JP2000279756A - 排ガス処理方法及び処理設備 - Google Patents
排ガス処理方法及び処理設備Info
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- JP2000279756A JP2000279756A JP11090545A JP9054599A JP2000279756A JP 2000279756 A JP2000279756 A JP 2000279756A JP 11090545 A JP11090545 A JP 11090545A JP 9054599 A JP9054599 A JP 9054599A JP 2000279756 A JP2000279756 A JP 2000279756A
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- Chimneys And Flues (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排ガスの湿式処理において、密閉型径路を循
環する減温減湿液の余剰液により系外へ排出されるダイ
オキシン類を無くし、更に、洗浄液や減温減湿液を捕集
する各水槽から大気中に漏洩するダイオキシン類を無く
する。 【解決手段】 ゴミ焼却炉1から発生する排ガスを、洗
浄液にて洗浄して排ガス中の酸性ガスを中和吸収除去す
ると共に、閉ざされた循環式径路を循環する減温減湿液
にて減温減湿して排ガス中のダイオキシン類を固体状粒
子とし、固体状粒子としたダイオキシン類をダストとし
て除塵装置16にて除去する排ガス処理方法において、
減温減湿液の余剰液を活性炭と接触させて余剰液中のダ
イオキシン類を活性炭に吸着させ、この活性炭を前記炉
内で燃焼させるか又は産廃処理し、洗浄液及び減温減湿
液を捕集して収容する各水槽からの排気ガスを減温減湿
液にて減温減湿した排ガスに合流させ、排ガス中のダイ
オキシン類を除去する方法及び装置。
環する減温減湿液の余剰液により系外へ排出されるダイ
オキシン類を無くし、更に、洗浄液や減温減湿液を捕集
する各水槽から大気中に漏洩するダイオキシン類を無く
する。 【解決手段】 ゴミ焼却炉1から発生する排ガスを、洗
浄液にて洗浄して排ガス中の酸性ガスを中和吸収除去す
ると共に、閉ざされた循環式径路を循環する減温減湿液
にて減温減湿して排ガス中のダイオキシン類を固体状粒
子とし、固体状粒子としたダイオキシン類をダストとし
て除塵装置16にて除去する排ガス処理方法において、
減温減湿液の余剰液を活性炭と接触させて余剰液中のダ
イオキシン類を活性炭に吸着させ、この活性炭を前記炉
内で燃焼させるか又は産廃処理し、洗浄液及び減温減湿
液を捕集して収容する各水槽からの排気ガスを減温減湿
液にて減温減湿した排ガスに合流させ、排ガス中のダイ
オキシン類を除去する方法及び装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学工業用炉等の
産業炉やゴミ焼却炉、又は廃棄物溶融炉から排出される
排ガスの処理方法及び処理設備に関するものである。
産業炉やゴミ焼却炉、又は廃棄物溶融炉から排出される
排ガスの処理方法及び処理設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴミ焼却炉における燃焼に伴って発生す
る排ガス中や、産業炉又は廃棄物溶融炉等から排出され
る排ガス中のHCl、SOX 、ダイオキシン類等の有害
ガス、ダスト、及び重金属類を除去することは、環境保
全の観点から極めて重要な事項となっている。特にダイ
オキシン類については、排ガス中の他の物質に比べて除
去困難であるので、ゴミ焼却炉の燃焼管理から排ガスの
温度管理、更には排ガス処理設備の改善・改良までの広
い範囲に渡って対策が実施されてきた。
る排ガス中や、産業炉又は廃棄物溶融炉等から排出され
る排ガス中のHCl、SOX 、ダイオキシン類等の有害
ガス、ダスト、及び重金属類を除去することは、環境保
全の観点から極めて重要な事項となっている。特にダイ
オキシン類については、排ガス中の他の物質に比べて除
去困難であるので、ゴミ焼却炉の燃焼管理から排ガスの
温度管理、更には排ガス処理設備の改善・改良までの広
い範囲に渡って対策が実施されてきた。
【0003】このうち排ガス処理方法には、乾式処理方
法と湿式処理方法とがあり、それぞれ長所と欠点とを有
しており、特に、湿式処理方法では、ダイオキシン類は
水に溶け難い性質であるため、ダイオキシン類の捕集が
困難であるとされていたが、特開平10−192649
号公報(以下「先行技術1」と記す)に開示された湿式
処理方法により、この問題も解決されるに至った。以
下、先行技術1による排ガスの湿式処理方法を、図2に
示す先行技術1のフロー図に基づき簡単に説明する。
法と湿式処理方法とがあり、それぞれ長所と欠点とを有
しており、特に、湿式処理方法では、ダイオキシン類は
水に溶け難い性質であるため、ダイオキシン類の捕集が
困難であるとされていたが、特開平10−192649
号公報(以下「先行技術1」と記す)に開示された湿式
処理方法により、この問題も解決されるに至った。以
下、先行技術1による排ガスの湿式処理方法を、図2に
示す先行技術1のフロー図に基づき簡単に説明する。
【0004】ゴミ焼却炉51での都市ゴミ等の焼却によ
り発生した排ガスは、生灰等を除去された後、ボイラー
等のガス冷却機52で冷却され、次いで、電気集塵機や
サイクロン又はバグフィルター等の除塵装置53によ
り、先ずダスト54が除去される。その後、湿式洗浄装
置55ではHCl、SOX 等の酸性ガスが洗浄液(通常
アルカリ水溶液を用いる)により中和吸収され、排水5
6として除去される。中和された排ガスは減温減湿装置
57に導入され、減温減湿装置57では、間接型熱交換
器58により冷却される循環式の減温減湿液を排ガスに
接触させて、排ガスの温度及び水蒸気含有量を低下さ
せ、ダイオキシン類や重金属類の蒸気等のガス状物質を
固体状とし、更に排ガスを過冷却(サブクール)状態と
することでその粒子径の増大化を図る。
り発生した排ガスは、生灰等を除去された後、ボイラー
等のガス冷却機52で冷却され、次いで、電気集塵機や
サイクロン又はバグフィルター等の除塵装置53によ
り、先ずダスト54が除去される。その後、湿式洗浄装
置55ではHCl、SOX 等の酸性ガスが洗浄液(通常
アルカリ水溶液を用いる)により中和吸収され、排水5
6として除去される。中和された排ガスは減温減湿装置
57に導入され、減温減湿装置57では、間接型熱交換
器58により冷却される循環式の減温減湿液を排ガスに
接触させて、排ガスの温度及び水蒸気含有量を低下さ
せ、ダイオキシン類や重金属類の蒸気等のガス状物質を
固体状とし、更に排ガスを過冷却(サブクール)状態と
することでその粒子径の増大化を図る。
【0005】即ち、減温減湿装置57では、その出口で
の排ガス温度をガス冷却機52の出口での排ガス温度未
満の過冷却状態とすることにより、ダイオキシン類や重
金属類の蒸気等を固体の微粒子にすると共に、この微粒
子を水蒸気の凝縮過程における凝集力により肥大化させ
る。その後、排ガスは加熱装置59にて加熱空気60と
熱交換して60〜80℃に加熱され、加熱された排ガス
はバグフィルター61によりダイオキシン類や重金属類
を除去された後、誘因通風機62を介して煙突63より
大気に排出される。
の排ガス温度をガス冷却機52の出口での排ガス温度未
満の過冷却状態とすることにより、ダイオキシン類や重
金属類の蒸気等を固体の微粒子にすると共に、この微粒
子を水蒸気の凝縮過程における凝集力により肥大化させ
る。その後、排ガスは加熱装置59にて加熱空気60と
熱交換して60〜80℃に加熱され、加熱された排ガス
はバグフィルター61によりダイオキシン類や重金属類
を除去された後、誘因通風機62を介して煙突63より
大気に排出される。
【0006】先行技術1によれば、このようにして湿式
処理することでダイオキシン類を高性能で排ガスから捕
集することができると共に、減温減湿装置において排ガ
スと接触する減温減湿液の径路を閉ざされた循環式径路
としているので、減温減湿液に捕捉されたダイオキシン
類が蒸発する水分に伴って大気に飛散することがないと
している。尚、減温減湿液の径路が開放型径路の場合に
は、ダイオキシン類が冷水塔等から水蒸気と共に大気に
飛散する虞があるとしている。
処理することでダイオキシン類を高性能で排ガスから捕
集することができると共に、減温減湿装置において排ガ
スと接触する減温減湿液の径路を閉ざされた循環式径路
としているので、減温減湿液に捕捉されたダイオキシン
類が蒸発する水分に伴って大気に飛散することがないと
している。尚、減温減湿液の径路が開放型径路の場合に
は、ダイオキシン類が冷水塔等から水蒸気と共に大気に
飛散する虞があるとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、減温減
湿液の径路を循環式の密閉型とすると、排ガス中の水蒸
気が凝縮して減温減湿液に混入するので、水バランス的
には減温減湿液の余剰液が発生し、余剰液を系外へ抜き
出す必要が生じる。この余剰液にはダイオキシン類だけ
でなく重金属類も含まれている可能性がある。従って、
抜き出した余剰液の処理が必要であるが、引用技術1で
は、減温減湿装置にて捕集したダイオキシン類を減温減
湿装置からの排水としてゴミ焼却炉の高温域に投入し、
分解処理することは記載されているが、余剰液について
は何ら対策が採られていない。仮に、全ての余剰液を排
水としてゴミ焼却炉で分解処理すれば、大量の余剰液を
処理することになりゴミ焼却炉の操業が阻害される。
湿液の径路を循環式の密閉型とすると、排ガス中の水蒸
気が凝縮して減温減湿液に混入するので、水バランス的
には減温減湿液の余剰液が発生し、余剰液を系外へ抜き
出す必要が生じる。この余剰液にはダイオキシン類だけ
でなく重金属類も含まれている可能性がある。従って、
抜き出した余剰液の処理が必要であるが、引用技術1で
は、減温減湿装置にて捕集したダイオキシン類を減温減
湿装置からの排水としてゴミ焼却炉の高温域に投入し、
分解処理することは記載されているが、余剰液について
は何ら対策が採られていない。仮に、全ての余剰液を排
水としてゴミ焼却炉で分解処理すれば、大量の余剰液を
処理することになりゴミ焼却炉の操業が阻害される。
【0008】又、湿式洗浄装置の洗浄液や減温減湿装置
の減温減湿液等を捕集して収容する水槽からの排気ガス
中にもダイオキシン類が含まれる可能性があり、従っ
て、これら水槽からの排気ガスにもダイオキシン類の除
去対策が必要であるが、先行技術1では何ら対策が採ら
れていない。
の減温減湿液等を捕集して収容する水槽からの排気ガス
中にもダイオキシン類が含まれる可能性があり、従っ
て、これら水槽からの排気ガスにもダイオキシン類の除
去対策が必要であるが、先行技術1では何ら対策が採ら
れていない。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、密閉型径路を循環する減温減
湿液の余剰液により系外へ排出されるダイオキシン類を
無くし、更に、湿式洗浄装置の洗浄液や減温減湿装置の
減温減湿液等を捕集する各水槽から大気中に漏洩するダ
イオキシン類を無くすることのできる排ガスの処理方法
及び処理設備を提供することである。
その目的とするところは、密閉型径路を循環する減温減
湿液の余剰液により系外へ排出されるダイオキシン類を
無くし、更に、湿式洗浄装置の洗浄液や減温減湿装置の
減温減湿液等を捕集する各水槽から大気中に漏洩するダ
イオキシン類を無くすることのできる排ガスの処理方法
及び処理設備を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明による排ガス
処理方法は、産業炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶融
炉から発生する排ガスを、洗浄液にて洗浄して排ガス中
の酸性ガスを中和吸収除去すると共に、閉ざされた循環
式径路を循環する減温減湿液にて減温減湿して排ガス中
のダイオキシン類を固体状粒子とし、固体状粒子とした
ダイオキシン類をダストとして除塵装置にて除去する排
ガス処理方法において、前記循環式径路から取り出され
る減温減湿液の余剰液を活性炭と接触させて余剰液中の
ダイオキシン類を活性炭に吸着させ、この活性炭を前記
炉内で燃焼させるか又は産廃処理することを特徴とする
ものである。
処理方法は、産業炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶融
炉から発生する排ガスを、洗浄液にて洗浄して排ガス中
の酸性ガスを中和吸収除去すると共に、閉ざされた循環
式径路を循環する減温減湿液にて減温減湿して排ガス中
のダイオキシン類を固体状粒子とし、固体状粒子とした
ダイオキシン類をダストとして除塵装置にて除去する排
ガス処理方法において、前記循環式径路から取り出され
る減温減湿液の余剰液を活性炭と接触させて余剰液中の
ダイオキシン類を活性炭に吸着させ、この活性炭を前記
炉内で燃焼させるか又は産廃処理することを特徴とする
ものである。
【0011】第2の発明による排ガス処理方法は、第1
の発明において、洗浄液及び減温減湿液を捕集して収容
する各水槽からの排気ガスを減温減湿液にて減温減湿し
た排ガスに合流させることを特徴とするものである。
の発明において、洗浄液及び減温減湿液を捕集して収容
する各水槽からの排気ガスを減温減湿液にて減温減湿し
た排ガスに合流させることを特徴とするものである。
【0012】第3の発明による排ガス処理方法は、産業
炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶融炉から発生する排
ガスを、洗浄液にて洗浄して排ガス中の酸性ガスを中和
吸収除去すると共に、減温減湿液にて減温減湿して排ガ
ス中のダイオキシン類を固体状粒子とし、固体状粒子と
したダイオキシン類をダストとして除塵装置にて除去す
る排ガス処理方法において、前記洗浄液及び減温減湿液
を捕集して収容する各水槽からの排気ガスを減温減湿液
にて減温減湿した排ガスに合流させることを特徴とする
ものである。
炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶融炉から発生する排
ガスを、洗浄液にて洗浄して排ガス中の酸性ガスを中和
吸収除去すると共に、減温減湿液にて減温減湿して排ガ
ス中のダイオキシン類を固体状粒子とし、固体状粒子と
したダイオキシン類をダストとして除塵装置にて除去す
る排ガス処理方法において、前記洗浄液及び減温減湿液
を捕集して収容する各水槽からの排気ガスを減温減湿液
にて減温減湿した排ガスに合流させることを特徴とする
ものである。
【0013】第4の発明による排ガス処理設備は、産業
炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶融炉から発生する排
ガスを洗浄液にて洗浄して、排ガス中の酸性ガスを中和
吸収除去する湿式洗浄装置と、洗浄された排ガスを閉ざ
された循環式径路を循環する減温減湿液にて減温減湿し
て、排ガス中のダイオキシン類を固体状粒子とする減温
減湿装置と、固体状粒子とされたダイオキシン類を捕集
する除塵装置と、を具備した排ガス処理設備において、
前記循環式径路には、重金属類及び水銀を捕集するため
のキレート樹脂塔とダイオキシン類を捕集するための活
性炭塔とを備えた排水路が設置されると共に、前記洗浄
液及び減温減湿液を捕集して収容する各水槽と減温減湿
装置出口の排ガス主ダクトとを連結する排気ダクトが設
置されたことを特徴とするものである。
炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶融炉から発生する排
ガスを洗浄液にて洗浄して、排ガス中の酸性ガスを中和
吸収除去する湿式洗浄装置と、洗浄された排ガスを閉ざ
された循環式径路を循環する減温減湿液にて減温減湿し
て、排ガス中のダイオキシン類を固体状粒子とする減温
減湿装置と、固体状粒子とされたダイオキシン類を捕集
する除塵装置と、を具備した排ガス処理設備において、
前記循環式径路には、重金属類及び水銀を捕集するため
のキレート樹脂塔とダイオキシン類を捕集するための活
性炭塔とを備えた排水路が設置されると共に、前記洗浄
液及び減温減湿液を捕集して収容する各水槽と減温減湿
装置出口の排ガス主ダクトとを連結する排気ダクトが設
置されたことを特徴とするものである。
【0014】本発明では、減温減湿液の余剰液を活性炭
と接触させて余剰液中のダイオキシン類を活性炭に吸着
させるので、減温減湿液の余剰液により系外に排出され
るダイオキシン類を無くすることが可能となる。更に、
湿式洗浄装置の洗浄液や減温減湿装置の減温減湿液を捕
集して収容する各水槽からの排気ガスを減温減湿液にて
減温減湿された排ガスに合流させて下流側の除塵装置に
送るので、各水槽の排気ガスから大気中に漏洩するダイ
オキシン類を無くすることができる。尚、本発明におい
て、排ガスを減温減湿するとは、排ガスの温度及び排ガ
スの水蒸気含有量を低下させることである。
と接触させて余剰液中のダイオキシン類を活性炭に吸着
させるので、減温減湿液の余剰液により系外に排出され
るダイオキシン類を無くすることが可能となる。更に、
湿式洗浄装置の洗浄液や減温減湿装置の減温減湿液を捕
集して収容する各水槽からの排気ガスを減温減湿液にて
減温減湿された排ガスに合流させて下流側の除塵装置に
送るので、各水槽の排気ガスから大気中に漏洩するダイ
オキシン類を無くすることができる。尚、本発明におい
て、排ガスを減温減湿するとは、排ガスの温度及び排ガ
スの水蒸気含有量を低下させることである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき説明
する。図1は本発明の実施の形態の1例を示す図であっ
て、本発明の基本原理を示すフロー図である。
する。図1は本発明の実施の形態の1例を示す図であっ
て、本発明の基本原理を示すフロー図である。
【0016】図1に示すように、ゴミ焼却炉1で都市ゴ
ミ等を焼却することにより発生した排ガスは、ボイラー
等のガス冷却機2で冷却された後、電気集塵機若しくは
サイクロン又はバグフィルター等の除塵装置3に導入さ
れて、先ずダストが除去される。次いで湿式洗浄装置4
に導入された排ガスはアルカリ水溶液等の洗浄液と接触
して、排ガス中のHCl、SOX 等の酸性ガスが洗浄液
に中和吸収除去される。湿式洗浄装置4を流下した洗浄
液は、湿式洗浄装置4と連結された水槽5内に流れこ
み、ポンプ19により再度湿式洗浄装置4に循環して使
用される。
ミ等を焼却することにより発生した排ガスは、ボイラー
等のガス冷却機2で冷却された後、電気集塵機若しくは
サイクロン又はバグフィルター等の除塵装置3に導入さ
れて、先ずダストが除去される。次いで湿式洗浄装置4
に導入された排ガスはアルカリ水溶液等の洗浄液と接触
して、排ガス中のHCl、SOX 等の酸性ガスが洗浄液
に中和吸収除去される。湿式洗浄装置4を流下した洗浄
液は、湿式洗浄装置4と連結された水槽5内に流れこ
み、ポンプ19により再度湿式洗浄装置4に循環して使
用される。
【0017】次いで、排ガスは減温減湿装置6に導入さ
れる。減温減湿装置6では、減温減湿液と排ガスとを接
触させ、排ガスの温度をガス冷却機2の出口における排
ガス温度未満まで低下させる。この排ガス温度の低下に
伴い、湿式洗浄装置4において水蒸気含有量を高めた排
ガスは水蒸気を凝縮して、その水蒸気含有量を低下させ
る。排ガス温度の低下に伴い、ダイオキシン類や重金属
類の蒸気等のガス状物質は固体状微粒子となり、更に、
排ガス中の水蒸気の凝縮過程における凝集力により微粒
子は肥大化する。
れる。減温減湿装置6では、減温減湿液と排ガスとを接
触させ、排ガスの温度をガス冷却機2の出口における排
ガス温度未満まで低下させる。この排ガス温度の低下に
伴い、湿式洗浄装置4において水蒸気含有量を高めた排
ガスは水蒸気を凝縮して、その水蒸気含有量を低下させ
る。排ガス温度の低下に伴い、ダイオキシン類や重金属
類の蒸気等のガス状物質は固体状微粒子となり、更に、
排ガス中の水蒸気の凝縮過程における凝集力により微粒
子は肥大化する。
【0018】減温減湿装置6を流下した減温減湿液は、
減温減湿装置6と連結された水槽7内に流れ込み、ポン
プ20により間接型熱交換器8を経由して再度減温減湿
装置6に循環して使用される。即ち、減温減湿液は間接
型熱交換器8で間接冷却される密閉型の循環式径路を循
環するようになっている。そのため、排ガス中の水蒸気
が凝縮して減温減湿液に混入するので、減温減湿液が次
第に増加して余剰液が発生し、余剰液を系外へ抜き出す
必要が生じる。
減温減湿装置6と連結された水槽7内に流れ込み、ポン
プ20により間接型熱交換器8を経由して再度減温減湿
装置6に循環して使用される。即ち、減温減湿液は間接
型熱交換器8で間接冷却される密閉型の循環式径路を循
環するようになっている。そのため、排ガス中の水蒸気
が凝縮して減温減湿液に混入するので、減温減湿液が次
第に増加して余剰液が発生し、余剰液を系外へ抜き出す
必要が生じる。
【0019】余剰液が所定量を超えたなら、水銀用キレ
ート樹脂塔12、一般重金属類用キレート樹脂塔13、
及び活性炭塔14を備えた排水路を介して余剰液を系外
に排出する。余剰液中の重金属類は水銀用キレート樹脂
塔12と一般重金属類用キレート樹脂塔13とにより除
去され、又、余剰液中のダイオキシン類は活性炭塔14
に充填した活性炭により除去されるので、余剰液により
系外へ排出されるダイオキシン類及び重金属類を阻止す
ることができる。除去された重金属類は回収してリサイ
クル使用するか産廃処理し、又、ダイオキシン類を吸着
した活性炭はゴミ焼却炉1で燃焼して分解させるか産廃
処理する。
ート樹脂塔12、一般重金属類用キレート樹脂塔13、
及び活性炭塔14を備えた排水路を介して余剰液を系外
に排出する。余剰液中の重金属類は水銀用キレート樹脂
塔12と一般重金属類用キレート樹脂塔13とにより除
去され、又、余剰液中のダイオキシン類は活性炭塔14
に充填した活性炭により除去されるので、余剰液により
系外へ排出されるダイオキシン類及び重金属類を阻止す
ることができる。除去された重金属類は回収してリサイ
クル使用するか産廃処理し、又、ダイオキシン類を吸着
した活性炭はゴミ焼却炉1で燃焼して分解させるか産廃
処理する。
【0020】その後、加熱装置15にて加熱空気と熱交
換して排ガスを加熱し、加熱した排ガスをバグフィルタ
ー16に導入して排ガス中の微粒子状ダイオキシン類及
び微粒子状重金属類を除去する。バグフィルター16は
固体状粒子になったダイオキシン類をダストとして除去
する除塵装置として設置されたものである。バグフィル
ター16によりダイオキシン類及び重金属類が除去され
た排ガスは、誘因通風機17を介して煙突18から大気
に排出される。その際、ダイオキシン類の捕集性能を向
上させるため、バグフィルター16の前で排ガス中に粉
末活性炭を吹き込むことが好ましい。
換して排ガスを加熱し、加熱した排ガスをバグフィルタ
ー16に導入して排ガス中の微粒子状ダイオキシン類及
び微粒子状重金属類を除去する。バグフィルター16は
固体状粒子になったダイオキシン類をダストとして除去
する除塵装置として設置されたものである。バグフィル
ター16によりダイオキシン類及び重金属類が除去され
た排ガスは、誘因通風機17を介して煙突18から大気
に排出される。その際、ダイオキシン類の捕集性能を向
上させるため、バグフィルター16の前で排ガス中に粉
末活性炭を吹き込むことが好ましい。
【0021】尚、加熱装置15による加熱の目的は、バ
グフィルター16から煙突18までの間において、排ガ
ス温度が排ガス中水蒸気の露点以下まで低下することに
よる結露を防止するために行うもので、従って、例えば
減温減湿装置6の出口での排ガス温度を40℃前後とし
たときには60〜80℃に加熱すれば十分である。
グフィルター16から煙突18までの間において、排ガ
ス温度が排ガス中水蒸気の露点以下まで低下することに
よる結露を防止するために行うもので、従って、例えば
減温減湿装置6の出口での排ガス温度を40℃前後とし
たときには60〜80℃に加熱すれば十分である。
【0022】水槽5及び水槽7の排気ダクト10は、減
温減湿装置6と加熱装置15とを結ぶ排ガス主ダクト9
に連結されており、水槽5及び水槽7の排気ガスは排気
ダクト10に設けた誘因通風機11により加熱装置15
を経由してバグフィルター16内に導入される。従っ
て、水槽5及び水槽7の排気ガス中にダイオキシン類が
混入していても、バクフィルター16で除去されるの
で、大気中に漏洩することがない。
温減湿装置6と加熱装置15とを結ぶ排ガス主ダクト9
に連結されており、水槽5及び水槽7の排気ガスは排気
ダクト10に設けた誘因通風機11により加熱装置15
を経由してバグフィルター16内に導入される。従っ
て、水槽5及び水槽7の排気ガス中にダイオキシン類が
混入していても、バクフィルター16で除去されるの
で、大気中に漏洩することがない。
【0023】以上説明したように、本発明によれば減温
減湿液の余剰液によるダイオキシン類及び重金属類の系
外への排出を防止することが可能となり、又、洗浄液や
減温減湿液の水槽から蒸気に混入して排出されるダイオ
キシン類の漏洩を阻止することができる。
減湿液の余剰液によるダイオキシン類及び重金属類の系
外への排出を防止することが可能となり、又、洗浄液や
減温減湿液の水槽から蒸気に混入して排出されるダイオ
キシン類の漏洩を阻止することができる。
【0024】尚、上記説明では固体状微粒子のダイオキ
シン類を除去する除塵装置としてバグフィルター16を
用いているが、本発明はバグフィルター16に限定され
るものではなく、バグフィルター16の代りに湿式電気
集塵機を用いても良く、又活性炭吸着塔を用いても良
い。但し湿式電気集塵機を用いる場合には、湿式電気集
塵機を減温減湿装置6と連結して配置し、加熱装置15
は湿式電気集塵機の下流側に配置する必要がある。
シン類を除去する除塵装置としてバグフィルター16を
用いているが、本発明はバグフィルター16に限定され
るものではなく、バグフィルター16の代りに湿式電気
集塵機を用いても良く、又活性炭吸着塔を用いても良
い。但し湿式電気集塵機を用いる場合には、湿式電気集
塵機を減温減湿装置6と連結して配置し、加熱装置15
は湿式電気集塵機の下流側に配置する必要がある。
【0025】
【発明の効果】本発明では、排ガスの湿式処理におい
て、閉ざされた循環式径路を循環する減温減湿液の余剰
液を活性炭と接触させてダイオキシン類を活性炭に吸着
させるので、余剰液により系外へ排出されるダイオキシ
ン類を無くすることができ、又、洗浄液及び減温減湿液
を捕集して収容する各水槽からの排気ガスを排ガスに合
流させて除塵装置を経由させるので、排気ガスにダイオ
キシン類が含まれていても大気への漏洩を防止すること
ができる。
て、閉ざされた循環式径路を循環する減温減湿液の余剰
液を活性炭と接触させてダイオキシン類を活性炭に吸着
させるので、余剰液により系外へ排出されるダイオキシ
ン類を無くすることができ、又、洗浄液及び減温減湿液
を捕集して収容する各水槽からの排気ガスを排ガスに合
流させて除塵装置を経由させるので、排気ガスにダイオ
キシン類が含まれていても大気への漏洩を防止すること
ができる。
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す図であって、
本発明による排ガスの湿式処理方法のフロー図である。
本発明による排ガスの湿式処理方法のフロー図である。
【図2】従来の排ガスの湿式処理方法のフロー図であ
る。
る。
1 ゴミ焼却炉 2 ガス冷却機 3 除塵装置 4 湿式洗浄装置 5 水槽 6 減温減湿装置 7 水槽 8 間接型熱交換器 9 排ガス主ダクト 10 排気ダクト 11 誘因通風機 12 水銀用キレート樹脂塔 13 一般重金属類用キレート樹脂塔 14 活性炭塔 15 加熱装置 16 バグフィルター 17 誘因通風機 18 煙突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 F23G 5/44 ZABZ 4D025 C02F 1/28 B01D 53/34 ZAB 136A 1/42 B09B 3/00 303A F23G 5/44 ZAB F23J 15/00 E F23J 15/04 J 15/00 Fターム(参考) 3K065 AA24 AB01 AB03 AC01 BA05 BA10 HA02 HA03 HA07 3K070 DA05 DA16 DA24 DA29 DA30 DA32 DA35 DA46 DA52 4D002 AA02 AA19 AA21 AA28 AB01 AC04 BA02 BA04 BA05 BA12 BA13 BA14 CA01 CA13 DA01 DA04 DA41 DA61 EA02 GA01 GA02 GA03 GB02 GB03 HA08 4D004 AA47 AB07 AC05 CA28 CB34 4D024 AA04 AB11 AB16 AB18 BA02 BA18 CA01 4D025 AA09 AB21 AB22 AB23 AB26 AB27 AB28 AB29 AB30 BA17 BB02 BB07 DA03
Claims (4)
- 【請求項1】 産業炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶
融炉から発生する排ガスを、洗浄液にて洗浄して排ガス
中の酸性ガスを中和吸収除去すると共に、閉ざされた循
環式径路を循環する減温減湿液にて減温減湿して排ガス
中のダイオキシン類を固体状粒子とし、固体状粒子とし
たダイオキシン類をダストとして除塵装置にて除去する
排ガス処理方法において、前記循環式径路から取り出さ
れる減温減湿液の余剰液を活性炭と接触させて余剰液中
のダイオキシン類を活性炭に吸着させ、この活性炭を前
記炉内で燃焼させるか又は産廃処理することを特徴とす
る排ガス処理方法。 - 【請求項2】 前記洗浄液及び減温減湿液を捕集して収
容する各水槽からの排気ガスを減温減湿液にて減温減湿
した排ガスに合流させることを特徴とする請求項1に記
載の排ガス処理方法。 - 【請求項3】 産業炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶
融炉から発生する排ガスを、洗浄液にて洗浄して排ガス
中の酸性ガスを中和吸収除去すると共に、減温減湿液に
て減温減湿して排ガス中のダイオキシン類を固体状粒子
とし、固体状粒子としたダイオキシン類をダストとして
除塵装置にて除去する排ガス処理方法において、前記洗
浄液及び減温減湿液を捕集して収容する各水槽からの排
気ガスを減温減湿液にて減温減湿した排ガスに合流させ
ることを特徴とする排ガス処理方法。 - 【請求項4】 産業炉又はゴミ焼却炉若しくは廃棄物溶
融炉から発生する排ガスを洗浄液にて洗浄して、排ガス
中の酸性ガスを中和吸収除去する湿式洗浄装置と、洗浄
された排ガスを閉ざされた循環式径路を循環する減温減
湿液にて減温減湿して、排ガス中のダイオキシン類を固
体状粒子とする減温減湿装置と、固体状粒子とされたダ
イオキシン類を捕集する除塵装置と、を具備した排ガス
処理設備において、前記循環式径路には、重金属類及び
水銀を捕集するためのキレート樹脂塔とダイオキシン類
を捕集するための活性炭塔とを備えた排水路が設置され
ると共に、前記洗浄液及び減温減湿液を捕集して収容す
る各水槽と減温減湿装置出口の排ガス主ダクトとを連結
する排気ダクトが設置されたことを特徴とする排ガス処
理設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11090545A JP2000279756A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 排ガス処理方法及び処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11090545A JP2000279756A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 排ガス処理方法及び処理設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000279756A true JP2000279756A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14001395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11090545A Pending JP2000279756A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 排ガス処理方法及び処理設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000279756A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN107715562A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-02-23 | 泉州市天龙环境工程有限公司 | 一种数控铣床中产生的润滑油的回收系统及其回收方法 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11090545A patent/JP2000279756A/ja active Pending
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