JP2000282645A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2000282645A
JP2000282645A JP11092292A JP9229299A JP2000282645A JP 2000282645 A JP2000282645 A JP 2000282645A JP 11092292 A JP11092292 A JP 11092292A JP 9229299 A JP9229299 A JP 9229299A JP 2000282645 A JP2000282645 A JP 2000282645A
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JP
Japan
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box body
roof
inner box
roofing material
outer box
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JP11092292A
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Shogo Kono
正吾 幸野
Tomohisa Kimura
友久 木村
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 美観を高めかつ施工性を向上しうる換気装置
を提供する。 【解決手段】 屋根Rの上に配されかつ屋根葺材Eを載
せる屋根下地に形成された屋根裏に通じる屋根開口を経
て家屋内部を換気する換気装置1であって、下開口の箱
体状をなしかつ下端部2aを前記屋根下地Cに前記屋根
開口Dを囲んで水密状態に固着した内ボックス体2と、
この内ボックス体2を目隠ししてかつ下端縁3eを前記
屋根葺材E上に位置させて該内ボックス体2に取り付け
られる外ボックス体3とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美観を高めかつ施
工性を向上しうる換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図9に示すように、屋根a
の上に配されて家屋内部を換気する換気装置bが知られ
ている。この換気装置bは、例えば屋根下地cに形成さ
れた屋根開口dを囲む下開口のボックス状一体型ユニッ
トにより形成される。またこの換気装置bは、その下端
部b1を屋根下地cに対して例えばビス等により固定さ
れるとともに、瓦等の屋根葺材eの施工後に、該屋根葺
材eと換気装置bの足元とを板金部材fなどを用いて水
密状態に止水される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな換気装置bは、板金部材fなどの止水部材が外部に
露出するため家屋の美観を損ないやすい。また、板金部
材fを用いて屋根葺材eと換気装置bの足元とを止水す
るものでは、施工性及び作業能率が悪いという問題があ
る。さらに換気装置bは、屋根葺材eの厚さhが種々異
なる場合、各厚さに応じて足元形状の異なる複数種類の
ユニットを予め準備しておく必要があるなど汎用性にも
欠ける。
【0004】本発明は、このような実状に鑑み案出され
たものであって、換気装置を、下開口の箱体状をなしか
つ下端部を屋根下地に屋根開口を囲んで水密状態に固着
した内ボックス体と、この内ボックス体を目隠しして該
内ボックス体に取り付けられる外ボックス体とから構成
することを基本として、美観を高めかつ施工性などを向
上しうる換気装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、屋根上に配さ
れかつ屋根葺材を載せる屋根下地に形成された屋根裏に
通じる屋根開口を経て家屋内部を換気する換気装置であ
って、下開口の箱体状をなしかつ下端部を前記屋根下地
に前記屋根開口を囲んで水密状態に固着した内ボックス
体と、この内ボックス体を目隠ししてかつ下端縁を前記
屋根葺材上に位置させて該内ボックス体に取り付けられ
る外ボックス体とからなることを特徴としている。
【0006】また請求項2記載の発明では、前記外ボッ
クス体は、前記内ボックス体の外周に設けた略垂直な取
付面に固着することを特徴としている。
【0007】また請求項3記載の発明では、前記内ボッ
クス体は、中心を挟んで対向する2つの外側面に前記屋
根開口と連通する内の通気孔が設けられ、前記外ボック
ス体は、前記2つの外側面とは異なる向きの該外ボック
ス体の2つの外側面に前記内の通気孔と連通する外の通
気孔を形成することにより、前記屋根開口から外の通気
孔に通じる換気路が形成されることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1、図2は、本発明の実施形態と
して換気装置1の分解斜視図を例示している。本実施形
態の換気装置1は、屋根Rの上に配され、かつ屋根葺材
Eを載せる屋根下地Cに形成された屋根開口Dを経て家
屋内部を換気しうるものであって、内ボックス体2とこ
の内ボックス体2に取り付けられる外ボックス体3とか
ら構成され、本例では切り妻の屋根Rの上に配されたも
のが例示されている。
【0009】前記屋根Rは、例えば屋根パネルPなどを
含む屋根下地Cと、この屋根下地Cの上に載置された屋
根葺材Eとを含んで構成される。前記屋根下地Cには、
屋根裏に通じる本例では略矩形の屋根開口Dが形成され
る。該屋根開口Dは、例えば屋根パネルP、P間に配さ
れた棟材Mを所定長さで部分的に除去することにより、
該突き合う屋根パネルP、Pの上縁間に形成されたもの
が示されるが、これ以外の適宜の方法で開口させても良
く、また棟部以外で開口するものでも良い。また前記屋
根葺材Eは、本例では化粧セメント板からなり、例えば
20mm程度の小厚さのものが例示される。
【0010】また前記内ボックス体2は、下開口の箱体
状をなし、かつ下端部2aを前記屋根下地Cに前記屋根
開口Dを囲んで水密状態に固着される。本例の内ボック
ス体2は、平面視で略矩形位置に配された側枠材4と、
この側枠材4を上から覆う覆い部5とから構成されてい
る。
【0011】前記側枠材4は、例えば妻面と平行に配さ
れかつ中心を挟んで対向する第1の側枠材4a、4a
と、この第1の側枠材4a間を継ぐ第2の側枠材4b、
4bとを含んでいる。また前記第1の側枠材4aは、本
例ではその上端部に、横長の略矩形で開口しかつ前記屋
根開口Dと連通して空気の行き来を可能とする内の通気
孔6が形成されたものが例示される。
【0012】前記覆い部5は、本例では上面を窪ませた
凹所5aが形成されている。該凹所5aは、例えば第2
の側枠材4b、4b間をのびる溝状ものが例示される。
このため、第2の側枠材4b、4bは、本例では側面視
が凹状に形成される。前記覆い部5の凹所5aは、屋根
Rの勾配と同じ向きで傾斜する一対の傾斜面を有してい
る。
【0013】また内ボックス体2は、その下端部2a
に、本例では前記屋根開口周囲の屋根下地Cに沿って折
れ曲がる突片7を具える。この突片7は、前記屋根下地
Cの野地板N及び枠材Fに、例えばビス9(図4に示
す)等の固着手段にて固着される。そして、例えばこの
ビス止めされた内ボックス体2の下端部2aと屋根下地
Cとの隙間からの雨水の浸入を防止するべく、該下端部
周辺に、防水シートSを貼り付けする。しかる後、この
内ボックス体2の下端部2aの周辺である内ボックス体
2の際に屋根葺材Eを配置する。なおこのとき、屋根葺
材Eの棟部などに防水シートSaを増貼りすること、さ
らには屋根葺材Eの内ボックス体2側の際と該内ボック
ス体2との間をパテ等のコーキング材Kを充填すること
などにより、内ボックス体2をより水密性を高めて屋根
下地Cに水密状態に固着しうる。このように、本例の内
ボックス体2は、板金部材などを用いることなく前記屋
根下地Cに水密状態に固着されるものが例示される。
【0014】また本例の内ボックス体2は、その外周
に、略垂直な外ボックス体取付用の取付片2bを有す
る。該取付片2bは、本例では縦長の矩形状をなし、前
記第2の側枠材4bの側端を例えば前記第1の側枠材4
aを越えて延在させた張り出し片2cにより支持された
ものが例示される。このような取付片2bは、本例では
前記第1の側枠材4aと平行な向きの垂直な取付面10
を具える。なお取付片2bは、このような構成に限定さ
れるものではなく、例えば第1の側枠材4aからのびる
支持片等で固着されても良いし、第1又は第2の側枠材
4a、4bの一部の面を直接、外ボックス体3の取付面
とすることもできる。
【0015】また前記外ボックス体3は、本例では図
1、図3、図4に示すごとく、前記内ボックス体2を目
隠ししてかつ下端縁3eを前記屋根葺材E上に位置させ
て該内ボックス体2に取り付けられる。このように本発
明の換気装置1では、外ボックス体3が、内ボックス体
2の足元の止水部や、屋根葺材Eの際などが外部に露出
することを効果的に防止できる。従って、家屋の美観を
向上するのに役立つ。また、内ボックス体2が屋根下地
Cに水密状態で固着されているため、外ボックス体3
は、例えば屋根葺材Eとの間の複雑な止水機能などを一
切不要にすることもでき、簡易な例えばビス止め等の固
着手段によって内ボックス体2に容易に固着することが
できるなど施工性を格段に向上しうる。
【0016】また、本例の外ボックス体3は、前記内ボ
ックス体2の第1の側枠材4aと平行な第1の側面3a
と、前記内ボックス体2の第2の側枠材4bと平行な第
2の側面3bとを有する下開口の箱体状で構成されたも
のを例示している。また外ボックス体3は、前記内ボッ
クス体2の第1の側枠材4aと異なる向き(本例では直
交する向き)をなす一対の第2の側面3bに、前記内ボ
ックス体2に設けた内の通気孔6と連通する外の通気孔
11を設けたものを例示している。これによって本例の
換気装置1は、屋根下地Cの屋根開口Dから内の通気孔
6を経て、該内ボックス体2の外周を通り外の通気孔1
1へと通じる換気路が形成され、例えば屋根裏空気と屋
外空気の換気を行うことができ、屋根裏の湿気や熱を効
果的に排出できる。
【0017】また、本例のごとく内ボックス体2の前記
内の通気孔6と、外ボックス体3の外の通気孔11とを
直交する面に夫々形成した場合には、該外の通気孔11
から浸入した雨水が内の通気孔6へと到達するのを効果
的に抑制することができ、換気効率を損ねることなく雨
水の家屋内への浸入を防止するのに役立つ。なお本実施
形態では、前記内ボックス体2に、上面を凹ませた溝状
の凹所5aを設けたことと相まって、図4に示すような
該外の通気孔11を通る空気流れイをこの凹所5aを利
用して円滑なものとすることができ、さらに換気効率を
高める。また該凹所5aには、屋根と同様の傾斜面を具
えることにより、該外の通気孔11から浸入した雨水を
該傾斜面を利用して屋根Rへと流し出すことが可能とな
り、より一層家屋内部への雨水の浸入を防止しうる。
【0018】なお前記外の通気孔11は、種々の形状に
て構成することができ、本例では横長の矩形の開口に雨
除け部材13などを適宜小隙間を隔てて配することによ
りスリット状に形成されたものが示される。また外の通
気孔11には、必要に応じ、例えば美観を損ねないよう
その内側に虫除け用の網材14などを適宜配しても良
い。
【0019】また本例の外ボックス体3は、その下端縁
3eを前記屋根葺材Eの上に位置させるが、本例では妻
側に配される第1の側面3aの下端縁3e1、例えばゴ
ムパッキンなどの水密材16を介して屋根葺材Eに接し
て配される。他方、外ボックス体の第2の側面3bは、
本例では水密材を介することなく前記屋根葺材Eと小隙
間を隔てて離間して位置している。これにより、外ボッ
クス体3は、屋根葺材Eの際なども確実に目隠しでき、
また外ボックス体3の内部に浸入した雨水が前記第2の
側面3bの下端縁3b2の小隙間から前記屋根伝いに排
出可能になる点で好ましい。
【0020】また外ボックス体3は、本例では前記第1
の側面3aの内面を、前記内ボックス体2に設けられた
略垂直な取付面10に沿わせ、該取付面10に本例では
ビス等を螺着することにより固着される。このような取
付けにより、外ボックス体3と内ボックス体2とは高さ
方向に位置ずれさせることが可能となり、例えば外ボッ
クス体3の下端縁3eの高さ位置を調節することができ
る。これにより、例えば図5〜7に示すように、屋根葺
材Eの厚さhが50mm(図5)、84mm(図6)及び1
10mm(図7)など種々異なる場合であっても、該外ボ
ックス体3の高さ方向取り付け位置を変えることによっ
て容易に対応でき、汎用性をも高めうる。
【0021】また前記取付面10を有する取付片2b
は、図2に示す如く、この取付片2bの一端の垂直縁を
前記内ボックス体2の外方に張り出させた延長部16を
設け、該延長部16を利用して例えば外ボックス体3を
介してアンテナを支持することが可能である。
【0022】図8には、本発明の他の実施形態を示して
いる。本例では、方形屋根Rに換気装置1が設けられた
場合を例示しており、屋根開口Dは、方形屋根の頂点に
形成され、本発明は屋根形状の如何に拘わらず屋根の上
に取り付けすることができる。
【0023】以上本発明の実施形態について説明した
が、例えば内ボックス体2、外ボックス体3の箱体形状
としては例示の矩形に限定されることなく種々の形状が
採用でき、また通気孔6、11の位置や形状などは必要
に応じて種々設定しうる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、外ボックス体は、内ボックス体を目隠ししてか
つ下端縁を前記屋根葺材上に位置させて該内ボックス体
に取り付けられることにより、内ボックス体の下端部
(足元)の水密取付部や、屋根葺材の際などが外部に露
出することを効果的に防止でき、家屋の美観を向上しう
る。また、内ボックス体が屋根下地に水密状態で固着さ
れているため、外ボックス体は、例えば屋根葺材との間
の複雑な止水機能などを不要とし、簡易な例えばビス止
め等の固着手段によって内ボックス体に容易に取付する
ことができるなど施工性を格段に向上しうる。
【0025】また、請求項2記載の発明では、外ボック
ス体は、内ボックス体の外周に設けた略垂直な取付面に
固着しているので、外ボックス体は取付面に沿って上下
方向に適宜位置を変えることにより、屋根葺材の厚さに
応じて外ボックス体の下端縁の位置を容易に調節するこ
とが可能になり、汎用性をも高めうる。
【0026】また、請求項3記載の発明では、外ボック
ス体の外の通気孔が、内ボックス体の内の通気孔と異な
る向き、例えば直交する向きの外ボックス体の外側面に
形成されることによって、雨水が内の通気孔に浸入する
のを抑制しつつ換気経路を確保しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す換気装置の分解斜視図
である。
【図2】内ボックス体、屋根開口を例示する斜視図であ
る。
【図3】外ボックス体を例示する斜視図である。
【図4】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図5】屋根葺材を違えた他の形態を示す断面図であ
る。
【図6】屋根葺材を違えた他の形態を示す断面図であ
る。
【図7】屋根葺材を違えた他の形態を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の他の実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図9】従来の換気装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 換気装置 2 内ボックス体 2a 内ボックス体の下端部 3 外ボックス体 3e 外ボックス体の下端縁 6 内の通気孔 10 取付面 11 外の通気孔 R 屋根 E 屋根葺材 C 屋根下地 D 屋根開口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月17日(2000.1.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、屋根上に配さ
れかつ屋根葺材を載せる屋根下地に形成された屋根裏に
通じる屋根開口を経て家屋内部を換気する換気装置であ
って、下開口の箱体状をなしかつ下端部を前記屋根下地
に前記屋根開口を囲んで水密状態に固着した内ボックス
体と、この内ボックス体を目隠しして該内ボックス体に
取り付けられる外ボックス体とからなり、前記外ボック
ス体は、前記屋根の妻側に配される第1の側面をその下
端縁に水密材を介して前記屋根葺材に接して配しかつ前
記第1の側面と略直角な第2の側面を水密材を介するこ
となく前記屋根葺材と間隔を隔てて離間して配すること
を特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】前記側枠材4は、妻面と平行に配されかつ
中心を挟んで対向する第1の側枠材4a、4aと、この
第1の側枠材4aと前記のごとく略矩形配置されること
によって、該第1の側枠材4aと略直角に第1の側枠材
4a、4a間を継ぐ第2の側枠材4b、4bとを含んで
いる。また前記第1の側枠材4aは、本例ではその上端
部に、横長の略矩形で開口しかつ前記屋根開口Dと連通
して空気の行き来を可能とする内の通気孔6が形成され
たものが例示される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、本例の外ボックス体3は、前記内ボ
ックス体2の第1の側枠材4aと平行な第1の側面3a
と、前記内ボックス体2の第2の側枠材4bと平行な第
2の側面3bとを有する下開口の箱体状で構成され、従
って、第1の側面3aは、前記のように、前記内ボック
ス体2の第1の側枠材4aと平行であって屋根の妻側に
位置し、かつ第2の側面3bは、前記のように妻面に略
直角な第2の側枠材4bと平行であって第1の側面3a
と略直角となる。また外ボックス体3は、前記一対の第
2の側面3bに、前記内ボックス体2に設けた内の通気
孔6と連通する外の通気孔11を設けたものを例示して
いる。これによって本例の換気装置1は、屋根下地Cの
屋根開口Dから内の通気孔6を経て、該内ボックス体2
の外周を通り外の通気孔11へと通じる換気路が形成さ
れ、例えば屋根裏空気と屋外空気の換気を行うことがで
き、屋根裏の湿気や熱を効果的に排出できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また本例の外ボックス体3は、その下端縁
3eを前記屋根葺材Eの上に位置させるが、妻側に配さ
れる第1の側面3aの下端縁3e1、例えばゴムパッ
キンなどの水密材16を介して屋根葺材Eに接して配さ
れる。他方、外ボックス体の第2の側面3bは、水密材
を介することなく前記屋根葺材Eと小隙間を隔てて離間
して位置している。これにより、外ボックス体3は、屋
根葺材Eの際なども確実に目隠しでき、また外ボックス
体3の内部に浸入した雨水が前記第2の側面3bの下端
縁3b2の小隙間から前記屋根伝いに排出可能になる点
で好ましい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図8には、方形屋根Rに換気装置1が設け
られた場合を例示しており、屋根開口Dは、方形屋根の
頂点に形成され、本発明は屋根形状の如何に拘わらず屋
根の上に取り付けすることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】他の形態を示す分解斜視図である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月2日(2000.5.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、屋根上に配さ
れかつ屋根葺材を載せる屋根下地に形成された屋根裏に
通じる屋根開口を経て家屋内部を換気する換気装置であ
って、下開口の箱体状をなしかつ下端部を前記屋根下地
に前記屋根開口を囲んで水密状態に固着した内ボックス
体と、この内ボックス体の足元を目隠しして該内ボック
ス体に取り付けられる外ボックス体とからなり、前記外
ボックス体は、前記屋根の妻側に配される第1の側面を
その下端縁に水密材を介して前記屋根葺材に接して配
るとともに、前記第1の側面と略直角な第2の側面を水
密材を介することなく前記屋根葺材の前記内ボックス体
側の際を目隠しかつ該外ボックス体の内部に浸入した雨
水を排出可能な小隙間を隔てて前記屋根葺材上に配する
ことを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また本例の外ボックス体3は、その下端縁
3eを前記屋根葺材Eの上に位置させるが、妻側に配さ
れる第1の側面3aの下端縁3e1は、例えばゴムパッ
キンなどの水密材16を介して屋根葺材Eに接して配さ
れる。他方、外ボックス体の第2の側面3bは、水密材
を介することなく前記屋根葺材Eと小隙間を隔てて離間
して位置している。これにより、外ボックス体3は、屋
根葺材Eの際(前記の如く、屋根葺材Eの内ボックス体
2側の際(きわ))なども確実に目隠しでき、また外ボ
ックス体3の内部に浸入した雨水が前記第2の側面3b
の下端縁3b2の小隙間から前記屋根伝いに排出可能に
なる点で好ましい。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根上に配されかつ屋根葺材を載せる屋根
    下地に形成された屋根裏に通じる屋根開口を経て家屋内
    部を換気する換気装置であって、 下開口の箱体状をなしかつ下端部を前記屋根下地に前記
    屋根開口を囲んで水密状態に固着した内ボックス体と、 この内ボックス体を目隠ししてかつ下端縁を前記屋根葺
    材上に位置させて該内ボックス体に取り付けられる外ボ
    ックス体とからなることを特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】前記外ボックス体は、前記内ボックス体の
    外周に設けた略垂直な取付面に固着したことを特徴とす
    る請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】前記内ボックス体は、中心を挟んで対向す
    る2つの外側面に前記屋根開口と連通する内の通気孔が
    設けられ、 前記外ボックス体は、前記2つの外側面とは異なる向き
    の該外ボックス体の2つの外側面に前記内の通気孔と連
    通する外の通気孔を形成することにより、前記屋根開口
    から外の通気孔に通じる換気路が形成されてなる請求項
    1又は2記載の換気装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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