JP2000270791A - 澱粉複合体形成用乳化剤製剤 - Google Patents
澱粉複合体形成用乳化剤製剤Info
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- JP2000270791A JP2000270791A JP11082676A JP8267699A JP2000270791A JP 2000270791 A JP2000270791 A JP 2000270791A JP 11082676 A JP11082676 A JP 11082676A JP 8267699 A JP8267699 A JP 8267699A JP 2000270791 A JP2000270791 A JP 2000270791A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オレイン酸、リノ―ル酸、リノレン酸などの
シス型不飽和脂肪酸エステルの食品用乳化剤を、澱粉と
簡単に複合体を形成する澱粉複合体形成用乳化剤製剤を
提供すことを目的とする。 【解決手段】 オレイン酸、リノ―ル酸、リノレン酸な
どのシス型不飽和脂肪酸エステルの食品用乳化剤を、多
価アルコールおよび/又はエタノールに分散溶解させる
ことで上記課題を解決する。
シス型不飽和脂肪酸エステルの食品用乳化剤を、澱粉と
簡単に複合体を形成する澱粉複合体形成用乳化剤製剤を
提供すことを目的とする。 【解決手段】 オレイン酸、リノ―ル酸、リノレン酸な
どのシス型不飽和脂肪酸エステルの食品用乳化剤を、多
価アルコールおよび/又はエタノールに分散溶解させる
ことで上記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な澱粉複合体
形成用乳化剤製剤に関する。詳しくはオレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸の群より選ばれる1種又は2種以上
からなるシス型不飽和脂肪酸エステルと多価アルコール
および/又はエタノールを含有することを特徴とする澱
粉複合体形成用乳化剤製剤に関する。
形成用乳化剤製剤に関する。詳しくはオレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸の群より選ばれる1種又は2種以上
からなるシス型不飽和脂肪酸エステルと多価アルコール
および/又はエタノールを含有することを特徴とする澱
粉複合体形成用乳化剤製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】澱粉を含有する食品の品質改良剤とし
て、飽和脂肪酸の多価アルコールエステルからなる乳化
剤が用いられている。これは、乳化剤において構成する
飽和脂肪酸と澱粉中のアミロースが複合体を形成する特
性を利用しており、食品の食感改良、澱粉の老化防止、
冷凍耐性の向上、保存安定性向上などの作用がある。澱
粉と飽和脂肪酸の複合体の形成は、澱粉のヘリックス構
造の中に直鎖状の飽和脂肪酸が容易に包接され、鎖長の
長い方が強固に結合する。またシス型不飽和脂肪酸のう
ち二重結合1個を有するトランス型シス型不飽和脂肪酸
のエライジン酸は、その構造が直鎖状に近いために複合
体を形成し易いといわれている。一方、シス型のシス型
不飽和脂肪酸は、二重結合のところで折れ曲がっている
ために立体障害が生じ、澱粉のヘリックス構造に入りに
くいために複合体を形成しにくいといわれている(日高
徹著、「食品用乳化剤」、幸書房発行、113〜118
頁)。このために、澱粉を含有する食品の品質改良剤と
して、シス型不飽和脂肪酸からなる多価アルコールエス
テルの乳化剤は使用されていないのが現状である。
て、飽和脂肪酸の多価アルコールエステルからなる乳化
剤が用いられている。これは、乳化剤において構成する
飽和脂肪酸と澱粉中のアミロースが複合体を形成する特
性を利用しており、食品の食感改良、澱粉の老化防止、
冷凍耐性の向上、保存安定性向上などの作用がある。澱
粉と飽和脂肪酸の複合体の形成は、澱粉のヘリックス構
造の中に直鎖状の飽和脂肪酸が容易に包接され、鎖長の
長い方が強固に結合する。またシス型不飽和脂肪酸のう
ち二重結合1個を有するトランス型シス型不飽和脂肪酸
のエライジン酸は、その構造が直鎖状に近いために複合
体を形成し易いといわれている。一方、シス型のシス型
不飽和脂肪酸は、二重結合のところで折れ曲がっている
ために立体障害が生じ、澱粉のヘリックス構造に入りに
くいために複合体を形成しにくいといわれている(日高
徹著、「食品用乳化剤」、幸書房発行、113〜118
頁)。このために、澱粉を含有する食品の品質改良剤と
して、シス型不飽和脂肪酸からなる多価アルコールエス
テルの乳化剤は使用されていないのが現状である。
【0003】しかしながら、T.Riisonらは、シ
ス型不飽和脂肪酸のモノグリセリドは、水中で強固な液
晶を形成し、水に分散しないために澱粉と複合体を形成
しないことを報告した(T.Riison,N.Kro
g,J.Eriksen,J.Cereal Sc
i.,2(2),105(1984))。この報告にお
いて、シス型不飽和脂肪酸のモノグリセリドをコール酸
ナトリウムで乳化させたり、ジメチルスルホキシドに溶
解させると澱粉と複合体を形成すると報告しているが、
この方法を食品に適用する場合に問題が生じる。すなわ
ち、コール酸ナトリウムは非常に苦い味を持っているた
めに実用上、食品に応用することは不適であり、ジメチ
ルスルホキシドは毒性があり、食品に添加することは禁
止されており食品には適用できない問題がある。
ス型不飽和脂肪酸のモノグリセリドは、水中で強固な液
晶を形成し、水に分散しないために澱粉と複合体を形成
しないことを報告した(T.Riison,N.Kro
g,J.Eriksen,J.Cereal Sc
i.,2(2),105(1984))。この報告にお
いて、シス型不飽和脂肪酸のモノグリセリドをコール酸
ナトリウムで乳化させたり、ジメチルスルホキシドに溶
解させると澱粉と複合体を形成すると報告しているが、
この方法を食品に適用する場合に問題が生じる。すなわ
ち、コール酸ナトリウムは非常に苦い味を持っているた
めに実用上、食品に応用することは不適であり、ジメチ
ルスルホキシドは毒性があり、食品に添加することは禁
止されており食品には適用できない問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、オレイン
酸、リノ―ル酸、リノレン酸の群より選ばれる1種又は
2種以上のシス型不飽和脂肪酸エステルの食品用乳化剤
を、澱粉と簡単に複合体を形成する澱粉複合体形成用乳
化剤製剤を提供するものである。
酸、リノ―ル酸、リノレン酸の群より選ばれる1種又は
2種以上のシス型不飽和脂肪酸エステルの食品用乳化剤
を、澱粉と簡単に複合体を形成する澱粉複合体形成用乳
化剤製剤を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、シス型不
飽和脂肪酸からなるグリセリン、ポリグリセリンのモノ
エステル又は大豆リゾレシチンが、澱粉と複合体を容易
に形成できる澱粉複合体形成用乳化剤製剤について鋭意
研究した結果、多価アルコールおよび/又はエタノール
中にシス型不飽和脂肪酸エステルを分散溶解させた乳化
剤製剤が、澱粉と容易に複合体を形成することを見出
し、本発明を完成した。すなわち、本発明はシス型不飽
和脂肪酸エステルと多価アルコールおよび/又はエタノ
ールからなることを特徴とする澱粉複合体形成用乳化剤
製剤である。
飽和脂肪酸からなるグリセリン、ポリグリセリンのモノ
エステル又は大豆リゾレシチンが、澱粉と複合体を容易
に形成できる澱粉複合体形成用乳化剤製剤について鋭意
研究した結果、多価アルコールおよび/又はエタノール
中にシス型不飽和脂肪酸エステルを分散溶解させた乳化
剤製剤が、澱粉と容易に複合体を形成することを見出
し、本発明を完成した。すなわち、本発明はシス型不飽
和脂肪酸エステルと多価アルコールおよび/又はエタノ
ールからなることを特徴とする澱粉複合体形成用乳化剤
製剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるシス型不飽和
脂肪酸エステルは、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸の群より選ばれる1種又は2種以上のシス型不飽和脂
肪酸を50重量%以上含有するシス型不飽和脂肪酸のグ
リセリン、ポリグリセリンのモノエステルであり、その
モノエステル含量は30重量%以上であることが望まし
い。これらは単品でも又はその混合物でも使用すること
ができる。本発明のモノエステル含量の測定法について
は特に限定されるものではないが、例えば薄層クロマト
グラフィー法、ガスクロマトグラフィー法、液体クロマ
トグラフィー法などにより測定することができる。モノ
エステル含量が30重量%未満であると本発明の効果が
発揮されにくい。具体的には、グリセリンエステルとし
てオレイン酸モノグリセリド、リノール酸モノグリセリ
ド、リノレン酸モノグリセリドなどが挙げられ、ポリグ
リセリンモノエステルとしてジグリセリン、トリグリセ
リン、テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグ
リセリン、デカグリセリンおよびその混合ポリグリセリ
ンのモノオレイン酸エステル、モノリノール酸エステ
ル、モノリノレン酸エステルなどが挙げられ。またリノ
ール酸が主成分の大豆リゾレシチンが挙げられる。本発
明に用いられるシス型不飽和脂肪酸エステルのシス型不
飽和脂肪酸は、そのエステルを構成する脂肪酸の50重
量%以上含まれていることが望ましく、オリーブ油、米
油、サフラワー油、大豆油、コーン油、ナタネ油、綿実
油、ヒマワリ油、パーム油などを構成する脂肪酸が望ま
しい。シス型不飽和脂肪酸含量が50重量%未満である
と本発明の効果が発揮されにくい。本発明に用いられる
多価アルコールとしては、グリセリン、プロピレングリ
コール、ソルビトール、糖類が挙げられ、これらは単品
でもまたその混合物でも使用できる。また多価アルコー
ルは水溶液としても使用することができその場合の濃度
は30重量%以上が望ましい。30重量%以下ではシス
型不飽和脂肪酸エステルが分散溶解されにくく本発明の
効果が発揮されにくい。糖類としては、乳糖、ラクチト
ール、砂糖、エリスリト―ル、キシリトール、還元澱粉
糖化物、マンニット、マルチトール、マルトトリイトー
ル、ブドウ糖、果糖、オリゴ糖などが挙げられ、これら
は単品でもまたその混合物でも使用できる。本発明に用
いられるエタノールとしては、発酵法又は合成法により
得られるエタノールを使用することができる。またその
エタノールは水溶液としても使用することができその場
合の濃度は30重量%以上が望ましい。30重量%以下
ではシス型不飽和脂肪酸エステルが分散溶解されにくく
本発明の効果が発揮されにくい。本発明に用いられる多
価アルコールとエタノールを混合して用いることもでき
る。本発明の澱粉複合体形成用乳化剤製剤は、シス型不
飽和脂肪酸エステルを多価アルコールおよび/又はエタ
ノールに混合分散溶解することで得られ、シス型不飽和
脂肪酸エステル:多価アルコールおよび/又はエタノー
ルの配合比は5〜80重量%:95〜20重量%であ
り、望ましくは20〜40重量%:80〜60重量%の
配合比である。シス型不飽和脂肪酸エステルが5重量%
未満であると、その濃度が低すぎて、使用する際に多量
に添加しなければならず経済的にも高くなり好ましくな
い。また80重量%以上であると、本発明のシス型不飽
和脂肪酸エステルを多価アルコールおよび/又はエタノ
ールに混合分散溶解することが困難になり、また製剤の
粘度が増加して好ましくない。本発明の澱粉複合体形成
用乳化剤製剤の調製は、シス型不飽和脂肪酸エステルを
多価アルコールおよび/又はエタノールに加えて、温度
20〜90℃で攪拌することにより容易に得られるが、
好ましくは40〜70℃が望ましい。20℃未満では、
シス型不飽和脂肪酸エステルを多価アルコールおよび/
又はエタノールに均一に分散溶解することが困難であ
り、混合時間が長時間となる。また90℃以上では、シ
ス型不飽和脂肪酸エステルが酸化されて長期保存におい
て好ましくなく戻り臭の原因となる。本発明の澱粉複合
体形成用乳化剤製剤は、澱粉に対して0.125重量%
から30重量%添加して用いることができ、特に澱粉複
合体形成用乳化剤製剤中のシス型不飽和脂肪酸エステル
の添加量が澱粉に対して0.1重量%から10重量%で
あることが望ましい。0.1重量%未満では澱粉と形成
した複合体量が少なく、その効果が発揮されにくく、1
0重量%以上では乳化剤であるシス型不飽和脂肪酸エス
テルの風味が強くなり実用的でない。本発明の澱粉複合
体形成用乳化剤製剤は、その製剤に含有されるシス型不
飽和脂肪酸エステルおよび大豆リゾレシチンが、従来か
らデンプンと複合体を形成する直鎖状の飽和脂肪酸エス
テルよりも強く複合体を形成するために、澱粉を含む食
品の老化防止、冷凍耐性向上など、保存安定性を著しく
向上させる効果がある。本発明の澱粉複合体形成用乳化
剤製剤は、澱粉含有食品、パン、菓子、麺類、フラワー
ペースト等のフィリング類、ホワイトソースなどのソー
ス類、ポタージュスープ、カレー、シチュー、ポテトサ
ラダやコロッケなどの惣菜類に用いることができる。具
体的には、澱粉の主原料として、小麦粉、米粉、コーン
澱粉、バレイショ澱粉などに他の副原料、水を加えて調
理される食品などである。本発明における菓子類とは、
小麦粉やその澱粉に食塩、ショートニング、マーガリ
ン、水、乳成分、卵、調味料、フレーバー、膨張剤、イ
ーストなどを混合、混捏して焼成またはフライして得ら
れるパン、菓子パン、ドーナツ、ビスケット、スナック
菓子などが挙げられる。次に本発明を実施例によって説
明するが、これらによって本発明をなんら制限するもの
ではない。
脂肪酸エステルは、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸の群より選ばれる1種又は2種以上のシス型不飽和脂
肪酸を50重量%以上含有するシス型不飽和脂肪酸のグ
リセリン、ポリグリセリンのモノエステルであり、その
モノエステル含量は30重量%以上であることが望まし
い。これらは単品でも又はその混合物でも使用すること
ができる。本発明のモノエステル含量の測定法について
は特に限定されるものではないが、例えば薄層クロマト
グラフィー法、ガスクロマトグラフィー法、液体クロマ
トグラフィー法などにより測定することができる。モノ
エステル含量が30重量%未満であると本発明の効果が
発揮されにくい。具体的には、グリセリンエステルとし
てオレイン酸モノグリセリド、リノール酸モノグリセリ
ド、リノレン酸モノグリセリドなどが挙げられ、ポリグ
リセリンモノエステルとしてジグリセリン、トリグリセ
リン、テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグ
リセリン、デカグリセリンおよびその混合ポリグリセリ
ンのモノオレイン酸エステル、モノリノール酸エステ
ル、モノリノレン酸エステルなどが挙げられ。またリノ
ール酸が主成分の大豆リゾレシチンが挙げられる。本発
明に用いられるシス型不飽和脂肪酸エステルのシス型不
飽和脂肪酸は、そのエステルを構成する脂肪酸の50重
量%以上含まれていることが望ましく、オリーブ油、米
油、サフラワー油、大豆油、コーン油、ナタネ油、綿実
油、ヒマワリ油、パーム油などを構成する脂肪酸が望ま
しい。シス型不飽和脂肪酸含量が50重量%未満である
と本発明の効果が発揮されにくい。本発明に用いられる
多価アルコールとしては、グリセリン、プロピレングリ
コール、ソルビトール、糖類が挙げられ、これらは単品
でもまたその混合物でも使用できる。また多価アルコー
ルは水溶液としても使用することができその場合の濃度
は30重量%以上が望ましい。30重量%以下ではシス
型不飽和脂肪酸エステルが分散溶解されにくく本発明の
効果が発揮されにくい。糖類としては、乳糖、ラクチト
ール、砂糖、エリスリト―ル、キシリトール、還元澱粉
糖化物、マンニット、マルチトール、マルトトリイトー
ル、ブドウ糖、果糖、オリゴ糖などが挙げられ、これら
は単品でもまたその混合物でも使用できる。本発明に用
いられるエタノールとしては、発酵法又は合成法により
得られるエタノールを使用することができる。またその
エタノールは水溶液としても使用することができその場
合の濃度は30重量%以上が望ましい。30重量%以下
ではシス型不飽和脂肪酸エステルが分散溶解されにくく
本発明の効果が発揮されにくい。本発明に用いられる多
価アルコールとエタノールを混合して用いることもでき
る。本発明の澱粉複合体形成用乳化剤製剤は、シス型不
飽和脂肪酸エステルを多価アルコールおよび/又はエタ
ノールに混合分散溶解することで得られ、シス型不飽和
脂肪酸エステル:多価アルコールおよび/又はエタノー
ルの配合比は5〜80重量%:95〜20重量%であ
り、望ましくは20〜40重量%:80〜60重量%の
配合比である。シス型不飽和脂肪酸エステルが5重量%
未満であると、その濃度が低すぎて、使用する際に多量
に添加しなければならず経済的にも高くなり好ましくな
い。また80重量%以上であると、本発明のシス型不飽
和脂肪酸エステルを多価アルコールおよび/又はエタノ
ールに混合分散溶解することが困難になり、また製剤の
粘度が増加して好ましくない。本発明の澱粉複合体形成
用乳化剤製剤の調製は、シス型不飽和脂肪酸エステルを
多価アルコールおよび/又はエタノールに加えて、温度
20〜90℃で攪拌することにより容易に得られるが、
好ましくは40〜70℃が望ましい。20℃未満では、
シス型不飽和脂肪酸エステルを多価アルコールおよび/
又はエタノールに均一に分散溶解することが困難であ
り、混合時間が長時間となる。また90℃以上では、シ
ス型不飽和脂肪酸エステルが酸化されて長期保存におい
て好ましくなく戻り臭の原因となる。本発明の澱粉複合
体形成用乳化剤製剤は、澱粉に対して0.125重量%
から30重量%添加して用いることができ、特に澱粉複
合体形成用乳化剤製剤中のシス型不飽和脂肪酸エステル
の添加量が澱粉に対して0.1重量%から10重量%で
あることが望ましい。0.1重量%未満では澱粉と形成
した複合体量が少なく、その効果が発揮されにくく、1
0重量%以上では乳化剤であるシス型不飽和脂肪酸エス
テルの風味が強くなり実用的でない。本発明の澱粉複合
体形成用乳化剤製剤は、その製剤に含有されるシス型不
飽和脂肪酸エステルおよび大豆リゾレシチンが、従来か
らデンプンと複合体を形成する直鎖状の飽和脂肪酸エス
テルよりも強く複合体を形成するために、澱粉を含む食
品の老化防止、冷凍耐性向上など、保存安定性を著しく
向上させる効果がある。本発明の澱粉複合体形成用乳化
剤製剤は、澱粉含有食品、パン、菓子、麺類、フラワー
ペースト等のフィリング類、ホワイトソースなどのソー
ス類、ポタージュスープ、カレー、シチュー、ポテトサ
ラダやコロッケなどの惣菜類に用いることができる。具
体的には、澱粉の主原料として、小麦粉、米粉、コーン
澱粉、バレイショ澱粉などに他の副原料、水を加えて調
理される食品などである。本発明における菓子類とは、
小麦粉やその澱粉に食塩、ショートニング、マーガリ
ン、水、乳成分、卵、調味料、フレーバー、膨張剤、イ
ーストなどを混合、混捏して焼成またはフライして得ら
れるパン、菓子パン、ドーナツ、ビスケット、スナック
菓子などが挙げられる。次に本発明を実施例によって説
明するが、これらによって本発明をなんら制限するもの
ではない。
【0007】
【実施例】実施例1 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド30重量部をプロピ
レングリコール70重量部に添加し、60℃で30分間
攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調製した。 実施例2 オレイン酸:16%、リノール酸:74%、飽和脂肪
酸:10%からなる脂肪酸組成のグリセリンモノエステ
ル(太陽化学製、商品名:サンソフト#8090)、モ
ノエステル含量:90%以上のリノール酸モノグリセリ
ド30重量部をグリセリン70重量部に添加し、60℃
で30分間攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調
製した。 実施例3 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド20重量部を多価ア
ルコールである還元澱粉糖化物(東和化成工業製,商品
名:アマミール,濃度70%)80重量部に添加し、6
0℃で30分間攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤
を調製した。 実施例4 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド10重量部をソルビ
トール液(濃度70%)90重量部、に添加し、60℃
で30分間攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調
製した。 実施例5 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド20重量部をエタノ
ール80重量部、に添加し、40℃で30分間攪拌し
て、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調製した。 実施例6 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のジグリセリンモノエステル(太陽化学製、商
品名:サンソフトQ−17D)、モノエステル含量:6
2%のジグリセリンモノオレイン酸エステル30重量部
をプロピレングリコール70重量部に添加し、60℃で
30分間攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調製
した。 実施例7 オレイン酸:11%、リノール酸:45%、飽和脂肪
酸:40%、その他シス型不飽和脂肪酸:4%からなる
脂肪酸組成の大豆リゾレシチン(太陽化学製、商品名:
サンレシチンA、酵素分解率:85%)30重量部をグ
リセリン70重量部に添加し、60℃で30分間攪拌し
て、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調製した。
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド30重量部をプロピ
レングリコール70重量部に添加し、60℃で30分間
攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調製した。 実施例2 オレイン酸:16%、リノール酸:74%、飽和脂肪
酸:10%からなる脂肪酸組成のグリセリンモノエステ
ル(太陽化学製、商品名:サンソフト#8090)、モ
ノエステル含量:90%以上のリノール酸モノグリセリ
ド30重量部をグリセリン70重量部に添加し、60℃
で30分間攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調
製した。 実施例3 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド20重量部を多価ア
ルコールである還元澱粉糖化物(東和化成工業製,商品
名:アマミール,濃度70%)80重量部に添加し、6
0℃で30分間攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤
を調製した。 実施例4 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド10重量部をソルビ
トール液(濃度70%)90重量部、に添加し、60℃
で30分間攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調
製した。 実施例5 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド20重量部をエタノ
ール80重量部、に添加し、40℃で30分間攪拌し
て、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調製した。 実施例6 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のジグリセリンモノエステル(太陽化学製、商
品名:サンソフトQ−17D)、モノエステル含量:6
2%のジグリセリンモノオレイン酸エステル30重量部
をプロピレングリコール70重量部に添加し、60℃で
30分間攪拌して、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調製
した。 実施例7 オレイン酸:11%、リノール酸:45%、飽和脂肪
酸:40%、その他シス型不飽和脂肪酸:4%からなる
脂肪酸組成の大豆リゾレシチン(太陽化学製、商品名:
サンレシチンA、酵素分解率:85%)30重量部をグ
リセリン70重量部に添加し、60℃で30分間攪拌し
て、澱粉複合体形成用乳化剤製剤を調製した。
【0008】試験例1 アミロース2.0gをイオン交換水100mlに懸濁さ
せ、1N KOH100mlを加える。冷蔵庫で6分間、
時々振り混ぜながら放置しアミロースを膨潤させた。そ
の後1N HClでpH6.0に調製し、イオン交換水
で1000mlに定容して0.2%アミロース水溶液を
調製した。実施例1から7で得られた澱粉複合体形成用
乳化剤製剤の乳化剤濃度が10mgとなるように秤量し
イオン交換水を加えて50mlとし乳化剤水溶液を得
た。これに0.2%アミロース水溶液50mlを加え、
30℃、30分間時々攪拌しながらアミロース複合体を
形成させた。その後、遠心分離器で形成した複合体を沈
澱させた。透明な上層部10mlにヨウ素液を200μ
l加え、未反応のアミロースとヨウ素複合体を形成させ
660nmで吸光度を測定した。澱粉複合体形成用乳化
剤製剤を添加しないアミロース水溶液をコントロールと
して同様な操作を行なった。次式からACI(アミロー
ス複合体形成指数)を算出した。その結果を表1に示し
た。 ACI={(コントロールの吸光度 − サンプルの吸光
度)/コントロールの吸光度 }× 100 このACI値が高い程、アミロースと複合体を多く形成
することを示している。また、比較例1から3で得られ
た乳化剤製剤も同様にACIを測定した。その結果を表
1に示した。本発明の澱粉複合体形成用乳化剤製剤は、
アミロースと良く複合体を形成し、従来から複合体を形
成する乳化剤として用いられているステアリン酸モノグ
リセリドと同程度に複合体を形成することがわかる。 試験例2 試験例1においてアミロースの代わりに小麦デンプンを
用いた以外は全く同様に実施例1〜7および比較例1〜
3について試験を行なった。その結果を表1に示した。
本発明の澱粉複合体形成用乳化剤製剤は、小麦粉デンプ
ンと良く複合体を形成し、従来から複合体を形成する乳
化剤として用いられているステアリン酸モノグリセリド
と同程度に複合体を形成することがわかる。
せ、1N KOH100mlを加える。冷蔵庫で6分間、
時々振り混ぜながら放置しアミロースを膨潤させた。そ
の後1N HClでpH6.0に調製し、イオン交換水
で1000mlに定容して0.2%アミロース水溶液を
調製した。実施例1から7で得られた澱粉複合体形成用
乳化剤製剤の乳化剤濃度が10mgとなるように秤量し
イオン交換水を加えて50mlとし乳化剤水溶液を得
た。これに0.2%アミロース水溶液50mlを加え、
30℃、30分間時々攪拌しながらアミロース複合体を
形成させた。その後、遠心分離器で形成した複合体を沈
澱させた。透明な上層部10mlにヨウ素液を200μ
l加え、未反応のアミロースとヨウ素複合体を形成させ
660nmで吸光度を測定した。澱粉複合体形成用乳化
剤製剤を添加しないアミロース水溶液をコントロールと
して同様な操作を行なった。次式からACI(アミロー
ス複合体形成指数)を算出した。その結果を表1に示し
た。 ACI={(コントロールの吸光度 − サンプルの吸光
度)/コントロールの吸光度 }× 100 このACI値が高い程、アミロースと複合体を多く形成
することを示している。また、比較例1から3で得られ
た乳化剤製剤も同様にACIを測定した。その結果を表
1に示した。本発明の澱粉複合体形成用乳化剤製剤は、
アミロースと良く複合体を形成し、従来から複合体を形
成する乳化剤として用いられているステアリン酸モノグ
リセリドと同程度に複合体を形成することがわかる。 試験例2 試験例1においてアミロースの代わりに小麦デンプンを
用いた以外は全く同様に実施例1〜7および比較例1〜
3について試験を行なった。その結果を表1に示した。
本発明の澱粉複合体形成用乳化剤製剤は、小麦粉デンプ
ンと良く複合体を形成し、従来から複合体を形成する乳
化剤として用いられているステアリン酸モノグリセリド
と同程度に複合体を形成することがわかる。
【0009】比較例1 オレイン酸:74%、リノール酸:4%、飽和脂肪酸:
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド30重量部を水70
重量部に添加し、60℃で30分間攪拌して、乳化剤製
剤を得た。 比較例2 オレイン酸:16%、リノール酸:74%、飽和脂肪
酸:10%からなる脂肪酸組成のグリセリンモノエステ
ル(太陽化学製、商品名:サンソフト#8090)、モ
ノエステル含量:90%以上のリノール酸モノグリセリ
ド30重量部を水70重量部に添加し、60℃で30分
間攪拌して乳化剤製剤を調製した。 比較例3 ステアリン酸:70%、パルミチン酸:30%からなる
脂肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商
品名:サンソフト#8000)、モノエステル含量:9
0%以上のステアリン酸モノグリセリド30重量部を水
70重量部に添加し、60℃で30分間攪拌して乳化剤
製剤を調製した。
11%、その他シス型不飽和脂肪酸:11%からなる脂
肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商品
名:サンソフト#8070)、モノエステル含量:90
%以上のオレイン酸モノグリセリド30重量部を水70
重量部に添加し、60℃で30分間攪拌して、乳化剤製
剤を得た。 比較例2 オレイン酸:16%、リノール酸:74%、飽和脂肪
酸:10%からなる脂肪酸組成のグリセリンモノエステ
ル(太陽化学製、商品名:サンソフト#8090)、モ
ノエステル含量:90%以上のリノール酸モノグリセリ
ド30重量部を水70重量部に添加し、60℃で30分
間攪拌して乳化剤製剤を調製した。 比較例3 ステアリン酸:70%、パルミチン酸:30%からなる
脂肪酸組成のグリセリンモノエステル(太陽化学製、商
品名:サンソフト#8000)、モノエステル含量:9
0%以上のステアリン酸モノグリセリド30重量部を水
70重量部に添加し、60℃で30分間攪拌して乳化剤
製剤を調製した。
【0010】
【表1】
【0011】
【発明の効果】本発明の新規な澱粉複合体形成用乳化剤
製剤を使用すると澱粉と非常に良く複合体を形成する。
詳しくはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸の群より
選ばれる1種又は2種以上からなるシス型不飽和脂肪酸
エステルと多価アルコールおよび/又はエタノールから
なる澱粉複合体形成用乳化剤製剤は、澱粉と良く複合体
を形成し、澱粉を含有する食品、菓子、ソース類、惣菜
類に応用することができるものである。
製剤を使用すると澱粉と非常に良く複合体を形成する。
詳しくはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸の群より
選ばれる1種又は2種以上からなるシス型不飽和脂肪酸
エステルと多価アルコールおよび/又はエタノールから
なる澱粉複合体形成用乳化剤製剤は、澱粉と良く複合体
を形成し、澱粉を含有する食品、菓子、ソース類、惣菜
類に応用することができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B025 LB25 LK01 4B035 LG05 LG08 LG09 LG13 LG17 LK13
Claims (4)
- 【請求項1】 シス型不飽和脂肪酸エステルと多価アル
コールおよび/又はエタノールを含有することを特徴と
する澱粉複合体形成用乳化剤製剤。 - 【請求項2】 シス型不飽和脂肪酸エステルのシス型不
飽和脂肪酸がオレイン酸、リノール酸、リノレン酸の群
より選ばれる1種又は2種以上である請求項1記載の澱
粉複合体形成用乳化剤製剤。 - 【請求項3】 シス型不飽和脂肪酸エステルがグリセリ
ン、ポリグリセリンのモノシス型不飽和脂肪酸エステル
および大豆リゾレシチンの群から選ばれる1種又は2種
以上である請求項1記載の澱粉複合体形成用乳化剤製
剤。 - 【請求項4】 多価アルコールが、グリセリン、プロピ
レングリコール、ソルビトール、糖類の群より選ばれる
1種又は2種以上である請求項1記載の澱粉複合体形成
用乳化剤製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11082676A JP2000270791A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 澱粉複合体形成用乳化剤製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11082676A JP2000270791A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 澱粉複合体形成用乳化剤製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000270791A true JP2000270791A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13781030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11082676A Pending JP2000270791A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 澱粉複合体形成用乳化剤製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000270791A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004283134A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Nisshin Seifun Group Inc | 食品用素材 |
WO2006018992A1 (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-23 | National Food Research Institute | 高級脂肪族化合物を含有する水性混合体 |
JP2007070580A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | San-Ei Sucrochemical Co Ltd | 複合化改質澱粉の製造方法及び複合化改質澱粉 |
WO2022075176A1 (ja) * | 2020-10-05 | 2022-04-14 | 株式会社J-オイルミルズ | 食品用澱粉組成物およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11082676A patent/JP2000270791A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004283134A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Nisshin Seifun Group Inc | 食品用素材 |
WO2006018992A1 (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-23 | National Food Research Institute | 高級脂肪族化合物を含有する水性混合体 |
JP2007070580A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | San-Ei Sucrochemical Co Ltd | 複合化改質澱粉の製造方法及び複合化改質澱粉 |
WO2022075176A1 (ja) * | 2020-10-05 | 2022-04-14 | 株式会社J-オイルミルズ | 食品用澱粉組成物およびその製造方法 |
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