JP2000273880A - 杭頭連結方法 - Google Patents
杭頭連結方法Info
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- JP2000273880A JP2000273880A JP11082061A JP8206199A JP2000273880A JP 2000273880 A JP2000273880 A JP 2000273880A JP 11082061 A JP11082061 A JP 11082061A JP 8206199 A JP8206199 A JP 8206199A JP 2000273880 A JP2000273880 A JP 2000273880A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】建物の基礎部を鉄骨造として鉄筋コンクリート
造の基礎梁の構築に係る作業を無くすとともに、その鉄
骨造とした基礎部と既製杭とが連結できるようにし、建
物の基礎部と既製杭との連結に係る手間を軽減する。 【解決手段】鉄骨造の基礎部２に既製杭１に対応位置し
上部を閉じた鋼管１０が設けられ、鋼管１０の内部に既
製杭１の杭頭３が挿入配置されて、杭頭３と鋼管１０と
の間に充填されたモルタル等の充填体１４を介して既製
杭１と基礎部２とを連結した。
造の基礎梁の構築に係る作業を無くすとともに、その鉄
骨造とした基礎部と既製杭とが連結できるようにし、建
物の基礎部と既製杭との連結に係る手間を軽減する。 【解決手段】鉄骨造の基礎部２に既製杭１に対応位置し
上部を閉じた鋼管１０が設けられ、鋼管１０の内部に既
製杭１の杭頭３が挿入配置されて、杭頭３と鋼管１０と
の間に充填されたモルタル等の充填体１４を介して既製
杭１と基礎部２とを連結した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は既設杭と建物の基礎
部との連結方法に関するものである。
部との連結方法に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】図５（イ）（ロ）は建
物の基礎部における既製杭との連結部分を示していて、
従来では、図５（イ）に示すように、地盤に打ち込んだ
既製杭１と建物の基礎部２とを結合する場合、既製杭１
の杭頭３における中空部４からその杭頭３の上方に張り
出せるようにした形で鉄筋５を配するとともに、その中
空部４にコンクリートを打設し、そして、既製杭１の杭
頭３の一部と前記鉄筋５とが含まれるようにして基礎梁
の鉄筋組みと型枠の建て起こしを行ない、その後にコン
クリートを打設して、鉄筋コンクリート造の基礎梁６を
構築することでその基礎梁６と前記既製杭１とを結合し
ており、基礎梁６側における既製杭１との連結部分をフ
ーチング７としても構成するようにしている。また、図
５（ロ）に示されているごとく、既製杭１の杭頭３を鉄
筋コンクリート造の基礎梁６におけるフーチング７が包
み込む形となるように、杭頭３周りの配筋と型枠の建て
起こしを基礎梁６の構築とともに行い、コンクリート打
設して既製杭１と鉄筋コンクリート造の基礎梁６とを連
結していた。しかしながら、上述したように地盤に打ち
込まれた杭の杭頭と基礎梁とを結合するには、配筋とコ
ンクリート打設を行なっているとともに、フーチングが
大型のものとなってしまうという不都合がある。そし
て、連結に先立つ地盤の根切り量も多く、前述の配筋作
業、コンクリート打設作業、フーチングの巨大化なども
併せて現場作業性が悪いというものであった。そこで本
発明は上記事情に鑑み、建物の基礎部を鉄骨造として上
述した鉄筋コンクリート造の基礎梁の構築に係る作業を
無くすとともに、その鉄骨造とした基礎部と既製杭とが
連結できるようにすることを課題とし、建物の基礎部と
既製杭との連結に係る手間を軽減することを目的とす
る。
物の基礎部における既製杭との連結部分を示していて、
従来では、図５（イ）に示すように、地盤に打ち込んだ
既製杭１と建物の基礎部２とを結合する場合、既製杭１
の杭頭３における中空部４からその杭頭３の上方に張り
出せるようにした形で鉄筋５を配するとともに、その中
空部４にコンクリートを打設し、そして、既製杭１の杭
頭３の一部と前記鉄筋５とが含まれるようにして基礎梁
の鉄筋組みと型枠の建て起こしを行ない、その後にコン
クリートを打設して、鉄筋コンクリート造の基礎梁６を
構築することでその基礎梁６と前記既製杭１とを結合し
ており、基礎梁６側における既製杭１との連結部分をフ
ーチング７としても構成するようにしている。また、図
５（ロ）に示されているごとく、既製杭１の杭頭３を鉄
筋コンクリート造の基礎梁６におけるフーチング７が包
み込む形となるように、杭頭３周りの配筋と型枠の建て
起こしを基礎梁６の構築とともに行い、コンクリート打
設して既製杭１と鉄筋コンクリート造の基礎梁６とを連
結していた。しかしながら、上述したように地盤に打ち
込まれた杭の杭頭と基礎梁とを結合するには、配筋とコ
ンクリート打設を行なっているとともに、フーチングが
大型のものとなってしまうという不都合がある。そし
て、連結に先立つ地盤の根切り量も多く、前述の配筋作
業、コンクリート打設作業、フーチングの巨大化なども
併せて現場作業性が悪いというものであった。そこで本
発明は上記事情に鑑み、建物の基礎部を鉄骨造として上
述した鉄筋コンクリート造の基礎梁の構築に係る作業を
無くすとともに、その鉄骨造とした基礎部と既製杭とが
連結できるようにすることを課題とし、建物の基礎部と
既製杭との連結に係る手間を軽減することを目的とす
る。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、鉄骨造の基礎部に既製杭に対応位
置し上部を閉じた鋼管が設けられ、前記鋼管の内部に前
記既製杭の杭頭が挿入配置されて、前記杭頭と鋼管との
間に充填されたモルタルなどの充填体を介して既製杭と
基礎部とを連結したことを特徴とする杭頭連結方法を提
供して、上記課題を解消するものである。そして、本発
明においては、上記既製杭の杭頭に既製杭の外方に向け
て張り出る張り出し部を備えた支圧用プレートが取り付
けられ、前記支圧用プレートより下位の位置で上記鋼管
に取り付けたダイアフラムが鋼管内方に向けて張り出
て、前記支圧用プレートの張り出し部と前記ダイアフラ
ムとの間に上記充填体が充填されているものとすること
ができるものである。
してなされたもので、鉄骨造の基礎部に既製杭に対応位
置し上部を閉じた鋼管が設けられ、前記鋼管の内部に前
記既製杭の杭頭が挿入配置されて、前記杭頭と鋼管との
間に充填されたモルタルなどの充填体を介して既製杭と
基礎部とを連結したことを特徴とする杭頭連結方法を提
供して、上記課題を解消するものである。そして、本発
明においては、上記既製杭の杭頭に既製杭の外方に向け
て張り出る張り出し部を備えた支圧用プレートが取り付
けられ、前記支圧用プレートより下位の位置で上記鋼管
に取り付けたダイアフラムが鋼管内方に向けて張り出
て、前記支圧用プレートの張り出し部と前記ダイアフラ
ムとの間に上記充填体が充填されているものとすること
ができるものである。
【０００４】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図１から図４に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図１は第一の
実施の例を示している。この例にあっては、建物の基礎
部２において、既製杭１の打ち込み位置を通るように設
定された基礎梁６が鉄骨により設けられていて、この基
礎部２を鉄骨造としている。前記基礎梁６における既製
杭１に対応する位置には、既製杭１の杭頭３の外形より
内径を大きくして、かつ、ダイアフラム８を溶接するこ
とで上部９を閉じた鋼管１０が設けられている。この鋼
管１０には基礎梁６が溶接により連結されていて、梁通
り方向に位置する基礎梁６それぞれの上フランジ１１が
鋼管１０の外周より側方に張り出ている前記ダイアフラ
ム８の周辺に溶接固定されている。また、基礎梁６の下
フランジ１２に対応する位置で管本体を分割するように
して配置されその鋼管１０内で上記既製杭１の杭頭３が
通る開口を備えたダイヤフラム１３があり、鋼管１０の
外周より側方に張り出た前記ダイアフラム１３の周辺に
前記下フランジ１２が溶接固定されている。勿論、分割
される管本体にそのダイヤフラム１３が溶接固定されて
いる。そして、本発明にあっては、上記鋼管１０の内部
に既製杭１の杭頭３が上記ダイアフラム１３を通って上
記ダイアフラム８に達する位置まで挿入配置されるよう
にしていて、その杭頭３と鋼管１０との間に亘ってモル
タルなどのように硬化して杭頭３と鋼管１０との両者に
固着する充填体１４を充填するようにしており、充填さ
れたその充填体１４によって既製杭１と基礎部２とを連
結する。なお、１５は上記ダイアフラム８の上面に立設
された鉄骨製の柱を示している。このようにして既製杭
１と建物の基礎部２との一体化が行われ、上記柱１５に
引き抜き力Ａが加わった場合には。その力が基礎部２、
鋼管１０、充填体１４、杭頭３と伝達されて既製杭１で
支持されるようになり、また、柱１５に曲げなど応力が
加わった場合でも、基礎部２、鋼管１０、充填体１４、
杭頭３と伝達されて既製杭１で支持されるものとなる。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図１は第一の
実施の例を示している。この例にあっては、建物の基礎
部２において、既製杭１の打ち込み位置を通るように設
定された基礎梁６が鉄骨により設けられていて、この基
礎部２を鉄骨造としている。前記基礎梁６における既製
杭１に対応する位置には、既製杭１の杭頭３の外形より
内径を大きくして、かつ、ダイアフラム８を溶接するこ
とで上部９を閉じた鋼管１０が設けられている。この鋼
管１０には基礎梁６が溶接により連結されていて、梁通
り方向に位置する基礎梁６それぞれの上フランジ１１が
鋼管１０の外周より側方に張り出ている前記ダイアフラ
ム８の周辺に溶接固定されている。また、基礎梁６の下
フランジ１２に対応する位置で管本体を分割するように
して配置されその鋼管１０内で上記既製杭１の杭頭３が
通る開口を備えたダイヤフラム１３があり、鋼管１０の
外周より側方に張り出た前記ダイアフラム１３の周辺に
前記下フランジ１２が溶接固定されている。勿論、分割
される管本体にそのダイヤフラム１３が溶接固定されて
いる。そして、本発明にあっては、上記鋼管１０の内部
に既製杭１の杭頭３が上記ダイアフラム１３を通って上
記ダイアフラム８に達する位置まで挿入配置されるよう
にしていて、その杭頭３と鋼管１０との間に亘ってモル
タルなどのように硬化して杭頭３と鋼管１０との両者に
固着する充填体１４を充填するようにしており、充填さ
れたその充填体１４によって既製杭１と基礎部２とを連
結する。なお、１５は上記ダイアフラム８の上面に立設
された鉄骨製の柱を示している。このようにして既製杭
１と建物の基礎部２との一体化が行われ、上記柱１５に
引き抜き力Ａが加わった場合には。その力が基礎部２、
鋼管１０、充填体１４、杭頭３と伝達されて既製杭１で
支持されるようになり、また、柱１５に曲げなど応力が
加わった場合でも、基礎部２、鋼管１０、充填体１４、
杭頭３と伝達されて既製杭１で支持されるものとなる。
【０００５】図２は引き抜き力Ａが加わる上記柱１５を
より一層既製杭１側で支持できるようにした例を示して
いて、この例にあっては、杭頭３の端板１６に、既製杭
１の外形より大きく、かつ、鋼管１０の内部に収まる大
きさとした支圧用プレート１７を溶接固定したものであ
る。このようにすることによって、柱１５に引き抜き力
Ａが加わった場合、既製杭の外方に向けて張り出る支圧
用プレート１７の張り出し部１８とこの支圧用プレート
１７から下位であって鋼管内方に向けて張り出ている上
記ダイアフラム１３との間に上記充填体１４が位置して
いるために圧縮ストラットＢが形成され、よって、柱１
５に加わった引き抜き力Ａが一層、既製杭１側に伝わり
易くなり、この既製杭１にて基礎部２、柱１５を支持で
きるようになる。また、図３は、上記柱１５の脚部分に
加わる応力に対してより一層対抗できるようにした例が
示されていて、この例にあっては、柱１５の脚部分にそ
の柱１５とダイアフラム８とに亘るリブ１９を溶接固定
するとともに、前記ダイアフラム８の下面側に交差パタ
ーンとしてリブ２０を配置してそのリブ２０をダイアフ
ラム８の裏面と鋼管１０とに亘って溶接固定していて、
さらに前記ダイアフラム８の板厚を大きくしているもの
である。このようにすることによって、柱１５の脚部分
に大きな応力が加わったとしても基礎部２にて十分に対
抗し、柱１５がより一層安全に支持されるようになる。
より一層既製杭１側で支持できるようにした例を示して
いて、この例にあっては、杭頭３の端板１６に、既製杭
１の外形より大きく、かつ、鋼管１０の内部に収まる大
きさとした支圧用プレート１７を溶接固定したものであ
る。このようにすることによって、柱１５に引き抜き力
Ａが加わった場合、既製杭の外方に向けて張り出る支圧
用プレート１７の張り出し部１８とこの支圧用プレート
１７から下位であって鋼管内方に向けて張り出ている上
記ダイアフラム１３との間に上記充填体１４が位置して
いるために圧縮ストラットＢが形成され、よって、柱１
５に加わった引き抜き力Ａが一層、既製杭１側に伝わり
易くなり、この既製杭１にて基礎部２、柱１５を支持で
きるようになる。また、図３は、上記柱１５の脚部分に
加わる応力に対してより一層対抗できるようにした例が
示されていて、この例にあっては、柱１５の脚部分にそ
の柱１５とダイアフラム８とに亘るリブ１９を溶接固定
するとともに、前記ダイアフラム８の下面側に交差パタ
ーンとしてリブ２０を配置してそのリブ２０をダイアフ
ラム８の裏面と鋼管１０とに亘って溶接固定していて、
さらに前記ダイアフラム８の板厚を大きくしているもの
である。このようにすることによって、柱１５の脚部分
に大きな応力が加わったとしても基礎部２にて十分に対
抗し、柱１５がより一層安全に支持されるようになる。
【０００６】上記実施の例では既製杭１の位置と、基礎
部２の主となって柱１５が立つ基礎梁６の通りと、柱１
５の位置とが一致している例を示しているが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、図４に示すよ
うに、鉄骨からなる基礎梁６が交差しその交差部分で柱
１５が立設される基礎部２の一部分において、その交差
部分となる位置の周り四方に予め基礎梁６の通りと重な
らない位置にして既製杭１を打ち込み、隣り合う基礎梁
６の間に渡した鉄骨梁２１の通りが前記既製杭１の位置
と重なるようにして、図４（ロ）に示すようにその鉄骨
梁２１に連結固定された鋼管１０の内部に既製杭１の杭
頭３が挿入配置されるようにし、そして、上述したよう
に鋼管１０と杭頭３との間にモルタルなどの充填体１４
を充填するようにしてもよい。
部２の主となって柱１５が立つ基礎梁６の通りと、柱１
５の位置とが一致している例を示しているが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、図４に示すよ
うに、鉄骨からなる基礎梁６が交差しその交差部分で柱
１５が立設される基礎部２の一部分において、その交差
部分となる位置の周り四方に予め基礎梁６の通りと重な
らない位置にして既製杭１を打ち込み、隣り合う基礎梁
６の間に渡した鉄骨梁２１の通りが前記既製杭１の位置
と重なるようにして、図４（ロ）に示すようにその鉄骨
梁２１に連結固定された鋼管１０の内部に既製杭１の杭
頭３が挿入配置されるようにし、そして、上述したよう
に鋼管１０と杭頭３との間にモルタルなどの充填体１４
を充填するようにしてもよい。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の杭頭連結
方法によれば、鉄骨造の基礎部に既製杭に対応位置し上
部を閉じた鋼管が設けられ、前記鋼管の内部に前記既製
杭の杭頭が挿入配置されて、前記杭頭と鋼管との間に充
填されたモルタル等の充填体を介して既製杭と基礎部と
を連結したことを特徴とするものである。このように、
基礎部を鉄骨造としたことで梁の梁背が小さくなり、根
切り量が減少する。そして、鉄筋コンクリート造におけ
る配筋、型枠建て起こしなども不要になり、基礎部構築
に際しての現場生産性が向上するようになる。また、既
製杭の杭頭に対する基礎部の連結部分が鋼管であってこ
れを被せ付ける構造となることから、従来の鉄筋コンク
リート造の基礎梁との連結に要していた杭頭側での配筋
や中埋めコンクリートの打設、そして、杭頭を大きく包
み込むような鉄筋コンクリート製のフーチングの構築な
どを行なう必要がなく、既製杭と基礎部との連結作業の
点においても現場作業性が良好になる。さらに、杭頭を
鋼管で覆うことから杭頭の構造性能が向上するなど、実
用性に優れた効果を奏するものである。
方法によれば、鉄骨造の基礎部に既製杭に対応位置し上
部を閉じた鋼管が設けられ、前記鋼管の内部に前記既製
杭の杭頭が挿入配置されて、前記杭頭と鋼管との間に充
填されたモルタル等の充填体を介して既製杭と基礎部と
を連結したことを特徴とするものである。このように、
基礎部を鉄骨造としたことで梁の梁背が小さくなり、根
切り量が減少する。そして、鉄筋コンクリート造におけ
る配筋、型枠建て起こしなども不要になり、基礎部構築
に際しての現場生産性が向上するようになる。また、既
製杭の杭頭に対する基礎部の連結部分が鋼管であってこ
れを被せ付ける構造となることから、従来の鉄筋コンク
リート造の基礎梁との連結に要していた杭頭側での配筋
や中埋めコンクリートの打設、そして、杭頭を大きく包
み込むような鉄筋コンクリート製のフーチングの構築な
どを行なう必要がなく、既製杭と基礎部との連結作業の
点においても現場作業性が良好になる。さらに、杭頭を
鋼管で覆うことから杭頭の構造性能が向上するなど、実
用性に優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明に係る杭頭連結方法の実施の例を示す説
明図である。
明図である。
【図２】他の実施の例を示す説明図である。
【図３】同じく他の実施の例を示す説明図である。
【図４】同じく他の実施の例を示すもので、（イ）は四
ヶ所の杭頭連結部分を平面の状態で示す説明図、（ロ）
は一つの杭頭連結部分を立面の状態で示す説明図であ
る。
ヶ所の杭頭連結部分を平面の状態で示す説明図、（ロ）
は一つの杭頭連結部分を立面の状態で示す説明図であ
る。
【図５】従来例を示すもので、（イ）は既製杭内に配筋
して連結する形態を示す説明図、（ロ）はフーチングで
杭頭を覆う形態を示す説明図である。
して連結する形態を示す説明図、（ロ）はフーチングで
杭頭を覆う形態を示す説明図である。
１…既製杭 ２…基礎部 ３…杭頭 ６…基礎梁 ８、１３…ダイアフラム １０…鋼管 １４…充填体 １５…柱 １７…支圧用プレート １９、２０…リブ ２１…鉄骨梁
Claims (2)
- 【請求項１】鉄骨造の基礎部に既製杭に対応位置し上部
を閉じた鋼管が設けられ、前記鋼管の内部に前記既製杭
の杭頭が挿入配置されて、前記杭頭と鋼管との間に充填
されたモルタル等の充填体を介して既製杭と基礎部とを
連結したことを特徴とする杭頭連結方法。 - 【請求項２】上記既製杭の杭頭に既製杭の外方に向けて
張り出る張り出し部を備えた支圧用プレートが取り付け
られ、前記支圧用プレートより下位の位置で上記鋼管に
取り付けたダイアフラムが鋼管内方に向けて張り出て、
前記支圧用プレートの張り出し部と前記ダイアフラムと
の間に上記充填体が充填されている請求項１に記載の杭
頭連結方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11082061A JP2000273880A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 杭頭連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11082061A JP2000273880A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 杭頭連結方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000273880A true JP2000273880A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13764003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11082061A Pending JP2000273880A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 杭頭連結方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000273880A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006161351A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Takenaka Komuten Co Ltd | 杭と柱の接合構造 |
| JP2007009438A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Jfe Steel Kk | 杭と上部構造物との接合構造及び接合方法 |
| JP2008075425A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Shimizu Corp | 杭と柱の接合構造 |
| JP2020084577A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 株式会社竹中工務店 | 杭頭接合構造 |
| JP2021165495A (ja) * | 2020-04-08 | 2021-10-14 | 株式会社竹中工務店 | 独立基礎構造 |
-
1999
- 1999-03-25 JP JP11082061A patent/JP2000273880A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006161351A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Takenaka Komuten Co Ltd | 杭と柱の接合構造 |
| JP4568101B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2010-10-27 | 株式会社竹中工務店 | 杭と柱の接合構造 |
| JP2007009438A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Jfe Steel Kk | 杭と上部構造物との接合構造及び接合方法 |
| JP4657028B2 (ja) * | 2005-06-28 | 2011-03-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 杭と上部構造物との接合構造及び接合方法 |
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| JP2020084577A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 株式会社竹中工務店 | 杭頭接合構造 |
| JP2021165495A (ja) * | 2020-04-08 | 2021-10-14 | 株式会社竹中工務店 | 独立基礎構造 |
| JP7410784B2 (ja) | 2020-04-08 | 2024-01-10 | 株式会社竹中工務店 | 独立基礎構造 |
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