JP2000283359A - 管接続構造 - Google Patents

管接続構造

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JP2000283359A
JP2000283359A JP11093292A JP9329299A JP2000283359A JP 2000283359 A JP2000283359 A JP 2000283359A JP 11093292 A JP11093292 A JP 11093292A JP 9329299 A JP9329299 A JP 9329299A JP 2000283359 A JP2000283359 A JP 2000283359A
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pipe
rubber
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sealing
tube
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Hisahiro Shimizu
久廣 清水
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴムジョイントを外周面から締め付けて固定
するクランプを用いることなく、樹脂ホースをゴムジョ
イント内部に嵌入させるだけで簡単に接続することがで
きる管接続構造を提供する。 【解決手段】ゴムジョイント14より硬質の樹脂ホース
10の端部外周面に環状の抜止用の係止突起24と環状
のシール用突起26とを設ける一方、ゴムジョイント1
4の内周面に掛止突起24に対応する環状の係止溝32
を設け、樹脂ホース10をゴムジョイント14内部に嵌
入させた状態でシール用突起26をゴムジョイント14
の平滑な内周面に食い込ませてシールを行わせるととも
に、係止突起24を係止溝32に係止させて抜止めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車のバキュー
ムブレーキホースの接続等に好適な管接続構造に関す
る。
【0002】
【発明の背景】従来、自動車のブレーキブースタの倍力
作用のためにエンジンの負圧源とブレーキブースタとを
バキュームブレーキホースで連絡し、負圧源で発生した
負圧をバキュームブレーキホースを通じてブレーキブー
スタに導くことが行われている。
【0003】かかるバキュームブレーキホースとして、
従来ゴムホースが用いられているが、このゴムホースの
場合重量が重く、またコスト高であるといった問題があ
る。
【0004】そこでこのバキュームブレーキホースを樹
脂化することが考えられている。しかしながら、樹脂ホ
ースの場合弾性が乏しいことから振動吸収能力が小さ
く、単に従来のゴム製のバキュームブレーキホースを樹
脂製のバキュームブレーキホースに代えただけであると
振動や音を伝えてしまう問題がある。
【0005】そこで樹脂製のバキュームブレーキホース
を短管状のゴムジョイントにて相手側に連結することが
考えられる。このようにした場合ゴムジョイントの部分
で振動吸収することが可能となり、ホースの樹脂化に伴
う振動や音の伝達の問題を回避することが可能となる。
【0006】但しこの場合、ゴムジョイントと樹脂化し
たバキュームブレーキホース及び相手側の接続部、通例
は金属パイプとを互いに固定手段で固定することが必要
となる。
【0007】その固定手段として図5に示しているよう
にクランプ206を用い、このクランプ206にてゴム
ジョイントを締め付ける方法が一般的である。即ち短管
状のゴムジョイント200の互いに反対側端から樹脂製
のバキュームブレーキホース202と相手側のパイプ
(通常金属パイプ)204とを嵌入させた上、ゴムジョ
イント200の両端部外周面をクランプ206で締め付
けることで、ゴムジョイント200とバキュームブレー
キホース202及び相手側のパイプ204とを締結固定
する方法が用いられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なクランプ206を用いてゴムジョイント200と相手
側管即ち樹脂製のバキュームブレーキホース202及び
パイプ204とを締付固定すると、締結部品としてのク
ランプ206が必要となって所要部品点数が多くなって
しまうのに加えてクランプ206によって重量が重くな
り、またクランプ206による締結固定の工程が余分に
必要となり、ホース202の組付工数が全体として多く
なってしまう。
【0009】しかも上記バキュームブレーキホース20
2の場合、自動車のエンジンルーム内の限られた狭い空
間内でクランプ206による締結固定作業を行わなけれ
ばならないため、同作業が手間のかかる難しい作業とな
る。
【0010】以上バキュームブレーキホースを代表例と
して説明したが、同様の問題はゴム管とこれより硬質管
とを接続するに際して共通に生じ得る問題である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の管接続構造はこ
のような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1の管接続構造は、ゴム管の内部に該ゴム
管よりも硬質の相手側管を嵌入させて接続する管接続構
造であって、前記相手側管の端部外周面に前記ゴム管の
接続側の端部内径よりも大径の環状の抜止用の係止突起
と環状のシール用突起とを設ける一方、該ゴム管の内周
面の該係止突起に対応する位置に抜止用の環状の係止溝
を設け、該相手側管を該ゴム管内部に嵌入させた状態で
前記シール用突起を該ゴム管の内周面に食い込ませてシ
ールを行わせるとともに、該係止突起を該係止溝に係止
させて抜止めするようになしたことを特徴とする。
【0012】請求項2の管接続構造は、請求項1に記載
の管接続構造において、前記係止突起は、前記挿入側端
から反対側端に向って軸方向に進むにつれて大径化する
挿入ガイド面と、該ガイド面の頂部から鋭角に立ち下が
る係止面とを有する断面三角形状をなしているとともに
前記係止溝が対応する断面三角形状をなしていることを
特徴とする。
【0013】請求項3の管接続構造は、ゴム管の内部に
該ゴム管よりも硬質の相手側管を嵌入させて接続する管
接続構造であって、前記相手側管に半径方向外方に膨出
する形態のバルジ部を設ける一方、前記ゴム管の内周面
には該バルジ部に対応する位置において半径方向内方に
突出する環状の且つ内径が該バルジ部よりも小径のシー
ル用突部を設けるとともに、軸方向の異なった位置に前
記相手側管の挿入側端から反対側端に向って傾く薄肉ひ
れ状の環状の且つ内径が該相手側管の外周面よりも小径
の抜止フィンを設け、該相手側管の嵌入状態の下で前記
バルジ部を前記シール用突部に食い込ませてシールを行
わせるとともに、該抜止フィンの係止作用で該相手側管
とゴム管とを抜止めするようになしたことを特徴とす
る。
【0014】請求項4の管接続構造は、請求項3に記載
の管接続構造において、前記シール用突部は内周面が軸
方向に平滑な面とされていることを特徴とする。
【0015】請求項5の管接続構造は、請求項1〜4の
何れかに記載の管接続構造において、前記ゴム管が短管
状のゴムジョイントであることを特徴とする。
【0016】請求項6の管接続構造は、請求項1〜5の
何れかに記載の管接続構造において、前記相手側管が樹
脂管であることを特徴とする。
【0017】請求項7の管接続構造は、請求項1〜5の
何れかに記載の管接続構造において、前記相手側管が金
属パイプであることを特徴とする。
【0018】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は硬質の相
手側管の端部外周面に環状の抜止用の係止突起とシール
用突起とを設ける一方、ゴム管内周面に係止溝を設け、
相手側管をゴム管内部に嵌入させた状態でシール用突起
をゴム管内周面に食い込ませてシールさせ、また係止突
起を係止溝に係止させて抜止めするようになしたもの
で、本発明の管接続構造によれば、ただ単に相手側管を
ゴム管内部に嵌入させるだけで同時にシールと抜止めを
なすことができる。
【0019】即ちゴム管と相手側管とのシール及び固定
のためにクランプを用いてゴム管を締付固定するといっ
たことは必要でなく、従ってクランプを不要となし得る
とともにクランプによる締付工程を省略できる。これに
より部品点数を削減できるとともにクランプの分だけ重
量を軽減することができる。
【0020】また本発明の管接続構造の場合、相手側管
をただ単にゴム管内部に嵌入させるだけで接続作業がで
きるため、例えば自動車のエンジンルーム内において限
られた狭いスペースで接続作業を行う場合にも容易にこ
れを行うことができる。
【0021】請求項2の管接続構造は、上記係止突起を
挿入側端から反対側端に向って進むにつれ大径化する挿
入ガイド面とその挿入ガイド面の頂部から鋭角に立ち下
がる係止面とを有する断面三角形状となすとともに係止
溝をこれに対応した断面三角形状となしたもので、この
請求項2の管接続構造の場合、係止突起の存在にも拘ら
ず相手側管をゴム管に対して、挿入ガイド面の案内作用
で円滑に挿入することができる。而して挿入後において
は鋭角に立ち下がる係止面の係止作用によって、効果的
に相手側管とゴム管との抜けを阻止することができる。
【0022】一方請求項3の管接続構造は、相手側管に
半径方向外方に膨出する形態のバルジ部を設け、またゴ
ム管の側には半径方向内方に突出する環状のシール用突
部と薄肉ひれ状の弾性を有する抜止フィンを設け、相手
側管を嵌入させた状態でバルジ部をシール用突部に食い
込ませてシールさせるとともに、抜止フィンの係止作用
でゴム管と相手側管とを抜止めするようになしたもの
で、この管接続構造においてもクランプ及びこれを用い
た締付固定の作業工程を省略でき、別途部品としてのク
ランプを不要化できるとともに重量軽減することができ
る。
【0023】またこの請求項3の管接続構造において
も、ただ単に相手側管をゴム管内部に挿入するだけでシ
ールと抜止めとをなすことができ、狭い空間内でも極め
て簡単に接続作業を行うことができる。
【0024】ここで上記シール用突部は、内周面を軸方
向に平滑な面となしておくことができる(請求項4)。
また上記ゴム管は短管状のゴムジョイントとなすことが
でき、更にまた相手側管を樹脂管とし又は金属パイプと
成すことができる(請求項5,請求項6,請求項7)。
【0025】本発明は、特にバキュームブレーキホース
とゴムジョイントとの接続に適用して好適である。或い
はまたそのゴムジョイントと負圧源又はブレーキブース
タ側の接続部となるパイプとの接続に適用して好適であ
る。但し自動車用の燃料系ホースであるベンチレーショ
ンホース,エバポレーションホース等のホースの接続や
その他の自動車用ホース或いは自動車用以外のホースと
ゴムジョイント等ゴム管との接続に適用することも可能
である。
【0026】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は樹脂製のバキュームブ
レーキホースであって、12はこれを連結すべき負圧源
又はブレーキブースタ側に設けられた管接続部としての
金属パイプ、14はそれら金属パイプ12とバキューム
ブレーキホース(以下単にホースと略す)との連結用の
短管状のゴムジョイントである。
【0027】ここでゴムジョイント14はせいぜいその
長さが100mmまでである。但し最小長さ寸法は40
mm以上である。この点は以下の実施例においても同様
である。この例において、ホース10は蛇腹部16を有
しており、全体としてその蛇腹部16により可撓性を有
している。尚ホース10は平滑ホースで且つ曲げ成形加
工を施したものであっても良い。
【0028】図2にゴムジョイント14とホース10及
び金属パイプ12との接続構造が具体的に示してある。
同図に示しているように金属パイプ12は軸方向2箇所
において半径方向外方に膨出する形態のバルジ部18を
有している。一方ホース10は端部が直管部20とされ
ている。この直管部20には軸方向所定位置に環状のス
トッパ部22が形成されている。このストッパ部22は
ゴムジョイント14への嵌入量を規定するものである。
【0029】直管部20には、このストッパ部22より
端部側において外周面に環状の抜止用の係止突起24
と、同じく環状の2つのシール用突起26とが突出形成
されている。
【0030】ここで係止突起24は断面三角形状を成し
ている。詳しくは挿入側端(図中左端)から反対側端に
進むにつれて大径化する挿入ガイド面(この例ではテー
パ面)24Aと、その頂部から鋭角に立ち下がるストッ
パ面24Bとを有する尖った三角形状を成している。但
し係止突起24は上記断面三角形状以外の断面形状、例
えば丸形状,四角形状等とすることも可能である。尚、
上記シール用突起26も係止突起24と同様の断面形状
をなしている。またそれらの外径も同様とされている。
但し場合によって係止突起24とシール用突起26との
形状を異ならせることも可能である。
【0031】ゴムジョイント14は、ホース10側が内
径,外径ともに大径をなす大径部28とされ、また金属
パイプ12側が内径,外径ともに小径をなす小径部30
とされている。
【0032】大径部28の側は、その内周面が全体とし
て軸方向に平滑な面とされているとともに、軸端近傍位
置に上記係止突起24に対応した断面三角形状の環状の
係止溝32が形成されている。この係止溝32もまた断
面三角形状以外の形状、例えば丸,四角形状等とするこ
とも可能である。尚、ホース10側の上記係止突起24
及びシール用突起26は何れも大径部28の内径よりも
大径に形成されている。
【0033】一方、小径部30には内周面且つ奥部に半
径方向内方に突出する環状の且つ上記金属パイプ12に
おけるバルジ部18より小径のシール用突部34が設け
られている。ここでシール用突部34はその内周面が軸
方向に平滑な面とされている。小径部30には、更にそ
の内周面に薄肉ひれ状の環状の3つの抜止フィン36が
一体に形成されている。ここで抜止フィン36は、先端
の内径が金属パイプ12の外周面径よりも小径とされて
おり、且つ何れも図中右向きに即ち金属パイプ12の挿
入側端から反対側端に向って傾斜した形状とされてい
る。
【0034】本例の管接続構造では、ホース10をゴム
ジョイント14内部に嵌入させると、図2(B)に示し
ているように環状のシール用突起26がゴムジョイント
14の内周面、具体的には大径部28の平滑な内周面に
食い込んだ状態となって弾性的に密着接触し、ゴムジョ
イント14とホース10との間をシールする。
【0035】また抜止用の係止突起24がゴムジョイン
ト14の係止溝32に嵌まり込んで係止した状態とな
り、その係止作用によりゴムジョイント14とホース1
0とが軸方向に抜止めされる。即ちこの接続構造では、
相手側管としてのホース10をただ単にゴムジョイント
14内部に嵌入させるだけでシールと固定とを併せて行
うことができる。
【0036】また一方金属パイプ12を反対側からゴム
ジョイント14内部に嵌入させると、金属パイプ12先
端側のバルジ部18が小径部30におけるシール用突部
34の内周面に食い込んだ状態となって、そこにおいて
金属パイプ12とゴムジョイント14との間のシールが
行われる。
【0037】またゴムジョイント14における薄肉ひれ
状の抜止フィン36が金属パイプ12の外周面に密着し
た状態となる。上記のようにこれら複数の抜止フィン3
6は金属パイプ12の挿入方向に傾いた形状をなしてお
り、従って金属パイプ12をゴムジョイント14内部に
嵌入させる際にそれら抜止フィン36は実質上抵抗とは
ならず、従って少ない力で容易にこれをゴムジョイント
14内部に嵌入させることができる。
【0038】一方金属パイプ12に対して抜方向の力が
働くと、このとき抜止フィン36が寝た姿勢から垂直に
立ち上がる向きに変形し、これにより抜止フィン36の
端部の内径が狭まって、金属パイプ12外周面との間に
大きな抵抗力を発生させる。また同時に抜止フィン36
と金属パイプ12表面との接触面積が増大して金属パイ
プ12外周面との摩擦力を増大させる。そして抜止フィ
ン36のこれらの作用によって金属パイプ12とゴムジ
ョイント14とが良好に抜止めされる。
【0039】このように本例の管接続構造の場合、金属
パイプ12をただ単にゴムジョイント14内部に嵌入さ
せるだけでシールと抜止めとを併せて果たすことができ
る。
【0040】上記のように本例の管接続構造によれば、
ゴムジョイント14とホース10とのシール及び固定の
ためのクランプ及びこれを用いた締付固定作業を不要と
なし得、クランプ分の重量を軽減することができるとと
もに、自動車のエンジンルーム内の狭いスペース内でも
容易に接続作業を行うことができる。
【0041】更に金属パイプ12とゴムジョイント14
とを接続するに際してもクランプ及びクランプによる締
付作業を必要とせず、クランプ分の重量を軽減できると
ともに接続作業をワンタッチで簡単になし得、自動車の
エンジンルーム内の限られた狭いスペースでも容易に接
続作業をすることができる。
【0042】尚、上記ゴムジョイント14におけるシー
ル用突部34は他の形態で形成することもできる。例え
ば図3に示しているようにこのシール用突部34の軸方
向中間位置に環状溝37を形成し、その環状溝37の縁
部を金属パイプ12のバルジ部18に弾性接触させてシ
ールを行うこともできる。
【0043】或いはまた図2におけるゴムジョイント1
4の抜止フィン36を、図3に示しているように2条或
いは1条等図2の3条より少ない条数で形成することも
できるし、逆に4条以上の多数条に形成することもでき
る。また図1及び図2の金属パイプ12はあくまで一例
を示したに過ぎないもので、図4に示しているようにバ
ルジ部18が一箇所にだけ設けられている金属パイプ或
いは3箇所にバルジ部18が設けられている金属パイプ
12その他形態の金属パイプ12の接続に際して本発明
の接続構造は適用可能である。
【0044】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上記実施例ではホース10
の外周面に抜止用係止突起24とシール用突起26を設
ける一方、ゴムジョイント14の側に係止溝32を設け
て、それらによりシールと抜止めを成すようにしている
が、場合によってホース10の側に金属パイプ12にお
けるようなバルジ部18を形成する一方、ゴムジョイン
ト14の、ホース10側の部分にシール用突部34と抜
止フィン36とを設け、ホース10の嵌入状態の下でそ
れらによりシールと抜止めとをなすようにすることもで
きる。
【0045】或いはまた逆に金属パイプ12に係止突起
24とシール用突起26を設ける一方、ゴムジョイント
14の対応する部分に係止溝32を設け、それらによっ
てシールと抜止めとを成すようにすることも可能である
し、また金属パイプ12に代えて樹脂管等の硬質管を用
いることも可能である。
【0046】また上記実施例ではゴム管として短管状の
ゴムジョイント14を例としたが、長尺状のゴムホース
に対して相手側管を接続する際に本発明を適用すること
も可能である等、本発明はその主旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象の一例であるバキュームブレ
ーキホースをゴムジョイントにて金属パイプに連結した
状態で示す図である。
【図2】図1のゴムジョイントの接続構造を具体的に示
した図である。
【図3】本発明の他の実施例の接続構造を示す図であ
る。
【図4】図1乃至図3における金属パイプの他の形態例
を示す図である。
【図5】本発明の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
10 バキュームブレーキホース 12 金属パイプ 14 ゴムジョイント 18 バルジ部 24 係止突起 24A 挿入ガイド面 24B ストッパ面 26 シール用突起 32 係止溝 34 シール用突部 36 抜止フィン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム管の内部に該ゴム管よりも硬質の相
    手側管を嵌入させて接続する管接続構造であって、 前記相手側管の端部外周面に前記ゴム管の接続側の端部
    内径よりも大径の環状の抜止用の係止突起と環状のシー
    ル用突起とを設ける一方、該ゴム管の内周面の該係止突
    起に対応する位置に抜止用の環状の係止溝を設け、該相
    手側管を該ゴム管内部に嵌入させた状態で前記シール用
    突起を該ゴム管の内周面に食い込ませてシールを行わせ
    るとともに、該係止突起を該係止溝に係止させて抜止め
    するようになしたことを特徴とする管接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管接続構造において、
    前記係止突起は、前記挿入側端から反対側端に向って軸
    方向に進むにつれて大径化する挿入ガイド面と、該ガイ
    ド面の頂部から鋭角に立ち下がる係止面とを有する断面
    三角形状をなしているとともに前記係止溝が対応する断
    面三角形状をなしていることを特徴とする管接続構造。
  3. 【請求項3】 ゴム管の内部に該ゴム管よりも硬質の相
    手側管を嵌入させて接続する管接続構造であって、 前記相手側管に半径方向外方に膨出する形態のバルジ部
    を設ける一方、前記ゴム管の内周面には該バルジ部に対
    応する位置において半径方向内方に突出する環状の且つ
    内径が該バルジ部よりも小径のシール用突部を設けると
    ともに、軸方向の異なった位置に前記相手側管の挿入側
    端から反対側端に向って傾く薄肉ひれ状の環状の且つ内
    径が該相手側管の外周面よりも小径の抜止フィンを設
    け、該相手側管の嵌入状態の下で前記バルジ部を前記シ
    ール用突部に食い込ませてシールを行わせるとともに、
    該抜止フィンの係止作用で該相手側管とゴム管とを抜止
    めするようになしたことを特徴とする管接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の管接続構造において、
    前記シール用突部は内周面が軸方向に平滑な面とされて
    いることを特徴とする管接続構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の管接続構
    造において、前記ゴム管が短管状のゴムジョイントであ
    ることを特徴とする管接続構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の管接続構
    造において、前記相手側管が樹脂管であることを特徴と
    する管接続構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の何れかに記載の管接続構
    造において、前記相手側管が金属パイプであることを特
    徴とする管接続構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100586415B1 (ko) 2004-08-04 2006-06-08 주식회사 디씨피 지관 연결장치
CN104455886A (zh) * 2014-11-11 2015-03-25 贵州黔南科技塑业有限公司 一种等径管连接结构
JP2020165714A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 密閉性検査方法及び密閉性検査システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100586415B1 (ko) 2004-08-04 2006-06-08 주식회사 디씨피 지관 연결장치
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