体現像剤を用いた
カラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は溶媒の蒸発領域に溶媒蒸気の拡散を防止す
る隔壁を設けることを基本的な特徴とする。
【0012】すなわち、本発明に係るカラー画像形成装
置は、潜像保持体上に静電潜像を形成し、この静電潜像
を絶縁性の溶媒中に微粒の色剤を混合させた液体現像剤
により現像して可視像とし、この可視像を像担持体上に
転写するカラー画像形成装置であって、蒸気が蒸発する
溶媒蒸気発生源を囲むように設けられた隔壁と、この隔
壁の溶媒蒸気発生源に対向する面の少なくとも一部を冷
却面とし、該冷却面を該隔壁の内部の雰囲気温度よりも
低い温度に冷却する冷却機構とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】ここで、隔壁は溶媒蒸気の拡散を防止する
ためのものであり、実質的に気密の構造、つまり空気が
自由に出入りできないか、もしくは出入りしにくい構造
であることが望ましい。冷却面は隔壁の溶媒蒸気発生源
に対向する面のうち、溶媒蒸気発生源に最も近接した面
であることが望ましい。溶媒蒸気発生源は、転写の補助
を行うための比較的低温の熱源である加熱手段を内蔵し
た転写手段であってもよいし、潜像保持体の表面をクリ
ーニングする加熱手段を有するクリーニング手段であっ
てもよく、またその両方であってもよい。また、隔壁の
冷却面に凝集し付着した溶媒を回収する溶媒回収機構、
さらには該溶媒回収機構により回収された溶媒を現像手
段に再循環させる手段を備えることが望ましい。
【0014】装置の筐体に空気を循環する空気取り入れ
部、および筐体より外部へ空気を放出する空気放出口以
外の開口部分は、通常は空気を遮断する密閉可能構造で
あって、空気取り入れ部および空気放出口には溶媒蒸気
を吸収可能で、かつ交換可能なフイルタが設置されるこ
とが好ましい。
【0015】このように本発明のカラー画像形成装置で
は、溶媒蒸気発生源を囲むように隔壁を設置することで
溶媒蒸気の拡散を防止できる共に、隔壁内部の溶媒蒸気
発生源に対向する面の少なくとも一部を冷却面として、
隔壁内部より低い温度に保つことにより、この冷却面に
接触する溶媒蒸気を瞬時に液化凝集させ、その溶媒の液
滴を積極的に回収することで、溶媒蒸気の極めて効率の
良い回収と、溶媒蒸気濃度の低減を同時に実現すること
が可能となる。
【0016】本発明に係る他のカラー画像形成装置は、
潜像保持体上に潜像を形成し、この潜像を絶縁性の溶媒
中に微粒の色剤を混合させた液体現像剤により現像して
可視像とし、この可視像を像担持体上に転写するカラー
画像形成装置であって、潜像保持体上に付着した溶媒を
蒸発させる加熱手段と、この加熱手段を内包するように
設けられた隔壁と、この隔壁の内部の溶媒を回収する溶
媒回収機構とを備えたことを特徴とする。
【0017】このように潜像保持体上に残存する溶媒を
加熱させて積極的に気化蒸発させた後、溶媒を回収し、
現像手段に再循環させる手段を備えることにより、溶媒
を効率的よく再利用できる。
【0018】
【発明の実施形態】以下、図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1に、本発明の第1の実施形態に
係るカラー画像形成装置の構成を示す。潜像保持体とし
ての感光ドラム1は、円筒状の導電性基体上に有機系も
しくはアモルファスシリコン系の感光層を設けて構成さ
れ、図示しないモータにより矢印方向に回転されつつ、
以下のように感光ドラム1の回転移動方向(以下、副走
査方向という)に離間した感光ドラム1上の4個所の位
置に配置されている帯電・露光・現像ステーションを順
次通過する。
【0019】感光ドラム1は、まずコロナ帯電器もしく
はスコロトロン帯電器からなる第1帯電器2−1により
感光層が均一に帯電された後、帯電器2−1の副走査方
向前方において第1の色画像情報(例えばイエロー画像
データ)に従って変調された第1露光用レーザビーム3
−1が照射されることによって露光され、感光層表面に
第1の静電潜像が形成される。この後、第1色(例えば
イエロー)の液体現像剤が収納された第1現像器4−1
によって、第1露光用レーザビーム3−1により形成さ
れた静電潜像が現像され、静電潜像に付着した液体現像
剤もしくはトナーからなる第1色の可視像が形成され
る。
【0020】こうして静電潜像に付着した液体現像剤も
しくはトナーによる第1色の可視像を転写装置5によっ
て像担持体である記録用紙9に転写してもよいが、ここ
では引き続き次の露光・現像工程に移る。すなわち、感
光ドラム1は引き続き第2帯電器2−2により均一に帯
電され、さらに第2の色画像情報(例えばマゼンタ画像
データ)により変調された第2露光用レーザビーム3−
2により、第1の静電潜像が形成された位置と同一位置
に第2の静電潜像が形成された後、第1現像器4−1に
収納されている液体現像剤とは異なる第2色(例えばマ
ゼンタ)の液体現像剤を収納した第2現像器4−2によ
って現像され、第2色の可視像が形成される。従って、
この現像の後には、感光ドラム1上には第1色の可視像
と第2色の可視像が重ね合わせられて形成されている。
【0021】以下、同様に第3帯電器2−3による均一
帯電、第3の色画像情報(例えばシアン画像データ)に
より変調された第3露光用レーザビーム3−3による第
3の静電潜像形成、第3現像器4−3による第3色(例
えばシアン)の可視像の形成が順次行われ、さらに第4
帯電器2−4による均一帯電、第4の色画像情報(例え
ば、黒画像データ)により変調された第4露光用レーザ
ビーム3−4による第4の静電潜像形成、第4現像器4
−4による第4色(例えば黒)の可視像の形成が順次行
われる。
【0022】このようにして感光ドラム1上に、例えば
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の4色の可視像が重ね合わせられて、フルカラー
画像が形成される。この感光ドラム1上のカラー画像
は、転写装置5によって記録用紙9上に転写される。こ
の際、感光ドラム1上のカラー画像を直接記録用紙9に
転写してもよいが、ここでは中間転写媒体である転写ロ
ーラ6を介して記録用紙9に転写するようにしている。
【0023】感光ドラム1から転写ローラ6への転写、
および転写ローラ6から記録用紙9への転写において
は、いずれも電界による転写、もしくは圧力(及び熱)
による転写のいずれかを用いることができる。液体現像
剤は一般に室温で記録用紙に定着できるものも多いが、
例えば図1に示すように加圧ローラ7などを加熱して、
熱による定着を行ってもよい。感光ドラム1は、転写ロ
ーラ6により転写が行われた後、クリーナ8により表面
に残存している現像剤が除去される。以上述べたような
カラー画像形成プロセスは、例えば米国特許第5,57
0,173号明細書などに開示されている。
【0024】ところで、感光ドラム1上のカラー画像を
転写ローラ6に電界転写で転写する場合には、感光ドラ
ム1上に微量の溶媒が残存している方が転写がスムーズ
に行われることは、前述した通りである。この感光ドラ
ム1上の溶媒は、転写ローラ6にも付着し、ここから蒸
発する。この溶媒蒸気をそのまま放置すると、装置内に
飛び散る可能性があるため、本実施形態では以下に説明
する溶媒回収機構を設けている。
【0025】すなわち、図1に示すように転写ローラ6
の転写ポイントを中心とした位置に、転写ローラ6を囲
むように溶媒蒸気の拡散を防止するための隔壁11が設
けられている。隔壁11の内部では後に詳しく説明する
ように溶媒蒸気が液化され、その溶媒液が掻き集められ
て現像剤供給タンク10に回収される。現像剤供給タン
ク10に回収された溶媒液は色剤と混合され、現像器4
−1〜4−4に再循環されることにより再利用される。
【0026】カラー画像形成装置全体は筐体12に収容
され、溶媒蒸気が装置外に漏れ出るのを防止している。
この筐体12は、図示しないが筐体12の内部に空気を
循環する空気取り入れ部、および筐体12より外部へ空
気を放出する空気放出口以外の開口可能部分は、空気を
遮断する密閉可能構造である。そして、空気取り入れ部
および空気放出口には、溶媒蒸気を吸収可能であり、か
つ交換可能なフィルタが設置される。
【0027】図2に、本実施形態における隔壁11を含
む要部、すなわち感光ドラム1上のカラー画像が転写ロ
ーラ6により記録用紙9に転写される部分の拡大断面図
を示す。隔壁11は、その内部がほぼ気密となるように
構成されている。すなわち、感光ドラム1および転写ロ
ーラ6と隔壁11との間は、極めて微小の隙間が空いて
いるが、全体の体積に対して極めて小さいため、この部
分から出入りできる気体の量は無視し得るほど微小であ
り、実質的に気密状態となっている。
【0028】転写ローラ6の内部には、転写ポイントに
おいて転写がより容易にできるようにヒータ20が内蔵
され、このヒータ20により転写ローラ6が内側から暖
められている。このため、感光ドラム1上のカラー画像
が転写ローラ6に接触する際に、周りの微小溶媒は暖め
られて蒸発する。カラー画像を構成するトナーは半溶融
の状態となり、転写ローラ6に密着して感光ドラム1の
表面から剥離し、転写ローラ6から記録用紙9に移され
る。
【0029】転写ローラ6上では、最初の接触で蒸気と
ならなかった残りの溶媒が全て十分な熱を受けて蒸発
し、記録用紙9に溶媒が付着することはほとんど無い。
転写ローラ6を用いずに感光ドラム1から記録用紙9に
直接転写を行うプロセスにおいては、感光ドラム1の表
面で溶媒を十分に飛ばしてから記録用紙9ヘの転写を行
うのが効果的な場合もある。
【0030】転写ローラ9を用いるか否かによらず、上
記のようにプロセス上で残留した溶媒膜は比較的高濃度
の蒸気となって、感光ドラム1の表面から装置内に拡散
し、凝集して問題を発生するおそれがある。また、これ
らの溶媒蒸気を活性炭等を用いたフィルタで全て除去し
ようとすると、極めて速やかにフィルタの許容吸収量を
超えてしまうため、頻繁にフィルタの交換を必要とす
る。さらに、装置内に拡散した溶媒蒸気を回収しようと
しても、拡散されてしまった後では濃度が低すぎるた
め、効率の良い回収は極めて難しい。
【0031】これに対し、本実施形態では隔壁11が溶
媒蒸気発生源となる転写ローラ6の周囲を覆うことによ
り、空気の自由な流れを妨げているため、溶媒蒸気は装
置の他の部分に拡散しにくい。
【0032】図2を用いて本実施形態の構成をさらに詳
しく説明すると、隔壁11内の溶媒蒸気発生源である転
写ローラ6に対向する面、特に転写ローラ6に最も近接
した図中左右(感光ドラム1の回転方向前後)の両側面
には、冷却面21が配されている。冷却面21は熱伝導
性の良い材質により作られており、その背面に冷却機
構、この例では冷却フィン22が当接されている。さら
に、本実施形態では冷却の効果を上げるため、ファン2
3により冷却フィン22に風を当てることができるよう
に構成されている。
【0033】前述したように、転写ローラ6の表面で溶
媒がヒータ20によって暖められることにより溶媒蒸気
が発生するが、そのときの溶媒蒸気近傍の雰囲気温度
は、装置内の平均的雰囲気温度以上になっている。従っ
て、冷却面21が装置内部の平均的温度を維持していれ
ば、冷却面21に当たった溶媒蒸気は冷却され、溶媒は
再び冷却面21上に凝集する。
【0034】冷却面21は冷却フイン22に当接されて
いるため、その表面はフィン22の周辺の雰囲気温度に
保たれる。言い換えれば、冷却面21は隔壁11の外周
部周囲の温度以下には下がらない。このため、冷却面2
1に水蒸気が同時に結露してくることがなく、冷却面2
1には溶媒のみが結露することになる。そこで、この結
露した溶媒の液滴を回収すれば、そのまま現像剤溶媒と
して容易に再利用することが可能である。なお、冷却面
21を隔壁11外部の周囲温度に保つ手段として、ヒー
トパイプのような効率的な熱伝導手段を用いて外部のフ
ィンと接続することも効果的である。
【0035】このようにして冷却面21に結露した溶媒
蒸気はやがて溶媒液の膜となり、冷却面21全体を覆
う。この溶媒液の膜は、外部と冷却面21との間の断熱
材として作用し、新たな蒸気がこの上に結露しにくくな
ってゆく。その結果、新たに発生する溶媒蒸気は結露す
ることなく隔壁11の内部に充満し、やがて外部に漏れ
てゆくことになる。
【0036】そこで、本実施形態では図3に示すように
冷却面21の表面を定期的に掻き取るワイパ30が設け
られている。ワイパ30は、耐溶媒性のある弾性体、例
えば耐油性ウレタンのブレードにより構成され、図示し
ない駆動機構により直線往復運動を行うことにより、冷
却面21上の溶媒液の液滴からなる膜を隔壁11の図で
左右両端(または片端でもよい)に掻き寄せることがで
きる。こうして掻き寄せられた溶媒液は、隔壁11の両
端部分に設置された溶媒液回収ポケット31に集められ
て回収され、画像形成プロセスに再循環されることにな
る。
【0037】溶媒液回収ポケット31に集められた溶媒
は、上述したように水分を含まないため、図1中に示し
たように現像剤供給タンク10に供給され、ここで色剤
と混合された後、現像器4−1〜4−4に現像剤として
再循環されることにより、そのまま再利用することがで
きる。
【0038】このように本実施形態のカラー画像形成装
置では、現像剤の溶媒蒸気の拡散を防止する隔壁11を
設け、その内部の冷却面21で溶媒蒸気を結露させ、回
収することにより、極めて回収効率の良い溶媒蒸気回収
機構を実現している。
【0039】また、高濃度の溶媒蒸気を効率よく回収し
液化することにより、隔壁11内に残存する溶媒蒸気濃
度は所定量以上に上がることがないため、これを二次処
理で除去することは比較的容易である。例えば、フィル
タで取り除く方法を採用しても、従来の方法に比べ残存
溶媒の量も少なく、フィルタの寿命も大幅に延ばすこと
ができる。もし極めて濃度が低いのであれば、装置内に
そのまま拡散させることも可能である。
【0040】なお、上記の説明では転写ローラ6を溶媒
蒸気発生源としたが、クリーナ8がヒータを内蔵したも
のである場合は、ここでも溶媒蒸気が発生するので、同
様に隔壁を含む溶媒回収機構を設けることが望ましい。
また、図1に破線で示す位置にヒータを内蔵したクリー
ナ13を設けた場合も、ここに隔壁を含む溶媒回収機構
を設けることが好ましい。
【0041】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態に係るカラー画像形成装置の隔壁部の部分拡
大図を示している。本実施形態は、感光ドラム1上で現
像液を気化蒸発させて溶媒蒸気を隔壁部の内壁に相当す
るローラに付着させ、効率的に溶媒蒸気を回収するもの
である。カラー画像形成装置全体の基本構成は、第1の
実施形態と同様であるので、説明を省く。
【0042】本実施形態の隔壁部40は、感光ドラム1
上の一部に配置され、熱により感光ドラム1上に付着し
た現像液溶媒を気化し蒸発させるためのヒートローラ4
1を内包するように形成された隔壁42と、この隔壁4
2に回転自在に支持され、隔壁42の内外に気体の漏れ
がないように配置されている掻き落としローラ43a,
43b,43cと、隔壁部40の内側に付着した現像液
溶媒を掻き落とすブレード部44a,44b,44c
と、掻き落とされた現像液溶媒を集めて回収する回収ポ
ート45a,45bとで構成されている。
【0043】掻き落としローラ43a,43b,43c
は、図示しない駆動部によって図中矢印46a,46
b,46cの方向に回転駆動されている。また、隔壁4
2ならびに掻き落としローラ43a,43b,43c
は、図示しない温度調節機器によって常温もしくは装置
内平均温度に維持されている。
【0044】このような構成の隔壁部30においては、
蒸気化した現像液溶媒48を回転駆動される掻き落とし
ローラ43a,43b,43cの表面に隔壁部40の内
側で積極的に付着させ、付着した現像液溶媒をブレード
部44a,44b,44cによって回収ポート45a,
45bから図中矢印47a,47bの方向に回収するこ
とができる。
【0045】本実施形態によれば、掻き落としローラ4
3a,43b,43cを回転駆動することによって、現
像液溶媒で濡れていないフレッシュな面が常に供給され
るので、掻き落としローラ43a,43b,43cへの
現像液溶媒の付着が促進され、効率的に現像液溶媒を回
収することが可能である。また、掻き落としローラ43
a,43b,43cが回収ポート45a,45bの方向
に回転していることにより、積極的に付着した現像液溶
媒を運ぶことができる。さらに、隔壁42および回収ポ
ート45a,45bに傾斜を付けているので、自然に現
像液溶媒が回収される。
【0046】ヒートローラ41は、図4に示した形状に
限定されるものではなく、感光ドラム1の外周の一部で
感光ドラム1上に付着した現像液溶媒を気化蒸発させる
ことができるような赤外線ヒータなどの熱供給手段であ
ってもよい。
【0047】また、図4では隔壁42と掻き落としロー
ラ43a,43b,43cのシールが必要であるが、ブ
レード部44a,44b,44cおよび現像液溶媒の流
路が確保されていれば、掻き落としローラ43a,43
b,43c全体を覆った隔壁を構成してもよい。この場
合、隔壁4と掻き落としローラ43a,43b,43c
のシールが不要となり、より簡単な構成の隔壁部が構成
される。
【0048】本実施形態の現像剤回収機構は、簡単な構
成で隔壁内部に付着した現像液溶媒を効率的に回収する
ことができ、通常の回転駆動部品を用いることで、特別
な回転制御装置も不要となり、信頼性の高い機構とな
る。
【0049】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態に係る現像剤回収機構の部分拡大図を示して
いる。本実施形態は、第2の実施形態と同様に感光ドラ
ム1上で蒸発した現像液溶媒を隔壁部の内壁に相当する
ローラに付着させ、効率的に結露した現像液溶媒を回収
するようにしたものである。カラー画像形成装置全体の
基本構成は、第1の実施形態と同様であるので、説明を
省く。
【0050】本実施形態の隔壁部50は、感光ドラム1
上の一部に配置され、熱により感光ドラム1上に付着し
た現像液溶媒を気化蒸発させるためのたヒートローラ5
1を内包するように形成された隔壁52と、この隔壁5
2に回転中心を隔壁52の内側に位置させて回転自在に
支持されるとともに、隔壁52の内外に気体の漏れがほ
ぼないように配置された掻き落としローラ53a,53
b,53cと、隔壁部50の内側で掻き落としローラ5
3a,53b,53cの表面に付着した現像液溶媒を掻
き落とすブレード部54a,54b,54cと、掻き落
とされた現像液溶媒を集めて回収する回収ポート55と
で構成されている。
【0051】掻き落としローラ53a,53b,53c
は、図示しない駆動部によって図中矢印56a,56
b,56cの方向に回転駆動されている。また、隔壁5
2ならびに掻き落としローラ53a,53b,53c
は、図示しない温度調節機器によって常温もしくは機体
内平均温度に維持されている。
【0052】このような構成の隔壁部50においては、
気化した現像液溶媒を回転中心が隔壁52の内側に配置
されている掻き落としローラ53a,53b,53cの
隔壁部50の内側に積極的に付着させ、この付着した現
像液溶媒をブレード部54a,54b,54cによって回
収ポート55から図中矢印57の方向に回収することが
できる。
【0053】本実施形態による現像剤溶媒回収機構は、
掻き落としローラ53a,53b,53cの回転によ
り、現像液溶媒に濡れていないフレッシュな面が常に供
給されるので、掻き落としローラ53a,53b,53
cへの現像液溶媒の付着が促進され、効率的に現像液溶
媒を回収することが可能であるばかりか、掻き落としロ
ーラ53a,53b,53cの回転中心を隔壁52の内
側に配置することにより溶媒付着面積を大きくすること
ができるので、第2の実施形態に比較してより効果的に
溶媒を回収することができる。
【0054】ヒートローラ51は、図5に示した形状に
限定されるものではなく、感光ドラム1の外周の一部で
感光ドラム1上に付着した現像液溶媒を気化することが
できるような赤外線ヒータなどの熱供給可能手段であっ
てもよい。
【0055】このように本実施形態は、掻き落としロー
ラの回転中心を隔壁の内側に配置することにより溶媒付
着面積を大きくするという簡単な構成で、隔壁内部に付
着する現像液溶媒を効率的に回収するものである。本実
施形態の構成は、通常の回転駆動部品を用いることで、
特別な回転制御装置も不要となり、信頼性の高い溶媒回
収機構となる。
【0056】(第4の実施形態)図6は、本発明の第4
の実施形態に係る現像剤回収機構の部分拡大図を示して
いる。本実施形態は、第2、第3の実施形態と同様に、
感光ドラム1上で蒸発した現像液溶媒を隔壁部の内壁に
相当するローラに付着させ、効率的に結露した現像液溶
媒を回収するものである。
【0057】本実施形態の隔壁部60は、感光ドラム1
上の一部に配置され、熱により感光ドラム1上に付着し
た現像液溶媒を気化蒸発させるためのヒートローラ61
を内包するように形成された隔壁62と、この隔壁62
に回転自在に支持され、隔壁62に内包するように配置
されている掻き落としローラ63と、隔壁部60の内側
で掻き落としローラ63に付着した現像液溶媒を掻き落
とすブレード部64と、掻き落とされた現像液溶媒を集
めて回収する回収ポート65とで構成されている。
【0058】掻き落としローラ63は、図示しない駆動
部によって図中矢印66の方向に回転駆動されている。
また、隔壁62および掻き落としローラ63は、図示し
ない温度調節機器によって常温もしくは装置内平均温度
(+α)に維持されている。
【0059】このような構成の隔壁部60においては、
気化蒸発した現像液溶媒を回転駆動された掻き落としロ
ーラ63に積極的に付着させ、この付着した現像液溶媒
をブレード部64によって回収ポート65から図中矢印
67の方向に回収することができる。
【0060】本実施形態によれば、掻き落としローラ6
3を回転駆動することによって、ブレードに掻き落とさ
れたフレッシュな面が常に溶媒蒸気にさらされるので、
現像液溶媒の付着が促進され、効率的に現像液溶媒を回
収することが可能であるばかりか、掻き落としローラ6
3は隔壁62の中に完全に入り込んでいるので、隔壁6
2外とのシール部が不要となって構成がより簡単にな
り、隔壁部60に摺動部のない信頼性の高い現像剤溶媒
回収機構を提供できる。
【0061】さらに、本実施形態ではヒートローラ61
の近傍に掻き落としローラ63を配置することができる
ので、現像剤溶媒の蒸発後すぐに一定温度に維持されて
いる掻き落としローラ63のローラ面に溶媒蒸気分子が
衝突し、効果的に結露させることができる。
【0062】(第5の実施形態)図7に、本発明の第5
の実施形態に係る要部の構成を示す。本実施形態におい
ては、溶媒蒸気発生源である転写ローラ6の周囲を覆う
隔壁は、感光ドラム1の移動方向に対して前後を覆うケ
ース70および左右を覆うケース71と、ケース70,
71の図で上側(感光ドラム1と対向する側)を覆うよ
うに配置されたベルト72から構成されている。ベルト
72はエンドレスで2本のシャフト73に張られ、ベル
ト72の下の面が転写ローラ6から離れる方向へ図示し
ない駆動装置で移動する。さらに、ケース70にはベル
ト72の下の面と接触するように弾性体のブレード74
が取り付けられている。
【0063】次に、図8を用いてベルト72の移動によ
って溶媒蒸気を回収する動作を説明する。ここでは、転
写ローラ6の感光ドラム1移動方向上流側だけを示して
いるが、下流側でも同様な状況が生じている。感光ドラ
ム1の表面にトナー像とともに付着して搬送されてきた
溶媒は、転写ローラ6により加熱され、蒸気となる。こ
の溶媒蒸気は上方へ拡散し、大部分が隔壁上面のベルト
72の下面に付着し、その場で冷却され凝集して液滴7
5となる。
【0064】ここで、ベルト72は図中矢印A方向に移
動しているので、液滴75はブレード74に掻き取ら
れ、図中一点鎖線Bの方向に流れ落ちる。ベルト72は
ブレード74を通過することで、溶媒液滴の付着してい
ない状態に戻り、そのまま移動することで、常に溶媒液
滴の着いていない状態で溶媒蒸気発生部を覆うことがで
きる。このため、前に説明したように印刷動作に伴って
発生する溶媒蒸気を連続的に効率よく回収することがで
きる。また、ベルト72を図示しないファンにより空気
を吹きかけたりフィンと接触させることにより冷却する
と、溶媒蒸気の回収効率は更に良くなる。
【0065】図9は、ブレード74で掻き取った溶媒液
滴の回収経路について説明する図である。図9に示すよ
うに、転写ローラ6の前後を覆うケース70の内壁に
は、傾斜を持たせた樋76が設けられており、転写ロー
ラ6の左右を覆うケース71には、樋76の下側の端部
と接する部分に穴77が開いている。このため、ブレー
ド74で掻き落とされた溶媒液滴は樋76に流れ落ち、
樋76を伝つて穴77から循環経路に戻される。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば現
像剤の溶媒蒸気を隔壁によって封じ込め、これを冷却液
化して回収する機構を有しているため、湿式カラー画像
形成装置のプロセスにおいて発生する溶媒蒸気を極めて
効果的に回収することが可能となる。従って、装置内に
溶媒が飛散したり、装置外に多量の溶媒蒸気が漏れる等
の悪影響を極めて小さくすることが可能であり、溶媒の
利用効率が非常によく、かつ安全性に優れた湿式カラー
画像形成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るカラー画像形
成装置の構成を示す図
【図2】 同実施形態における溶媒回収機構の構成を示
す図
【図3】 同実施形態におけるワイパ機構の構成を示す
【図4】 本発明の第2の実施形態における溶媒回収機
構の構成を示す図
【図5】 本発明の第3の実施形態における溶媒回収機
構の構成を示す図
【図6】 本発明の第4の実施形態における溶媒回収機
構の構成を示す図
【図7】 本発明の第5の実施形態における溶媒回収機
構の構成を示す図
【図8】 同実施形態における溶媒滴の掻き取り機構の
構成を示す図
【図9】 同実施形態における溶媒液滴の回収経路を示
す図
【符号の説明】 1…感光ドラム(潜像保持体) 2−1〜2−4…帯電器 3−1〜3−4…露光用レーザビーム 4−1〜4−4…現像器 5…転写装置 6…転写ローラ 7…加圧ローラ 8,13…クリーナ 9…記録用紙(像担持体) 10…現像剤供給タンク 11…隔壁 12…筐体
フロントページの続き (72)発明者 廣木 正士 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 2H030 AD01 AD03 AD18 BB02 BB23 BB27 BB38 BB42 BB46 BB71 2H032 AA14 BA04 BA07 BA21 BA23 BA30 2H034 AA06 BC01 BF01 DA01 DA02 DA04 EA01 2H074 AA03 BB42 BB50 BB54 BB60 BB73 EE07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像保持体と、該潜像保持体上に潜像を形
    成する潜像形成手段と、該潜像を絶縁性の溶媒中に微粒
    の色剤を混合させた液体現像剤により現像して可視像を
    得る現像手段と、該可視像を像担持体上に転写する転写
    手段とを有するカラー画像形成装置において、 前記溶媒が蒸発する溶媒蒸気発生源を囲むように設けら
    れる隔壁と、 前記隔壁の前記溶媒蒸気発生源に対向する面の少なくと
    も一部を冷却面とし、該冷却面を該隔壁の内部の雰囲気
    温度よりも低い温度に冷却する冷却機構とを備えたこと
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記溶媒蒸気発生源は、加熱手段を内蔵し
    た前記転写手段、および前記潜像保持体の表面をクリー
    ニングする加熱手段を有するクリーニング手段の少なく
    とも一方であることを特徴とする請求項1記載のカラー
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記隔壁の前記溶媒蒸気発生源に対向する
    面のうち、該溶媒蒸気発生源に最も近接した面を前記冷
    却面とすることを特徴とする請求項1記載のカラー画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記隔壁の冷却面に凝集し付着した溶媒を
    回収する溶媒回収機構をさらに備えることを特徴とする
    請求項1または3記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】潜像保持体と、該潜像保持体上に潜像を形
    成する潜像形成手段と、該潜像を絶縁性の溶媒中に微粒
    の色剤を混合させた液体現像剤により現像して可視像を
    得る現像手段と、該可視像を像担持体上に転写する転写
    手段とを有するカラー画像形成装置において、 前記潜像保持体上に付着した溶媒を蒸発させる加熱手段
    と、 前記加熱手段を内包するように設けられた隔壁と、 前記隔壁の内部の溶媒を回収する溶媒回収機構とを備え
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記溶媒回収機構により回収された溶媒を
    前記現像手段に再循環させる手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項4または5記載のカラー画像形成装
    置。
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