JP2000270432A - 通線用アタッチメント - Google Patents

通線用アタッチメント

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JP2000270432A
JP2000270432A JP6779799A JP6779799A JP2000270432A JP 2000270432 A JP2000270432 A JP 2000270432A JP 6779799 A JP6779799 A JP 6779799A JP 6779799 A JP6779799 A JP 6779799A JP 2000270432 A JP2000270432 A JP 2000270432A
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wire
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diameter
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branch pipe
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JP6779799A
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Hiroshige Ida
広成 井田
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CUBE CORP C
C Cube Corp
Original Assignee
CUBE CORP C
C Cube Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通線ワイヤの先端に取り付けて分岐管から配
線本管内への新たなケーブルの追い張りを簡易かつ速や
かに行なう。 【解決手段】 通線ワイヤ2の先端にネジ固定される基
部11を有し、球形の頭部14がコイルバネの支持部1
3によって基部11に支持されている。頭部14はスポ
ンジ材等で構成されて弾性的に縮径変形可能である。通
線用アタッチメント1を通線用ワイヤ2の先端に装着
し、配線本管に接続された小径の分岐管内に通すと、上
記頭部14が分岐管の内径に応じて縮径してこれを通過
し、大径の配線本管内で原形に復して拡径する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通線ワイヤの先端に
装着して電話線等の追い張りを容易にする通線用アタッ
チメントに関する。
【0002】
【従来の技術】電話用の配線本管から加入者用の引込み
管路を新たに分岐する場合、近年は配線本管4(図8)
の側壁に開口42を設けて、この開口42を覆うように
図8に示すような所定の曲率半径Rを有する樹脂製分岐
管41を接続している。この分岐管41は基部43が配
線本管4の外周にそって延びる湾曲した板状に成形され
ており、この基部43によって上記開口42を塞ぐとと
もにその両端をステンレスバンド44等によって配線本
管4に結束固定する。なお、上記分岐管41の最小内径
dは例えば25mmである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような分岐管41
を経て新たなケーブルを配線本管内へ追加する(追い張
り)場合、従来は図9に示すように先端に小径の金属頭
部22を有する通線ワイヤ2を分岐管41から配線本管
4内へ挿入し、さらにこれを配線本管4内へ送り込んで
本管開口に達したところで上記金属頭部22の係止穴
(図示略)に新しいケーブルを引込むための通線ひもを
結わえ、この後、通線ワイヤ2を再び分岐管41外へ引
き出す。
【0004】この場合、通線ワイヤ2を分岐管41から
配線本管4内へ送り込む際に既設のケーブル5に対して
角度をもって進入させるために、通線ワイヤ2の先端が
既設ケーブル5の下方へ潜り込んでこれと絡み、図のA
位置からB位置へと通線ワイヤ2を送る作業が難渋を極
めるという問題があった。
【0005】そこで、図10に示すように、分岐管41
を配線本管4へ接続結合するのに先だって配線本管4内
と分岐管41内にそれぞれ通線ワイヤ2,2´を通して
両者を結び、この後に分岐管41を配線本管4へ接続固
定して両通線ワイヤ2,2´により新たなケーブルを引
込む方法も採られているが、これによっても配線作業に
未だ多くの手間を要することが問題となっていた。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもの
で、通線ワイヤの先端に取り付けて分岐管から配線本管
内への新たなケーブルの追い張りを簡易かつ速やかに行
なうことができる通線用アタッチメントを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明における通線用アタッチメントは、通線ワ
イヤ(2)の先端に装着される基部(11,31)と、
弾性的に縮径変形可能な頭部(14,37)とを有して
いる。なお、上記頭部はスポンジ材、あるいは内方へ湾
曲変形可能な複数のワイヤ線(36)で構成することが
できる。
【0008】本第1発明において、通線用アタッチメン
トを通線用ワイヤの先端に装着し、配線本管に接続され
た小径の分岐管内に通すと、通線用アタッチメントの頭
部は分岐管の内径に応じて縮径してこれを通過し、大径
の配線本管内で原形に復して拡径する。十分大きな外径
の頭部を有する通線用アタッチメントは、配線本管内の
既設のケーブルに当ってもその下方へ潜り込むことはな
く、また、既設のケーブルに当ると速やかに向きを変え
るから、これと絡むという問題も生じない。これによ
り、通線ワイヤを速やかに挿通して新たなケーブルを迅
速に追い張りすることができる。
【0009】本第2発明では、上記頭部(14,37)
を、弾性的に湾曲変形可能な支持部(13,33)によ
って上記基部(11)に支持させる。本第2発明におい
ては、通線用アタッチメントの頭部が既設のケーブルに
当ると、支持部が湾曲変形することによって通線用アタ
ッチメントはさらに速やかに向きを変える。これによ
り、既設ケーブルとの絡みの発生がさらに効果的に防止
される。
【0010】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に通線用ア
タッチメント(以下、単にアタッチメントという)の一
例を示す。アタッチメント1は六角柱状の基部11を有
し、当該基部11の一端にはボルト部12が突設される
とともに、他端には所定長のコイルバネが突設されて支
持部13となり、支持部13の先端に頭部14が支持さ
れている。上記頭部14は中心に軸体15を貫通させた
スポンジ材よりなる直径D(例えば40mm)の球体で
(図2)、軸体15を支持部13の軸線に一致させてそ
の先端に固定されている。一方、通線ワイヤ2の先端に
設けた柱状の金属頭部21にはその中心軸に一方の端面
へ開放する雌ネジ部22が形成されて、ここにアタッチ
メント1のボルト部12がねじ込み固定される。なお、
金属頭部21には側面中央部に雌ネジ部22を横断して
貫通する長円形の係止穴23が形成されている。
【0012】このようなアタッチメント1は図3に示す
ように、管路P内へ挿入した際に、管路Pの小径部P1
ではその内径に応じて頭部14が楕円球状に縮径変形し
てこれを通過し(図のC位置)、管路Pの大径部P2に
至ると大径の球形に復する(図のD位置)。そこで、通
線ワイヤ2の先端に上記アタッチメント1を取り付けて
最小内径25mmの分岐管41(図4)から内径150
mmの配線本管4内へ挿入すると、分岐管41内ではア
タッチメント1は頭部14が縮径変形してこれを通過
し、通過後は図4に示すように、頭部14は原形の40
mmに拡径変形する。この状態で通線ワイヤ2をさらに
配線本管4内へ押し込むと、大径の球体に復した頭部1
4を有するアタッチメント1は既設のケーブル5に当っ
てもその下方へ潜り込むことなく向きを水平方向へ変え
て(図のE位置からF位置)既設のケーブル5上を配線
本管4の出口方向へ向かう。配線本管4内をアタッチメ
ント1が移動する途中で図5に示すように頭部14が既
設のケーブル5に当ると、支持部13が湾曲変形してこ
れに支持された頭部14が向きを変え、既設ケーブル5
との絡まりが防止される。
【0013】このようにして、アタッチメント1によっ
て通線ワイヤ5を分岐管41を経て配線本管4内へスム
ーズに挿通することができ、新たなケーブルの追い張り
を効率的に行なうことができる。なお、通線ひもは、配
線本管4の出口に至ったアタッチメント1を取り去って
金属頭部21の係止穴23(図1)に通す。
【0014】(第2実施形態)図6、図7にはアタッチ
メントの他の例を示す。図6において、アタッチメント
3の基部31は棒体によって構成されており、基部31
の基端外周には、通線ワイヤ2の金属頭部21の雌ネジ
部22(図1参照)に結合するための雄ネジ部32が形
成されている。基部31の先端には所定長のコイルバネ
で構成された支持部33の一端が固定され、支持部33
の他端には、盲ナットを利用した係止片34がその棒状
脚部341で固定されている。上記基部31の外周には
これに沿ってスライド可能に係止片35が嵌装されてお
り、この係止片35と上記係止片34との間に、ピアノ
線を使用した弾性変形可能なワイヤ線36が外方へ膨出
した形状で架設されている。ワイヤ線36はその頂部を
連ねた線(図7の鎖線)が円形になるように周方向へ等
間隔で複数設けられて頭部37となっており、その外径
はDとなっている。
【0015】上記構造のアタッチメント3において、小
径の分岐管41内を通過する際には頭部37を構成する
ワイヤ線36が内方へ押圧変形させられて全体が縮径変
形し、その後、大径の配線本管4内へ至ると、ワイヤ線
36が弾性的に原形に復してその外径が再び大きくな
る。なお、頭部37が縮径変形する際には係止片35が
図6の矢印方向へ移動して、ワイヤ線36の内方への変
形が容易になされる。このようなアタッチメント3によ
っても上記第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0016】なお、通線用ワイヤが比較的容易に湾曲変
形するものである場合には、湾曲変形可能な支持部を省
略することもできる。また、第1実施形態における頭部
の材料は必ずしもスポンジ材に限られない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の通線用アタッチ
メントは、通線ワイヤの先端に取り付けることにより、
配線本管内への新たなケーブルの追い張りを簡易かつ速
やかに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す、通線用アタッチ
メントの全体側面図である。
【図2】通線用アタッチメントの正面図である。
【図3】通線用アタッチメントの作動を説明する側面図
である。
【図4】通線用アタッチメントによる配線作業を示す透
視図である。
【図5】通線用アタッチメントの作動を示す側面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態を示す、通線用アタッチ
メントの全体側面図である。
【図7】通線用アタッチメントの正面図である。
【図8】分岐管を設けた配線本館の側面図である。
【図9】従来の配線方法の一例を示す概略透視図であ
る。
【図10】従来の配線方法の他の例を示す概略透視図で
ある。
【符号の説明】
1…通線用アタッチメント、11…基部、13…支持
部、14…頭部、2…通線用ワイヤ、3…通線用アタッ
チメント、31…基部、33…支持部、36…ワイヤ
線、37…頭部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通線ワイヤの先端に装着される基部と、
    弾性的に縮径変形可能な頭部とを有することを特徴とす
    る通線用アタッチメント。
  2. 【請求項2】 前記頭部を弾性的に湾曲変形可能な支持
    部によって前記基部に支持させた請求項1に記載の通線
    用アタッチメント。
  3. 【請求項3】 前記頭部をスポンジ材で構成した請求項
    1又は2に記載の通線用アタッチメント。
  4. 【請求項4】 前記頭部を内方へ湾曲変形可能な複数の
    ワイヤ線で構成した請求項1又は2に記載の通線用アタ
    ッチメント。
JP6779799A 1999-03-15 1999-03-15 通線用アタッチメント Pending JP2000270432A (ja)

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