JP2000281168A - ブロ−成型方法で一体成型される飲料容器 - Google Patents

ブロ−成型方法で一体成型される飲料容器

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JP2000281168A
JP2000281168A JP8529499A JP8529499A JP2000281168A JP 2000281168 A JP2000281168 A JP 2000281168A JP 8529499 A JP8529499 A JP 8529499A JP 8529499 A JP8529499 A JP 8529499A JP 2000281168 A JP2000281168 A JP 2000281168A
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JP
Japan
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container
juice
opening
main body
injection pipe
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Application number
JP8529499A
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English (en)
Inventor
Koji Kani
浩二 可児
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Nikko Seika KK
Original Assignee
Nikko Seika KK
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Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体の吸入管と容器本体との連結部の切込み
が比較的厚いものであっても、容易に吸入管を容器本体
から切り離せるようにようにしたことであり、勿論、搬
送中又は梱包の振動があっても、上記切込み部が破れた
りする虞れが皆無の飲料容器と量産に適するブロ−成型
方法で同時成型できるようにしたこと。 【解決手段】 容器本体とハンドル体で構成され、容器
本体は末端が閉ざされた中空体で、上端部中央から上方
に突出させ、かつ上端が開口された吸口管を形成させ、
ハンドル体は全体的に垂直な偏平形状で、上記吸口管を
中心軸線上に挟んで、その両内壁が薄い連絡膜で連なっ
た一対の脚があり、脚の上端は水平な連結杆の両側下面
に一体成型され、連結杆の中心部上面からは上方に突出
させて、注入管を設け、該注入管の末端は連結杆の下面
に上記吸口管の上端部の開口と薄い切込みをもつ連結壁
を介して連絡している開口部を有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】この本発明は、ジュ−スや冷菓食
品等の飲料物を封入させた飲料容器で、特にブロ−成型
方法で一体成型されたものに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ブロ−成型方法の発達
により、ジュ−スや冷菓を封入する容器本体と、キャッ
プ部分とを同時に一体成型することが可能となった。そ
の一例は図8乃至図10の如きである。即ち、容器本体
(A)の上端部から上方に突出させて吸入管(B)を連
結するも、該連結部(C)はその壁を薄くなるように切
込み部(D)を設けるまた、図8,図9のように吸入管
(B)の両側又は図10のように一方方向に突出させ
て、凸出部(E)を設けたものである。
【0003】而して、容器本体(A)内に、ジュ−スな
どを吸入管(B)より封入し、該吸入管(B)の上方を
シ−ル(F)する。今封入されたジュ−スを飲む時、図
8の容器本体(A)の場合は、吸入管(B)の両側の凸
出部(E)を施回させ、また図10の容器本体(A)の
場合は、凸出部(E)を握み上げる作用で、連結部
(C)は破られ吸入管(B)を切取ることができる。こ
の結果、容器本体(A)の上端部は開孔されるので、こ
こを口に咥え容器内でジュ−スを飲むことになる。
【0004】ここで問題となることは上記容器本体
(A)と吸口管(B)とが連結された切込み部(D)の
厚さである。即ち、この切込み部(D)の厚さが薄けれ
ば、ジュ−スを飲む際の吸入管(B)の切込み作業が極
く容易なものとなるが、その反面この容器の搬送や梱包
等の激しい振動で、上記切込み部(D)が破れ思わぬ不
祥事を招く虞れがある。
【0005】これとは逆に切込み部(D)が厚いと、搬
送や梱包する際に破れる虞れはないが、ジュ−スを飲む
際吸入管(B)の切取り作業に強い力を必要とし、破れ
た時容器が振動しジュ−ス等の封入物が飛散して衣服等
を汚す虞れがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】而してこの本発明の目的
は、上記吸入管と容器本体との連結部の切込みが比較的
厚いものであっても、容易に吸入管を容器本体から切り
離せるようにようにしたことであり、勿論、搬送中又は
梱包の振動があっても、上記切込み部が破れたりする虞
れが皆無の飲料容器を量産に適するブロ−成型方法で同
時成型できるようにしたことである。
【0007】
【実施例】この発明の容器は薄い合成樹脂材料を用いて
ブロ−成型手段で同時に一体成型されるもので、容器本
体(1)部分とこの容器本体(1)から切り外し可能な
ハンドル体(2)からなる。
【0008】而して容器本体(1)は、末端が閉ざされ
た中空体で、その上端部中央から上方に突出させ、かつ
上端が開口(3)された吸口管(4)を形成させる。こ
の吸口管(4)は。本発明容器の使用時に口に含んで容
器本体(1)内の飲料を飲むものであり、これに適した
大きさに形成されている。
【0009】ハンドル体(2)は全体が垂直方向に偏平
な形状で、その中心垂直軸線上に上記吸入管(4)を挟
んで、その内壁の全域が吸入管(4)の外壁全域と薄い
連結膜(7),(8)で連なった一対の脚(9),(1
0)がある。
【0010】この脚(9),(10)のそれぞれの上端
は、水平な連結杆(11)の下面両側に一体成型され、
この連結杆(11)の上面中心部からは上方に突出させ
て、飲料の注入管(12)を設け、該注入管(12)の
末端は連結杆(11)の下面に、上記吸入管(4)の上
端部の開口(3)と厚さが薄い切込み部(13)をもっ
た連結壁(14)を介して連結している開口部(15)
がある。
【0011】而して、ジュ−ス等の飲料は注入管(1
2)より、その末端の開口部(15)、吸入管(4)の
開口(3)を径て、容器本体(1)に所定量が注入さ
れ、上記注入管(12)の上部を熱熔着などでシ−ル
(16)されることによりジュ−スが封入された容器が
完成する。
【0012】この状態で本発明容器は搬送され、陳列さ
れ、販売されるのであるが、これらの作業で仮令え激し
い振動があっても、上記容器本体(1)とハンドル体
(2)との連結部である切込みがみだりに破れ、吸口管
(4)の開口(3)が露出し、飲料が溢出するような虞
れはない。
【0013】即ち、この容器本体(1)とハンドル体
(2)との連結は、従来のように上記、薄い切込み部
(13)を持った連結壁(14)だけではなく、上記容
器本体(1)の吸入管(4)の外壁全域と、ハンドル体
(12)の一対の脚(9),(10)が薄い連結膜
(7),(8)を介して連なっているから、仮令ハンド
ル体(2)に多少の外圧が加えられても、ハンドル体
(2)が容器本体(1)から切り外されたり、またはそ
れぞれの連結部に切れ目ができたりすることがないので
ある。
【0014】今、容器本体内のジュ−スを飲む時は、ハ
ンドル体(2)の脚(9),(10)を指で水平方向に
施回させることになるが、この場合脚(9),(10)
はその上端の水平杆(11)との連結部分が支点となっ
て、「テコ」の運動と同じように少しの力で強い施回運
動をするので、この脚(9),(10)と容器本体
(1)の吸口管(4)との連結膜(7),(8)及び、
吸口管(14)とハンドル体(2)との連結壁(14)
にある切込み部(13)を容易に破り、吸入管(4)の
開口(3)を露出させ、この吸入管(4)を口に咥え、
容器本体(1)を押圧することにより中の飲料を飲むこ
とができる。
【0015】このようにハンドル体(2)と、容器本体
(1)の連結部分を少ない力で破ることができるのは、
逆にそれぞれの連結部分、連結膜(7),(8)及び連
結壁(14)に切込み部(13)を比較的薄くする必要
がないこととなり、それぞれジュ−スの充填作業や搬送
や商品の販売による振動に対処するに充分な厚さとする
ことができることを意味するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の正面図
【図2】同一部を切除した側面図
【図3】ハンドル体(2)と容器本体(1)を切り離し
た斜視説明図
【図4】同正面説明図
【図5】同平面説明図
【図6】図4の6〜6線断面拡大図
【図7】図5の7〜7線断面拡大図
【図8】従来の一例を示した一部切欠正面図
【図9】図8の9〜9線断面図
【図10】従来の他の例を示した一部切欠正面図
【符号の説明】
1, 容器本体 2, ハンドル体 3, 開口 4, 吸口管 5, 6,内壁 7, 8,連絡膜 9,10,脚 11, 連結杆 12, 注入管 13, 切込み 14, 連結壁 15, 開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、ハンドル体からなり、容器
    本体は末端が閉ざされた中空体で、上端部中央から上方
    に突出させ、かつ上端が開口された吸口管を形成させ、 ハンドル体は全体的に垂直な偏平形状で、上記吸口管を
    中心軸線上に挟んで、その両内壁が薄い連絡膜で連なっ
    た一対の脚があり、脚の上端は、水平な連結杆の両側下
    面に一体成型され、 連結杆の中心部上面からは上方に突出させて注入管を設
    け、該注入管の末端は連結杆の下面に上記吸口管の上端
    部の開口と薄い切込みをもつ連結壁を介して連絡してい
    る開口部を有することを特徴とする、 ブロ−成型方法で一体成型される飲料容器。
JP8529499A 1999-03-29 1999-03-29 ブロ−成型方法で一体成型される飲料容器 Pending JP2000281168A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002321750A (ja) * 2001-04-23 2002-11-05 Daiwa Can Co Ltd ツイストオフ口部付き少容量容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002321750A (ja) * 2001-04-23 2002-11-05 Daiwa Can Co Ltd ツイストオフ口部付き少容量容器
JP4678664B2 (ja) * 2001-04-23 2011-04-27 大和製罐株式会社 ツイストオフ口部付き少容量容器

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