JP2000278837A - ケーブルの接続構造 - Google Patents
ケーブルの接続構造Info
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- JP2000278837A JP2000278837A JP11079130A JP7913099A JP2000278837A JP 2000278837 A JP2000278837 A JP 2000278837A JP 11079130 A JP11079130 A JP 11079130A JP 7913099 A JP7913099 A JP 7913099A JP 2000278837 A JP2000278837 A JP 2000278837A
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- coaxial cable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を抑えることができ、かつ、取付け
作業も容易であるケーブルの接続構造を得る。 【解決手段】 同軸ケーブル1の接続端面1aは、ケー
ブル1の軸方向に対して垂直な平面にされている。同軸
ケーブル1の接続端面1a側に、スリーブ10が嵌合さ
れている。回路基板21には、同軸ケーブル1の接続端
面1aに露出した導体2,3に接触する部分に、それぞ
れ、弾性導電体22,23が設けられている。弾性導電
体22,23としては、例えば、導電性粉末をゴムや樹
脂に混練した材料等が用いられる。回路基板21の弾性
導電体23の近傍には、スリーブ10のフック11と嵌
合する一対の穴24が設けられている。スリーブ10の
一対のフック11が回路基板21の一対の穴24にそれ
ぞれ嵌め込まれ、同軸ケーブル1の接続端面1a側と回
路基板21とが堅固に固定される。
作業も容易であるケーブルの接続構造を得る。 【解決手段】 同軸ケーブル1の接続端面1aは、ケー
ブル1の軸方向に対して垂直な平面にされている。同軸
ケーブル1の接続端面1a側に、スリーブ10が嵌合さ
れている。回路基板21には、同軸ケーブル1の接続端
面1aに露出した導体2,3に接触する部分に、それぞ
れ、弾性導電体22,23が設けられている。弾性導電
体22,23としては、例えば、導電性粉末をゴムや樹
脂に混練した材料等が用いられる。回路基板21の弾性
導電体23の近傍には、スリーブ10のフック11と嵌
合する一対の穴24が設けられている。スリーブ10の
一対のフック11が回路基板21の一対の穴24にそれ
ぞれ嵌め込まれ、同軸ケーブル1の接続端面1a側と回
路基板21とが堅固に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルの接続構
造、特に、高周波用ケーブルの接続構造に関する。
造、特に、高周波用ケーブルの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の接続構造としては、
ケーブルの接続端部にプラグ(プローブ等)を装着し、
接続相手側である回路基板等にはコンセント(ジャッ
ク、レセプタクル等)を装着し、プラグをコンセントに
嵌合することによって接続するものが知られている。
ケーブルの接続端部にプラグ(プローブ等)を装着し、
接続相手側である回路基板等にはコンセント(ジャッ
ク、レセプタクル等)を装着し、プラグをコンセントに
嵌合することによって接続するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラグ
とコンセントの嵌合接続構造の場合、部品点数が多く小
型化が困難であり、また、プラグやコンセントの取付け
作業も煩雑であった。そこで、本発明の目的は、部品点
数を抑えることができ、かつ、取付け作業も容易である
ケーブルの接続構造を提供することにある。
とコンセントの嵌合接続構造の場合、部品点数が多く小
型化が困難であり、また、プラグやコンセントの取付け
作業も煩雑であった。そこで、本発明の目的は、部品点
数を抑えることができ、かつ、取付け作業も容易である
ケーブルの接続構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係るケーブルの接続構造は、(a)接続端
面が略平面状であるケーブルと、(b)前記ケーブルの
導体に電気的に接続した被接続部品と、(c)前記ケー
ブルの接続端面に露出した導体と前記被接続部品との間
に介在した弾性導電体と、(d)前記ケーブルの接続端
面と前記被接続部品とを固定する保持部材と、を備えた
ことを特徴とする。
め、本発明に係るケーブルの接続構造は、(a)接続端
面が略平面状であるケーブルと、(b)前記ケーブルの
導体に電気的に接続した被接続部品と、(c)前記ケー
ブルの接続端面に露出した導体と前記被接続部品との間
に介在した弾性導電体と、(d)前記ケーブルの接続端
面と前記被接続部品とを固定する保持部材と、を備えた
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】弾性導電体は、ケーブルの略平面状の接続端面
に露出した導体に接触しており、この弾性導電体を介し
てケーブルと被接続部品とが電気的に接続する。従っ
て、接続空間の無駄が少なく、部品点数も抑えられる簡
素な接続構造となる。ケーブルと被接続部品とを接続す
る際にかかる押圧力は、弾性導電体によって調整され
る。
に露出した導体に接触しており、この弾性導電体を介し
てケーブルと被接続部品とが電気的に接続する。従っ
て、接続空間の無駄が少なく、部品点数も抑えられる簡
素な接続構造となる。ケーブルと被接続部品とを接続す
る際にかかる押圧力は、弾性導電体によって調整され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るケーブルの接
続構造の実施形態について添付図面を参照して説明す
る。
続構造の実施形態について添付図面を参照して説明す
る。
【0007】[第1実施形態、図1〜図3]図1に示す
ように、ケーブル1は、内導体2、外導体3、内導体2
と外導体3を絶縁するための絶縁体4、外導体3を被覆
するための被覆絶縁体5で構成された同軸ケーブルであ
る。同軸ケーブル1の接続端面1aは、ケーブル1の軸
方向に対して垂直な平面にされている。ここに、接続端
面1aの平面度アップや導体2,3の位置固定のため
に、接続端面1aの導体2,3と絶縁体4,5との隙間
並びに絶縁体4,5表面に樹脂を含侵させ、硬化させて
おくこともできる。さらに、接続端面1aに露出してい
る導体2,3に、AuやAg等の表面処理をしておいて
もよい。
ように、ケーブル1は、内導体2、外導体3、内導体2
と外導体3を絶縁するための絶縁体4、外導体3を被覆
するための被覆絶縁体5で構成された同軸ケーブルであ
る。同軸ケーブル1の接続端面1aは、ケーブル1の軸
方向に対して垂直な平面にされている。ここに、接続端
面1aの平面度アップや導体2,3の位置固定のため
に、接続端面1aの導体2,3と絶縁体4,5との隙間
並びに絶縁体4,5表面に樹脂を含侵させ、硬化させて
おくこともできる。さらに、接続端面1aに露出してい
る導体2,3に、AuやAg等の表面処理をしておいて
もよい。
【0008】この同軸ケーブル1の接続端面1a側に、
保持部材であるスリーブ10が嵌合される。スリーブ1
0は円筒状をしており、弾性を有するフック11が、一
方の側に一対設けられている。なお、図1において、フ
ック11は一つしか図示されていない。
保持部材であるスリーブ10が嵌合される。スリーブ1
0は円筒状をしており、弾性を有するフック11が、一
方の側に一対設けられている。なお、図1において、フ
ック11は一つしか図示されていない。
【0009】次に、図2及び図3に示すように、スリー
ブ10によって同軸ケーブル1は、被接続部品である回
路基板21に接合される。回路基板21には、同軸ケー
ブル1の接続端面1aに露出した導体2,3に接触する
部分に、それぞれ、円形の弾性導電体22と円環形の弾
性導電体23とが印刷やめっき等の方法により設けられ
ている。ただし、弾性導電体22,23は、本第1実施
形態のように、接続端面1aに露出した導体2,3の全
面に接触するように配設する必要はなく、導体2,3の
それぞれの表面の少なくとも一部に接触するように配設
されていればよい。
ブ10によって同軸ケーブル1は、被接続部品である回
路基板21に接合される。回路基板21には、同軸ケー
ブル1の接続端面1aに露出した導体2,3に接触する
部分に、それぞれ、円形の弾性導電体22と円環形の弾
性導電体23とが印刷やめっき等の方法により設けられ
ている。ただし、弾性導電体22,23は、本第1実施
形態のように、接続端面1aに露出した導体2,3の全
面に接触するように配設する必要はなく、導体2,3の
それぞれの表面の少なくとも一部に接触するように配設
されていればよい。
【0010】弾性導電体22,23の材料としては、例
えば、導電性粉末(球状、繊維状あるいはフレーク状等
のもの)をゴムや樹脂に混練した材料、又は、形状記憶
合金、超弾性合金、柔軟性を有する金属材料又は塑性領
域以内で用いられる金属材料がある。弾性導電体22,
23はAu,Ag,Ni,Cu等からなる。また、弾性
導電体22,23の材料として、異方性導電体を使用す
ることもできる。異方性導電体は、その導通方向が回路
基板21に対して垂直になるように回路基板21に形成
される。このとき、異方性導電体は、接続端面1aの全
面に接触するように広面積に配設することもできる。
えば、導電性粉末(球状、繊維状あるいはフレーク状等
のもの)をゴムや樹脂に混練した材料、又は、形状記憶
合金、超弾性合金、柔軟性を有する金属材料又は塑性領
域以内で用いられる金属材料がある。弾性導電体22,
23はAu,Ag,Ni,Cu等からなる。また、弾性
導電体22,23の材料として、異方性導電体を使用す
ることもできる。異方性導電体は、その導通方向が回路
基板21に対して垂直になるように回路基板21に形成
される。このとき、異方性導電体は、接続端面1aの全
面に接触するように広面積に配設することもできる。
【0011】回路基板21の弾性導電体23の外側近傍
には、スリーブ10のフック11と嵌合する一対の穴2
4が設けられている。スリーブ10の一対のフック11
が回路基板21の一対の穴24にそれぞれ嵌め込まれ、
接続端面1aと回路基板21とが対向した状態で、同軸
ケーブル1の接続端面1a側と回路基板21とが堅固に
固定される。これにより、同軸ケーブル1の内導体2は
回路基板21の弾性導電体22に電気的に接続され、外
導体3は弾性導電体23に電気的に接続される。このと
き、同軸ケーブル1の接続端面1aと回路基板21との
間にかかる押圧力は、弾性導電体22,23によって調
整される。なお、必要以上の押圧力がかからないよう
に、係止部を同軸ケーブル1と回路基板21の相互の接
続面に設けておいてもよい。同軸ケーブル1の接続端面
1a側の軸方向は、回路基板21に対して垂直な状態と
なっている。
には、スリーブ10のフック11と嵌合する一対の穴2
4が設けられている。スリーブ10の一対のフック11
が回路基板21の一対の穴24にそれぞれ嵌め込まれ、
接続端面1aと回路基板21とが対向した状態で、同軸
ケーブル1の接続端面1a側と回路基板21とが堅固に
固定される。これにより、同軸ケーブル1の内導体2は
回路基板21の弾性導電体22に電気的に接続され、外
導体3は弾性導電体23に電気的に接続される。このと
き、同軸ケーブル1の接続端面1aと回路基板21との
間にかかる押圧力は、弾性導電体22,23によって調
整される。なお、必要以上の押圧力がかからないよう
に、係止部を同軸ケーブル1と回路基板21の相互の接
続面に設けておいてもよい。同軸ケーブル1の接続端面
1a側の軸方向は、回路基板21に対して垂直な状態と
なっている。
【0012】弾性導電体22,23には、回路基板21
に配設された回路パターン(図示せず)がそれぞれ電気
的に接続されている。回路パターンが、弾性導電体2
2,23が配設されている面とは反対側の面に配設され
ている場合には、回路基板に設けたスルーホール(図示
せず)を介して弾性導電体22,23に電気的に接続さ
れる。
に配設された回路パターン(図示せず)がそれぞれ電気
的に接続されている。回路パターンが、弾性導電体2
2,23が配設されている面とは反対側の面に配設され
ている場合には、回路基板に設けたスルーホール(図示
せず)を介して弾性導電体22,23に電気的に接続さ
れる。
【0013】ここに、第1実施形態では、スリーブ10
を同軸ケーブル1に先に取り付けているが、回路基板2
1に先に取り付けてもよい。また、フック11の代わり
に、カシメ、ねじ止め、あるいはクランプ等の周知の固
定方式を用いて回路基板21とスリーブ10との固定を
行なってもよい。弾性導電体22,23も回路基板21
に配設する代わりに、同軸ケーブル1の接続端面1aに
配設してもよい。
を同軸ケーブル1に先に取り付けているが、回路基板2
1に先に取り付けてもよい。また、フック11の代わり
に、カシメ、ねじ止め、あるいはクランプ等の周知の固
定方式を用いて回路基板21とスリーブ10との固定を
行なってもよい。弾性導電体22,23も回路基板21
に配設する代わりに、同軸ケーブル1の接続端面1aに
配設してもよい。
【0014】以上の構成からなる同軸ケーブル1の接続
構造は、同軸ケーブル1の平面状接続端面1aに面接触
した弾性導電体22,23を介して、同軸ケーブル1の
導体2,3と回路基板21の回路パターンとを電気的に
接続しているので、接続空間の無駄が少なく、部品点数
も抑えることができる。また、簡素な接続構造であるた
め、組み立て易く生産性に優れている。
構造は、同軸ケーブル1の平面状接続端面1aに面接触
した弾性導電体22,23を介して、同軸ケーブル1の
導体2,3と回路基板21の回路パターンとを電気的に
接続しているので、接続空間の無駄が少なく、部品点数
も抑えることができる。また、簡素な接続構造であるた
め、組み立て易く生産性に優れている。
【0015】[第2実施形態、図4]ケーブルと接続さ
れる被接続部材は、回路基板の他に、別のケーブルやア
タッチメント、アダプタ等であってもよい。本第2実施
形態は、同軸ケーブル同士の接続構造について説明す
る。
れる被接続部材は、回路基板の他に、別のケーブルやア
タッチメント、アダプタ等であってもよい。本第2実施
形態は、同軸ケーブル同士の接続構造について説明す
る。
【0016】図4に示すように、同軸ケーブル1A,1
Bは、前記第1実施形態の同軸ケーブル1と同様の構成
を有している。同軸ケーブル1A,1Bのそれぞれの接
続端面1aは、ケーブル1A,1Bの軸方向に対して垂
直な平面にされている。同軸ケーブル1A,1Bのいず
れか一方の接続端面1aには、露出している内導体2の
表面を覆う円形の弾性導電体22と、露出している外導
体3の表面を覆う円環形の弾性導電体23とが設けられ
ている。
Bは、前記第1実施形態の同軸ケーブル1と同様の構成
を有している。同軸ケーブル1A,1Bのそれぞれの接
続端面1aは、ケーブル1A,1Bの軸方向に対して垂
直な平面にされている。同軸ケーブル1A,1Bのいず
れか一方の接続端面1aには、露出している内導体2の
表面を覆う円形の弾性導電体22と、露出している外導
体3の表面を覆う円環形の弾性導電体23とが設けられ
ている。
【0017】この同軸ケーブル1Aの接続端面1a側
に、略円筒形状の雌型係止部材31が嵌合されている。
同様に、同軸ケーブル1Bの接続端面1a側にも、円筒
形状の雄型係止部材32が嵌合されている。雌型係止部
材31の内周面には断面が三角波状の係止突条31aが
形成されている。一方、雄型係止部材32の外周面に
は、雌型係止部材31の係止突条31aと係合する、断
面が三角波状の係止突条32aが形成されている。
に、略円筒形状の雌型係止部材31が嵌合されている。
同様に、同軸ケーブル1Bの接続端面1a側にも、円筒
形状の雄型係止部材32が嵌合されている。雌型係止部
材31の内周面には断面が三角波状の係止突条31aが
形成されている。一方、雄型係止部材32の外周面に
は、雌型係止部材31の係止突条31aと係合する、断
面が三角波状の係止突条32aが形成されている。
【0018】雄型係止部材32を雌型係止部材31に嵌
め込んで係合させることにより、接続端面1a同士が対
向した状態で、同軸ケーブル1Aの接続端面1a側と同
軸ケーブル1Bの接続端面1a側とが堅固に固定され
る。同軸ケーブル1A,1Bのそれぞれの内導体2同士
が弾性導電体22を介して電気的に接続され、外導体3
同士が弾性導電体23を介して電気的に接続される。こ
のとき、同軸ケーブル1A,1Bの接続端面1a同士間
にかかる押圧力は弾性導電体22,23によって調整さ
れる。
め込んで係合させることにより、接続端面1a同士が対
向した状態で、同軸ケーブル1Aの接続端面1a側と同
軸ケーブル1Bの接続端面1a側とが堅固に固定され
る。同軸ケーブル1A,1Bのそれぞれの内導体2同士
が弾性導電体22を介して電気的に接続され、外導体3
同士が弾性導電体23を介して電気的に接続される。こ
のとき、同軸ケーブル1A,1Bの接続端面1a同士間
にかかる押圧力は弾性導電体22,23によって調整さ
れる。
【0019】以上の構成からなる同軸ケーブル1A,1
B同士の接続構造は前記第1実施形態の同軸ケーブル1
の接続構造と同様の作用効果を奏する。
B同士の接続構造は前記第1実施形態の同軸ケーブル1
の接続構造と同様の作用効果を奏する。
【0020】[第3実施形態、図5]本第3実施形態
は、被接続部材がアタッチメントを実装した回路基板の
場合について説明する。図5に示すように、同軸ケーブ
ル1Cは、接続端面1a側に埋設されている円筒形状の
雄型係止部材41を残して、前記第1実施形態の同軸ケ
ーブル1と同様の構成をしている。同軸ケーブル1Cの
接続端面1aは、ケーブル1Cの軸方向に対して垂直な
平面にされている。雄型係止部材41の外周面には、横
断面が三角形の係止突条41aが形成されている。
は、被接続部材がアタッチメントを実装した回路基板の
場合について説明する。図5に示すように、同軸ケーブ
ル1Cは、接続端面1a側に埋設されている円筒形状の
雄型係止部材41を残して、前記第1実施形態の同軸ケ
ーブル1と同様の構成をしている。同軸ケーブル1Cの
接続端面1aは、ケーブル1Cの軸方向に対して垂直な
平面にされている。雄型係止部材41の外周面には、横
断面が三角形の係止突条41aが形成されている。
【0021】回路基板51上にはアタッチメント42が
実装されている。アタッチメント42の開口側の内周壁
面には、同軸ケーブル1Cの係止突条41aと係合す
る、断面がV字形の溝42aが形成されている。アタッ
チメント42の閉塞側には、絶縁板45が固定されてい
る。絶縁板45の表面には、同軸ケーブル1Cの接続端
面1aに露出した導体2,3に接触する部分に、それぞ
れ、円形の弾性導電体22と円環形の弾性導電体23と
が印刷等の方法により設けられている。これらの弾性導
電体22,23は、図示しないリード線等を介して回路
基板51の回路パターンに電気的に接続される。
実装されている。アタッチメント42の開口側の内周壁
面には、同軸ケーブル1Cの係止突条41aと係合す
る、断面がV字形の溝42aが形成されている。アタッ
チメント42の閉塞側には、絶縁板45が固定されてい
る。絶縁板45の表面には、同軸ケーブル1Cの接続端
面1aに露出した導体2,3に接触する部分に、それぞ
れ、円形の弾性導電体22と円環形の弾性導電体23と
が印刷等の方法により設けられている。これらの弾性導
電体22,23は、図示しないリード線等を介して回路
基板51の回路パターンに電気的に接続される。
【0022】同軸ケーブル1Cの接続端面1a側をアタ
ッチメント42に嵌め込んで係合させることにより、同
軸ケーブル1Cの接続端面1a側とアタッチメント42
とが堅固に固定される。同軸ケーブル1Cの内導体2は
絶縁板45上の弾性導電体22に電気的に接続され、外
導体3は弾性導電体23に電気的に接続される。
ッチメント42に嵌め込んで係合させることにより、同
軸ケーブル1Cの接続端面1a側とアタッチメント42
とが堅固に固定される。同軸ケーブル1Cの内導体2は
絶縁板45上の弾性導電体22に電気的に接続され、外
導体3は弾性導電体23に電気的に接続される。
【0023】以上の構成からなる同軸ケーブル1Cの接
続構造は、前記第1実施形態の同軸ケーブル1の接続構
造と同様の作用効果を奏する。同軸ケーブル1Cの接続
端面1a側の軸方向は、回路基板51に対して水平状態
となっており、低背化に適している。
続構造は、前記第1実施形態の同軸ケーブル1の接続構
造と同様の作用効果を奏する。同軸ケーブル1Cの接続
端面1a側の軸方向は、回路基板51に対して水平状態
となっており、低背化に適している。
【0024】[他の実施形態]なお、本発明に係るケー
ブルの接続構造は前記実施形態に限定するものではな
く、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
ブルの接続構造は前記実施形態に限定するものではな
く、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
【0025】ケーブルとしては、任意の材質及び形状の
ものが選択される。内蔵の導体本数も二本に限るもので
はなく、単数または三本以上であってもよく、さらに、
複数のケーブルを束ねたものであってもよい。また、保
持部材もケーブルに合わせて任意の材質及び形状のもの
が選択される。
ものが選択される。内蔵の導体本数も二本に限るもので
はなく、単数または三本以上であってもよく、さらに、
複数のケーブルを束ねたものであってもよい。また、保
持部材もケーブルに合わせて任意の材質及び形状のもの
が選択される。
【0026】また、前記実施形態では、ケーブルの接続
端面を完全に平面にしているが、仕様によっては、ケー
ブルの導体を接続端面から若干突出させる等の場合もあ
る。
端面を完全に平面にしているが、仕様によっては、ケー
ブルの導体を接続端面から若干突出させる等の場合もあ
る。
【0027】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ケーブルの略平面状の接続端面に露出した導体
と被接続部品との間に介在した弾性導電体によって、ケ
ーブルと被接続部品とを電気的に接続するので、接続空
間の無駄が少なく、部品点数も抑えることができる。ま
た、簡素な構造であるため、組み立て易く生産性に優れ
ている。さらに、小型化、低背化も容易である。また、
弾性導電体の形状や配置を変更するだけで任意のケーブ
ルに容易に対応することができ、設計の自由度をアップ
することができる。
よれば、ケーブルの略平面状の接続端面に露出した導体
と被接続部品との間に介在した弾性導電体によって、ケ
ーブルと被接続部品とを電気的に接続するので、接続空
間の無駄が少なく、部品点数も抑えることができる。ま
た、簡素な構造であるため、組み立て易く生産性に優れ
ている。さらに、小型化、低背化も容易である。また、
弾性導電体の形状や配置を変更するだけで任意のケーブ
ルに容易に対応することができ、設計の自由度をアップ
することができる。
【図1】本発明に係るケーブルの接続構造の第1実施形
態の接続手順を示す斜視図。
態の接続手順を示す斜視図。
【図2】図1に続く接続手順を示す斜視図。
【図3】第1実施形態の接続構造を示す断面図。
【図4】本発明に係るケーブルの接続構造の第2実施形
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図5】本発明に係るケーブルの接続構造の第3実施形
態を示す断面図。
態を示す断面図。
1,1A,1B,1C…同軸ケーブル 1a…接続端面 2,3…導体 10…スリーブ(保持部材) 21…回路基板(被接続部品) 22,23…弾性導電体 31…雌型係止部材 32,41…雄型係止部材 42…アタッチメント(被接続部品)
Claims (1)
- 【請求項1】 接続端面が略平面状であるケーブルと、 前記ケーブルの導体に電気的に接続した被接続部品と、 前記ケーブルの接続端面に露出した導体と前記被接続部
品との間に介在した弾性導電体と、 前記ケーブルの接続端面と前記被接続部品とを固定する
保持部材と、 を備えたことを特徴とするケーブルの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11079130A JP2000278837A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | ケーブルの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11079130A JP2000278837A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | ケーブルの接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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