JP2000272757A - 連続アンローダ - Google Patents

連続アンローダ

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JP2000272757A
JP2000272757A JP11081840A JP8184099A JP2000272757A JP 2000272757 A JP2000272757 A JP 2000272757A JP 11081840 A JP11081840 A JP 11081840A JP 8184099 A JP8184099 A JP 8184099A JP 2000272757 A JP2000272757 A JP 2000272757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sprocket
bucket chain
link mechanism
guide
continuous unloader
Prior art date
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Pending
Application number
JP11081840A
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English (en)
Inventor
Haruo Ueda
春生 上田
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カテナリ状態のバケットチェーンに大きな負
担をかけない連続アンローダを提供する。 【解決手段】 旋回マスト2の下方に掻取部6のバケッ
トチェーン3を案内する前部スプロケット4と後部スプ
ロケット5を近接離間自在に設けた連続アンローダ1に
おいて、その前部スプロケット4と後部スプロケット5
間にカテナリ状態のバケットチェーン3を支持するガイ
ドスプロケット14を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続アンローダに
係り、特にバラ物を掻き取る掻取部に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、リンク式カテナリ掻
取部30を有する連続アンローダ31は、バケットチェ
ーン32を案内する前部スプロケット4と後部スプロケ
ット5を旋回マスト2の下方にリンク機構7を介して設
けられている。
【0003】このリンク機構7は、前部スプロケット4
と後部スプロケット5を離間移動させると、これに伴っ
て両スプロケット4,5を上昇させ、反対に両スプロケ
ット4,5を近接移動させると下降させるように形成さ
れている。
【0004】この連続アンローダ31は、前部スプロケ
ット4と後部スプロケット5を油圧シリンダ(図示せ
ず)の両端に連結して近接離間移動させるタイプの連続
アンローダ(図示せず)と比べると、大型の油圧シリン
ダを必要とせず、掻取部30の構造をシンプルなものに
できる点で優れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リンク
式カテナリ掻取部30を有する連続アンローダ31は、
前部スプロケット4と後部スプロケット5の間のバケッ
トチェーン32にカテナリを形成するものであるため、
図4に示すように、掻取部30を横行させながらバラ物
34を掻き取る際、前後のスプロケット3,4の間隔を
大きくすると掻取反力としての横向きの力35が大きく
なり、バケットチェーン32に大きな負担がかかってし
まい、反対に前後のスプロケット4,5の間隔を小さく
するとバラ物34を収容する船倉(図示せず)の奥まで
掻取部30が届かないという課題があった。
【0006】そして、横向きの力35に耐えられるよう
にバケットチェーン32を強力で重いものにしなければ
ならず、強力な駆動装置(図示せず)と大きな駆動エネ
ルギーを必要とした。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、前後スプロケットの間隔を大きくしてもカテナリ状
態のバケットチェーンに大きな負担をかけない連続アン
ローダを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、旋回マストの下方に掻取部のバケットチェ
ーンを案内する前部スプロケットと後部スプロケットを
近接離間自在に設けた連続アンローダにおいて、その前
部スプロケットと後部スプロケット間にカテナリ状態の
バケットチェーンを支持するガイドスプロケットを設け
たものである。
【0009】また、前部スプロケットと後部スプロケッ
トがリンク機構を介して旋回マストに連結され、上記ガ
イドスプロケットが上記リンク機構に連動した補助リン
ク機構で支持され、前後のスプロケットの近接離間移動
に伴ってガイドスプロケットが昇降動するものとすると
よい。
【0010】そして、ガイドスプロケットは、補助リン
ク機構に上下動を吸収するサスペンション装置を介して
支持されるものとするとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施の形態を添付図
面に基づいて詳述する。
【0012】図1に示すように、連続アンローダ1は、
旋回マスト2の下方にバケットチェーン3を案内するた
めの前部スプロケット4と後部スプロケット5とを有す
る。
【0013】前部スプロケット4と後部スプロケット5
は、バケットチェーン3の移動経路を決めて掻取部6の
前後両端を決めるものであり、それぞれ掻取部6の左右
両側に左右対称に配されている。
【0014】前後スプロケット4,5は、旋回マスト2
の下端に連結されたリンク機構7に設けられている。
【0015】リンク機構7は、前後スプロケット4,5
を互いに近接離間自在とするように、かつ、前後スプロ
ケット4,5の近接離間移動に伴って前後スプロケット
4,5を昇降動させ、バケットチェーン3を引っ張った
り緩めたりしないように形成されている。
【0016】具体的には、リンク機構7は、旋回マスト
2の下端側に一端を俯仰自在に連結されて他端に前部ス
プロケット4を回転自在に支持する前延リンク部材8
と、前延リンク部材8の中間に一端を俯仰自在に連結さ
れて他端に後部スプロケット5を回転自在に支持する後
延リンク部材9と、旋回マスト2の下端側に一端を連結
されると共に他端を前延リンク部材8の中間に連結され
前延リンク部材8を俯仰動させるための油圧シリンダ1
0と、旋回マスト2の下端側に一端を連結されると共に
他端を後延リンク部材9の中間に連結され、前延リンク
部材8を俯仰させたときに前部スプロケット4と後部ス
プロケット5の間に掛け渡されるバケットチェーン3の
俯仰角を一定に保つように後延リンク部材9を俯仰させ
る調整リンク部材11とを備えている。
【0017】バケットチェーン3は、掻取部6の両側
で、前部スプロケット4と後部スプロケット5に掛け渡
されてカテナリ状態になっている。
【0018】バケットチェーン3は、旋回マスト2の上
端に設けられバケットチェーン3を循環駆動させる駆動
スプロケット(図示せず)と、旋回マスト2の前部に設
けられバケットチェーン3の往路側を旋回マスト2に沿
うように案内する掻取部導入スプロケット12と、前部
スプロケット4と、後部スプロケット5とに掛け廻され
ている。
【0019】バケットチェーン3の外周側には、バラ物
を掻き取るためのバケット13がほぼ等間隔に多数設け
られている。
【0020】また、前部スプロケット4と後部スプロケ
ット5間には、カテナリ状態のバケットチェーン3を支
持するためのガイドスプロケット14が設けられてい
る。
【0021】図2に示すように、ガイドスプロケット1
4は、掻取部6の両側に左右対称に配されており、それ
ぞれ連結軸15を介して一体に連結されている。
【0022】左右一対のガイドスプロケット14は、掻
取部6両側のバケットチェーン3,3の上にそれぞれ載
置されており、自重による下向力でバケットチェーン3
から外れないようになっている。
【0023】図1に示すように、ガイドスプロケット1
4は、リンク機構7に連動する補助リンク機構16に支
持されている。
【0024】補助リンク機構16は、前延リンク部材8
の中間に一端を連結される第1補助リンク部材17と、
後延リンク部材9の中間に一端を連結されると共に他端
を第1補助リンク部材17の他端に連結される第2補助
リンク部材18とからなる。
【0025】第1補助リンク部材17と第2補助リンク
部材18は、それぞれ後延リンク部材9及び前延リンク
部材8の下方に位置されており、第1補助リンク部材1
7は後延リンク部材9と平行となるように、かつ、第2
補助リンク部材18は前延リンク部材8と平行となるよ
うに形成されている。すなわち、前延リンク部材8と後
延リンク部材9に対して平行リンクとなるように形成さ
れている。
【0026】そして、ガイドスプロケット14は、上下
動を吸収するサスペンション装置19を介して補助リン
ク機構16に支持されている。これにより、ガイドスプ
ロケット14は、前部スプロケット4と後部スプロケッ
ト5の近接離間移動に伴って昇降動すると共に、バケッ
トチェーン3のカテナリに追随して上下方向に動くよう
になっている。
【0027】サスペンション装置19は、補助リンク機
構16の下端(第1補助リンク部材17と第2補助リン
ク部材18の連結部)に一端を連結されて他端にガイド
スプロケット14の連結軸15を回転自在に支持するピ
ストン状のダンパ20と、このダンパ20に設けられダ
ンパ20を伸長方向へ弾性付勢するスプリング21とか
らなる。
【0028】次に作用を述べる。
【0029】バケットチェーン3を循環させながら掻取
部6を横行させ、荷であるバラ物を掻き取ると、バラ物
を掻き取っている掻取部6下端のバケット13には掻取
部6の横行に抗する反力が作用する。
【0030】この反力は、バケットチェーン3を介して
前部スプロケット4、後部スプロケット5及びガイドス
プロケット14に伝わり、これら3つのスプロケット
4,5,14で受け止められる。
【0031】このとき、ガイドスプロケット14は、前
部スプロケット4と後部スプロケット5の中間に配され
ているため、各スプロケット4,5,14の間隔は十分
短く、バケットチェーン3に負担がかかるのを防ぐこと
ができる。
【0032】また、油圧シリンダ10を縮退させ、前部
スプロケット4を後部スプロケット5に近接させるよう
に動かすと、ガイドスプロケット14は、リンク機構7
に連動される補助リンク機構16の作用により前部スプ
ロケット4と共に後部スプロケット5に近接され、前部
スプロケット4と後部スプロケット5の中間の位置を保
つ。
【0033】そして、前部スプロケット4を後部スプロ
ケット5に近接させる際、前部スプロケット4と後部ス
プロケット5は共に下方へ移動するが、ガイドスプロケ
ット14も平行リンクたる補助リンク機構16の作用に
よって下方へ移動し、バケットチェーン3に良好に追従
する。
【0034】掻取部6を上昇させてバケット13を荷か
ら離間させると、バケットチェーン3は自重とバケット
13の重さで前部スプロケット4と後部スプロケット5
の間にカテナリを形成する。このとき、バケットチェー
ン3は補助リンク機構16の下端からカテナリの分だけ
離間することとなるが、ガイドスプロケット14は、サ
スペンション装置19のダンパ20が伸長することで下
降し、バケットチェーン3に追随する。
【0035】このため、掻取部6のバケットチェーン3
にカテナリが形成されてもガイドスプロケット14がバ
ケットチェーン3から外れるのを防ぐことができる。
【0036】このように、前部スプロケット4と後部ス
プロケット5間にカテナリ状態のバケットチェーン3を
支持するガイドスプロケット14を設けたため、前後ス
プロケット4,5の間隔を大きくしてもカテナリ状態の
バケットチェーン3に大きな負担がかかるのを防ぐこと
ができ、バケットチェーン3を軽量化できると共に小さ
なエネルギーで駆動させることができる。
【0037】また、前部スプロケット4と後部スプロケ
ット5がリンク機構7を介して旋回マスト2に連結さ
れ、ガイドスプロケット14がリンク機構7に連動した
補助リンク機構16で支持され、前後のスプロケット
4,5の近接離間移動に伴ってガイドスプロケット14
が昇降動するものとしたため、前部スプロケット4と後
部スプロケット5の近接離間動に伴うバケットチェーン
3の昇降動にガイドスプロケット14を追随させること
ができ、ガイドスプロケット14がバケットチェーン3
から外れるのを防ぐことができる。
【0038】そして、ガイドスプロケット14を、補助
リンク機構16に上下動を吸収するサスペンション装置
19を介して支持するものとしたため、ガイドスプロケ
ット14をバケットチェーン3のカテナリに追随させる
ことができ、ガイドスプロケット14がバケットチェー
ン3から外れるのを防ぐことができる。
【0039】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を奏する。
【0040】(1)カテナリ状態のバケットチェーンに
大きな負担がかかるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示す連続アンローダ
の掻取部の側面図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】従来の掻取部の側面図である。
【図4】掻取部の動作を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 連続アンローダ 2 旋回マスト 3 バケットチェーン 4 前部スプロケット 5 後部スプロケット 6 掻取部 7 リンク機構 14 ガイドスプロケット 16 補助リンク機構 19 サスペンション装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回マストの下方に掻取部のバケットチ
    ェーンを案内する前部スプロケットと後部スプロケット
    を近接離間自在に設けた連続アンローダにおいて、その
    前部スプロケットと後部スプロケット間にカテナリ状態
    のバケットチェーンを支持するガイドスプロケットを設
    けたことを特徴とする連続アンローダ。
  2. 【請求項2】 前部スプロケットと後部スプロケットが
    リンク機構を介して旋回マストに連結され、ガイドスプ
    ロケットが上記リンク機構に連動した補助リンク機構で
    支持され、前後のスプロケットの近接離間移動に伴って
    ガイドスプロケットが昇降動する請求項1に記載の連続
    アンローダ。
  3. 【請求項3】 ガイドスプロケットは、補助リンク機構
    に上下動を吸収するサスペンション装置を介して支持さ
    れる請求項2に記載の連続アンローダ。
JP11081840A 1999-03-25 1999-03-25 連続アンローダ Pending JP2000272757A (ja)

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