JP2000271649A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JP2000271649A
JP2000271649A JP11080363A JP8036399A JP2000271649A JP 2000271649 A JP2000271649 A JP 2000271649A JP 11080363 A JP11080363 A JP 11080363A JP 8036399 A JP8036399 A JP 8036399A JP 2000271649 A JP2000271649 A JP 2000271649A
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press device
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rotating cam
plate
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研一 竹田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D19/00Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes
    • B21D19/08Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws
    • B21D19/082Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles
    • B21D19/086Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles with rotary cams

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス装置自体を大型化することなく、所定
位置において回動カムの回動を規制することができるプ
レス装置を提供することである。 【解決手段】 下型と上型を備えるプレス装置におい
て、下型に回動可能に支持される回動カムと、その回動
カムを回動させるための駆動源と、回動カムを着脱位置
から加工位置まで回動した際に、回動カムが加工位置を
超えて回動しないように、その回動を規制する手段と、
下型及び回動カムに支持される板状素材を位置決めする
パッドとを備え、回動カムが加工位置から着脱位置の方
向に戻ることを規制するため、前記駆動源の力以上の力
を発生させる倍力機構を駆動源と回動カムの間に配設し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状素材の端部を
曲げ加工するためのプレス装置に関する。
【0002】
【従来技術】この種のプレス装置として、図10に示すよ
うなものが知られている(特開平8−332523号公
報)。図10に示すように、このプレス装置は、下型10
1と下型101に対して上下に昇降される上型100を
備える。下型101には回動カム103が回動自在に支
持され、回動カム103及び下型101により板状素材
Wを下方から支持する。板状素材Wを下型101と回動
カム103とで支持するのは、板状素材Wの端部に施さ
れる曲げ加工が、負角成形となるからである。すなわ
ち、下型だけで板状素材Wを支持しておいて板状素材W
の端部に負角を成形すると、加工後に下型から板状素材
Wを取り外せないためである。図10に示すプレス装置
では、下型101内に回動カム103を組み込み、加工
後に回動カム103を回動させることにより下型101
から板状素材Wを取外し可能としている。また、下型1
01内には、横方向に移動可能で図の右側方向に付勢さ
れた可動部材107を備える。この可動部材107には
押圧ブロック108が固定されている。上型100に
は、下型101及び回動カム103に支持される板状素
材Wを位置決めするパッド102と、パッド102によ
り位置決めされた板状素材Wの端部を曲げ加工するため
の曲げ刃を備えたスライドカム104が取付けられてい
る。また、上型100にはドライバーカム106が固定
される。そして、上型100が下降することによりドラ
イバーカム106が下降すると、ドライバーカム106
の先端が下型101と支持ブロック105の間に嵌まり
込み、可動部材107と当接し、可動部材107を横方
向(図示左方向)に移動させるように構成されている。
なお、下型101には図示されていないアクチュエータ
が設けられ、このアクチュエータによって回動カム10
3が回動される。
【0003】このようなプレス装置において板状素材W
を曲げ加工する場合には、板状素材Wをセット若しくは
取り外しすることができる位置(以下、着脱位置とい
う)に回動カム103を回動させる。この状態で、下型
101上に板状素材Wをセットする。板状素材Wをセッ
トした後、アクチュエータにより回動カム103を着脱
位置から板状素材Wを曲げ加工できる位置(以下、加工
位置という)まで時計回りに回動し、下型101及び回
動カム103により板状素材Wを下方より支持する。図
10は、回動カム103が加工位置にある場合を図示して
いる。次に、上型100が下型101に対して下降する
と、上型100と一体となってドライバーカム106も
下降し、ドライバーカム106の先端が下型101と支
持ブロック105との間に嵌まり込む。このため、可動
部材107が図の左側の方向に移動し、これにより可動
部材107に固定された押圧ブロック108が回動カム
103に形成された受け面109に押圧される。これに
より、回動カム103は加工位置においてその回動が規
制され、着脱位置に戻ることが規制される。さらに上型
100が下降することにより、まずパッド102が板状
素材Wに当接することにより板状素材Wが位置決めさ
れ、その後にスライドカム104の曲げ刃により板状素
材Wの端部が曲げ加工される。加工後、上型100が上
昇し、図示省略したエアシリンダにより回動カム103
が加工位置から着脱位置まで半時計方向に回動され、板
状素材Wが取り出される。このようなプレス装置によれ
ば、押圧ブロック108により回動カム103が加工位
置から着脱位置に回動することが規制されるので、板状
素材Wの加工中等に回動カム103に力が作用しても、
回動カム103が加工位置からずれ難く、板状素材Wの
曲げ加工を精度良く行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記プレス装置では、
回動カム103の加工位置から着脱位置側への回動を規
制するための機構を構成するために、ドライバーカム1
06を上型100に固定していた。このため、ドライバ
ーカム106を上型100に固定する分だけ上型106
が大型化するという問題があった。上型106が大きく
なると、プレス装置自体も大型化してしまう。
【0005】そこで、本発明は上述した問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、プレス装置自
体を大型化することなく、回動カムを加工位置におい
て、その回動を規制することができるプレス装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、請求項
1に記載されたプレス装置により解決される。請求項1
記載のプレス装置により板状素材を加工する際には、ま
ず下型の支持面に板状素材を載置する。次に、駆動源に
より回動カムを着脱位置から加工位置に回動させる。こ
の際、駆動源と回動カムの間に形成された倍力機構によ
り前記回動カムが加工位置から着脱位置に戻ることが規
制される。しかる後、パッドにより板状素材Wが位置決
めされ、さらに上型が下降することにより板状素材が曲
げ加工される。上記プレス装置によれば、駆動源と回動
カムの間に形成された倍力機構により回動カムが着脱位
置側に戻ることが規制される。また、倍力機構は、回動
カムを駆動するための駆動源と回動カムの間に設けられ
ているため、上型を大きくする必要がない。
【0007】ここで、倍力機構とは、駆動源の力を利用
して、駆動源の力以上の力で回動カムの着脱位置側への
戻りを規制するものであればどのようなものであっても
良い。したがって、回動カムに設けた凹部に係合ピンを
差し込んで回動カムの回動を規制(ロック)するものと
しても良く、また、楔作用を利用することにより回動カ
ムの戻りを規制する機構を採用しても良い。楔作用を利
用すれば、その倍力機構の構造が簡単となるため好まし
い。
【0008】上述したような倍力機構により前記回動カ
ムの回動を規制する方法は、例えば、請求項2に記載し
たプレス装置により好適に実施できる。請求項2に記載
のプレス装置では、前記駆動源に連結された伝達部材に
係合部が形成される。また、回動カムと一体となって運
動する連結部材又は回動カムのどちらか一方に前記係合
部と係合する係合部を形成する。そして、前記回動カム
が加工位置にセットされた時に、両係合部が係合するこ
とにより、前記回動カムが加工位置から着脱位置の方向
へ戻ることが規制される。なお、請求項2に記載のプレ
ス装置においては、連結部材に係合部を設けることによ
り、連結部材に設けた係合部と前記伝達部材に設けた係
合部とを係合させることがより好ましい。このような構
成によれば、回動カム自体は既存の設備を利用でき、連
結部材と伝達部材のみを製作すれば良いからである。し
たがって、既存の設備の改良を少ないコストで行うこと
ができる。
【0009】ここで、伝達部材に形成される係合部と、
連結部材又は回動カムのどちらか一方に形成される係合
部との両者をスムーズに係合させるためには、回動カム
が加工位置となった後、しばらくの間伝達部材のみが移
動し、両係合部が係合するような構造を採用することが
好ましい。請求項3に記載のプレス装置によれば、前記
伝達部材と前記連結部材のどちらか一方に連結ピンが形
成されると共に、他方に案内溝が形成される。そして、
前記回動カムが前記着脱位置から前記加工位置まで移動
する間は、前記伝達部材の運動が前記回動カムに伝達さ
れ回動カムが回動する。そして、前記回動カムが加工位
置となった後は、前記連結ピンが前記案内溝に案内され
て所定量移動することにより、前記伝達部材に形成した
係合部が、前記回動カム又は前記連結部材に形成した係
合部に係合する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るプレス装置の一実施
の形態について説明する。まず、図5に基づいてプレス
装置の概略構成について説明する。図5に示すように、
プレス装置10は、下型11と下型11に対して昇降す
るラム12を備える。
【0011】下型11の上面には、板状素材Wを支持す
るための支持面19が形成され、また、その中央上部に
は、回動カム20を回動自在に支持するためのカム溝2
5が形成される。カム溝25には回動カム20が嵌まり
込み、下型11に対して所定の角度範囲で回動自在に支
持される。回動カム20には、回動カム20の外周面か
ら回動カム20の内側に向って切り欠き溝26が形成さ
れ、切り欠き溝26の一部に、下型11に形成された支
持面19と一体となって板状素材Wを下方から支持する
端面21が形成される。また、この端面21に隣接した
部分には、板状素材Wを曲げ加工するための曲げ部22
が形成される。端面21及び曲げ部22が形成された部
分とは逆側の切り欠き面27には、回動カム用スライド
部材16が配設されている。上述のように構成される回
動カム20は、下型11の内部に配設されたエアシリン
ダ30のピストンロッド31に倍力機構40を介して連
結されている。倍力機構40については、後で詳述す
る。
【0012】ラム12には、ばね18を介してパッド1
7と、上型13が取付けられている。パッド17は、ラ
ム12が下降するとラム12と一体となって下降し、板
状素材Wの上面に当接する。そして、パッド17、下型
11及び回動カム20により板状素材Wを挟持すること
により、板状素材Wが位置決め固定される。また、上型
13には、スライドカム用スライド部材14を介してス
ライドカム15が取付けられており、スライドカム15
はスライドカム用スライド部材14に案内されて上型1
3に対してスライド可能な構造となっている。なお、ス
ライドカム15には板状素材Wの端部を曲げ加工するた
めの曲げ刃23が設けられている。
【0013】次に、上述した本発明の要部である倍力機
構について、図1、図2に基づいて説明する。図1は倍
力機構40の全体の構成を示す図面であり、図2は倍力
機構40を構成するヘッドブロック32、及び、回動カ
ム20に固定されるブラケット41を示す図面である。
図1に示すように、回動カム20を加工位置において、
その回動を規制するための倍力機構40は、エアシリン
ダ30のピストンロッド31の先端に設けたヘッドブロ
ック32と、回動カム20に固定されたブラケット41
とから構成される。ブラケット41は、ヘッドブロック
32と連結される。本実施の形態のプレス装置10にお
いては、エアシリンダ30が回動カム20を駆動するた
めの駆動源であり、ヘッドブロック32が駆動源の運動
が伝達される伝達部材であり、ブラケット41が伝達部
材と連結されて回動カムと一体となって運動する連結部
材である。
【0014】図2に示すように、ピストンロッド31の
先端に設けられるヘッドブロック32は、方形状のブロ
ック体で構成され、その一側面のほぼ中心に連結ピン3
3が形成される。また、ヘッドブロック32の上面35
には、上面35から若干上方に突出した戻り防止面(係
合面)34が形成される。戻り防止面34は上面35と
略平行状に形成され、また、戻り防止面34と上面35
の境界は面取り加工が施されている。
【0015】ブラケット41は、図2に示すように、方
形状のブロック体で構成され、ヘッドブロック32と対
向する対向面43には、連結ピン33を案内するための
案内溝45が形成されている。案内溝45はL字状の形
状を有し、ヘッドブロック32の底面に近接する位置で
連結ピン33と嵌合する第1端部46と、第1端部46
から略垂直に形成される第1直線部47aと、第1直線
部47aから略垂直に折れ曲がりヘッドブロック32の
底面と略平行に形成される第2直線部47bと、第2直
線部47bの終端に形成される第2端部48と、第1直
線部47aと第2直線部47bの交点に形成されるコー
ナ部49とを有する。案内溝45の上方には、対向面4
3からヘッドブロック32側に突出する突出部42が形
成される。また、ブラケット41には、突出部42から
下方に延びる係合部42aが形成され、係合部42aの
先端に戻り防止面(係合面)44が形成されている。戻
り防止面44は、ブラケット41の底面とほぼ平行状に
形成され、また、戻り防止面44の一端辺は面取り加工
が施されている。以上のように構成されるヘッドブロッ
ク32とブラケット41は、ヘッドブロック32の連結
ピン33がブラケット41の案内溝45に嵌挿された状
態で連結される。また、連結ピン33が案内溝45に案
内されて移動することにより、ヘッドブロック32とブ
ラケット41が相対移動を行う。
【0016】次に、上述したように構成されるプレス装
置10において板状素材Wを曲げ加工する場合の、プレ
ス装置10の動作について図3乃至図6に基づいて説明
する。図3は回動カム20を着脱位置から加工位置まで
回動させる際のブラケットとヘッドブロックの関係を示
す図面であり、図4は回動カムを加工位置から着脱位置
まで回動させた時のブラケットとヘッドブロックの関係
を示す図面であり、図5は回動カム20が着脱位置にあ
る状態のプレス装置10を示し、図6は回動カム20が
加工位置にある状態のプレス装置10を示し、図7は板
状素材Wを実際に曲げ加工している状態のプレス装置1
0を示す。
【0017】まず、図5に示すように回動カム20が着
脱位置にある状態で、板状素材Wを下型11に形成した
支持面19上に載置する。この状態では、回動カム20
に形成された端面21と下型11の支持面19とは連続
しない状態である。次に、エアシリンダ30を駆動する
ことにより回動カム20を着脱位置から加工位置まで回
動させる。このときの倍力機構40の動作を図3に基づ
いて説明する。回動カム20が着脱位置にあるときに
は、エアシリンダ30は収縮しており、図3(a)に示
すように、ヘッドブロック32の連結ピン33は、ブラ
ケット41の案内溝45の第1端部46に嵌合してい
る。この状態からエアシリンダ30を駆動し、エアシリ
ンダ30のピストンロッド31を伸長させると、図3
(b)、(c)に示すようにヘッドブロック32の連結
ピン33は、ブラケット41の案内溝45の第1端部4
6からコーナ部49に向って移動する。この時、連結ピ
ン33は案内溝45の内壁面と接触し、連結ピン33か
らブラケット41に力が伝達されるため、回動カム20
には回転モーメントが発生し回動カム20が時計方向に
回動する。回動カム20が加工位置にくると、図6に示
すように回動カム20に配設した回動カム用スライド部
材16が下型11と当接し、回動カム20の時計方向へ
の回転が規制される。また、回動カム20が加工位置に
ある時は、図3(d)に示すようにヘッドブロック32
の連結ピン33は、ブラケット41の案内溝45の第2
直線部47bにある。したがって、ピストンロッド31
の伸長方向と案内溝45の直線部47aの向きが一致す
るため、エアシリンダ30のピストンロッド31はさら
に伸長することができる。ヘッドブロック31がさらに
移動することにより連結ピン33が案内溝45の第2直
線部47bを移動し、ヘッドブロック32に形成した戻
り防止面34とブラケット41に形成した戻り防止面4
4が摺動しながら、完全に係合した状態となる(図3
(e)参照)。この際、ヘッドブロック31の底面は、
下型11の内壁面11sに当接している。図3(e)の
状態において、回動カム20に反時計回りの力が作用す
ると、ブラケット41からヘッドブロック32に力が作
用する。この際、ヘッドブロック32が楔として作用す
るため、ヘッドブロック32に作用する力は、下型11
の内壁面11sに垂直方向(ヘッドブロック32を下型
11の内壁面11sに押し付ける方向)の成分を含み、
ヘッドブロック32と内壁面11sとの間に摩擦力を発
生させる。したがって、この摩擦力等により回動カム2
0の反時計回りの回動が規制される。
【0018】回動カム20が加工位置において反時計回
りの回動を規制された後、ラム12が下型11に向って
下降を開始する。ラム12が下降することにより、パッ
ド17が下型11及び回動カム20に支持されている板
状素材Wに当接する(図6参照)。これにより、板状素
材Wが下型11及び回動カム20上に位置決めされる。
この際、パッド17が板状素材Wに当接する際の衝撃等
により回動カム20に反時計回りの力が作用しても、倍
力機構40により回動カム20の反時計方向への回動が
防止される。なお、板状素材Wを位置決めするためのパ
ッド圧は、ラム12とパッド17との間に配設されたバ
ネ18によって決まる。
【0019】また、さらにラム12が下降することによ
り、ラム12に固定された上型13及び上型13に支持
されるスライドカム15も下降する。ラム12が所定位
置まで下降すると、スライドカム15が回動カム20に
設けた回動カム用スライド部材16に当接する。この状
態からさらにラム12が下降すると、スライドカム15
がスライドカム用スライド部材14及び回動カム用スラ
イド部材16に案内されて、板状素材Wの方向に移動す
る。そして、スライドカム15に配設した曲げ刃23が
回動カム20に形成した曲げ部22に嵌まり込むことに
より板状素材Wの端部が曲げ加工される。ここで、スラ
イドカム15に配設した曲げ刃23が板状素材Wに当接
すると、回動カム20を加工位置から反時計方向に回動
させるための大きな力が作用する。しかしながら、本実
施の形態のプレス装置10では、前述した倍力機構40
により回動カム20の反時計回りの回動が規制されてい
るので、回動カム20の加工位置からのずれが防止さ
れ、良好な曲げ加工が可能となる。
【0020】板状素材Wの加工が終了すると、まずラム
12が上昇する。ラム12が上昇した後、エアシリンダ
30のピストンロッド31を収縮させることにより、回
動カム20を加工位置から着脱位置まで回動させる。回
動カム20が着脱位置に移動した後に、プレス装置10
から板状素材Wを取り外す。回動カムを加工位置から着
脱位置まで回動させる時の、倍力機構40の動作を図4
に基づいて詳細に説明する。回動カム20が加工位置に
おいて規制状態にあるときには、図4(a)に示すよう
にヘッドブロック32の連結ピン33は、ブラケット4
1の案内溝45の第2端部48に嵌合している。この状
態からエアシリンダ30が駆動され、エアシリンダ30
のピストンロッド31を収縮させると、ヘッドブロック
32の戻り防止面34とブラケット41の戻り防止面4
4との係合が徐々に解除されながら、ヘッドブロック3
2の連結ピン33は、ブラケット41の案内溝45の第
2直線部47bに案内されて、第2端部48からコーナ
部49方向に移動する。ヘッドブロック32の戻り防止
面34とブラケット41の戻り防止面44との係合状態
が解除された後、さらに連結ピン33が第2直線部47
bを移動しコーナ部49までくると、エアシリンダ30
の運動が連結ピン33を介してブラケット41に伝達さ
れる(図4(b))。したがって、ピストンロッド31
がさらに収縮することにより、回動カム20が着脱位置
へと回動する(図4(b)→(c)→(d))。
【0021】以上詳述したように、本実施の形態のプレ
ス装置10では、回動カム20を加工位置において、加
工位置から着脱位置への回動を規制するための倍力機構
40を、回動カム20を駆動するためのエアシリンダ3
0と回動カム20の連結部に設けた。このため、従来の
ものに比較してラム12(上型13)を大きくする必要
がないため、プレス装置が大型化しない。また、ブラケ
ット41に形成した案内溝45によりエアシリンダ30
の運動が伝達されない状態を作り出している。これによ
り、ヘッドブロック32の楔としての効果を強く働かす
ことができると共に、ヘッドブロック32に形成した戻
り防止面34と、ブラケット41に形成した戻り防止面
44とが係合する時には、回動カム20が回転していな
いため、スムーズに両戻り防止面34,44を係合させ
ることができる。
【0022】なお、上述した実施の形態では、戻り防止
面34、44をストレート面としたが、テーパ面として
も良い。テーパ面とすると、エアシリンダ30のストロ
ークを短くすることができ、ブラケット41やヘッドブ
ロック32の製作時の調整作業等を容易に行うことがで
きる。
【0023】次に、上述した実施の形態に係るプレス装
置10において、倍力機構40のみを変更した他の実施
の形態について説明する。図8は、他の実施の形態に係
る倍力機構40の概略構成を示す図面である。図8
(a)に示すように、この実施の形態の倍力機構も、ピ
ストンロッド31の先端に設けたヘッドブロック32
と、回動カム20に固定したブラケット41で構成され
る。しかしながら、図8に示す倍力機構では、ブラケッ
ト41に連結ピン50が形成され、ヘッドブロック32
にブラケット41に形成した連結ピン50を案内する案
内溝37が形成される。案内溝37内には、ウレタン等
の素材により形成された突起38が形成され、この突起
38は、所定以上の力が作用した時に変形するようにな
っている。また、ヘッドブロック32の上面にはカム面
39が形成される。さらに、ヘッドブロック32には、
このカム面39に対してスライド自在で、かつ、戻しバ
ネ61によりカム面39側に付勢されたロックピン60
が配設されている。回動カム20の外周面には、ロック
ピン60が係合する係合孔24が形成されている。
【0024】上述のように構成される倍力機構40にお
いて、回動カム20が着脱位置から加工位置になり、さ
らにピストンロッド31が伸長することにより回動カム
20を加工位置においてロックする際の、倍力機構40
の動作を図8に基づいて説明する。回動カム20が着脱
位置から加工位置まで回動中においては、図8(a)に
示すようにブラケット41の連結ピン50は、案内溝3
7の左端の位置にある。これは、案内溝37内に設けた
突起38により連結ピン50が案内溝37の左端の位置
に保持されるためである。すなわち、この突起38によ
りピストンロッド31の運動が回動カム20に伝達さ
れ、回動カム20が加工位置まで回動する。既に述べた
ように、回動カム20が加工位置まで回動すると、回動
カム20に配設した回動カム用スライド部材16が下型
11と当接するため、回動カム20の時計方向の回転が
防止される(図6参照)。この状態で、さらにエアシリ
ンダ30のピストンロッド31が伸長すると、案内溝3
7内に設けた突起38に大きな力が作用し、図8(b)
に示すようにブラケット41の連結ピン50が突起38
を乗り越えて右端の方向へ移動する。連結ピン50が右
に移動(ヘッドブロック32が左側に移動)すると、ヘ
ッドブロック32のカム面39に当接するように配設し
たロックピン60は、カム面39に案内されて徐々に回
動カム20に形成した係合孔24に係合する。連結ピン
50が案内溝37の右端の位置まで移動すると、ロック
ピン60が回動カム20の係合孔24に完全に嵌合する
こととなり、回動カム20が加工位置においてロックさ
れる(図8(c)参照)。
【0025】このように上述した実施の形態では、ヘッ
ドブロック32に形成した案内溝37が直線状であるた
め、図1等に示すものに比較して、案内溝37の加工を
容易に行うことができる。また、本実施の形態の倍力機
構は、ロックピン60が回動カム20の外周面に形成し
た係合孔24に嵌合することにより回動カム20の回動
を規制するため、図1等に示す楔作用を利用するものに
比較して、回動カム20の回動を規制する力を強くする
ことができる。
【0026】次に、上述した二つの倍力機構40とは異
なる他の倍力機構について説明する。図9は、この倍力
機構40の概略構成を示す図面である。図9に示す倍力
機構でも、ピストンロッド31の先端に設けたヘッドブ
ロック32と、回動カム20に固定したブラケット41
で構成される点は上述した二つの倍力機構40と同様で
ある。しかしながら、図9に示す倍力機構では、回動カ
ム20が加工位置になると同時にヘッドブロック32が
楔となって回動カム20の回動を規制する点で大きく異
なる。すなわち、ブラケット41には、ヘッドブロック
32と対向する部分に傾斜面44が形成される。また、
ヘッドブロック32には、前記傾斜面44と当接する傾
斜面34が形成される。 そして、回動カム20が着脱
位置(図9(a))から加工位置(図9(b))まで回
動すると、ヘッドブロック32の傾斜面34が、ブラケ
ット41の傾斜面44に当接する。この時、ヘッドブロ
ック32の底面が、下型11の内壁面11sに当接す
る。したがって、図9に示す倍力機構では、ヘッドブロ
ック32が楔となって、その楔作用により回動カム20
の反時計回りの回動が規制される。なお、回動カム20
は、図示省略したばね等の付勢手段により加工位置から
着脱位置の方向に回動するように付勢されているため、
ピストンロッド31が収縮すると、そのばね力により回
動カム20が加工位置から着脱位置に向って回動する。
【0027】図9に示した倍力機構では、ヘッドブロッ
ク32やブラケット41に案内溝や連結ピンを設ける必
要がなくその形状が簡単となるため、ヘッドブロック3
2やブラケット41の製作を容易に行うことができる。
また、図9に示した倍力機構によれば、回動カム20が
加工位置になった時に回動カム20のヘッドブロック3
2とブラケット41の係合が完了するため、ピストンロ
ッド31のストロークを短くすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係わるプ
レス装置では、プレス装置自体を大型化することなく、
回動カムを加工位置において、その回動を規制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る倍力機構40の全体
の構成を示す図面である。
【図2】図1に示す倍力機構40を構成するヘッドブロ
ック、及び、回動カム20に固定されるブラケット41
を示す図面である。
【図3】回動カム20を、着脱位置から加工位置まで回
動させる際のブラケットとヘッドブロックの関係を示す
図面である。
【図4】回動カム20を加工位置から着脱位置まで回動
させた時のブラケットとヘッドブロックの関係を示す図
面である。
【図5】回動カム20が着脱位置にある状態のプレス装
置10を示す。
【図6】回動カム20が加工位置にある状態のプレス装
置10を示す。
【図7】板状素材Wを曲げ加工している状態のプレス装
置10を示す。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る倍力機構40の
概略構成を示す図面である。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態に係る倍力機構
40の概略構成を示す図面である。
【図10】従来のプレス装置の構造を説明するための図
面である。
【符号の説明】
10・・プレス装置 11・・下型 12・・ラム 13・・上型 17・・パッド 20・・回動カム 30・・エアシリンダ 31・・ピストンロッド 40・・倍力機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状素材の端部を曲げ加工するためのプ
    レス装置であり、 前記板状素材を下方から支える支持面が形成されている
    下型と、 その下型に回動可能に支持され、前記支持面と共に前記
    板状素材を支える端面が形成される回動カムと、 その回動カムを、前記支持面と前記端面とがプレス形状
    を形成する加工位置と、前記板状素材を前記プレス装置
    から着脱することができる着脱位置とに切り替えるため
    の駆動源と、 前記下型に対して昇降自在に設けられ、前記回動カムが
    加工位置にある状態で、前記下型及び前記回動カムに支
    持された前記板状素材を、前記下型及び前記回動カムと
    協動して挟持することにより位置決めするパッドと、 前記下型に対して昇降自在に設けられ、前記パッドによ
    り位置決めされた前記板状素材に対して、前記下型及び
    前記回動カムと協動してその端部を曲げ加工する上型と
    を備え、 前記回動カムが加工位置にセットされた時に、前記駆動
    源の力を、前記回動カムが加工位置から着脱位置の方向
    に回動することを規制する力に変換する倍力機構を前記
    駆動源と前記回動カムの間に配設したプレス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプレス装置であり、前記
    倍力機構は、前記駆動源の運動が伝達される伝達部材
    と、その伝達部材と連結されて前記回動カムと一体とな
    って運動する連結部材とを備え、 前記回動カムが加工位置にセットされた時に、前記伝達
    部材に形成した係合部が前記回動カム又は前記連結部材
    に形成した係合部に係合することにより、前記回動カム
    が加工位置から着脱位置の方向に回動することを規制す
    るように構成したプレス装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプレス装置であり、前
    記伝達部材と前記連結部材のどちらか一方に連結ピンが
    形成されると共に、他方に案内溝が形成され、 前記回動カムが前記着脱位置から前記加工位置まで移動
    する間は、前記連結ピン及び前記案内溝を介して前記伝
    達部材の運動が前記回動カムに伝達され、前記回動カム
    が加工位置となった後、前記連結ピンが前記案内溝に案
    内されて前記伝達部材が所定量移動することにより、前
    記伝達部材に形成した係合部が、前記回動カム又は前記
    連結部材に形成した係合部に係合するように構成したプ
    レス装置。
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