JP2000272621A - 巻回シート切断用収納箱 - Google Patents

巻回シート切断用収納箱

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き出されたシートが切断された後でも、残
されたシートの巻き戻りが阻止される巻回シート切断用
収納箱を提供する。 【解決手段】 シート切断用箱に、巻芯24に巻回され
たアルミホイルよりなる巻回シート23が巻芯24と共
に回動自在に収納される。シート切断用箱の上方の開閉
蓋16には、その下辺が切断刃25の設置方向に平行な
台形形状よりなる開口35が形成されている。開口35
の下辺に対応する前縁部28の長さL1 は、ホイルシー
ト34の幅Wより大きく、かつ開口35の上辺に相当す
る後縁部29の長さL2 は、ホイルシート34の幅W以
下に設定されている。これによって切断後に残されたホ
イルシート34が巻き戻ろうとすると、ポイントP1
2の位置で側縁部36a,36bに接触して、その巻
き戻りが阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は巻回シート切断用
収納箱に関し、特に収納されたアルミホイル等の巻回シ
ートを引き出し、所望の長さに切断する巻回シート切断
用収納箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の巻回シート切断用収納箱
の外観形状を示した斜視図である。図を参照して、従来
のシート切断用箱51は、巻芯24に巻回された巻回シ
ート23が格納される直方体の箱形状を有している。シ
ート切断用箱51の上方を覆う開閉自在の開閉蓋16に
は矩形形状の開口52が形成されており、シート切断用
箱51を構成する一辺には帯状の切断刃25が取付けら
れている。
【0003】次に、このシート切断用箱51の使用方法
について説明する。まず開閉蓋16を開いた状態で巻回
シート23をシート切断用箱51内に収納する。この状
態で図示しない部品によって巻芯24は両端支持され、
巻回シート23は回動自在となる。そして巻回シート2
3の端部からホイルシート34を引き出し、これを開口
52内を外方に挿通させた状態で開閉蓋16を閉じる。
次に、引き出されたホイルシート34を切断刃25を跨
ぐように引き出して、これを下方に押し込むことによっ
て、ホイルシート34は切断刃25によって切断され
る。
【0004】このようにして、ホイルシート34を巻回
シート23から開口52を通して次々と引き出し、所望
の位置で切断刃25によって切断して使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のシ
ート切断用箱であっては、シートを切断する際に開閉蓋
16をいちいち開ける必要がなく連続的に引き出して切
断できるので、アルミホイルの短片を次々と使用するよ
うな、例えば美容室での使用において使い勝手が良いも
のである。
【0006】しかしながら、従来のシート切断用箱であ
れば、切断されて残った巻回シート側のシートが場合に
よって巻き戻される事がある。そしてその程度によって
は、開口52を逆行し、引き出されたシートが全てシー
ト切断用箱内部に戻ってしまう場合がある。そのため、
次に使用する際には、開閉蓋16を開けて、再度巻回シ
ート23からシートを引き出して開口52を挿通させて
外方に引き出す必要がある。そのため連続的なシートの
引き出し及び切断をするような場合には、必ずしも使い
勝手が良いとは言えなかった。
【0007】図10は、このシートの巻き戻り現象を説
明するための図であって、図9におけるシート切断用箱
51の平面図である。図を参照して、開口52の横手方
向の長さ、即ち、端縁53a,53b間の距離Lは、ホ
イルシート34を開口52からスムーズに引き出すため
にホイルシート34の幅方向長さWより大きく設定され
ている。そのため、ホイルシート34が切断された後、
残されたシートを押えていない場合、巻回シート23の
回転バランス等によってシートの巻き戻し力が生じたと
きには、残されたシートは全く抵抗なく、シート切断用
箱51内部に戻ってしまうことになる。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、引き出されたシートが切断された
後でも、残ったシートを手で押えることなくその巻き戻
りが阻止される巻回シート切断用収納箱を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、帯状のシートを巻回した
巻回シートを収納し、巻回シートから引き出されたシー
トを任意の位置でその幅方向で切断するための巻回シー
ト切断用収納箱であって、巻回シートを収納するための
箱体と、箱体の上方を塞ぐ蓋と、蓋の端縁において、蓋
の上面から上方に突き出るように取付けられた帯状の切
断刃と、蓋に形成され、切断刃側に近い前縁部の幅がシ
ートの幅方向の長さより大きく、かつ切断刃側から遠い
後縁部の幅がシートの幅方向の長さ以下となる形状の開
口とを備えたものである。
【0010】このように構成すると、切断された後の巻
回シート側のシートが後退しようとすると、シートの両
側縁が開口の前縁と後縁部とをつなぐ側縁部の各々に接
触する。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の
構成において、箱体は直方体形状を有し、蓋は箱体と一
体的に形成されて箱体の上方を開閉自在とする矩形シー
ト形状を有し、開口は切断刃の取付け方向と平行な底辺
を有する台形形状を有し、台形形状の上辺は箱体の上端
部に位置するものである。
【0011】このように構成すると、シートは台形形状
の開口の側辺の各々において接触し、その巻き戻りが阻
止される。請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明
の構成において、開口を塞ぐように箱体に折曲げ自在で
かつ一体的に形成され、開口とほぼ同一の台形形状を有
するフラップをさらに備えたものである。
【0012】このように構成すると、フラップで開口を
塞ぐことが自在となる。また、開口が形成されていない
蓋に対して、開口の台形形状の上辺を除く辺に対応した
部分を切断することで開口とフラップとが形成される。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成にお
いて、フラップは底辺と平行な位置において底辺側の部
分が上辺側の部分に対して折曲げ自在とされる。
【0013】このように構成すると、フラップの底辺側
の部分を下方に折曲げ、かつ上辺において上辺側の部分
を箱体に対して内方側に折曲げるとフラップを箱体内部
に収納できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、切断後後退しようとするシートは、開口の側縁部
に接してその後退が阻止される。従って、シートが箱体
内に巻き戻るのが防止され、蓋からシートの一部が常に
出た状態となり、使い勝手が向上する。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、シートに対して開口の大きさが設定
し易く、またシートの巻き戻り阻止動作が安定して発揮
される。請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の
効果に加えて、シートを引き出さないときには、このフ
ラップで開口を塞ぐことができ、使い勝手が向上する。
また、開口が形成されていない蓋に対して所定箇所を切
断することで、開口とフラップとを容易に形成できる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の効果に加えて、シートが多く引き出され巻回シート
の外径が小さくなってくると、開口におけるシートの巻
き戻り防止機能が低下する。この場合、フラップの底辺
側の部分を下方に折曲げ、かつ上辺で上辺側の部分を箱
体に対して内方側に折曲げて箱体の後壁部と巻回シート
との間にこのフラップを折り込む。すると、フラップの
曲げの反発力で、フラップは巻回シートの外面を常時押
圧することになる。そのため、巻回シートの外径が小さ
くなった状態でも、引き出されたシートの巻き戻りが阻
止される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施の
形態による巻回シート切断用収納箱たるシート切断用箱
の外観形状を示した斜視図である。図を参照して、紙製
のシート切断用箱14は直方体形状の箱体15と、箱体
15と一体的に形成され、箱体15の上部を開閉自在と
する開閉蓋16と、箱体15の正面壁21の上端部に設
置される、例えば合成樹脂製の切断刃25とから構成さ
れる。尚、使用の前のシート切断用箱14において、切
断刃25が外方に露出していると安全性の面で好ましく
ないため、これを覆うようにして開閉蓋16の折り曲げ
片20は、箱体15の正面壁21の両側に形成された差
込み用スリット22a,22bに差し込まれた状態とな
っている。
【0018】また、開閉蓋16の上面には、切断刃25
の取付け方向と平行に直線状のスリット17が形成され
ており、スリット17の両端側から箱体15の後壁側に
向かってミシン目18a,18bの各々が形成されてい
る。そしてミシン目18a,18bの各々の途中からス
リット17に向かってミシン目26a,26bが形成さ
れている。これらのミシン目は使用の際に、はさみ等を
用いずにその部分から容易に切断できるように設けられ
たものである。スリット17は使用前から切断された状
態となっているのは、設断面を平滑に保ち、使用時にそ
の部分で接するホイルシートに損傷を与えないためであ
る。尚、ミシン目18a,18bとミシン目26a,2
6bとの交点を結ぶ罫線19が形成されており、これ
は、罫線19を境にして両側の部分を折曲げ自在とする
ために設けられたものである。
【0019】またシート切断用箱14の内部には、帯状
のアルミホイル等のシートが巻芯24に巻回された、円
柱形状の巻回シート23が収納されている。尚、巻芯2
4は本図では図示していない保持板によってその両端が
保持されており、巻回シート23は巻芯24と共に回動
自在の状態で収納されている。図2は、図1の状態か
ら、開閉蓋16の折り曲げ片20を正面壁21の差込み
用スリット22a,22bから上方に抜き出し、折り曲
げ片20を切断刃25の内側に差し込んだ状態を示した
平面図である。これによって、切断刃25は開閉蓋16
の端部の上面から突き出た態様で露出する。これによっ
て、切断刃25は引き出されたシートを切断できる状態
となる。
【0020】また、上述したように巻芯24を回動自在
に保持するための巻芯保持板27a,27bが箱体15
に収納されており、また巻芯保持板27a,27bは巻
回シート23の軸方向へのぶれを制限して、シートが安
定した回転状態で外方に引き出されることを補助してい
る。このシート切断用箱を使用する際には、開閉蓋16
の表面に形成されたミシン目18a,18bを利用し
て、スリット17とともにこの部分で切断して内方部分
をフラップ31とする。尚、フラップ31において、さ
らにミシン目26a,26bの部分でも切断して斜線で
示された部分を除去すると、後述するようにより使い勝
手が向上する。
【0021】図3は、この発明の第1の実施の形態によ
る巻回シート切断用収納箱の使用状態を示した斜視図で
ある。図を参照して、使用の際には開閉蓋16を上方に
開け、巻回シート23から一部シートを引き出し、引き
出されたシートを、フラップ31を形成することによっ
て同時に形成された開口35を通して外方に挿通させ、
その状態で開閉蓋16を閉じる。尚、フラップ31は罫
線19を境とした平坦部32に対して折曲げ部33を上
方に若干引き起こした状態としておくと開口35の露出
部分が大きくなり、ホイルシート34の引き出しがより
スムーズとなる。
【0022】引き出されたホイルシート34を切断する
際には、ホイルシート34を切断刃25を跨ぐようにし
てさらに引き出し、所望の位置において引き出された部
分を切断刃25に対して下方に押えつけるようにする。
これによって引き出されたホイルシート34は切断刃2
5によってその幅方向に切断される。次に新たなシート
を切断する際には、切断後残っているホイルシート34
をさらに引き出し、同様の操作で切断刃25によって所
定の位置で切断すれば良い。
【0023】ところで、従来のシート切断用箱であれ
ば、切断後に残されたホイルシート34は箱体15内部
に巻き戻される恐れがあったが、この実施の形態による
シート切断用箱14においてはこのような恐れがない。
図4は、このような巻き戻り阻止機能を説明するための
図3の平面図であり、図5は、図4のV−Vラインの断
面図である。
【0024】これらの図を参照して、開閉蓋16に形成
された開口35はその底辺が切断刃25の設置方向と平
行で、かつその上辺が開閉蓋16の上縁側に位置するほ
ぼ台形形状を有している。尚、開口35の台形形状の下
辺に相当する前縁部28の長さL1 は、ホイルシート3
4の幅方向長さWより大きくなっており、開口35の上
辺に相当する後縁部29の長さL2 は、ホイルシート3
4の幅方向長さWより小さく設定されている。そして、
開口35の前縁部28と後縁部29とを繋ぐ側縁部36
a,36bのポイントP1 ,P2 においてその相互間距
離がホイールシート34の幅Wに一致している。
【0025】図5に示されているように、巻回シート2
3から引き出されたホイルシート34には、切断刃25
によって切断される前には、引き出しによる引張力が生
じているため、ホイルシート34は開口35の前縁部2
8を摺動する状態となっている。そして、前縁部28の
長さL1 は上述のようにホイルシート34の幅Wより大
きく設定されているため、ホイルシート34の引き出し
はスムーズに行われる。
【0026】次に、引き出されたホイルシート34が切
断刃25によって切断されると、残されたホイルシート
34には引き出しによる引張力が生じないため、二点鎖
線で示すようにその前端部が持ち上がるように変化す
る。ところが、開口35の側縁部36a,36bは、ポ
イントP1 ,P2 を境にして、後端部、即ち図5で言え
ば、左方向に行くに従って開口35の幅がホイールシー
ト34の幅W以下となるように狭まっている。従って、
切断後起き上がったホイルシート34はその幅が一致す
るポイントP1 ,P2 の位置より上方には持ち上がらな
いことになる。即ち、切断されて残されたホイルシート
34はポイントP1 ,P2 の位置で側縁部36a,36
bに接触することによってその移動が阻止され、結果と
して切断後のホイールシート34の巻き戻り動作が阻止
される。ホイルシート34の幅Wと開口35の形状との
関係は使用状態において変わることがないため、ホイル
シート34を連続して引き出し、かつ切断するような動
作を繰り返したような場合でも、常時ホイルシート34
の巻き戻り動作が防止されることになる。
【0027】図6は、図5に対応する断面図であって、
使用状態の他の例を示す断面図である。図5において
は、フラップ31に対して特に力を加えることなく使用
しているが、図6においては、フラップ31の平坦部3
2に矢印に示す方向に力を加えた場合の状態を示してい
る。引き出されたホイルシート34を切断刃25で切断
した後、図のように平坦部32に力を加えると、この押
圧によって切断されて残されたホイルシート34の先端
は矢印のようにさらに上方に持ち上がる。このため、図
5に示した状態に比べて、ホイルシート34はより上方
に位置し、かつ切断刃25から離れるので、ホイルシー
ト34の先端をより掴み易くなる。これによって、ホイ
ルシート34の連続した引き出しを安全で、かつスムー
ズに行うことができる。
【0028】図7は、図4に対応する図であって、フラ
ップ31のさらに他の使用例を示した図である。図を参
照して、フラップ31の折曲げ部33を平坦部32に対
して重なるように折り返している。これによって、折曲
げ部33の両端部は必ず開閉蓋16の上面に接する状態
となる。このため、図4の使用例であれば、フラップ3
1を指で押さえていると、フラップ31が開口35より
下方に移動してしまい、巻回シート23にフラップ31
が接触してホイール34の引き出しに抵抗を与える恐れ
があった。しかし、図7のように使用すると、折曲げ部
33の上に指を載せたような状態であっても、フラップ
31は開口35より下方に移動することがなく、安定し
た使用が可能となる。
【0029】図8は、図5及び図6に対応する図であっ
て、フラップ31の他の使用例を示した図である。巻回
シート23からホイルシート34が多く引き出されて使
用されると、巻回シート23の外径は引き出し当初に比
べて小さくなってくる。この場合、図5に示した当初の
状態と比べて、切断されて残されたホイルシート34の
上方への浮き上がりが小さくなるので、開口35のポイ
ントP1 ,P2 へのホイルシート34の接触力が小さく
なって、ホイルシート34の巻き戻り防止機能が低下す
る。この場合、フラップ31の折曲げ部33を平坦部3
2に対して下方方向に折曲げ、さらに平坦部32の背面
壁41との接続部分で下方に折曲げる。このようにし
て、フラップ31を箱体15の背面壁41の内面と巻回
シート23の外面との間に押し込む。この場合、図2で
示されているように斜線部をフラップ31から除去して
いると、押し込み時にフラップ31が巻芯保持板27
a,27bに接触することがないので都合が良い。
【0030】このようにフラップ31が設置されると、
平坦部32及び折曲げ部33の曲げによって巻回シート
23の外面はフラップ31によって常時押圧されること
になる。従って、巻回シート23から引き出されたホイ
ルシート34は切断刃25によって切断された後におい
ても巻き戻りにくくなり、連続した引き出し状態がスム
ーズに保持される。また、このようにフラップ31を箱
体15内に折り込むと開口35は全面露出することにな
る。従って、仮に切断後のホイルシート34が巻き戻さ
れて箱体15内部に収納されてしまったような場合で
も、開閉蓋16を再度開けることなく開口を通してホイ
ルシート34を容易に引き出すことが可能となる。この
ようにして、収納された巻回シートからホイールシート
を最初から最後まで開閉蓋16を再度開けることなくス
ムーズに引き出せ、任意の位置で切断して使用すること
ができる。
【0031】尚、本願発明の開口としての台形形状の概
念は、幾何学的な台形形状のみならず、上記の実施の形
態で示されているような、側縁部が一直線ではなく折れ
曲がっている形状や、側縁部が直線ではなく曲線で構成
されている形状も含むものである。また、上記の実施の
形態においては、蓋の開口はフラップの形成と共に形成
されているが、フラップは必ずしも必要ではなく、同様
の開口形状であれば、開口のみ蓋に形成されていてもよ
い。
【0032】さらに、上記の実施の形態においては、開
口は開閉蓋に形成されているが、開閉蓋以外の他の面に
形成されていてもよい。さらに、上記の実施の形態にお
いては、巻回シートとしてアルミホイルを対象としてい
るが、これ以外のシート例えば透明フィルムシート等に
対しても本願発明を同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態によるシート切断
用箱の外観形状を示した図である。
【図2】図1シート切断用箱の平面図であって、切断刃
を露出した状態を示した図である。
【図3】図1のシート切断用箱の使用状態を示した斜視
図である。
【図4】図3のシート切断用箱の平面図である。
【図5】図4のV−Vラインの断面図である。
【図6】図5に対応した図であって、使用状態の他の例
を示す断面図である。
【図7】図4に対応する図であって、使用状態のさらに
他の例を示す平面図である。
【図8】図5及び図6に対応する図であって、使用状態
のさらに他の例を示す断面図である。
【図9】従来のシート切断用箱の外観形状を示した図で
ある。
【図10】図9のシート切断用箱の平面図である。
【符号の説明】
14・・・シート切断用箱 15・・・箱体 16・・・開閉蓋 23・・・巻回シート 25・・・切断刃 28・・・前縁部 29・・・後縁部 31・・・フラップ 34・・・ホイルシート 35・・・開口 36a,36b・・・側縁部 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 奥本 雅隆 大阪市旭区赤川2丁目17番2号 株式会社 ミルボン内 Fターム(参考) 3E060 AA03 CF10 DA17 EA08 EA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のシートを巻回した巻回シートを収
    納し、前記巻回シートから引き出されたシートを任意の
    位置でその幅方向に切断するための巻回シート切断用収
    納箱であって、 前記巻回シートを収納するための箱体と、 前記箱体の上方を塞ぐ蓋と、 前記蓋の端縁において、前記蓋の上面から上方に突き出
    るように取付けられた帯状の切断刃と、 前記蓋に形成され、前記切断刃側に近い前縁部の幅が前
    記シートの幅方向の長さより大きく、かつ前記切断刃側
    から遠い後縁部の幅が前記シートの幅方向の長さ以下と
    なる形状の開口とを備えた、巻回シート切断用収納箱。
  2. 【請求項2】 前記箱体は直方体形状を有し、前記蓋は
    前記箱体と一体的に形成されて前記箱体の上方を開閉自
    在とする矩形シート形状を有し、 前記開口は、前記切断刃の取付け方向と平行な底辺を有
    する台形形状を有し、前記台形形状の上辺は前記箱体の
    上端部に位置する請求項1記載の巻回シート切断用収納
    箱。
  3. 【請求項3】 前記開口を塞ぐように前記箱体に折曲げ
    自在でかつ一体的に形成され、前記開口とほぼ同一の台
    形形状を有するフラップをさらに備えた、請求項2記載
    の巻回シート切断用収納箱。
  4. 【請求項4】 前記フラップは、底辺と平行な位置にお
    いて前記底辺側の部分が上辺側の部分に対して折曲げ自
    在とされる、請求項3記載の巻回シート切断用収納箱。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6074094B1 (ja) * 2016-05-17 2017-02-01 康 ▲高▼▲瀬▼ ラップフィルムケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6074094B1 (ja) * 2016-05-17 2017-02-01 康 ▲高▼▲瀬▼ ラップフィルムケース

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