JP2000279703A - 透明ガラス製冷却器及びそれを用いたロータリーエバポレーター - Google Patents

透明ガラス製冷却器及びそれを用いたロータリーエバポレーター

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JP2000279703A
JP2000279703A JP11087009A JP8700999A JP2000279703A JP 2000279703 A JP2000279703 A JP 2000279703A JP 11087009 A JP11087009 A JP 11087009A JP 8700999 A JP8700999 A JP 8700999A JP 2000279703 A JP2000279703 A JP 2000279703A
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transparent glass
tube
cooling medium
pipe
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Sakae Kusano
野 榮 草
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KUSANO KAGAKU KIKAI SEISAKUSHO
KUSANO KAGAKU KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KUSANO KAGAKU KIKAI SEISAKUSHO
KUSANO KAGAKU KIKAI SEISAKUSHO KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/08Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping in rotating vessels; Atomisation on rotating discs
    • B01D3/085Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping in rotating vessels; Atomisation on rotating discs using a rotary evaporator

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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 冷却器の回りに水滴が付着し、水滴による冷
却器周辺を濡らすことを防止する。 【解決手段】 下方部側に蒸気供給口を備え、上方部側
に排気口を備えた筒状体と、該筒状体の内部に配設され
た外部より冷却媒体を流通させて筒状体内部を冷却する
ためのコイル状内部冷却管とから構成されている透明ガ
ラス製冷却器において、前記筒状体が内側管と外側管と
の二重管により形成されていることを特徴とする、透明
ガラス製冷却器、並びに、それを用いたロータリーエバ
ポレーター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明ガラス製冷却
器及びそれを用いたロータリーエバポレーターに関する
ものであり、更に詳しくは、実験室等で還流させて反応
を行ったり、化学物質の濃縮、乾燥、回収、分離等を行
う際に、気化したガスを凝縮させるのに用いられる透明
ガラス製冷却器及びそれを用いたロータリーエバポレー
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実験室等において、溶媒の沸点下
で反応を行ったり、蒸留によって気化・凝縮させて分離
・回収する手段としては、化学物質の反応、濃縮、乾
燥、回収、分離等を行う際に良く行われている。しか
し、蒸留を行なって溶剤を分離・精製するためには、使
用済みの溶剤を加熱し気化させた後、冷却し凝縮させて
液状にしなければならず、そのための冷却器は化学実験
装置においては必須なものであった。また、高沸点の溶
剤等を回収するためには、減圧下で蒸留を行なわなけれ
ばならなかったし、比較的低温度下で分解し易いもの
も、減圧下で蒸留しなければならなかった。従って、そ
の様な減圧下で蒸留を行うためには、昔はアスピレータ
ー等の水圧を利用した減圧装置を使用するのが普通であ
った。特に、高濃度の物質や高沸点物の蒸留を行う際に
は、減圧装置を用いて行うのが普通であるが、より効率
良く蒸留を行うには、更に、蒸発面積を増加させるため
に蒸気を発生させる試料を入れたフラスコを傾斜させた
状態で回転させるロータリーエバポレーターを用いる方
法も頻繁に行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
この様なアスピレーター等の水圧を利用した減圧装置を
用いて溶剤等を分離・回収しようとすると、アスピレー
ターにより吸引された溶剤の一部が大量の水と混合され
て排水口に流れるので、下水の浄化において問題が生
じ、環境問題が発生することから、現在では、真空ポン
プを使用して減圧下で行う方法が一般的となった。けれ
ども、この様な真空ポンプを使用する減圧装置において
も、真空ポンプより排出されるガス中に、蒸留によって
気化した溶剤の一部が排出されて来るために、実験室内
の環境を破壊させたり、光化学スモッグの原因となるの
で、真空ポンプより排出されるガスを冷凍機等で冷やし
た透明ガラス製の冷却器で低温で冷却して液状の溶剤と
して回収しなければならなかった。しかし、真空ポンプ
より排出されるガス中に含まれているガス状の溶剤は、
透明ガラス製冷却器を冷凍機等で低温度に冷却して回収
するため、該透明ガラス製冷却器の外壁に空気中の水分
が凝縮して水滴となり、その水滴が垂れて透明ガラス製
冷却器の周辺を濡らすので、実験者は、常に、この透明
ガラス製冷却器の水滴を拭き取る作業をしなければなら
なかった。また、ロータリーエバポレーターにおいて
も、気化した溶剤を透明ガラス製冷却器で凝縮させて液
化させなければならず、低温に冷却された透明ガラス製
冷却器に水滴が付着して、その周辺を濡らすので、実験
者は、常に、この透明ガラス製冷却器の水滴を拭き取る
作業をしなければならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
鑑みて鋭意研究を重ねた結果、透明ガラス製冷却器の筒
状体を内側管と外側管との二重管により形成することに
より、上記課題を解決することができるとの知見に基づ
き本発明を完成するに至ったものである。すなわち、本
発明の透明ガラス製冷却器は、下方部側に蒸気供給口を
備え、上方部側に排気口を備えた筒状体と、該筒状体の
内部に配設された外部より冷却媒体を流通させて筒状体
内部を冷却するためのコイル状内部冷却管とから構成さ
れている透明ガラス製冷却器において、前記筒状体が内
側管と外側管との二重管により形成されている、を特徴
とするものである。本発明のもう一つの発明であるロー
タリーエバポレーターは、試料を入れる蒸気発生容器
と、気化したガスを凝縮させる冷却器と、前記蒸気発生
容器と冷却器とを該蒸気発生容器が回転自在にして接続
するロータリージョイントと、冷却器により凝縮された
液体を受ける捕集用容器と、冷却器に冷却媒体を供給し
循環させるための冷却媒体循環機と、冷却媒体を冷却す
る冷凍機と、蒸気発生容器内を減圧にするための減圧機
とから構成されているロータリーエバポレーターにおい
て、前記気化したガスを凝縮させる冷却器が、下方部側
に蒸気供給口を備え、上方部側に排気口を備える、内側
管と外側管とからなる二重管により形成された筒状体、
及び、該筒状体の内部に配設された、外部より冷却媒体
を流通させて筒状体内部を冷却するためのコイル状内部
冷却管から構成されていること、を特徴とするものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】[I] 透明ガラス製冷却器 (1) 構成要素 本発明の透明ガラス製冷却器1は、内側管2aと外側管
2bとからなる二重管2によって形成された透明ガラス
製の筒状体3と、該筒状体3内に内蔵した外部より冷却
媒体4を流通させて筒状体3の内部3aを冷却するため
の透明ガラス製のコイル状内部冷却管5とから基本的に
構成されている。
【0006】(A) 透明ガラス製の筒状体 (a) 二重管 本発明の透明ガラス製冷却器1の筒状体3は、図1の
(a)の正面図の部分断面図及びそのA−A線の断面図
である図1の(b)にて示す様に、該冷却器1の本体部
分に透明ガラス製の内側管2aと外側管2bとを熔融し
て融着させた二重管2よりなる筒状体3を用いることが
最も特徴とするところである。この様な二重管2よりな
る筒状体3として製作することは、複雑な形状をしてい
ることから、製作技術上困難なことが多く、製作コスト
も高くなるが、このような二重管とすることによるメリ
ットの方が大きい。この内側管2aと外側管2bとを融
着させることにより形成される空間部分2cは、密閉さ
れた状態となっており、その空間部分2cの内部圧力は
大気圧と同じであっても良いが、減圧状態となっている
ことが好ましい。具体的には、一般に700torr以
下、更に10torr以下、特に1〜1×10-5tor
rの圧力に減圧されていることが好ましい。透明ガラス
製冷却器1の筒状体3を二重管2、特に空間部分2cを
減圧状態とすることにより、筒状体3の内部3aの熱が
伝達され難くなり、筒状体3内の後記コイル状内部冷却
管5を著しく冷却したとしても、筒状体3の外側管2a
の管壁に水滴が付き難い。
【0007】(b) 形 状 上記二重管2よりなる筒状体3は、一般に円筒状に形成
されており、その本体部分には、後記コイル状内部冷却
5を配設するための空間部3dが形成されており、ま
た、下端部側には蒸気供給口3aが形成され、上端部側
には排気口3bが形成されている。蒸気供給口 上記蒸気供給口3aは、後記丸底フラスコ等の蒸気発生
容器7より気化した溶剤等の蒸気を透明ガラス製冷却器
1内に供給するために設けられている。排気口 上記排気口3bは、真空ポンプ等の減圧装置8により蒸
気発生容器7内を減圧するために設けられている。ま
た、この排気口3bには、一般にキャピラリー管9等が
挿入されるのが一般的である。凝縮液捕集口 本発明の透明ガラス製冷却器1は、基本的に図1に示す
ような垂直に立てて使用するタイプの垂直型のものが普
通であるが、更に、図2の(a)の正面図の部分断面図
及び図2の(a)におけるB−B線の断面図である図2
の(b)にて示す様に、筒状体3の下方側の側面部分に
は凝縮した液を捕集するための凝縮液捕集口3cを設け
ることにより、図4に示す様な、ロータリーエバポレー
ター14に直接接続して用いる傾斜型の透明ガラス製冷
却器1’とすることもできる。
【0008】(B) コイル状ガス凝縮管 上記二重管2より形成される筒状体3の内側管2aの壁
面部2dの周辺には、図1及び図2に示す様に、細管5
aを若干の隙間を空けながらコイル状に巻いたコイル状
内部冷却管5が配設されている。上記コイル状内部冷却
管5の一端側は、前記二重管2よりなる筒状体3の内側
管2aの壁面部2d及び外側管2bの壁面部2eを貫通
して外側に突出する冷却媒体供給部6aが形成されてい
る。一方、該コイル状内部冷却管5の他端の側には、前
記二重管2よりなる筒状体3の内側管2aの壁面部2d
及び外側管2bの壁面部2eを貫通して外側に突出する
冷却媒体排出部6bが形成されている。これら冷却媒体
供給部6a及び冷却媒体排出部6bには、図4に示すよ
うに、冷却媒体4を供給して循環するための冷却媒体循
環機10や冷却媒体4を冷却する冷凍機11や、これら
を連結する冷却媒体循環用導管12a,12bが連結自
在となっている。
【0009】(2) 材 質 上記冷却器1に使用される材質としては、内部が見易
く、洗浄が容易で、製作が容易な透明ガラスが用いられ
るが、中でも硼珪酸ガラス(パイレックスガラス)、石
英ガラス等を挙げることができる。
【0010】(3) 用 途 本発明の透明ガラス製冷却器1は、上記図1の(a)の
正面図及び(b)のA−A線断面図にて示す様な基本的
な構造とすることにより、図3に示すように、実験室等
で行われる溶媒を垂直型の透明ガラス製冷却器1として
用いて冷却し、還流させて、溶媒の沸点下で反応を行っ
たり、図8に示すように、蒸留により分離・精製を行っ
たり各種用途に用いることができる。また、上記垂直型
の透明ガラス製冷却器1の下方側の側面部に、図2の
(a)の正面断面図及びそのB−B線断面図の図2の
(b)にて示す様な、凝縮した液を捕集するための凝縮
液捕集口3cを設けることにより、図4に示す様な、ロ
ータリーエバポレーター14に直接接続して用いること
ができる傾斜型の透明ガラス製冷却器1’として用いる
こともできる。この様なロータリーエバポレーター14
に直接接続して用いる傾斜型の透明ガラス製冷却器1’
として用いる場合の、試料を入れる蒸気発生容器7と、
気化したガスを凝縮させる冷却器1とを蒸気発生容器7
を回転自在に接続するには、例えば、特開平10−18
0002号公報に記載されるロータリージョイント15
を用いることにより行うことができる。具体的には、図
5、図6及び図7に示す様に、外周部に捩子山を有する
スリーブ16a,16bをロータリージョイント15の
平坦部15cに外嵌して、前記スリーブ16a,16b
に外ナット部材17を螺合し、前記外ナット部材17の
一方の端面を試料を入れる蒸気発生容器7の口部7aに
圧接することにより、試料を入れる蒸気発生容器7を取
り外し自在にすることができる。また、上記図1の
(a)に示す様な垂直型の冷却器1でも、適当な形状の
接続用ジョイントを用いれば、上記凝縮液捕集口3cを
予め形成してなくても、ロータリーエバポレーター14
の冷却器1として用いることもできる。
【0011】[II] ロータリーエバポレーター (1) 構成要素 本発明のロータリーエバポレーター14は、図4又は図
8のロータリーエバポレーター14,27の概略図に示
す様に、試料を入れる蒸気発生容器7と、気化したガス
を凝縮させる透明ガラス製冷却器1,1’と、前記蒸気
発生容器7と透明ガラス製冷却器1’とを直接又は十文
字型の接続ジョイント26を介して接続しながら蒸気発
生容器7を回転自在とするためのロータリージョイント
15と、蒸気発生容器7をカップリング18aにより掴
みながらモーター18bにより回転させるホルダー18
と、冷却器1に冷却媒体4を供給し循環するための冷却
媒体循環機10と、冷却媒体4を冷却する冷凍機11
と、冷却媒体4を循環させるための冷却媒体循環用導管
12a,12bと、蒸気発生容器内を減圧にするための
減圧装置8と、凝縮した溶液を受ける捕集用容器13と
から構成されているロータリーエバポレーター14にお
いて、前記気化したガスを凝縮させる冷却器1が、下方
部側に蒸気供給口3aを備え、上方部側に排気口3bを
備えて、内側管2aと外側管2bとからなる二重管2に
より形成された筒状体3と、該筒状体3の内部に配設さ
れた、外部より冷却媒体4を流通させて筒状体3内部を
冷却するためのコイル状内部冷却管5とから基本的に構
成されている。
【0012】(A) 透明ガラス製冷却器 本発明のロータリーエバポレーター14に用いられる透
明ガラス製冷却器1としては、上述した様な筒状体3が
内側管2aと外側管2bとの二重管2により形成されて
いる図1又は図2に示すような垂直型又は傾斜型の透明
ガラス製冷却器1、1’が用いられる。
【0013】(B) 試料を入れる蒸気発生容器 試料を入れるための蒸気発生容器7としては、減圧下に
加熱し、回転させながら蒸発させるために通常は丸底フ
ラスコを用いることが好ましい。該試料を入れるための
蒸気発生容器7には、水浴又は油浴等の加熱装置7bが
設けられている。
【0014】(C) ロータリージョイント 前記蒸気発生容器7と冷却器1とを蒸気発生容器7が回
転自在にして接続するためのロータリージョイント15
としては、例えば、特開平10−180002号公報に
記載されるロータリージョイントを用いることにより行
うことができる。具体的には、図5、図6及び図7に示
す様に、外周部に捩子山を有するスリーブ16a,16
bをロータリージョイント15の平坦部15cに外嵌し
て、前記スリーブ16a,16bに外ナット部材17を
螺合し、前記外ナット部材17の一方の端面を試料を入
れる蒸気発生容器7の口部7aに圧接することにより、
試料を入れる蒸気発生容器7を取り外し自在にすること
ができる。
【0015】(D) ホルダー 上記試料を入れるための蒸気発生容器7を回転させるた
めには、上記ロータリージョイント15をホルダー18
のカップリング18aに挿入し、外ナット部材17をス
リーブ16a,16bの捩子山に締め付けて一体化し
て、モーター18bにより駆動されて、蒸気発生容器7
はカップリング18aと共に回転する。
【0016】(E) 捕集用容器 本発明のロータリーエバポレーター14に用いられる捕
集用容器13としては、減圧下に凝縮した溶液を受ける
ことから、丸底フラスコを用いることが好ましい。
【0017】(F) 冷却媒体循環機 透明ガラス製冷却器1のコイル状内部冷却管5に供給し
て、暖められた冷却媒体4を再度冷凍機11に循環して
冷却した後、透明ガラス製冷却器1に循環するための冷
却媒体循環用導管12a,12bが配設されてる。
【0018】(G) 冷凍機 上記冷媒循環機10により循環させる冷却媒体4を所定
の温度にまで冷却するための冷凍機11である。
【0019】(H) 減圧機 蒸気発生器7を減圧するために減圧装置8が設けられて
おり、該冷却器1の排気口3bと減圧装置8との間には
捕集トラップ19及び吸引管20が設けられている。該
減圧装置8の具体例としては真空ポンプである。
【0020】(I) コントロールパネル これら各部品装置は、コントロールパネル21により制
御されていることが好ましい。
【0021】(2) 装 置 本発明のロータリーエバポレーター装置は、図2の傾斜
型冷却器1’を用いた図4に示す様な装置14とした
り、上記図2の傾斜型透明性冷却器1’に変更して、図
1に示す垂直型ガラス製冷却器1を図9に示す様な十文
字型の接続ジョイント26を用いて接続して、図8に示
すような垂直型透明ガラス製冷却器1を用いたロータリ
ーエバポレーター装置27とすることもできる。この様
な垂直型透明ガラス製冷却器1を用いたロータリーエバ
ポレーター装置27の場合はキャピラリー管9の中程に
太径部分9aを形成して、垂直型の透明ガラス製冷却器
1のコイル状内部冷却管5により凝縮された凝縮液が蒸
気発生器7に戻ることを阻止することが好ましい。
【0022】(3) 操 作 本発明のロータリーエバポレーター14装置は、上述し
た様な筒状体3が内側管2aと外側管2bとの二重管2
により形成されている透明ガラス製冷却器1を用いる以
外は通常のロータリーエバポレーター14装置と同様の
方法により実施することができる。
【0023】
【実施例】以下に示す実施例によって、本発明を更に具
体的に説明する。 実施例1 (1) 冷却器の製作 外径10mmのガラス製管を加熱して、外径50mmの
筒体に巻き付けて外側用細管5aを製作する。また、外
径9mmのガラス製管を加熱して、外径30mmの筒体
に巻き付けて内側用細管5bを製作する。次いで、これ
ら外側用細管5aと内側用細管5bを熔着させて一体化
しコイル状ガス凝縮管5を製作する。一方、外径80m
mのガラス製中管の一端を底止めし、二重管2の内側管
a2とする。そして、このガラス製中管の他端側から上
記コイル状ガス凝縮管5を挿入し、冷却媒体供給部6a
及び冷却媒体排出部6b並びに凝縮液捕集口3cを熔着
することにより、このガラス製中管とコイル状ガス凝縮
管5を一体化する。次いで、外径100mmのガラス製
太管の一端を底止めし、二重管2の外側管2bとする。
そして、冷却媒体供給部6a及び冷却媒体排出部6b並
びに凝縮液捕集口3cを熔着する。これら3箇所全部を
熔着する前に、外側管の1箇所に二重管2の空間部分2
cを真空にするためのノズル3eを熔着する。最後にガ
ラス製太管及びガラス製中管の両端に蒸気供給口3a及
び排気口3bを形成した後、焼きなましをした。製造さ
れた二重管2の空間部分2cの空気を上記ノズル3eよ
り真空ポンプで1×10-5の真空に吸引した後、ノズル
3eを熔封することにより、図2(a)及び(b)に示
す様な傾斜型の透明ガラス製冷却器1’が完成する。
【0024】(2) 傾斜型透明ガラス製冷却器を用いた
ロータリーエバポレーター装置 上記図2(a)及び(b)に示す傾斜型の透明ガラス製
冷却器1を用いてロータリージョイントのホルダー18
のカップリング18aと接続して、図4に示すような傾
斜型透明ガラス製冷却器1’を用いたロータリーエバポ
レーター装置27とした。このロータリーエバポレータ
ー14を用いた溶剤回収装置25を、化学合成反応溶媒
として使用されたエチルアルコールを、ロータリーエバ
ポレーター14による分離・精製を行って溶剤の回収を
行った。該溶剤回収装置25は、上記冷却器1’及び反
応溶媒混合物22を入れた丸底フラスコ23及び捕集用
丸底フラスコ24の他に、丸底フラスコ23を油浴によ
り加熱する加熱装置7bを用い、更に、丸底フラスコ2
3を回転自在に冷却器1’と接続するため図6に示す様
なロータリージョイント15を丸底フラスコ23内に挿
入し、外ナット部材17をスリーブ16a,16bの捩
子山に締め付けてロータリージョイント15と丸底23
を一体化して、ホルダー18のカップリング18aに丸
底フラスコ23の口部7aを挿入し、モーター18bの
駆動により丸底フラスコ23をカップリング18aと共
に回転させる。そして、冷却器1’の冷却媒体供給部5
a及び冷却媒体排出部6bに冷却媒体4を循環するため
の冷却媒体循環用導管12a,12bを接続し、冷凍機
11で5℃に温度に冷却した冷却媒体4を冷却媒体循環
機10で冷却器1’に循環した。また、減圧装置8を駆
動して、丸底フラスコ23内を100torrに減圧す
るため、冷却器1’の排気口3bより吸引管20aを通
じて吸引し、その途中で排気ガス中に含まれる溶剤を捕
集トラップ19で回収した。
【0025】実施例2 (1) 冷却器の製作 外径10mmのガラス製管を加熱して、外径50mmの
筒体に巻き付けて外側用細管5aを製作する。また、外
径9mmのガラス製管を加熱して、外径30mmの筒体
に巻き付けて内側用細管5bを製作する。次いで、これ
ら外側用細管5aと内側用細管5bを熔着させて一体化
しコイル状ガス凝縮管5を製作する。一方、外径80m
mのガラス製中管の一端を底止めし、二重管2の内側管
a2とする。そして、このガラス製中管の他端側から上
記コイル状ガス凝縮管5を挿入し、冷却媒体供給部6a
及び冷却媒体排出部6b並びに凝縮液捕集口3cを熔着
することにより、このガラス製中管とコイル状ガス凝縮
管5を一体化する。次いで、外径100mmのガラス製
太管の一端を底止めし、二重管2の外側管2bとする。
そして、冷却媒体供給部6a及び冷却媒体排出部6bを
熔着する。これら2箇所全部を熔着する前に、外側管の
1箇所に二重管2の空間部分2cを真空にするためのノ
ズル3eを熔着する。最後にガラス製太管及びガラス製
中管の両端に蒸気供給口3a及び排気口3bを形成した
後、焼きなましをした。製造された二重管2の空間部分
2cの空気を上記ノズル3eより真空ポンプで1×10
-5の真空に吸引した後、ノズル3eを熔封することによ
り、図1(a)及び(b)に示す様な垂直型の透明ガラ
ス製冷却器1が完成する。
【0026】(2) 垂直型透明ガラス製冷却器を用いた
ロータリーエバポレーター装置 上記図1の(a)及び(b)に示す垂直型透明ガラス製
冷却器1を、図9に示すような十文字型の接続ジョイン
ト26を用いてロータリージョイントのホルダー18と
接続して、図8に示すような垂直型透明ガラス製冷却器
1を用いたロータリーエバポレーター装置27とした。
この垂直型透明ガラス製冷却器1を用いたロータリーエ
バポレーター装置27は、キャピラリー管9の中程に太
径部分9aを形成して、垂直型透明ガラス製冷却器1の
コイル状内部冷却管5により凝縮された凝縮液が蒸気発
生容器7に戻るようになっている。上記垂直型の透明ガ
ラス製冷却器1を、図8に示す様な、ロータリーエバポ
レーター14を用いた溶剤回収装置25とし、これで化
学合成反応溶媒として使用されたエチルアルコールを、
ロータリーエバポレーター14による分離・精製を行っ
て溶剤の回収を行った。該溶剤回収装置25は、上記冷
却器1及び反応溶媒混合物22を入れた丸底フラスコ2
3及び捕集用丸底フラスコ24の他に、丸底フラスコ2
3を油浴により加熱する加熱装置7bを用い、更に、丸
底フラスコ23を十文字型の接続ジョイント26を介し
て回転自在に冷却器1と接続するために図6に示す様な
ロータリージョイント15を丸底フラスコ23内に挿入
し、外ナット部材17をスリーブ16a,16bの捩子
山に締め付けてロータリージョイント15と丸底フラス
コ23を一体化して、ホルダー18のカップリング18
aに丸底フラスコ23の口部7aを挿入し、モーター1
8bの駆動により丸底フラスコ23をカップリング18
aと共に回転させる。そして、冷却器1の冷却媒体供給
部5a及び冷却媒体排出部6bに冷却媒体4を循環する
ための冷却媒体循環用導管12a,12bを接続し、冷
凍機11で5℃に温度に冷却した冷却媒体4を冷却媒体
循環機10で冷却器1に循環した。また、減圧装置8を
駆動して、丸底フラスコ23内を100torrに減圧
するため、冷却器1の排気口3bより吸引管20aを通
じて吸引し、その途中で排気ガス中に含まれる溶剤を捕
集トラップ19で回収した。
【0027】
【発明の効果】このような本発明の透明ガラス製冷却器
1,1’及びそれを用いたロータリーエバポレーター1
4,27を用いた溶剤回収装置25は、冷却媒体4を収
容するコイル状内部冷却管5が冷却されても、該冷却器
1の筒状態3が内側容器2と外側容器3とからなる二重
管2にて形成されていることから、冷却媒体4によりコ
イル状内部冷却管5を冷却しても二重管2の外側管2b
の壁面部2eに伝熱し難く、透明ガラス製冷却器1,
1’の回りに水滴が付着し難く、水滴による冷却器1の
周辺を濡らすといった問題が生じなく、アスピレーター
による吸引減圧装置の様に溶剤と水が混合されることが
ないので、下水の浄化においても問題とならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(a)は本発明実施例の透明ガラス製冷
却器の正面の部分断面図であり、(b)はそのA−A線
の断面図である。
【図2】図2の(a)は、本発明の他の実施例の透明ガ
ラス製冷却器の正面図の部分断面図であり、(b)はそ
のB−B線の部分断面図である。
【図3】図3は、図1の冷却器を用いた反応装置の断面
図である。
【図4】図4は、図2の冷却器を用いたロータリーエバ
ポレーターの概略図である。
【図5】図5は、冷却器を用いたロータリーエバポレー
ターの分解図である。
【図6】図6は、ロータリージョイントの分解図であ
る。
【図7】図7は、ロータリージョイントとフラスコの結
合部分の部分断面図である。
【図8】図8は、図1の垂直型の透明ガラス製冷却器を
用いたロータリーエバポレーター装置の概略図である。
【図9】図9は、図8にて用いた十文字型の接続ジョイ
ントの一部切り欠き断面図である。
【符号の説明】
1 透明ガラス製冷却器(垂直型) 1’傾斜型の透明ガラス製冷却器 2 二重管 2a 内側管 2b 外側管 2c 空間部分 2d 内側管の壁面部 2e 外側管の壁面部 3 筒状体 3a 蒸気供給口 3b 排気口 3c 凝縮液捕集口 3d 空間部 3e ノズル 4 冷却媒体 5 コイル状内部冷却管 5a 外側用細管 5b 内側用細管 6a 冷却媒体供給部 6b 冷却媒体排出部 7 蒸気発生容器 7a 口部 7b 加熱装置 8 減圧装置 9 キャピラリー管 10 冷却媒体循環機 11 冷凍機 12a,12b 冷却媒体循環用導管 13 捕集用容器 14 ロータリーエバポレーター 15 ロータリージョイント 15c ロータリージョイントの平坦部 16a,16b スリーブ 17 外ナット部材 18 ホルダー 18a カップリング 18b モーター 19 捕集トラップ 20 吸引管 21 コントロールパネル 22 反応溶媒混合物 23 丸底フラスコ 24 捕集用丸底フラスコ 25 溶剤回収装置 26 十文字型の接続ジョイント 27 ロータリーエバポレーター装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方部側に蒸気供給口を備え、上方部側に
    排気口を備えた筒状体と、該筒状体の内部に配設された
    外部より冷却媒体を流通させて筒状体内部を冷却するた
    めのコイル状内部冷却管とから構成されている透明ガラ
    ス製冷却器において、前記筒状体が内側管と外側管との
    二重管により形成されていることを特徴とする、透明ガ
    ラス製冷却器。
  2. 【請求項2】筒状体の内側管と外側管との二重管により
    挟まれた空間部分が、700torr以下の圧力に減圧
    されている、請求項1に記載の透明ガラス製冷却器。
  3. 【請求項3】筒状体の下方部側の側面部にコイル状ガス
    凝縮管によって凝縮された凝縮液を捕集して回収するた
    めの回収用フラスコを接続するための捕集口を形成し
    た、請求項1又は2に記載の透明ガラス製冷却器。
  4. 【請求項4】試料を入れる蒸気発生容器と、気化したガ
    スを凝縮させる冷却器と、前記蒸気発生容器と冷却器と
    を接続しながら蒸気発生容器を回転自在とするためのロ
    ータリージョイントと、蒸気発生容器をカップリングに
    より掴みながらモーターにより回転させるホルダーと、
    冷却器に冷却媒体を供給し循環させるための冷却媒体循
    環機と、冷却媒体を冷却する冷凍機と、冷却媒体を循環
    させるための冷却媒体循環用導管と、蒸気発生容器内を
    減圧にするための減圧装置と、凝縮した溶液を受ける捕
    集用容器とから構成されているロータリーエバポレータ
    ーにおいて、前記気化したガスを凝縮させる冷却器が、
    下方部側に蒸気供給口を備え、上方部側に排気口を備え
    る、内側管と外側管とからなる二重管により形成された
    筒状体、及び、該筒状体の内部に配設された、外部より
    冷却媒体を流通させて筒状体内部を冷却するためのコイ
    ル状内部冷却管から構成されていることを特徴とする、
    ロータリーエバポレーター。
  5. 【請求項5】筒状体の内側管と外側管との二重管により
    挟まれた密閉された空間部分が、700torr以下の
    圧力に減圧されている、請求項4に記載のロータリーエ
    バポレーター。
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