JP2000274381A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

Info

Publication number
JP2000274381A
JP2000274381A JP11082486A JP8248699A JP2000274381A JP 2000274381 A JP2000274381 A JP 2000274381A JP 11082486 A JP11082486 A JP 11082486A JP 8248699 A JP8248699 A JP 8248699A JP 2000274381 A JP2000274381 A JP 2000274381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
housing
movable scroll
hole
wear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11082486A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Koshida
亮 越田
Kazuhiro Hanzawa
和弘 半沢
Hideyuki Watanabe
秀行 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP11082486A priority Critical patent/JP2000274381A/ja
Publication of JP2000274381A publication Critical patent/JP2000274381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成が簡素であり、かつ、耐久性に優れた可動
側のスクロールの公転許容・自転規制機構を有するスク
ロール型圧縮機を得る。 【解決手段】圧縮機10におけるフロントハウジング1
8と可動スクロール24との間には、レース66が介在
している。このレース66には複数の規制孔70が形成
されている。可動スクロール24にはピン76が固定さ
れており、このピン76は、前記規制孔70に遊嵌され
て、該規制孔70の内壁面と摺接している。この場合、
これらピン76と、規制孔70とによって、可動スクロ
ール24の公転を許容するとともに、該可動スクロール
24の自転を規制する機構が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置等
に用いられるスクロール型圧縮機に関し、詳細には、可
動側のスクロールの公転を許容するとともに、該可動側
のスクロールの自転を阻止するための機構を備えたスク
ロール型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用空調装置等に用いられ
るスクロール型の圧縮機は、ハウジングと、該ハウジン
グ内に固定された固定側スクロールと、該固定側スクロ
ールに対して変位可能な可動側スクロール等により構成
されている(例えば、特開平7−151071号公報参
照)。
【0003】この種の圧縮機は、ハウジングに支持され
た軸を回転させることによって、該軸に連結された可動
側スクロールがこの軸に対して公転し、このとき、固定
側スクロールと可動側スクロールとの間に形成された圧
縮室において、冷媒ガスが圧縮されるように構成されて
いる。
【0004】そして、前記圧縮機においては、可動側ス
クロールの公転を許容するとともに、該可動側スクロー
ルの自転を規制するための機構は、ハウジングに設けら
れた穴部に装着されるスリーブと、前記可動側スクロー
ルに設けられた穴部に装着されるスリーブと、これらス
リーブに両端部が緩く挿入されるピンと、該ピンを支持
するリングとによって構成されている。また、可動側ス
クロールとリングとの間、およびハウジングと前記リン
グとの間には、それぞれ、スリーブの抜け落ちを防止す
るためにレースが介装されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したス
クロール型の圧縮機において、ハウジングおよび可動側
スクロールの穴部にスリーブを装着するようにしている
のは、次の理由に基づく。すなわち、ハウジングおよび
可動側スクロールは、一般に、アルミニウム合金で形成
されているため、これらが直接摺接すると、摩耗や焼き
付き等が生じやすくなるためである。
【0006】従って、可動側スクロールの公転を許容す
るとともに、該可動側スクロールの自転を規制するため
の機構を、ハウジングおよび前記可動側スクロールに設
けられた穴部を用いて構成した場合、該穴部に装着する
スリーブ、さらには、該スリーブの抜け落ちを防止する
レースが必要となるため、前記機構の構成が複雑とな
る。
【0007】また、ピンがスリーブ内を移動する際に、
該スリーブは、穴部内において回転する方向の力を受け
る。このため、穴部が摩耗し、該穴部とスリーブとの間
にガタが生じるという問題が起こるおそれがある。この
問題は、穴部に対するスリーブの圧入代を小さくとるこ
とによって、一層顕著となる。
【0008】本発明は、上記の不都合を解消するために
なされたものであって、構成が簡素であり、かつ、耐久
性に優れた可動側のスクロールの公転許容・自転規制機
構を有するスクロール型圧縮機を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスクロール
型圧縮機において、可動側のスクロールの自転を規制す
るとともに、該可動側のスクロールの回転軸に対する公
転を許容する公転許容・自転規制機構は、ハウジングと
前記可動側のスクロールとの間に配された耐摩耗板に設
けられた規制孔と、前記可動側のスクロールに設けら
れ、前記規制孔に遊嵌されて該規制孔の内壁面と摺接す
るピンとによって構成されている(請求項1記載の発
明)。
【0010】このように、公転許容・自転規制機構を構
成する規制孔を耐摩耗板に設けるようにすることによっ
て、該公転許容・自転規制機構の構造が簡素化される。
【0011】また、前記ピンが摺接する前記規制孔は、
耐摩耗板に設けられているため、この規制孔の内壁面に
は摩耗等が生じにくい。従って、可動側のスクロールが
公転する際に、規制孔とピンとの間にガタ等が発生する
ことが回避される。
【0012】一方、前記耐摩耗板の前記ハウジングに対
する変位を阻止する変位阻止機構は、前記耐摩耗板に設
けられた切欠部と、前記ハウジングにおける前記切欠部
に対応する位置に、該切欠部に対応する形状に形成され
た凸状部とによって構成されている(請求項2記載の発
明)。このように構成することによって、変位阻止機構
の構造が簡素化される。
【0013】なお、前記変位阻止機構は、平面略多角形
状に形成された前記耐摩耗板の周縁部における辺の位置
に対応する平面部と、前記ハウジングにおける前記平面
部に対応する位置に、該平面部に対応する形状に形成さ
れた凸状部とによって構成するようにしてもよく(請求
項3記載の発明)、または、前記耐摩耗板に設けられた
第1の穴部と、前記ハウジングにおける前記第1の穴部
に対応する位置に設けられた第2の穴部と、これら第1
および第2の穴部に両端が挿入されるノックピンとによ
って構成するようにしてもよい(請求項4記載の発
明)。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係るスクロール型圧縮機
について、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
【0015】図1は、本実施の形態に係るスクロール型
圧縮機(以下、単に圧縮機とも記す。)10の構成を示
している。
【0016】この圧縮機10は、ハウジング12と、該
ハウジング12内に収容されたスクロール部14とを備
えている。
【0017】ハウジング12は、略円筒状に形成された
センタハウジング16と、該センタハウジング16のフ
ロント側の端部を塞ぐフロントハウジング18と、前記
センタハウジング16のリア側の端部を塞ぐリアハウジ
ング20とで構成されている。なお、これらセンタハウ
ジング16、フロントハウジング18およびリアハウジ
ング20の材質としては、主に、アルミニウム合金が用
いられる。
【0018】スクロール部14は、センタハウジング1
6の内壁面に固定された固定スクロール(固定側のスク
ロール)22と、後述するブッシュ56に支持され、該
ブッシュ56とともに前記固定スクロール22に対して
変位可能な可動スクロール(可動側のスクロール)24
とで構成されている。なお、これら固定スクロール22
および可動スクロール24の材質としては、主に、アル
ミニウム合金が用いられる。
【0019】固定スクロール22は、板部26と渦巻部
(固定側の渦巻部)28とから一体的に形成されてい
る。この場合、渦巻部28は、板部26と直交するよう
に、すなわち、軸線方向に延在するように、該板部26
の一方の面(フロント側の面)に設けられている。一
方、可動スクロール24は、板部30と渦巻部(可動側
の渦巻部)32とから一体的に形成されている。この場
合、渦巻部32は、板部30と直交するように、すなわ
ち、軸線方向に延在するように、該板部30の一方の面
(リア側の面)に設けられている。そして、固定スクロ
ール22および可動スクロール24は、渦巻部28と渦
巻部32とが噛合するように、ハウジング12内に配さ
れている。なお、これら渦巻部28と渦巻部32との噛
合構成は、従来技術に属するものとする。
【0020】板部26、板部30、渦巻部28および渦
巻部32で囲まれた空間によって、冷媒ガスを圧縮する
ための圧縮室34が形成される。また、固定スクロール
22の板部26、センタハウジング16およびリアハウ
ジング20で囲まれた空間によって、吐出室36が形成
される。そして、固定スクロール22の板部26には、
圧縮室34と吐出室36とを連通させる連通孔38が設
けられるとともに、この連通孔38の前記吐出室36側
は、弁40によって塞がれている。
【0021】可動スクロール24の板部30におけるフ
ロント側の面には、該板部30と一体的に、平面略円環
状の凸部42が形成されている。そして、板部30にお
ける凸部42に囲まれた部分には、後述するブッシュ5
6を収容するための凹部44が形成されている。
【0022】フロントハウジング18には、回転軸46
がベアリング48を介して回転自在に支持されている。
また、フロントハウジング18と回転軸46との間は、
ベアリング48に対する外側において、シール50によ
って封じられている。
【0023】回転軸46のリア側の端部には、該回転軸
46に対して偏心した位置において、偏心軸52が固定
されている。そして、この偏心軸52には、バランスウ
エイト54およびブッシュ56が支持されている。
【0024】バランスウエイト54は、フロントハウジ
ング18に設けられた凹状部分58に回転可能な状態で
配されている。このバランスウエイト54には、偏心し
た位置に孔部60が形成されており、この孔部60を偏
心軸52が回転可能な状態で貫いている。
【0025】ブッシュ56は、前記可動スクロール24
に設けられた凹部44に配されている。この場合、ブッ
シュ56と凹部44との間にはラジアルベアリング62
が介在しており、前記ブッシュ56は前記凹部44に対
して回転可能である。また、ブッシュ56には、偏心し
た位置に孔部64が形成されており、この孔部64に
は、偏心軸52が回転可能な状態で挿入されている。
【0026】フロントハウジング18と可動スクロール
24の板部30との間には、鉄系金属等を用いて形成さ
れたレース(耐摩耗板)66が介在している。図2に示
すように、このレース66は略リング状に形成されてお
り、該レース66の略中央部分に設けられた孔部68
は、前記可動スクロール24の凸部42の外径(図1参
照)よりも大径に形成されている。また、レース66に
は、該レース66の中心に対する同心円周上に、同じ径
を有する複数(図2に示す例では、2つ)の規制孔70
が形成されている。さらに、レース66の周縁部には、
複数(図2に示す例では、対向して2つ)の切欠部72
が形成されている。
【0027】一方、フロントハウジング18には、レー
ス66と対向するリア側の面における切欠部72に対応
する位置に、該切欠部72に対応する形状の凸状部74
が設けられている。この場合、凸状部74と切欠部72
とがはめ合わされることによって、レース66のフロン
トハウジング18に対する変位が規制される。すなわ
ち、レース66の周縁部に設けられた切欠部72と、フ
ロントハウジング18に設けられた凸状部74とによっ
て、前記レース66の変位阻止機構が構成されている。
【0028】図1に示すように、可動スクロール24の
板部26におけるフロント側には、複数(例えば、2
つ)のピン76が、それぞれ、回転軸46の軸線と平行
するように固定されている。このピン76は、レース6
6に設けられた規制孔70よりも小径に形成されてお
り、該規制孔70に遊嵌される。この場合、ピン76
と、レース66(特に、レース66における規制孔7
0)とによって、後述する可動スクロール24の公転を
許容するとともに、該可動スクロール24の自転を規制
する機構(公転許容・自転規制機構)が構成される。
【0029】本実施の形態に係るスクロール型圧縮機1
0は以上のように構成されるものであり、次に、その動
作および作用効果について説明する。
【0030】図3A〜図3Dに示すように、可動スクロ
ール24は、回転軸46の回転に伴って、該回転軸46
の軸線に対して公転する。
【0031】具体的には、図3Aに示すように、偏心軸
52が図中、最下端にある状態から、回転軸46を図
中、左回りに回転させると、前記偏心軸52は、前記回
転軸46の軸線O1に対して公転する。その際、可動ス
クロール24は、偏心軸52とともに移動しようとす
る。
【0032】ところで、可動スクロール24は、レース
66に設けられた規制孔70に遊嵌されているピン76
によって自転が規制されている。実際には、ピン76
は、規制孔70の内周面における、前記軸線O1に対し
て前記偏心軸52が位置する方向側に接しており、前記
偏心軸52の公転に伴って、前記規制孔70の内周面と
摺接しながら該規制孔70内を公転する。
【0033】すなわち、図3Aに示すように、偏心軸5
2が図中、最下端に位置するときには、ピン76は、規
制孔70の図中、最下端に接している。そして、図3B
に示すように、偏心軸52が図中、最右端に位置すると
きには、ピン76は規制孔70の図中、最右端に接する
位置に移動し、また、図3Cに示すように、偏心軸52
が図中、最上端に位置するときには、規制孔70の図
中、最上端に接する位置に移動し、さらに、図3Dに示
すように、偏心軸52が図中、最左端に位置するときに
は、規制孔70の図中、最左端に接する位置に移動して
いる。
【0034】可動スクロール24は、このように、該可
動スクロール24に固定されたピン76が、レース66
に設けられた規制孔70の内周面と接しながら移動する
ように構成されることによって、自転が規制されるとと
もに、公転が許容される。
【0035】従って、可動スクロール24は、回転軸4
6の回転に伴って、該回転軸46の軸線O1の回りを自
転が規制された状態で公転する。この場合、可動スクロ
ール24の公転半径rは、回転軸46の軸線O1と、ブ
ッシュ56および凸部42の軸線O2との間隔と同じと
なる。
【0036】このような可動スクロール24の公転に伴
って、図示しない吸引口から圧縮室34内に導入された
冷媒ガスは、渦巻部28および渦巻部32の中心部へと
送られていく。その際、冷媒ガスは、圧縮室34の容積
の減少に伴って圧縮され、最終的には、連通孔38から
吐出室36へ吐出される。
【0037】このように、本実施の形態に係るスクロー
ル型圧縮機10においては、可動スクロール24とフロ
ントハウジング18との間に、鉄系金属等からなる耐摩
耗板であるレース66が介在している。そして、可動ス
クロール24の公転を許容するとともに、該可動スクロ
ール24の自転を規制する機構は、前記可動スクロール
24に固定されたピン76と、前記レース66に設けら
れた規制孔70とによって構成されている。このよう
に、前記機構を構成する規制孔70をレース66に設け
ることによって、該機構の構造が簡素化される。
【0038】また、ピン76が摺接する規制孔70は耐
摩耗板であるレース66に設けられているため、この規
制孔70の内壁面には摩耗や焼き付き等が生じにくい。
従って、可動スクロール24が公転する際に、規制孔7
0とピン76との間にガタ等が発生することが回避され
る。
【0039】さらに、レース66がフロントハウジング
18に対して変位することを規制する機構は、前記レー
ス66の周縁部に設けられた切欠部72と、前記フロン
トハウジング18に設けられた凸状部74とによって構
成されるため、該機構の構造が簡素化される。
【0040】次に、本実施の形態に係るスクロール型圧
縮機10の変形例について説明する。
【0041】図4に示すように、第1の変形例に係る圧
縮機110において、レース112の周縁部には、該周
縁部を切り欠いて形成された複数(図4に示す例では、
4つ)の平面部114が設けられている。すなわち、レ
ース112は、前記平面部114を辺とする平面略多角
形状(図4に示す例では、四角形状)に形成されてい
る。一方、フロントハウジング116には、レース11
2と対向するリア側の面における前記平面部114に対
応する位置に、該平面部114に対応する形状の凸状部
118が設けられている。この場合、平面部114と凸
状部118とがはめ合わされることによって、レース1
12のフロントハウジング116に対する変位が規制さ
れる。
【0042】また、図5に示すように、第2の変形例に
係る圧縮機120において、レース122および該レー
ス122と対向するフロントハウジング124のリア側
の面には、それぞれ、複数(図5に示す例では、2つ)
の穴部126、128が形成されており、これら穴部1
26、128に両端部が挿入されるノックピン130に
よって、レース122のフロントハウジング124に対
する変位が規制される。
【0043】
【発明の効果】本発明に係るスクロール型圧縮機によれ
ば、可動側のスクロールの公転を許容するとともに、該
可動側のスクロールの自転を規制する機構が、前記可動
側のスクロールに固定されたピンと、耐摩耗板であるレ
ースに設けられた規制孔とによって構成されているた
め、該機構の構造が簡素化されるとともに、耐久性が向
上される。また、この場合、規制孔には摩耗や焼き付き
等が生じにくいため、可動側のスクロールが公転する際
に、規制孔とピンとの間にガタ等が発生することが回避
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスクロール型圧縮機
を示す縦断面図である。
【図2】図1のスクロール型圧縮機を構成するレースと
フロントハウジングとの接続関係を示す分解斜視図であ
る。
【図3】図3A〜図3Dは、図1のスクロール型圧縮機
において、回転軸の回転に伴う可動スクロールの動作を
示す説明図である。
【図4】第1の変形例に係るスクロール型圧縮機を構成
するレースとフロントハウジングとの接続関係を示す分
解斜視図である。
【図5】第2の変形例に係るスクロール型圧縮機を構成
するレースとフロントハウジングとの接続関係を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
10、110、120…スクロール型圧縮機 12…ハウジング 14…スクロール部 16…センタハウジング 18、116、124…フロントハウジング 20…リアハウジング 22…固定スクロー
ル 24…可動スクロール 46…回転軸 52…偏心軸 56…ブッシュ 66、112、122…レース 70…規制孔 72…切欠部 74、118…凸状
部 76…ピン 114…平面部 126、128…穴部 130…ノックピン
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 秀行 宮城県角田市佐倉字宮谷地3番地 株式会 社ケーヒン角田第2事業所内 Fターム(参考) 3H039 AA02 AA04 AA12 BB04 BB05 BB08 CC02 CC11 CC33 CC34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、 前記ハウジングに支持された回転軸と、 前記ハウジング内に固定された固定側のスクロールと、 前記ハウジング内に配され、前記回転軸に連結された可
    動側のスクロールと、 前記回転軸の回転に伴う前記可動側のスクロールの自転
    を規制するとともに、該可動側のスクロールの前記回転
    軸に対する公転を許容する公転許容・自転規制機構と、 前記ハウジングと前記可動側のスクロールとの間に配さ
    れた耐摩耗板と、 前記耐摩耗板の前記ハウジングに対する変位を阻止する
    変位阻止機構とを備え、 前記公転許容・自転規制機構は、 前記耐摩耗板に設けられた規制孔と、 前記可動側のスクロールに設けられ、前記規制孔に遊嵌
    されて該規制孔の内壁面と摺接するピンと、 によって構成されることを特徴とするスクロール型圧縮
    機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスクロール型圧縮機におい
    て、 前記変位阻止機構は、 前記耐摩耗板に設けられた切欠部と、 前記ハウジングにおける前記切欠部に対応する位置に、
    該切欠部に対応する形状に形成された凸状部と、 によって構成されることを特徴とするスクロール型圧縮
    機。
  3. 【請求項3】請求項1記載のスクロール型圧縮機におい
    て、 前記変位阻止機構は、 平面略多角形状に形成された前記耐摩耗板の周縁部にお
    ける辺の位置に対応する平面部と、 前記ハウジングにおける前記平面部に対応する位置に、
    該平面部に対応する形状に形成された凸状部と、 によって構成されることを特徴とするスクロール型圧縮
    機。
  4. 【請求項4】請求項1記載のスクロール型圧縮機におい
    て、 前記変位阻止機構は、 前記耐摩耗板に設けられた第1の穴部と、 前記ハウジングにおける前記第1の穴部に対応する位置
    に設けられた第2の穴部と、 これら第1および第2の穴部に両端が挿入されるノック
    ピンと、 によって構成されることを特徴とするスクロール型圧縮
    機。
JP11082486A 1999-03-25 1999-03-25 スクロール型圧縮機 Pending JP2000274381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082486A JP2000274381A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 スクロール型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082486A JP2000274381A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 スクロール型圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000274381A true JP2000274381A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13775851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11082486A Pending JP2000274381A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 スクロール型圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000274381A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7497674B2 (en) 2006-03-20 2009-03-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Scroll compressor having shoulder and rotation-preventing portions positioned as different phases

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7497674B2 (en) 2006-03-20 2009-03-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Scroll compressor having shoulder and rotation-preventing portions positioned as different phases

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS581278B2 (ja) スクロ−ル型圧縮機
US5147192A (en) Scroll-type fluid compressor with rotation preventing coupling members
US4934909A (en) Scroll compressor with rotation preventing apparatus
JPH0942280A (ja) ボールカップリング
JPH02168016A (ja) 軸受け装置及び軸受け装置を有するスクロールコンプレッサ
US5478223A (en) Scroll type compressor having reaction force transmission and rotation prevention for the moveable scroll
JPH06264875A (ja) スクロール型圧縮機
JP2000274381A (ja) スクロール型圧縮機
US5462418A (en) Scroll type compressor equipped with mechanism for receiving reaction force of compressed gas
JPH08219053A (ja) スクロール型圧縮機
JP3468378B2 (ja) スクロール型圧縮機
JPH01178784A (ja) スクロール型圧縮機
JP2595865Y2 (ja) スクロール型圧縮機
JPH068311Y2 (ja) スクロール型圧縮機
JP3261392B2 (ja) スクロール型圧縮機
JP3115553B2 (ja) スクロール型流体機械における可動スクロールの自転阻止機構
JP2553043Y2 (ja) スクロール型圧縮機における回転軸の支持構造
JPH07324687A (ja) スクロール型圧縮機及び可動スクロールの支持部材並びに同圧縮機の組付方法
JP4958329B2 (ja) スクロール型圧縮機
JPH10220367A (ja) スクロール型圧縮機
JPH0350308Y2 (ja)
JP3762494B2 (ja) スクロール型流体機械
JPH03202689A (ja) スクロール型圧縮機
JP2932632B2 (ja) スクロール型圧縮機
JPH07158567A (ja) スクロール型圧縮機